2012年09月26日

9月30日は中秋の名月

次の日曜日(30日)は中秋の名月です。
軽井沢草花館では、活けたススキをテラスに飾っています。
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2012年9月26日 軽井沢草花館テラス ススキ


満月になるころのススキは穂が開いて、とても風情があります。秋の夜に、ぼんやりと空を眺めてみるのも良いのではないでしょうか。
※草花館のススキは、葉が青々している期間、飾っておくつもりです。

posted by kusabanakan at 11:47| 草花館日記

2012年09月24日

ゆうすげ日記(69)作品との共演その2

前回(9/12)に引き続き、軽井沢の知人からユウスゲの生け花をいただきました。
今年は、夏の始まりが遅く、残暑が長く続いたためなのか、9月の下旬になってもまだ花が咲いていて驚きました。
※草花館の庭のユウスゲは8月31日ですべての花が咲き切りました…

早速、活けたユウスゲを展示作品と一緒の並べてみました。

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「ユウスゲ 石川功一 油彩 60号 1992年」とユウスゲの生け花

原寸大で描かれた作品のユウスゲをバックに活けたユウスゲが鮮やかに浮かび上がり、とてもきれいな競演となりました。
タグ:競演
posted by kusabanakan at 16:59| ゆうすげ日記

緑のカーテン2012(16)秋分が過ぎ落葉はじまる

今年は9月22日が秋分の日でした。
この日を境に、昼と夜の時間が逆転。夕暮れの時間が早くなってきて、秋の深まりを感じます。
草花館の緑のカーテンでは落葉が始まりました。

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2012年9月24日 軽井沢草花館緑のカーテン 

はじめに葉を落とし始めたのはノブドウでした。
大きな葉っぱなので、落ちてしまうと、カーテンの密度が一気に低くなります。
それでも、もう真夏の暑さはなく、むしろ朝晩は寒くなってきています。
暑さ対策のための役割を終え、黄葉と落葉が進んでいます。

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2012年9月20日 テラスの床に映る葉っぱの影
posted by kusabanakan at 12:27| 緑のカーテン

2012年09月22日

【展示紹介】猫じゃらし三点

9月12日より、今年度4期目の展示になりました。一部の展示作品をご紹介します。

石川功一 軽井沢の草花展
水彩スケッチW、油彩:画風のあゆみ
9月12日(水)〜10月22日(月)
火曜休館

それまで夏の草花作品が中心だった水彩スケッチが秋の草花に。
秋の七草、エゾリンドウ、ワレモコウ、アケボノソウ、ヤマトリカブト等、24点の水彩スケッチが並んでいます。
その中から今回紹介するのは、「猫じゃらし」3点です。

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軽井沢草花館 石川功一スケッチ 猫じゃらし(エノコログサ3種と写真)

全国の道端など、どこにでも生えているこの草は、誰もが知っているなじみの深い草ではないでしょうか。
一般的には「猫じゃらし」として知られていますが、「エノコログサ」(イネ科)というきちんとした植物名がけられています。
漢字(漢名)では「狗尾草」と表記され、狗(=犬)の尾っぽのような草という意味のようですが、猫の目先で穂を振ると、猫が喜んでじゃれることから猫じゃらしとも言われ、むしろこちらの呼び名の方が一般名詞として使われているような気がします。

但し、エノコログサにもいろいろ種類があるようで、調べてみたところ”エノコロ”が付く植物がたくさんあることが分かりました。

・ツリエノコロ(吊狗尾草)
・エノコログサ(狗尾草)
・ムラサキエノコロ(紫狗尾草)
・ハマエノコロ(浜狗尾草)
・オオエノコロ(大狗尾草)
・アキノエノコログサ(秋狗尾草)
・キンエノコロ(金狗尾草)
・ザラツキエノコログサ(倒刺狗尾草)
 参考資料:改訂増補牧野新日本植物圖鑑より

ざっと8種類ものエノコログサが見つかりました!
どれも茎の先に独特の穂が付いているのが特徴ですが、大きさ、色、自生場所、穂の垂れ方など、ちょっとした違いがあるようで、これらが分かると植物観察も相当楽しくなることでしょう。

展示作品は、石川功一が軽井沢で描いたムラサキエノコロ、アキノエノコログサ、キンエノコロの3種で、10月22日(月)まで展示しています。
並べて展示してみると、それぞれの特徴がよく分かります。

詳しくは軽井沢草花館のHPを御覧ください。
ホームページにリンク
タグ:展示紹介
posted by kusabanakan at 20:58| 展示紹介

2012年09月20日

イヌブナ日記(9)来年の芽がふくらむ

8月8日以来のイヌブナ日記となります。
1ヵ月以上が経ちましたが、背丈、葉の数、葉の色には大きな変化は見られません。
わずかに葉の色が黄ばんできたように感じられる程度です。

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2012年9月20日 軽井沢草花館 イヌブナ実生

ところが、よく観察してみると、ずいぶん生長した部分があることに気づきます。
それは、来年に開く予定の芽がふくらんできていることです
先月の時点ではまだ小さかったのですが、今月に入ってから目立つようになりました。
それぞれの芽を下に並べてみます。

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3つの芽(大2、小1)

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最上部に3つ並んだ芽

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芽3つ(下に小さいのが2つ)

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一つだけの芽

お彼岸(9/19)を過ぎ、残暑も落ち着くいてくることでしょう。落葉樹のイヌブナはこれから葉を落としていきますが、来年の準備はしっかりできているようです。
posted by kusabanakan at 15:06| イヌブナ日記

2012年09月12日

ゆうすげ日記(68)作品との競演

今日から、晩夏から秋の草花スケッチを中心とした展示に替わりました。
まだ残暑が続き、夏のような暑さですが、展示作品の方は秋らしくなっています。

さて、夕方のなってお客様がユウスゲの生け花を持ってくださりました。

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2012年9月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ競演

ご自信の軽井沢の庭で育てているもので、まだ、わずかにつぼみが残っているのだそうです。
軽井沢草花館では8月31日でユウスゲの花期が終わってしまったので、思いがけずに12日ぶりのユウスゲ再会となりました。

軽井沢草花館では経験のないことでしたが、切り花にしてもしっかりときれいな花を咲かせています。

花瓶に活けて、展示中のユウスゲ作品と共演させてみました。
あいにく、夕方だったので見ることが出来たのは1組のお客様だけ…
一日花なので、明日はもう見られません。
posted by kusabanakan at 16:48| ゆうすげ日記

2012年09月10日

ゆうすげ日記(67)種子の収穫

今年咲いたユウスゲから実が生り、種子を収穫しました!

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2012年9月10日 軽井沢草花館 ユウスゲの実

写真は、ユウスゲの実が熟して、褐色化している様子です。
上から見てみると

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ユウスゲの実(中には黒い種子が)

先端の部分が裂けて、中から黒い種子が見えています。
この状態になっていれば、種子の収穫が可能です。

これを採取して、手で割ってみると(簡単に割れます)

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中から、黒い種子がたくさん出てきます。
4〜5_の大きさで、一つの実から20〜30粒くらい採れるでしょうか。
上の実からは30粒の種子が採れました。

自生地ではこれらが地面に落ちて、翌春に芽をだし、新たな命が誕生します。
種子から花をつける株に生長するまでには4年程度かかります。
たくさん種子がこぼれても、大きく生長するのはごくごくわずかだと言えそうです。
posted by kusabanakan at 16:44| ゆうすげ日記

2012年09月09日

9月12日より水彩スケッチWはじまります

小さな美術館軽井沢草花館の展示内容が替わります。

9月10日(月)まで
「石川功一 軽井沢の草花展」 水彩スケッチV 油彩:画業のあゆみ

9月11日の火曜定休日を挟んで

9月12日(水)~10月22日(月)
「石川功一 軽井沢の草花展」 水彩スケッチW 油彩:画業のあゆみ

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 「水彩スケッチW」では、夏の草花から秋の草花に入れ替わり、「秋の七草」エゾカワラナデシコやキキョウなど、23点の作品が並びます。

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 一方、油彩:画業のあゆみ展では代表作のユウスゲをはじめとした草花作品16点に加え、人物11点、冬の浅間山を描いた風景画1点を展示します。
 初期から晩年までの作品が年代順に並びます。画家・石川功一がたどった約40年の画業の遍歴をご覧いただけます。
 こちら油彩展は、一部の作品のみの展示替えとなります。

軽井沢草花館のホームページ
http://www.kusabana.net
タグ:展示案内
posted by kusabanakan at 20:57| 展示案内

2012年09月08日

緑のカーテン2012(15)ウチワドコロが黄葉

8月19日以来の更新となります。
軽井沢草花館のテラスに設けた緑のカーテンの近況です。

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2012年9月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン

先月と比べて、大きな変化はないものの、ジネンジョの蔓がネットの上部で生長したことや、
ウチワドコロの葉が少し黄色くなってきたことに変化を感じます。
葉っぱの密度はそれほど高くありませんが、風でゆらゆらと揺れる様には清涼感があり、個人的には気に入っています。

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上の写真は、緑のカーテンを正面から見て撮影したものです。
所々、葉っぱが黄色くなってきたことが分かります。
黄色くなってきているのは、ウチワドコロの葉っぱです。
ウチワドコロは、昨年に比べて、株がずいぶんと増え、花もたくさん咲いたのですが、実は生りませんでした。来年は今年よりも根が大きくなって、実が付いてくれればうれしいです。
posted by kusabanakan at 16:48| 緑のカーテン

ゆうすげ日記(66)実が付いています

先月末に最後のユウスゲが咲き終わってから1週間ぶりのブログとなります。

軽井沢草花館の小さな庭では、ユウスゲの花期が終わってからも、キキョウ、マツムシソウ、オミナエシ、ワレモコウが咲き続けています。
今年は残暑が長く続いていますが、花はきちんと季節に沿って生活しているようです。

さて、ユウスゲのその後ですが、現在実を付けています。

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2012年9月8日 軽井沢草花館 ユウスゲの実

上写真で、茎の先にある緑色をしたのが実です。
これが、熟すと実の上方が自然に裂けて、中から3〜4_大の黒い種がたくさん現れます。
もうじき、種が収穫できると思いますので、またブログで紹介する予定です。
posted by kusabanakan at 16:27| ゆうすげ日記