2013年07月07日

イヌブナ日記(29)自生地ではブナの実が

6月19日以来の生長過程、そして軽井沢の自生地ではブナの実が生っていたのでこちらも合わせてレポートします。

まずは軽井沢草花館のイヌブナたちです。

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2013年7月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(2年目)

前回(6/19)と比べて大きさはほとんど変化なし。葉っぱの数にも変化はありません。しかし葉っぱの色は濃くなっていて変化が見られます(下写真は6月19日撮影)。

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(参考)2013年6月19日 イヌブナ実生(2年目)

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2013年7月7日 イヌブナ実生(2年目) 葉っぱが色濃くなった

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2013年7月7日 イヌブナ実生(2年目) 葉っぱの裏

イヌブナは生長しても葉っぱの裏の毛は残りますが、ブナは生長すると毛がなくなるそうです。上の写真はしっかりと毛が残っています。

次に本日、軽井沢の県境(長野県と群馬県)でブナの実が落ちているのを確認しました。

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2013年7月7日 軽井沢碓氷峠 ブナの実

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2013年7月7日 軽井沢碓氷峠 ブナの実

標高1,000mの軽井沢では、群馬県との県境付近を中心にブナとイヌブナが両方自生しています。
ブナとイヌブナの主な違いは

1.葉脈の数(イヌブナ:多、ブナ:少)
2.葉っぱの裏のうぶ毛(イヌブナ:生長しても有、ブナ:生長すると無)
3.幹の色(イヌブナ:黒っぽい、ブナ:白っぽい)
4.自生地の高度分布(イヌブナよりもブナの方が標高の高いところに自生)
5.実の形状やつき方

等いろいろあるようですが、4番の高度分布においてはその中間地域において、例えば軽井沢のように両方自生していたりして、明確な境界線がないものもあります。
ブログ管理人を含め、素人はブナかイヌブナかを簡単に見分けるためには、経験が必要なようです。

参考まで、7月4日に尾瀬に行ってきた際、そこでもブナの実を見ることが出来ました。

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(参考)2013年7月4日 尾瀬 ブナの実

ブナの実は上の写真のように上向きに生りますが、イヌブナは垂れ下がって生るそうです。(まだ見たことがありません!)

では、観察を続けます。
posted by kusabanakan at 18:03| イヌブナ日記