2016年07月31日

2016(50)ユウスゲ53輪、実がつき始めました ギボウシは花盛り

今日は日差したっぷりの一日で、気温も上がりました(最高気温27.8度)
夕暮れの陽を浴びながら、ユウスゲの開花数は昨日とほぼ同じの53輪。
昨日あたりから最盛期の状態となっており、例年に比べて約1週間くらい早い開花状況です。

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2016年7月31日 18:00 軽井沢草花館 ユウスゲ

花の咲く時期が早ければ、当然実の付く時期も早いです。
7月7日に咲いた看板前のユウスゲには実がつき始めています(下写真)

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2016年7月31日 軽井沢草花館 ユウスゲに付いた実(7月7日開花)

花が咲いてから24日間でこんなにも立派な実がつきました。
今後、緑色の実が褐色化してくると、実の先が割れて、中から種子がこぼれます。

下の写真はコバギボウシの写真です。
つぼみが一斉に開き、美しい姿になっています。

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2016年7月31日 軽井沢草花館 コバギボウシ
posted by kusabanakan at 20:25| ゆうすげ日記

2016年07月30日

2016(49)ユウスゲ55輪 今季最多 最盛期

今日のユウスゲは55輪、夕暮れ時に美しく咲きました。

開花数は今季最多。
おととい梅雨が明けて、昨日今日は平年並みに気温が上がり、開花数がぐんと増えました。

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2016年7月30日 17:45 軽井沢草花館 ユウスゲ

今年は咲き始めが早かったこともあり、開花状況も例年よりもやや早めといったところ。
今が最盛期ともいえる咲き方ですが、しばらく見ごろが続きそうです。

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2016年7月30日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 18:08| ゆうすげ日記

2016年07月29日

2016(48)ユウスゲ41輪 タマアジサイ見ごろ、ヤマユリ開花

午前中は雲が多かったものの、午後からは青空が広がり、夏らしい天気となりました。
日中の最高気温は26.7度、平年よりも0.4度高かったものの、清々しく軽井沢らしい一日でした。

今日のユウスゲは41輪、きれいに咲きました。

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2016年7月29日 17:19 軽井沢草花館 ユウスゲ 41輪開花

また、7/21のブログでも記したタマアジサイが見ごろをむかえています。

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2016年7月29日 軽井沢草花館 タマアジサイとヤマユリ

タマアジサイは軽井沢ではちょうど梅雨明けくらいから先はじめ、夏のアジサイといったイメージです。
球が割れ、花を咲かせるまでの過程がとても面白いアジサイです。

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2016年7月29日 軽井沢草花館 タマアジサイ(満開の状態)


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2016年7月29日 軽井沢草花館 タマアジサイ(球が割れてつぼみが開き始めた状態)

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2016年7月29日 軽井沢草花館 タマアジサイ(球の先端が割れて中からつぼみが顔を出している状態)

3年前にこのタマアジサイの成長を記録したタマアジサイ日記をつけているので、もう少し詳しく成長の過程を見たい方は以下をご覧ください。

ブログ「ユウスゲ日記」の中の「タマアジサイ日記(2013年)」


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2016年7月29日 軽井沢草花館 (タマアジサイの隙間から生えた)ヤマユリ開花
posted by kusabanakan at 18:02| ゆうすげ日記

2016年07月28日

2016(47)ユウスゲ25輪 ようやく梅雨明け

本日、気象庁の発表で軽井沢のある関東甲信地域が「梅雨明けしたらしい」とありました。
平年よりも7日遅く、梅雨明けの早かった昨年よりも18日遅いそうです。

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2016年7月28日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ

さて、今日のユウスゲは25輪。
夕暮れからきれいに咲いています。
梅雨明けしたとはいえ、軽井沢では雲の多い一日でした。
明日以降は気温も上がり、夏らしい気候となりそうです。

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2016年7月28日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 咲きたての花からは上品な香りが
posted by kusabanakan at 20:39| ゆうすげ日記

2016年07月27日

2016(46)ユウスゲ26日43輪、27日31輪

まず昨日のユウスゲ開花数ですが、今朝になって改めて数えてみたところ、43輪でした。
今季最多の開花数です。
昨日の夕方の時点では、気温が低く、雨が降っていて、その日に開花した花なのか、昨日咲いた花なのかの判断がつきませんでしたが、今朝になってみると、昨日咲いた分の花だけがきれいに残っていて、明確に数えることができました。

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2016年7月27日 朝9:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 昨日開花分

次に本日開花分のユウスゲです。
開花数は31輪。
昨日ほどではありませんが、ほどよく上品に咲いてくれました。
咲きたてのユウスゲは本当にきれいです。

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2016年7月27日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 本日開花分

他にも、現在アカバナシモツケソウがとてもきれいに咲いています。
キキョウ、マツムシソウ、オミナエシなども次々に咲き始めていて、ここ数日で鮮やかさが増しています。

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2016年7月27日 17:30 アカバナシモツケソウ(中央ピンク)
posted by kusabanakan at 20:40| ゆうすげ日記

2016年07月26日

2016(45)天候不順でユウスゲ開花数がわからず 

今日のユウスゲ開花数は、はっきりとした開花数がわかりませんでした。
というのも、今日一日気温の低い状態と雨が続き(16:00現在、最低気温16.8度、最高気温18.3度)、昨日咲いたユウスゲがきれいな状態で残っていて、夕方の時点では今日咲いたものなのか、昨日咲いたものなのかの区別が付かないのです。

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2016年7月26日 16:20 軽井沢草花館 ユウスゲ

暫定的に数えてみようと思いましたが、数え方の違いで、開花数20〜45と幅がでてしまい、数えるのを断念しました。
明日の朝、もう一度確認しようと思います。

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2016年7月26日 16:20 軽井沢草花館  雨に打たれながら咲くユウスゲ

また、ユウスゲに咲く小さな庭の一角でトモエソウが咲き始めました(下写真)。

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2016年7月26日 軽井沢草花館 トモエソウ
posted by kusabanakan at 17:21| ゆうすげ日記

【展示紹介】ユウスゲ(アサマキスゲ)

2016年度 軽井沢草花館20周年記念 特別企画展

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草花スケッチ×草木染による染色見本
「軽井沢の草絵染展T−X」より(V)

7/6から9/5まで
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石川功一の描いた軽井沢の草花スケッチと、山崎青樹をはじめとした草木染の染色工芸家の染めた染色見本のコラボレーション企画を開催しています(T〜X)。
7月6日から始まっている第V期目の展示ですが、7月中旬に数点の作品を展示替えしました。現在(7月25日)石川功一の草花図(水彩スケッチ+油彩画で41点)と草木染による染色見本28種(山崎青樹11点、山崎和樹11点、浅沼真知1点、三浦由紀4点、大林治子1点)が公開されています(9/5まで)。

主な展示作品はワレモコウ、ヤマハギ、ヤマウルシ、ウシノシッペイ、ウワミズザクラ、クズ、アサマフウロ、ハナヒョウタンボク等、夏に描かれた作品が中心となっています。

以下、展示作品の中よりユウスゲを紹介します。
石川功一の代表作ともいえるユウスゲの作品の中から、本展では油彩画5点と水彩スケッチ1点を公開中です。
そして、草木染では三浦由紀、大林治子両氏によって染められた染色見本を石川功一の作品に並べて展示しています。

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石川功一 水彩スケッチ ユウスゲ(アサマキスゲ) 1989年8月31日

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三浦由紀 草木染 ユウスゲ 2016年7月

上は、群馬県上野村で制作活動されている三浦先生によるユウスゲの草木染です。
軽井沢草花館のユウスゲの苗(花茎がまだ出ていない5月中旬)を根っこごと乾燥させ、根の部分で染めた染色見本となります。
ほかにも、乾燥葉で染めた作品など、計3パターンの(ユウスゲ)染色見本を展示しております。

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石川功一 油彩画50号 ユウスゲ(アサマキスゲ) 2004年

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大林治子 草木染 ユウスゲ 2004年

上は、鎌倉市で制作活動されている大林先生によるユウスゲの草木染です。
こちらも軽井沢草花館のユウスゲ苗から染めていただきましたが、三浦先生の染めとは異なり、
生の葉っぱと根を染めたものです。
ユウスゲの花の色のような淡い色に染まっています。

展示の詳細は小さな美術館軽井沢草花館のHPをご覧ください
※本日、7/26(火)は定休日です。ただし、8月は無休。
posted by kusabanakan at 12:00| 展示紹介

2016年07月25日

2016(44)ユウスゲ20輪 エゾカワラナデシコ フシグロセンノウ開花

今日のユウスゲは20輪、上品に咲き始めています。

午前中の早い時間帯には晴れ間も見えていましたが、
次第に雲に覆われるようになり、午後は完全に曇天となりました。
薄暮の中、ユウスゲがひっそりと咲き始めました。

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2016年7月25日 15:50 軽井沢草花館 ユウスゲ

※昨日のユウスゲ開花数は暫定24輪としましたが、今朝になって数えなおしたところ21輪でした。訂正します。

さて、今日は新たにエゾカワラナデシコとフシグロセンノウが咲き始めました。

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2016年7月25日 軽井沢草花館 咲き始め 紅一点のエゾカワラナデシコ

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2016年7月25日 軽井沢草花館 プランターで育てているフシグロセンノウも鮮やかに一輪
posted by kusabanakan at 16:57| ゆうすげ日記

2016年07月24日

2016(43)ユウスゲ暫定24輪 イモムシ花食べる

今日のユウスゲは18:30時点で暫定24輪開花です。
日中はおおむね晴れでしたが、雲の多い天気でもありました。

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2016年7月24日 18:25 軽井沢草花館 ユウスゲ 左:本日開花、右:昨日開花

夕方になっても昨日咲いたユウスゲがしおれずにきれいな状態で残っていたりします。
開花数を数えようとすると、今日のユウスゲか、昨日のユウスゲか?
これから咲くつぼみなのか? 
といった調子ではっきりとした数がつかめませんでした。
明日の朝、開花数を確定します。

また、昨日のユウスゲ日記には16輪開花としましたが、今朝改めて数を数えてみると、21輪も咲いていました。
訂正します。7月23日の夕方は21輪でした。

さて、今日は面白い発見をしました。
咲き終わった後のユウスゲの花びらが落ちていたので拾おうとしたら、イモムシが一緒についてきて、よく見ると、ユウスゲの花びらを食べていたのです。
かじった跡が2aくらいあり、体の大きさからいうとかなりの量だと思いますが、夢中で食べ続けていました。
孵化するとどんな蝶々になるのでしょうか。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲの花びらを食べるイモムシ

以下、種から育てている1年目から8年目までのユウスゲの苗の状態を記します。

【1年目 プランター】

下の写真は種まきの時期が約1か月違う1年目の苗です。
葉高など寸法の測定は行いませんでしたが、前回(7月8日のユウスゲ日記参照)、16日前と比べて大きくなっています。
また、4月に蒔いた種と5月に蒔いた種では、4月に蒔いた種のほうが発芽も早く、成長も早く進んでいます。
その差が、縮まっていくのではないかと思ってみているのですが、今のところ差は歴然としてあります。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター1年目
上段:5月18日種まき、下段4月12日種まき

【2年目 プランター】

2年目も順調に成長しています。花茎は出ていません。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター2年目 2015年5月10日種まき

【3年目 プランター】

こちらも葉っぱは立派になりましたが、花茎は出てきていません。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター3年目 2014年4月11日種まき

【4年目 プランター】

4年目ですが、まだ花茎は出てきていません。葉っぱは1〜3年目のユウスゲよりも立派です。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター4年目 2013年4月23日種まき

【7年目 鉢植え その1】

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え7年目

鉢植えで育てて7年目になるユウスゲからは花茎が2本出て、
花が咲き始めています。
花茎は高いほうで96aあり、前回(7/8)の89aから7a伸びていました。

※この鉢植えのユウスゲは花の色が濃く、
花の開く時間帯も遅い個体だというのがわかりました。
株が2つあり、両方から1本づつ花茎がでて花が咲きましたが、
どちらも色が濃く、開花時間の遅い花が咲いています。

【7年目 鉢植え その2】

上と同様で鉢植え7年目のユウスゲです。
1本だけ出た花茎は前回(7/8)の49aから100aへと大きく伸びました。
先端には小さなつぼみが付いていて、今後花を咲かせることでしょう。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え7年目

【8年目 プランター その1】

プランターで8年目のユウスゲです。
葉っぱの量も多く、かなり立派ですが、花茎は出てきていません。
年数が多ければ、花茎が出て花が咲くわけではないようです。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター8年目

【8年目 プランター その2】

こちらの8年目(プランター)には花茎が5本出ています。
すでに何本かの花茎から花が咲きました。
一番伸びている花茎の高さは142aで、前回(7/8)の127aから15a伸びていました。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター8年目

【地植え 小さな庭のユウスゲ】

ほどよい数のユウスゲが毎夕咲いています。
今年は開花の始まりが早くに訪れましたので、この先の咲き具合が気になるところです。

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2016年7月24日 16:30 軽井沢草花館 小さな庭に地植えしたユウスゲ

【その他 今年はアブラムシが少ない】

なぜだかわかりませんが、今年ユウスゲにつく白いアブラムシが少ないです。
いないわけではありませんが、いつもの年に比べるとたいへん少なく、世話をする身からすると助かっています。
posted by kusabanakan at 21:35| ゆうすげ日記

緑のカーテン2016(11) 黄葉始まるも成長続く

2011年から始めた緑のカーテンの観察日記です。

7月11日以来、約2週間ぶりの更新です。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は7月11日の時の様子です。
全体的に葉っぱの色が黄色味を帯び始めてきた感じもありますが、
ネットに絡んでいる蔓植物は今でも成長して伸び続けています。
(緑の鮮やかさは、おそらく7月の中旬ころがピークのようでした)

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2016年7月11日 軽井沢草花館 緑のカーテン

今年はウチワドコロとジネンジョの成長が著しく、ノブドウとイケマの成長は影を潜めています。
結局、ノブドウとイケマには花芽がつかず花は咲きませんでした。
2011年から始めた緑のカーテンで初めてのことです。

また、今年の特徴として、草花館の周辺に虫が少ないです。
まったくいないわけではなく、葉っぱもところどころ喰われていますが、
昨年のようにイケマの葉っぱがすべて喰われてしまうようなことがありません。
5月の中旬、下旬、6月下旬の3回、市販の花壇用殺虫剤を軽くスプレーしたので、その効果があったのか?
世話をする立場からすると大変助かりますが、少なすぎると心配になります。

殺虫剤は撒きませんが、地植えやプランターのユウスゲにアブラムシが少なかったり、
毎年6月頃から大量に発生するアリがほとんどいなかったり、
7月頃になると蜂がたくさんやってきて巣を作ったりするのに、ほとんど見かけないなど
今年は”虫”が少ないです。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン 黄葉したウチワドコロの葉

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2016年7月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン テラス側より

現在、ウチワドコロの花がたくさん咲いています(下写真)。
また、ここにきて、一番成長著しいのがジネンジョです。
毎日数十a単位で蔓を伸ばしています。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン 厚みのあるカーテンになりました

つづく
posted by kusabanakan at 15:31| 緑のカーテン

カラスvsアスター(81)

カラスvsアスター(81)

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第139話(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2016年07月23日

2016(42)ユウスゲ16輪 寒い一日

今日のユウスゲは16輪

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2016年7月23日 16:27 軽井沢草花館 ユウスゲ

夕方になってユウスゲの開花状況を確認しようと外に出てみると、
「今日もたくさん!」と思いました。
しかし、実際の開花数を数えてみると(暫定)16輪しかなく昨日(32輪)の半分。

朝から気温が低く(最低気温14度)、日中も気温が上がらず(最高気温20.3度)、
霧が出たり静まったりの寒い一日。
日差しもなく低温の環境で、昨日咲いたユウスゲがきれいな状態で残っていたため、
見た目には沢山咲いているように感じました。

下の写真は17時25分に撮影したもの。
咲いているのは昨日の開花分で、大きなつぼみがこれから開花する分のユウスゲです。

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2016年7月23日 17:25 軽井沢草花館 ユウスゲ

下の写真は看板前のキキョウ。
次々に開花を始めています。

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2016年7月23日朝 軽井沢草花館 キキョウ
posted by kusabanakan at 18:06| ゆうすげ日記

2016年07月22日

2016(41)ユウスゲ32輪 オミナエシ、ギボウシ咲きはじめ フシグロセンノウつぼみ

今日のユウスゲは昨日と同じ32輪。

昨日と同様に、朝から霧雨/小雨、曇りが目まぐるしく変わる天気。
明るくなってきたかな? と思ったら白い霧がすぅーっと流れてきて瞬く間に霧の世界に逆もどり。
気温も低く、20時現在で最低気温15.3度(平年-1.1度)、最高気温20.3度(平年-5.0度)。
半袖では風邪を引いてしまいそうなくらい涼しい? いや、寒い一日となりました。

ユウスゲは昨日と同様、咲き始めが遅く、
また昨日咲いたユウスゲが、しぼまずに残っていたりするので、
32輪という実際の開花数以上にたくさん咲いているようにみえます。

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2016年7月22日 18:45 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2016年7月22日 15:15 軽井沢草花館 ユウスゲ

ユウスゲの他にも様々な花が咲き始めています。
3日前のブログで紹介したウバユリは満開の状態です(下写真)。

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2016年7月22日 軽井沢草花館 ウバユリ(立派な姿です!)

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2016年7月22日 軽井沢草花館 オミナエシ(一部で開花が始まりました)

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2016年7月22日 軽井沢草花館 ユウスゲのプランターから生えたネジバナ

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2016年7月22日 軽井沢草花館 コバギボウシ(咲きはじめ)

フシグロセンノウにはつぼみが付き、今にも咲きそうな状態です。
雲場池では1週間くらい前から咲き始めています。
比較的花期の長い花なので、8月終わり、あるいは9月上旬ころまでしばらく楽しめそうです。

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2016年7月22日 軽井沢草花館 フシグロセンノウ
posted by kusabanakan at 20:32| ゆうすげ日記

2016年07月21日

2016(40)ユウスゲ32輪 霧の一日 タマアジサイ咲き始める

見ごろとなっている軽井沢草花館のユウスゲ
今日の開花は32輪(17:30現在)
といっても、朝から霧がかかり、霧雨/小雨の一日。

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2016年7月21日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ

気温も低く、ユウスゲの開花は普段よりものんびりしています。
17:30を過ぎたころでもまだ完全に花が開ききっていないユウスゲが多く、
まだ先端がわずかに開き始めたようなつぼみも見られます。
また鉢植えのユウスゲに夜になってから1輪咲きそうなつぼみがあって、
最終的に何輪咲くのか、明日の朝になってみないと定かではありません。
32輪は暫定の開花数です。

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2016年7月21日 16:45 軽井沢草花館 入口前のユウスゲ

昨夜も鉢植えのユウスゲが一輪咲きました。
昨日のユウスゲの開花数を37から38輪に訂正します。

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2016年7月21日 16:40 軽井沢草花館 鉢植えユウスゲ7年目 昨夜開花分

敷地内のタマアジサイが早くも咲き始めていました。
7月のかなり下旬に入ったばかりの開花はだいぶ早いです。
(ちなみに昨年は7月23日になってようやく球が割れて中からつぼみがでてきました)
まだ割れていない球が多数残っているので、本格的な開花はこれからといったところです。

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2016年7月21日 軽井沢草花館 タマアジサイ 
posted by kusabanakan at 18:02| ゆうすげ日記

2016年07月20日

2016(39)ユウスゲ37輪 早くも見ごろ

今日のユウスゲは37輪
今季最多の開花数です。

このくらい咲くと、小さな庭ですので、とても見ごたえがあります。
早くも見ごろの季節に入ったといえそうです。
例年であれば、8月上旬をピークに8月20日ころまで見ごろが続きますが、
今年は開花の始まりが早く、見ごろの時期も早くに訪れていることから、
終わりの時期も早まるかもしれません。

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2016年7月20日 17:00 軽井沢草花館 ユウスゲ

現在、アカバナシモツケソウが花盛り。
株の数は少ないものの、ピンク色の花が小さな庭の中で存在感を出しています。

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2016年7月20日 17:00 軽井沢草花館 ユウスゲ(左)とアカバナシモツケソウ(右)

【訂正】
昨日の日記でユウスゲ開花数を25輪としましたが、夜に咲いたユウスゲが2輪あったので、
25 → 27輪とします。
夜に咲いたのは鉢植え7年目のユウスゲ。
7月15日の夜にも1輪咲いていますが、今回は2輪。
同じ鉢内から2本りの花茎が出ていて、その両方の花茎から1輪づつ花が咲きました。
ということは、2株とも夜に咲くユウスゲということです。
勝手にヤスゲ(夜菅)と呼んでいますが、なんとも不思議なユウスゲです。

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2016年7月20日 9:45 軽井沢草花館 昨夜咲いた鉢植え7年目のユウスゲ2輪

下の写真は花の部分を拡大したもの。
十分日差しが出ていますが、まだきれいに咲いています。
(撮影のため鉢を日陰のテラスに移動しています)

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2016年7月20日 9:45 軽井沢草花館 昨夜咲いた鉢植え7年目のユウスゲ2輪
posted by kusabanakan at 19:57| ゆうすげ日記

2016年07月19日

2016(38)ユウスゲ25輪 ウバユリ、メタカラコウも咲く

今日のユウスゲは25輪、今季最多の開花数となりました。

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2016年7月19日 18:06 軽井沢草花館 ユウスゲ

自転車置き場の一角にあるユウスゲもたくさん咲きました。

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2016年7月19日 17:58 軽井沢草花館 ユウスゲ

ユウスゲの他にも夏の花が咲き始めています。
下写真にあるのウバユリが今日咲き始めました。
8〜9年前に知人からいただいた苗で、
最初の年に咲いてからは葉っぱは毎年出てくるものの、
花茎が出ることはなく、花が咲きませんでした。
ですから8年目くらいでようやく再び花を咲かせたことになります。
花茎は165aあり、かなり立派です。

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2016年7月19日 軽井沢草花館 ウバユリ

下はメタカラコウです。
こちらも別の知人からいただいた苗で、今年で9年前になります。
毎年、この時期になると咲いています。

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2016年7月19日 軽井沢草花館 メタカラコウ
posted by kusabanakan at 19:59| ゆうすげ日記

映り込みを抑えたモスアイ透明版を採用

軽井沢草花館では今年度の展示より、30号以上の大きな油彩画を飾る額に、モスアイ技術を施した透明版を採用しています。

通常、作品保護のために用いられる額縁のガラスやアクリル板は、照明や自然光に反射して鏡のような作用を引き起こし、少なからず透明版に背景を映り込ませます。作品を見るために額縁の前に正面に立つと、自分自身が映り込んでしまうということがよくありますね。
今年から採用している透明版は、アクリル板の両面にモスアイ技術を施した特殊なフィルムを張り合わることで、反射による映り込みを大幅に軽減させています。

下の写真は60号の油彩画を通常のアクリル板で額装したものですが、背景が映り込んでしまっているのがよくわかります。

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一般のアクリル板を使った場合 (石川功一 ゆうすげ 60号 1992年)

一方、下の写真はモスアイ透明版で額装した作品です。

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モスアイ透明版を使った場合 (石川功一 ゆうすげ 60号 1992年)

見比べると、違いは明らかで、モスアイ透明版を使った作品の方にはほとんど映り込みがなく、作品がよく見えています。
7月18日現在、30号から60号まで、11作品の額にこのモスアイ透明版を採用しており、作品をより自然な状態で閲覧していただけるようになりました。
posted by kusabanakan at 12:00| 草花館日記

2016年07月18日

2016(37)ユ ウスゲ15輪 アカバナシモツケソウが見ごろに

今日のユウスゲは15輪、小さな庭の各所で上品に咲きました。
アカバナシモツケソウの花もまだ満開とまではいきませんが、
5分咲き程度まで開花しています。
黄色とピンク色の花が薄暮に映えてきれいです。

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2016年7月18日 17:25 軽井沢草花館 ユウスゲとアカバナシモツケソウ(ピンク)
posted by kusabanakan at 20:00| ゆうすげ日記

2016年07月17日

2016(36)ユウスゲ8輪 見た目はもっと多く

今日のユウスゲは8輪でした。

3連休の中日、最高気温は26.3度で平年よりも1.7度高くなりましたが、日照は1時間にも満たず、ほぼ曇天となりました。
日中は蒸し暑かったものの、日差しがない分過ごしやすかったのではないでしょうか。

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2016年7月17日 16:36 軽井沢草花館 ユウスゲ

日差しが少なかったこともあり、昨日の夕方咲いたユウスゲ16輪が比較的きれいなまま今日の夕方をむかえたため、
今日の開花分は8輪しかありませんでしたが、遠目に見ると昨日の分と合わさって、たくさん咲いているように見えました。
posted by kusabanakan at 18:07| ゆうすげ日記

ブナ日記(55)地面から最初の節まではウリ肌

(2014年春に種から発芽したブナとイヌブナの生長記録です)
7月4日以来、13日ぶりの更新です。

その間に大きな変化は見られませんでしたが、記録として日記に収めます。

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ実生3年

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ実生3年

次はブナとイヌブナの葉っぱを比べてみました。

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2016年7月17日 軽井沢草花館 実生3年 左:イヌブナの葉っぱの表 右:ブナAの葉っぱの表

イヌブナの葉っぱの表面は産毛で覆われていて、なめらかなのに対し、ブナの葉っぱの表面には産毛がなく、テカテカ・ゴワゴワしていました。
裏面も同様に、イヌブナには産毛がありますが、ブナにはなく、テカテカ・ゴワゴワです。
(ブナもイヌブナも葉っぱの際には産毛が生えていました)
また、葉脈の数はイヌブナよりブナのほうが少ないです。

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2016年7月17日 軽井沢草花館 実生3年 左:ブナAの葉っぱの裏 右:イヌブナの葉っぱの裏 
※写真ではわかりにくいですが、イヌブナの葉の裏にも産毛がびっしり生えています。

以下は、各々の樹高測定結果です。

【ブナA(スーさん)】

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 樹高20a

樹高は約20aでした。前回(7/4)の時は19aだったので、1aほど高くなりました。
幹が伸びたというよりも、うつむき加減だった幹が垂直方向にシャキッと立ち上がってきた結果、
樹高が高くなっているようです。(下の写真は前回撮影のスーさん)

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2016年7月4日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 樹高19a

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 上からの撮影

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 幹直径5.0_

前回の日記で以下のように記述しましたが、観察が足りなかったようで、間違っていました。

間違い:
「幹の根元部分にはウリのような緑色っぽい筋が縦に入っている。兄弟のブナB(タンさん)には見られない。7月4日ブナ日記」

間違っていたのは、ブナB(タンさん)にはウリ肌部分が見られないという部分です。よくよく観察してみたところブナB(タンさん)にもしっかりウリ肌が見られました。下のブナB(タンさん)の項で詳しくレポートします。

【ブナB(タンさん)】

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナB(タンさん)実生3年目 樹高21a

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナB(タンさん)実生3年目 上からの撮影

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナB(タンさん)実生3年目 幹直径4.0_

前回(7/4)の日記で書いた以下の記述が間違っていました
誤り:「兄弟ブナA(スーさん)には幹の根元部分に縦の筋があったが、このブナB(タンさん)には見られない。」

上の写真のように、ブナB(タンさん)にも地面から最初の節のある2aくらいまでがウリ肌で夕張メロンのようなひびが入っていました。ブナA(スーさん)やイヌブナ(ソンさん)のように節までの長さが短かったため見落としていました…

【イヌブナ(ソンさん)】

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2016年7月17日 軽井沢草花館 イヌブナ(ソンさん)実生3年目 樹高19a

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2016年7月17日 軽井沢草花館 イヌブナ(ソンさん)実生3年目 上からの撮影

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2016年7月17日 軽井沢草花館 イヌブナ(ソンさん)幹直径4.5_

【成長記録】

【樹高】前回(7/4)からブナAの樹高が1a高くなりました。

ブナA(スーさん) 5/1:122_、5/9:125_、5/28:130_、6/12:130_、6/28:132_、7/12:132_、7/22:137_、8/10:137_、9/5:140_、9/18:140_、10/5:140_、10/24:140_、11/12:140_、11/29:140_、12/30:140_、2016.4/1:140_、4/23:140_、5/1:140_、5/8:180_、5/20:180_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:200_

ブナB(タンさん) 5/1:108_、5/9:113_、5/28:113_、6/12:113_、6/28:115_、7/12:157_、7/22:157_、8/10:165_、9/5:168_、9/18:168_、10/5:168_、10/24:168_、11/12:168_、11/29:168_、12/30:168_、2016.4/1:170_、4/23:170_、5/1:170_、5/8:200_、5/20:200_、5/29:200_、6/5:200_、6/22:210_、7/4:210_、7/17:210_

イヌブナ(ソンさん) 5/1:115_、5/9:120_、5/28:125_、6/12:125_、6/28:133_、7/12:133_、7/22:133_、8/10:133_、9/5:130_、9/18:133_、10/5:130_、10/24:130_、11/12:130_、11/29:130_、12/30:130_、2016.4/1:132_、4/23:132_、5/1:135_、5/8:140_、5/20:155_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:190_

【冬芽】

ブナA(スーさん) 9/5:11_、9/18:13_、10/5:14_、10/24:14_、11/12:14_、11/29:14_、12/30:14_、2016.4/1:14_、4/23:25_、4/29芽吹きはじめ

ブナB(タンさん) 9/5:7_、9/18:9_、10/5:12_、10/24:12_、11/12:12_、11/29:12_、12/30:12_、2016.4/1:12_、4/23:18_、5/1:芽吹きはじめ

イヌブナ(ソンさん)9/5:21_、9/18:25_、10/5:27_、10/24:27_、11/12:27_、11/12:27_、11/29:27_、12/30:27_、2016.4/1:27_、4/23:35_、4/29:芽吹きはじめ

【幹直径】前回(7/4)から変化がありませんでした。

ブナA(スーさん) 5/1:Φ4.5_、6/5:φ5.0_、7/4:φ5.0_、7/17:φ5.0_
ブナB(タンさん) 5/1:Φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.0_、7/17:φ4.0_
イヌブナ(ソンさん) 5/1:Φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.5_、7/17:φ4.5_
posted by kusabanakan at 12:06| ブナ日記