2018年05月30日

イヌブナ日記(153)実生5年目の孫さん枯死(5/30)

(2012年5月、および2014年5月に種から発芽したイヌブナ実生の生長日記です)

5月18日以来、12日ぶりの更新です。
3株あるイヌブナのうち、2株(安さんと檀さん)は立派に芽吹いて成長を続けていますが、1株(孫さん)はまだ芽吹きが始まっていません。
この時期になっても芽吹く気配がないことから、昨年の秋以降に枯死してしまったようです。
孫さんは昨年までなんとか元気に育っていたものの春先の芽吹きが他(安さん、檀さん)よりも1か月以上遅れ、特異な成長の仕方をしていました。
今年も遅れて芽吹いてくれれば… と思っていましたが、その可能性もなさそうです。
5年目の春をむかえることができず大変残念です…
孫さんの分まで残った安さんと檀さんを大切に育てていこうと思います。

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ×3株 + ブナ×1株

以下、安さん(実生7年目)、檀さん(実生7年目)、孫さん(実生5年目)の詳細記録です。

【イヌブナ安さん(実生7年目)】

安さんの樹高は54aで、5月11日に測定した時と同じでした。
また、横幅は枝から枝迄約120a。

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 安さん 樹高54a

横幅の120aは昨年と同じ。
ただし、同じといっても、変化がないのではなく枝が横向きに伸びてたわみ、枝の先端が下向きにお辞儀してしまっているのため横幅としての測定値に変化が見られないだけです。
実際には昨年と比べて、全体のボリュームは大きくなっています。

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 安さん

この春の芽吹いた後、枝が30aの伸びています(下写真)。
※ただし、伸びたばかりの枝は柔らかく下に垂れ下がっている状態

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 安さん

大きな葉っぱで長さ10a(下写真)

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 安さん(葉っぱの長さ 約10a)

葉っぱが部分的が虫に食われています(下写真)。

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 安さん

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生7年目 安さん  幹直径12_

【イヌブナ壇さん(実生7年目)】

壇さんの樹高は5/11に測定した時と同じ24.5a。
巾は約45aありました。

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生7年目 壇さん 樹高:24.5a 巾:約45a

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生7年目 壇さん 巾:約45a

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 壇さん 葉っぱ長さ9a(大きな葉っぱ)

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 壇さん 虫食い

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生7年目 壇さん  幹直径9.5_

【イヌブナ孫さん(実生5年目)】

可能性を信じていましたが、孫さんが芽吹くことはありませんでした。

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2018年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生5年目 孫さん

変化があるとすれば前回(5/18)から落葉が進んだことだけです。

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2018年5月18日 軽井沢草花館 イヌブナ実生5年目 孫さん

下の写真は昨年元気だったころの孫さん。
芽吹きの時期が1か月以上遅れたものの、きちんと育っていました。

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2017年7月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生4年目 孫さん

・参考(2017年6月10日 イヌブナ孫さんについての日記)

【おまけ:ブナの崇さん(実生5年目)】

ブナの崇さん(実生5年目)は昨年のイヌブナ孫さんと似ていて、大幅に時期遅れで芽吹きの最中です(下写真)。
詳しくはブナ日記(96)にて

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2018年5月18日 軽井沢草花館 ブナ 実生5年目 崇さん

【成長記録】

樹高:2018年5月11日から2018年5月30日の間、安さん、檀さん共に樹高の変化がありませんでした。
また、孫さんは枯死してしまったようで、こちらも変化がありませんでした。

 A:安さん 2015.6/24:24a、7/17:25a、8/10:34a、9/3:37.5a、9/16:38.0a、10/3:38.0a、10/28:40.0a、11/8:40.0a、11/29:40.0a、12/30:40.0a、2016.4/1:47a、4/29:49a、5/7:47a、5/20:47a、6/8:41a、6/20:41a、7/3:41a、8/2:41a、8/25:42.5a、9/5:43a、9/24:40.5a、10/8:42a、10/24:42a、11/13:42a、11/30:42a、12/30:42a、2017年4/16:44a、5/28:38.5a、6/16:42.5a、7/3:46a、7/13:45a、7/24:45a、8/2:48.5a、8/14:52a、8/26:52a、9/11:52a、10/2:54a、11/8:56a、11/25:56a、2018年1/8:59a(土が盛り上がったため、実際には56a)、4/1:60a、4/15:60a、4/22:60a、4/23:60a、4/26:60a、4/28:60a、4/30:55a(枝が葉も重さでたわむ)、5/11:54a(枝が葉の重さでたわむ)、5/30:54a

 B:壇さん 2015.6/24:12a、7/17:12a、8/10:15a、9/3:16.5_、9/16:16.5a、10/3:16.5a、10/28:16.5a、11/8:16.5a、11/29:16.5a、12/30:16.5a、2016.4/1:17a、5/7:17a、5/20:17a、6/8:16.5a、6/20:20a、7/3:23.5a、8/2:27a、8/25:31a、9/5:29a、9/24:29a、10/8:31.5a、10/24:31.0a、11/13:31.0_、11/30:31a、12/25:31a、2017年4/16:20a(枝が折れたため)、5/28:20a、6/16:20a、7/3:21a、7/13:23a、7/24:23.5a、8/2:24.0a、8/14:24a、8/26:24a、9/11:27a(対象となる枝を変えたことで3a高くなるも、実質変化なし)、10/2:24a(8/26と同じに戻る)、11/8:24a、11/25:24a、2018年1/8:24a、4/1:24a、4/15:24a、4/22:24a、4/26:24a、4/28:24a、4/30:24a、5/11:24.5a、5/30:24.5a

 C:孫さん 2015.5/1:115_、5/9:120_、5/28:125_、6/12:125_、6/28:133_、7/12:133_、7/22:133_、8/10:133_、9/5:130_、9/18:133_、10/5:130_、10/24:130_、11/12:130_、11/29:130_、12/30:130_、2016.4/1:132_、4/23:132_、5/1:135_、5/8:140_、5/20:155_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:190_、8/5:190_、8/25:190_、9/7:190_、9/24:190_、10/13:190_、10/27:190_、11/15:190_、11/28:190_、12/25:190_、2017.4/26:190_、5/28:19a、6//16:20a、7/3:20a、7/13:20a、7/24:20a、8/2:20a、8/14:20a、8/26:21a、9/11:21a、10/2:21a、11/8:22a、11/25:22a、2018年1/8:22a、4/1:22a、4/15:23a、4/22:23a、4/26:23a、4/28:23a、4/30:23a、5/11:23.5a、5/30:23.5a(枯死)

冬芽:2018年5月11日から2018年5月30日の間に孫さんの冬芽に変化は見られませんでした(孫さん枯死)。

 A:安さん 2015.8/10:10_、9/3:16_、9/16:18_、10/3:20_、10/28:20_、11/8:20_、11/29:20_、12/30:20_、2016年4/29:芽吹き始まる、8/2:7.5_、8/25:11_、9/5:14_、9/24:18_、10/8:20_、10/24:20_、11/13:20_、11/30:20_、12/25:20_、2017年4/16:20_、8/14:10.5_、8/26:13_、9/11:18_、10/2:21_、11/8:23_、11/25:23_、2018年1/8:23_、4/1:23a、4/15:30_、4/22:52_、4/23:52_、4/26:芽吹き始まる

 B:壇さん 2015.8/10:10_、9/3:17_、9/16:20_、10/3:23_、10/28:25_、11/8:25_、11/29:25_、12/30:25_、2016.4/1:25_、2016年4/29:芽吹き始まる、8/2:10.0_、8/25:16_、9/5:19_、9/24:23_、10/8:25_、10/24:25_、11/13:25_、11/30:25_、12/25:25_、2017年4/16:17_、8/14:10.5_、8/26:13_、9/11:18_、10/2:21_、11/8:21_、11/25:21_、2018年1/8:21_、4/1:21_、4/15:23_、4/22:32_、4/26:46_、4/28:芽吹き始まる

 C:孫さん 2015.9/5:21_、9/18:25_、10/5:27_、10/24:27_、11/12:27_、11/12:27_、11/29:27_、12/30:27_、2016.4/1:27_、4/23:35_、4/29:芽吹きはじめ、8/5:9.5_、8/25:14.0_、9/7:18.5_、9/24:23.5_、10/13:24.5_、10/27:24.5_、11/15:25.0_、11/28:25_、12/25:25_、2017.4/26:25_、8/14:7.0_、8/26:9.5_、9/11:15_、10/2:21_、11/8:21_、11/25:21_、2018年1/8:21_、4/1:21_、4/15:21_、4/22:21_、4/26:21_、4/28:21_、4/30:21_、5/11:21_、5/30(枯死)

幹サイズ(直径):2018年4月30日から5月30日の間、幹サイズの変化は見られませんでした。

 A:安さん 7.5_(2014.7/24)→8.0_(2015.6/5)→8.5_(6/24)→9.0_(9/3)→9.0_(9/16)→9.0_(10/3)→9.0_(10/28)→9.0_(11/8)→9.0_(11/29)→9.0_(12/30)→9.5_(2016.4/1)→10.0_(5/7)→10.0_(5/20)→10.0_(6/8)→10.0_(6/20)→10.5_(7/3)→10.5a(8/2)→11.0_(8/25)→11.0_(9/5)→11.0_(9/24)→11.0_(10/8)→11.0_(10/24)→11.0_(11/13)→11.0_(11/30)→11.0_(12/25)→11.0_(2017年4/16)→11.0_(5/28)→11.5_(6/16)→12.0_(7/3)→12.0_(7/13)→12.0_(7/24)→12.0_(8/2)→12.0_(8/14)→12.0_(8/26)、12.0_(9/11)、12.0_(10/2)、12.0_(11/8)、12.0_(11/25)、12.0_(2018年1/8)、12.0_(4/1)、12.0_(4/15)、12.0_(4/23)、12.0_(4/30)、12.0_(5/30)

 B:壇さん 3.0_(2014.7/24)→4.2_(2015.6/5)→4.5_(6/24)→5.5_(9/3)→6.0_(9/16)→6.0_(10/3)→6.0_(10/28)→6.0_(11/8)→6.0_(11/29)→6.0_(12/30)→6.0_(2016.4/1)→6.0_(5/7)→6.0_(5/20)→7.0_(6/8)→7.0_(6/20)→7.0_(7/3)→7.0_(8/2)→8.0_(8/25)→8.0_(9/5)→8.0_(9/24)→8.0_(10/8)→8.0_(10/24)→8.0_(11/13)→8.0_(11/30)→8.0_(12/25)→8.0_(2017年4/16)→8.0_(5/28)→9.0_(6/16)→9.0_(7/3)→9.0_(7/13)→9.5_(7/24)→9.5_(8/2)→9.5_(8/14)→9.5_(8/26)、9.5_(9/11)、9.5_(10/2)、9.5_(11/8)、9.5_(11/25)、9.5_(2018年1/8)、9.5_(4/1)、9.5_(4/15)、9.5_(4/30)、9.5_(5/30)

 C:孫さん 2016.5/1:φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.5_、7/17:φ4.5_、8/5:4.5_、8/25:φ4.5_、9/7:φ5.0_、9/24:φ5.5_、10/13:φ5.5_、10/27:φ5.5_、11/15:Φ5.5_、11/28:Φ5.5_、12/25:Φ5.5_、2017.4/26:Φ5.5_→5.5_(5/28)→6.0_(6/16)→6.0_(7/3)→6.0_(7/13)→6.0_(7/24)→6.0_(8/2)→6.5_(8/14)→6.5_(8/26)、6.5_(9/11)、6.5_(10/2)、6.5_(11/8)、6.5_(11/25)、6.5_(2018年1/8)、6.5_(4/1)、6.5_(4/15)、6.5_(4/30)、6.5_(5/30枯死)
posted by kusabanakan at 22:53| イヌブナ日記

2018年05月27日

2018(10)アブラムシつき始める、草丈最大は68aに(5/27)

今朝、ユウスゲの葉っぱにアブラムシが付いているのを見つけました。
今季初めて確認、ついにアブラムシの季節が始まりました。

20180527yusuge_aburamushi01.jpg
2018年5月27日 軽井沢草花館 ユウスゲの葉についたアブラムシ

ユウスゲにアブラムシがつくのはごく自然なことです。
アブラムシが付くことで枯れてしまったりすることはないようですが、草花館では気が付く範囲で駆除するようにしています。
(基本は指でつぶして除去します)

以下、ユウスゲの成長の様子です。

地植えのユウスゲは大きな株で草丈60aほど。順調に成長しています(下写真)。

20180527yusuge_jiue01.jpg
2018年5月27日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ(一部プランターや鉢植え)

現在最も草丈の高いユウスゲは、プランター10年目の株で68aありました。(下写真)。

20180527yusuge_planter_10y_A01.jpg
2018年5月27日 軽井沢草花館 プランター10年目のユウスゲ 草丈68a

次に高いのが鉢植え10年目のユウスゲ。
草丈65aと堂々たる姿です(下写真)。

20180527yusuge_pot_10y_01.jpg
2018年5月27日 軽井沢草花館 鉢植え10年目のユウスゲ 草丈65a

今年(4月15日)種まきしたユウスゲは、5月12日に最初の1株が発芽しましたが、今日になってようやく2株目が発芽しました。(共に2017年に収穫した種)

20180527yusuge_planter_1y_2017&2013seed01.jpg
上段:2018年5月27日 軽井沢草花館 ユウスゲ 2013年収穫の種(60粒)を2018年4月15日に種まき
下段:2018年5月27日 軽井沢草花館 ユウスゲ 2017年収穫の種(60粒)を2018年4月15日に種まき

5月12日に発芽した芽は草丈38_に成長(下写真)。

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2018年5月27日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター) 
2017年収穫の種(60粒)を2018年4月15日に種まき

本日(あるいは昨日)発芽した芽は草丈18_でした(下写真)。

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2018年5月27日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター) 
2017年収穫の種(60粒)を2018年4月15日に種まき

発芽率が悪く、今のところまだ2株しか芽が出てきませんが(2013年に収穫した種の発芽率はゼロ)、今後のさらなる発芽に期待しています。
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posted by kusabanakan at 23:04| ゆうすげ日記

緑のカーテン2018(5)蔓が上に伸びないよう毎日調整(5/27)

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で8年目のシーズン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて緑のカーテンを作り、それらを観察しています。

今回は5月17日以来、10日ぶりの更新です。
あっという間に5月も終わろうとしています。
緑のカーテンは、順調にツルが伸びています。

20180527midori_01.jpg

2018年5月27日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は前回10日前の状態です。
ツルが伸びて、ネットの下の方が葉っぱが広がっています。

20180517midori_01.jpg
2018年5月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン

ツルの成長速度はとても早く、1日で10aくらい(場合によってはもっと)伸びるので、放っておくとあっという間に天井にまで達してしまいます。
そうならないために、ツルの先10~20aほどをいったんネットから外し、横や下向きに這わし直し、上に伸びないよう毎日手を加えています。
大変な作業ではありますが、なんとか続けています。

20180527midori_02.jpg
2018年5月27日 軽井沢草花館 緑のカーテン

現在、芽の出ているツル植物はウチワドコロ、ノブドウ、チョウセンゴミシ、ツルガシワの4種。
そのうち、ネットに絡んでいるのはウチワドコロとノブドウの2種類だけ。
割合でいうと、ウチワドコロが95%でノブドウが5%といったところで、大部分はウチワドコロが占有しています。
チョウセンゴミシは先端かツルが伸びてきましたが、まだネットに届くほどの長さに達しておらず、もう少し先の話になりそうです。ツルガシワはプランターから1本だけ出ていますが、今のところネットに届くような気配がありません。
※イケマ、ヤマノイモ(ジネンジョ)はまだ芽が出てきていません。

20180527midori_03.jpg
2018年5月27日 軽井沢草花館 緑のカーテン ノブドウとウチワドコロの葉

以上、観察をつづけます。
posted by kusabanakan at 21:40| 緑のカーテン

カラスvsアスター(125)

カラスvsアスター(125)

カラス&アスター155ブログ用.jpg
第155(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2018年05月26日

ブナ日記(96)枝根元からの芽吹き続く(5/26)

(2014年春に種から発芽したブナの生長記録です)

5月20日以来、6日ぶりの更新です。
暖かな春の影響でほとんどの植物は例年よりも早くに芽吹いたり、花を咲かせていますが、この実生から5年目をむかえたブナの崇さんは芽吹きが遅く、また枝の下方(根元)からの芽吹きをゆっくりと進めています。
他の植物たちとは異なる成長ぶりの崇さんですが、様子を以下につづります。

20180526bunaA_5y_01.jpg
2018年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目

今年の崇さんは幹の一番下の枝から芽吹き始めています。

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2018年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目

下は前回(5/20)の時の状態です。比べると、着実に葉っぱが成長し、新たに芽吹いていることも分かります。

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2018年5月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目

特に最上部の枝についた冬芽が次々と芽吹き始めました。
しかも、枝の先からではなく、根元の方から芽吹きが始まっています。

20180526bunaA_5y_03.jpg
2018年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目

下は前回(5/20)撮影したもの。ゆっくりではありますが、着実に芽吹きが進行しているのが分かります。

20180520bunaA_5y_03.jpg
2018年5月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目

20180526bunaA_5y_05.jpg
2018年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目 一番上の枝の冬芽(12.0_)

下は前回(5/20)撮影したもの。先端の冬芽はまだ芽吹きの気配がなく、前回と変わりません。

20180520bunaA_5y_05.jpg
2018年5月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目 一番上の枝の冬芽(12.0_)

20180526bunaA_5y_06.jpg
2018年5月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目 幹直径8.5_

【成長記録】

【樹高】2018年5月20日から5月26日までの6日間でブナ(崇さん)の樹高に変化は見られませんでした。

ブナ(崇さん) 2015.5/1:122_、5/9:125_、5/28:130_、6/12:130_、6/28:132_、7/12:132_、7/22:137_、8/10:137_、9/5:140_、9/18:140_、10/5:140_、10/24:140_、11/12:140_、11/29:140_、12/30:140_、2016.4/1:140_、4/23:140_、5/1:140_、5/8:180_、5/20:180_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:200_、8/5:200_、8/25:210_、9/7:210_、9/24:210_、10/13:210_、10/27:210_、11/15:210_、11/28:210_、12/25:210_、2017.4/26:220_、5/31:280_、6/28:250_(※6/13鉢に植え替えした)、7/7:260_、7/30:290_、8/11:300_、8/22:300_、9/8:300_、9/23:300_、10/26:300_、11/15:300_、11/26:300_、2018.1/8:300_、4/1:320_(測定誤差か?)、4/23:320_、5/10:320_、5/16:320_、5/20:320_、5/26:320_

【冬芽】

ブナ(崇さん) 2015.9/5:11_、9/18:13_、10/5:14_、10/24:14_、11/12:14_、11/29:14_、12/30:14_、2016.4/1:14_、4/23:25_、4/29芽吹きはじめ、8/5:5.0_、8/25:8.0_、9/7:11_、9/24:14_、10/13:15_、10/27:15_、11/15:15_、11/28:15_、12/25:15_、2017.4/26:22_、8/11:5_、8/22:6_、9/8:8_、9/23:10_、10/26:11_、11/15:11ミ_、11/26:11_、2018.1/8:11_、4/1:11_、4/23:12_、5/10芽吹き始め

【幹直径】2018年5月20日から5月26日までの6日間でブナ(崇さん)の樹高に変化は見られませんでした。

ブナ(崇さん) 2016.5/1:φ4.5_、6/5:φ5.0_、7/4:φ5.0_、7/17:φ5.0_、8/5:φ5.0_、8/25:φ5.0_、9/7:φ5.5_、9/24:φ6.0_、10/13:φ6.0_、10/27:Φ6.0_、11/15:Φ6.0_、11/28:Φ6.0_、12/25:Φ6.0_、2017.4/26:Φ6.0_、5/31:Φ6.0_、6/28:Φ7.0_、7/7:Φ7.0_、8/11:Φ8.0_、8/22:Φ8.5_、9/8:Φ8.5_、9/23:Φ8.5_、10/26:Φ8.5_、11/15:Φ8.5_、11/26:Φ8.5_、2018.1/8:Φ8.5_、4/1:Φ8.5_、4/23:Φ8.5_、5/16:8.5Φ、5/20:Φ8.5_、5/26:Φ8.5_

以上、観察を続けます
posted by kusabanakan at 22:35| ブナ日記

2018年05月22日

マツブサ日記(4)自生地では緑濃く、種は未だ発芽せず

マツブサ日記の4回目。
前回4/30から約3週間ぶりの更新です。

間が空いてしまいましたが、4月3日に撒いた種が未だに発芽してきません。

20180522matsubusa_1y_20180403.jpg
2018年5月22日 軽井沢草花館 2018年4月3日にマツブサの種まき(2017年11月8日収穫分の種)

種をまいてから2か月近くになろうとしていますが、全く動きがありません。
始めたばかりの「マツブサ日記」危うし! といったところです。

そこで、前回同様、おととい(5/20)山まで出向き、自生のマツブサを観察してきました。
蔓性のマツブサは他の木に巻き付きながら成長します。
見てきたものはかなり立派なマツブサです。

20180520matsubusa_jisei03.jpg
2018年5月20日 軽井沢 マツブサ

20180520matsubusa_jisei02.jpg
2018年5月20日 軽井沢 マツブサ

下は前回(4/30)のマツブサ日記で紹介した若葉。
葉っぱの色も淡くて、現在の状況とはだいぶ違っていました。

20180430jisei-matsubusa02.jpg
2018年4月30日 軽井沢 マツブサの若葉

再度、5/20の状況にもどります(下写真)。

20180520matsubusa_jisei01.jpg
2018年5月20日 軽井沢 マツブサの生えている場所の林床

もしかしたら、マツブサの実生が出ているのではないかと林床を探してみましたが、実生を見つけることができませんでした。
しかし、どこからか地下茎でつながった蔓が、地面を這うように広がっているのが確認できました(上写真)。

また、すぐ近くにチョウセンゴミシの葉が出ていました。チョウセンゴミシは軽井沢町内に広く分布していて、同じマツブサ科のつる性木本。軽井沢ではチョウセンゴミシは広い範囲で見ることができますが、マツブサはごく一部にしか見られない少数派。チョウセンゴミシに負けないように、ここはマツブサに頑張ってほしいと思います。

posted by kusabanakan at 20:30| マツブサ日記

2018年05月20日

ブナ日記(95)枝根元からの芽吹き続く(5/20)

(2014年春に種から発芽したブナの生長記録です)

5月16日以来、4日ぶりの更新です。
例年に比べて遅れて芽吹きはじめ、また枝の下方(根元)から芽吹き出しています。

20180520bunaA_5y_01.jpg
2018年5月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目

幹の一番下の枝から芽吹きが始まっています。
一番下の葉っぱの長さは65_で、通常サイズにまで成長。
他の葉っぱはまだ小さいですが、一日一日大きくなっているようです。

ただし、冬芽の多くがまだ芽吹いておらず、全体的に葉っぱの量が少ないです。

20180520bunaA_5y_02.jpg
2018年5月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目

最上部の枝からもようやく芽吹きが始まっていますが、こちらも根元の方から芽吹きが始まっています。

20180520bunaA_5y_03.jpg
2018年5月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目

20180520bunaA_5y_05.jpg
2018年5月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生5年目 一番上の枝の冬芽(12.0_)

下の写真は前回4日前の状態です。
一番先端の冬芽が最初に芽吹くだろうと予想して、昨年から長さを測定していますが、今のところ変化はありません。

20180516bunaA_5y_05.jpg
2018年5月16日 軽井沢草花館 ブナAの崇さん 実生5年目 一番上の枝の冬芽(12.0_)

下の写真は昨年(2017)の芽吹きの様子です。
昨年は5月に入ったころから、一斉に芽吹き始めていたことがわかります。
この時は一番上の冬芽から芽吹いています。

20170501banaA03.jpg
2017年5月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生4年目

今年は3月、4月と気温が高かったにも関わらず、芽吹きが大幅に遅れています。
単純に株が弱っているのではないか?
とも考えられますが、しばらく様子を見ることにします。

以上、観察をつづけます。
posted by kusabanakan at 11:40| ブナ日記

2018年05月18日

2018(9)ユウスゲ草丈最大60aに(5/18)

5月12日以来、6日ぶりの更新です。
今回は地植え、1年目(4/15種まき分)、9年目、10年目苗についての観察日記となります。
5/10の時に最大45aだった草丈は60aに伸びていました。順調な成長です。

【地植え】

20180518yusuge_jiue01.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)

地植えのユウスゲに関しては、5月10日時点で大きなもので草丈35aを超える位でしたが、今回は45aを超えるものが多数あり、最も大きなもので50aでした。

20180518yusuge_jiueA01.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)

【プランター 1年目(4/15種まき分)】

2017年と2013年秋に収穫したユウスゲの種をそれぞれ別のプランターに分けて種まきし、発芽を観察しています。
先週5/12には2017年秋に収穫したユウスゲの種から初めて発芽を確認しましたが、以降、新たな発芽はありません。

20180518yusuge_planter_1y_2017&2013seed01.jpg
上段:2018年5月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ 2013年収穫の種(60粒)を2018年4月15日に種まき
下段:2018年5月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ 2017年収穫の種(60粒)を2018年4月15日に種まき

前回発芽したユウスゲの芽は25_に成長しています(下写真)。

20180518yusuge_planter_1y_2017seed01.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲの芽吹き (2017年秋収穫の種で4月15日種まき分)

各プランターには60粒の種をまいたので、今後のさらなる発芽を楽しみにしているところです。

【鉢植え 9年目A&B】

20180518yusuge_pot_9y_A&B-yasuge.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え9年目 AとB(ヤスゲ)

草丈はAの方が50a、Bは38aありました。
Bは本来ユウスゲのつもりで育てていましたが、葉っぱの太さが他と違っていたり、花の咲く時間帯が夕方からではなく、完全に日が暮れてから咲きだすなど、通常のユウスゲとは異なる点が多数あり、本当のユウスゲではないのか?と思いながらも育てています。夜に咲きだすので勝手にヤスゲ(夜菅)と名付けています。

20180518yusuge_pot_9y_A&B-yasuge02.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え9年目 AとB(ヤスゲ)

B(ヤスゲ)は葉の幅が広く、表面に黄色っぽい斑点が付きます。また、ほかのユウスゲはこの時期葉っぱが上向きに伸びるのに対して、横に広がっています。

【プランター 10年目】

20180518yusuge_planter_10y_A01.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター10年目

草丈は大きなもので60a(下写真)
現在、軽井沢草花館の敷地内では地植えのものも含めて、最も草丈の高い株です。

20180518yusuge_planter_10y_A02.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター10年目

以上、観察をつづけます。

posted by kusabanakan at 16:35| ゆうすげ日記

イヌブナ日記(152)実生5年目の孫さん未だに芽吹かず(5/18)

(2012年5月、および2014年5月に種から発芽したイヌブナ実生の生長日記です)

20180518inubuna_5&7y_an_dan_son_01.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 イヌブナ×3株

5月13日以来、5日ぶりの更新です。
3株あるイヌブナ実生の内、2つ(安さんと檀さん)はすでに新緑をむかえていますが、1つ(孫さん)はまだ芽吹きが始まっていません。

20180518inubuna_5y_son_02.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 イヌブナ(孫さん) 実生5年目

この孫さんは昨年も芽吹きが遅く、ほかの株に比べて2週間遅れとなりました。
今年はさらに芽吹きが遅く、もしかしたら株がダメになっているのか?
ちょっと心配になってきました。

下は一番上の枝の冬芽ですが、昨年の秋から大きさに変化がなく、芽吹きの兆しが見られません。

20180518inubuna_5y_son_03.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 イヌブナ実生5年目 孫さん  枝の先端の冬芽(21_)

今年は例年になく3月からの気温が高く、植物全般的に芽吹きの時期が1週間から10日程度早いことを考えると、5月上旬には芽吹き始めていてもよさそうです。

20180518inubuna_5y_son_01.jpg
2018年5月18日 軽井沢草花館 イヌブナ(孫さん) 実生5年目

下は昨年5月14日に撮影した写真で、ちょうど芽吹きが始まった時のものです。
※詳細はイヌブナ日記(122)
このときも、もうダメかな?
と思っていたら芽吹き始めたので、まだ望みは捨てていません。

20170514inubuna_4Y_02.jpg
(昨年)2017年5月14日 軽井沢草花館 イヌブナ(孫さん) 実生4年目

以上、観察を続けます。

posted by kusabanakan at 15:47| イヌブナ日記

2018年05月17日

2018年(2)水彩【キバナノヤマオダマキ】、油彩【ナツツバキ】

小さな美術館軽井沢草花館 2018年度展示のご案内

水彩と油彩でつづる
「石川功一 軽井沢の草花展」T−X

2018exhibit.jpg

来週5月23日(水)からは第2期目の展示が始まります。
季節に合わせながら5期にわたって展示替えを行っており、
各々40点前後の草花図(水彩スケッチと油彩画)と加えて美人画、風景画の作品も1点づつ展示しています。

2018年4月21日(土)から11月25日(日)
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、8月は無休)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

以下、来週(5/23)から始まる第2期目の展示作品の一部です。水彩スケッチは「キバナノヤマオダマキ」、油彩画からは「ナツツバキ」、美人画「マダム・キャラビー」、風景「冬の浅間山」を紹介いたします。

【石川功一 水彩スケッチ】
20180515museum-water-kibananoyamaodamaki.jpg
石川功一 水彩スケッチ キバナノヤマオダマキ(2018年5/23から7/2までの展示作品)

【石川功一の油彩画】

200180515ナツツバキ15F2001.jpg
石川功一 油彩画 ナツツバキ 15号(2018年5/23から7/2までの展示作品)

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石川功一 油彩画 美人画「マダム・キャラビー」 8号(2018年5月23日から7月2日までの展示作品)

20180515museum-oil-mountain.jpg
石川功一 油彩画 風景が「浅間山」 8号(2018年5月23日から7/2までの展示作品)

以上
posted by kusabanakan at 21:29| 展示紹介

緑のカーテン2018(4)ネットに絡み始めています(5/17)

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で8年目のシーズン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて緑のカーテンを作り、それらを観察しています。

今回は5月12日以来、5日ぶりの更新です。
5月は気温差が激しく、先週(5/11)、朝の気温が氷点下にまで下がるなど寒い日が続きましたが、今週は逆に暑い日が続き、今日は気温が27.8度まで上がりました。

緑のカーテンは、このような急激な気温変化にもめげず、順調にツルを伸ばして、緑のカーテンを作ってくれています。

20180517midori_01.jpg
2018年5月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン

20180517midori_02.jpg
2018年5月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン(ウチワドコロとチョウセンゴミシ)

ウチワドコロのツルが成長が著しく、ツルがぐんぐんと伸び、葉っぱが下から順々に開いてきました(上写真)。
チョウセンゴミシの葉が春先から勢いよく芽吹きましたが、ツル自体はあまり伸びておらず、まだネットに絡みついていない状態です。
現在ネットに絡みついているのはウチワドコロとノブドウです(下写真)。

20180517midori_04.jpg
2018年5月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン(ノブドウ、ツルガシワ、ウチワドコロ)

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2018年5月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン プランター(ノブドウ、ツルガシワ、ウチワドコロ)

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2018年5月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン プランター(ツルガシワ)

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2018年5月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン プランター(ツルガシワの花)

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2018年5月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン プランターのノブドウ

20180517midori_nobudo02.jpg
2018年5月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン プランターのノブドウ

以上
観察を続けます。
posted by kusabanakan at 21:22| 緑のカーテン

2018年05月16日

ブナ日記(94)変則的な芽吹き続く(5/16)

(2014年春に種から発芽したブナの生長記録です。

5月10日以来、6日ぶりの更新です。
ようやく芽吹きを始めた崇さんですが、芽吹きの仕方がいつもと違っていて、また進行も遅いです。
株自体が弱っているのかもしれません。
原因はわかりませんが、現状を以下に残します。

20180516bunaA_5y_01.jpg
2018年5月16日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目 

今年初めて芽吹きに気が付いたのが前回の5月10日(下写真)。
本来であれば枝の先端から芽吹いてきますが、幹の下から芽吹き始めていました。

20180510bunaA_5y_02.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目 最下部の枝から芽吹きはじめ

その後成長を続け、今日の状態が下の写真です。葉っぱが完全に開いています。

20180516bunaA_5y_04.jpg
2018年5月16日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目 

全体を斜め上から見ると下のような感じです。
葉っぱがようやく芽吹いてきましたが、幹の下の方だとか、枝の下の方から数枚の葉が出てきただけで、枝の先端部はまだ芽吹いていません。昨年の枯れた葉っぱもまだしっかりと枝に残っています・

20180516bunaA_5y_02.jpg
2018年5月16日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目 

下の写真は前回(5/10)の時に撮影したもので、成長を続けていることが確認できます。

20180510bunaA_5y_04.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目

20180516bunaA_5y_03.jpg
2018年5月16日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目

昨年から測定を続けている、枝の最上部の冬芽(下写真)はまだ芽吹き前です。

20180516bunaA_5y_05.jpg
2018年5月16日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目 一番上の枝の冬芽(12.0_)

最後にイヌブナ(崇さん)の直径は8.5_で昨年から変化がありません。

20180516bunaA_5y_07.jpg
2018年5月16日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目 幹直径:8.5_

ちょっと心配な状況ですが、このまま観察を続けます。

【成長記録】

【樹高】2018年5月10日から5月16日までの17日間でブナA(崇さん)の樹高に変化は見られませんでした。

ブナA(スーさん) 2015.5/1:122_、5/9:125_、5/28:130_、6/12:130_、6/28:132_、7/12:132_、7/22:137_、8/10:137_、9/5:140_、9/18:140_、10/5:140_、10/24:140_、11/12:140_、11/29:140_、12/30:140_、2016.4/1:140_、4/23:140_、5/1:140_、5/8:180_、5/20:180_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:200_、8/5:200_、8/25:210_、9/7:210_、9/24:210_、10/13:210_、10/27:210_、11/15:210_、11/28:210_、12/25:210_、2017.4/26:220_、5/31:280_、6/28:250_(※6/13鉢に植え替えした)、7/7:260_、7/30:290_、8/11:300_、8/22:300_、9/8:300_、9/23:300_、10/26:300_、11/15:300_、11/26:300_、2018.1/8:300_、4/1:320_(測定誤差か?)、4/23:320_、5/10:320_、5/16:320_

ブナB(タンさん) 2015.5/1:108_、5/9:113_、5/28:113_、6/12:113_、6/28:115_、7/12:157_、7/22:157_、8/10:165_、9/5:168_、9/18:168_、10/5:168_、10/24:168_、11/12:168_、11/29:168_、12/30:168_、2016.4/1:170_、4/23:170_、5/1:170_、5/8:200_、5/20:200_、5/29:200_、6/5:200_、6/22:210_、7/4:210_、7/17:210_、8/5:210_、8/25:210_、9/7:210_、9/24:210_、10/13:210_、10/27:210_、11/15:210_、11/28:210_、12/25:210_、2017.4/26:210_、5/31:270_、6/28:230_(※6/9鉢に植え替えした)、7/7:270_、8/11:245_(鉢に腐葉土を追加)、8/22:245_、9/8:245_、9/23:245_、10/26:245_、11/15:245_、11/26:245_、2018.1/8:235_(枝の先端が折れる)、4/1:235_、4/23:235_、5/10:235_(枯死したため測定終了)

【冬芽】

ブナA(スーさん) 2015.9/5:11_、9/18:13_、10/5:14_、10/24:14_、11/12:14_、11/29:14_、12/30:14_、2016.4/1:14_、4/23:25_、4/29芽吹きはじめ、8/5:5.0_、8/25:8.0_、9/7:11_、9/24:14_、10/13:15_、10/27:15_、11/15:15_、11/28:15_、12/25:15_、2017.4/26:22_、8/11:5_、8/22:6_、9/8:8_、9/23:10_、10/26:11_、11/15:11ミ_、11/26:11_、2018.1/8:11_、4/1:11_、4/23:12_、5/10芽吹き始め

ブナB(タンさん) 2015.9/5:7_、9/18:9_、10/5:12_、10/24:12_、11/12:12_、11/29:12_、12/30:12_、2016.4/1:12_、4/23:18_、5/1:芽吹きはじめ、8/5:6.5_、8/25:10.0_、9/7:11_、9/24:14_、10/13:15_、10/27:15_、11/15:15_、11/28:15_、12/25:15_、2017.4/26:19_、8/11:4_、8/22:4_、9/8:4_、9/23:4_、10/26:4_、11/15:4_、11/26:4_、2018.1/8:4_、4/1:4_、4/23:4_

【幹直径】

ブナA(スーさん) 2016.5/1:φ4.5_、6/5:φ5.0_、7/4:φ5.0_、7/17:φ5.0_、8/5:φ5.0_、8/25:φ5.0_、9/7:φ5.5_、9/24:φ6.0_、10/13:φ6.0_、10/27:Φ6.0_、11/15:Φ6.0_、11/28:Φ6.0_、12/25:Φ6.0_、2017.4/26:Φ6.0_、5/31:Φ6.0_、6/28:Φ7.0_、7/7:Φ7.0_、8/11:Φ8.0_、8/22:Φ8.5_、9/8:Φ8.5_、9/23:Φ8.5_、10/26:Φ8.5_、11/15:Φ8.5_、11/26:Φ8.5_、2018.1/8:Φ8.5_、4/1:Φ8.5_、4/23:Φ8.5_、5/16:8.5Φ

ブナB(タンさん) 2016.5/1:φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.0_、7/17:φ4.0_、8/5:φ4.0_、8/25:φ4.0_、9/7:φ5.0_、9/24:φ5.0_、10/13:φ5.0_、10/27:Φ5.0_、11/15:Φ5.0_、11/28:Φ5.0_、12/25:Φ5.0_、2017.4/26:Φ5.0_、5/31:Φ5.0_、6/28:Φ5.5_、7/7:Φ5.5_、8/11:Φ5.5_、8/22:Φ5.5_、9/8:Φ5.5_、9/23:Φ5.5_、10/26:Φ5.5_、11/15:Φ5.5_、11/26:Φ5.5_、2018.1/8:Φ5.5_、4/1:Φ5.5_、4/23:Φ5.5_
posted by kusabanakan at 23:25| ブナ日記

2018年05月13日

イヌブナ日記(151)自生地レポート(虫こぶの虫?&実)(5/13)

午前中にイヌブナ自生地を訪ねました。

20180513inubuna_jiseiB00.jpg
2018年5月13日 軽井沢 イヌブナ(暖かな春の影響で例年よりも成長が早い)

実生(木の赤ちゃん)が出ていないだろうか?
と期待していたのですが、出会うことができませんでした。

その代わりに、2つの発見がありました。

【葉っぱに虫】

葉っぱの裏に何かがいる!
そーっと、近づいて見ると、虫のでした。
写真を撮ること2〜3分。その間、微動だにせずじっとしていました。

20180513inubuna_jiseiB01.jpg
2018年5月13日 軽井沢 イヌブナの葉の裏に止まって何かしている虫

現地では葉っぱの裏に止まって、葉っぱを食べているのかと思っていました。
しかし、うちに帰ってから写真の映像を拡大してみると、触角が下向きに2本垂れ下がっていて、お尻を上向きにして葉っぱにつけ、何かしていたようです。

20180513inubuna_jiseiB02.jpg
2018年5月13日 軽井沢 イヌブナの葉の裏に止まって何かしている虫(拡大)

もしかしたら、この方が虫こぶを作っている虫さんでしょうか? (急にさん付けで)
君の名は…
(イヌブナには虫こぶ(ゴール)が付きやすく、毎年目にしています)

そこで、図鑑で調べてみました(薄葉重,虫こぶハンドブック,文一総合出版)。

すると、イヌブナには主に以下のような虫こぶとそれらを作る形成生物があるようです。

1.虫こぶ名:ブナハスジドングリフシ(タマバエ)
2.虫こぶ名:ブナハマルタマフシ(ブナマルタマバエ)
3.虫こぶ名:イヌブナハボタンフシ(イヌブナボタンタマバエ)

ネットでこれらを検索してみましたが、本日撮影した虫とは違うようです。
それに、今日見たものは”ハエ”ではないように思います。
結果がつかめず、行き詰ってしまいました…

単に、イヌブナの葉の裏で休憩していただけ。ということも考えられるので、
今後の宿題として、この虫が何なのか、知らべていこうと思います。

【イヌブナの実】

今年は春が早いので、すでに花が咲き終わり、実が付き始めていました。

20180513inubuna_jiseiA01.jpg
2018年5月13日 軽井沢 イヌブナ(花が咲き終わり、実が付き始めている)

20180513inubuna_jiseiA02.jpg
2018年5月13日 軽井沢 イヌブナ(花が咲き終わり、実が付き始めている) 拡大
posted by kusabanakan at 22:07| イヌブナ日記

カラスvsアスター(124)

カラスvsアスター(124)

カラス&アスター154ブログ用.jpg
第154(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2018年05月12日

2018(8)ユウスゲ4/15種まきの芽が出ました!(5/12)

今年(2018)の4月15日に種まきしたユウスゲが芽を出しました。

20180512yusuge_planter_1y_2017seed01.jpg
2018年5月12日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲの芽吹き (2017年秋収穫の種で4月15日種まき分)

今日のところは1つのみ。
大きさは約2_。とても小さなものです。

20180512yusuge_planter_1y_2017seed02.jpg
2018年5月12日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲの芽吹き (2017年秋収穫の種で4月15日種まき分)

芽を出したのは昨年(2017)秋に収穫した種。2013年に収穫した種も別のプランターに種まきして観察していますが、こちらの方はまだ芽が出ていません。

20180512yusuge_planter_1y_2017&2013seed01.jpg
上段:2018年5月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ 2013年収穫の種(60粒)を2018年4月15日に種まき
下段:2018年5月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ 2017年収穫の種(60粒)を2018年4月15日に種まき

ちなみに過去の発芽日の記録を見てみると、以下のようになります。

==========================
左から年、種をまいた日、発芽した日、発芽にかかった日数
2018年 4月15日、5月12日、27日間
2017年 4月14日、5月19日、35日間
2016年 4月12日、5月12日、30日間
2015年 4月14日、5月9日、25日間
2014年 4月11日、5月25日、44日間
2013年 4月23日、5月31日、38日間
2012年 4月18日、5月9日、21日間
==========================

発芽にかかった日数は、この7年の間で比べると平均的かやや早めでした。

観察を続けます。

posted by kusabanakan at 21:41| ゆうすげ日記

緑のカーテン2018(3)ウチワドコロ高さ185cmに(5/12)

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で8年目のシーズン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて緑のカーテンを作り、それらを観察しています。

今回は5月3日以来、9日ぶりの更新です。
5/7から5/10までは気温の低い状態が続きましたが、順調につる植物が成長しています。

20180512midori_01.jpg
2018年5月12日 軽井沢草花館 緑のカーテン

前回(5/3)、地面から135aの高さにまで蔓を伸ばしていたウチワドコロは背丈を超える185aにまで成長していました(下写真)。葉っぱも開いてきて、緑のカーテンっぽくなってきました。

20180512midori_03.jpg
2018年5月12日 緑のカーテン チョウセンゴミシとウチワドコロ

また、デッキ下から生えてきたウチワドコロのツルがデッキ上のネットに絡み始めました。

20180512midori_02.jpg
2018年5月12日 緑のカーテン デッキ下から芽を出し始めたウチワドコロ

ノブドウを植えたプランター内にはツルガシワ(下写真)。
環境があまりよくないのか、葉っぱが小さくてか弱い個体ですが、花芽がついています。

20180512midori_tsurugashiwa01.jpg
2018年5月12日 緑のカーテン ツルガシワ

ノブドウは地面に根が張って大きくなりすぎないように、プランターで育てています。
ツルの長さは2bくらいで(毎年剪定して切っているので)、途中の節の部分から新しい芽が出てきています。

20180512midori_nobudo01.jpg
2018年5月12日 緑のカーテン ノブドウの苗を育てているプランター

ノブドウの葉は前回に比べて大きくなっています(下写真)。

20180512midori_nobudo02.jpg
2018年5月12日 緑のカーテン ノブドウの葉

20180512midori_nobudo03.jpg
2018年5月12日 緑のカーテン ツルの途中の節からでたノブドウの芽

その他、ヤマノイモ、イケマの2つはまだ芽が出ていませんでした。

観察を続けます。
posted by kusabanakan at 21:08| 緑のカーテン

2018年05月11日

イヌブナ日記(150)虫食い跡、孫さんはまだ芽吹かず(5/11)

(2012年5月、および2014年5月に種から発芽したイヌブナ実生の生長日記です)

150回目のイヌブナ日記となりました。
4月30日以来、11日ぶりの更新です。
3株あるイヌブナ実生の内、2つはすでに新緑。
1つはまだ芽吹きが始まっていません。

20180511inubuna_5&7y_an_dan_son_01.jpg
2018年5月11日 軽井沢草花館 イヌブナ×3株

以下、各実生ごとの様子です。

【イヌブナ安さん(実生7年目)】

安さんの樹高は54aで、前回(4/30)の55aよりも1a低くなりました。
横に伸びた枝先が葉っぱの重みでたわんだためと思われます。
(ちなみに芽吹く前は樹高が60aありました)

20180511inubuna_7y_an_01.jpg
2018年5月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 安さん 樹高54a

20180430inubuna_7y_an_01.jpg
2018年4月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 安さん 樹高55a

一部の葉が虫に食われたようですが、犯人を見つけ出すことはできませんでした(下写真)。

20180511inubuna_7y_an_03.jpg
2018年5月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 安さん 

【イヌブナ壇さん(実生7年目)】

イヌブナの壇さんも新緑の時期をむかえています。

20180511inubuna_7y_dan_01.jpg
2018年5月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 壇さん 樹高24.5a

壇さんの樹高は前回(4/30)と比べて0.5a高くなりました。

20180430inubuna_7y_dan_01.jpg
2018年4月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 壇さん 樹高24a

20180511inubuna_7y_dan_02.jpg
2018年5月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 壇さん

上・下の写真からもわかるように、一部の葉が傷んでいて、元気がありません。
安さん同様に虫に食われた様子です。

20180511inubuna_7y_dan_03.jpg
2018年5月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 壇さん

【イヌブナ孫さん(実生5年目)】

孫さんの樹高は23.5aで前回(4/30)から0.5a高くなっていましたが、まだ芽吹き前で枝が伸びる時期ではないので、測定誤差の可能性が高そうです。

20180511inubuna_5y_son_01.jpg
2018年5月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生5年目 孫さん 樹高23.5a

20180430inubuna_5y_son_01.jpg
2018年4月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生5年目 孫さん 樹高23a

また、冬芽の長さは前回(4/30)から変わらず21_。

20180511inubuna_5y_son_02.jpg
2018年5月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生5年目 孫さん  枝の先端の冬芽(21_)

【成長記録】

樹高:2018年4月30日から2018年5月11日の間、安さんの樹高は1a低くなり、壇さんと孫さんの樹高は共に0.5_高くなりました。安さんは葉っぱの重みで枝がたわんだため。檀さんは純粋に枝先が上方向に伸びたため。孫さんは測定誤差と思われます。

 A:安さん 2015.6/24:24a、7/17:25a、8/10:34a、9/3:37.5a、9/16:38.0a、10/3:38.0a、10/28:40.0a、11/8:40.0a、11/29:40.0a、12/30:40.0a、2016.4/1:47a、4/29:49a、5/7:47a、5/20:47a、6/8:41a、6/20:41a、7/3:41a、8/2:41a、8/25:42.5a、9/5:43a、9/24:40.5a、10/8:42a、10/24:42a、11/13:42a、11/30:42a、12/30:42a、2017年4/16:44a、5/28:38.5a、6/16:42.5a、7/3:46a、7/13:45a、7/24:45a、8/2:48.5a、8/14:52a、8/26:52a、9/11:52a、10/2:54a、11/8:56a、11/25:56a、2018年1/8:59a(土が盛り上がったため、実際には56a)、4/1:60a、4/15:60a、4/22:60a、4/23:60a、4/26:60a、4/28:60a、4/30:55a(枝が葉も重さでたわむ)、5/11:54a(枝が葉の重さでたわむ)

 B:壇さん 2015.6/24:12a、7/17:12a、8/10:15a、9/3:16.5_、9/16:16.5a、10/3:16.5a、10/28:16.5a、11/8:16.5a、11/29:16.5a、12/30:16.5a、2016.4/1:17a、5/7:17a、5/20:17a、6/8:16.5a、6/20:20a、7/3:23.5a、8/2:27a、8/25:31a、9/5:29a、9/24:29a、10/8:31.5a、10/24:31.0a、11/13:31.0_、11/30:31a、12/25:31a、2017年4/16:20a(枝が折れたため)、5/28:20a、6/16:20a、7/3:21a、7/13:23a、7/24:23.5a、8/2:24.0a、8/14:24a、8/26:24a、9/11:27a(対象となる枝を変えたことで3a高くなるも、実質変化なし)、10/2:24a(8/26と同じに戻る)、11/8:24a、11/25:24a、2018年1/8:24a、4/1:24a、4/15:24a、4/22:24a、4/26:24a、4/28:24a、4/30:24a、5/11:24.5a

 C:孫さん 2015.5/1:115_、5/9:120_、5/28:125_、6/12:125_、6/28:133_、7/12:133_、7/22:133_、8/10:133_、9/5:130_、9/18:133_、10/5:130_、10/24:130_、11/12:130_、11/29:130_、12/30:130_、2016.4/1:132_、4/23:132_、5/1:135_、5/8:140_、5/20:155_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:190_、8/5:190_、8/25:190_、9/7:190_、9/24:190_、10/13:190_、10/27:190_、11/15:190_、11/28:190_、12/25:190_、2017.4/26:190_、5/28:19a、6//16:20a、7/3:20a、7/13:20a、7/24:20a、8/2:20a、8/14:20a、8/26:21a、9/11:21a、10/2:21a、11/8:22a、11/25:22a、2018年1/8:22a、4/1:22a、4/15:23a、4/22:23a、4/26:23a、4/28:23a、4/30:23a、5/11:23.5a

冬芽:2018年4月30日から2018年5月11日の間に孫さんの冬芽に変化は見られませんでした(安さんと檀さんはすでに芽吹き)。

 A:安さん 2015.8/10:10_、9/3:16_、9/16:18_、10/3:20_、10/28:20_、11/8:20_、11/29:20_、12/30:20_、2016年4/29:芽吹き始まる、8/2:7.5_、8/25:11_、9/5:14_、9/24:18_、10/8:20_、10/24:20_、11/13:20_、11/30:20_、12/25:20_、2017年4/16:20_、8/14:10.5_、8/26:13_、9/11:18_、10/2:21_、11/8:23_、11/25:23_、2018年1/8:23_、4/1:23a、4/15:30_、4/22:52_、4/23:52_、4/26:芽吹き始まる

 B:壇さん 2015.8/10:10_、9/3:17_、9/16:20_、10/3:23_、10/28:25_、11/8:25_、11/29:25_、12/30:25_、2016.4/1:25_、2016年4/29:芽吹き始まる、8/2:10.0_、8/25:16_、9/5:19_、9/24:23_、10/8:25_、10/24:25_、11/13:25_、11/30:25_、12/25:25_、2017年4/16:17_、8/14:10.5_、8/26:13_、9/11:18_、10/2:21_、11/8:21_、11/25:21_、2018年1/8:21_、4/1:21_、4/15:23_、4/22:32_、4/26:46_、4/28:芽吹き始まる

 C:孫さん 2015.9/5:21_、9/18:25_、10/5:27_、10/24:27_、11/12:27_、11/12:27_、11/29:27_、12/30:27_、2016.4/1:27_、4/23:35_、4/29:芽吹きはじめ、8/5:9.5_、8/25:14.0_、9/7:18.5_、9/24:23.5_、10/13:24.5_、10/27:24.5_、11/15:25.0_、11/28:25_、12/25:25_、2017.4/26:25_、8/14:7.0_、8/26:9.5_、9/11:15_、10/2:21_、11/8:21_、11/25:21_、2018年1/8:21_、4/1:21_、4/15:21_、4/22:21_、4/26:21_、4/28:21_、4/30:21_、5/11:21_

幹サイズ(直径):2018年4月30日から5月11日の間、幹サイズの測定を行ないませんでした。

 A:安さん 7.5_(2014.7/24)→8.0_(2015.6/5)→8.5_(6/24)→9.0_(9/3)→9.0_(9/16)→9.0_(10/3)→9.0_(10/28)→9.0_(11/8)→9.0_(11/29)→9.0_(12/30)→9.5_(2016.4/1)→10.0_(5/7)→10.0_(5/20)→10.0_(6/8)→10.0_(6/20)→10.5_(7/3)→10.5a(8/2)→11.0_(8/25)→11.0_(9/5)→11.0_(9/24)→11.0_(10/8)→11.0_(10/24)→11.0_(11/13)→11.0_(11/30)→11.0_(12/25)→11.0_(2017年4/16)→11.0_(5/28)→11.5_(6/16)→12.0_(7/3)→12.0_(7/13)→12.0_(7/24)→12.0_(8/2)→12.0_(8/14)→12.0_(8/26)、12.0_(9/11)、12.0_(10/2)、12.0_(11/8)、12.0_(11/25)、12.0_(2018年1/8)、12.0_(4/1)、12.0_(4/15)、12.0_(4/23)、12.0_(4/30)

 B:壇さん 3.0_(2014.7/24)→4.2_(2015.6/5)→4.5_(6/24)→5.5_(9/3)→6.0_(9/16)→6.0_(10/3)→6.0_(10/28)→6.0_(11/8)→6.0_(11/29)→6.0_(12/30)→6.0_(2016.4/1)→6.0_(5/7)→6.0_(5/20)→7.0_(6/8)→7.0_(6/20)→7.0_(7/3)→7.0_(8/2)→8.0_(8/25)→8.0_(9/5)→8.0_(9/24)→8.0_(10/8)→8.0_(10/24)→8.0_(11/13)→8.0_(11/30)→8.0_(12/25)→8.0_(2017年4/16)→8.0_(5/28)→9.0_(6/16)→9.0_(7/3)→9.0_(7/13)→9.5_(7/24)→9.5_(8/2)→9.5_(8/14)→9.5_(8/26)、9.5_(9/11)、9.5_(10/2)、9.5_(11/8)、9.5_(11/25)、9.5_(2018年1/8)、9.5_(4/1)、9.5_(4/15)、9.5_(4/30)

 C:孫さん 2016.5/1:φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.5_、7/17:φ4.5_、8/5:4.5_、8/25:φ4.5_、9/7:φ5.0_、9/24:φ5.5_、10/13:φ5.5_、10/27:φ5.5_、11/15:Φ5.5_、11/28:Φ5.5_、12/25:Φ5.5_、2017.4/26:Φ5.5_→5.5_(5/28)→6.0_(6/16)→6.0_(7/3)→6.0_(7/13)→6.0_(7/24)→6.0_(8/2)→6.5_(8/14)→6.5_(8/26)、6.5_(9/11)、6.5_(10/2)、6.5_(11/8)、6.5_(11/25)、6.5_(2018年1/8)、6.5_(4/1)、6.5_(4/15)、6.5_(4/30)
posted by kusabanakan at 21:13| イヌブナ日記

2018年05月10日

2018(7)ユウスゲ苗 草丈45aに(5/10)

4月30日以来、10日ぶりの更新です。
地植え、1年目(4/15種まき分)、2年目、3年目、4年目、9年目、10年目苗についての観察日記となります。
ここ4日間は気温の低い状態が続きましたが、どれも例年に比べて早い成長を見せています。

【地植え】

20180510yusuge_jiueA01.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)

草丈30aを超えるものが多数あります。
大きなものでは34aありました(下写真)

20180510yusuge_jiueB01.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え) 大きな苗で草丈34a

【プランター 1年目(4/15種まき分)】

先週種まきしたプランターのユウスゲ。2013年収穫の種、2017年収穫の種、共にまだ芽が出ていません。
種をまいてから25日が過ぎ、そろそろ出てきてもおかしくない時期です。

20180510yusuge_planter_1y_2017&2013seed01.jpg
上段:2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ 2013年収穫の種(60粒)を2018年4月15日に種まき
下段:2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ 2017年収穫の種(60粒)を2018年4月15日に種まき

【プランター 2年目】

20180510yusuge_planter_2y_B_20170504-01.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター2年目(2017年5月4日種まき)

草丈は大きなもので27a(下写真)

20180510yusuge_planter_2y_B_20170504-02.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター2年目(2017年5月4日種まき)

【プランター 3年目】

20180510yusuge_planter_3y_A&B_20160412-01.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター3年目(2016年4月12日種まき)

草丈は大きなもので17a(下写真)

20180510yusuge_planter_3y_A&B_20160412-02.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター3年目(2016年4月12日種まき)

【プランター 4年目】

20180510yusuge_planter_4y_C_20150510-01.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター4年目(2015年5月10日種まき)

草丈は大きなもので26a(下写真)

20180510yusuge_planter_4y_C_20150510-02.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター4年目(2015年5月10日種まき)

【鉢植え 9年目A】

20180510yusuge_pot_9y_A01.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え9年目A

草丈は大きなもので43a(下写真)

20180510yusuge_pot_9y_A02.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え9年目A

【鉢植え 9年目B】

鉢植え9年目はAとBの苗があり、上の鉢植えAは普通のユウスゲですが、この鉢植えBの苗は変わった性格のユウスゲです。
普通のユウスゲとの主な違いは

・完全に日が暮れてから咲きはじめる
・花の色が濃い(黄色が濃い)
・2日くらい咲き続けることがある
・成長がやや早い
・葉っぱに斑が入る
・葉っぱの色、艶、太さが異なる
・普通のユウスゲよりも葉っぱが横に広がる

夜になってから咲くので勝手にヤスゲと呼んで区別しています。

20180510yusuge_pot_9y_B01yasuge.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え9年目B(ヤスゲ)

草丈は大きなもので37a(下写真)
鉢植えAの草丈(43a)よりも6a低いですが、この鉢植えBは葉っぱが横に広がるので、その分低く値が出ます。
実際に見比べると、鉢植えBの方が迫力があって、大きいです。

20180510yusuge_pot_9y_B02yasuge.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え9年目B(ヤスゲ)

【プランター 10年目】

20180510yusuge_planter_10y_A01.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター10年目

草丈は大きなもので45a(下写真)
現在、軽井沢草花館の敷地内では地植えのものも含めて、最も草丈の高い株です。

20180510yusuge_planter_10y_A02.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター10年目

【鉢植え 10年目】

20180510yusuge_pot_10y_01.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え10年目

草丈は大きなもので40a(下写真)

20180510yusuge_pot_10y_02.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え10年目

以上、観察を続けます。
posted by kusabanakan at 22:01| ゆうすげ日記

ブナ日記(93)異端児?崇さん 芽吹きが始まる(5/10)

(2014年春に種から発芽したブナの生長記録です。

4月23日以来、17日ぶりの更新です。
「枝の先端で冬芽の膨らみに変化がないし、芽吹きはもう少し先だろう」
と思っていましたが、完全に思い違いでした。
一番下の枝からブナA崇さんが芽吹き始めていました。

20180510bunaA_5y_02.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目 最下部の枝から芽吹きはじめ

20180510bunaA_5y_01.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目 

全体で見るとまだ昨年の葉っぱがたくさん残っているし、芽吹いているようには見えない。

20180510bunaA_5y_04.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目

芽吹き始めたとはいえ、枝の先端の冬芽からはまだ芽吹きの気配がなく、芽吹き始めているのは枝の付け根に近い冬芽から。
なんだか違和感のある芽吹き方です。時期も、今年は3月と4月の気温が記録的に高かったにも関わらず、芽吹きが大幅に遅れています。

20180510bunaA_5y_06.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目 芽吹きはじめはじめた冬芽

昨年から観察を続けている最上部の枝の先端についた冬芽には変化がありません(下写真)

20180510bunaA_5y_05.jpg
2018年5月10日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん)実生5年目 一番上の枝の冬芽(12.0_)

以下は、ブナA(崇さん)の1年目から4年目までの芽吹きを記録した写真です。
いずれも4月の終りから5月のはじめ頃に芽吹きが始まっています。

【2017年 ブナA崇さん 実生から4年目の芽吹き】

20170501banaA03.jpg
2017年5月1日 軽井沢草花館 ブナA(崇さん) 実生4年目 枝の最上部から芽吹きが始まっています。

【2016年 ブナA崇さん 実生から3年目の芽吹き】

20160429buna&inubana02.jpg
2016年4月29日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ 中央がブナA(崇さん) 実生3年目

この年は4月中から芽吹いています。

【2015年 ブナA崇さん 実生から2年目の芽吹き】

20150501buna&inubana01.jpg
2015年5月1日 軽井沢草花館 ブナ&イヌブナ実生2年目(左:イヌブナ、中央ブナA(崇さん)、右ブナB)

【2014年 ブナA崇さん 実生から1年目の芽吹き】

20140504buna04.jpg
2014年5月4日 軽井沢草花館 ブナA崇さん 実生1年目 子葉の後に出た初めての葉っぱ

【ブナB:湯(タン)さん】

湯さんの樹高は23.5aで前回(4/23)と同じでした。
昨年からすでに枯死しており、ブナAの崇さんが芽吹くまで記録を残すつもりでいました。
本日、ブナA崇さんの芽吹きが確認できたので、観察を終了します。
昨年の5月から6月にかけて、プランター内での植替え、そしてプランターから鉢へと植え替えを2回行いました。
その後から状態が悪くなったので、植え替えがうまくいかなかったのかもしれません。
丸4年もの間、大切に世話してきただけに、たいへん残念ですが、貴重な観察日記は残せましたので良かったです。
ブナの観察日記はブナAの崇さんのみとなりますが、地道に続てけてみようと思います。

20180510bunaB_5y_01.jpg
2018年4月23日 軽井沢草花館 ブナB(湯さん)実生5年目 樹高:23.5a

【成長記録】

【樹高】2018年4月23日から5月10日までの17日間でブナA(崇さん)、ブナB(湯さん)の樹高に変化は見られませんでした。

ブナA(スーさん) 2015.5/1:122_、5/9:125_、5/28:130_、6/12:130_、6/28:132_、7/12:132_、7/22:137_、8/10:137_、9/5:140_、9/18:140_、10/5:140_、10/24:140_、11/12:140_、11/29:140_、12/30:140_、2016.4/1:140_、4/23:140_、5/1:140_、5/8:180_、5/20:180_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:200_、8/5:200_、8/25:210_、9/7:210_、9/24:210_、10/13:210_、10/27:210_、11/15:210_、11/28:210_、12/25:210_、2017.4/26:220_、5/31:280_、6/28:250_(※6/13鉢に植え替えした)、7/7:260_、7/30:290_、8/11:300_、8/22:300_、9/8:300_、9/23:300_、10/26:300_、11/15:300_、11/26:300_、2018.1/8:300_、4/1:320_(測定誤差か?)、4/23:320_、5/10:320_

ブナB(タンさん) 2015.5/1:108_、5/9:113_、5/28:113_、6/12:113_、6/28:115_、7/12:157_、7/22:157_、8/10:165_、9/5:168_、9/18:168_、10/5:168_、10/24:168_、11/12:168_、11/29:168_、12/30:168_、2016.4/1:170_、4/23:170_、5/1:170_、5/8:200_、5/20:200_、5/29:200_、6/5:200_、6/22:210_、7/4:210_、7/17:210_、8/5:210_、8/25:210_、9/7:210_、9/24:210_、10/13:210_、10/27:210_、11/15:210_、11/28:210_、12/25:210_、2017.4/26:210_、5/31:270_、6/28:230_(※6/9鉢に植え替えした)、7/7:270_、8/11:245_(鉢に腐葉土を追加)、8/22:245_、9/8:245_、9/23:245_、10/26:245_、11/15:245_、11/26:245_、2018.1/8:235_(枝の先端が折れる)、4/1:235_、4/23:235_、5/10:235_(枯死したため測定終了)

【冬芽】2018年4月23日から5月10日までの17日間でブナA(崇さん)が芽吹きを始めました。ブナB(湯さん)は枯死した為、今回で観察終了。

ブナA(スーさん) 2015.9/5:11_、9/18:13_、10/5:14_、10/24:14_、11/12:14_、11/29:14_、12/30:14_、2016.4/1:14_、4/23:25_、4/29芽吹きはじめ、8/5:5.0_、8/25:8.0_、9/7:11_、9/24:14_、10/13:15_、10/27:15_、11/15:15_、11/28:15_、12/25:15_、2017.4/26:22_、8/11:5_、8/22:6_、9/8:8_、9/23:10_、10/26:11_、11/15:11ミ_、11/26:11_、2018.1/8:11_、4/1:11_、4/23:12_、5/10芽吹き始め

ブナB(タンさん) 2015.9/5:7_、9/18:9_、10/5:12_、10/24:12_、11/12:12_、11/29:12_、12/30:12_、2016.4/1:12_、4/23:18_、5/1:芽吹きはじめ、8/5:6.5_、8/25:10.0_、9/7:11_、9/24:14_、10/13:15_、10/27:15_、11/15:15_、11/28:15_、12/25:15_、2017.4/26:19_、8/11:4_、8/22:4_、9/8:4_、9/23:4_、10/26:4_、11/15:4_、11/26:4_、2018.1/8:4_、4/1:4_、4/23:4_

【幹直径】2018年4月23日から5月10日までの17日間、幹の測定を行いませんでした。

ブナA(スーさん) 2016.5/1:φ4.5_、6/5:φ5.0_、7/4:φ5.0_、7/17:φ5.0_、8/5:φ5.0_、8/25:φ5.0_、9/7:φ5.5_、9/24:φ6.0_、10/13:φ6.0_、10/27:Φ6.0_、11/15:Φ6.0_、11/28:Φ6.0_、12/25:Φ6.0_、2017.4/26:Φ6.0_、5/31:Φ6.0_、6/28:Φ7.0_、7/7:Φ7.0_、8/11:Φ8.0_、8/22:Φ8.5_、9/8:Φ8.5_、9/23:Φ8.5_、10/26:Φ8.5_、11/15:Φ8.5_、11/26:Φ8.5_、2018.1/8:Φ8.5_、4/1:Φ8.5_、4/23:Φ8.5_

ブナB(タンさん) 2016.5/1:φ4.0_、6/5:φ4.0_、7/4:φ4.0_、7/17:φ4.0_、8/5:φ4.0_、8/25:φ4.0_、9/7:φ5.0_、9/24:φ5.0_、10/13:φ5.0_、10/27:Φ5.0_、11/15:Φ5.0_、11/28:Φ5.0_、12/25:Φ5.0_、2017.4/26:Φ5.0_、5/31:Φ5.0_、6/28:Φ5.5_、7/7:Φ5.5_、8/11:Φ5.5_、8/22:Φ5.5_、9/8:Φ5.5_、9/23:Φ5.5_、10/26:Φ5.5_、11/15:Φ5.5_、11/26:Φ5.5_、2018.1/8:Φ5.5_、4/1:Φ5.5_、4/23:Φ5.5_

posted by kusabanakan at 18:01| ブナ日記

2018年05月09日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2018.5.9) ヤエザクラ見ごろ過ぎ、散り始め

前回(5/3)の満開から6日。
ヤエザクラの花びらが半分くらい散り、見ごろを過ぎた感じです。

20180509yagasaki-sakura01-yae.jpg
2018年5月9日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側のヤエザクラ

下は昨年(2017)、ほぼ咲き終わった5月21日撮影の写真です。
9割くらい花びらが散っていて、上の今日の状態(5割)とはずいぶん差がありますが、大まかには10日くらい今年の方が早くに散っています。

20170521yagasaki-sakura01.jpg
2017年5月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 ヤエザクラ(右後方は大賀ホール)

下は再び今年(2018)の様子です。

20180509yagasaki-sakura02-yae.jpg
2018年5月9日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側のヤエザクラ

20180509yagasaki-sakura03-yae.jpg
2018年5月9日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側のヤエザクラ

別のヤエザクラも散り始めています(下写真)。

20180509yagasaki-sakura04-yae.jpg
2018年5月9日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場のヤエザクラ

最後に公園内カツラ並木の新緑(下)。
桜のシーズンは終了ですが、園内美しい緑に囲まれています。

20180509yagasaki-katsura.jpg
2018年5月9日 軽井沢 矢ヶ崎公園 カツラナ並木の新緑
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posted by kusabanakan at 20:18| オオヤマザクラ

2018年05月05日

2018年(1)水彩【カジカエデ】、油彩【アツモリソウ】

小さな美術館軽井沢草花館 2018年度展示のご案内

水彩と油彩でつづる
「石川功一 軽井沢の草花展」T−X

2018exhibit.jpg

季節に合わせながら5期にわたって展示替えを行っていきます。
それぞれ40点前後の草花図(水彩スケッチと油彩画)と加えて美人画、風景画の作品も1点づつ紹介していきます。

2018年4月21日(土)から11月25日(日)
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、8月は無休)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

以下、現在展示中の作品より水彩スケッチ「カジカエデ」と油彩画「アツモリソウ」を紹介いたします。

【石川功一 カジカエデ 水彩スケッチ】

20180505museum2018-tenji01_kajikaede_koichi-ishikawa19950517.jpg
石川功一 水彩スケッチ カジカエデ(2018年4/21から5/21までの展示作品)

20180505museum2018-tenji01_kajikaede_photo01.jpg
軽井沢 自生地のカジカエデ(新緑)

20180505museum2018-tenji01_kajikaede_photo02.jpg
軽井沢 自生地のカジカエデ(新緑)

【石川功一の油彩画】

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石川功一 油彩画 アツモリソウ 10号(2018年4/21から5/21までの展示作品)

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石川功一 油彩画 美人画「和装」 3号(2018年4/21から5/21までの展示作品)

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石川功一 油彩画 浅間山 4号(2018年4/21から5/21までの展示作品)

以上

posted by kusabanakan at 13:02| 展示紹介

2018年05月03日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2018.5.3) ヤエザクラ満開

矢ヶ崎公園・西側付近のヤエザクラが満開です!
例年に比べると、10日前後も早い満開です。

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2018年5月3日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場付近 見ごろをむかえた八重桜(後方:大賀ホール)

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2018年5月3日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場付近 見ごろをむかえた八重桜

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2018年5月3日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場付近 見ごろをむかえた八重桜(後方:大賀ホール)

posted by kusabanakan at 21:45| オオヤマザクラ

緑のカーテン2018(2)ウチワドコロ高さ135cmに(5/3)

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で8年目のシーズン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて緑のカーテンを作り、それを観察しています。

今回は4月30日以来、3日ぶりの更新です。
わずか3日しかたっていませんが、緑のカーテンにおける植物はぐんぐんと成長しています。
その間も気温が高く、また昨日の夜から今朝にかけて雨も降り、植物の成長には条件が良かったようです。

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2018年5月3日 軽井沢草花館 緑のカーテン

前回(4/30)、地面から70aの高さにまで蔓を伸ばしていたウチワドコロはおよそ2倍の135aにまで成長していました(下写真)。

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2018年5月3日 緑のカーテン チョウセンゴミシとウチワドコロ

また、デッキ下からはたくさんのウチワドコロが芽を出し始めています。

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2018年5月3日 緑のカーテン デッキ下から芽を出し始めたウチワドコロ

ノブドウを植えたプランター内にはツルガシワの芽(下写真)。

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2018年5月3日 緑のカーテン ツルガシワの芽

ノブドウの葉も開き始めました(下写真)。

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2018年5月3日 緑のカーテン ノブドウの若芽

その他、ヤマノイモ、イケマの2つはまだ芽が出ていませんでした。

観察を続けます。
posted by kusabanakan at 21:36| 緑のカーテン

篠原良子さんのパンフラワー作品【ワレモコウ&ヒナスミレ】(2018年新作)

昨年に引き続き、篠原良子さんのパンフラワーアート作品(樹脂粘土で作った作品)の紹介です。

篠原さんの作品を2016年秋からお預かりしていて、現在、フキノトウ(2015)、ヒナスミレ(2017年秋)、ワレモコウ(2018年新作)の3点を展示しています。

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篠原良子 ワレモコウ パンフラワーアート 2018年

今年の新作はワレモコウ。
昨年展示していたマツムシソウに代わって、受付の脇を飾ってくれています。
(練馬区立美術館 2018年・第49回練馬区民美術展 美術館長賞を受賞しました。※但し、出品時は矢羽芒と秋明菊との寄せ植え)

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2018年5月3日 軽井沢草花館 受付を飾ったワレモコウ

下は昨年まで展示していたマツムシソウ。
こちらの作品は大変好評でした。

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2017年5月4日 軽井沢草花館 受付にディスプレイした2作品
(左:マツムシソウ、右:フキノトウ)

下の作品は昨年完成した新作で「ヒナスミレ」
こちらは昨年の秋から受付脇で展示しています。

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篠原良子 ヒナスミレ パンフラワーアート 2017年

下はヒナスミレの作品(樹脂粘土)と本物のエイザンスミレを並べて撮影したものです。
少し離れてみる限り、どちらも本物のお花にみえます。
草花をより自然な形で作りあげている点が篠原さんの作品の魅力です。

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左:篠原良子「ヒナスミレ」 右:エイザンスミレ 鉢植えの生花

最後はフキノトウ。
こちらは2016年秋から展示しています。
花が咲いた時の姿を作品にしていて、ちょうど今時期のフキノトウです。

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「フキノトウ」 篠原良子 2015年 樹脂粘土 

これら3点は今年2018年11月25日まで草花館で展示する予定です。
軽井沢草花館に来館の際には、是非じっくりとご覧ください。

posted by kusabanakan at 17:01| 草花館日記