2014年06月27日

イヌブナ日記(66)

発芽から3年目のイヌブナ実生
2週間ぶりの更新となります。

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2014年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(上:A、下:B)

4つの苗のうち2つが枯れてしまい、現在は上の2つの実生が育っています。
大きな方の苗、イヌブナAは2週間前からほとんど変化がありません。

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2014年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(A)

丈が約20aで、上から見た幅が約50a。

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2014年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(A)

葉っぱの表面にはうぶ毛がありますが、前回(2週間前)に比べ少なくなってきています。

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2014年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(A)

小さな方の苗、イヌブナBも2週間前からほとんど変化がありません。


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2014年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(B)

観察を続けます。
posted by kusabanakan at 22:42| イヌブナ日記

ブナ日記(9)ブナ3枚目以降の葉っぱは茶色でした

9日ぶりの更新となります。
ブナ×2、イヌブナ×1
1年目実生の様子をメモします。

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2014年6月27日 イヌブナ&ブナ 1年目実生

前回18日は、ブナ(A)の実生に3枚目から6枚目までの葉っぱが出てきたところでした。
葉っぱが大きく広がった時に葉の色はどうなるのか?
9日後の今日、下の写真のような状態になっています。

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2014年6月27日 軽井沢草花館 ブナA 実生1年目

ブナの3枚目から出る葉っぱは茶色を帯びた色になることが観察できました。また、開き始めのころは茶色ですが、日にちが経過するにつれ、緑色に近づいていくようです。
丈は前回とほとんど変わらず、地表から葉っぱの付け根まで約110_(下写真)。

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2014年6月27日 軽井沢草花館 ブナA 1年目実生

もう一方のブナBも3枚目からの葉っぱは茶色をしていました。

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2014年6月27日 軽井沢草花館 ブナB 1年目実生

こちらは、前回の丈72_から103_へと大きく生長しました(下写真)。

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2014年6月27日 軽井沢草花館 ブナB 1年目実生

次にイヌブナ実生1年目の様子です。
こちらは前回18日の時に赤味を帯びた3枚目の葉っぱは緑色に落ち着いてきて、新たに出てきた4枚目、5枚目は赤味を帯びたものでした。こちらもブナ同様に、最初は赤味(茶色)を帯びた色をしていますが、時間の経過と共に、緑色に近づいています(下写真)。
丈は95_といったところで、前回82_から13_伸びました。

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2014年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生1年目

【1年目実生におけるブナとイヌブナの違い】
ブナ:3枚目以降の葉の色→茶色
イヌブナ:3枚目以降の葉の色→赤味を帯びた色

観察を続けます
posted by kusabanakan at 22:06| ブナ日記

2014(16)花茎が出始めました

毎年この時期になると、ユウスゲに花茎が出てくるのを楽しみにしていますが、今朝、確認できました!

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2014年6月27日 軽井沢草花館 ユウスゲの花茎

確認できたのは計5本。一番大きなものは65aにまで伸びていました。
毎日、気を付けて見ていたつもりでしたが、見落としていたのでしょう。
おそらく3日くらい前から出始めていたのではないでしょうか。

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2014年6月27日 軽井沢草花館 看板前のユウスゲ

草花館の看板の前に出てきた花茎が一番大きく伸びていました(上写真)。
すでに65aの草丈になっていて、先端にはつぼみらしきものが膨らんでいます。
順調に生長が進めば7月中旬には咲き始めそうです。

ちなみに、昨年2013年は6月24日に花茎が出始め、ヒョウや6月の台風被害のあった一昨年2012年は7月2日に花茎を確認しています。
posted by kusabanakan at 11:25| ゆうすげ日記

2014年06月22日

緑のカーテン2014(7)虫&病気

梅雨らしい天気が続いています。
緑のカーテンはぐんぐんと蔓を伸ばし、生長中です。

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2014年6月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン

一方で、葉っぱに虫が付いたり、病気になったりする季節でもあるようです。
昨日はウチワドコロの葉に虫が付いているのを見つけ、駆除したところです(下写真)。

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2014年6月21日 ウチワドコロの葉に付いた虫 

虫の名前は分かりませんが、葉っぱの裏に潜んでいました。近くの葉っぱには虫の糞でしょうか?小さな黒い粒子物が多数付いていました。葉っぱごとハサミで剪定して駆除しました。

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2014年6月21日 ウチワドコロの葉に落ちた虫の糞?

また、病気らしい症状も出始めました。
ウチワドコロの葉っぱに斑紋ができて、黄ばんでいるものが見られます。
正確な診断ができませんが、”さび病”でしょうか?

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2014年6月22日 軽井沢草花館 ウチワドコロ 葉の表面

葉っぱの裏にも斑紋が見られます(下写真)

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2014年6月22日 軽井沢草花館 ウチワドコロ 葉の裏面

ほとんどがウチワドコロに見られましたが、イケマの葉っぱにも少し症状が出ていました。
症状が広がらないように、症状のある葉っぱだけハサミで切り取り、ビニール袋に入れて隔離してから廃棄することにしました。

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2014年6月22日 病気の葉っぱをハサミで切り取って駆除したもの
※一番右端の葉っぱだけイケマで、その他はウチワドコロ

観察を続けます。
posted by kusabanakan at 14:39| 緑のカーテン

カラスvsアスター(29)

カラスvsアスター(29)
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第220話(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2014年06月20日

2014(15)木酢液を噴霧し始めました

明日21日は夏至です。
日中の時間帯が最も長い季節をむかえ、植物の生長も活発なようです。
ユウスゲにとっては、この時期からアブラムシの発生し始める時期でもあります。予防のために木酢液の散布を始めました(詳しくは文末)。

さて、鉢植え6年目のユウスゲは草丈が70aを超えました(下写真)。前回6月9日の時に60aでしたから、11日間で10a伸びたことになります。
また、軽井沢草花館では毎年6月下旬ころから花径が出始めますが、今年はまだ確認できていません。

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2014年6月20日 軽井沢草花館 ユウスゲ鉢植え6年目

プランター3年目のユウスゲは草丈は垂直高さで40aになりました(下写真)。前回6月9日の時(30a)よりも10aほど高くなりました。こちらの苗は早い時期から葉っぱが横に広がり、折れてしまっているものが多いので、単純に高さ方向(垂直高さ)の比較がよいのか分かりませんが、目安として記録しています。

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2014年6月20日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター3年目

地植えのユウスゲも順調に生長しています。もっとも大きな苗で草丈(垂直高さ)が90aを超えていました。前回6月9日から10a伸びていることになります。

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2014年6月20日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)

最後に今年種まきしたユウスゲです。プランターから出た芽は10aほどまで大きくなりました。前回6月9日の時は8aでしたので2a大きくなりました。たかだか2aと思うかも知れませんが、80aから90aになった地植えのユウスゲよりも8aから10aになった1年目のユウスゲの方が草丈の伸び率は高いと言えます。

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2014年6月20日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター1年目

今年は種の発芽率が低く、1年目の苗が例年よりも少ない状態です。65センチ幅のプランター3つに、それぞれ100粒くらいの種を撒きましたが、現在発芽している苗は合計で50ほど。300粒の種を撒いて50の発芽ですから、発芽率は17%(6分の1)ということになります。

【メモ:アブラムシ予防に木酢液】

1週間ほど前から、適時、木酢液の水溶液をスプレーで撒いています。
軽井沢ではこの時期からユウスゲに白いアブラムシが付くようになります。
そもそも”ユウスゲにはアブラムシが付き物”で、”アブラムシの付いていないユウスゲほどユウスゲらしくないものはない”といっても過言でないほど、ユウスゲとアブラムシには深いつながりを感じます。(※同様ニッコウキスゲにも付くようです)
アブラムシが付いたからと言って、毛虫が付いたように葉っぱが喰われるとか、花が咲かなくなるといったような被害は無いようです。ですから、それほど神経質になる必要はありません。

それでも観賞用に栽培している以上、葉や茎にびっしりとアブラムシが付いている姿は気持ちの良いものではありません。そこで、アブラムシの発生を少しでも抑えるために、天然成分の木酢液を200~500倍水で薄め、スプレーボトルでユウスゲに噴霧しています(木酢液はホームセンターや農協などで入手できます)。
毎年、この木酢液噴霧をしていて、完全にアブラムシが出なくなることはありませんが、ある程度の効果はありそうです。微妙な言い回しですが…
木酢液を噴霧していてもある程度のアブラムシは必ず付きますので、その時は指で駆除しています。それがもっとも手っ取り早い方法のようです。
また、木酢液は殺虫剤ではないので、付いているアブラムシに噴霧してもポロポロ落ちて死んでいくといったたぐいのものではありません。

で、木酢液とはいったい何ぞや?
この木酢液については、菜園ガイドの小島理恵さんがAll aboutの記事の中で詳しく書かれていますので、参考までにリンクを貼っておきます。興味のある方はこちらをご覧ください。

木酢液の意外な効果と簡単な使い方、小島理恵

観察をつづけます。
posted by kusabanakan at 14:53| ゆうすげ日記

2014年06月18日

ブナ日記(8)ブナ3枚目葉っぱは緑色?

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2014年6月18日 軽井沢草花館 イヌブナ(×1)&ブナ(×2)の実生1年目

4日ぶりの更新となります。
ブナの実生は3枚目の葉っぱと4、5、6枚目次々葉っぱが開き始めました。まだ、小さな葉っぱですが下の写真のような状態です。

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2014年6月18日 軽井沢草花館 ブナ(A)実生1年目

イヌブナと違って、3枚目の葉っぱだけが赤茶色になるようなことはなさそうですが、葉が完全に開いた時にはどうなっているでしょうか?
草丈は、葉っぱの付け根までで約110_。4日前よりも20_伸びました。

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2014年6月18日 軽井沢草花館 ブナ(A)実生1年目(丈110_)

もう一つのブナ実生も元気です。下写真のように3枚目の芽が膨らんできました。

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2014年6月18日 軽井沢草花館 ブナ(B)実生1年目(丈72_)

イヌブナの実生は茎の部分が少し伸びていました(下写真)。

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2014年6月18日 軽井沢草花館 イヌブナ実生1年目(丈82_)

ブナA 90_ → 110_
ブナB 70_ → 72_
イヌブナ 80_ → 82_

観察を続けます。

posted by kusabanakan at 16:42| ブナ日記

2014年06月16日

緑のカーテン2014(6)生長期

ウチワドコロやノブドウといった自生植物で作っている緑のカーテン。
1週間ぶりの更新となります。この間、庭ではアヤメの花が咲き出しました。

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2014年6月16日 軽井沢草花館 緑のカーテン

1週間前は下の写真のような状態でしたので、目に見えて密度が濃くなってきました。この時期は生長が早く、ぐんぐんと蔓が伸びてきます。2~3日放置しておくと、勢いのある蔓はネットの最上部にまで達してしまうので、時々蔓の先の方をネットからほどき、人為的にネットの下の方に戻すなどの工夫をする時期になりました。

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2014年6月16日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2014年6月16日 軽井沢草花館 緑のカーテン

正直なところ、日差しを遮るための緑のカーテンとしては、隙間が多くてスケスケです。2011年からカーテンを作っていますが、毎年スケスケなのです。
それでも、年々植物の株が増えてきているため、スケスケ度は低くなってきていると思います。

ゴーヤや朝顔で作る緑のカーテンと比べると遮光性は低くなりますが、ウチワドコロの葉っぱが風にゆらゆらと揺れる様子には風情が感じられます。この点だけは長所だと思います。

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2014年6月16日 軽井沢草花館 緑のカーテン

先週と変わらず、現在はウチワドコロ、ノブドウ、イケマの3種の葉っぱがネットに絡み付いていますが、大半を占めているのはウチワドコロです(上写真で切れ込みのたくさんある葉っぱ)。
※ウチワドコロの葉は色の濃いハート形、ノブドウはこの写真には入っていません。

観察を続けます。

posted by kusabanakan at 17:03| 緑のカーテン

2014年06月14日

ブナ日記(7)イヌブナ3枚目の葉っぱ

1週間ぶりの更新です。
その間の生長を高さでみると

ブナA 90_ → 90_
ブナB 50_ → 70_
イヌブナ 70_ → 80_

バラつきがありますが、それぞれが着実に生長しています。

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2014年6月14日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ実生1年目

まず、2つあるブナ実生(AとB)から見てみます。

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2014年6月14日 軽井沢草花館 ブナ実生(A)1年目(高さ90_)

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2014年6月14日 軽井沢草花館 ブナ実生(A)1年目(高さ90_)

ブナ実生(A)は1週間前から樹高にほとんど変化がありませんが、先端の芽の部分は着実に伸びて、大きくなっています(下写真)。

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2014年6月14日 軽井沢草花館 ブナ実生(A)1年目

葉っぱの裏の部分を見てみると、下写真のような状態です。
手で触れてみると、ごわごわとして、意外と固いです。葉脈は9対。

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2014年6月14日 軽井沢草花館 ブナ実生(A)1年目 葉っぱの裏

次にブナ実生(B)です。

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2014年6月14日 軽井沢草花館 ブナ実生(B)1年目(高さ70_)

こちらは。高さが20_伸びて、約70_。先端の芽も膨らみ始めています。葉脈は7~8対。

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2014年6月14日 軽井沢草花館 ブナ実生(B)1年目(高さ90_)

最後にイヌブナ実生1年目です。

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2014年6月14日 軽井沢草花館 イヌブナ実生1年目(80_)

樹高は10_伸びて約80_に。
そして先週から付いていた先端の赤い葉っぱが広がってきました(下写真)。

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2014年6月14日 軽井沢草花館 イヌブナ実生1年目

イヌブナの場合、種から発芽すると、初めに2枚の子葉が出て、次に対生の本葉が2枚でます。そして、本葉3枚目となる赤茶色の葉っぱが1枚だけ出てきます。
現在3年目に入ったイヌブナ実生も、最初の年には全く同じ順序で葉が出てきているのを観察しています。
何故、3枚目の葉っぱだけ赤茶色なのかよく分かりませんが、イヌブナの決まりごとであることは確かなようです。自然の中では、目立ちすぎてしまうと思いますが、きっと大切な意味があるのでしょう。

【参考】2012年6月21日 イヌブナ日記(4) 2段目は一枚葉

はたして、ブナの実生はどうなるのでしょうか?
現在、子葉が2枚出て、その後対生の本様が2枚出ている状態です。先端に付いている芽からは赤い葉っぱが出てくるのでしょうか? いずれ明らかになると思いますが、とても楽しみです。

そして、今回出てきた赤茶色の葉っぱで気になるのが葉脈の数。

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2014年6月14日 軽井沢草花館 イヌブナ実生1年目 3枚目の本葉の裏

イヌブナの葉脈(葉っぱの横方向の筋)は、10対以上あると図鑑などには書かれているのですが(例えば、牧野新日本植物圖鑑ではイヌブナの葉脈は10~14対と記載)、上の写真でもわかるように本葉3枚目の赤い葉っぱには葉脈が5対しかありません。(最初に出た本葉2枚には10~11対の葉脈があります)
これも、イヌブナの決まりごとに違いありませんが、理由は分かりません。3枚目の葉っぱはイヌブナにとって特別な意味があるのかもしれません。

観察を続けます。

【補足:ブナ日記とイヌブナ日記】
この「ブナ日記」は軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」の中の一つのカテゴリとして付けているものです。あくまでも素人の自由観察日記ですので、専門的な事実とは少し異なる内容が含まれる可能性もあります。
基本的に執筆者の興味によって自由に書いているものですので、その点をご理解のうえご覧ください。

さて、ゆうすげ日記の中にはもう一つ「イヌブナ日記」もあります。同じようなタイトルのカテゴリが2つあるので、下に整理してみました。

・ブナ日記:2014年5月7日より現在7回目更新中(ブナを中心にイヌブナと比較しながら観察)
・イヌブナ日記:2012年6月3日より現在65回目更新中(イヌブナのみの観察)

ブナ日記は当初、ブナの実生だけを対象に観察していくつもりでしたが、イヌブナに実生と対比させることで、より面白く観察できそうだったので、タイトルを「ブナ&イヌブナ日記」に変えてみたりしながら、現在は「ブナ日記」のタイトルでブナとイヌブナの実生を観察しています。
posted by kusabanakan at 11:55| ブナ日記

2014年06月13日

イヌブナ日記(65)横幅広く生長

5月25日以来の更新となります。

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2014年6月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目

前回は、3年目にして4つの苗のうち2つが枯れてしまったことをつづりました。枯れてしまっても、もしかしたら、突拍子もないところから新しい芽が出てきたりするのではないかと思い、鉢はそのままにしていますが、変化はなく枯れたままです(上写真、前列中央と右端の2つが枯れた苗)。

生長を続けている2つの苗は鉢植えで元気に育っています。
まずは、2つのうち大きな苗(A)から見てみると

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2014年6月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(A)

5月25日の時(下写真)と比べると、樹高が高くなっていることが分かります。18aだったものが20aを超える高さになっていました。
また、写真なので参考程度ですが、葉っぱの色が新緑の若葉色(下写真)からきれいな緑色(上写真)になっています。

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2014年5月25日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(A)

さらに、樹高だけではなく、枝の横方向の生長ぶりに目を見張るものがあります。

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2014年6月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(A)

5月25日の時には、上から見た横の幅が40aほどでしたが、今日6月13日は50aくらいありました。樹高がわずか2a(18から20a)の伸びたのに対して、大きな生長です。

葉っぱの表面は、イヌブナらしく、細かい毛がたくさん付いていました(下写真)

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2014年6月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(A)

次にもう一つのイヌブナ(B)です。こちらは生長が遅く、前出の苗に比べると、ずいぶん小さな苗です。
こちらは、それほど苗自体が大きくなっている印象はありません。但し、葉っぱの色が夏の色になってきました。

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2014年6月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(B)

上から見てみると(下写真)

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2014年6月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生3年目(B)

葉っぱの表面にはうぶ毛があり、手触りはやわらか。
上の写真は、ジョウロで水を与えてから撮影をしたため、葉っぱに水滴が残っています。撥水性が高く、水をよくはじきます。

観察を続けます
posted by kusabanakan at 20:56| イヌブナ日記

2014年06月09日

2014(14)6月9日、60a

梅雨に入ってから、雨水の恩恵を毎日受けているユウスゲ。
鉢植え6年目のユウスゲは草丈60aになりました(下写真)。葉っぱがピンと伸びて生き生きとしています。6月1日には56aだったので、8日間で4センチ伸びたことになります。

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2014年6月9日 軽井沢草花館 ユウスゲ(アサマキスゲ)鉢植え6年目

下写真はプランター3年目のユウスゲ。草丈は垂直高さで30a。6月1日の時(32a)よりも2a低くなっていましたが、葉っぱが横に伸びて重さで下に垂れ下がったのが理由だろうと思います。また、長く続いた雨で葉っぱが折れてしまったのも目立ちます。

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2014年6月9日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター3年目

次は地植えのユウスゲです(下写真)。順調に生長を続けていて、一番大きな株で、草丈(垂直高さ)80aありました。6月1日の時には一番大きな株で65aでしたから、この8日間で15aも大きくなっています。また、昨年2013年は6月8日時で一番大きなユウスゲが70aでしたから、今年の方が今のところ10aほど生長が早いです。

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2014年6月9日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)

最後は今年種まきしたユウスゲです(’下写真)。
大きなもので草丈8a。まだまだ小さいですが、6月1日の時はわずか4.5aしかなかったので、大きな生長ぶりです。

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2014年6月9日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター1年目

つづく
posted by kusabanakan at 16:46| ゆうすげ日記

緑のカーテン2014(5)梅雨時1週間の生長ぶり

6月5日に梅雨入りしてからは、まさしく梅雨らしい天気が続いています。緑のカーテンは雨水をたっぷりと得て、密度が高くなってきました。1週間前の写真と比べて見ます。

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2014年6月9日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2014年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

現在、ウチワドコロの葉がカーテンの大部分を占めていて、その他ノブドウ、イケマと順に続いています。

つづく
posted by kusabanakan at 11:49| 緑のカーテン

2014年06月08日

カラスvsアスター(28)

カラスvsアスター(28)
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第211話(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2014年06月07日

ブナ日記(6)最初の2枚葉の次

1週間ぶりの更新となります。
その間、6月5日に梅雨入りしました。
ブナ&イヌブナの実生は雨水をたっぷりと浴びながら生長しています。

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2014年6月7日 軽井沢草花館 イヌブナ&ブナの実生1年目

まずは、イヌブナの様子から見てみましょう。

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2014年6月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生1年目(高さ70_)

茎が伸びてきました。
先端では、最初の2枚葉に続き、2段目の葉っぱが1枚広がってきました。
イヌブナは単葉で互生の樹木ですが、子葉の次に出てくる2枚葉だけは対生となり、その後は互生になるようです。
2012年に初めてイヌブナ実生を育てた時も同様のことが観察できています。

【参考】イヌブナ日記(4) 2段目は1枚葉(2012年6月21日)→ ブログにリンク

次に、ブナの実生2つ(AとB)を見てみます。

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2014年6月7日 軽井沢草花館 ブナ実生(A)1年目(高さ90_)

ブナもイヌブナ同様に単葉で互生する樹木ですが、やはり子葉の上につく2枚葉は対生となっています。
そして、対生の葉っぱの真ん中から茎が伸びてきました(下写真)。

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2014年6月7日 軽井沢草花館 ブナ実生1年目

下写真にあるイヌブナの実生と比べてみると、芽のつくりに違いがあることが分かります。

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2014年5月25日 軽井沢草花館 イヌブナ実生1年目

ブナの方が芽が固そうで、数も多くついています。

最後にもう一つのブナ実生(B)下写真↓

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2014年6月7日 軽井沢草花館 ブナ実生(B)1年目 (高さ50_)

Aに比べると生長が遅いものの、2枚葉の間から芽が付き始めています。

観察を続けます。
posted by kusabanakan at 11:48| ブナ日記

2014年06月05日

【展示紹介】アヤメ

朝から雨の続く軽井沢です。
本日、長野県を含む関東甲信地方が梅雨入りしたらしいとのニュース。
平年よりも3日、昨年よりも5日早いそうです。

【アヤメ】
さて、今回の展示紹介は、現在会期中の「石川功一の描き残した軽井沢の草花たち2」展よりアヤメです。
軽井沢ではこの梅雨時に花期をむかえる花で、軽井沢草花館の小さな庭でも現在、たくさんのつぼみが付いています。
これから、ブルーの花が高原の初夏を彩ります。

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石川功一 アヤメ 2001年 カンバス油彩 30号

アヤメの群生を描いた油彩作品(上写真)は、7月7日まで展示公開中です。

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1.4/19−5/26 春の草花を中心に
2.5/28−7/7 新緑から初夏の草花を中心に
3.7/9−9/8 盛夏の草花を中心に
4.9/10−10/13 夏から初秋の草花を中心に
5.10/15−11/24 秋の草花・木の実を中心に

入館料 500円、小学生以下無料
休館日 火曜日 但し、9/23の火曜日はOPEN、また8月は無休
開館時間 10:00−17:00

小さな美術館軽井沢草花館HP http://www.kusabana.net
タグ:展示紹介
posted by kusabanakan at 16:35| 展示紹介

2014年06月02日

緑のカーテン2014(4)緑のカーテン経緯

前回(5月17日)は、蔓(ウチワドコロ)がネットに絡み始めたことをお伝えしました。
それから約半月ぶりの更新となります。

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2014年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

5月の中旬からは暖かな日が続き、みるみるうちに蔓が伸び、いつの間にか緑のカーテンらしくなってきました。

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2014年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロ、他

現在、絡み付いている蔓の大半がウチワドコロです。
上の写真でみると、葉っぱの縁が波打っているのがウチワドコロ。
ハート形でちょっと色の濃いものがイケマです。

そして、テラスの上部の方で蔓を伸ばしているのがノブドウ(下写真)です。
プランターで育てている一本の木からネットに絡んで伸びているのですが、蔓の上部にだけ葉っぱが出て、下の方からは出てきません。
蔓の先っぽから順に芽を出していくようで、下の方にまで栄養が届かないのでしょうか?
ノブドウをプランターで育て始めたのが2011年。それから一度も蔓を剪定していません。
来年は春先にでも蔓をバッサリ剪定してみようと思います。

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2014年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン ノブドウ

【メモ:緑のカーテン経緯】
そもそも緑のカーテンを作ろうと思ったきっかけは、2010年に庭に生えていたジネンジョの蔓を軒下に植え替えてみたことから始まります。
ジネンジョの蔓はテラスの柱に絡み付き、秋には実(ムカゴ)をつけたのです。
翌2011年、東北大地震が起こったことで節電への関心が高まり、草花館ではテラスにネットを張り、ジネンジョの他、ウチワドコロやノブドウを仲間に加え、本格的な緑のカーテンづくりを始めてみることにしました。
試行錯誤のカーテンづくり、これまでの出来栄えを振り返ると、立派なカーテンだったとは言い難いですが、ゴーヤや朝顔とは一味違った個性的な野草カーテンが出来たと思います。
緑のカーテン4年目の今年はどんな出来栄えとなるでしょうか?
楽しみです。
posted by kusabanakan at 21:10| 緑のカーテン

2014年06月01日

2014(13)6月1日、56aになりました

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2014年 軽井沢(追分)の旬ごとの気象データ (気象庁HPデータより)

春から日照時間が多く、空気が乾燥(湿度が低い)している傾向です。5月中旬ころからは顕著に気温が高くなり、5月30日からは3日続けて25度を超える夏日となりました。自生地ではススキなどと一緒に生え、日当たりを好むユウスゲ(アサマキスゲ)はぐんぐんと生長しています。

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2014年6月1日 軽井沢草花館 ユウスゲ鉢植え6年目

5月20日の時は40aだったユウスゲの草丈は12日間で16a伸び、56aとなっています(上写真)。

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2014年6月1日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター3年目

プランター3年目(上写真)も、12日間でだいぶ大きくなりました。葉っぱが横に広がっているものの、草丈は12a伸びました(20aから32a)。

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2014年6月1日 軽井沢草花館 ユウスゲ 庭に露地植えしているユウスゲ

露地植えしているユウスゲも順調に大きくなっています。一番大きな株の草丈を測ってみたところ65aありました。
ちなみに、昨年2013年6月8日には70aを記録しています。

ユウスゲに混ざって、ワレモコウやアカバナシモツケソウ、キキョウ、マツムシソウも元気です。

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2014年6月1日 軽井沢草花館 ユウスゲ 

今年種子から発芽したユウスゲは1週間で草丈が15_伸び(30_から45_)、こちらも順調に生長を続けています。
ただし、4月11日に3つのプランターに種子を撒いたものの、発芽しているのは各プランターに数個(10未満)で、発芽率はよくありません。

観察を続けます。
posted by kusabanakan at 15:58| ゆうすげ日記