2013年11月29日

イヌブナ日記(46)葉っぱの丸まり進む

12月も間近、日の暮れる時刻は早くなり、寒さも厳しくなってきました。
イヌブナ実生(2年目)は冷たい風にさらされながらも、葉を落とすことなく踏ん張っているように見えます。
前回(11月22日)と比べると、葉っぱの丸まる苗が増えました。また、一部で夏に芽吹いた葉っぱも褐色化してきました。

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2013年11月29日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(2年目) 4鉢勢揃い

下は1週間前の様子です。この1週間で、丸まった葉っぱが増え、下段左の苗の葉っぱが褐色化したのが分かります。

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2013年11月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(2年目) 4鉢勢揃い

一番大きく生長した下写真の苗は、先週からすでに葉っぱが丸まっていて、大きな変化は見られませんでした。

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11月29日 イヌブナ実生2年目 その1 (高さ20a)

下は1週間前の様子

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11月22日 イヌブナ実生2年目 その1 (高さ20a)

次は、上3枚と下3枚の葉で色が異なる苗です。
上部の黄色い葉っぱは夏に芽吹いた遅出の葉っぱで、他の(通常)の葉っぱに比べて、褐色化の時期がずれていますが、ここ1週間で黄色からの褐色化が進みました。

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11月29日 イヌブナ実生2年目 その2 (高さ13a)

1週間前(下写真)、上3枚の葉っぱはまだ黄緑色でした。
一方、通常の春に芽吹いた下の葉っぱは葉っぱが丸まりました。
先週はまだ丸まっていませんでした。

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11月22日 イヌブナ実生2年目 その2 (高さ13a)

次は、葉っぱが早くから落ちてしまった苗です。

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11月29日 イヌブナ実生2年目 その3 (高さ13a)

先週(下写真)から目立った変化は見られません。

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11月22日 イヌブナ実生2年目 その3 (高さ13a)

最後、4つ目の苗
丸まった葉っぱの数が増えました。

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11月29日 イヌブナ実生2年目 その4 (高さ12a)

先週は2枚の葉っぱだけが丸まっていましたが(下写真)、今日の状態では全ての葉っぱが丸まっています(上写真)。

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11月22日 イヌブナ実生2年目 その4 (高さ12a)

昨年、実生1年目の時は、最後の葉っぱが落ち切ったのは3月となりましたが、実生2年目はどうなっていくでしょうか?

posted by kusabanakan at 21:11| イヌブナ日記

2013年11月24日

冬期休館のお知らせ

本日11月24日をもちまして、小さな美術館軽井沢草花館の本年度展示が終了しました。明日25日より来春まで冬期休館となります。

尚、来年度のOPENは2014年4月19日(土)を予定しています。

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posted by kusabanakan at 17:00| 草花館日記

カラスvsアスター(16)

カラスvsアスター(16)
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第202話

第2、第4日曜日に再連載
 
※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2013年11月23日

イヌブナ日記(45)葉っぱが丸まる

10日ぶりのイヌブナ日記です。
まだ落葉はしていませんが、前回に比べて葉っぱの褐色化が進みました。
(一部、緑から黄色に)

そして、大きな変化は葉っぱが丸まってきました。

昨日(11/22)撮影した写真と前回(11/13)の写真で見てみましょう。

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2013年11月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(2年目) 4鉢勢揃い

前回(下写真)の時は、葉っぱの色がまだ黄色みを残していましたが、今回は(上写真)完全に茶色くなっています。
但し、前列左の苗だけは、上部にある葉っぱがまだ黄色い状態です。

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2013年11月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(2年目)

以下、各苗ごとに11月13日の時と比較してみます。
最初は一番大きな苗のイヌブナ実生。

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11月22日 イヌブナ実生2年目 その1 (高さ20a)

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11月13日 イヌブナ実生2年目 その1 (高さ20a)

葉っぱが乾燥して丸まってきました。前回の時、すでにこの状態が始まっていましたが、現在、ほとんどの葉が丸まっています。

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11月22日 イヌブナ実生2年目 その1 丸まった葉っぱ

次は、上3枚と下3枚の葉で色が異なる苗です。
上部の黄色い葉っぱは夏に芽吹いた遅出の葉っぱで、他の(通常)の葉っぱに比べて、まだ褐色化していません。

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11月22日 イヌブナ実生2年目 その2 (高さ13a)

前回(下写真)、上3枚の葉は青々としていました。

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11月13日 イヌブナ実生2年目 その2 (高さ13a)

次は、葉っぱが早くから落ちてしまった苗です。
前回までは、かろうじて一番下の葉っぱに黄色味が残っていましたが、完全に褐色化しました。

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11月22日 イヌブナ実生2年目 その3 (高さ13a)

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11月13日 イヌブナ実生2年目 その3 (高さ13a)

最後は、小さいながらもバランスの良い形をした苗です。
こちらも、葉っぱが丸まってきました。

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11月22日 イヌブナ実生2年目 その4 (高さ12a)

丸まった葉っぱを拡大してみると(下写真)

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11月22日 イヌブナ実生2年目 その4 丸まった葉っぱ

葉っぱの裏にはうぶ毛があります。
下写真は11月13日の時の姿。まだ葉っぱが黄色です。

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11月13日 イヌブナ実生2年目 その4 (高さ12a)

posted by kusabanakan at 21:24| イヌブナ日記

2013年11月19日

11月24日で今年度の展示が終了します

草花館の展示期間も残り5日となりました。
今年度は11月24日(日)が最終、25日から翌年4月18日まで冬期休館となります。
※最終日24日(日)も通常通り、午後5時まで開館しております。

今年の展示企画は、「石川功一の散策手記をたどる」ということで、石川功一の描いた軽井沢の草花図(水彩スケッチと油彩画)の他に、自生地で草花スケッチした際につけていた散策手記(花名や散策地図のメモ)を合わせて紹介してきました。

春から季節に順じて5期に分けて展示替えを行い、現在秋の木の実の作品を中心に展示をしております。

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来年2014年は4月19日(土)からのOpenを予定しています。
posted by kusabanakan at 20:31| 草花館日記

2013年11月18日

タマアジサイ日記(48)最終回 種子収穫

7月21日より続けてきたタマアジサイ日記も今回第48回目で最終回とさせていただきます。
夏に咲くアジサイのタマアジサイは7月に入ってから玉を付け、その玉がはじけてつぼみを出し、花が咲き、そして散り、実が出来て、そして、今回は種子を観察することが出来ました!
まずは、いつもの定点写真から

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2013年11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイ

実は褐色化が進み、カラカラに乾燥しています。

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11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実 上部が裂けています

横からみると(下写真)

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11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実(横から) うぶ毛が付いています

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11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの装飾花 褐色しています

全体の様子としては、前回11月11日の時「タマアジサイ日記(47)」と同じですが、今回は、実の部分を少しだけ採取して、中の種子がどのようになっているのか観察してみることにしました。

タマアジサイの実の部分を少しだけ採取してみたものが下の写真です。

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11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実

実にできた穴を下向きにしてみると、中から細かい細かい種子がいっぱい出てきました。

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11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実とこぼれた種子

種子は長さが1_程で、太さは0.2~0.3くらいでしょうか?小さすぎて、土の上にこぼれたら、もう、確認できなくなってしまいそうです。

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11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実とこぼれた種子(拡大)

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11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実とこぼれた種子
(目盛は1_ピッチ)

一つの実にどのくらいの数の種子がつくのか不明ですが、かなりたくさんの種子が出てきて驚きました。

下は、8月下旬の見ごろ時期に撮影したタマアジサイの姿です。

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2013年8月26日 軽井沢草花館 タマアジサイ 満開時

それが、3か月も経つと、以下の様な姿に!

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2013年11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイ 立ち枯れ時

葉っぱが落ちると、ガラッと雰囲気が違って見えます。

最後は、タマアジサイ日記の最後の写真で締めくくります。

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11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの春芽

すっかり褐色化して、タマアジサイの一年も終わりです。
しかし、すでに翌春の芽ができており、来シーズンに向けてしっかりと準備をしていたようです。

長い期間タマアジサイ日記をご覧いただきまして、ありがとうございました。
posted by kusabanakan at 21:49| タマアジサイ日記

2013年11月17日

2013(76)アブラムシ凍る 今年度最終回

2013年のゆうすげ日記も今回で76回目となりました。春から長い期間ご覧いただきましてありがとございました。
今回を今年度の最終回として、また来年の春から軽井沢草花館のユウスゲの生長をお伝えしていく予定です。

最終回は前回アブラムシの話の続編です。
「氷点下の冷え込みになりながらも、アブラムシがユウスゲの茎に付いたまま生きていた」とお伝えしたのが11月6日のこと。

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2013年11月17日 軽井沢草花館 枯れたユウスゲ苗

あれから特にじっくりと観察することもなく、前を素通りしていたのですが、今朝、ふと気になって見てみると、全くいつもと同じように茎にしがみつくアブラムシの姿が確認できました。

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11月17日 軽井沢草花館 ゆうすげの茎についたアブラムシ

撮影するため、カメラのズームをいっぱいに拡大してみると「ちょっと様子がおかしい」ことに気が付きました。
そして、ファインダーに拡大されたアブラムシをよく見てみると、死んでいることに気が付きました…
アブラムシ自体が2_程度のとても小さなものなので、遠目からは生きているのか、死んでいるのかが分からなかったのです。

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11月17日 ゆうすげの茎につかまって死んでいたアブラムシ

アブラムシはカラカラに乾燥している状態。
茎にしがみついたまま生涯を終えたようです。
きっとこの寒さで、生き続けることが出来なかったのか。
地面に降りてきて、落ち葉の裏で冬を過ごしたりすることは無いのでしょうか?
毎年このようなことが繰り返されているのでしょうけれど、今回の観察で初めてアブラムシの一生を垣間見ることが出来ました。
ゆうすげと共に一生を歩んだアブラムシに合掌です。

下は、11月6日の撮影した写真で、この時はアブラムシは(動いていたので)生きていました。

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2013年11月17日 軽井沢草花館 ゆうすげの茎についたアブラムシ

ゆうすげ日記 2013年度 完

posted by kusabanakan at 11:31| ゆうすげ日記

2013年11月13日

イヌブナ日記(44)黄葉進む

一昨日は浅間山が冠雪し、今朝は町内でもうっすらと地面が白くなるくらいの降雪がありました。
ここ数日は師走のような厳しい冷え込みとなり、すっかり冬の気候です。

軽井沢草花館のイヌブナはこの寒さで黄葉が進み、褐色化してきました。
同じ年に、同じ自生地で発芽した4鉢4株のイヌブナですが、発育の具合は4株4様で、違いが見られます。

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2013年11月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(2年目) 4鉢勢揃い

9日前の様子と比べてみると(下写真)、黄葉の進み具合がよく分かります。

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2013年11月4日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(2年目) 4鉢勢揃い

以下は、各株ごとに11月4日時と比較してみます。

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11月13日 イヌブナ実生2年目 その1 (高さ20a)

一番大きな株。9日間で黄葉が進みました。葉っぱが乾燥してきたのか、若干丸まってきたように見えます。

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11月4日 イヌブナ実生2年目 その1 (高さ20a)

下の株は、上3枚と下3枚の葉で色が異なります。

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11月13日 イヌブナ実生2年目 その2 (高さ13a)

上下で葉っぱの色が異なるのは、この株が今年、特徴的な生長をしたことを表しています。
4つの株は、それぞれ5月の芽吹きから始まり、新緑の6月を経て、立派な葉っぱになっていますが、この株だけは、春に芽を出し、葉を生長させ、さらに盛夏(7月末)になってからも芽を出し、新たに3枚の葉を付けました。1年で2期にわたって葉を生長させたわけです。
現在、まだ緑色をした葉っぱは、盛夏になってから出た葉となります。

「2度咲き」と言って、花が一年のうちに2度(春と秋)咲くことはありますが、葉っぱが2度出ることもあるようです。不思議です。

7月末になってから付け始めた葉っぱの様子は以下のイヌブナ日記(32)を参考に御覧ください。

【参考】 7月30日 イヌブナ日記(32)
http://kusabanakan.sblo.jp/article/71523394.html

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11月4日 イヌブナ実生2年目 その2 (高さ13a)

次は、早々と落葉してしまった株。一枚だけ残っていた葉が黄葉しています。(下写真)

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11月13日 イヌブナ実生2年目 その3 (高さ13a)

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11月4日 イヌブナ実生2年目 その3 (高さ13a)

最後は4株の中で一番小さな株ですが、バランスのよい形で、黄葉した姿もきれいです。

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11月13日 イヌブナ実生2年目 その4 (高さ12a)


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11月4日 イヌブナ実生2年目 その4 (高さ12a)
posted by kusabanakan at 17:07| イヌブナ日記

2013年11月11日

タマアジサイ日記(47)実が褐色化!

10月25日以来の更新となります。
その間に、タマアジサイの姿が大きく変化しています!
昨日(11月10日)撮影した写真で紹介します。

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2013年11月10日 軽井沢草花館 タマアジサイ

10月末頃になると葉っぱがあっという間に褐色化しました。11月に入ると落葉をはじめ、4日ころには葉っぱがほとんど落ち切っていました。

そして、実の部分は上の写真のように褐色化が進みました。
下の10月24日の時の写真と比べると一目瞭然です。

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2013年10月24日 軽井沢草花館 タマアジサイ

実の部分を拡大してみると(下写真)

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2013年11月10日 軽井沢草花館 タマアジサイ 実の部分

褐色化が進行して、実の上部に十字型の亀裂が入っています。褐色化するまでは想像の範疇でしたが、こんな亀裂が入るとは、観察を続けていなければ気が付かなかったでしょう。
下写真は前回(10/24)の時の様子

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2013年10月24日 軽井沢草花館 タマアジサイ 実の部分

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2013年11月10日 軽井沢草花館 タマアジサイ(実の部分) 横から

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2013年10月24日 軽井沢草花館 タマアジサイ(実の部分) 横から

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2013年11月10日 装飾花 こちらも褐色化が進みました

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2013年10月24日 装飾花 

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2013年10月24日 タマアジサイ

次回は、亀裂の入った実を割って、中を確認してみようと思います。
更新時期は未定

posted by kusabanakan at 13:39| タマアジサイ日記

2013年11月10日

カラスvsアスター(15)

カラスvsアスター(15)
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第203話

第2、第4日曜日に再連載
 
※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2013年11月09日

緑のカーテン2013(24)最終回 イケマの種子

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2013年11月9日 軽井沢草花館 葉が落葉した緑のカーテン

緑のカーテンはほとんどの葉が落ちてしまいました。
春から、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ジネンジョ(ヤマノイモ)と、4種類のつる性植物がネットに絡みながら生長しました。今年は夏過ぎから、(病気だったのかもしれませんが)葉の状態が悪くなり、葉っぱの落ち始めが早くに進みました。
夏の暑い時期に葉が減ってしまったので、緑のカーテンとしての役割はいまいち果たせませんでしたが、各植物に花が咲いたり、実が付いたりと、いろいろ楽しめました。
今回で、2013年の「緑のカーテンのブログ」は終了します。また、来年チャレンジします。

で、最終回の記事としてイケマの種子を収穫しましたので、観察記録を紹介させていただきます。イケマの種子には高度な移動能力が備わっていることを知りました。

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2013年11月9日 軽井沢草花館 緑のカーテン イケマの実

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11月9日 イケマの実の裂け目から見える種子

きめ細やかな繊維がぎっしり詰まっています。光沢があり、まるで絹糸のような美しさです。

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11月9日 イケマの実の裂け目から見える種子を取り出してみたところ

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11月9日 イケマの種子  マッチの頭くらいの種子に25_くらいの毛が付いている

毛並みはきわめて細くて、マイクロ単位の世界。但し強度はなく、指でいじっていると簡単に粉々に崩れます。

驚いたことに、この毛は、しばらくすると下の写真のように毛が開いて綿帽子に変身!

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イケマの種子に付いた毛が開いて、綿帽子に変身

こうなると、ごくわずかな気流でもふわっと宙に浮いて、飛んで行ってしまいます。
初めは、写真を屋外で撮影していたのですが、種子がどんどん飛んでいてしまうので、慌てて屋内撮影に変更。
こんなに軽くて抵抗を受けやすい綿帽子があれば、種子は風の力を借りて、かなり遠くまで移動することが可能でしょう。

繊維の細さに驚愕したのと、種子が実から出た後の変化が非常に高度でアッパレでした。

では、また来年
posted by kusabanakan at 15:59| 緑のカーテン

2013年11月06日

2013(75)氷点下になってもアブラムシ

約1か月ぶりのゆうすげ日記となります。

ユウスゲは10月に入ってから黄葉が深まり、11月にかけて葉も茎も褐色化しました。ユウスゲの一年も終わり、また来春に新芽が出るまでお休みとなります。

ところが今朝、軽井沢草花館の駐輪場の脇に植えていたユウスゲにアブラムシが付いているのに気が付きました。

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2013年11月6日 軽井沢草花館 ユウスゲ

枯れた花茎にアブラムシが!(下写真)

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11月6日 軽井沢草花館 ユウスゲについたアブラムシ

今朝はこの秋初となる氷点下(-0.5度)の冷え込みとなり、霜が降りていました。
このような寒さの中、アブラムシはどこかに身を隠すわけでもなく、ユウスゲの枯れた花茎のつかまってじいっとしていたのです。

アブラムシにとってみればこのユウスゲの茎につかまっているのが一番過ごしてやすいのでしょう。冬もこうして、茎でじいっとしているのでしょうか?

ユウスゲの一年は終わっているようですが、ユウスゲについているアブラムシの一年はまだ続いているようです。

posted by kusabanakan at 14:07| ゆうすげ日記

2013年11月04日

イヌブナ日記(43)黄葉が本格化

秋も深まってきました。
11月に入って、軽井沢の紅葉シーズンも終盤といったころです。

軽井沢草花館のイヌブナもこの紅葉シーズンに合わせて、葉を黄色くさせ始めました。
10月に入ってから一部の葉がフライング気味に黄色くなりましたが、4鉢のイヌブナ実生が本格的に黄葉を始めました。

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2013年11月4日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(2年目) 4鉢勢揃い

3週間前の写真(下)と比べると、色の変化がよく分かります

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2013年10月14日 軽井沢草花館 イヌブナ実生(2年目) 4鉢勢揃い

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11月4日 イヌブナ実生2年目 その1 (高さ20a)

一番大きく生長した苗のイヌブナが最も色づきが早いようです(上写真)。

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11月4日 イヌブナ実生2年目 その2 (高さ13a)

上よりも下の方の葉っぱが黄色く変化しています(上写真)。

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11月4日 イヌブナ実生2年目 その3 (高さ13a)

この苗は10月に入ってすぐに黄葉をはじめ、10月中旬には一枚の葉を残して落葉してしまいました。現在残り1枚の葉が、黄色くなってきました(上写真)。

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11月4日 イヌブナ実生2年目 その4 (高さ12a)

葉っぱの葉脈に沿って黄色と緑に分かれ、そのコントラストが美しい

今後の黄葉の深まりが楽しみになってきました。つづく
posted by kusabanakan at 15:40| イヌブナ日記

2013年11月03日

2013年草花館のモミジが見ごろ(その2)

前回10月29日に軽井沢草花館のモミジの様子をお伝えしたばかりですが、その後5日が経って、紅葉の色が真っ赤に染まりました。

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2013年11月3日 軽井沢草花館のカエデ(イロハモミジ)の紅葉
カエデ(赤:大きな木)と下方左からニシキギ(全て落葉)、ダンコウバイ(橙)、ウリハダカエデ(緑と黄)

5日前は↓

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2013年10月29日 軽井沢草花館のカエデ(イロハモミジ)の紅葉
カエデ(赤:大きな木)と下方左からニシキギ(赤)、ダンコウバイ(黄)、ウリハダカエデ(緑)

5日前はニシキギの赤い葉がきれいでしたが、ほぼ落葉してしまいました。ウリハダカエデの葉は緑から黄色に変化の途中。

窓から見える紅葉もすばらしいものとなっています。

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11月3日 階段の窓より見えるカエデの紅葉

これから、紅葉シーズンは終盤に入ります。

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軽井沢の草花展
石川功一の散策手記をたどる(5)

木の実・草の実を中心にした水彩スケッチと油彩画が散策手記と共に展示されています。

2013年10月16日(水)−11月24日(日)
10:00−17:00
火曜日休館
HP http://www.kusabana.net
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posted by kusabanakan at 14:12| ゆうすげ日記