2012年06月28日

ゆうすげ日記(13)4年目苗を植え替え

梅雨らしい天気の多い6月となっていますが、例年と比べると気温が低く、日照時間も少ないようです。
6月下旬になっても朝晩は10℃前後にまで冷え込み、肌寒く感じるほどです。

草花館のユウスゲは、この天候の影響なのか、例年よりも多少生長が遅れているようです。
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2012年6月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ


もしかすると、ヒョウや台風を受けた時のダメージがあるかもしれませんが、この時期から出始める花径は今のところまだ出てきていません。

さて、今朝はプランター4年目のユウスゲ苗を大きな鉢に植え替えました。
下の写真は6月10日に撮影したプランター4年目のユウスゲ苗です。

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2012年6月10日 プランター4年目のユウスゲ


ずいぶん過密になってきたので、その中の大きな株を選んで下の大きな植木鉢に移植しました。

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2012年6月28日 鉢植えのユウスゲ 左:移植したばかりの4年目 右:5年目


左の鉢が植え替えしたばかりのユウスゲです。鉢の大きさは直径、深さ共に30cmのものです。
鉢の置き場などの違いはありますが、右隣に置いた1年のユウスゲとでは大きさがずいぶん違います。

右の5年目の鉢は昨年花を咲かせました。
4年目の鉢は今年花を咲かせてくれるでしょうか?
楽しみに世話を続けます。

つづく

posted by kusabanakan at 12:09| ゆうすげ日記

2012年06月25日

【展示紹介】軽井沢の古民家

現在、公開中の作品をご紹介します。

「石川功一軽井沢の草花展」の中の油彩画企画「画風のあゆみ」より
「軽井沢下発地の古民家」です。

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石川功一 《軽井沢下発地の古民家》 1989 カンバス 油彩 6号

軽井沢の草花図(スケッチと油彩画)の制作に明け暮れるようになった80年代後半。
1986年からは軽井沢の下発地にある藁ぶき屋根の古民家を借りて、制作の拠点にしていました。

展示中の《軽井沢下発地の古民家》は下発地で活動をしていたころの作品です。
晩秋に描かれたものと思われ、ひと気がなく、ものさみしく、哀愁の漂う作品ですが、石川功一の風景画の特色です。

春から秋にかけては草花の現場スケッチに出向き、花の咲かない冬の間は、東京で草花の油彩画を制作したり、また各地に出かけて風景画の制作に取り組みました。

軽井沢草花館で7月23日まで展示予定です。
posted by kusabanakan at 11:56| 展示紹介

2012年06月21日

イヌブナ日記(4)2段目は1枚葉

前回はイヌブナ実生から2段目の葉が出てきたことをレポートしました。
その後葉っぱが大きくなってくると、それが1枚葉であることがわかりました。

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2012年6月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(1) 2段目の葉

勝手に2段目も1段目と同じような葉の付き方になるものと想像していたので、辞典で確認してみました。
すると、イヌブナは「単葉で互生する」と記述されています。要するに、葉っぱが茎から左右対照に2枚付く対生ではなく、左右互い違いになって1枚ずつ付いていくということです。

納得はしたものの、最初の2枚葉はどう見ても互生ではなく対生です。
きっと植物の不思議な決まりごとなのでしょう。

新発見がたくさんあるので、今後の生長が益々楽しみです。

・新しい葉っぱは赤茶色をしているのですが、これは大きくなるにつれて、緑色になっていくのでしょうか?
・このような葉を新緑と呼んで良いのでしょうか?
・これから季節は夏に向かいますが、次々と新しい葉が出てくるのでしょうか?

少なくても、大人の樹木は決まった時期(多くは春)に新芽が開いて一斉に葉を出します。それ以降に新しい芽が出たりはしないような気がします。
素人丸出しの疑問ですが、観察を続けて確かめてみようと思います。

つづく

追伸
他の3つのイヌブナ苗も元気です。内1つの苗が2段目の芽を付けました。

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2012年6月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(2) 2段目の葉
posted by kusabanakan at 12:07| イヌブナ日記

2012年06月20日

ゆうすげ日記(12)台風で少し被害

この時期としては珍しく、台風が日本列島を通過していきました。
昨日は朝から雨が降り始め、夕方から夜半にかけて激しい雨風に見舞われました。

あらかじめ、鉢植えのユウスゲは屋根のあるテラスに避難させておいたので無傷でしたが、路地植えの植物はそうはいきません。

朝、起きてみると、路地植えのユウスゲが…
強風によって茎と葉が根元付近から横たわってしまっています。
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2012年6月20日朝 軽井沢草花館 台風通過後のユウスゲ

ユウスゲを育て始めた2006年以降、この時期に台風に見舞われた経験は記憶になく、このような状態になったのも初めてです。

状態を詳しく見てみると、葉っぱは折れてしまっているものが多く見られました。そして茎は付け根の部分から風向きにそって傾いてしまっていました。
それでも、幸いだったのは、茎が完全に折れているわけではなかったこと。そして、まだ花径が一本も出ていない時期だったことです。

倒れかけた茎を起こしてやり、折れてしまった葉は櫛(くし)で髪をとかすように手櫛で葉の付け根から上部に向かって起こしてやりました。

葉っぱはすでに50cm位にまで伸びています。折れて地面を這うように横たわってしまった葉は、他の植物の葉っぱや隣のユウスゲの葉と絡み合っています。

このまま放置しておけば、自力で起き上がれなくなるのでは… という不安がありました。
茎の太い立派な苗ほど風の影響を受けやすかったのか、ひどい倒れ方をしていました。あまりにひどい状態の苗には支柱を近くに挿して、横たわった茎を矯正するように対応しました。

中にはダメになってしまう苗もあるかと思いますが、あとは、植物が自力で立ち直っていく力を信じます。
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2012年6月20日 11:00過ぎ ケア後のユウスゲ

ヒョウ被害(5月28日)に続いて、時期外れの台風に見舞われたユウスゲたち。
厳しい洗礼が続きますが、7月から始まる開花に向けて、元気に生長を続けてほしいと願います。

しばらく様子を見てみます。
つづく

posted by kusabanakan at 15:10| ゆうすげ日記

2012年06月17日

緑のカーテン2012(5)ノブドウ

梅雨入りしてからというもの、梅雨らしい天気が続いています。

軽井沢草花館では軽井沢らしい緑のカーテンを目標に、テラスでカーテン作りを実施中です。
今日現在の様子ですが、下写真のように下から徐々に葉が過密になってきています。

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2012年6月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン

今回は、カーテンの一端を担っているノブドウについて詳しく観察してみました。
ノブドウ(野葡萄)はブドウ科の落葉つる性植物で、秋になると下の写真のような実を付けます。

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ノブドウの実 2003年9月26日

果実は白、薄いグリーン、ブルー、パープルと様々な色になりカラフルですが、通常は昆虫が入った虫えいとなり、食べられません。※牧野圖鑑参照
ゴーヤのように食べられる実が付くと、カーテンづくりにかける意気込みが違ってくるのかも知れませんが、ここは軽井沢に自生する植物にこだわりを持っていきたいと思います…

※同じぶどう科には食べられる実を付けるヤマブドウがありますが、ヤマブドウの蔓は絡み付く力が強力で、樹木の幹を縛り上げて、なぎ倒してしまうほど太く生長するので、緑のカーテンには適さないようです。

軽井沢草花館でカーテン用として育てているノブドウの苗は、敷地の隅に(勝手に)生えてきたものをプランターに移植し、育てているものです。

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ウチワドコロとジネンジョはデッキ下に路地植え、ノブドウはプランターで育てています。
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ノブドウはウチワドコロやジネンジョといった草よりも茎が太く、蔓も頑丈です。苗は1株ですが、枝分かれして広がっていくので、広い範囲に葉っぱが広がります。
丈夫で茎も固いことから、株が地下茎で増えていくのは困るかな… そんな思いもあってノブドウはプランターで育てています。

また、忘れてはいけない特徴として”巻きひげ”と呼ばれるものを茎から出し、対象物に絡み付く補助を行います(下写真参考)。
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ノブドウの巻きひげ

これが見事な能力で、しっかりと蔓を固定させるための仕事をしていることが見て分かります。

全体的にまだウチワドコロの生長には追い付いていませんが、これから夏に向かっての生長が楽しみです。

つづく

posted by kusabanakan at 11:30| 緑のカーテン

2012年06月16日

イヌブナ日記(3)2段目の葉が出てきました

梅雨らしい天気となっています。

軽井沢草花館のイヌブナは雨水をたっぷりと受けながら、生長中です。
6月はじめに4つの鉢に植え替えをしましたが、その中の1株が2段目に葉を付け始めました。
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2012年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナの実生


最初(1段目)の2枚の葉っぱを付けた時と同じように、ピンク色の先端部分が大きくなってきています。

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2012年6月16日 イヌブナ実生 2段目の葉っぱ


よく見ると葉っぱの葉脈が見えます。
長さ1cm程度の小さなものですが、立派な葉っぱに生長してくれることでしょう。

※他の3つの鉢で育てているイヌブナにはまだ2段目の葉が出てきていません。

観察を続けます

posted by kusabanakan at 09:33| イヌブナ日記

2012年06月13日

水彩スケッチU始まりました(6/13~7/23)

石川功一「軽井沢の草花展」の展示替えを行いました。

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画像をクリックすると軽井沢草花館ホームページが開きます


6月13日(水)から初夏の草花を中心とした水彩スケッチUが始まります。
26点スケッチ作品を厳選。主な作品として、木本ではシモツケ、ヤマアジサイ、マヤボウシ、ハクウンボク、イヌブナ実生、チョウセンゴミシなど。

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石川功一 水彩スケッチ ヤマボウシ


草本ではアヤメ、ノハナショウブ、カルイザワテンナンショウ、ヤマタバコ、ウバユリ、ウチョウラン、ミズチドリなど。やさしいタッチのスケッチ作品が館内に広がります。

油彩画は引き続き石川功一「画風のあゆみ」展となります。
初期の人物画(1960年代)から最後の作品となった「レンゲショウマ」(2005年)まで、画業の変遷を御覧ください。6月13日より草花画6点、人物画6点、風景画1点計13点の展示作品が入れ替わりました。

水彩スケッチUの展示期間は7月23日までとなります。7月25日からは夏の草花を中心とした水彩スケッチVとなります。

タグ:展示案内
posted by kusabanakan at 08:00| 展示案内

2012年06月10日

イヌブナ日記(2)

5月28日のヒョウで鉢植えのイヌブナも被害を受けました。
ようやく開き始めてきた葉がヒョウで裂けてしまい、子葉の一部が欠けてしまった苗もありました。
心配しましたが、今のところ元気に育っています。

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2012年6月10日 軽井沢草花館 イヌブナ実生

6月初め、1つの鉢に4つの実生を並べていたのを、一つずつの鉢に分けました。
まだ生まれたての実生ではありますが、初めて出てきた2枚の葉っぱは意外と立派なもので、大木のブナの葉と大きな差がないほどです。

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2012年6月10日 軽井沢草花館 イヌブナ実生

2枚の葉の真ん中から新たな茎を伸ばしているのが分かります。茎の先端からまた葉っぱが開くのでしょうか?
観察を続けます。
posted by kusabanakan at 11:20| イヌブナ日記

ゆうすげ日記(11)

ゆうすげ日記(10)「鉢植え」に続けての記事となります。
路地に植えたユウスゲ、今年種をまいたユウスゲ、プランター4年目も元気に生長中。以下に写真で紹介させていただきます。
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2012年6月10日 軽井沢草花館 路地植えのユウスゲ


路地植えのユウスゲは大きなもので背丈60cmほどになりました。

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2012年6月10日 軽井沢草花館 1年目のユウスゲ


プランターに種まきした(4月17日と18日)1年目のユウスゲは上の写真のようです。
写真は一番大きく育っている苗のプランターで、10cm近くにまで生長しています。

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2012年6月10日 軽井沢草花館 4年目のユウスゲ


こちらはプランター4年目の苗です。大きくなりすぎて、過密になってきました。このままでも育つと思いますが、そろそろ路地に植え替えるなどの対応をしたいと考えています。

最後に、ゆうすげ日記(9)でご紹介した「根から復活したゆうすげ」の続報です。

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2012年6月10日 軽井沢草花館 根から復活したユウスゲ


がっしりとした太い茎が根元から出ていて、元気に生長しています。他のユウスゲと比べると、ずいぶん背丈の低い株ではありますが、今後の生長ぶりが非常に楽しみです。

つづく

posted by kusabanakan at 11:01| ゆうすげ日記

ゆうすげ日記(10)鉢植え

昨日、関東甲信地方で梅雨入りが発表されました。
雨ばかりでも困りますが、この時期にしっかりまとまった雨が降るのは、農業にとっても、自然の草花たちにとっても大切なことなのでしょう。

軽井沢草花館のユウスゲもたっぷりと雨水の恩恵を受けて元気に育っています。
鉢植えのユウスゲ(種から5年目)の様子は下の写真の通りで、背丈は50cmを超えています。
先日(5月28日)のヒョウで葉が裂けたりして心配しましたが、新しい葉が次々と出てきて、もう大丈夫のようです。
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2012年6月10日 軽井沢草花館 鉢植え(5年目)のユウスゲ

つづく
posted by kusabanakan at 10:37| ゆうすげ日記

2012年06月09日

緑のカーテン2012(4)ウチワドコロ

夏の省エネ対策に向けて、テレビで緑のカーテンの話題を目にするようになってきました。夏が近いと感じます。

軽井沢草花館では、5月よりカーテン作りを開始。現在ネットには、ウチワドコロ、ジネンジョ、ノブドウのつるが絡み始めています。

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2012年6月9日 軽井沢草花館 緑のカーテン

ウチワドコロの生長が他のジネンジョ、ノブドウよりも早く、中にはテラスの天井近くまでつるを伸ばしてしまったものもあります。
ジネンジョとノブドウはここ1週間ほどでやっとネットの下の方に絡み付き始め、これからぐんぐん伸びていきそうです。

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昨年から始めた緑のカーテンづくりですが、今年目立っているのがウチワドコロの生長ぶりです。株が何倍にも増えたというのもありますが、他のつるよりも早くにつるを伸ばし、範囲を拡大しているといった印象です。

このウチワドコロという植物ですが、軽井沢の山地にごく普通に見られます。
といっても、昨年までは、日当たりのよい林道端などで他の植物に覆いかぶさるように絡み付いている植物というイメージがありました(下写真)。

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2010年8月10日 林道端で他の植物に絡み付くウチワドコロ

それが、今年になって山を散策していると、日当たりのよい場所だけでなく、森の林床にもたくさん生えていることに気が付きました。

ところが、つるを伸ばして絡み付くような他の草や樹木があるようにも思えないような場所にもたくさん生えていて背丈は20cm程度。ちょっとだけつるを伸ばしているものや、葉っぱだけのもの。目に付き始めると、あっちにもこっちにも一杯あります。

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2012年6月7日 軽井沢 林床でちょっとだけつるを伸ばしているウチワドコロ

林道端などで他の植物に絡み付いている様子とはまるで違ってとても優雅な姿です。
もしかすると、いつか周りの木が倒れて日当たりが良くなり、絡み付く対象ができた時に備えて、待っているのかもしれません。そうだとすると、なんと”したたかな”植物なんでしょう…

軽井沢にはチョウセンゴミシ(マツブサ科)と言うつる性植物が多く自生していて、秋には赤い房状の実をつけるのですが、つるをほとんど伸ばさないで、ただ林床を覆い尽くすように生えているものも多く、ウチワドコロに似ているな、と思いました。

緑のカーテンを作っているおかげで、ウチワドコロが軽井沢に(思っていた以上に)たくさん自生していることや、多様な環境で自生していることが分かってきました。

つづく

P.S
6月13日(水)から軽井沢草花館でウチワドコロのスケッチを展示することにしました。ちょうど、上の写真のような状態のスケッチです。
軽井沢草花館HP http://www.kusabana.net
posted by kusabanakan at 11:41| 緑のカーテン

2012年06月06日

6月13日より展示が変わります。

現在開催中の「石川功一 軽井沢の草花展」、「水彩スケッチT:春の草花」展は6月11日(月)までで終了となり、6月13日(水)からは「水彩スケッチU:初夏から新緑の草花」展が始まります。

  6月13日からの水彩スケッチ展示予定作品
   アヤメ、ヤマタバコ、ミズチドリ、ウチョウラン
   ヤマボウシ、ハクウンボク、シモツケ等(全25点)

油彩画「画風のあゆみ展」についても、一部展示作品を入れ替えます。代表作ユウスゲをはじめ、初公開の人物画や風景画等、石川功一の油彩画作品が初期から晩年まで年代に沿って展示されます。(全28点)

詳細情報は軽井沢草花館のホームページをご覧ください。
 ※火曜日が定休日となります
http://www.kusabana.net

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タグ:展示案内
posted by kusabanakan at 19:47| 展示案内

2012年06月04日

ゆうすげ日記(9)根から復活

5月の連休明けころだったと思いますが、ユウスゲの苗を路地に植え替えようとして茎を付け根の部分から折ってしまったことがありました。

プランターで育てて、おそらく4年目か5年目くらいの大きな苗。茎の太さは1センチ近くにもなっていて今年は花を咲かせそうでした。

丹念にプランターの土をどけて、株をグイッと引き抜こうとしました。すると、プランターの底に敷いていたプラスチック製の網に根が強固に絡み付いていたようで、そのままググっと引き抜けるイメージがあったのとは裏腹に、根っこの部分をプランターに残して、茎の部分だけが抜けてしまいました。

立派な根っこだっただけに残念です。
このまま、根っこを捨ててしまうのが、あまりにも忍びなかったので、根っこだけをプランターに入れて水を与えることにしました。

すると、5月終わりころに根っこの部分から、新しい芽が出てきたではありませんか!

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2012年6月4日 軽井沢草花館 茎が折れてしまった根から芽が出たユウスゲ

現在、上の写真のように、2cmくらいに生長した芽が根の真ん中や脇からたくさん出ています。
春先から芽の出た苗は既に大きくなっていて、それらに追いつけるかどうかは分かりませんが、世話を続けます。
posted by kusabanakan at 11:43| ゆうすげ日記

2012年06月03日

イヌブナ日記(1)

イヌブナ日記

軽井沢草花館で実生のイヌブナを鉢に植えて育て始めました。
新しいカテゴリの日記として始めます。

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2012年6月3日 軽井沢草花館 イヌブナ(4株)


軽井沢では少ないようですが、ブナが自生していて、石川功一もスケッチを残しています。
スケッチと言っても、花でも実でも、葉っぱでもなく、小さな実生のイヌブナです。

2010年、軽井沢草花館で「軽井沢の多様な草花展」を開催した時に、”豊かな自然の象徴に”という思いで、このイヌブナの実生のスケッチを通年展示していました。
とはいえ、実際のイヌブナの実生など見たことがなかったため、探すこと3年。今年初めて実生のイヌブナに出会いました。

5月8日、沢のある山地に大きなイヌブナが点々と生えていて、日当たりがよい林道上には、イヌブナの実生がたくさん芽を出していました。

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2012年5月8日 軽井沢 イヌブナの実生


一見すると、シロバナエンレイソウのような姿をしていますが、幅が3~4センチしかありません。
小さいので知っていないと気が付かないでしょうけれど、本当に可愛い姿をしています。
(先端のピンク色の部分はこの後、ぐんぐんと伸びていき、冒頭の写真のように葉っぱを付けるのです)

いずれ、人や作業車に踏みつけられてしまう運命でしょうから、林道にそって発芽した無数の実生のうち4株を持ち帰り、鉢で育ててみることにしました。

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2012年5月8日 軽井沢草花館 イヌブナ


これが、持ち帰った4株。
名前はまだありません。
濃い緑色の部分が葉っぱかと思いきや、子葉(しよう)というのだそうです。
葉っぱは、記事冒頭の写真のように付きました。

うまくいくか分かりませんが、生長過程を適時更新していきます。気長のお付き合いください。
※先日のヒョウで(5月28日記事参照)、せっかく付いた葉っぱが傷んでしましました…
 http://kusabanakan.sblo.jp/article/56113063.html

石川功一が描いたイヌブナ実生のスケッチを軽井沢草花館で6月13日(水)から7月23日まで展示公開する予定です。

つづく

posted by kusabanakan at 13:55| イヌブナ日記

2012年06月02日

緑のカーテン2012(3)絡まってきました

5月19日、デッキに緑のカーテン用ネットを設置、それからおよそ2週間が経ちました。

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2012年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

蔓性植物の”ウチワドコロ”が元気にネットへ絡み付いてきています。
昨年はジネンジョ、ウチワドコロ、オニドコロ、ノブドウが緑のカーテンになってくれましたが、今年も同様の予定です。
ことろが、今のところネットに絡まっているのはウチワドコロだけのようで、ジネンジョやオニドコロはどこへ?という感じです。これから出てくるのかも知れません。観察を続けます。
ノブドウについては昨年のようにプランターのまま軒下にセッティング。もうじきネットに絡み付いてきそうです。

つづく
posted by kusabanakan at 10:59| 緑のカーテン