2016年07月31日

2016(50)ユウスゲ53輪、実がつき始めました ギボウシは花盛り

今日は日差したっぷりの一日で、気温も上がりました(最高気温27.8度)
夕暮れの陽を浴びながら、ユウスゲの開花数は昨日とほぼ同じの53輪。
昨日あたりから最盛期の状態となっており、例年に比べて約1週間くらい早い開花状況です。

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2016年7月31日 18:00 軽井沢草花館 ユウスゲ

花の咲く時期が早ければ、当然実の付く時期も早いです。
7月7日に咲いた看板前のユウスゲには実がつき始めています(下写真)

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2016年7月31日 軽井沢草花館 ユウスゲに付いた実(7月7日開花)

花が咲いてから24日間でこんなにも立派な実がつきました。
今後、緑色の実が褐色化してくると、実の先が割れて、中から種子がこぼれます。

下の写真はコバギボウシの写真です。
つぼみが一斉に開き、美しい姿になっています。

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2016年7月31日 軽井沢草花館 コバギボウシ
posted by kusabanakan at 20:25| ゆうすげ日記

2016年07月30日

2016(49)ユウスゲ55輪 今季最多 最盛期

今日のユウスゲは55輪、夕暮れ時に美しく咲きました。

開花数は今季最多。
おととい梅雨が明けて、昨日今日は平年並みに気温が上がり、開花数がぐんと増えました。

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2016年7月30日 17:45 軽井沢草花館 ユウスゲ

今年は咲き始めが早かったこともあり、開花状況も例年よりもやや早めといったところ。
今が最盛期ともいえる咲き方ですが、しばらく見ごろが続きそうです。

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2016年7月30日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 18:08| ゆうすげ日記

2016年07月29日

2016(48)ユウスゲ41輪 タマアジサイ見ごろ、ヤマユリ開花

午前中は雲が多かったものの、午後からは青空が広がり、夏らしい天気となりました。
日中の最高気温は26.7度、平年よりも0.4度高かったものの、清々しく軽井沢らしい一日でした。

今日のユウスゲは41輪、きれいに咲きました。

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2016年7月29日 17:19 軽井沢草花館 ユウスゲ 41輪開花

また、7/21のブログでも記したタマアジサイが見ごろをむかえています。

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2016年7月29日 軽井沢草花館 タマアジサイとヤマユリ

タマアジサイは軽井沢ではちょうど梅雨明けくらいから先はじめ、夏のアジサイといったイメージです。
球が割れ、花を咲かせるまでの過程がとても面白いアジサイです。

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2016年7月29日 軽井沢草花館 タマアジサイ(満開の状態)


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2016年7月29日 軽井沢草花館 タマアジサイ(球が割れてつぼみが開き始めた状態)

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2016年7月29日 軽井沢草花館 タマアジサイ(球の先端が割れて中からつぼみが顔を出している状態)

3年前にこのタマアジサイの成長を記録したタマアジサイ日記をつけているので、もう少し詳しく成長の過程を見たい方は以下をご覧ください。

ブログ「ユウスゲ日記」の中の「タマアジサイ日記(2013年)」


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2016年7月29日 軽井沢草花館 (タマアジサイの隙間から生えた)ヤマユリ開花
posted by kusabanakan at 18:02| ゆうすげ日記

2016年07月28日

2016(47)ユウスゲ25輪 ようやく梅雨明け

本日、気象庁の発表で軽井沢のある関東甲信地域が「梅雨明けしたらしい」とありました。
平年よりも7日遅く、梅雨明けの早かった昨年よりも18日遅いそうです。

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2016年7月28日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ

さて、今日のユウスゲは25輪。
夕暮れからきれいに咲いています。
梅雨明けしたとはいえ、軽井沢では雲の多い一日でした。
明日以降は気温も上がり、夏らしい気候となりそうです。

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2016年7月28日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 咲きたての花からは上品な香りが
posted by kusabanakan at 20:39| ゆうすげ日記

2016年07月27日

2016(46)ユウスゲ26日43輪、27日31輪

まず昨日のユウスゲ開花数ですが、今朝になって改めて数えてみたところ、43輪でした。
今季最多の開花数です。
昨日の夕方の時点では、気温が低く、雨が降っていて、その日に開花した花なのか、昨日咲いた花なのかの判断がつきませんでしたが、今朝になってみると、昨日咲いた分の花だけがきれいに残っていて、明確に数えることができました。

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2016年7月27日 朝9:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 昨日開花分

次に本日開花分のユウスゲです。
開花数は31輪。
昨日ほどではありませんが、ほどよく上品に咲いてくれました。
咲きたてのユウスゲは本当にきれいです。

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2016年7月27日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 本日開花分

他にも、現在アカバナシモツケソウがとてもきれいに咲いています。
キキョウ、マツムシソウ、オミナエシなども次々に咲き始めていて、ここ数日で鮮やかさが増しています。

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2016年7月27日 17:30 アカバナシモツケソウ(中央ピンク)
posted by kusabanakan at 20:40| ゆうすげ日記

2016年07月26日

2016(45)天候不順でユウスゲ開花数がわからず 

今日のユウスゲ開花数は、はっきりとした開花数がわかりませんでした。
というのも、今日一日気温の低い状態と雨が続き(16:00現在、最低気温16.8度、最高気温18.3度)、昨日咲いたユウスゲがきれいな状態で残っていて、夕方の時点では今日咲いたものなのか、昨日咲いたものなのかの区別が付かないのです。

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2016年7月26日 16:20 軽井沢草花館 ユウスゲ

暫定的に数えてみようと思いましたが、数え方の違いで、開花数20〜45と幅がでてしまい、数えるのを断念しました。
明日の朝、もう一度確認しようと思います。

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2016年7月26日 16:20 軽井沢草花館  雨に打たれながら咲くユウスゲ

また、ユウスゲに咲く小さな庭の一角でトモエソウが咲き始めました(下写真)。

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2016年7月26日 軽井沢草花館 トモエソウ
posted by kusabanakan at 17:21| ゆうすげ日記

【展示紹介】ユウスゲ(アサマキスゲ)

2016年度 軽井沢草花館20周年記念 特別企画展

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草花スケッチ×草木染による染色見本
「軽井沢の草絵染展T−X」より(V)

7/6から9/5まで
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石川功一の描いた軽井沢の草花スケッチと、山崎青樹をはじめとした草木染の染色工芸家の染めた染色見本のコラボレーション企画を開催しています(T〜X)。
7月6日から始まっている第V期目の展示ですが、7月中旬に数点の作品を展示替えしました。現在(7月25日)石川功一の草花図(水彩スケッチ+油彩画で41点)と草木染による染色見本28種(山崎青樹11点、山崎和樹11点、浅沼真知1点、三浦由紀4点、大林治子1点)が公開されています(9/5まで)。

主な展示作品はワレモコウ、ヤマハギ、ヤマウルシ、ウシノシッペイ、ウワミズザクラ、クズ、アサマフウロ、ハナヒョウタンボク等、夏に描かれた作品が中心となっています。

以下、展示作品の中よりユウスゲを紹介します。
石川功一の代表作ともいえるユウスゲの作品の中から、本展では油彩画5点と水彩スケッチ1点を公開中です。
そして、草木染では三浦由紀、大林治子両氏によって染められた染色見本を石川功一の作品に並べて展示しています。

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石川功一 水彩スケッチ ユウスゲ(アサマキスゲ) 1989年8月31日

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三浦由紀 草木染 ユウスゲ 2016年7月

上は、群馬県上野村で制作活動されている三浦先生によるユウスゲの草木染です。
軽井沢草花館のユウスゲの苗(花茎がまだ出ていない5月中旬)を根っこごと乾燥させ、根の部分で染めた染色見本となります。
ほかにも、乾燥葉で染めた作品など、計3パターンの(ユウスゲ)染色見本を展示しております。

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石川功一 油彩画50号 ユウスゲ(アサマキスゲ) 2004年

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大林治子 草木染 ユウスゲ 2004年

上は、鎌倉市で制作活動されている大林先生によるユウスゲの草木染です。
こちらも軽井沢草花館のユウスゲ苗から染めていただきましたが、三浦先生の染めとは異なり、
生の葉っぱと根を染めたものです。
ユウスゲの花の色のような淡い色に染まっています。

展示の詳細は小さな美術館軽井沢草花館のHPをご覧ください
※本日、7/26(火)は定休日です。ただし、8月は無休。
posted by kusabanakan at 12:00| 展示紹介

2016年07月25日

2016(44)ユウスゲ20輪 エゾカワラナデシコ フシグロセンノウ開花

今日のユウスゲは20輪、上品に咲き始めています。

午前中の早い時間帯には晴れ間も見えていましたが、
次第に雲に覆われるようになり、午後は完全に曇天となりました。
薄暮の中、ユウスゲがひっそりと咲き始めました。

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2016年7月25日 15:50 軽井沢草花館 ユウスゲ

※昨日のユウスゲ開花数は暫定24輪としましたが、今朝になって数えなおしたところ21輪でした。訂正します。

さて、今日は新たにエゾカワラナデシコとフシグロセンノウが咲き始めました。

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2016年7月25日 軽井沢草花館 咲き始め 紅一点のエゾカワラナデシコ

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2016年7月25日 軽井沢草花館 プランターで育てているフシグロセンノウも鮮やかに一輪
posted by kusabanakan at 16:57| ゆうすげ日記

2016年07月24日

2016(43)ユウスゲ暫定24輪 イモムシ花食べる

今日のユウスゲは18:30時点で暫定24輪開花です。
日中はおおむね晴れでしたが、雲の多い天気でもありました。

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2016年7月24日 18:25 軽井沢草花館 ユウスゲ 左:本日開花、右:昨日開花

夕方になっても昨日咲いたユウスゲがしおれずにきれいな状態で残っていたりします。
開花数を数えようとすると、今日のユウスゲか、昨日のユウスゲか?
これから咲くつぼみなのか? 
といった調子ではっきりとした数がつかめませんでした。
明日の朝、開花数を確定します。

また、昨日のユウスゲ日記には16輪開花としましたが、今朝改めて数を数えてみると、21輪も咲いていました。
訂正します。7月23日の夕方は21輪でした。

さて、今日は面白い発見をしました。
咲き終わった後のユウスゲの花びらが落ちていたので拾おうとしたら、イモムシが一緒についてきて、よく見ると、ユウスゲの花びらを食べていたのです。
かじった跡が2aくらいあり、体の大きさからいうとかなりの量だと思いますが、夢中で食べ続けていました。
孵化するとどんな蝶々になるのでしょうか。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲの花びらを食べるイモムシ

以下、種から育てている1年目から8年目までのユウスゲの苗の状態を記します。

【1年目 プランター】

下の写真は種まきの時期が約1か月違う1年目の苗です。
葉高など寸法の測定は行いませんでしたが、前回(7月8日のユウスゲ日記参照)、16日前と比べて大きくなっています。
また、4月に蒔いた種と5月に蒔いた種では、4月に蒔いた種のほうが発芽も早く、成長も早く進んでいます。
その差が、縮まっていくのではないかと思ってみているのですが、今のところ差は歴然としてあります。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター1年目
上段:5月18日種まき、下段4月12日種まき

【2年目 プランター】

2年目も順調に成長しています。花茎は出ていません。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター2年目 2015年5月10日種まき

【3年目 プランター】

こちらも葉っぱは立派になりましたが、花茎は出てきていません。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター3年目 2014年4月11日種まき

【4年目 プランター】

4年目ですが、まだ花茎は出てきていません。葉っぱは1〜3年目のユウスゲよりも立派です。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター4年目 2013年4月23日種まき

【7年目 鉢植え その1】

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え7年目

鉢植えで育てて7年目になるユウスゲからは花茎が2本出て、
花が咲き始めています。
花茎は高いほうで96aあり、前回(7/8)の89aから7a伸びていました。

※この鉢植えのユウスゲは花の色が濃く、
花の開く時間帯も遅い個体だというのがわかりました。
株が2つあり、両方から1本づつ花茎がでて花が咲きましたが、
どちらも色が濃く、開花時間の遅い花が咲いています。

【7年目 鉢植え その2】

上と同様で鉢植え7年目のユウスゲです。
1本だけ出た花茎は前回(7/8)の49aから100aへと大きく伸びました。
先端には小さなつぼみが付いていて、今後花を咲かせることでしょう。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え7年目

【8年目 プランター その1】

プランターで8年目のユウスゲです。
葉っぱの量も多く、かなり立派ですが、花茎は出てきていません。
年数が多ければ、花茎が出て花が咲くわけではないようです。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター8年目

【8年目 プランター その2】

こちらの8年目(プランター)には花茎が5本出ています。
すでに何本かの花茎から花が咲きました。
一番伸びている花茎の高さは142aで、前回(7/8)の127aから15a伸びていました。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター8年目

【地植え 小さな庭のユウスゲ】

ほどよい数のユウスゲが毎夕咲いています。
今年は開花の始まりが早くに訪れましたので、この先の咲き具合が気になるところです。

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2016年7月24日 16:30 軽井沢草花館 小さな庭に地植えしたユウスゲ

【その他 今年はアブラムシが少ない】

なぜだかわかりませんが、今年ユウスゲにつく白いアブラムシが少ないです。
いないわけではありませんが、いつもの年に比べるとたいへん少なく、世話をする身からすると助かっています。
posted by kusabanakan at 21:35| ゆうすげ日記

緑のカーテン2016(11) 黄葉始まるも成長続く

2011年から始めた緑のカーテンの観察日記です。

7月11日以来、約2週間ぶりの更新です。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は7月11日の時の様子です。
全体的に葉っぱの色が黄色味を帯び始めてきた感じもありますが、
ネットに絡んでいる蔓植物は今でも成長して伸び続けています。
(緑の鮮やかさは、おそらく7月の中旬ころがピークのようでした)

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2016年7月11日 軽井沢草花館 緑のカーテン

今年はウチワドコロとジネンジョの成長が著しく、ノブドウとイケマの成長は影を潜めています。
結局、ノブドウとイケマには花芽がつかず花は咲きませんでした。
2011年から始めた緑のカーテンで初めてのことです。

また、今年の特徴として、草花館の周辺に虫が少ないです。
まったくいないわけではなく、葉っぱもところどころ喰われていますが、
昨年のようにイケマの葉っぱがすべて喰われてしまうようなことがありません。
5月の中旬、下旬、6月下旬の3回、市販の花壇用殺虫剤を軽くスプレーしたので、その効果があったのか?
世話をする立場からすると大変助かりますが、少なすぎると心配になります。

殺虫剤は撒きませんが、地植えやプランターのユウスゲにアブラムシが少なかったり、
毎年6月頃から大量に発生するアリがほとんどいなかったり、
7月頃になると蜂がたくさんやってきて巣を作ったりするのに、ほとんど見かけないなど
今年は”虫”が少ないです。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン 黄葉したウチワドコロの葉

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2016年7月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン テラス側より

現在、ウチワドコロの花がたくさん咲いています(下写真)。
また、ここにきて、一番成長著しいのがジネンジョです。
毎日数十a単位で蔓を伸ばしています。

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2016年7月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン 厚みのあるカーテンになりました

つづく
posted by kusabanakan at 15:31| 緑のカーテン

カラスvsアスター(81)

カラスvsアスター(81)

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第139話(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2016年07月23日

2016(42)ユウスゲ16輪 寒い一日

今日のユウスゲは16輪

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2016年7月23日 16:27 軽井沢草花館 ユウスゲ

夕方になってユウスゲの開花状況を確認しようと外に出てみると、
「今日もたくさん!」と思いました。
しかし、実際の開花数を数えてみると(暫定)16輪しかなく昨日(32輪)の半分。

朝から気温が低く(最低気温14度)、日中も気温が上がらず(最高気温20.3度)、
霧が出たり静まったりの寒い一日。
日差しもなく低温の環境で、昨日咲いたユウスゲがきれいな状態で残っていたため、
見た目には沢山咲いているように感じました。

下の写真は17時25分に撮影したもの。
咲いているのは昨日の開花分で、大きなつぼみがこれから開花する分のユウスゲです。

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2016年7月23日 17:25 軽井沢草花館 ユウスゲ

下の写真は看板前のキキョウ。
次々に開花を始めています。

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2016年7月23日朝 軽井沢草花館 キキョウ
posted by kusabanakan at 18:06| ゆうすげ日記

2016年07月22日

2016(41)ユウスゲ32輪 オミナエシ、ギボウシ咲きはじめ フシグロセンノウつぼみ

今日のユウスゲは昨日と同じ32輪。

昨日と同様に、朝から霧雨/小雨、曇りが目まぐるしく変わる天気。
明るくなってきたかな? と思ったら白い霧がすぅーっと流れてきて瞬く間に霧の世界に逆もどり。
気温も低く、20時現在で最低気温15.3度(平年-1.1度)、最高気温20.3度(平年-5.0度)。
半袖では風邪を引いてしまいそうなくらい涼しい? いや、寒い一日となりました。

ユウスゲは昨日と同様、咲き始めが遅く、
また昨日咲いたユウスゲが、しぼまずに残っていたりするので、
32輪という実際の開花数以上にたくさん咲いているようにみえます。

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2016年7月22日 18:45 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2016年7月22日 15:15 軽井沢草花館 ユウスゲ

ユウスゲの他にも様々な花が咲き始めています。
3日前のブログで紹介したウバユリは満開の状態です(下写真)。

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2016年7月22日 軽井沢草花館 ウバユリ(立派な姿です!)

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2016年7月22日 軽井沢草花館 オミナエシ(一部で開花が始まりました)

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2016年7月22日 軽井沢草花館 ユウスゲのプランターから生えたネジバナ

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2016年7月22日 軽井沢草花館 コバギボウシ(咲きはじめ)

フシグロセンノウにはつぼみが付き、今にも咲きそうな状態です。
雲場池では1週間くらい前から咲き始めています。
比較的花期の長い花なので、8月終わり、あるいは9月上旬ころまでしばらく楽しめそうです。

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2016年7月22日 軽井沢草花館 フシグロセンノウ
posted by kusabanakan at 20:32| ゆうすげ日記

2016年07月21日

2016(40)ユウスゲ32輪 霧の一日 タマアジサイ咲き始める

見ごろとなっている軽井沢草花館のユウスゲ
今日の開花は32輪(17:30現在)
といっても、朝から霧がかかり、霧雨/小雨の一日。

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2016年7月21日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ

気温も低く、ユウスゲの開花は普段よりものんびりしています。
17:30を過ぎたころでもまだ完全に花が開ききっていないユウスゲが多く、
まだ先端がわずかに開き始めたようなつぼみも見られます。
また鉢植えのユウスゲに夜になってから1輪咲きそうなつぼみがあって、
最終的に何輪咲くのか、明日の朝になってみないと定かではありません。
32輪は暫定の開花数です。

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2016年7月21日 16:45 軽井沢草花館 入口前のユウスゲ

昨夜も鉢植えのユウスゲが一輪咲きました。
昨日のユウスゲの開花数を37から38輪に訂正します。

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2016年7月21日 16:40 軽井沢草花館 鉢植えユウスゲ7年目 昨夜開花分

敷地内のタマアジサイが早くも咲き始めていました。
7月のかなり下旬に入ったばかりの開花はだいぶ早いです。
(ちなみに昨年は7月23日になってようやく球が割れて中からつぼみがでてきました)
まだ割れていない球が多数残っているので、本格的な開花はこれからといったところです。

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2016年7月21日 軽井沢草花館 タマアジサイ 
posted by kusabanakan at 18:02| ゆうすげ日記

2016年07月20日

2016(39)ユウスゲ37輪 早くも見ごろ

今日のユウスゲは37輪
今季最多の開花数です。

このくらい咲くと、小さな庭ですので、とても見ごたえがあります。
早くも見ごろの季節に入ったといえそうです。
例年であれば、8月上旬をピークに8月20日ころまで見ごろが続きますが、
今年は開花の始まりが早く、見ごろの時期も早くに訪れていることから、
終わりの時期も早まるかもしれません。

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2016年7月20日 17:00 軽井沢草花館 ユウスゲ

現在、アカバナシモツケソウが花盛り。
株の数は少ないものの、ピンク色の花が小さな庭の中で存在感を出しています。

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2016年7月20日 17:00 軽井沢草花館 ユウスゲ(左)とアカバナシモツケソウ(右)

【訂正】
昨日の日記でユウスゲ開花数を25輪としましたが、夜に咲いたユウスゲが2輪あったので、
25 → 27輪とします。
夜に咲いたのは鉢植え7年目のユウスゲ。
7月15日の夜にも1輪咲いていますが、今回は2輪。
同じ鉢内から2本りの花茎が出ていて、その両方の花茎から1輪づつ花が咲きました。
ということは、2株とも夜に咲くユウスゲということです。
勝手にヤスゲ(夜菅)と呼んでいますが、なんとも不思議なユウスゲです。

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2016年7月20日 9:45 軽井沢草花館 昨夜咲いた鉢植え7年目のユウスゲ2輪

下の写真は花の部分を拡大したもの。
十分日差しが出ていますが、まだきれいに咲いています。
(撮影のため鉢を日陰のテラスに移動しています)

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2016年7月20日 9:45 軽井沢草花館 昨夜咲いた鉢植え7年目のユウスゲ2輪
posted by kusabanakan at 19:57| ゆうすげ日記

2016年07月19日

2016(38)ユウスゲ25輪 ウバユリ、メタカラコウも咲く

今日のユウスゲは25輪、今季最多の開花数となりました。

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2016年7月19日 18:06 軽井沢草花館 ユウスゲ

自転車置き場の一角にあるユウスゲもたくさん咲きました。

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2016年7月19日 17:58 軽井沢草花館 ユウスゲ

ユウスゲの他にも夏の花が咲き始めています。
下写真にあるのウバユリが今日咲き始めました。
8〜9年前に知人からいただいた苗で、
最初の年に咲いてからは葉っぱは毎年出てくるものの、
花茎が出ることはなく、花が咲きませんでした。
ですから8年目くらいでようやく再び花を咲かせたことになります。
花茎は165aあり、かなり立派です。

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2016年7月19日 軽井沢草花館 ウバユリ

下はメタカラコウです。
こちらも別の知人からいただいた苗で、今年で9年前になります。
毎年、この時期になると咲いています。

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2016年7月19日 軽井沢草花館 メタカラコウ
posted by kusabanakan at 19:59| ゆうすげ日記

映り込みを抑えたモスアイ透明版を採用

軽井沢草花館では今年度の展示より、30号以上の大きな油彩画を飾る額に、モスアイ技術を施した透明版を採用しています。

通常、作品保護のために用いられる額縁のガラスやアクリル板は、照明や自然光に反射して鏡のような作用を引き起こし、少なからず透明版に背景を映り込ませます。作品を見るために額縁の前に正面に立つと、自分自身が映り込んでしまうということがよくありますね。
今年から採用している透明版は、アクリル板の両面にモスアイ技術を施した特殊なフィルムを張り合わることで、反射による映り込みを大幅に軽減させています。

下の写真は60号の油彩画を通常のアクリル板で額装したものですが、背景が映り込んでしまっているのがよくわかります。

moseye-yusuge-ishikawa-koichi-before.jpg
一般のアクリル板を使った場合 (石川功一 ゆうすげ 60号 1992年)

一方、下の写真はモスアイ透明版で額装した作品です。

moseye-yusuge-ishikawa-koichi-after.jpg
モスアイ透明版を使った場合 (石川功一 ゆうすげ 60号 1992年)

見比べると、違いは明らかで、モスアイ透明版を使った作品の方にはほとんど映り込みがなく、作品がよく見えています。
7月18日現在、30号から60号まで、11作品の額にこのモスアイ透明版を採用しており、作品をより自然な状態で閲覧していただけるようになりました。
posted by kusabanakan at 12:00| 草花館日記

2016年07月18日

2016(37)ユ ウスゲ15輪 アカバナシモツケソウが見ごろに

今日のユウスゲは15輪、小さな庭の各所で上品に咲きました。
アカバナシモツケソウの花もまだ満開とまではいきませんが、
5分咲き程度まで開花しています。
黄色とピンク色の花が薄暮に映えてきれいです。

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2016年7月18日 17:25 軽井沢草花館 ユウスゲとアカバナシモツケソウ(ピンク)
posted by kusabanakan at 20:00| ゆうすげ日記

2016年07月17日

2016(36)ユウスゲ8輪 見た目はもっと多く

今日のユウスゲは8輪でした。

3連休の中日、最高気温は26.3度で平年よりも1.7度高くなりましたが、日照は1時間にも満たず、ほぼ曇天となりました。
日中は蒸し暑かったものの、日差しがない分過ごしやすかったのではないでしょうか。

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2016年7月17日 16:36 軽井沢草花館 ユウスゲ

日差しが少なかったこともあり、昨日の夕方咲いたユウスゲ16輪が比較的きれいなまま今日の夕方をむかえたため、
今日の開花分は8輪しかありませんでしたが、遠目に見ると昨日の分と合わさって、たくさん咲いているように見えました。
posted by kusabanakan at 18:07| ゆうすげ日記

ブナ日記(55)地面から最初の節まではウリ肌

(2014年春に種から発芽したブナとイヌブナの生長記録です)
7月4日以来、13日ぶりの更新です。

その間に大きな変化は見られませんでしたが、記録として日記に収めます。

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ実生3年

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ実生3年

次はブナとイヌブナの葉っぱを比べてみました。

20160717bunaA&inubana01.jpg
2016年7月17日 軽井沢草花館 実生3年 左:イヌブナの葉っぱの表 右:ブナAの葉っぱの表

イヌブナの葉っぱの表面は産毛で覆われていて、なめらかなのに対し、ブナの葉っぱの表面には産毛がなく、テカテカ・ゴワゴワしていました。
裏面も同様に、イヌブナには産毛がありますが、ブナにはなく、テカテカ・ゴワゴワです。
(ブナもイヌブナも葉っぱの際には産毛が生えていました)
また、葉脈の数はイヌブナよりブナのほうが少ないです。

20160717bunaA&inubana02.jpg
2016年7月17日 軽井沢草花館 実生3年 左:ブナAの葉っぱの裏 右:イヌブナの葉っぱの裏 
※写真ではわかりにくいですが、イヌブナの葉の裏にも産毛がびっしり生えています。

以下は、各々の樹高測定結果です。

【ブナA(スーさん)】

20160717banaA01.jpg
2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 樹高20a

樹高は約20aでした。前回(7/4)の時は19aだったので、1aほど高くなりました。
幹が伸びたというよりも、うつむき加減だった幹が垂直方向にシャキッと立ち上がってきた結果、
樹高が高くなっているようです。(下の写真は前回撮影のスーさん)

20160704banaA01.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 樹高19a

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 上からの撮影

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 幹直径5.0_

前回の日記で以下のように記述しましたが、観察が足りなかったようで、間違っていました。

間違い:
「幹の根元部分にはウリのような緑色っぽい筋が縦に入っている。兄弟のブナB(タンさん)には見られない。7月4日ブナ日記」

間違っていたのは、ブナB(タンさん)にはウリ肌部分が見られないという部分です。よくよく観察してみたところブナB(タンさん)にもしっかりウリ肌が見られました。下のブナB(タンさん)の項で詳しくレポートします。

【ブナB(タンさん)】

20160717banaB01.jpg
2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナB(タンさん)実生3年目 樹高21a

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2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナB(タンさん)実生3年目 上からの撮影

20160717banaB03.jpg
2016年7月17日 軽井沢草花館 ブナB(タンさん)実生3年目 幹直径4.0_

前回(7/4)の日記で書いた以下の記述が間違っていました
誤り:「兄弟ブナA(スーさん)には幹の根元部分に縦の筋があったが、このブナB(タンさん)には見られない。」

上の写真のように、ブナB(タンさん)にも地面から最初の節のある2aくらいまでがウリ肌で夕張メロンのようなひびが入っていました。ブナA(スーさん)やイヌブナ(ソンさん)のように節までの長さが短かったため見落としていました…

【イヌブナ(ソンさん)】

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2016年7月17日 軽井沢草花館 イヌブナ(ソンさん)実生3年目 樹高19a

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2016年7月17日 軽井沢草花館 イヌブナ(ソンさん)実生3年目 上からの撮影

20160717inubana03.jpg
2016年7月17日 軽井沢草花館 イヌブナ(ソンさん)幹直径4.5_

【成長記録】

【樹高】前回(7/4)からブナAの樹高が1a高くなりました。

ブナA(スーさん) 5/1:122_、5/9:125_、5/28:130_、6/12:130_、6/28:132_、7/12:132_、7/22:137_、8/10:137_、9/5:140_、9/18:140_、10/5:140_、10/24:140_、11/12:140_、11/29:140_、12/30:140_、2016.4/1:140_、4/23:140_、5/1:140_、5/8:180_、5/20:180_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:200_

ブナB(タンさん) 5/1:108_、5/9:113_、5/28:113_、6/12:113_、6/28:115_、7/12:157_、7/22:157_、8/10:165_、9/5:168_、9/18:168_、10/5:168_、10/24:168_、11/12:168_、11/29:168_、12/30:168_、2016.4/1:170_、4/23:170_、5/1:170_、5/8:200_、5/20:200_、5/29:200_、6/5:200_、6/22:210_、7/4:210_、7/17:210_

イヌブナ(ソンさん) 5/1:115_、5/9:120_、5/28:125_、6/12:125_、6/28:133_、7/12:133_、7/22:133_、8/10:133_、9/5:130_、9/18:133_、10/5:130_、10/24:130_、11/12:130_、11/29:130_、12/30:130_、2016.4/1:132_、4/23:132_、5/1:135_、5/8:140_、5/20:155_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:190_

【冬芽】

ブナA(スーさん) 9/5:11_、9/18:13_、10/5:14_、10/24:14_、11/12:14_、11/29:14_、12/30:14_、2016.4/1:14_、4/23:25_、4/29芽吹きはじめ

ブナB(タンさん) 9/5:7_、9/18:9_、10/5:12_、10/24:12_、11/12:12_、11/29:12_、12/30:12_、2016.4/1:12_、4/23:18_、5/1:芽吹きはじめ

イヌブナ(ソンさん)9/5:21_、9/18:25_、10/5:27_、10/24:27_、11/12:27_、11/12:27_、11/29:27_、12/30:27_、2016.4/1:27_、4/23:35_、4/29:芽吹きはじめ

【幹直径】前回(7/4)から変化がありませんでした。

ブナA(スーさん) 5/1:Φ4.5_、6/5:φ5.0_、7/4:φ5.0_、7/17:φ5.0_
ブナB(タンさん) 5/1:Φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.0_、7/17:φ4.0_
イヌブナ(ソンさん) 5/1:Φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.5_、7/17:φ4.5_
posted by kusabanakan at 12:06| ブナ日記

2016年07月16日

2016(35)ユウスゲ16輪、キキョウ開花一輪

まず、昨日のブログでユウスゲが9輪咲いたと書きましたが、
今朝になって、もう一輪増えていたので、(7/15)9輪→(7/15)10輪に訂正します。
というのも、鉢植えのユウスゲが夜になってから咲いたため、昨日の夕方の時点では開花数にカウントしていなかったためです。
下の写真の鉢植えが日が暮れてから咲いた鉢植えのユウスゲです。

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2016年7月16日 9:20 軽井沢草花館 ユウスゲ鉢植え7年目(昨夜開花)

勝手にヤスゲ(夜菅)と呼んでいる夜に咲くユウスゲと思われるもので、色は普通のユウスゲよりも濃く、夜咲いて、普通のユウスゲのように次の日の日中にはしぼまず、24時間以上咲き続けます。下の写真は夕方になってから撮影したものですが、まだきれいに咲いています。

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2016年7月16日 17:10 軽井沢草花館 ユウスゲ鉢植え7年目(昨夜開花)

今日(7/16)の夕方に咲いたユウスゲ比べてみると、色の濃さが少しばかし違って見えます(下写真)。

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2016年7月16日 軽井沢草花館 ユウスゲ

また、鉢植えユウスゲの葉っぱには斑点がついています(7月8日のユウスゲ日記にも記録)。

20160716yusuge_pot_leaf01.jpg
2016年7月16日 軽井沢草花館 鉢植え7年目のユウスゲ 斑点の付いたの葉

14日まで、地植のユウスゲの一株が夕方ではなく、夜に咲いていたのですが(下写真)、
その株のつぼみがすべて咲き切ったのと入れ替えに、今度は鉢植えのユウスゲが咲き始めました。
今後も開花を注意深く観察していくつもりです。

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2016年7月15日 6:47 昨夜開花分のユウスゲ 最後の1輪

さて、ここから今日の開花状況です。
本日のユウスゲは16輪。
今日は曇天で気温も低い一日でしたが、たくさんの花が咲きました。
入口前にも一輪咲いてくれました。

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2016年7月16日 17:00 軽井沢草花館 入口前のユウスゲ

看板の前ではキキョウも咲き始めました(下写真)。

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2016年7月16日 軽井沢草花館 今年最初に咲いたキキョウ

つづく
posted by kusabanakan at 18:29| ゆうすげ日記

2016年07月15日

2016(34)2006-2015年ユウスゲ開花数のグラフ

小さな美術館軽井沢草花館で最初にユウスゲが咲いた年は2006年のことでした。
昨年2015年のユウスゲ開花シーズンが終わった段階でちょうど10年。
毎日、記録していた開花数のデータをグラフにしてみました。

2006-2015yusuge01.jpg
グラフ:小さな美術館軽井沢草花館で咲いたユウスゲの開花数(縦軸:開花数、横軸:日にち)
※開花数は2006年から2015年までの合計

とてもきれいな放物線を描いたグラフとなり、我ながら感心!
年によって開花時期が早かったり、遅かったりしますが、10年間でまとめてみると、平均化されていることが分かります。
これをみると、軽井沢草花館では8月1日から8月11日頃がユウスゲの開花数が多い時期で、8月6日前後がピークと言えそうです。
今年(2016年)は例年になく早いスピードで開花が進んでいて、今後ピークも少し早くに訪れるのか?
それとも違う結果になるのか? 最終的な結果も楽しみです。

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2008年8月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ この日は160輪のユウスゲが咲きました

注意:あくまでも軽井沢草花館の敷地内で咲いたユウスゲの開花数の記録です。
posted by kusabanakan at 21:47| ゆうすげ日記

2016(33)ユウスゲ9輪、マツムシソウ、ヤブカンゾウ開花

今日のユウスゲは昨日と同様9輪咲きました。
朝から雨が降ったり止んだりの天気、気温も上がらず最高気温22.3度、
少し肌寒い一日となりました。

昨年は最初のユウスゲが咲いたのが、ちょうど一年前の7月15日でした。
今年は7月3日に最初の一輪が咲き、昨日14日までに39輪咲いています。
例年に比べてだいぶ速いペースで開花が進んでいますが、これから暑くなってくると、開花のペースもさらにアップしてきそうです。

20160715yusuge-yabukanzo-1810.jpg
2016年7月15日 18:10 軽井沢草花館 ユウスゲ(左)とヤブカンゾウ(右)

ヤブカンゾウが咲き始めました。
夕方にユウスゲと並んで咲いているところを写真に収めました(上写真)。

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2016年7月15日 軽井沢草花館 ヤブカンゾウの花

ほかにも、マツムシソウが咲き始めました。

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2016年7月15日 軽井沢草花館 マツムシソウ

キキョウ、オミナエシもつぼみがでて、開花寸前です(下写真)。

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2016年7月15日 軽井沢草花館 キキョウ(つぼみ)

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2016年7月15日 軽井沢草花館 オミナエシ
posted by kusabanakan at 20:21| ゆうすげ日記

改訂増補版「軽井沢花だより」7月21日に販売開始予定

新刊本の紹介です。

石川功一画・著 改訂増補版「軽井沢花だより」2,376円(税込)
2016年7月21日より「小さな美術館軽井沢草花館」にて販売開始

草花散策ガイドとして1994年に初版発行した「軽井沢花だより」から22年。1990年代前半の軽井沢の草花にまつわる記憶を綴ったスケッチ&エッセー集として生まれ変わりました。

自主出版書籍につき、基本的に一般の書店では取り扱いがございません。
販売は小さな美術館軽井沢草花館にて行います。詳しくはお問い合わせください。

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小さな美術館軽井沢草花館 HP

posted by kusabanakan at 17:26| 草花館日記

2016年07月14日

2016(32)ユウスゲ9輪、アカバナシモツケソウも開花

午前中は晴天だったものの、午後からは曇天となり、雨が降ったりやんだりの天気となりました。

今日のユウスゲは9輪(夕方16:30現在8輪開花、夜に咲きそうなつぼみが1輪)。
7月3日の初開花以降、じわりじわりと開花数が増えてきています。
平年よりもだいぶ速いペースで開花が進んでいて、
明日以降、二ケタ開花になっていきそうです。
(ちなみに昨年の2015年は最初の一輪が7月15日でした)

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2016年7月14日 15:46 軽井沢草花館 ユウスゲ

また、小さな庭ではアカバナシモツケそうが咲き始めました。
優しいピンク色が加わり、にぎやかになってきました。

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2016年7月14日 軽井沢草花館 アカバナシモツケソウ

【小さな鉢植えにも花茎】

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2016年7月14日 軽井沢草花館 鉢植えのユウスゲ(種まき時期不明) 花茎22a

何となしに鉢に植え替えられていたユウスゲに花茎が出ていました。
小さな鉢から出た花茎の高さは22a。
こんなに小さくても花茎がしっかり出ているので、
花も咲くのではないかと思います。
種を撒いたのは、4年くらい前ではないかと思うのですが、
記録はなく、種から発芽して何年目のユウスゲだかわかりませんが、
成長を楽しみに観察しようと思います。


posted by kusabanakan at 16:54| ゆうすげ日記

2016年07月13日

2016(31)ユウスゲ8輪、花茎は75本

今日は朝から雨が降ったり止んだり、霧がまったり、おさまったりと梅雨時らしい天気の一日となりました。ユウスゲは15時くらいから咲きはじめ、16時半くらいにはほぼ全開。
17時現在7輪開花していますが、ヤスゲ(日が暮れてから咲き出すユウスゲの株があり、勝手のヤスゲと呼んでいます)が日が暮れた後に一輪咲きそうです。
7輪は固まって咲いているわけではなく、軽井沢草花館の小さな庭の中でぽつりぽつりと分散して咲いています。
なお、現在軽井沢草花館の敷地内で育てているユウスゲの花茎は確認できた範囲で75本ありました(プランターや鉢植えを含む)。今後大幅に増加していくことはないと思われますが、若干は増えるのではないかと思います。

20160713yusuge_roji01_1625.jpg
2016年7月13日 16:25 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 17:04| ゆうすげ日記

2016年07月12日

2016(30)ユウスゲ2輪開花

今日は控えめで2輪の開花となりました。
1輪はユウスゲ、そしてもう一輪はヤスゲ(日が暮れてから咲き始めるので勝手にそう呼んでいるユウスゲの一株)です。

下の写真はユウスゲ。夕方咲いて、夜も美しい姿です。

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2016年7月12日 19:30 軽井沢草花館 ユウスゲ

下の写真は朝7時に撮影したもので、咲いているのは昨夜に咲いた花です。

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2016年7月12日 7:00 軽井沢草花館 ユウスゲ(ヤスゲ) 昨夜に開花したもの

下の写真は、19:30に上の写真と同じ位置から撮影したものです。
昨夜咲いたユウスゲがきれいにそのまま咲き続け、その上にもう一輪咲き始めています(これが本日開花分)。

本来のユウスゲであれば、昨夜咲いたユウスゲはすでに(今日)しぼんでいて、
本日開花するユウスゲはすでに咲ききっている時間帯です。
開花時間が遅く、昨日と今日に咲き始めたユウスゲが一緒に並んで咲いているという不思議な絵です。

20160712yusuge_roji01_1930-0711&0712kaika.jpg
2016年7月12日 19:30 軽井沢草花館 ユウスゲ(ヤスゲ)
下:昨夜に開花したもの、上:本日夜開花分(半開き)

つづく
posted by kusabanakan at 21:31| ゆうすげ日記

2016年07月11日

2016(29)ユウスゲ6輪開花

今日のユウスゲは6輪開花です。
(昨日と同様、日の暮れるころまでに5輪、今夜1輪)

20160711yusuge_roji01_1643.jpg
2016年7月11日 16:45 軽井沢草花館 ユウスゲ 2つ一緒に開花

上の写真のユウスゲは同じ花茎から2つ一緒に咲きました。
咲いたばかりの状態で、上品な色がとてもきれいです。
ユウスゲの花には、ほのかで上品な香りがしますが、咲きたユウスゲからは特にそれを感じます。
下の写真は別のユウスゲ、横から撮影しました。

20160711yusuge_roji02_1644.jpg
2016年7月11日 16:45 軽井沢草花館 ユウスゲ

さて、下の写真は朝6:45に撮影したものです。
その中の左の1輪は昨日の夕方咲いたユウスゲ。
そして、右は1輪は昨夜の日没後になってから咲き始めたユウスゲで、ここではヤスゲ(夜菅)と勝手に呼んで分けています。
ヤスゲの花の色は普通のユウスゲよりも濃く、下の写真のように並べて写真に納まると、その違いが少しでも分かっていただけるのではないかと思います。

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2016年7月11日 朝6:50 軽井沢草花館 左:昨日の夕方咲いたユウスゲ、右:昨日の夜咲いたユウスゲ

上の写真は朝に撮影したものなので、どちらも花がしぼんでいませんが、一番気温が高くなる時間帯に撮影した写真(下)で見てみると、昨日夕に咲いたユウスゲはすっかりしぼんでしまっています。
ユウスゲは一日花で、夕方咲いて、翌日の日差しでしぼんでしまうのが通例。
日中もしっかり美しい状態で咲き続けているユウスゲ(ヤスゲ)は、ちょっとした変わり者です。

20160711yusuge_roji01_1403-0710kaika.jpg
2016年7月11日 14:00 軽井沢草花館 左:昨日の夕方咲いたユウスゲ、右:昨日の夜咲いたユウスゲ

ユウスゲの花期はあと1か月くらい続きます。
今後、さらに開花数を増やしていきながら、毎夕楽しませてくれそうです。

つづく
posted by kusabanakan at 20:16| ゆうすげ日記

緑のカーテン2016(10)ウチワドコロ開花

2011年から始めた緑のカーテンの観察日記です。

7月6日以来、5日ぶりの更新です。
数日前から、ウチワドコロに花が咲き始めました。
他、昨年まではこの時期に花を咲かせていたノブドウやイケマには花芽がついておらず、今年は花が咲きそうにありません。

20160711midori00.jpg
2016年7月11日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下は5日前の状態です。
パッとみて比べてみて、大きな差は感じられません。
しかし、期間が短いものの、ウチワドコロ、ジネンジョ、イケマ、ノブドウ、チョウセンゴミシの蔓が日々伸びてきており、緑のカーテンとしての効果を着実に増加させてくれています。

20160706midori00.jpg
2016年7月6日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真はウチワドコロの花です。

20160711midori-uchiwa01.jpg
2016年7月11日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロノの花

つづく
posted by kusabanakan at 19:39| 緑のカーテン

2016年07月10日

2016(28)ユウスゲ5輪開花

今日のユウスゲは5輪開花です。

20160710yusuge_roji01_1640.jpg
2016年7月10日 16:40 軽井沢草花館 ユウスゲ

といっても、夕方17:30現在咲いているのは4輪で、もう1輪は日が暮れた後になってから咲きそうなユウスゲです。
下の写真の左端のつぼみがその、今晩開花しそうな1輪です。
この株は7月3日から咲き出していますが、開花時間が遅く、日暮れ以降に咲いて次の日の日中も咲き続けています。
中央で咲いているのは昨晩(7/9)開花した一輪ですが、日中しぼむことなく咲き続けています。
また、上の写真のユウスゲと比べてもわかるように黄色がとても濃いです。

20160710yusuge_rojiB01_0616_0709kaika.jpg
2016年7月10日 16:40 軽井沢草花館 ユウスゲ 左つぼみ:今晩開花(予想)、中央:昨晩開花
posted by kusabanakan at 17:47| ゆうすげ日記

カラスvsアスター(80)

カラスvsアスター(80)

20160701karasu-aster131.jpg
第131話(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2016年07月09日

2016(27)ユウスゲ4輪開花

今シーズン初めて複数のユウスゲが咲きました。
現在(20:00時)、開花しているユウスゲは3輪、そしてもう少しで開花しそうなユウスゲ(ヤスゲ:昨日の日記参照)が1輪で合計4輪です。

下2枚の写真は17時半に撮影したものです。
朝から続いた雨もようやく夕方になって止み、咲いたばかりのユウスゲには雨粒がついていました。

20160709yusuge_roji01_1732.jpg
2016年7月9日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ

20160709yusuge_roji02_1732.jpg
2016年7月9日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ

つづく
posted by kusabanakan at 20:41| ゆうすげ日記

2016年07月08日

2016(26)ヤスゲ(夜菅)? 他、ユウスゲ1年目から8年目

ユウスゲ一輪、開花しました。

20160708yusuge_rojiB01_1943.jpg
2016年7月8日 19:43 軽井沢草花館 ユウスゲ

今日咲いたユウスゲは7月3日に咲き始めたユウスゲと同じ株からです。
本来のユウスゲであれば夕暮れ時に開花しているはずですが、
どういうわけかこの株のユウスゲは完全に日が暮れてからでないと花が開いてこないのです。
下の写真は今日の16:41に撮影したものです。
本来のユウスゲであれば花が咲いているか、もしくは少し咲き始めているころですが、
まだ、つぼみの先端がわずかに割れてきた程度です。

20160708yusuge_rojiB01_1641.jpg
2016年7月8日 16:41 軽井沢草花館 ユウスゲ

写真ではわかりにくいのですが、花の色もほかのユウスゲよりも黄色味が濃く、
また、草花館で咲くユウスゲの中では花茎の高さが非常に低いです。
さらには、夜に咲き始めた花は翌日の日中にも咲き続け、サービス精神旺盛です。
そうなると、別種のようにも思えてきますが、夕方以降に咲き始めているので、少なくてもニッコウキスゲやカンゾウでないのは明らかです。
ほかの植物と交配したものなのかもしれませんが、そこまで追求しても正直よくわかりません。
個性の強いユウスゲだろうと思うので、
普通のユウスゲと区別するため、ここでは仮に「ヤスゲ(夜菅)」と呼ぶことにします。

以下、種から育てている1年目から8年目までのユウスゲの苗の状態を記します。

【1年目 プランター】

下の写真は種まきの時期が約1か月違う1年目の苗です。
どちらも順調に大きくなってきていますが、やはり先行して種まきした苗のほうが葉高が高く立派です。

20160708yusuge_1y_planter_01_20160412_0518.jpg
2016年7月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター1年目
上段:5月18日種まき、下段4月12日種まき

【2年目 プランター】

2年目の苗は最も葉高の高いもので25a。2年目ということもあって、花茎はまだ出ませんが、
立派に成長しています。

20160708yusuge_2y_planter_01_20150414.jpg
2016年7月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター2年目 2015年4月14日種まき

【3年目 プランター】

3年目の苗は最も葉高の高いもので35a。2年目よりも高いく、また葉っぱの幅も太く成長しています。
花茎は出てきていません。

20160708yusuge_3y_planter_01_20140411.jpg
2016年7月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター3年目 2014年4月23日種まき

【4年目 プランター】

すでに葉っぱが折れ曲がってしまっているので、参考程度ですが、葉高は49aありました。
4年目ですが、まだ花茎は出てきていません。

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2016年7月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター4年目 2013年4月23日種まき

【7年目 鉢植え その1】

鉢植えで育てて7年目になるユウスゲはすでに花茎が2本出ています。
葉高は49a(すでに折れ曲がっていますが)、花茎は89aに達し、
花茎の上部には2本ともつぼみが付き始めています。

20160708yusuge_pot_7y_A04.jpg
2016年7月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え7年目

また、この鉢のユウスゲは葉っぱに斑点が付いています(下写真)。
これは今年に限ったことではなく、何年も前から同じように斑点が出ていた記憶です。
病気なのかもしれませんが、花茎が出てつぼみも出ていて、
他に変わったところは見られません。

20160708yusuge_pot_7y_A02.jpg
2016年7月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え7年目 葉っぱについた斑点

【7年目 鉢植え その2】

上と同様で鉢植え7年目のユウスゲです。
1本だけですが、花茎が出てきています。
葉高75aに対して花茎はまだ49a。これからまだまだ伸びていきそうです。

20160708yusuge_pot_7y_B01.jpg

【8年目 プランター その1】

プランターで8年目のユウスゲですが、まだ花茎は出てきていません。
葉っぱの量はとても多いのですが、プランターの大きさに対してユウスゲの苗の間隔が過密すぎるのかもしれません。
葉っぱは折れ曲がっていますが、一番高いところで46aありました。

20160708yusuge_8y_planter_A01.jpg
2016年7月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター8年目 葉高46a

【8年目 プランター その2】

こちらの8年目(プランター)には花茎が5本出ています。
プランターのサイズも大きく、地植えのユウスゲにの劣らない立派なサイズに成長しています。

20160708yusuge_8y_planter_B01.jpg
2016年7月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター8年目

花茎の高さは127aと立派。
昨年の枯れた花茎の高さが121なので、昨年よりも高く成長しています。
つぼみも付き始めていて、7月中旬ころには咲き始めそうです。

20160708yusuge_8y_planter_B02.jpg
2016年7月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター8年目

【地植え 小さな庭のユウスゲ】

敷地全体、ざっくり数えたところ、花茎の数は70本でした。
花茎の一番高くなったもので150a。
つぼみを付けたものも多数あり、おそらく7月10日過ぎあたりから毎夕、開花が見られそうです。

20160708yusuge_roji01.jpg
2016年7月8日 軽井沢草花館 小さな庭に地植えしたユウスゲ

【地植え 看板前のユウスゲ】

今日の開花はありませんでした。
下の写真は昨日の夕方咲いたユウスゲです。

ユウスゲは夕方から咲き始めて、翌朝にしぼんでしまう一日花。
日差しの出る朝の時間帯には下の写真のようにしぼんでしまいます。
※文頭に記したユウスゲ(ヤスゲ)は朝になってもしぼまず、一日中咲き続けています。

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2016年7月8日 朝6時15分 軽井沢草花館 看板前のユウスゲ

以上、長い日記となりました。
つづく
posted by kusabanakan at 18:05| ゆうすげ日記

2016年07月07日

2016(25)ユウスゲ一輪開花

昨日、今日と2日続けて真夏日(30度以上)となりました。
2日前は気温が低く寒いくらいだっただけに体にこたえる、気候の変化です。

さて、昨日の夜に一輪、そして今日の夕方には、看板前のユウスゲが一輪花を咲かせました。

まず、今日の夕方に咲いたユウスゲです(下写真)。
夕暮れ時にやさしいイエローの花。大変美しいです。

20160707yusuge_rojiC03_1745.jpg
2016年7月7日 17:45 軽井沢草花館 看板前のユウスゲ(この株の最初の一輪)

花茎の高さは117aで、7月2日から変わりません。

20160707yusuge_rojiC02_1654.jpg
2016年7月7日 16:55 軽井沢草花館 看板前のユウスゲ 花茎117a

昨年から、この看板前のユウスゲの花茎高さを毎日記録しています。
グラフ(下)にしてみたところ、興味深い考察ができました。

2015-2016看板前ユウスゲ花茎グラフ.jpg
グラフ:軽井沢草花館 看板前のユウスゲ 花茎の高さの変化

グラフは横軸に日付、縦軸に花茎高さを示しています。
昨年は7月11日まで花茎を伸ばし続け(132a)、その後花茎の高さに変化はなかったもの、つぼみが膨らんできて7月16日に開花しました。
今年は、花茎の出る時期が早く、そのままの勢いで成長。7月2日には花茎が117aとなり、さらに昨年記録した132aまで花茎が伸びるのではないかと予測していましたが、昨年よりも15a低い117aのまま開花となりました。

去年と今年のユウスゲ花茎に共通するのは「ある高さにまで成長すると、6日間は花茎の高さに変化がなく、6日目に開花する」というもの。花茎の出はじめた時期や、高さに差は出ましたが、花茎の高さの推移はとても似ているものでした。

【夜咲きのユウスゲ 昨晩一輪】

夕方ではなく、夜間に花を咲かせているユウスゲ?
昨日の夜も一輪咲いたようで、翌朝(今朝)初めてわかりました。
下の写真は朝の7時前に撮影したもの。

20160707yusuge_rojiB01_0657-0706kaika.jpg
2016年7月7日 6:57 軽井沢草花館 ユウスゲ

下の写真は夕方撮影したもの。日中は30度を超える暑い一日でしたが、昨日の夜に咲き始めたユウスゲがきれいな状態で咲き続けていました。(写真の左隅にあるユウスゲが今にも開きそうです)

20160707yusuge_rojiB02_1645-0706kaika.jpg
2016年7月7日 16:45 軽井沢草花館 ユウスゲ

つづく
posted by kusabanakan at 19:14| ゆうすげ日記

2016年07月06日

2016(24)夜咲きユウスゲ昨夜一輪、今夜も1輪

気温の低かった昨日(7/5)、夕方になってもユウスゲの開花数はゼロでした。
ところが、今朝起きてみると、一輪咲いていました。
3日の夜に咲いたのと同じ株のユウスゲです。
下の写真は朝7時5分に撮影したもので、昨夜咲いたユウスゲです。
まだ瑞々しい姿を保っています。

20160706yusuge_rojiB01_0705_0705kaika.jpg
2016年7月6日 7:05 軽井沢草花館 昨日(7/5)の夜咲き始めたユウスゲ

やはり、色も濃いですし、咲き初めの時間帯が遅いので、
ほかの通常のユウスゲとは違う個性を持ったユウスゲなんだろうと思います。
しぼんでいる花びらは、3日の夜に咲き始めたユウスゲ。
一日花のユウスゲが、およそ3日間も花弁を落さずにいるのは珍しいことかもしれません。

下の写真は横から撮影した写真です。

20160706yusuge_rojiB02_0705_0705kaika.jpg
2016年7月6日 7:05 軽井沢草花館 昨日(7/5)の夜咲き始めたユウスゲ

そして、今日の夕方に様子を見てみると、昨日の夜に咲き始めたユウスゲはまだきれいな状態でした。
他のつぼみも膨らんでいるものがあり、何時咲くだろうと、のんきに思っていました。

20160706yusuge_rojiB03_1627_0705kaika.jpg
2016年7月6日 16:27 軽井沢草花館 昨日(7/5)の夜咲き始めたユウスゲ

ところが、18時半を過ぎたころにもう一度見てみると、なんと新たに一輪咲いていました(下写真)。

20160706yusuge_rojiB04_1843.jpg
2016年7月6日 18:42 軽井沢草花館
左:今日咲き始めたユウスゲ、右:昨日(7/5)の夜咲き始めたユウスゲ

なんだか、どれがいつ咲いた花なのか、わからなくなりそうなので
下のように、整理してみました。

20160706yusuge_rojiB05_1843.jpg
2016年7月6日 軽井沢草花館 7/3から7/6に開花したユウスゲ

3輪とも、夕方の時間帯に咲き始めるのではなく、夜になってから咲き始めています。
こうなると、夕方に咲く「ユウスゲ(夕菅)」ではなく、夜に咲く「ヤスゲ(夜菅)」と呼びたくなります。

同じ株にはつぼみがたくさん残っているので、残りの花もどの時間帯に咲くのか、注意深く観察していこうと思います。

【看板前のユウスゲ】

看板前のユウスゲは、花茎の117aで以下のような状態です。
つぼみがだいぶ膨らんできているので、一両日中に咲き始めるのではないかと思っています。

20160706yusuge_rojiC01.jpg
2016年7月6日 軽井沢草花館 看板前のユウスゲ 花茎117a

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2016年7月6日 軽井沢草花館 看板前のユウスゲ つぼみ65_

つづく
posted by kusabanakan at 19:29| ゆうすげ日記

緑のカーテン2016(9)イケマ、ノブドウおとなしく

2011年から始めた緑のカーテンの観察日記です。

6月29日以来、1週間ぶりの更新です。

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2016年7月6日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下は1週間前の状態です。
一見、大きな差があるようには見えませんが、
つる(特にウチワドコロ)の成長が止まることなく続いていて、
ネットに絡みついた葉っぱの数などは増え続けています。
ウチワドコロには

20160629midori00.jpg
2016年6月29日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下は10日前の状態です。
見比べると、それほど劇的に変わった感じはしませんが、着実に蔓が伸びていて、葉っぱの量も増えています。
というのも、毎日、伸びすぎて天井にまで達した蔓を一度ほぐして、下向きに巻き直しする作業が続いているからです。
今後もさらに成長が続きそうです。

下は違う角度からみたカーテンの様子です。
今年の特徴は
ウチワドコロとジネンジョの蔓がひときわ元気なこと。
軽井沢草花館の緑のカーテンでは現在、
ウチワドコロ、ジネンジョ、ノブドウ、イケマ、チョウセンゴミシの5種類がネットに絡みついて緑のカーテンを形成していますが、今年の割合は、現在のところウチワドコロ75%、ジネンジョ14%、ノブドウ、5%、イケマ5%、チョウセンゴミシ1%くらいな感じです(目測で)。
ノブドウやイケマもネットに絡みついていますが、昨年までの勢いはなく、つぼみもなく、おとなしくしている感じです。

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2016年7月6日 軽井沢草花館 緑のカーテン

つづく
posted by kusabanakan at 18:02| 緑のカーテン

2016年07月04日

2016(23)今年最初のユウスゲ(3)日中も咲き続ける

昨日の夜から咲き始めたユウスゲは、朝には満開となりました。
ユウスゲは夕方から咲き始めて、夜間咲き続け、次の日の日差しでしぼんでしまう一日花なのですが、
今年最初に咲いたユウスゲは、日中も咲き続け、とうとう夕方になっても何とかきれいな状態を保ちました。
今日は一日曇りで、時々日差しが差し込んでくるような天気でしたが、
まるで日中に咲くニッコウキスゲのような咲き方で楽しませてくれました。
ただし、ちょっと変わったユウスゲなんだろうと思います。

下の写真は夕方15時55分に撮影したものです。
近くで見ると、花びらが痛んでいるのが分かりますが、遠目から見る分には今咲いたばかりの花のようです。

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2016年7月4日 15:55 軽井沢草花館 昨日の夜咲き始めたユウスゲ

※今日のところは新たにユウスゲの開花はありませんでし。次に咲くとしたら、このユウスゲの他のつぼみが開花するのが一番可能性として高いように思います。

下の写真は15時16分に撮影したものですが、花の蜜を吸いに虫がやってきていました。
普通のユウスゲであれば、この時間帯からぼちぼちつぼみが膨らみ始めて、開花を始める頃です。

20160704yusuge_rojiB05_1516.jpg
2016年7月4日 15:16 軽井沢草花館 昨日の夜咲き始めたユウスゲ

下の写真は午前中に撮影したもの。
まだとてもきれいな状態でした。

20160704yusuge_rojiB06_1555.jpg
2016年7月4日 10:28 軽井沢草花館 昨日の夜咲き始めたユウスゲ
posted by kusabanakan at 16:26| ゆうすげ日記

ブナ日記(54)ブナ変わらず、イヌブナ幹太く

(2014年春に種から発芽したブナとイヌブナの生長記録です)
6月22日以来、12日ぶりの更新です。

その間に大きな変化は見られませんでしたが、記録として日記に収めます。
(イヌブナの幹直径がわずかに太くなりました)

20160704buna&inubana01.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ実生3年

20160704buna&inubana02.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ実生3年

以下は、各々の樹高測定結果です。

【ブナA(スーさん)】

20160704banaA01.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 樹高19a

20160704banaA02.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 上からの撮影

20160704banaA03.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 ブナA(スーさん)実生3年目 幹直径5.0_

幹の根元部分にはウリのような緑色っぽい筋が縦に入っている。兄弟のブナB(タンさん)には見られない。

【ブナB(タンさん)】

20160704banaB01.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 ブナB(タンさん)実生3年目 樹高21a

20160704banaB02.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 ブナB(タンさん)実生3年目 上からの撮影

20160704banaB03.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 ブナB(タンさん)実生3年目 幹直径4.0_

兄弟ブナA(スーさん)には幹の根元部分に縦の筋があったが、このブナB(タンさん)には見られない。

【イヌブナ(ソンさん)】

20160704inubana01.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 イヌブナ(ソンさん)実生3年目 樹高19a

20160704inubana02.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 イヌブナ(ソンさん)実生3年目 上からの撮影

20160704inubana03.jpg
2016年7月4日 軽井沢草花館 イヌブナ(ソンさん)幹直径4.5_

【成長記録】

【樹高】前回(6/22)から変化なし

ブナA(スーさん) 5/1:122_、5/9:125_、5/28:130_、6/12:130_、6/28:132_、7/12:132_、7/22:137_、8/10:137_、9/5:140_、9/18:140_、10/5:140_、10/24:140_、11/12:140_、11/29:140_、12/30:140_、2016.4/1:140_、4/23:140_、5/1:140_、5/8:180_、5/20:180_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_

ブナB(タンさん) 5/1:108_、5/9:113_、5/28:113_、6/12:113_、6/28:115_、7/12:157_、7/22:157_、8/10:165_、9/5:168_、9/18:168_、10/5:168_、10/24:168_、11/12:168_、11/29:168_、12/30:168_、2016.4/1:170_、4/23:170_、5/1:170_、5/8:200_、5/20:200_、5/29:200_、6/5:200_、6/22:210_、7/4:210_

イヌブナ(ソンさん) 5/1:115_、5/9:120_、5/28:125_、6/12:125_、6/28:133_、7/12:133_、7/22:133_、8/10:133_、9/5:130_、9/18:133_、10/5:130_、10/24:130_、11/12:130_、11/29:130_、12/30:130_、2016.4/1:132_、4/23:132_、5/1:135_、5/8:140_、5/20:155_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_

【冬芽】

ブナA(スーさん) 9/5:11_、9/18:13_、10/5:14_、10/24:14_、11/12:14_、11/29:14_、12/30:14_、2016.4/1:14_、4/23:25_、4/29芽吹きはじめ

ブナB(タンさん) 9/5:7_、9/18:9_、10/5:12_、10/24:12_、11/12:12_、11/29:12_、12/30:12_、2016.4/1:12_、4/23:18_、5/1:芽吹きはじめ

イヌブナ(ソンさん)9/5:21_、9/18:25_、10/5:27_、10/24:27_、11/12:27_、11/12:27_、11/29:27_、12/30:27_、2016.4/1:27_、4/23:35_、4/29:芽吹きはじめ

【幹直径】前回(6/22)から比べて、イヌブナの幹が0.5_太くなりました。

ブナA(スーさん) 5/1:Φ4.5_、6/5:φ5.0_、7/4:φ5.0_
ブナB(タンさん) 5/1:Φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.0_
イヌブナ(ソンさん) 5/1:Φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.5_

つづく
posted by kusabanakan at 15:41| ブナ日記

【展示紹介】ヤマハギ

2016年度 軽井沢草花館20周年記念 特別企画展

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草花スケッチ×草木染による染色見本
「軽井沢の草絵染展T−X」より(V)

7/6から9/5まで
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石川功一の描いた軽井沢の草花スケッチと、山崎青樹をはじめとした草木染の染色工芸家の染めた染色見本のコラボレーション企画を開催しています。

あさって7月6日(水)から始まる第V期目は石川功一の草花図(水彩スケッチ+油彩画で40点)と草木染による染色見本25種(山崎青樹11点、山崎和樹11点、浅沼真知1点、三浦由紀2点)が公開予定です(9/5まで)。

主な展示作品はワレモコウ、ヤマハギ、ヤマウルシ、ウシノシッペイ、ウワミズザクラ、クズ、アサマフウロ、ハナヒョウタンボク等です。

以下、展示作品の中からヤマハギをご紹介します。
軽井沢での開花時期はおおむね8月で、秋の七草としても知られます。
※同時に七草のススキとクズ(スケッチと草木染見本)も展示します。
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石川功一 軽井沢 草花スケッチ ヤマハギ 1990年8月19日

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山崎和樹 草木染 ヤマハギ 1983年

展示の詳細は小さな美術館軽井沢草花館のHPをご覧ください


秋の七草のひとつでもある「ヤマハギ」です。
posted by kusabanakan at 14:22| 展示紹介

2016(22)今年最初のユウスゲ(その2)

昨晩、咲き切らなかったユウスゲの花も
朝には満開になっていました。
黄色味の濃いユウスゲです。

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2016年7月4日 6:16 軽井沢草花館 ユウスゲ 今年最初の開花

早朝にひと雨降って、咲いたばかりの花には水滴がたくさんついていました。

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2016年7月4日 6:16 軽井沢草花館 ユウスゲ 今年最初の開花

下の写真は昨夜8時半に撮影したときのもので、
本来であればこの時間にもなれば、すでに満開になっているはずのユウスゲですが、
この個体に限って言えば、まだ花が開き切らない状態でした。

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2016年7月3日 20:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 今年最初の開花

花の色も、若干黄色味が濃いと感じます。
ほかの株に比べて、ずいぶん早い時期に開花したこともあり、
変異のある個体なのかな?
と思ったりもします。

そう言えば、2年前(だったか?)から鉢植えで育てているユウスゲに同じように色の濃いものを確認しています。
特別早くに咲いたわけではありませんが、色が濃く、花びらが若干ちぢれていたように記憶しています。
今年も咲くかもしれないので、注意深く観察してみようと思います。
(写真が残っているはずなので、今度見返してみようと思います)

幸い、ほかの株の花が咲いていないので、
軽井沢草花館の庭の中で交配して種子ができることもなさそうですが、
この株の位置をきちんとマーキングして、
種子ができた時には分けて収穫し、場合によっては専用の鉢で発芽させてみようとも思います。

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2016年7月4日 6:16 軽井沢草花館 ユウスゲ 今年最初の開花 全景
posted by kusabanakan at 08:56| ゆうすげ日記

2016年07月03日

2016(21)今年最初のユウスゲ開花

今年最初のユウスゲが咲きました!
予想以上に早い開花に驚いています。
軽井沢草花館で記録を取り始めた2006年以降で、最も早い開花です。
※それまでは2009年7月5日が最も早かった

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2016年7月3日 20:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 今年最初の開花

咲いたのは、地植えされた個体から一輪。
花茎の高さは90aで軽井沢草花館内のユウスゲとしては小さな個体です。

一つ不思議なのは、開花時間が普通のユウスゲに比べて非常に遅かったこと。
上の写真を撮影した19時50分でもまだ半分しか開いていません。

通常(天気にもよりますが)、日の暮れる前、16〜18時くらいには
花が開いているものという認識があるので、珍しい感じがしています。

今朝は、軽井沢では珍しく(朝の)最低気温が20度を上まわりました。
午前中は曇り空で風があったので、比較的過ごしやすかったものの、
午後は一時的に日差しが出て暑くなり、今年の最高気温28.7度を記録しました。
ユウスゲの開花時間と気象条件との関係は定かではありませんが、
軽井沢にしては暑かったので、ユウスゲも咲こうか咲くまいか、迷ったのかもしれません。

明日の朝には完全に花が開いているでしょうから、日が明けるのを楽しみにしているところです。

明日以降、続けて咲いくるようなつぼみはないので、本格的にユウスゲが毎日咲くようになるのは7月中旬以降になりそうです。

以下、今日のユウスゲの咲く前の状態

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2016年7月3日 19:00 軽井沢草花館 ユウスゲ ようやくつぼみに先が割れてきました

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2016年7月3日 17:40 軽井沢草花館 ユウスゲ なかなか咲き始めません…

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2016年7月3日 16:07 軽井沢草花館 ユウスゲ つぼみ85_ この時間でまだ咲き始めません

つづく
posted by kusabanakan at 20:35| ゆうすげ日記

イヌブナ(104)葉っぱのようなものの裏に産毛

(2012年5月に種から発芽したイヌブナ実生の生長日記です)

6月20日以来13日ぶりの更新です。

【イヌブナA】

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2016年7月3日 軽井沢草花館 イヌブナA 実生5年目 樹高41a、幅100a

樹高は41a、幅100aで前回(6/20)、前々回(6/8)から変化がありませんでした。
下の写真は情報から撮影した一枚、まだまだ盆栽サイズの苗ですが、樹木らしい姿になりました。

20160703inubuna_A02.jpg
2016年6月20日 軽井沢草花館 イヌブナA 実生5年目

下の写真は幹の直径を測った時のもの。
直径は10.5_で、前回(6/20)からわずか0.5_太くなりました。

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2016年7月3日 軽井沢草花館 イヌブナA 実生5年目 幹直径10.5_

【イヌブナB】

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2016年7月3日 軽井沢草花館 イヌブナB 実生5年目 樹高23.5a、幅50a

樹高は23.5aありました。
6/8:16.5a、6/20:20.0a、7/3:23.5aとコンスタントに樹高が高くなってきましたが、
実際には幹が伸びたわけではなく、横に伸びていた幹が上方向に立ち上がってきたためです。
下写真は12日前(6/20)撮影の一枚。

20160620inubuna_B07.jpg
2016年6月20日 軽井沢草花館 イヌブナB 実生5年目 樹高20a、幅50a

幹は根元の一番太いところで直径7_。前回(6/20)、前々回(6/8)から変化ありません(下写真)。

20160703inubuna_B03.jpg
2016年7月3日 軽井沢草花館 イヌブナB 実生5年目 幹直径7_

また、前回(6/20)でもふれた、イヌブナBにだけ見られる「葉っぱのようなもの」
今回も変わらず、付いています(下写真)。
枝(幹)の節の部分についていていますが、
必ず節についているわけでもなく、不規則です。
いまだにどういうものなのかわかりませんが、メモ代わりに記録を残します。

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2016年7月3日 軽井沢草花館 イヌブナB 実生5年目 枝の節の部分についた小さな葉っぱ?

拡大してみると(下写真)、「葉っぱのようなもの」の裏には産毛が生えていることが分かりました。
イヌブナの葉っぱと似ています。
裏に毛があったことは多分小さなことだろうと思いますが、観察を続けていると、このような小さな発見は大変うれしいことで、今日の最大の収穫として日記に収めます。

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2016年7月3日 軽井沢草花館 イヌブナB 実生5年目 枝の節の部分についた小さな葉っぱ?の裏に産毛

【成長記録】

樹高:(イヌブナAには変化がありませんでしたが、イヌブナBは16.5aから20aに樹高が高くなりました)
 A 6/24:24a、7/17:25a、8/10:34a、9/3:37.5a、9/16:38.0a、10/3:38.0a、10/28:40.0a、11/8:40.0a、11/29:40.0a、12/30:40.0a、2016.4/1:47a、4/29:49a、5/7:47a、5/20:47a、6/8:41a、6/20:41a、7/3:41a
 B 6/24:12a、7/17:12a、8/10:15a、9/3:16.5_、9/16:16.5a、10/3:16.5a、10/28:16.5a、11/8:16.5a、11/29:16.5a、12/30:16.5a、2016.4/1:17a、5/7:17a、5/20:17a、6/8:16.5a、6/20:20a、7/3:23.5a

冬芽:
 A:8/10:10_、9/3:16_、9/16:18_、10/3:20_、10/28:20_、11/8:20_、11/29:20_、12/30:20_、2016年4/29:芽吹き始まる
 B:8/10:10_、9/3:17_、9/16:20_、10/3:23_、10/28:25_、11/8:25_、11/29:25_、12/30:25_、2016.4/1:25_、2016年4/29:芽吹き始まる

幹サイズ:(イヌブナA、B共に変化がありませんでした)
 A:7.5_(2014.7/24)→8.0_(2015.6/5)→8.5_(6/24)→9.0_(9/3)→9.0_(9/16)→9.0_(10/3)→9.0_(10/28)→9.0_(11/8)→9.0_(11/29)→9.0_(12/30)→9.5_(2016.4/1)→10.0_(5/7)→10.0_(5/20)→10.0_(6/8)→10.0_(6/20)→10.5_(7/3)
 B:3.0_(2014.7/24)→4.2_(2015.6/5)→4.5_(6/24)→5.5_(9/3)→6.0_(9/16)→6.0_(10/3)→6.0_(10/28)→6.0_(11/8)→6.0_(11/29)→6.0_(12/30)→6.0_(2016.4/1)→6.0_(5/7)→6.0_(5/20)→7.0_(6/8)→7.0_(6/20)→7.0_(7/3)

つづく
posted by kusabanakan at 16:05| イヌブナ日記

2016年07月02日

2016(20)208aのカラマツソウ、ユウスゲつぼみ54_

ユウスゲのつぼみは昨日から9_伸びて54_になりました。
色も黄色くなっていて、今にも咲きそうな感じです。


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2016年7月2日 16:00 軽井沢草花館 ユウスゲ(敷地内で一番大きなつぼみ)

【看板前のユウスゲ】

花茎の高さは117a。
この5日ほどは一日1〜3aの伸びにとどまっていて、
一日に8aくらい伸びていた時期の成長に比べると
小刻みな成長ですが、着実に開花に向かっているようです。

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2016年7月2日 軽井沢草花館 看板前ユウスゲ(花茎117a)

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2016年7月2日 軽井沢草花館 看板前ユウスゲ つぼみの長さは2a前後

【カラマツソウ】

小さな庭の一角でカラマツソウが咲き始めました。

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2016年7月2日 軽井沢草花館 カラマツソウ

驚くのはそのカラマツソウの高さ。
208aもありました(下写真)。

20160702karamatsuso02.jpg
2016年7月2日 軽井沢草花館 カラマツソウ 高さ208a

花茎が伸びていく過程で、横に倒れかけてしまったので、
現在、園芸用の支柱で何とかまっすぐ立っています。
ちょっと不自然なカラマツソウですが、
ひときわ高く咲き誇っています。
posted by kusabanakan at 20:00| ゆうすげ日記

2016年07月01日

2016(19)つぼみ45_ ユウスゲ開花近し

7月に入りました。

軽井沢草花館のユウスゲは順調に成長を続けていて、花茎の総数はざっくり数えて48本。
一番大きなつぼみの長さが45_に達しています(地植え)。
ここまでくると、開花も間近といったところ。
順調にいけば、あと数日で開花となりそうです。

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2016年7月1日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え) つぼみ45_

【看板前のユウスゲ】

一方、看板前に生えたユウスゲ(下写真)は花茎の高さが115aに。
つぼみも2a前後になっています。
こちらの開花はあと10日〜2週間後くらいではないかと思います。

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2016年7月1日 軽井沢草花館 看板前ユウスゲ 花茎115a

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2016年7月1日 軽井沢草花館 看板前ユウスゲ つぼみ2a前後

【プランター8年目】

6月22日の時点では花茎が51aでしたが、今日は茎が1bに達し、つぼみも付き始めました。
(このプランターからは花茎が3本出ています)

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2016年7月1日 プランター8年目 ユウスゲ 花茎1b

【鉢植え8年目】

おととい(6月29日)、他の鉢植え(7年目)で花茎が出たところですが、
8年目の鉢植えでも花茎が出始めました。

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2016年7月1日 鉢植8年目 ユウスゲ 花茎 40a

まだ、出ている花茎は1本だけですが、昨年は3本出ていたようなので、
さらに出てくるかもしれません。

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2016年7月1日 鉢植8年目 ユウスゲ 花茎 40a

つづく
posted by kusabanakan at 16:59| ゆうすげ日記