2017年06月30日

2017(20)ユウスゲ草丈115cm、花茎18本(6/30)

軽井沢草花館の敷地で育てているユウスゲ。
現在、花茎18本を確認し、草丈は最も高いもので115aです。

さて、昨日のユウスゲ日記は地植えの苗にでた花茎の成長を主に記録しましたが、今日はプランターや鉢植えの苗の様子を中心に記録をつづります。
6月12日に記録した草丈と比べながら見ていきます。

【鉢植え9年目のユウスゲ】
20170630yusuge_9y_potA.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え9年目 草丈最大80a
(6/12の76aから18日間で4a伸びました)

花茎はまだ出ていません。

【プランター9年目のユウスゲA】
20170630yusuge_planterA_9y_02.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ9年目(A) 草丈最大90a

草丈は6/12の78aから18日間で12a伸びました。
また、6/12の時にはまだなかった花茎が2本出ていて、大きい方は110aにまで成長しています。

花茎の先端には花芽が付き、長さにして1aくらい(下写真)。
開花まであと2~3週間といったとっころです。

20170630yusuge_planterA_9y_02.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ9年目(A) 花芽の長さ1a

【プランター9年目のユウスゲB】
20170630yusuge_planterB_9y.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ9年目(B) 草丈最大85a
(6/12の70aから18日間で15a伸びました)

花茎はまだ出ていません。

【鉢植え8年目のユウスゲA】
20170630yusuge_8y_potA.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え8年目(A) 草丈最大80a
(6/12の70aから18日間で10a伸びました)

花茎はまだでていません。

【鉢植え8年目のユウスゲB】
20170630yusuge_8y_potB_yasuge.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え8年目(B) 草丈最大50a

草丈は6/12の50aから18日間経過しましたが、変化がありませんでした。
花茎はまだ出ていません。下は6月12日撮影の写真。成長が止まってしまったかのようです。

20170612yusuge_8y_potB_yasuge.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え8年目(B)

※ユウスゲのつもりで育てている苗ですが、毎年葉っぱにシミが付き、葉幅が広い個体。
鉢の状態で毎年花を咲かせてくれますが、花期が比較的早く、咲く時間帯が普通のユウスゲよりも遅く完全に日が暮れた夜から咲きはじめます。

【プランター5年目のユウスゲ】
20170630yusuge_planter_5y_20130423.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ5年目(20130423種まき) 草丈最大40a

今年初めて草丈を計測してみました。花茎は出ていません。

【プランター4年目のユウスゲ】
20170630yusuge_planter_4y_20140411.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ4年目(20140411種まき) 草丈最大47a
(6/12の40aから18日間で7a伸びました)

花茎はでていません。

【プランター3年目のユウスゲA】

20170630yusuge_planter_3y_A_20150414.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ3年目A(20150414種まき) 草丈最大50a
(6/12の48aから18日間で2a伸びました)

花茎は出ていません。

【プランター3年目のユウスゲB】
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2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ3年目B(20150510種まき) 草丈最大62a
(6/12の52aから18日間で10a伸びる)

花茎は出ていません。

【プランター2年目のユウスゲ】
20170630yusuge_planter_2y_A&B_20160412.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ2年目×2(共に20160412種まき)草丈最大20a

6/12の20aから18日間で草丈(高さ方向)に変化はありませんが、草そのものの長さは伸びているようです。下は18日前(6/12)の写真



20170612yusuge_planter_2y_A&B0412.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ2年目×2(共に20160412種まき)  草丈最大20a
【プランター1年目のユウスゲ】

今年種まきしたユウスゲは、原因は分かりませんが、発芽率が悪く、プランターの中が寂しい状況です。
それでも、前回6月12日に測定したときよりも、大きく成長し、また芽の数も増えています。
引き続き、観察を続けます。

20170630yusuge_planter_1yA&B_20170414&20170504-01.jpg

2017年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ1年目×2

〇4月14日種まき
6月12日 草丈最大7a、芽の数×12
6月30日 草丈最大17a、芽の数×27

〇5月4日種まき
6月12日 草丈最大3.2a、芽の数×4
6月30日 草丈最大13a、芽の数×6

【地植えのユウスゲ】

地植えのユウスゲは順調に成長を続けています。

20170630yusuge-jiue01.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ

最も草丈の高い葉っぱは115aです。
草丈はこれ以上伸びると、横にたわんでしまうので、さらに上には伸びていきません。

20170630yusuge-jiue02.jpg
2017年6月30日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 草丈115a


つづく
posted by kusabanakan at 14:55| ゆうすげ日記

2017年06月29日

2017(19)ユウスゲ花茎1b超え、つぼみ15_(6/29)

3日ぶりの更新です。

ユウスゲに花茎が出始めたのを確認してから8日。
現在確認できる花茎は10本ほどですが、少しづつ増えてきています。
花茎の高さは一番高いもので107cm(昨日の時点で1bを超えました)。
開花まであと2週間前後と思われます。
また、この時期になるとユウスゲの葉や花茎にアブラムシが付くものですが、今のところ見かけません。

以下、花茎の付いたユウスゲ5株の記録です。

【地植えのユウスゲ1(現在、最も花茎が高い)】

6月25日に花茎を確認したときはすでに80aの高さがありました。
4日間で27a、一日当たり8aくらい伸びています。

20170629yusuge_jiueA01.jpg
2017年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え) 花茎高さ107cm

つぼみの大きさも一番立派です。長さにして15_ほどです(下写真)。
6/25の時には6_だったので、この4日間でだいぶ大きくなりました。

20170629yusuge_jiueA02.jpg
2017年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)のつぼみ

【地植えのユウスゲ2】

20170629yusuge_jiueB01.jpg
2017年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え) 花茎高さ83cm

【ユウスゲ プランター9年目】

プランターのユウスゲも花茎が1bを超えました。

20170629yusuge_planterA_9y_01.jpg
2017年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター9年目 花茎高さ104cm

【ユウスゲ 看板前】

毎年、早くに咲きはじめるユウスゲの苗です。
花茎の高さは86a。順調に成長しています。

20170629yusuge_kanban01.jpg
2017年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ 看板前 花茎高さ86cm

【ユウスゲ 入口前】

こちらは、4日前に花茎を確認したばかり。
その時は35aでしたが、この4日間で27a伸びて62aです。

20170629yusuge_entrance01.jpg
2017年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ 入口前 花茎高さ62cm

つづく
posted by kusabanakan at 18:46| ゆうすげ日記

2017年06月28日

ブナ日記(78) 実生4年目ブナの崇さん 一部の葉の縁が茶色に

(この4月で4年目、2014年春に種から発芽したブナの生長記録です)

6月21日以来、一週間ぶりの更新です。

20170628bunaA&B01_4y_01.jpg
2017年6月28日 軽井沢草花館 左:ブナA(崇さん) 右:ブナB(湯さん) 共に実生4年目

2つの苗A(崇さん)、B(湯さん)共に、見た目では大きさに変化がないように見えますが、幹の太さに若干変化がありました。
また、Aの崇さんは下の方の枝から出た葉っぱが縁の部分だけ茶色くなっています。

【ブナA(崇さん)】

20170628bunaA_4y_01.jpg
2017年6月28日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生4年目

葉っぱの色は夏の深い緑になり、手触りもしっかり硬いものになっています。
但し、下の枝から出ている一部の葉っぱが、縁の部分だけ茶色に変色してきました(下写真)。

20170628bunaA_4y_02.jpg
2017年6月28日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生4年目

病気かもしれないので、注意深く観察して、症状が広がるようなら、剪定しようと思います。
樹高については、6/13にプランターから鉢に植え替えし、根の深さだったり、幹の角度が変わってしまったため、、今日の測定値は前回(5/31の280_)よりも30_低い250_となりました。実質的に樹高の変化はほとんどなかったと思われます。
幹の太さは前回測定時(5/31の6_)に比べて1_太くなりました(下写真)。

20170628bunaA_4y_03.jpg
2017年6月28日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生4年目

【ブナB(湯さん)】

ブナBの湯さんは何とか6枚の葉っぱで頑張っています。

20170628bunaB_4y_01.jpg
2017年6月28日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん)実生4年目

樹高については、6/9にプランターから鉢に植え替えし、根の深さや角度などの条件が変わってしまったため、今日の測定値は前回(5/31の270_)よりも40_低い230_となりました。実質的に樹高の変化はほとんどなかったと思われます。

20170628bunaB_4y_02.jpg
2017年6月28日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん)実生4年目

一つだけついている芽は元気です(上写真)。
幹の太さは前回測定時(5/31の5_)に比べて0.5_太い5.5_になりました(下写真)。

20170628bunaB_4y_03.jpg
2017年6月28日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん)実生4年目

【成長記録】

【樹高】5月31日から6月28日までの約1か月間でブナA(崇さん)、ブナB(湯さん)共に大きな変化はなかったと思われます。ブナA(崇さん)は6月13日に、そしてブナB(湯さん)は6月9日に、プランターから鉢に植え替えしました。その際に、根の深さだったり、幹の角度に違いが出たことで、計測値が低くなっています。

ブナA(スーさん) 2015.5/1:122_、5/9:125_、5/28:130_、6/12:130_、6/28:132_、7/12:132_、7/22:137_、8/10:137_、9/5:140_、9/18:140_、10/5:140_、10/24:140_、11/12:140_、11/29:140_、12/30:140_、2016.4/1:140_、4/23:140_、5/1:140_、5/8:180_、5/20:180_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:200_、8/5:200_、8/25:210_、9/7:210_、9/24:210_、10/13:210_、10/27:210_、11/15:210_、11/28:210_、12/25:210_、2017.4/26:220_、5/31:280_、6/28:250_(※6/13鉢に植え替えした)

ブナB(タンさん) 2015.5/1:108_、5/9:113_、5/28:113_、6/12:113_、6/28:115_、7/12:157_、7/22:157_、8/10:165_、9/5:168_、9/18:168_、10/5:168_、10/24:168_、11/12:168_、11/29:168_、12/30:168_、2016.4/1:170_、4/23:170_、5/1:170_、5/8:200_、5/20:200_、5/29:200_、6/5:200_、6/22:210_、7/4:210_、7/17:210_、8/5:210_、8/25:210_、9/7:210_、9/24:210_、10/13:210_、10/27:210_、11/15:210_、11/28:210_、12/25:210_、2017.4/26:210_、5/31:270_、6/28:230_(※6/9鉢に植え替えした)

【冬芽】芽吹き後のため、冬芽はなし。

ブナA(スーさん) 2015.9/5:11_、9/18:13_、10/5:14_、10/24:14_、11/12:14_、11/29:14_、12/30:14_、2016.4/1:14_、4/23:25_、4/29芽吹きはじめ、8/5:5.0_、8/25:8.0_、9/7:11_、9/24:14_、10/13:15_、10/27:15_、11/15:15_、11/28:15_、12/25:15_、2017.4/26:22_

ブナB(タンさん) 2015.9/5:7_、9/18:9_、10/5:12_、10/24:12_、11/12:12_、11/29:12_、12/30:12_、2016.4/1:12_、4/23:18_、5/1:芽吹きはじめ、8/5:6.5_、8/25:10.0_、9/7:11_、9/24:14_、10/13:15_、10/27:15_、11/15:15_、11/28:15_、12/25:15_、2017.4/26:19_


【幹直径】5月31日から6月28日までの約1か月間、ブナA(崇さん)、ブナB(湯さん)共に、わずか太くなりました。

ブナA(スーさん) 2016.5/1:φ4.5_、6/5:φ5.0_、7/4:φ5.0_、7/17:φ5.0_、8/5:φ5.0_、8/25:φ5.0_、9/7:φ5.5_、9/24:φ6.0_、10/13:φ6.0_、10/27:Φ6.0_、11/15:Φ6.0_、11/28:Φ6.0_、12/25:Φ6.0_、2017.4/26:Φ6.0_、5/31:Φ6.0_、6/28:Φ7.0_
ブナB(タンさん) 2016.5/1:φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.0_、7/17:φ4.0_、8/5:φ4.0_、8/25:φ4.0_、9/7:φ5.0_、9/24:φ5.0_、10/13:φ5.0_、10/27:Φ5.0_、11/15:Φ5.0_、11/28:Φ5.0_、12/25:Φ5.0_、2017.4/26:Φ5.0_、5/31:Φ5.0_、6/28:Φ5.5_

posted by kusabanakan at 14:45| ブナ日記

2017年06月26日

2017(18)ユウスゲ蕾にアリ&シモツケ他開花(6/26)

【ユウスゲ】

今日はユウスゲのつぼみにアリがやってきていました。
表面をなめているように見えましたが、いったい何をしているのでしょう?
美味しい蜜でも出ているのでしょうか?

20170626yusuge_rojiAAA01-tsubomi.jpg
2017年6月26日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)のつぼみ

ユウスゲと言えば、葉や花茎にアブラムシがよく付くものですが、今年は、まだアブラムシを見ていません。
そろそろ姿を現しそうな季節です。

【シモツケ】

昨日はヤマホタルブクロが咲きはじめましたが、今日はこのシモツケが咲きはじめました。
夏の到来を感じさせてくれる花の一つです。

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2017年6月26日 軽井沢草花館 シモツケ

【(キバナノ)ヤマオダマキ】

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2017年6月26日 軽井沢草花館 (キバナノ)ヤマオダマキ

【ドクダミ】

咲きはじめのドクダミ、とてもきれいです。

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2017年6月26日 軽井沢草花館 ドクダミ

【マツムシソウ】

つぼみが付きはじめましたが、開花は1か月後くらいからとなりそうです。

20170626matsumushisou.jpg
2017年6月26日 軽井沢草花館 マツムシソウ つぼみが付きはじめました

つづく
posted by kusabanakan at 20:14| ゆうすげ日記

2017年06月25日

2017(17)ユウスゲに蕾&ホタルブクロ開花&その他の植物成長(6/25)

2日ぶりの更新です。

朝方の雨は上がりましたが、どんよりとした梅雨空の日曜日です。

20170625museum-garden.jpg
2017年6月25日 軽井沢草花館の庭の様子

【ユウスゲにつぼみ】

さて今朝、今年初めてユウスゲのつぼみを確認しました。
現在、何本かのユウスゲに花茎が出ていますが、そのうちの1本の花茎につぼみが付きはじめていました。

20170625yusuge_rojiAAA01-tsubomi.jpg
2017年6月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)のつぼみ

長さにして6_と小さなものですが、過去の記録から、順調に育てば、今後3週間くらいで花が咲きはじめます。
下は、少し離れて撮影したもの。花茎の高さは80aでした。

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2017年6月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)のつぼみ

【ヤマホタルブクロ開花】

いよいろホタルブクロの季節が始まりました。花期が長く、数は減りますが、9月くらいになっても咲いてくれます。
今日咲いたのは白いホタルブクロ(薄いピンク)。軽井沢草花館内では濃い紅色のホタルブクロが主流で、これから次々に咲きそうです。

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2017年6月25日 軽井沢草花館 ヤマホタルブクロ 今年初めての開花です。

【レンゲショウマ】

レンゲショウマの苗は、順調に成長を続けていて、花茎は(最大で)80a。
つぼみはまだ小さくて直径4_くらい。開花は8月以降です。

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2017年6月25日 軽井沢草花館 レンゲショウマのつぼみ

20170625rengeshouma02.jpg
2017年6月25日 軽井沢草花館 レンゲショウマ

【コアジサイとタマアジサイ】

コアジサイが咲いています。1週間くらい前から咲きはじめていたとみられますが、小さな株で、タマアジサイの陰に隠れて気が付きませんでした… 満開の時期を過ぎ、散り始めています。

20170625koajisai.jpg
2017年6月25日 軽井沢草花館 コアジサイ(散り始め)

下はタマアジサイです。タマアジサイの花期は8月の後半からなので、まだ2カ月近く先の話ですが、「球(たま)」が付きはじめています。

20170625tamaajisai01.jpg
2017年6月25日 軽井沢草花館 タマアジサイ

まん丸の球ではなく、上から見ると楕円形の球です(下写真)。
これから時間をかけてこの球が大きく、そして球の形もきれいな丸になっていきます。

20170625tamaajisai02.jpg
2017年6月25日 軽井沢草花館 タマアジサイの球(たま)

【ユキノシタ】

軽井沢草花館の入り口脇に植えているユキノシタが満開です。

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2017年6月25日 軽井沢草花館 ユキノシタ

つづく
posted by kusabanakan at 11:55| ゆうすげ日記

カラスvsアスター(102)

カラスvsアスター(102)

カラス&アスター268ブログ用.jpg
第268話(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2017年06月24日

緑のカーテン2017(8)ウチワドコロの葉が病気?

今年で7年目、2011年から始めた緑のカーテンの観察日記。
6月15日以来、9日ぶりの更新です。

各種のつる(ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ(ジネンジョ)、チョウセンゴミシ)が伸びて、葉っぱの量が増えました。現在、ウチワドコロの葉が全体の9割を占め、緑のカーテンを形成しています。

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2017年6月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下は9日前に撮影したものです。比べると、今日の状態の方がだいぶ緑に厚みが出て、カーテンらしくなっています。
現在も、各々のツルが成長を続けていて、まだまだカーテンの厚みが増していきそうです。

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2017年6月15日 軽井沢草花館 緑のカーテン

以下、違う角度からの写真2枚。

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2017年6月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2017年6月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【ウチワドコロの葉、病気?】
一部ですが、ウチワドコロの葉に何か、シミのようなものが付きはじめました(下写真)。

20170624midori-uchiwadokoro01.jpg
2017年6月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロの葉にできたしみ

虫にかじられたのではないので、病気でしょうか?
原因が分かりませんが、もし病気だったら、広がる可能性があるので、写真撮影後にシミの付いた葉っぱをすべて取りました。

20170624midori-uchiwadokoro02.jpg
2017年6月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロの葉にできたしみ

つづく
posted by kusabanakan at 14:34| 緑のカーテン

2017年06月23日

2017(16)ユウスゲ花茎60aに(6/23)

2日ぶりの更新です。

2日前に、今年初めて確認したユウスゲの花茎。
今日までに新たに3本の花茎を確認し、合計5本です。

【ユウスゲ プランター9年目の花茎】

2日前には50aだった花茎の高さですが、10a伸びて60aになっていました。






20170623yusuge_planterA_9y_01.jpg
2017年6月23日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ9年目
花茎60a(6/21の50aから2日間で10a伸びる)

【地植えのユウスゲ花茎】

20170623yusuge_rojiA02.jpg
2017年6月23日 軽井沢草花館 ユウスゲ 花茎40a

こちらは、地植えのユウスゲで、毎年、花茎の出るのが早く、開花も早い苗です。
花茎の高さは40a(下写真)。

20170623yusuge_rojiA01.jpg
2017年6月23日 軽井沢草花館 ユウスゲ 花茎40a

昨年(2016)に同じ時期には、花茎の高さが1b以上ありましたが(下写真)、5月も6月も気温が高かったので、いつもの年よりも咲きはじめが早かった年。
今年はまだ花茎の高さが40aですが、これで平年並みではないかと思います。
順調に成長が進むと、開花は7月半ばころになりそうです。

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2016年6月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ 花茎103a

つづく
posted by kusabanakan at 23:42| ゆうすげ日記

イヌブナ日記(130)6月23日でようやく全ての葉が開く

(2014年5月に種から発芽したイヌブナ実生の生長日記です)
6月16日以来、1週間ぶりの更新です。

1ヵ月以上遅れて芽吹きを始めたイヌブナ実生4年目の孫さん。
ようやく、すべての葉が開きました。

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2017年6月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん

孫さんは今年で4年目をむかえた苗ですが、昨年までは通常の時期に芽吹いていました。
ところが、今年はどういう訳か芽吹きが1ヵ月以上遅れた6月から芽吹きを始め、さらに枝によって、芽吹きの時期が異なりました。
上の写真でも、下の枝が最初に芽吹いたので葉っぱの色が濃くなっていますが、最上部や中間の枝から芽吹いた葉っぱは最近開いたばかりなので、淡く、薄い色合い。若葉なのでふわふわの手触りです。

下の写真は草花館の庭で撮影したものですが、周囲のユウスゲや緑のカーテンの濃い緑と比べて、緑の濃さが異質です。

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2017年6月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん 樹高20a

下の写真は1週間前の孫さん。樹高に変化はありませんが、この1週間で葉っぱが開いて全体のボリュームが増しました。

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2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん 樹高20a

最後に違う角度からの一枚。
最上部の枝の葉っぱもきれいに葉が開き切りました。

20170623inubuna_4y_son_03.jpg
2017年6月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん

つづく
posted by kusabanakan at 23:08| イヌブナ日記

2017年06月21日

2017(15)今年初、ユウスゲ花茎確認(6/21)

今朝、今年(2017年)初めてユウスゲの花茎を確認しました。

20170621yusuge_planterA_9y_01.jpg
2017年6月21日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ9年目
花茎50a、草丈最大82a(6/19の80aから2日間で2a伸びる)

最初に確認したのはプランターで9年目となるユウスゲから出ていたもの。
すでに花茎の丈は50a伸びていました。
花茎の部分を拡大したのが下の写真。

20170621yusuge_planterA_9y_02.jpg
2017年6月21日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ9年目 花茎50a

毎日、花茎が出ていないか確認していたのですが、出始めの時はなかなか発見できないものです。
昨日は最高気温が25度を超える夏日(25.4度)。今日は朝から雨。
花茎はぐんぐん伸びたと思われますが、2~3日前から出始めていたと思われます。

もう一つ、地植えのユウスゲからも花茎を確認できました。

20170621yusuge_jiue_01kakei.jpg
2017年6月21日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 花茎32a

葉っぱが密に茂っているので、出始めの花茎を見つけるのは難しいのですが、ある程度の高さまで花茎が伸びてくると、目立つのですぐわかります。

下は2012年から記録しているユウスゲの花茎が出始めた日にちです。
比べてみると、今年はやや早めの出始めと言えそうです。
6月は気温の低い日が続いていますが、5月下旬は気象観測史上最も平均気温が高くなり、その間の成長が早かったかもしれません。

順調にいけば、7月中旬にユウスゲの開花が始まりそうです。

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軽井沢草花館のユウスゲ 各年の花茎&開花 開始日
(※花茎の確認と最初の開花は必ずしも同じ株ではありません)
【2017年】
花茎の確認:6月21日 確認時の高さ50.0a
最初の開花:?
【2016年】
花茎の確認:6月11日 確認時の高さ31.0a
最初の開花:7月3日
【2015年】
花茎の確認:6月17日 確認時の高さ22.5a
最初の開花:7月15日
【2014年】
花茎の確認:6月27日 確認時の高さ65a
最初の開花:7月14日
【2013年】
花茎の確認:6月24日 確認時の高さ45a
最初の開花:7月14日
【2012年】
花茎の確認:7月2日 確認時の高さ20a
最初の開花:7月25日
※この2012年は5/28にひょう被害、6/19に台風被害があり、ユウスゲたちにとって過酷な年でした。
【2011年】
花茎の確認:?
最初の開花:7月10日
過去のブログ「ユウスゲ日記」より
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つづく
posted by kusabanakan at 13:41| ゆうすげ日記

ブナ日記(77) 実生4年目のブナ(湯さん)6枚の葉で頑張る

(この4月で4年目、2014年春に種から発芽したブナの生長記録です)

今日は朝から雨。6月に入ってから、雨が少ないので恵みの雨となりそうです。

20170621bunaA&B01_4y_01.jpg
2017年6月21日 軽井沢草花館 左:ブナA(崇さん) 右:ブナB(湯さん) 共に実生4年目

6月13日に、ブナA(崇さん)さんを鉢に植替えして、8日ぶりの更新。
崇さんは植替え後も変わりなく元気に育っています(下写真)。

20170621bunaA_4y_01.jpg
2017年6月21日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生4年目

もう一株のブナB(湯さん)は、6/13の時点で葉っぱが7枚になっていましたが、今日は6枚(下写真)。
一枚減りましたが、残った葉っぱは、枯れることなく元気な状態をキープ。
このまま何とか秋まで育ってほしいと思います。

20170621bunaB_4y_01.jpg
2017年6月21日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん)実生4年目

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2017年6月21日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん)実生4年目 

下は8日前に撮影した写真です。下の方の葉っぱが一枚枯れて落ちてしまいしました。
残りの葉っぱが6枚になってしましましたが、今のところ何とか元気です。

20170613banaB01.jpg
2017年6月13日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん)実生4年目

【お天気メモ1】

今日は朝から雨。
11時現在の雨量は20_を超え、梅雨入りしてから初めてまとまった雨量になっています。
昨日(20日)までの6月の合計雨量は51_で、6月平均値の3分の1以下。
特に6月中旬の降水量が10.5_と少なかったので(平年値の5分の1以下)、雨不足が緩和されそうです。

2017気象データ一覧0620.png
2017年 旬毎 軽井沢の平均気温、雨量、日照時間、相対湿度

また、6月は気温が低めに推推移しているのも特徴です。
お出かけの際には、天気予報をチェックするなどして、服装に気を付けてお越し下さい。

20170620graph.png
グラフ 軽井沢 2017年4月1日から6月20日までの気温の変化
気象庁HPより 軽井沢観測所のデータを用いています。 平年値は1981-2010の30年間の平均

日中の気温が高くなることもありますが、朝晩の気温が低く、平均気温は低め。
今年を含めて5年間を比べると、過去4年は6月中旬の気温が非常に高かったので、今年は特に寒く感じます(下表)。
ちなみに6月20日現在の6月平均気温は13.6度ですが、仮に6月全体の平均気温が14度台になったとすると、1995年以来の気温の低さ、13度台であれば1985年以来の低さとなります。(軽井沢の6月の平均気温は15.6度)

3-6月中旬の旬ごと平均気温.png
気象庁HPより 軽井沢観測所のデータを用いています。 平年値は1981-2010の30年間の平均

【お天気メモ2】
昨日、ちょっと変わったことがありました。
日中、長野の気温が34.5度まで上がり、これは全国気象観測所での最高値となったらしいのですが、逆に午前中の最低気温が最も低かったのは長野県菅平の2.9度(温度差31.6度)。
同じ日に同じ県内で、全国最高気温と最低気温を記録したのは珍しいかもしれません。
但し、最低気温のランキングは午前中の時点での値なので、夜間に他県で2.9度を下回る気温の地域があったとしたら、順位が変わってしまいますが…

つづく
posted by kusabanakan at 11:43| ブナ日記

2017年06月19日

2017(14)ユウスゲ、その他の草花の様子(6/19)

ユウスゲ日記、6月12日以来、1週間ぶりの更新となります。

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2017年6月19日 軽井沢草花館 入口

5月下旬の平均気温は軽井沢の気象観測史上、もっとも高いものとなりましたが、6月に入ると平年値をだいぶ下回る気温の低い日が続いています。(※今日は日中24.0度まで気温が上がって暑くなりました)
また、6月7日に「梅雨入りしたと思われる」との発表後、わずかな雨しか降っておらず、18日現在までの6月雨量は6月平均の3分の1にも満たない51_(6月平均:155.6_)。このままだと雨不足が心配です。

梅雨入り前の5月に逆戻りしてしまったような6月ですが、ユウスゲの成長や状態は良好で、地植えのユウスゲはこの1週間で草丈が10aも伸びました。但し、この気温の低さが影響しているのか、花茎はまだ確認できていません。6月下旬には花茎が出始めるのでは?と予想しています。

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軽井沢草花館のユウスゲ 各年の花茎&開花 開始日
(※花茎の確認と最初の開花は必ずしも同じ株ではありません)
【2017年】
花茎の確認:6月19日現在確認できず
【2016年】
花茎の確認:6月11日 確認時の高さ31.0a
最初の開花:7月3日
【2015年】
花茎の確認:6月17日 確認時の高さ22.5a
最初の開花:7月15日
【2014年】
花茎の確認:6月27日 確認時の高さ65a
最初の開花:7月14日
【2013年】
花茎の確認:6月24日 確認時の高さ45a
最初の開花:7月14日
【2012年】
花茎の確認:7月2日 確認時の高さ20a
最初の開花:7月25日
※この2012年は5/28にひょう被害、6/19に台風被害があり、ユウスゲたちにとって過酷な年でした。
【2011年】
花茎の確認:?
最初の開花:7月10日

過去のブログ「ユウスゲ日記」より
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以下、ユウスゲの様子、そしてユウスゲ以外の草花について状態を記録します。

【地植えのユウスゲ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ苗(地植) 草丈90a(最大)
(6/12の80aから7日間で10a伸びる)

【プランター9年目のユウスゲ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター9年目 草丈最大80a
(6/12の78aから7日間で2a伸びる)

【アヤメ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 アヤメ(今年はやや遅めの開花、半分くらいのつぼみが残っています)

【ジシバリ(イワニガナ)】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 ジシバリ(イワニガナ) 砂利敷きの駐車スペースで咲いています

【ユキノシタ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 ユキノシタ 建物沿いで咲き始めました

【ヤマホタルブクロ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 ヤマホタルブクロ

各所でつぼみを付け始めました。早ければ今週末くらいから咲きはじめそうです。

【(キバナノ)ヤマオダマキ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 (キバナノ)ヤマオダマキ つぼみが付きはじめました

【シモツケ(木本)】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 シモツケ(木本のシモツケ)

ぼみが付いています。7月に入ったころから咲きはじめそうです。

【アカバナシモツケソウ(草本)】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 アカバナシモクケソウ(草本のシモツケソウ)

花茎が出始めましたが、花の咲くのは7月中旬以降からになりそうです。

【レンゲショウマ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 レンゲショウマ

花茎につぼみが付きはじめました。本格的な花期は8月です。

【ヤマアジサイ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 ヤマアジサイ つぼみが付いています

早ければ6月終わりくらいから開花しますが、本格的な花期は7月に入ってから。

【フシグロセンノウ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 フシグロセンノウ(鉢植え)

地植えやプランターでも育てています(種から増やします)。
上写真のフシグロセンノウは比較的成長の遅い苗で、草丈が倍以上に成長した苗もあります。
本格的な花期は7月下旬以降、8月末くらいまで。

【マツムシソウ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 マツムシソウ
つぼみはまだ出ていません。本格的な花期は8月。

【オミナエシ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 オミナエシ この3年くらいで急増しています

本格的な花期は8月に入ってからです。

【キキョウ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 キキョウ

本格的な花期は7月終わりころから8月末にかけてです。

【ワレモコウ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 ワレモコウ 花茎はまだ出ていませんが、葉っぱはとても立派です。

こちらも本格的な花期は8月に入ってからです。

【オカトラノオ】
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2017年6月19日 軽井沢草花館 オカトラノオ 花穂が出てきました。

7月に入ったら咲きはじめそうです。
posted by kusabanakan at 15:03| ゆうすげ日記

2017年06月18日

矢ヶ崎公園 オオヤマザクラには実 カツラ並木美しく

オオヤマザクラを皮切りに、矢ヶ崎公園で咲いた各種のサクラは約1ヵ月前に花期を終えました。
5月22日以来、約1ヵ月ぶりの更新となります。

現在、オオヤマザクラには実(サクランボ)が生っています(すでに半分くらいが落ちています)。
そのほか各種桜には実が付いていませんが、葉っぱが生えそろい、美しい樹形です。
園内では、現在カツラ並木の緑が美しく、池ではスイレンが花盛りです。

矢ヶ崎公園は、軽井沢草花館から150mくらいの場所にあります。園内には大きな池と芝生広場、そして大賀ホールがあり、頻繁に音楽のコンサートが開催されています。身近な公園として、多くの人たちの憩いの場所になっています。

軽井沢草花館から矢ヶ崎公園へのアクセス: google MAPにリンク

【オオヤマザクラ並木(園内北側)】

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2017年6月18日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

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2017年4月30日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

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2017年6月18日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラの実(サクランボ)

実は赤から黒に熟していきます。現在、完熟していて、半分くらいの実は落ちてしまっています。

【シダレザクラ(大賀ホール西側)】

花期の終えたシダレザクラですが、葉っぱが青々と茂り、見事な樹形となっています。

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2017年6月18日 軽井沢 大賀ホール西側 シダレザクラ

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2017年5月4日 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側 シダレザクラ(花期)

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2017年6月18日 軽井沢 大賀ホール西側 シダレザクラ

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2017年5月4日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側 シダレザクラ(花期)

【ヤエザクラ】

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2017年6月18日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場付近 八重桜(後方:大賀ホール)

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2017年5月13日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場付近 満開の八重桜(後方:大賀ホール)

【カツラ並木】

葉っぱが生えそろい、まだ新緑の時のような淡い緑の美しさです。

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2017年6月18日 軽井沢 矢ヶ崎公園 池対岸のカツラ並木 背景の山:離山(はなれやま)

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2017年6月18日 軽井沢 矢ヶ崎公園 カツラ並木(右) 大賀ホール(奥)

【スイレン】

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2017年6月18日 軽井沢 矢ヶ崎公園 スイレンの季節をむかえています

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2017年6月18日 軽井沢 矢ヶ崎公園 池の隅に群生するスイレン
posted by kusabanakan at 12:32| オオヤマザクラ

2017年06月16日

イヌブナ日記(129)幹太くなる&孫さんの芽吹きつづく

(2012年5月、および2014年5月に種から発芽したイヌブナ実生の生長日記です)

6月10日以来、6日ぶりの更新です。
今回は5月28日以来となる、樹高、幹の直径の測定も行いました。

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2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ×3株

イヌブナ3株はそれぞれ個性があり、成長の仕方もまちまちですが、元気に育っています。以下、それぞれの詳細です。

【イヌブナ実生6年目 安(あん)さん】

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2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生6年目 安さん 樹高42.5a

前回(5/28)の測定では樹高が38.5aでしたが、この3週間くらいで4a高くなったことになります。
前回の値は、おそらく5月に入ってから芽吹きが始まり、葉っぱの重みで枝がたわんで、樹高が低くなっていたと考えます。
今回は、枝が上に立ち上がってきて、その分樹高が高くなったのではないかと思います。

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2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生6年目 安さん 幅120a

幅は前回(5/28)と変わっていません。

20170616inubuna_6y_an_03.jpg
2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生6年目 安さん  幹直径11.5_

前回(5/28)から幹の直径が0.5_太くなりました。

【イヌブナ実生6年目 檀(だん)さん】

20170616inubuna_6y_dan_01.jpg
2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生6年目 壇さん 樹高20a

5/28から樹高に変化はありませんでした。

20170616inubuna_6y_dan_02.jpg
2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生6年目 壇さん 幅42a

5/28から幅にも変化ありませんでした。

20170616inubuna_6y_dan_03.jpg
2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生6年目 壇さん 幹直径9_

幹の直径は前回(5/28)測定したときよりも1.0_太くなっていました。

【イヌブナ実生4年目 孫(そん)さん】

1か月以上も芽吹きの時期が遅れているイヌブナの孫さんですが、何事もないようにマイペースで成長を続けています。
6月に入ってから気温の低い日が続いているのも、まだ芽吹きを続けられている理由の一つかもしれません。

20170616inubuna_4y_son_01.jpg
2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん 樹高20a

本来であれば、一斉に芽吹くはずなのですが、今年の孫さんは違います。
時期が大幅に遅れているうえ、枝ごとに芽吹きのタイミングがずれています。
そのため、葉っぱが開いた順に色が異なり、最初に芽吹いた葉っぱは葉っぱの色が濃くなっています。
樹高は前回(5/18)から1a伸びました。

20170616inubuna_4y_son_02b.jpg
2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん 幅23a

幹最上部の冬芽からも葉っぱが開きはじめました(下写真)。
本来であれば5月上旬に開きはじめるものですが、現在6月も半ば過ぎ。かなりの遅れです。
ちょっとおかしなことになっていますが、この調子で、すべての冬芽が芽吹き、葉っぱが開いてほしいものです。
あともう少しで葉っぱが全開、孫さんがんばれ! 気候も暑くなりすぎませんように。

20170616inubuna_4y_son_03.jpg
2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん 最上部の葉っぱが開きはじめました

20170616inubuna_4y_son_04.jpg
2017年6月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん 幹直径6_

幹の直径は前回(5/28)測定したときよりも0.5_太くなっていました。

【成長記録】

樹高:定規のあて方によって差が出るのと、まだ枝が細いので、葉っぱがあるときと、冬に落葉している時では、葉っぱの重みで枝がたわんで、高さに差が出ます。ある程度の誤差があることをご了承ください。

 A:安さん 2015.6/24:24a、7/17:25a、8/10:34a、9/3:37.5a、9/16:38.0a、10/3:38.0a、10/28:40.0a、11/8:40.0a、11/29:40.0a、12/30:40.0a、2016.4/1:47a、4/29:49a、5/7:47a、5/20:47a、6/8:41a、6/20:41a、7/3:41a、8/2:41a、8/25:42.5a、9/5:43a、9/24:40.5a、10/8:42a、10/24:42a、11/13:42a、11/30:42a、12/30:42a、2017年4/16:44a、5/28:38.5a、6/16:42.5a

 B:壇さん 2015.6/24:12a、7/17:12a、8/10:15a、9/3:16.5_、9/16:16.5a、10/3:16.5a、10/28:16.5a、11/8:16.5a、11/29:16.5a、12/30:16.5a、2016.4/1:17a、5/7:17a、5/20:17a、6/8:16.5a、6/20:20a、7/3:23.5a、8/2:27a、8/25:31a、9/5:29a、9/24:29a、10/8:31.5a、10/24:31.0a、11/13:31.0_、11/30:31a、12/25:31a、2017年4/16:20a(枝が折れたため)、5/28:20a、6/16:20a

 C:孫さん 2015.5/1:115_、5/9:120_、5/28:125_、6/12:125_、6/28:133_、7/12:133_、7/22:133_、8/10:133_、9/5:130_、9/18:133_、10/5:130_、10/24:130_、11/12:130_、11/29:130_、12/30:130_、2016.4/1:132_、4/23:132_、5/1:135_、5/8:140_、5/20:155_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:190_、8/5:190_、8/25:190_、9/7:190_、9/24:190_、10/13:190_、10/27:190_、11/15:190_、11/28:190_、12/25:190_、2017.4/26:190_、5/28:19a、6//16:20a

冬芽:芽吹きが終わり、冬芽はありません。

 A:安さん 2015.8/10:10_、9/3:16_、9/16:18_、10/3:20_、10/28:20_、11/8:20_、11/29:20_、12/30:20_、2016年4/29:芽吹き始まる、8/2:7.5_、8/25:11_、9/5:14_、9/24:18_、10/8:20_、10/24:20_、11/13:20_、11/30:20_、12/25:20_、2017年4/16:20_

 B:壇さん 2015.8/10:10_、9/3:17_、9/16:20_、10/3:23_、10/28:25_、11/8:25_、11/29:25_、12/30:25_、2016.4/1:25_、2016年4/29:芽吹き始まる、8/2:10.0_、8/25:16_、9/5:19_、9/24:23_、10/8:25_、10/24:25_、11/13:25_、11/30:25_、12/25:25_、2017年4/16:17_

 C:孫さん 2015.9/5:21_、9/18:25_、10/5:27_、10/24:27_、11/12:27_、11/12:27_、11/29:27_、12/30:27_、2016.4/1:27_、4/23:35_、4/29:芽吹きはじめ、8/5:9.5_、8/25:14.0_、9/7:18.5_、9/24:23.5_、10/13:24.5_、10/27:24.5_、11/15:25.0_、11/28:25_、12/25:25_、2017.4/26:25_

幹サイズ(直径):3つとも前回(5/28)の測定時よりも幹が太くなっていました。

 A:安さん 7.5_(2014.7/24)→8.0_(2015.6/5)→8.5_(6/24)→9.0_(9/3)→9.0_(9/16)→9.0_(10/3)→9.0_(10/28)→9.0_(11/8)→9.0_(11/29)→9.0_(12/30)→9.5_(2016.4/1)→10.0_(5/7)→10.0_(5/20)→10.0_(6/8)→10.0_(6/20)→10.5_(7/3)→10.5a(8/2)→11.0_(8/25)→11.0_(9/5)→11.0_(9/24)→11.0_(10/8)→11.0_(10/24)→11.0_(11/13)→11.0_(11/30)→11.0_(12/25)→11.0_(2017年4/16)→11.0_(5/28)→11.5_(6/16)

 B:壇さん 3.0_(2014.7/24)→4.2_(2015.6/5)→4.5_(6/24)→5.5_(9/3)→6.0_(9/16)→6.0_(10/3)→6.0_(10/28)→6.0_(11/8)→6.0_(11/29)→6.0_(12/30)→6.0_(2016.4/1)→6.0_(5/7)→6.0_(5/20)→7.0_(6/8)→7.0_(6/20)→7.0_(7/3)→7.0_(8/2)→8.0_(8/25)→8.0_(9/5)→8.0_(9/24)→8.0_(10/8)→8.0_(10/24)→8.0_(11/13)→8.0_(11/30)→8.0_(12/25)→8.0_(2017年4/16)→8.0_(5/28)→9.0_(6/16)

 C:孫さん 2016.5/1:φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.5_、7/17:φ4.5_、8/5:4.5_、8/25:φ4.5_、9/7:φ5.0_、9/24:φ5.5_、10/13:φ5.5_、10/27:φ5.5_、11/15:Φ5.5_、11/28:Φ5.5_、12/25:Φ5.5_、2017.4/26:Φ5.5_→5.5_(5/28)→6.0_(6/16)

つづく
posted by kusabanakan at 17:57| イヌブナ日記

2017年06月15日

緑のカーテン2017(7)朝鮮五味子&山芋&イケマの蔓が絡み始め

今年で7年目、2011年から始めた緑のカーテンの観察日記。
6月8日以来、1週間ぶりの更新です。

20170615midori00.jpg
2017年6月15日 軽井沢草花館 緑のカーテン

6月に入ってからは比較的気温の低い日が多いです。
緑のカーテンの成長は緩やかに進んでいますが、それでも1週間前に比べれば(下写真)、だいぶ緑が増えてきました。

20170608midori00.jpg
2017年6月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン

先週までは、緑のカーテンの植物構成比はウチワドコロ90%、ノブドウ10%といったところでしたが、本日の状態はそれらに加えて、チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)、イケマ、ヤマノイモ(ジネンジョ)が蔓に絡み始めました。
また、蔓は伸びていませんが、ツルガシワに花が咲きはじめています。

以下、ウチワドコロ、ノブドウ、ツルガシワ、イケマ、チョウセンゴミシ、ヤマノイモ6種の状態です。
※構成比はウチワドコロ90%、ノブドウ7%、イケマ1%、チョウセンゴミシ1%、ヤマノイモ1%、ツルガシワ0%といったところです。

【ウチワドコロ&ノブドウ&ツルガシワ】
20170615midori05nobudou.jpg
2017年6月15日 軽井沢草花館 ウチワドコロやノブドウの蔓が大半を占めています。

尚、プランターで育っているツルガシワの花が咲きはじめましたが、ツルが伸びて、ネットに絡みついてきそうな気配はありません(写真:上&下)。


【ツルガシワ】
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2017年6月15日 軽井沢草花館 ツルガシワ

【イケマ】
20170615midori01ikema.jpg
2017年6月15日 軽井沢草花館 イケマ ようやくネットに絡み始めました

【チョウセンゴミシ】
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2017年6月15日 軽井沢草花館 チョウセンゴミシ ツルが伸びてネットに絡み始めました。

【ヤマノイモ(ジネンジョ)】
20170615midori03yamanoimo.jpg
2017年6月15日 軽井沢草花館 ヤマノイモ こちらもネットに絡み始めました。
posted by kusabanakan at 21:49| 緑のカーテン

2017年06月14日

石川功一×おくやまひさし【おいしい山菜】マタタビ

現在開催中の
石川功一 × おくやまひさし
軽井沢のおいしい山菜・木の実展」T−X(4/22-11/23)
より展示作品をご紹介します。

20170519museum2017-02a.jpg

現在、本企画展の第2期目(5月24日から7月3日)が開催されています。
画家・石川功一が描いた軽井沢の草花図(水彩・油彩)と、植物・昆虫など自然をテーマに数多くの出版物を手掛けるおくやまひさしが描いた水彩画、および山菜レシピの共演です。

 石川功一とおくやまひさしのプロフィールはこちら ↓ をご覧ください。

【マタタビ】

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石川功一 水彩スケッチ マタタビ(花の時) 1987年7月13日

「猫にマタタビ」のマタタビです。
どういうわけか花が咲く時期になると葉っぱの一部が白くなり、遠目からでもマタタビの存在を知ることができます。
2期目で展示しているのはマタタビが花の時を描いた水彩スケッチ(石川功一)。葉の一部が白くなっているところも描かれています。
軽井沢での花期はおおむね7月に入ってから。
白くてきれいな花を咲かせますが、下向きで、しかも葉っぱの下につくため、あまり目立たず、見過ごしてしまいがちです。

20170614museum2017-matatabi03.jpg
2009年7月5日 軽井沢 マタタビの花

おくやまひさしさんのレシピでは茎葉を乾燥させてつくる「マタタビ茶」、さらに秋に生る実を使った果実酒を紹介しています。

20170614museum2017-matatabi02.jpg



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展示概要と第3期目(7/5-9/4)の予告
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2017年4月22日(土)から11月23日
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、8月は無休)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料
ウェブサイト http://www.kusabana.net

第2期目(5/24から7/3)は、石川功一の油彩画(11点)、水彩スケッチ(28点)、そしておくやまひさしの根や若芽を描いた水彩画(11点)の計50作品を展示しています。
各作品にはおくやまひさしの山菜・木の実のレシピが解説されていて、様々な食べ方を紹介しています。

主な作品は、
・山菜24種:ヤブカンゾウ、クズ、ワラビ、ギョウジャニンニク、オオナルコユリ、ギシギシ、ユウスゲ、ハナイカダなど
・木の実7種:トチノキ、マタタビ、アキグミ、チョウセンゴミシなど
・毒草3種:スズラン、ドウゼリ、レンゲツツジ
・その他(山菜以外):レンゲショウマ、ノハナショウブなど

第3期目は7/5(水)からとなります。
山菜としておなじみのオニグルミ、シオデ、ヤマブドウ等から
ナナカマド、ツユクサ、イワタバコなど、「えっ! 食べられるの?」と思うような山菜までを石川功一とおくやまひさしの作品で紹介予定です。
posted by kusabanakan at 15:43| 展示紹介

2017年06月13日

ブナ日記(76) ブナA(崇さん)も植替え ブナB(湯さん)一つの芽に希望

(この4月で4年目、2014年春に種から発芽したブナの生長記録です)
3日ぶりの更新です。

今日は、プランターのブナA(崇さん)を鉢に植え替えしました。
いままで一緒にいたブナB(湯さん)を先日(6/9)に別の鉢に植え替えしたため、細長いプランターの端っこにブナA(崇さん)が一人となっていました。鉢に植え替えた方が、世話がしやすいと思って実行してみました(土もそのまま移動)。

20170613bunaA&B01_4y_01.jpg
2017年6月13日 軽井沢草花館 左:ブナA(崇さん) 右:ブナB(湯さん) 共に実生4年目

下はプランターにブナA(崇さん)とブナB(湯さん)が一緒にいたときの写真

20170609bunaA&B01_4y_02.jpg
2017年6月9日 軽井沢草花館 左:ブナA(崇さん) 右:ブナB(湯さん) 共に実生4年目

【今日のブナB(湯さん)】
状態が良いとは言えません。現在、残っている葉っぱは7枚。
少しづつ、枯れてきています。

20170613banaB01.jpg
2017年6月13日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん)実生4年目

3日前の日記で望みを感じた枝?、芽?(共に下の写真)のような存在も今日の様子を見る限り、フレッシュだった枝や芽の緑が色褪せてきていて、これから新たな展開は期待できそうもないと思いました。

20170610banaB04.jpg
2017年6月10日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん) 実生4年目

しかし、前回の観察で、見落としていたことがありました。
ブナB(湯さん)の幹にたった1つですが、しっかりとした芽が付いています(下写真)。

20170613banaB02.jpg
2017年6月13日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん) 実生4年目

なぜ、こんなに望みを感じるものを前回、見落としてしまったのか…
まぁ、それはもう過ぎたこととして、反省して次にまいりましょう!

この芽が元気であれば、ここから新たな展開が期待できないだろうか?
現在ある7枚の葉っぱがすべて枯れてなくなってしまっても、
この芽が生きている限り、もしかしたらもうじき、あるいは秋になってから、
はたまた来年の春に芽が出てくるかも知れません。
一つの芽に希望が見えてきました。
がんばれ湯さん!

次回につづきます。
posted by kusabanakan at 20:44| ブナ日記

2017年06月12日

2017(13)ユウスゲ草丈80cmに(6/12)

6月3日に草丈が70aになり、9日後の今日、(最大で)80aとなっていました。
この間(6/7頃)に梅雨入りしましたが、雨量は少なく、比較的気温の低い日が続いています。
成長は比較的緩やかです。花茎はまだ確認できていません。

1~9年目の苗、そして地植えのユウスゲの様子を以下に記します。

【地植えのユウスゲ】
20170612yusuge-jiue01.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ苗(地植) 草丈80a(最大)
(6/3の70aから9日間で10a伸びる)

現在、最も立派な株で草丈80a。順調な成長ぶりです。
気温の高かった昨年(2016)は6月11日に花茎が出ているのを確認していますが、今年は6月に入ってから比較的気温の低い日が多く、まだ花茎は見られません。過去の記録ではおおむね6月20日を過ぎてから花茎が出ています(以下、参考)。

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軽井沢草花館のユウスゲ 各年の花茎&開花 開始日
(※花茎の確認と最初の開花は必ずしも同じ株ではありません)

【2016年】
花茎の確認:6月11日 確認時の高さ31.0a
最初の開花:7月3日
【2015年】
花茎の確認:6月17日 確認時の高さ22.5a
最初の開花:7月15日
【2014年】
花茎の確認:6月27日 確認時の高さ65a
最初の開花:7月14日
【2013年】
花茎の確認:6月24日 確認時の高さ45a
最初の開花:7月14日
【2012年】
花茎の確認:7月2日 確認時の高さ20a
最初の開花:7月25日
※この2012年は5/28にひょう被害、6/19に台風被害があり、ユウスゲたちにとって過酷な年でした。
【2011年】
花茎の確認:?
最初の開花:7月10日

過去のブログ「ユウスゲ日記」より
*******************

【鉢植え9年目のユウスゲ】
20170612yusuge_9y_potA.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え9年目 草丈最大76a
(6/3の70aから9日間で6a伸びる)

【プランター9年目のユウスゲA】
20170612yusuge_planterA_9y.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ9年目(A) 草丈最大78a
(6/3の70aから9日間で8a伸びる)

【プランター9年目のユウスゲB】
20170612yusuge_planterB_9y_re.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ9年目(B) 草丈最大70a
(6/3の65aから9日間で5a伸びる)

【鉢植え8年目のユウスゲA】
20170612yusuge_8y_potA.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え8年目(A) 草丈最大70a
(6/3の65aから9日間で5a伸びる)

【鉢植え8年目のユウスゲB(夜菅)】
20170612yusuge_8y_potB_yasuge.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ(ヤスゲ) 鉢植え8年目(B) 草丈最大50a
(6/3の55aから9日間で葉が折れ曲がり、草丈としては5a低くなりました)

20170612yusuge_8y_potB_yasuge02.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ(ヤスゲ) 鉢植え8年目(B)

ユウスゲのつもりで育てている苗ですが、毎年葉っぱにシミが付き、葉幅が広い個体。
鉢の状態で毎年花を咲かせてくれますが、花期が比較的早く、咲く時間帯が普通のユウスゲよりも遅く完全に日が暮れた夜から咲きはじめます。

【プランター4年目のユウスゲ】
20170612yusuge_planter_4y_20140411.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ4年目(20140411種まき) 草丈最大40a
(5/17の30aから26日間で10a伸びる 場所が悪かったのか成長が緩やか)

【プランター3年目のユウスゲA】
20170612yusuge_planter_3yA_20150414.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ3年目A(20150414種まき) 草丈最大48a
(6/3の40aから9日間で8a伸びる)

【プランター3年目のユウスゲB】
20170612yusuge_planter_3yB_20150510.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ3年目B(20150510種まき) 草丈最大52a
(5/17の25aから26日間で27a伸びる)

【プランター2年目のユウスゲ】
20170612yusuge_planter_2y_A&B0412.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ2年目×2(共に20160412種まき)  草丈最大20a
(6/3の20aから9日間で草丈に変化はありませんが、弱っている感じはありません、下は9日前の写真)

20170603yusuge_planter_2y_A&B0412.jpg
2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ2年目(20160412種まき)

【プランター1年目のユウスゲ】
20170612yusuge_planter_1yA&B_20170414&20170504-01.jpg
2017年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ1年目×2

4月14日種まき:草丈最大7a(6/3の時は6a)、芽の数×12
5月4日種まき:草丈3.2a(6/5の時は0.6a)、芽の数×4

つづく
posted by kusabanakan at 14:10| ゆうすげ日記

2017年06月11日

ワレモコウの葉に毛虫、レンゲショウマやシモツケソウには花茎

【ワレモコウの葉に毛虫】

毎年のことではありますが、梅雨に入った今時期になると、急激に虫が多くなります。
草花館の小さな庭に生える植物にも様々な虫たちが集まってきますが、中には草を食べてしまう虫も数多く…
今朝は、ワレモコウの葉を食べていた毛虫を発見!(下写真)
この毛虫は毎年現れては、ワレモコウの葉を非情なまでにたくさん食べてしまいます。

20170611museum-waremokou01.jpg
2017年6月11日 軽井沢草花館 ワレモコウについた毛虫

下は、拡大した一枚。毛虫の種類を同定できませんでしたが、長さにして4a前後。
多くはありませんが体に毛が生えていて、色は黒とオレンジのジャイアンツ(読売巨人)カラーです。

20170611museum-waremokou02.jpg
2017年6月11日 軽井沢草花館 ワレモコウについた毛虫

虫がたくさんやってくるのは、自然が豊かな証拠。
当然のことだと思っていますが、食べつくされて花が咲かなくなるようだと嫌なので、葉っぱを食べている虫を見つけたら、駆除しています。
これから夏にむけて虫たちとの闘いが続きます。

ユウスゲの葉や茎にはアブラムシが付きはじめる季節。こちらは見た目が悪くなるだけで、枯れたりかじられるといった害はありませんが、基本的に手で取り払っています。

【レンゲショウマに花茎】

美術館が移転する前からですから、かれこれ15年くらい大切に育てているレンゲショウマ。
花茎が葉っぱよりも10aくらい上に伸びています。

20170611museum-rengeshouma01.jpg
2017年6月11日 軽井沢草花館 レンゲショウマ

下写真は伸びた花茎。
まだつぼみは確認できませんが、開花はおおむね8月に入ったころから8月下旬まで。

20170611museum-rengeshouma02.jpg
2017年6月11日 軽井沢草花館 レンゲショウマに花茎

下は、昨年咲いた時の状態です。

20160811rengeshouma01.jpg
2016年8月11日 軽井沢草花館 レンゲショウマ

【アカバナシモツケソウに花茎】

こちらも花茎が伸び始めました。
こちらは7月後半くらいから開花が始まります。

20170611museum-akabanashimotsukesou01.jpg
2017年6月11日 軽井沢草花館 アカバナシモツケソウ(赤花下野草)

下は、咲いた時のアカバナシモツケソウです。

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2012年7月29日 軽井沢草花館 アカバナシモツケソウ(赤花下野草)
posted by kusabanakan at 14:53| 草花館日記

カラスvsアスター(101)

カラスvsアスター(101)

カラス&アスター250ブログ用.jpg
第250話(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2017年06月10日

イヌブナ日記(128) 1ヵ月以上遅れて枝先に芽吹き&ゾウムシ現る

1週間ぶりの更新です。

春に4年目をむかえたイヌブナの孫さん。
この苗は、今年、成長のタイミングがおかしくなっていて、本来であれば4月終わりから5月初めころに芽吹くはずなのに、1ヵ月以上遅れて芽吹きを始め、今もなお冬芽を残し、芽吹きを続けています。

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2017年6月10日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん

下は、1週間前のイヌブナ孫さん。
今日の状態と比べると、この1週間で幹中段の芽吹きが進んだことが分かります。
本来一斉に芽吹くべきところ、1か月以上かけて、段階的に芽吹きが進んでいるのは特異に思えます。
芽吹き時期の違いで葉っぱの色に違いが見られます(上写真)

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2017年6月3日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん

さらに、枝先の冬芽が膨らんで、芽吹きが始まったようです(下写真)。
もう6月10日なのに…

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2017年6月10日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん

先端だけでなく、幹の上段に残っている冬芽が一斉に芽吹いてきそうな感じです。
注意深く観察を続けます。

【ゾウムシ現る】

まだ芽吹いたばかりでふわふわの葉っぱを観察していたら、葉っぱに虫らしいものがいるのに気づきました。

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2017年6月10日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん

よく見ると、やはり虫でした(下写真)。

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2017年6月10日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん
葉っぱについた虫(ゾウムシの一種)

しらべてみると、どうもゾウムシの仲間のようです。
ゾウムシの仲間は種類がたくさんあって、どのゾウムシなのかは分かりませんでしたが、口の部分が細長くて、鼻の長い象に似ているからゾウムシという名がついているようです(下写真)。

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2017年6月10日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さんの葉っぱに潜んでいたゾウムシの一種

体調は長さ4_程度の小さな虫。触ってみたところ、体は堅い甲羅で覆われていました。
調べてみたところ、ブナにつくゾウムシは、幹に穴を空けたり、悪さをするそうです。
たまたまですが、早くに発見できてよかったです。かわいそうですが、駆除しました。

【イヌブナ集合写真】

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2017年6月10日 軽井沢草花館 イヌブナ実生 
安さん(アンさん)=6年目、檀さん(ダンさん)=6年目、孫さん(ソンさん)=4年目

イヌブナ3兄弟の集合写真です。上から
・大きくて、成長の活発なイヌブナ安さん(実生6年目)・樹高は低いものの順調に成長しているイヌブナ壇さん(実生6年目)
・未だに芽吹きの途中で、ゾウムシに狙われたイヌブナ孫さん(実生4年目)

つづく
posted by kusabanakan at 21:44| イヌブナ日記

ブナ日記(75) 症状悪化でさらに剪定 新芽に望みも

(この4月で4年目、2014年春に種から発芽したブナの生長記録です)
昨日に引き続きの日記です。
病気になってしまったらしく、葉っぱが傷んだブナB(湯さん)。

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2017年6月9日 軽井沢草花館 傷んだ葉っぱを剪定し、プランターから鉢に植え替えしたブナB(湯さん) 実生4年目(左下は剪定した葉っぱ)

昨日(6/9)、傷んだ葉っぱを剪定し、独立した鉢に植え替えしました(上写真)。

そして、今朝、様子を見てみると、さらに一部の葉っぱが丸まって弱っていました(下写真)。

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2017年6月10日 軽井沢草花館
昨日プランターから鉢に植え替えしたブナB(湯さん) 実生4年目【剪定前】

丸まって弱っている葉っぱをさらに剪定。
下のような寒々しい姿になりました。

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2017年6月10日 軽井沢草花館
昨日プランターから鉢に植え替えしたブナB(湯さん) 実生4年目【剪定後】

この調子で、葉っぱを剪定していくと、葉っぱがすべてなくなってしまう恐れも…
このまま、弱って枯れていくのでしょうか?

隅々まで観察してみると、まだきれいな状態の葉っぱの先端から芽(枝?)が伸びようとしていました(下写真)。
何とか、この葉っぱが残っていれば、ブナB こと湯さんも回復していくのでは?
希望を感じます。

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2017年6月10日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん) 実生4年目
残り少ない元気な葉っぱの先に枝?が伸びようとしている。

さらに、幹?から直接芽が出ています(下写真)。
これも、これからどうなっていくのか注目です。

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2017年6月10日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん) 実生4年目

回復を信じて観察を続けます
posted by kusabanakan at 20:51| ブナ日記

2017年06月09日

ブナ日記(74) 病気らしく剪定&植替え

(この4月で4年目、2014年春に種から発芽したブナの生長記録です)

2日ぶりの更新です。

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2017年6月9日 軽井沢草花館 左:ブナA(崇さん) 右:ブナB(湯さん) 共に実生4年目

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2017年6月9日 軽井沢草花館 左:ブナA(崇さん) 右:ブナB(湯さん) 共に実生4年目

同じプランターで育てているブナ×2苗。
ブナBこと湯さんの葉っぱの丸まりや変色の範囲が2日前に比べて増えてきました。
病気だろうと思いますが、確かなことが分かりません。

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2017年6月9日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん) 実生4年目

葉っぱの丸まりや変色は上下の写真の通り。
ただし、全部の葉っぱがそうなっているわけでなく、半分近くの葉っぱは通常に見えます。

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2017年6月9日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん) 実生4年目 丸まってしまった葉っぱ

このまま放置しておいても良くなることはないだろうし、隣のブナA(崇さん)にも影響が出たら大変!
ということで、まず丸まったり、変色してしまった葉っぱを剪定し、苗を他の鉢に植え替えることにしました。

プランターからブナB(湯さん)だけを掘り出したところ(下写真)。

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2017年6月9日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん)を取り出してブナA(崇さん)だけになった実生4年目

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2017年6月9日 軽井沢草花館 プランターから掘り出したブナB(湯さん) 実生4年目

まず、問題のある葉っぱをとりのぞき(下写真)

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2017年6月9日 軽井沢草花館 剪定したブナB(湯さん)の葉っぱ 実生4年目 

鉢に植え替えしました(下写真)。
土は新たなものを入れました(市販の培養土と腐葉土を1:1の割合で)

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2017年6月9日 軽井沢草花館 プランターから鉢に植え替えしたブナB(湯さん) 実生4年目

葉っぱの密度が低くなりましたが、さっぱりしました。
しばらくこの状態で様子をみていきます。

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2017年6月9日 軽井沢草花館 プランターから鉢に植え替えしたブナB(湯さん) 実生4年目

つづく
posted by kusabanakan at 20:03| ブナ日記

2017年06月08日

緑のカーテン2017(6)イケマの蔓伸び始める

2011年から始めた緑のカーテンの観察日記。
この春で7年目のシーズンとなります。

6月1日以来、1週間ぶりの更新です。
この1週間で、緑のカーテンの蔓植物がだいぶ成長して、なんとなく緑のカーテンらしくなってきました。
特にウチワドコロの成長は早く、あっという間に蔓が天井まで伸びてしまうため、人の手で強制的に蔓のルートを下方に戻して、まんべんなくネットに絡むよう世話しています。

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2017年6月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下は1週間前の状態で、違いが分かります。

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2017年6月1日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2017年6月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン 違う角度から

現在、ネットに絡んでいる各植物の構成比はウチワドコロ90%、ノブドウ10%といったところ。
もう少しでネットに絡んできそうなのが、イケマ、チョウセンゴミシ。
これから芽が出てくるのがヤマノイモ(ジネンジョ)です。

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2017年6月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン

1週間前に芽を出したイケマ。地面から蔓が伸びて、あと5aくらいでネットに到着しそうです(下写真)。

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2017年6月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン もう少しでネットに届くイケマの蔓

つづく
posted by kusabanakan at 20:01| 緑のカーテン

2017年06月07日

ブナ日記(73)葉っぱ丸まりシミがでる 病気か?

(この4月で4年目、2014年春に種から発芽したブナの生長記録です)
5月31日以来、7日ぶりの更新です。

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2017年6月7日 軽井沢草花館 左:ブナA(崇さん) 右:ブナB(湯さん) 共に実生4年目

前回(5/31)の日記で、同じ4年目の実生A(崇さん)とB(湯さん)とで葉っぱの張りに差が出て、そのことが少し気になったことを記しましたが、その後、心配していたことが現実になってしまいました。

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2017年6月7日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん) 実生4年目 葉が丸まってしまった

丸まった葉っぱの中に虫が卵を産み付けられたのでは? とも考えましたが、今のところそのような痕跡はみられません。
丸まった葉っぱの先端部分にはシミがついて色が変色しています(下)。

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2017年6月7日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん) 実生4年目 葉にシミも見られる

樹の病気になってしまったでは?という風に思っていますが、正確な原因や症状は分かっていません。

下は、もう1株の元気なブナA(崇さん)を上から見た一枚です。
葉っぱがピンと横に伸びて、元気です。

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2017年6月7日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん) 実生4年目 元気に成長

下は、元気のなくなったブナB(湯さん)。
葉っぱがだらんとぶら下がっています。

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2017年6月7日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん) 実生4年目 元気がない

近いうちに何か対処しなければいけないと思っています。
posted by kusabanakan at 22:22| ブナ日記

2017年梅雨入り 軽井沢のアジサイ3種

本日6月7日、「長野県を含む関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」との発表がありました(気象庁より)。
平年よりも1日早く、昨年よりも2日遅いのだそうです。

今日の軽井沢は朝からどんよりとした空模様。
昼過ぎに一時雨が降り、その後なんとか天気が回復していましたが、夕方からは梅雨らしく雨になりました。
5月は平年の63%の雨量しかなかったので、この梅雨時期にはしっかり降って、農作物や草花がしっかり育ってほしいと思います。

梅雨時期に咲く花としてイメージされやすいのがアジサイ。
軽井沢では、おおむね6月下旬からがアジサイの季節です。
代表的な3種類のアジサイ(コアジサイ、ヤマアジサイ、タマアジサイ)は下に紹介します。
開花の早い順から

【コアジサイ(小紫陽花)】

軽井沢では一番早くに咲きはじめるアジサイ。
装飾花がないのが特徴です。

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2010年7月4日 軽井沢 コアジサイ(6月後半〜7月中旬)

【ヤマアジサイ(山紫陽花)】

軽井沢の代表的なアジサイで、開花は6月下旬ころからです。
コアジサイの次に咲きはじめます。

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2015年7月13日 軽井沢 ヤマアジサイ(6月下旬から7月にかけて開花)

【タマアジサイ(球紫陽花)】

軽井沢では真夏に咲きます。
つぼみのできるまでの過程が面白いアジサイです。
(参考) タマアジサイ日記 http://kusabanakan.sblo.jp/category/2723415-2.html

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2015年8月10日 軽井沢 タマアジサイ(8月から9月上旬にかけて開花)

【おまけ アヤメ】

梅雨入りの今日、軽井沢草花館の庭では初開花です。これから次々に咲きそうです。

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2017年6月7日 軽井沢草花館 アヤメ(左端のピンクの花はクリンソウ)
posted by kusabanakan at 21:08| 草花館日記

2017年06月05日

2017(12)ユウスゲ5月種まき分が発芽、その他イモムシ

5月4日に種まきしたユウスゲのプランターから芽が出ました。
今年も2回に分けて種まきをしましたが、今回芽が出たのは2回目の方。
1回目の種まき分(4月14日)はすでに5月19日に芽が出て、順調な成長ぶりです。

【5月種まき分の発芽】

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2017年6月5日 軽井沢草花館 ユウスゲ 1年目(2017年5月4日に種まき)

まだ、芽は1つだけですが、ユウスゲに間違いありません。サイズ(草丈)は6_くらい(下写真)。

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2017年6月5日 軽井沢草花館 ユウスゲ 1年目(2017年5月4日に種まき)

下は、過去6年間におけるユウスゲの種まき日と発芽日をまとめたものです。
==========================
左から年、種をまいた日、発芽した日、発芽にかかった日数
2017年 5月4日、6月5日、32日間
2017年 4月14日、5月19日、35日間
2016年 5月16日、6月4日、19日間
2016年 4月12日、5月12日、30日間
2015年 4月14日、5月9日、25日間
2014年 4月11日、5月25日、44日間
2013年 4月23日、5月31日、38日間
2012年 4月18日、5月9日、21日間
==========================

今年は1回目の種まき分が発芽まで35日間、そして2回目は種まき分が発芽まで32日間となりました。
過去の記録から見ると、発芽にかかる日数は1回目、2回目共に平均的だったといえそうです。

【イモムシ現る】

種から育てて、(おそらく)3年目、あるいは4年目くらいのユウスゲ葉っぱにイモムシが付いていました。

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2017年6月5日 軽井沢草花館 ユウスゲ 3~4年目

まだ葉っぱをかじられた形跡はなく、イモムシ君に何かされてしまったわけではありませんが、駆除しました。

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2017年6月5日 軽井沢草花館 ユウスゲ 3~4年目 葉についたイモムシ(種類不明?)

つづく
posted by kusabanakan at 21:33| ゆうすげ日記

2017年06月03日

イヌブナ日記(127) 実生4年目、1ヵ月遅れで再び芽吹きの兆候

実生4年目のイヌブナが、6月に入ってから芽吹きの兆候です。
本来であれば1ヵ月前に芽吹きが始まって、すでに葉っぱが広がっている時期なのですが、今年は芽吹きのタイミングが大幅に遅れています。

本来芽吹くべき時期に芽吹かず、2週間以上遅れて全体の半分から下の冬芽が芽吹きました。
そして、半分から上の冬芽が6月の今日になって芽吹き始めようとしています。

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2017年6月3日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん

下の写真が芽吹き始めた冬芽。先端から割れて、中から葉っぱが出てきました!

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2017年6月3日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん

下の写真は5月31日に撮影したものですが、このときには芽吹きの兆候に気が付きませんでした。

20170531inubuna_4y_son_01.jpg
2017年5月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん

【参考】

下の写真はイヌブナ実生4年目の孫さんの先月5月14日までの居場所で、この時まで、ブナの実生4年目(崇さんと湯さん)と一緒のプランター内でした。
去年、一昨年は、この条件でブナよりもイヌブナ(孫さん)の方が先に芽吹きを始めていました。
それが、今年はイヌブナ孫さんがなかなか芽吹かなかったので、苗が枯死してしまったのかと思って、あきらめ半分、苗を移動させていたのです。
それが良かったのかどうか分かりませんが、あきらめて処分していたら…と考えるとゾッとします。
とにかく、生き返ってくれて何よりです。

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2017年5月14日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ 実生4年目 イヌブナまだ芽吹かず

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2017年5月6日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ 実生4年目 ブナが先に芽吹いてしまった

posted by kusabanakan at 22:24| イヌブナ日記

2017(11)ユウスゲ草丈70aに

軽井沢草花館の庭のユウスゲは順調に成長しています。
地植え、プランター、鉢植えの苗がそれぞれ草丈70aに達しました。
今月中旬ころには花茎が出始めそうです。

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2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ苗(地植) 草丈70a(最大)
(5/25の55aから9日で15a伸びる)

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2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え9年目 草丈最大70a
(5/25の62aから9日で8a伸びる)

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2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ9年目(A) 草丈最大70a
(5/25の60aから9日で10a伸びる)

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2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ9年目(B) 草丈最大65a
(5/17の35aから17日で30a伸びる)

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2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え8年目(A) 草丈最大65a
(5/17の35aから17日で30a伸びる)

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2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え8年目(B) 草丈最大55a
(5/17の40aから17日で15a伸びる)

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2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ3年目(20150414種まき) 草丈最大40a
(5/17の22aから17日で18a伸びる)

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2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ2年目(20160412種まき)  草丈最大20a
(5/17の12aから17日で8a伸びる)

20170603yusuge_planter_1yA_20170414-01.jpg
2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ1年目(20170414種まき) 草丈最大6a

※上の写真だと分かりづらいと思いますが、プランター内に芽が8つでています。
下写真は同じく、この春(5月4日)に種をまいてみたものですが、こちらは、まだ発芽していません。

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2017年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランタ1年目(20170504種まき) まだ発芽せず。

つづく
posted by kusabanakan at 21:45| ゆうすげ日記

2017年06月01日

緑のカーテン2017(5)イケマが芽出す

2011年から始めた緑のカーテンの観察日記。
この春で7年目のシーズンとなります。

5月24日以来、8日ぶりの更新です。

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2017年6月1日 軽井沢草花館 緑のカーテン

まだ、密度が薄く、緑のカーテンとは言えない状態ですが、確実にツルがネットに絡みつき、その成長ぶりは著しいものがあります。現在、ウチワドコロを中心に、ノブドウ、チョウセンゴミシがネットにからみ始めたところです。

下は8日前の状態です。

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2017年5月24日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2017年6月1日 軽井沢草花館 緑のカーテン

プランターからはノブドウ、ウチワドコロ、ツルガシワ。軒下からはウチワドコロ、イケマ、チョウセンゴミシ、ジネンジョが蔓を伸ばし、緑のカーテンを形成していきます。

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2017年6月1日 軽井沢草花館 緑のカーテン

デッキ下からはイケマの芽が出てきました(下写真)。

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2017年6月1日 軽井沢草花館 緑のカーテン デッキ床下よりイケマ
posted by kusabanakan at 16:19| 緑のカーテン