2012年05月28日

激しいヒョウに見舞われました!

晴れていた空が徐々に雲に覆われ、11時ころから大きな雷を伴う雨となりました。
11時半過ぎには雨音が純情ではない激しさになったので、階段の窓から外を見てみると、ものすごいヒョウがアスファルトの地面をたたきつけて、一面真っ白になっているではありませんか!
あわてて、軽井沢草花館の庭の様子をみてみると、こちらもヒョウで地面が真っ白…

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2012年5月28日 軽井沢草花館の小さな庭

プランターのユウスゲも真っ白

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プランターのユウスゲ

すでに焼け石に水だったかも知れませんが、移動できるプランターと植木鉢の一部をテラスに避難させました。

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ヒョウから避難させたユウスゲ

今まで見たことのない7〜8mmの大きなヒョウが10分くらい降り続きました。

大きな心配は、植物への影響。

ユウスゲについては路地植えした大きな株は葉が折れたりしていますが、根元の部分はしっかりしています。
一方、路地植えの小さな株や、プランターでまだ芽が出たばかりのものは根元から折れてしまったものがあり、ダメージが大きいです。

そのまま様子を見ていくしかありませんが、まだ花径が出る前だったのが救いです。
元気を取り戻してくれることを祈りつつ、観察と世話を続けます。
posted by kusabanakan at 16:21| ゆうすげ日記

2012年05月25日

【展示紹介】バイカモ

バイカモは清流に自生するキンポウゲ科の水草です。
草はまるで清流を流れるように水中をゆらゆらとし、花期には白い花を水面に出して咲かせます。

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石川功一 オオイチョウバイカモ(上)とバイカモ(下)の水彩スケッチ


展示中のスケッチはバイカモ2種。
(上写真)下段の作品が通常のバイカモで上段の作品はオオイチョウバイカモと言って、葉っぱが幅広でイチョウのような形をしています。スケッチした日付はどちらのバイカモも1993年6月2日となっています。

書籍、「軽井沢町植物園の花」,佐藤邦雄監修,ほおずき書籍によると、オオイチョウバイカモは原寛博士が軽井沢で採取した標本を標準標本として植物雑誌60:81(1947)に記載したもの。とあります。

作品は6月11日(月)まで軽井沢草花館で展示公開中です。※火曜日休館
タグ:展示紹介
posted by kusabanakan at 15:12| 展示紹介

2012年05月23日

ゆうすげ日記(8)

新緑の季節をむかえ、草花の生長が活発になってきているように感じます。
草花館のユウスゲは青々とした葉がぐんぐん伸びてきています。

まずは、今年4月17日に種を撒いた1年目のプランター

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2012年5月23日 4月17日に種を撒いた1年目のユウスゲ(画像をクリックすると大きな画面が表示されます)

まだ、松葉のような細長い芽なので分かり難いかもしれませんが、5月23日の段階で30数個の芽が出ています。いちばん大きなもので高さ5cm、平均すると3cmくらいでしょうか。
次は2年目の苗です。

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2012年5月23日 プランター2年目の苗ユウスゲ

2年目になると少し背丈が高いようです。一番大きなもので20cm弱、平均すると12cmくらいといったところ。
次は4年目の苗です。

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2012年5月23日 プランター4年目のユウスゲ

こちらは、ずいぶん大きくなっています。4月27日にブログで紹介したプランタになりますが、その時は10cm位の背丈でしたが、現在25cmくらいにまで生長しました。
次は、植木鉢のユウスゲです。

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2012年5月23日 5年目のユウスゲ(植木鉢)

こちらは5月4日のブログで紹介した時には25cmほどでしたが、40cmにまで生長しました。
種まきから5年目の苗となります。
最後に路地植えのユウスゲです。

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2012年5月23日 庭のユウスゲ

こちらは、小さな庭の中で最も大きな苗で、高さ40cmを少し超える程度。
おそらく最初に種を撒いて育てたユウスゲだと思うので、9年目ということになります。
※2004年春に種を撒き、2006年に始めて咲いたときのもの

ユウスゲにも寿命というものがあるでしょうから、毎年プランターに種を撒いて育て、3年目から4年目になったものを少しずつ路地に移植しています。

つづく
posted by kusabanakan at 13:24| ゆうすげ日記

2012年05月20日

緑のカーテン2012(2)ネットの設置

5月10日にはプランターや路地(デッキ下)から次々と芽が出てきたことをお伝えしましたが、順調に生長しています。
蔓の背丈もぐんぐん伸びてきたので、昨日になって急きょ緑のカーテンのためのネットを設置しました。

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2012年5月20日 軽井沢草花館 緑のカーテンのネット

まだ植物が絡まっていないので、上の写真のネットも分かりづらいかも知れませんが、とりあえず2か所に設けてみました。1カ所は上写真で一番右の60cm幅程度の小さなカーテンネット。そしてもう1カ所は中央の柱から左へ1間分(180cm)ほどのカーテンネットです。
※ネットは昨年ホームセンターで購入。本来は「いのしし」侵入防止ネットとして売られていたものです

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デッキの下からは、昨年植えておいたウチワドコロやジネンジョらしき芽が次々と出てきていて、デッキの床レベルよりも高くなるものも出てきました。

昨年は、プランターに植えたものと、路地植えのものを一緒に育てて、カーテンづくりをしていましたが、今年は路地植えの株だけで十分カーテンが出来そうです。

というのも、昨年路地植えしたものが、土中で増えたのと、前回(5月10日)このブログでご報告したプランターの株も増えたので、株分けしてデッキ下に移植したからです。

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上の写真はプランターから芽を出したウチワドコロかジネンジョ?らしき苗ですが、取り出してみると根が横に伸びて、数か所から新たな芽がでています。根はとてももろく、ちょっと力を加えただけで折れてしまいます。ですから株分けが大変簡単です。

根は比較的浅いところで横に伸び、範囲をぐんぐんと広げるようです。繁殖力が旺盛のようなので、むやみに路地に植え付けると株がどんどん増えていって、一帯が蔓だらけになり、他の植物が育たなくなったりするでしょうから、毎年の管理に自信がない場合は路地植えせず、プランターで育てたほうが良いでしょう。
山の林道端などで見るウチワドコロやオニドコロも他の植物に覆いかぶさるように生えているので、要注意です。

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2010年8月10日 シダに覆いかぶさる自生のウチワドコロ


次回につづく

posted by kusabanakan at 11:56| 緑のカーテン

2012年05月18日

【展示紹介】スミレ2種

軽井沢の町は若葉色ですっぽりと包まれていて、まさに新緑シーズン真っ盛りです。
さて、現在小さな美術館軽井沢草花館で公開中の展示作品紹介です。



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石川功一スケッチ 上:キバナノコマノツメ(黄花駒爪) 下:エイザンスミレ(叡山菫)

エイザンスミレは葉っぱのギザギザが特徴。軽井沢では4月下旬から5月にかけてが花期となります。
花期もそろそろ終わりに近づいているかな、という感じのスミレです。

一方、キバナノコマノツメはこれから咲き出すスミレ。鮮やかな黄色い花を咲かせ、気品のあるスミレです。
石川功一がこの作品をスケッチしたのは2001年6月28日。標高2,000m付近の(お隣小諸市の)高峰山周辺で描いています。

同じスミレでも、咲く環境や時期には大きな違いがあるようですね。作品は6月11日まで軽井沢草花館で展示公開中です。

 詳細は軽井沢草花館HPをご覧下さい↓
 http://www.kusabana.net
タグ:展示紹介
posted by kusabanakan at 11:00| 展示紹介

2012年05月10日

緑のカーテン2012(1)芽が出てきました

昨年、軽井沢草花館のテラスに設けた緑のカーテン。

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2011年10月13日 軽井沢草花館 緑のカーテン

2年目となった今年、植物が芽を出し始めました。

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2012年5月10日 昨年のプランター

昨年はテラスの軒下とプランター(上写真)に、ノブドウ、オニドコロ、ウチワドコロ、ジネンジョといった蔓性植物を育てていました。

冬は枯れて、姿がありませんでしたが、5月の暖かな陽気に誘われて

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ジネンジョ? それとも ウチワドコロ? それとも他の植物???

次々と芽が出てきました!
上写真の状態では、まだ何の植物なのか区別できませんが、数だけは昨年よりもはるかに増えています。

おまけに…

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軒下にまで、芽が出ています。
光があまり当たらないというのに、びっくりです!

という訳で、ことしの緑のカーテン作りが始まりました。
今後の生長過程はブログで報告します。
posted by kusabanakan at 17:04| 緑のカーテン

2012年05月09日

ゆうすげ日記(7)2012年春撒き種が発芽しました!

ゆうすげ日記(1)~(6)は4年目の苗の様子をお伝えしてきましたが、今回は今年の4月17・18日に撒いたユウスゲの種について。

昨日、65cm幅のプランターに植えておいた種が発芽して芽を出していました。

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2012年5月8日 軽井沢草花館 プランター1年目のユウスゲ(高さ7~8mm)

種を撒いたのは4月18日だったので種まきから発芽まで約3週間。

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2012年4月18日 ゆうすげの種を撒いたプランター


これからどんどん芽が出てくるでしょうから楽しみです。

本当は4月に入ったらすぐにでも種を撒くつもりでしたが、怠けていて少し遅れました。
とはいっても、今年花を咲かせるわけでもないので※、芽さえ出て、ある程度育ってくれればOK。過去の経験で、5月、6月に種を撒いても芽は出てくれるようです。
※花が咲くまでは最低でも3年かかるようです。

種まきの時の様子を簡単に説明すると、4月17、18日に、昨年収穫したユウスゲの種を幅65cmのプランター6つに撒いておきました。
プランタの土は、市販されている「培養土」9割に「腐葉土」&「中赤玉」を1割程度ブレンドしたものにしました。年によって牛糞を入れてみたり、いろいろ試していますが、「培養土」だけでも問題ないと思います。

種はプランター1つに付き、50くらい植えました。土の上から指で深さ1cmくらいの穴をあけて種を入れ、上から土をかぶせておけばOK。あとは発芽を待つだけです。
水は、土が乾燥しない程度に適時撒けば、問題ないでしょう。
posted by kusabanakan at 14:35| ゆうすげ日記

2012年05月07日

立ち枯れアジサイに新芽

毎朝訪れる雲場池で、”立ち枯れアジサイ”に新芽が出ているのに気づきました。

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5月7日 雲場池 ヤマアジサイの新芽

 植物が病気や日照りなどの影響で立ったまま枯れてしまうことを”立ち枯れ”などと呼びます。
 アジサイは枯れた花が秋になっても、翌年になってもそのまま残っていることから、立ち枯れアジサイなどと呼ばれることがあります。でも本来の立ち枯れとは違って、病気でも天候不良のためでもありません。
 ”立ち枯れ”というと、立ち枯れしそうな議論とか立ち枯れした人物とか、志半ばで終わってしまう比喩として、どこか切なくて寂しい意味で使われる言葉のように思いますが、”立ち枯れアジサイ”に限ってはそうではないようです。
 春になって新芽を付けたアジサイを見て、言葉の意味の中にも例外があることを自分なりに発見しましたた。

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2011年7月7日 軽井沢雲場池 ヤマアジサイ

軽井沢のヤマアジサイは6月下旬から7月にかけて咲きます。
posted by kusabanakan at 11:38| 草花館日記

2012年05月05日

こどもの日 カシワの葉

今日は5月5日でこどもの日
お天気も良く、お子様連れの人たちで大変なにぎわいです。

こどもの日と言えばかしわ餅ですね。
お餅を包む葉っぱは、大きさ、形、ともに特徴的なので、日本人なら大半がカシワの木を判別できるのではないでしょうか。

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2006年6月7日 カシワの葉

軽井沢は標高が高く(950m)、清涼な気候のため、5月5日になってもまだ芽吹き前です。

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2012年4月28日 カシワの葉

それでも、この時期になっても、昨年の葉が残っているのを見かけます。
毎年、ゴールデンウィーク前に登る離山で上写真のカシワを見るたびに、「かしわ餅の季節が来るなぁ」と感じます。
posted by kusabanakan at 11:59| 草花館日記

2012年05月04日

鉢植えのゆうすげ(1)

鉢植えのゆうすげがすくすくと大きくなってきました。

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2012年5月4日 軽井沢草花館 鉢植え5年目のゆうすげ

今年で5年目になるゆうすげ。葉が25cmくらいです。
始めはプランターで種を発芽させて、3年目にこの鉢に植え替えしています。
昨年4年めで初めて開花!
5年目の今年も花を咲かせてくれるでしょうか。楽しみです。

下は昨年8月21日に咲いたときのゆうすげ。
作品のゆうすげと一緒に撮影したものです。


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2011年8月21日 軽井沢草花館 ゆうすげ

関連記事 ユウスゲの作品&ポットの競演(2) 2011年8月21日
http://kusabanakan.sblo.jp/article/47471547.html

posted by kusabanakan at 11:58| ゆうすげ日記

2012年05月03日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラが見ごろ!

ゴールデンウィーク後半が始まりました。
あいにく昨日から雨が続きますが、矢ヶ崎公園のオオヤマザクラが見ごろをむかえています。
7~8分咲きといったところでしょうか。
雨が上がれば、お花見散歩にお勧めです。
桜のある矢ヶ崎公園までは、軽井沢駅より徒歩7分程度、軽井沢草花館からは徒歩2分程度です。
大賀ホールを目指して行くと分かり易いです。(大賀ホールの北側歩道が桜並木です)

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2012年5月3日 矢ヶ崎公園のオオヤマザクラ 後ろの建物は大賀ホール

例年なら、ゴールデンウィーク後半ともなると、散ってしまっていることが多いのですが、今年は春先寒かったため、遅めの開花です。
posted by kusabanakan at 09:33| 草花館日記

2012年05月02日

【展示紹介】水彩スケッチわさび

展示中の水彩スケッチより、「わさび」をご紹介します。
軽井沢に古くから自生しているものなのか? というと定かではありませんが、別荘地の小川沿いなどで、時々見かけます。

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石川功一スケッチ ワサビ 2006年4月11日

軽井沢では4月の終わりころから白い花を咲かせます。アブラナ科の植物で、花びらは4枚。よく見ると、色は白いものの菜の花にそっくりです。

石川功一がこのスケッチを描いたのは、2006年4月11日。亡くなる約1年前と、かなり晩年の作品になります。自生のものかは不明ですが別荘地域に群生していたものです。

小さな美術館軽井沢草花館で6月11日まで展示公開しています。
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posted by kusabanakan at 11:00| 展示紹介