実生4年目のイヌブナが、6月に入ってから芽吹きの兆候です。
本来であれば1ヵ月前に芽吹きが始まって、すでに葉っぱが広がっている時期なのですが、今年は芽吹きのタイミングが大幅に遅れています。
本来芽吹くべき時期に芽吹かず、2週間以上遅れて全体の半分から下の冬芽が芽吹きました。
そして、半分から上の冬芽が6月の今日になって芽吹き始めようとしています。
2017年6月3日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん
下の写真が芽吹き始めた冬芽。先端から割れて、中から葉っぱが出てきました!
2017年6月3日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん
下の写真は5月31日に撮影したものですが、このときには芽吹きの兆候に気が付きませんでした。
2017年5月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん
【参考】
下の写真はイヌブナ実生4年目の孫さんの先月5月14日までの居場所で、この時まで、ブナの実生4年目(崇さんと湯さん)と一緒のプランター内でした。
去年、一昨年は、この条件でブナよりもイヌブナ(孫さん)の方が先に芽吹きを始めていました。
それが、今年はイヌブナ孫さんがなかなか芽吹かなかったので、苗が枯死してしまったのかと思って、あきらめ半分、苗を移動させていたのです。
それが良かったのかどうか分かりませんが、あきらめて処分していたら…と考えるとゾッとします。
とにかく、生き返ってくれて何よりです。