2013年07月03日

【展示紹介】石川功一の散策手記をたどるより イケマ

7月15日まで開催中の展示作品をご紹介します。

現在、小さな美術館軽井沢草花館では
軽井沢の草花展―石川功一の散策手記をたどる2―開催中、
初夏の草花を中心に水彩スケッチと油彩画合わせて50作品を公開しています。
下はイケマの花のスケッチ

手帳19980716ike.jpg
1998年7月16日 イケマ(降雨のため彩色できず) 石川功一

現在、軽井沢草花館のテラスに設けた緑のカーテンにもなっている蔓性の植物。
アイヌ語で「巨大な根」という意味があるそうです。

石川功一が1998年の手帳に記した散策手記によると、7月16日、浅間山麓・追分1300m林道の周辺で描かれたということが分かります。(下の散策地図参照)
手帳19980716.jpg
1998年7月16日 石川功一手帳より 軽井沢の散策手記

この日は朝(8:30)から周辺を散策しながらホソバノキリンソウ、ケブカツルカコソウ、ジンヨウイチヤクソウ、ヤナギランのスケッチを完成させ、このイケマが最後(5枚目)に描いた作品だったようです(5作品とも7/15まで展示しています)。
作品の左下には「降雨のため彩色できず」とメモが残されていますが、デッサンは完成されていたため、サインを入れています。
このように、屋外でのスケッチでは、突然の降雨で彩色できないことも時々あって、彩色のないスケッチが何枚か残されています。

展示に関しては、小さな美術館軽井沢草花館のホームページをご覧ください http://www.kusabana.net
posted by kusabanakan at 00:00| 展示紹介