2017年06月11日

ワレモコウの葉に毛虫、レンゲショウマやシモツケソウには花茎

【ワレモコウの葉に毛虫】

毎年のことではありますが、梅雨に入った今時期になると、急激に虫が多くなります。
草花館の小さな庭に生える植物にも様々な虫たちが集まってきますが、中には草を食べてしまう虫も数多く…
今朝は、ワレモコウの葉を食べていた毛虫を発見!(下写真)
この毛虫は毎年現れては、ワレモコウの葉を非情なまでにたくさん食べてしまいます。

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2017年6月11日 軽井沢草花館 ワレモコウについた毛虫

下は、拡大した一枚。毛虫の種類を同定できませんでしたが、長さにして4a前後。
多くはありませんが体に毛が生えていて、色は黒とオレンジのジャイアンツ(読売巨人)カラーです。

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2017年6月11日 軽井沢草花館 ワレモコウについた毛虫

虫がたくさんやってくるのは、自然が豊かな証拠。
当然のことだと思っていますが、食べつくされて花が咲かなくなるようだと嫌なので、葉っぱを食べている虫を見つけたら、駆除しています。
これから夏にむけて虫たちとの闘いが続きます。

ユウスゲの葉や茎にはアブラムシが付きはじめる季節。こちらは見た目が悪くなるだけで、枯れたりかじられるといった害はありませんが、基本的に手で取り払っています。

【レンゲショウマに花茎】

美術館が移転する前からですから、かれこれ15年くらい大切に育てているレンゲショウマ。
花茎が葉っぱよりも10aくらい上に伸びています。

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2017年6月11日 軽井沢草花館 レンゲショウマ

下写真は伸びた花茎。
まだつぼみは確認できませんが、開花はおおむね8月に入ったころから8月下旬まで。

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2017年6月11日 軽井沢草花館 レンゲショウマに花茎

下は、昨年咲いた時の状態です。

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2016年8月11日 軽井沢草花館 レンゲショウマ

【アカバナシモツケソウに花茎】

こちらも花茎が伸び始めました。
こちらは7月後半くらいから開花が始まります。

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2017年6月11日 軽井沢草花館 アカバナシモツケソウ(赤花下野草)

下は、咲いた時のアカバナシモツケソウです。

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2012年7月29日 軽井沢草花館 アカバナシモツケソウ(赤花下野草)
posted by kusabanakan at 14:53| 草花館日記

カラスvsアスター(101)

カラスvsアスター(101)

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第250話(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター