2012年07月15日

【展示紹介】カルイザワテンナンショウ

石川功一 軽井沢の草花スケッチ
公開中の作品をご紹介します。 −7月23日(月)まで展示−

カルイザワテンナンショウ(軽井沢天南星) サトイモ科

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石川功一スケッチ 軽井沢天南星 軽井沢草花館

6月下旬から7月にかけて山地の湿った林床、あるいは別荘地などでよく見られます。

軽井沢では、同じ仲間のオオマムシグサ、コウライテンナンショウ、ヤマジノテンナンショウなども自生し、どれもよく似ているので区別に苦労します。
私、個人的には、分類出来ないことのほうが多いので、総称としてマムシグサ(蝮草)と呼んでいます。

スケッチのカルイザワテンナンショウ(軽井沢天南星)は上部の紫色をした部分(仏炎苞)の先(舷部)が細長いのが特徴で、この仲間の中では上品な姿をしています。

1b近くにまで茎がまっすぐに伸び、存在感たっぷりの佇まいですが、人によってはおどろおどろしく見えるようで、敬遠されがちな植物かも知れません。

秋になると、赤い実を付けますが、これまた特徴的な姿を見せてくれます。
実のスケッチは秋の展示(10月24日~11月25日)に展示予定です。

【参考】
名前に軽井沢の冠を付けていますが、奈良県にも見られ、ヤマトテンナンショウ(大和天南星)とも呼ばれるそうです※。

※参考図書:牧野富太郎・他,改訂増補牧野新日本植物圖鑑,北隆館
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posted by kusabanakan at 10:57| 展示紹介