2019年06月30日

【軽井沢の薬草展】マタタビ

小さな美術館軽井沢草花館 2019年度展示のご案内

全5期 薬効・薬理をもつ植物 石川功一の描く「軽井沢の薬草展」開催中。
現在開催中の2期目の展示も、明日7月1日(月)までとなりました。
明後日7月2日(火)は定休(展示替)で、7月3日からは第3期目の展示に変わります。

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画家・石川功一が描いた軽井沢に自生する草花画(油彩画・水彩スケッチ)の中から、薬効、あるいは薬理をもつ植物を紹介する企画展です。
ゲンノショウコ、アケビ、クズなど、日本では古くから漢方薬や民間薬として利用されている植物がたくさんあります。本展では4月20日から11月24日までを5期に分け、展示替えをしながら、各期40点前後の草花画(薬草)を展示します。

第3期目(7月3日から9月2日まで)は43種の薬草(計48作品)を展示する予定です。

主な展示作品は:ミツバアケビ、クズ、ゲンノショウコ、イカリソウ、ワレモコウ、マタタビ、リンドウ、トチバニンジン、ツチアケビ、ウワミズザクラ、オトギリソウ、メギ、ヒルガオ、ヤマトリカブト等、油彩画と水彩スケッチ合わせて48点(薬草43種類)です。

以下、第3期に展示予定している作品よりマタタビをご紹介します。

【マタタビ】
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石川功一 水彩スケッチ マタタビの花(2019年7月3日から9月2日まで公開予定)

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軽井沢 2012年6月26日撮影 白くなったマタタビの葉

軽井沢ではこの時期、葉っぱの一部が白くなり、遠くからでもこの木があることが分かります。
生薬名をモクテンリョウ(木天蓼)といい、鎮痛、強壮薬として、リウマチ、神経痛、冷え症、腰痛に煎剤や薬酒にして用いますが、ネコ科動物(ネコ、トラ、ライオンなど)を興奮させる作用があり、ネコの病気にも用いられます。
生薬にはマタタビアブラムシの産卵で異常発育した果実(虫こぶ)を使います。正常な果実は塩漬けなどにして食用にしますが、これといった薬効はないようです。
posted by kusabanakan at 15:55| 展示紹介

2019年06月29日

緑のカーテン2019(10)ウチワドコロの葉が病気?で剪定(6/29)

今年で9年目となる軽井沢草花館の緑のカーテン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて観察しています。軽井沢の野に生える蔓性植物を使っているところが特徴です。

前回6月21日以来、8日ぶりの更新です。
「各種の蔓が順調に伸びている」、と言いたいところですが、前回(6/21)の後から、一部ウチワドコロの葉っぱに粉が吹いたような病気?の症状が出て、日々剪定を続けています。
全体的には、ウチワドコロも含めて、ノブドウ、イケマ、チョウセンゴミシ、そしてイケマが活発に蔓を伸ばしています。
比率でいうとウチワドコロ70%、ノブドウ20%、ヤマノイモ7%、イケマ2%、チョウセンゴミシ1%といったところです。
※ツルガシワは蔓が伸びることなく成長が止まっています。

以下、詳細です。

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2019年6月29日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は前回(6/21)に撮影したものです。緑のカーテンの面積は確実に広くなっていますが、この時期としては少しのんびりとした広がり方です。

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2019年6月21日 軽井沢草花館 緑のカーテン

緑のカーテンの面積がのんびりとした広がり方をしている理由は、ウチワドコロの葉っぱが病気にかかってしまったようで、毎日、傷んだ葉っぱを剪定して取り除いているからです。
ここ毎年、同じ症状が見られていますが、今年は特に症状がひどいように思います。
本当に病気なのか、まだわからないのですが、下の写真がその症状です。

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2019年6月29日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロの病気にかかったいるらしい葉(表)

右の葉っぱと左の葉っぱでは、病気のタイプが違うのか?タイプが違うように思います。
右の葉っぱは葉の裏表に粉が吹いて、色も黄色くなります。
一方左の葉っぱは黄色い斑紋がでます。
また、写真には載せませんでしたが、虫に喰われてしまう葉も少なくありません。

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2019年6月29日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロの病気にかかったいるらしい葉(裏)

これらの葉っぱを剪定すると、以下のような量になります(本日剪定分)。

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2019年6月29日 軽井沢草花館 緑のカーテン 剪定した病気の?ウチワドコロの葉っぱ

こうして選定作業を日々行っているので、緑のカーテン全体としては、まだ隙間も多く、完成形にはまだ時間がかかりそうです。

その他の蔓植物ですが、チョウセンゴミシが緩やかに蔓を伸ばし続けています。全体の中では1%にも満たないような地味な存在ですが、今年初めてネットに絡み、緑のカーテンの一部として活躍してくれそうです。

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2019年6月29日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシ

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2019年6月29日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシ

ウチワドコロ、ノブドウ、イケマは以下の写真のような感じでネットに混生して緑のカーテンを形成しています。
特にイケマの蔓が枝分かれしながら、勢いよく伸びていているのが目立っていて、現在地上から115aの高さまで来ています。
※写真は割愛しますが、ヤマノイモも勢いよく蔓を伸ばしています。

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2019年6月29日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシ

つづく

posted by kusabanakan at 17:01| 緑のカーテン

2019(22)ユウスゲ 4本目の花茎 最大は92aに(6/29)

朝から霧に包まれていましたが、夕方3時ころから雨が降り始めました。
今日も一日梅雨らしい天気となりそうです。

さて、昨日に続いて、今日もユウスゲの花茎を1本確認しました。
これで合計4本目です。

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2019年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ

花茎の高さは33aありました。

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2019年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ

これまでに確認できた花茎は以下の4本で、一番初め(6/19)に確認したユウスゲの花茎は高さが92aにまで生長しています。
このまま順調に成長すると、最初の開花は7月16日前後になりそうです。

ユウスゲの花茎を最初に確認した日
1本目:6月19日(20→92a)
2本目:6月26日(25→45a)
3本目:6月28日(36→42a)
4本目:6月29日(33a)
( )内は6月29日時点の高さ(cm)
posted by kusabanakan at 16:07| ゆうすげ日記

2019年06月28日

2019(21)ユウスゲ 3本目の花茎 最大85aに(6/28)

6月26日以来、2日ぶりのユウスゲ日記です。

本日、3本目となる花茎を確認しました。
これから順次花茎が出てくる季節なので、今後の花茎探しが楽しみになってきました。

以下、6月19日に花茎を確認したユウスゲA、26日に確認したユウスゲB、そして本日28日に確認したユウスゲCの写真です。
共に地植えで育てているユウスゲです。

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2019年6月28日 軽井沢草花館 ユウスゲAと本日花茎を確認したユウスゲC

地植えのユウスゲAは6月19日から28日の9日間で65a(一日あたり7.2aのペース)伸びています。
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ユウスゲAの花茎(高さ)の変化
6月19日:20a → 6月20日:27a → 6月21日:33a  → 6月22日:43a → 6月23日:50a → 6月24日:56a → 6月25日:60a → 6月26日:67a → 6月27日:77a → 6月28日:85a
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そして、そのすぐ脇にユウスゲCが花茎を伸びしていました(下写真)。
花茎の高さは36aありました。

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2019年6月28日 軽井沢草花館 ユウスゲC(本日確認)

最後はユウスゲBになりますが、6月26日に25aの高さだった花茎が37aに伸びていました(1日あたり6.0aのペース)。

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2019年6月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植えB)

【その他の花】

昨日(6/27)になりますが、ヤマホタルブクロが咲き始めました。
毎年このくらいの時期から咲き始めており、夏のシーズンが近いことを告げてくれています。
7月が旬ですが、その後9月くらいまで少しづつ咲いてくれます。

20190627yamahotarubukuro.jpg
2019年6月27日 軽井沢草花館 ヤマホタルブクロ 
posted by kusabanakan at 16:58| ゆうすげ日記

2019年06月27日

ブナ日記(126)ブナの崇さん 緑濃く(6/27)

(2014年春に種から発芽したブナの生長記録です)

【ブナ 崇(すう)さん 実生6年目】

前回6月12日から15日ぶりの更新です。
「見慣れてきた」からかも知れませんが、剪定後の姿が様になってきたように感じます。

以下に現在の様子を記録します。

20190627buna_su_6y_01.jpg
2019年6月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目

この15日間で樹高が僅か5_ですが、高くなりました。
今年になってから出た枝が少し伸びたようです。
葉っぱはすっかり夏の濃い緑になり、ゴワゴワと硬い手触りです。
下の写真は前回6月12日撮影したものです。

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2019年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目

(下写真)上方からみた姿です。
今年は幹の上部を剪定して全体の樹高が低くなりましたが、葉っぱは元気に育っています。

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2019年6月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目

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2019年6月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 真上から撮影

(下写真)幹の直径は9.0_で昨年から変化はありません。
毎年この時期に幹回りのサイズが大きくなっていますが、今年は今のところ変化がありません。

20190627buna_su_6y_04.jpg
2019年6月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 幹直径9.0_

【成長記録】

【樹高】2019年6月12日から2019年6月27日までの間、崇さんの樹高が0.5a高くなりました。

ブナ(崇さん) 2015.5/1:122_、5/9:125_、5/28:130_、6/12:130_、6/28:132_、7/12:132_、7/22:137_、8/10:137_、9/5:140_、9/18:140_、10/5:140_、10/24:140_、11/12:140_、11/29:140_、12/30:140_、2016.4/1:140_、4/23:140_、5/1:140_、5/8:180_、5/20:180_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:200_、8/5:200_、8/25:210_、9/7:210_、9/24:210_、10/13:210_、10/27:210_、11/15:210_、11/28:210_、12/25:210_、2017.4/26:220_、5/31:280_、6/28:250_(※6/13鉢に植え替えした)、7/7:260_、7/30:290_、8/11:300_、8/22:300_、9/8:300_、9/23:300_、10/26:300_、11/15:300_、11/26:300_、2018.1/8:300_、4/1:320_(測定誤差か?)、4/23:320_、5/10:320_、5/16:320_、5/20:320_、5/26:320_、6/14:320_、6/30:345_、7/14:345_、7/23:325_、8/6:335_、8/13:335_、8/20:335_、8/27:325_(鉢に約1cm分の土補充)、9/3:320_、9/10:320_、9/17:320_、9/24:320_、10/1:320_、10/8:320_、10/15:320_、10/22:320_、10/29:320_、11/5:320_、11/12:320_、2019.4/1:350_、5/5:350_、5/11:350_、5/15:350_、5/25:350_、5/31(幹剪定):140_、6/12:140_、6/27:145_

【冬芽】2018年から観察を続けていた冬芽は2019年になっても芽吹くことなく、5月31日に剪定のため切り落としました。他の冬芽が最初に芽吹いたのは5月11日となりました。

ブナ(崇さん) 2015.9/5:11_、9/18:13_、10/5:14_、10/24:14_、11/12:14_、11/29:14_、12/30:14_、2016.4/1:14_、4/23:25_、4/29芽吹きはじめ、8/5:5.0_、8/25:8.0_、9/7:11_、9/24:14_、10/13:15_、10/27:15_、11/15:15_、11/28:15_、12/25:15_、2017.4/26:22_、8/11:5_、8/22:6_、9/8:8_、9/23:10_、10/26:11_、11/15:11ミ_、11/26:11_、2018.1/8:11_、4/1:11_、4/23:12_、5/10芽吹き始め、7/23:3_、8/6:5_、8/13:6_、8/20:7_、8/27:8_、9/3:8.5_、9/10:9.5_、9/17:10.5_、9/24:11.5_、10/1:12.5_、10/8:13.0_、10/15:13.0_、10/22:13.0_、10/29:13.0_、11/5:13.0_、11/12:13.0_、2019.4/1:13.0_、5/5:13.0_、5/11:13.0_(ほかの芽吹き始まる)、5/15:13.0_(ほかの若葉広がる)、5/25:13.0_、5/31(幹剪定):13.0_

【幹直径】2019年6月12日から2019年6月27日までの間、幹直径に変化はありませんでした。

ブナ(崇さん) 2016.5/1:φ4.5_、6/5:φ5.0_、7/4:φ5.0_、7/17:φ5.0_、8/5:φ5.0_、8/25:φ5.0_、9/7:φ5.5_、9/24:φ6.0_、10/13:φ6.0_、10/27:Φ6.0_、11/15:Φ6.0_、11/28:Φ6.0_、12/25:Φ6.0_、2017.4/26:Φ6.0_、5/31:Φ6.0_、6/28:Φ7.0_、7/7:Φ7.0_、8/11:Φ8.0_、8/22:Φ8.5_、9/8:Φ8.5_、9/23:Φ8.5_、10/26:Φ8.5_、11/15:Φ8.5_、11/26:Φ8.5_、2018.1/8:Φ8.5_、4/1:Φ8.5_、4/23:Φ8.5_、5/16:8.5Φ、5/20:Φ8.5_、5/26:Φ8.5_、6/14:Φ8.5_、6/30:Φ9.0_、7/14:Φ9.0_、7/23:Φ9.0_、8/6:Φ9.0_、8/13:Φ9.0_、8/20:Φ9.0_、8/27:Φ9.5_→9.0_に訂正、9/3:Φ9.0_、9/10:Φ9.0_、9/17:Φ9.0_、9/24:Φ9.0_、10/1:Φ9.0_、10/8:Φ9.0_、10/15:Φ9.0_、10/22:Φ9.0_、10/29:Φ9.0_、11/5:Φ9.0_、11/12:Φ9.0_、2019.4/1:Φ9.0_、5/5:Φ9.0_、5/11:Φ9.0_、5/25:9.0_、5/31:9.0_、6/12:9.0_、6/27:9.0_

つづく
posted by kusabanakan at 14:52| ブナ日記

2019年06月26日

2019(20)ユウスゲ 2本目の花茎 アブラムシ増えてきました(6/26)

6月22日以来、4日ぶりのユウスゲ日記です。

6月19日に今年初めて確認したユウスゲの花茎ですが、1週間が経過し、順調に成長しています。

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2019年6月26日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え1) 花茎67a

1週間前(6/19)は20aだった花茎の高さも47a伸びて67aになりました。このまま順調に育っていけば、開花は7月半ばころになりそうです。
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ユウスゲの花茎(高さ)の変化
6月19日:20a → 6月20日:27a → 6月21日:33a  → 6月22日:43a → 6月23日:50a → 6月24日:56a → 6月25日:60a → 6月26日:67a
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そして、今日は新たに1本の花茎を確認しました(下写真)。
花茎の高さはまだ25aと低いですが、これからグングンと成長していってほしいです。
但し、全体的に見ると、この時期で確認できている花茎は2本だけ。
6月に入ってから日照が少なく、気温もやや低め。成長のペースが緩やかです。
今後、花茎の確認が続くことを願います。

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2019年6月26日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え2) 花茎25a

ここ数日でアブラムシが増えてきました。
放置しておくと、増え続けて葉っぱや花茎にびっしりとアブラムシが付いてしまうので、気が付けば駆除しています。

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2019年6月26日 軽井沢草花館 ユウスゲの葉についたアブラムシ

地植えのユウスゲは草丈が1bを超えてきました。
最も高く伸びたもので103a。
これ以上伸びてくると葉っぱが折れ曲がってしまいそうです。

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2019年6月26日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ1

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2019年6月26日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ2

【その他 主なユウスゲの草丈】

写真は割愛しますが草丈は以下の通りです。
葉っぱの長さは伸びているようですが、草丈が高くなってくると、重みで横を向いたり、折れてしまいます

・プランター11年目
6月16日:75a
6月19日:75a
6月26日:79a

・鉢植え11年目
6月16日:68a
6月19日:70a
6月26日:68a(葉っぱが折れ曲がる)

・プランター2年目
6月16日:33a
6月19日:35a
6月26日:35a

・プランター1年目

今年は種まきの時期が遅く、5月2日、5月10日、5月13日、5月14日の4回に分けて行いました。
どのプランターからも芽が出ていますが、状況は前回(6/22)とほとんど変わっておらず、発芽率はすべて10%未満と低い数字のままです。
いつもの年であれば4月中に種まき始めていたところを、今年は5月に入ってから始めたのが失敗だったのかもしれません。さらに観察を続けます。(2年前に収穫した種からはまだ発芽が確認できていません)

【その他の花】

本日、軽井沢草花館の敷地内でシモツケの花が咲き始めました。その他、ユキノシタ、(キバナノ)ヤマオダマキが咲いています。これから続いて咲いてくるのが、ヤマホタルブクロ、オカトラノオ、ヤマアジサイ、アカバナシモツケソウなど。これらの花が咲いてくると「夏がやってきた」と感じます。

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2019年6月26日 軽井沢草花館 シモツケ 今年の一番咲き

つづく

posted by kusabanakan at 22:14| ゆうすげ日記

2019年06月23日

カラスvsアスター(152)

カラスvsアスター(152)

カラス&アスター294ブログ用.jpg
第294(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2019年06月22日

2019(19)ユウスゲの花茎43aに(6/22)

6月19日以来、3日ぶりのユウスゲ日記です。

6月19日に今年(2019)初めて確認したユウスゲの花茎は、その後、順調に丈を伸ばしています。

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2019年6月22日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え) 花茎43a

ユウスゲの花茎(高さ)の変化
6月19日:20a
6月20日:27a
6月21日:33a
6月22日:43a

このまま順調に成長すれば、開花は7月中頃になりそうです。
※但し、今後の気象状況によって前後します

尚、花茎が確認できているのは、今日のところまだ1本だけです。

【その他の花】

敷地内で、ヤマオダマキが咲き始めました。ユキノシタは1週間くらい前から咲き始めていて、現在見ごろとなっています。

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2019年6月22日 軽井沢草花館 ヤマオダマキ(左)とユキノシタ(右)

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2019年6月22日 軽井沢草花館 ヤマオダマキ

(上写真)咲いたばかりのヤマオダマキ、つぼみが多数ついており、しばらく花が楽しめそうです。

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2019年6月22日 軽井沢草花館 ユキノシタ

(上写真)多少のつぼみが残っていますが、ほぼ満開の状態できれいです。
posted by kusabanakan at 21:06| ゆうすげ日記

2019年06月21日

矢ヶ崎公園 オオヤマザクラの実が落ち切る 遊具新設工事中(2019.6.21)

6月5日以来、約半月ぶりの更新です。

矢ヶ崎公園の北側歩道沿いに並んだオオヤマザクラ。
前回(6/5)からだいぶ時間が空いてしまいました。
その間、梅雨らしい天気が続き、雨もそれなりに降りました。
前回、生っていた実(サクランボ)もすっかりと落ちてしまい、跡形もありません。

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2019年6月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラ

前回、赤くなっていた実(サクランボ)はその後、黒く熟して落ちたはずですが、うっかり観察し損ないました。
なので、下に2年前に撮影した黒くなった時のオオヤマザクラの実の写真を載せることにします。

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2017年6月18日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラの実(サクランボ)

(下写真)前回(6/5)、実の色は赤でした。

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2019年6月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラの実(さくらんぼ)

(下写真)大賀ホールの西側に植栽されているシダレザクラ。緑が生い茂り、迫力のある樹形です。

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2019年6月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側のシダレザクラ

(下写真)大賀ホールの西側に植栽されている別のシダレザクラもどっしりとしていて迫力満点です。

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2019年6月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

(下写真)ヤエザクラも花の時期が終わって、緑豊かな姿です。

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2019年6月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場西の八重桜

【矢ヶ崎公園 遊具取り換え工事のため7/24まで一部立ち入り禁止】

公園内の遊具は撤去され、新たな遊具が設置予定のようです。

前回(6/5)の時よりも立入禁止のエリアが減り、一部で新たな遊具の設置が始まっています。

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2019年6月21日 矢ヶ崎公園 東側芝生広場 全景 遊具の設置工事のため立入禁止エリア

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2019年6月21日 矢ヶ崎公園 東側芝生広場 全景 新しく設置されたブランコ(左)とベンチ(右)

下は前回(6/5)立入禁止だったエリア(オレンジ色のフェンス内)です。
現在の立ち入り禁止エリアはブランコの周辺のみです。

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2019年6月5日 矢ヶ崎公園 東側芝生広場 全景 遊具撤去後

つづく
posted by kusabanakan at 23:06| オオヤマザクラ

緑のカーテン2019(9)ヤマノイモの蔓の成長が早い(6/21)

今年で9年目となる軽井沢草花館の緑のカーテン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて観察しています。軽井沢の野に生える蔓性植物を使っているところが特徴です。

前回6月12日以来、9日ぶりの更新です。
この間、順調に各種の蔓が伸び、だんだんと緑のカーテンらしくなってきました。
ウチワドコロ、ノブドウに続き、3番手のヤマノイモがここに来て、すごい勢いで蔓を伸ばしています。さらにチョウセンゴミシ、イケマも少しづつ蔓を伸ばしています。
全体の比率でいうとウチワドコロ75%、ノブドウ20%、ヤマノイモ4%、その他(チョウセンゴミシ、イケマ、ツルガシワ)1%といったところです。

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2019年6月21日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下は前回(6/12)撮影した写真で、違いがよくわかります。

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2019年6月12日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【ウチワドコロとノブドウ】

ウチワドコロの一部の葉が虫に喰われたりしていますが、共に順調に育っています。

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2019年6月21日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロとノブドウ

【ヤマノイモ】

下の写真はヤマノイモの葉っぱです。
ウチワドコロやノブドウよりもだいぶ遅れて芽を出し始めましたが、蔓の伸び方が非常に早く、あっという間に、ノブドウやウチワドコロの蔓や葉の隙間をくぐりぬけて、ネットの上部に蔓が達しています。
現在、蔓の最長高さは地面から188aありました。前回(6/12)は50aでしたから、9日間で138a伸びたことになります。一日あたりの伸びは約15aで、他の蔓植物の成長スピードをはるかにしのぐ値です。

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2019年6月21日 軽井沢草花館 緑のカーテン ヤマノイモ

【チョウセンゴミシ】

下の写真にはほとんどウチワドコロの葉っぱしか写っていませんが、チョウセンゴミシの蔓が2本ほどネットに絡まっていて、蔓の最長高さは140aを超えたところです。
成長過程は以下のような具合で、一日3aくらい高く伸びています。

チョウセンゴミシの蔓の高さ
6月21日:140a ← 6月12日:113a ← 6月8日:100a ← 6月2日:90a ← 5月26日:70a

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2019年6月21日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシ

【イケマ】

イケマの蔓が75aの高さにまで伸びてきました。前回(6/12)からの9日間で、一日5aくらい伸びていることになります。
すでにネットのある高さ以上になっていますが、先着でネットに絡みついているウチワドコロやノブドウが妨げになって、今のところネットに絡みついていません。

イケマの蔓の高さ
6月21日:75a ← 6月12日:30a ← 6月8日:14a

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2019年6月21日 軽井沢草花館 緑のカーテン イケマ

【ツルガシワ】

前回(6/12)からほとんど変化がなく、昨年同様、ネットに絡みつくことなく終わってしまいそうな感じです。
現在、先端から蔓は伸びていません。

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2019年6月21日 軽井沢草花館 緑のカーテン ツルガシワ

つづく
posted by kusabanakan at 16:37| 緑のカーテン

2019年06月19日

2019(18)今期最初 ユウスゲの花茎を確認(6/19)

本日、ユウスゲの花茎1本を確認しました。
今年最初に見た花茎で、昨年(2018)よりも6日遅い確認ですが、おおむね平年並みといったところでしょうか。

【地植えの株から1本の花茎】

ここ数年、早くに花茎を出し、一番乗りで花を咲かせている株から花茎が出ていました。
昨年と同様、ギボウシとアザミに囲まれて窮屈な感じですが、地面からスーッと花茎が伸びています。
ちなみに昨年も同じ株から今年よりも6日早く(6/13)に花茎を確認しています。
※昨年は春先から気温の高い状態が続き、成長が早かった

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2019年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)

葉っぱをかき分けて根元付近の花茎を確認(下写真)
花茎の高さは約20aでした。
花茎は葉っぱの色とほぼ同じですので、出始めの花茎を見つけるのはとても大変。
他にも出ているかもしれませんが、本日見つけられたのはこの1株だけでした。

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2019年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え) 花茎20a

以下は、軽井沢草花館で育てているユウスゲの開花日を2012年から記録しているものです。
過去の記録を参考にすると、今年は、ほぼ平年並みといったところ。
今後の気象状況にもよりますが、順調に成長していけば、最初の開花は7月15日前後になりそうです。

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軽井沢草花館のユウスゲ 各年の花茎&開花 開始日
(※花茎の確認と最初の開花は必ずしも同じ株ではありません)
【2019年】
花茎の確認:6月19日 確認時の高さ20.0a
【2018年】
花茎の確認:6月13日 確認時の高さ25.0a
最初の開花:7月7日
【2017年】
花茎の確認:6月21日 確認時の高さ50.0a
最初の開花:7月8日
【2016年】
花茎の確認:6月11日 確認時の高さ31.0a
最初の開花:7月3日
【2015年】
花茎の確認:6月17日 確認時の高さ22.5a
最初の開花:7月15日
【2014年】
花茎の確認:6月27日 確認時の高さ65a
最初の開花:7月14日
【2013年】
花茎の確認:6月24日 確認時の高さ45a
最初の開花:7月14日
【2012年】
花茎の確認:7月2日 確認時の高さ20a
最初の開花:7月25日
※この2012年は5/28にひょう被害、6/19に台風被害があり、ユウスゲたちにとって過酷な年でした。
【2011年】
花茎の確認:?
最初の開花:7月10日

過去のブログ「ユウスゲ日記」より
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以下は、その他のユウスゲの成長状況です。

【地植えのユウスゲ】

前回(6/16)から3日しか経っていませんが、最大で87aあった草丈が90aに達していました。

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2019年6月19日 軽井沢草花館 地植え ユウスゲ (草丈:最大で90a)

また、前回(6/16)、葉っぱが黄ばんでしまったユウスゲを刈り取りましたが、その後、周辺の株にもわずか黄ばみが見られます(下写真)。
ひどい状態ではないので、そのままにしていますが、注意深く観察して、黄ばみが広がるようであれば周辺の株も刈り取るつもりです。

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2019年6月19日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 

(上写真)前回(6/16)葉っぱが黄ばんだユウスゲを刈り取った周辺のユウスゲです。
葉っぱの折れ曲がてしまった株が多く、全体的に弱弱しく見えます。

【1年目、プランターのユウスゲ×4(5月2日〜14日まで種まき分)】

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2019年6月19日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月2日から14日種まき分)

今年は種まきの時期が遅く、5月2日、5月10日、5月13日、5月14日の4回に分けて行いました。
各々のプランターでの発芽状況は下表の通りです。
どのプランターからも芽が出ていますが、発芽率はすべて10%未満と低い数字です。
遅い時期の種まきだったのが原因かもしれませんが、さらに観察を続けます。
(2年前に収穫した種からはまだ発芽が確認できていません)

2019年ユウスゲ発芽経過0619.png

【その他 主なユウスゲの草丈】

写真は割愛しますが草丈は以下の通りです。

・プランター11年目
前回(6/16):75a
今回(6/19):75a

・鉢植え11年目
前回(6/16):68a
今回(6/19):70a

・プランター2年目
前回(6/16):33a
今回(6/19):35a

以上 

つづく
posted by kusabanakan at 16:22| ゆうすげ日記

2019年06月17日

イヌブナ日記(180) 6月に入ってから樹高2aup&幹太く(6/17)

(2012年5月に種から発芽したイヌブナ実生の生長日記です)

前回(6/6)から11日ぶりの更新です。

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2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ×2株(共に実生から8年目)

完全に葉っぱが生えそろい、夏の姿になりました(上写真)。
芽吹いたばかりの2か月前は下の写真のような状態でした。

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2019年5月11日 軽井沢草花館 イヌブナ×2株(共に実生から8年目)

さて、6月から7月にかけて、毎年、幹の太さが増しています。
今年もそろそろ、その時期だと、測定を楽しみに観察しました。
結果、幹の直径は
・安さん:変化なし
・檀さん:0.5_増
となり、檀さんの幹が僅かですが太くなっていました。
その他、安さん、壇さん共に、樹高が2aずつ高くなりました。
以下詳細です。

【イヌブナ安さん(実生8年目)】

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2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 樹高:約69a 巾:約138a

安さんの樹高が2a高くなり、逆に幅が2a狭くなりました。
この11日間で、枝が上方向に立ち上がってきたようです。
下は11日前の状態です。

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2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 樹高:約67a 巾:約140a

芽吹きから新緑時にかけては葉っぱの重みで枝がたわみ、一時的に樹高が低くなりましたが、6月に入ってから、再び枝が上向きに立ち上がってきたようです。
5月以降における檀さんの樹高と巾の変化を以下のようにまとめました。

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5月からの樹高と巾の変化(安さん)
2019年6月17日 樹高69cm 巾:138cm
2019年6月6日 樹高:67cm 巾:140cm
2019年5月22日 樹高:67cm 巾:140cm
2019年5月11日 樹高:72cm 巾:130cm
2019年5月5日 樹高:82cm 巾:120cm
2019年5月1日 樹高:84cm 巾:120cm
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下の写真は真上から見た安さんです。

20190617inubuna8y_an_dan_02.jpg
2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 樹高:約69a 巾:約138a

下の写真は葉っぱの部分拡大。
一部の葉っぱは虫に喰われていますが、毎年のみられることです。

20190617inubuna8y_an_dan_03.jpg
2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 虫に喰われた葉っぱ(1)

下の写真も虫に喰われた葉っぱですが、犯人の虫が違うようで、葉っぱの喰われ方が異なります。
上写真は葉っぱの端っこから食べていくタイプで、下の写真は中央部分だけかじられています。
※どちらの犯人も特定できていません

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2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 虫に喰われた葉っぱ(2)

幹の直径は13.5_で昨年から変化がありませんでした。これから7月にかけて変化が見られるかもしれせん。次回の測定が楽しみです。

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2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 幹直径13.5_

【イヌブナ壇さん(実生8年目)】

檀さんも安さんと同様、前回(6/6)からの11日間で樹高が2a高くなって32aになりました。
但し、巾には変化がなく、前回と同じ68aでした。

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2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生8年目 壇さん 樹高:約32a 幅:約68a

樹高が2a高くなったのは安さんと同じ結果となりました。
芽吹きから新緑時にかけては葉っぱの重みで枝がたわみ、一時的に樹高が低くなりましたが、5月の終わりころから、再び枝が上向きに立ち上がってきています。

****************
5月からの樹高と巾の変化(壇さん)
2019年6月17日 樹高:32cm 巾:68cm
2019年6月6日 樹高:30cm 巾:68cm
2019年5月22日 樹高:28cm 巾:68cm
2019年5月11日 樹高:28cm 巾:60cm
2019年5月5日 樹高:30cm 巾:55cm
2019年5月1日 樹高:30cm 巾:45cm
****************

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2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生8年目 壇さん 樹高:約32a 幅:約68a

(下写真)部分的に葉っぱが傷んでおり、虫に喰われたのでしょうか?
安さんの葉っぱの喰われ方とは少し違うようにも思いますが、いずれにしろ犯人は分かっていません。

20190617inubuna8y_dan_03.jpg
2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生8年目 壇さん 虫に喰われた葉っぱ

下の写真は枝の先端部分の拡大です。虫に喰われたりしておらず、とてもきれいです。

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2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生8年目 壇さん 美しい葉っぱ

幹の直径が11.0_となり、前回(6/6)までの10.5_から0.5_太くなりました。

20190617inubuna8y_dan_05.jpg
2019年6月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 壇さん 幹直径11.0_

下の写真は前回(6/6)、直径が10.5_の時の状態です。

20190606inubuna8y_dan_04.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 壇さん 幹直径10.5_

【成長記録】

樹高:2019年6月6日から2019年6月17日の間に、安さん、檀さん、ともに2a高くなりました。

A:安さん 2015.6/24:24a、7/17:25a、8/10:34a、9/3:37.5a、9/16:38.0a、10/3:38.0a、10/28:40.0a、11/8:40.0a、11/29:40.0a、12/30:40.0a、2016.4/1:47a、4/29:49a、5/7:47a、5/20:47a、6/8:41a、6/20:41a、7/3:41a、8/2:41a、8/25:42.5a、9/5:43a、9/24:40.5a、10/8:42a、10/24:42a、11/13:42a、11/30:42a、12/30:42a、2017年4/16:44a、5/28:38.5a、6/16:42.5a、7/3:46a、7/13:45a、7/24:45a、8/2:48.5a、8/14:52a、8/26:52a、9/11:52a、10/2:54a、11/8:56a、11/25:56a、2018年1/8:59a(土が盛り上がったため、実際には56a)、4/1:60a、4/15:60a、4/22:60a、4/23:60a、4/26:60a、4/28:60a、4/30:55a(枝が葉も重さでたわむ)、5/11:54a(枝が葉の重さでたわむ)、5/30:54a、6/14:54a、6/29:56a、7/13:56a、7/22:64a、8/5:62a、8/12:62a、8/19:62a、8/26:62a、9/2:60a(雨粒の重みで枝がたわむ)、9/9:62a、9/16:62a、9/23:63a、9/30:61a(雨の影響)、10/7:64a、10/14:64a、10/21:64a、10/28:64a、11/4:66a、11/11:66a、2019年4/1:80a、5/1:84a、5/5:82a、5/11:72a、5/22:67a、6/6:67a、6/17:69a

 B:壇さん 2015.6/24:12a、7/17:12a、8/10:15a、9/3:16.5_、9/16:16.5a、10/3:16.5a、10/28:16.5a、11/8:16.5a、11/29:16.5a、12/30:16.5a、2016.4/1:17a、5/7:17a、5/20:17a、6/8:16.5a、6/20:20a、7/3:23.5a、8/2:27a、8/25:31a、9/5:29a、9/24:29a、10/8:31.5a、10/24:31.0a、11/13:31.0_、11/30:31a、12/25:31a、2017年4/16:20a(枝が折れたため)、5/28:20a、6/16:20a、7/3:21a、7/13:23a、7/24:23.5a、8/2:24.0a、8/14:24a、8/26:24a、9/11:27a(対象となる枝を変えたことで3a高くなるも、実質変化なし)、10/2:24a(8/26と同じに戻る)、11/8:24a、11/25:24a、2018年1/8:24a、4/1:24a、4/15:24a、4/22:24a、4/26:24a、4/28:24a、4/30:24a、5/11:24.5a、5/30:24.5a、6/14:24.5_、6/29:25a、7/13:27a、7/22:26a、8/5:27a、8/12:27a、8/19:27a、8/26:27a、9/2:27a、9/9:27a、9/16:28a、9/23:27a、9/30:26.5a(雨の影響)、10/7:27a、10/14:27a、10/21:27a、10/28:27a、11/4:27a、11/11:27a、2019年4/1:30a、5/1、30a、5/5:30a、5/11:28a、5/22:28a、6/6:30a、6/17:32a

冬芽:一番上の枝の先端についた冬芽の長さを測定しています。2019年5月5日に芽吹きを始めました。

 A:安さん 2015.8/10:10_、9/3:16_、9/16:18_、10/3:20_、10/28:20_、11/8:20_、11/29:20_、12/30:20_、2016年4/29:芽吹き始まる、8/2:7.5_、8/25:11_、9/5:14_、9/24:18_、10/8:20_、10/24:20_、11/13:20_、11/30:20_、12/25:20_、2017年4/16:20_、8/14:10.5_、8/26:13_、9/11:18_、10/2:21_、11/8:23_、11/25:23_、2018年1/8:23_、4/1:23a、4/15:30_、4/22:52_、4/23:52_、4/26:芽吹き始まる、8/5:8_、8/12:9_、8/19:10_、8/26:12_、9/2:14_、9/9:15_、9/16:15.5_、9/23:15.5_、9/30:16.5_、10/7:16.5_、10/14:16.5_、10/21:16.5_、10/28:16.5_、11/4:16.5_、11/11:16.5_、2019年4/1:16.5_、5/1:25_、5/5:芽吹き始まる

 B:壇さん 2015.8/10:10_、9/3:17_、9/16:20_、10/3:23_、10/28:25_、11/8:25_、11/29:25_、12/30:25_、2016.4/1:25_、2016年4/29:芽吹き始まる、8/2:10.0_、8/25:16_、9/5:19_、9/24:23_、10/8:25_、10/24:25_、11/13:25_、11/30:25_、12/25:25_、2017年4/16:17_、8/14:10.5_、8/26:13_、9/11:18_、10/2:21_、11/8:21_、11/25:21_、2018年1/8:21_、4/1:21_、4/15:23_、4/22:32_、4/26:46_、4/28:芽吹き始まる、8/5:10_、8/12:12_、8/19:13_、8/26:14_、9/2:16_、9/9:20_、9/16:20.5_、9/23:22.0_、9/30:23_、10/7:23_、10/14:23_、10/21:23_、10/28:23_、11/4:23_、11/11:23_、2019年4/1:23_、5/1:60_、5/5:芽吹き始まる

幹サイズ(直径):2019年6月6日から2019年6月17日の間、檀さんのみ、幹サイズ(直径)が0.5_太くなりました。

 A:安さん 7.5_(2014.7/24)→8.0_(2015.6/5)→8.5_(6/24)→9.0_(9/3)→9.0_(9/16)→9.0_(10/3)→9.0_(10/28)→9.0_(11/8)→9.0_(11/29)→9.0_(12/30)→9.5_(2016.4/1)→10.0_(5/7)→10.0_(5/20)→10.0_(6/8)→10.0_(6/20)→10.5_(7/3)→10.5a(8/2)→11.0_(8/25)→11.0_(9/5)→11.0_(9/24)→11.0_(10/8)→11.0_(10/24)→11.0_(11/13)→11.0_(11/30)→11.0_(12/25)→11.0_(2017年4/16)→11.0_(5/28)→11.5_(6/16)→12.0_(7/3)→12.0_(7/13)→12.0_(7/24)→12.0_(8/2)→12.0_(8/14)→12.0_(8/26)、12.0_(9/11)、12.0_(10/2)、12.0_(11/8)、12.0_(11/25)、12.0_(2018年1/8)、12.0_(4/1)、12.0_(4/15)、12.0_(4/23)、12.0_(4/30)、12.0_(5/30)、12.5_(6/14)、12.5_(6/29)、13.0_(7/13)、13.5_(7/22)、13.5_(8/5)、13.5_(8/12)、13.5_(8/19)、13.5_(8/26)、13.5_(9/2)、13.5(9/9)、13.5_(9/16)、13.5_(9/23)、13.5_(9/30)、13.5_(10/7)、13.5_(10/14)、13.5_(10/21)、13.5_(10/28)、13.5_(11/4)、13.5_(11/11)、13.5_(2019年4/1)、13.5_(5/5)、13.5_(5/11)、13.5_(5/22)、13.5_(6/6)、13.5_(6/17)

 B:壇さん 3.0_(2014.7/24)→4.2_(2015.6/5)→4.5_(6/24)→5.5_(9/3)→6.0_(9/16)→6.0_(10/3)→6.0_(10/28)→6.0_(11/8)→6.0_(11/29)→6.0_(12/30)→6.0_(2016.4/1)→6.0_(5/7)→6.0_(5/20)→7.0_(6/8)→7.0_(6/20)→7.0_(7/3)→7.0_(8/2)→8.0_(8/25)→8.0_(9/5)→8.0_(9/24)→8.0_(10/8)→8.0_(10/24)→8.0_(11/13)→8.0_(11/30)→8.0_(12/25)→8.0_(2017年4/16)→8.0_(5/28)→9.0_(6/16)→9.0_(7/3)→9.0_(7/13)→9.5_(7/24)→9.5_(8/2)→9.5_(8/14)→9.5_(8/26)、9.5_(9/11)、9.5_(10/2)、9.5_(11/8)、9.5_(11/25)、9.5_(2018年1/8)、9.5_(4/1)、9.5_(4/15)、9.5_(4/30)、9.5_(5/30)、10.0_(6/14)、10.0_(6/29)、10.0_(7/13)、10.5_(7/22)、10.5(8/5)、10.5_(8/12)、10.5_(8/19)、10.5_(8/26)、10.5_(9/2)、11.0_→10.5_に訂正(9/9)、10.5_(9/16)、10.5_(9/23)、10.5_(9/30)、10.5_(10/7)、10.5_(10/14)、10.5_(10/21)、10.5_(10/28)、10.5_(11/4)、10.5_(11/11)、10.5_(2019年4/1)、10.5_(5/5)、10.5_(5/11)、10.5_(5/22)、10.5_(6/6)、11.0_(6/17)

以上
posted by kusabanakan at 21:12| イヌブナ日記

2019年06月16日

2019(17)6月は日照不足 葉っぱに黄ばみ(6/16)

6月7日以来9日ぶりの更新です。

5月は軽井沢の気象観測史上最も日照時間が長く、ユウスゲの成長も順調でしたが、6月に入り、特に梅雨入りしてからは雨が多く、気温も低く、ぐずついた天気が続きます。
そんな中、今朝、一部のユウスゲの苗が黄ばんで弱っているのに気付きました。

20190616yusuge_jiueA02.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 ユウスゲ 葉っぱが黄ばんで弱っている

病気なのか、気候の影響なのか?
庭の一角で育っているユウスゲ数株が上の写真のような状態でした。
下の写真は周辺を含めた写真になります。
黄ばみのついた葉っぱは元気なく地面に垂れ下がってしまっています。

20190616yusuge_jiueA03.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 ユウスゲ 葉っぱが黄ばんで弱っている

過去にも葉っぱが黄ばんでしまったことはありますが、このように短期間に大きなダメージを受けたことはありません。
病気だとすれば、他にうつるかもしれないし、またうつらなかったとしても、この株がこれから回復するとは思えなかったので、すべて刈り取ることにしました(下写真)。
明日以降、他の苗に広がっていかないことを祈るばかりです。

20190616yusuge_jiueA00.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 刈り込んだユウスゲの黄ばんだ葉っぱ

さて、今日は晴/曇でしたが、風が強い一日となりました。
以下はユウスゲの苗の様子です。
(地植え、プランター11年目、鉢植え11年目、プランター2年目、プランター1年目×4の順)
今日の観察で、花茎の存在は確認できませんでした。毎年この時期になると花茎が出始めて、約1か月弱で(7月10日前後)開花を始めるのが通例。今年は開花の始まりが少し遅くなるかも知れません。

【地植えのユウスゲ】

前回6月5日に草丈の最大が75aでしたが、今回は87aありました。
11日間で12a高くなり、順調に成長しています。
但し、この時期、雨で葉が濡れて重くなり、その重みに耐えられず折れてしまう葉が目立つようになりました。
風の影響もあるかも知れません。葉が折れてしまうと、花茎が出にくくなるので、程度によって折れた葉っぱをハサミで剪定しました。

20190616yusuge_jiueA01.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 地植え ユウスゲ (草丈:最大で87a)

【11年目、プランターのユウスゲ】

草丈の最大が75aとなりました。前回(6/5)の時は72aだったので、11日間で3a高くなりました。
ここに来て成長のスピードが緩やかになったようにも感じますが、実際には。葉っぱが自重で横に広がってきたことで、上方向の高さに変化が少ないようです。地植えのユウスゲと同様に、一部の葉っぱが折れてしまっていたので、数本を剪定しました。

20190616yusuge_planter_11y.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 11年目(草丈:最大で75a)

【11年目、鉢植えのユウスゲ】

草丈は最大で68a。前回(6/5)から11日間で1a高くなりました。
高さ方向では1aですが、葉っぱが横に広がってきているので、葉っぱの長さ自体はもう少し伸びていそうです。

20190616yusuge_pot_11y.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 鉢植え ユウスゲ 11年目(草丈:最大で68a)

下の写真は前回(6/5)の時の状態ですが、葉っぱがピンと上向きに伸びています。

20190605yusuge_pot_11y.jpg
2019年6月5日 軽井沢草花館 鉢植え ユウスゲ 11年目(草丈:最大で67a)

【2年目、プランターのユウスゲ】

2年目の苗は草丈最大で33a。前回(6/5)から11日間でわずか1a高くなりました。
こちらも、葉っぱが横に広がったり、また折れてしまったりしていて、高さ方向の伸びはわずか1aでした。
地植えや11年目の苗と比べると、葉っぱがすごく細いので、倒れやすいかもしれません。

20190616yusuge_planter_2y_2017seed_20180415start.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 2年目(草丈:最大で33a)

【1年目、プランターのユウスゲ】

今年は種まきの時期が遅く、5月2日、5月10日、5月13日、5月14日の4回に分けて行いました。
各々のプランターでの発芽状況は下表の通りです。
どのプランターからも芽が出ていますが、発芽率はすべて10%未満と低い数字です。
(2年前に収穫した種からはまだ発芽が確認できていません)

2019年ユウスゲ発芽経過re.png

【1年目、プランターのユウスゲ(5月2日種まき分)】

20190616yusuge_planter_1y_2018seed_20190502start.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月2日種まき分)

【1年目、プランターのユウスゲ(5月10日種まき分)】

昨年(2018)収穫した種(50粒)と一昨年(2017)に収穫した種(16粒)を分けて撒いてみました。今のところ、昨年収穫した種からしか発芽していない状況です。

20190616yusuge_planter_1y_2018seed_20190510start_re.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月10日種まき分)

【1年目、プランターのユウスゲ(5月13日種まき分)】

20190616yusuge_planter_1y_2018seed_20190513start.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月13日種まき分)

【1年目、プランターのユウスゲ(5月14日種まき分)】

20190616yusuge_planter_1y_2018seed_20190514start.jpg
2019年6月16日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月14日種まき分)

以上、つづく
posted by kusabanakan at 21:20| ゆうすげ日記

2019年06月13日

マツブサ日記(17)自生地 今年は殆ど開花しない見通し(6/13)

マツブサ日記、6月1日以来、12日ぶりの更新です。

たった12日間しかたっていませんが、森の中の様子はだいぶ変わりました。
緑が生い茂り、周辺の見通しが利きにくくなりました。

さて、今年は自生地で3か所に自生するマツブサの観察をしていますが、今回は1か所のみの記録です。
というのも、本日観察しに行ったところ、つぼみの付き方が前回と同じでほとんどついておらず、どこも同じような状況だったからです。本日確認できたつぼみの数は

マツブサA:つぼみ1つ
マツブサB:つぼみ1つ
マツブサC:つぼみ確認できずゼロ

この状況から判断して、今年は花が咲きそうにありません。そうなると実もつかず、観察する楽しみが減ってしまいそうです…

【自生地での観察】

1.マツブサA(昨年から観察しているマツブサ)

20190613matsubusa00.jpg
2019年6月13日 軽井沢 マツブサA

(上写真)前回(6/1)とは比べて、緑がさらに濃くなりました。
また、周りの木々の葉が生い茂り、青空が広がっているものの、現場は暗く感じました。
(下写真)花のつぼみはほとんど付きませんでしたが、若い蔓がたくさん出てきていました。
先月(5月)は日照時間合計が約270時間もあり、軽井沢の気象観測史上で最も長かったようです。

20190613matsubusa01.jpg
2019年6月13日 軽井沢 マツブサA

(下写真)葉っぱの長さが10aを超えるものがありました。
通常のマツブサの葉っぱよりも倍近くあると思います。
日照時間が長かったのも影響しているでしょうか?

20190613matsubusa02.jpg
2019年6月13日 軽井沢 マツブサA 大きな葉っぱ(長さ10a以上)

(下写真)新たに伸びてきたマツブサの若い蔓。出始めの葉っぱは細長い形をしているようです。

20190613matsubusa03.jpg
2019年6月13日 軽井沢 マツブサA 若葉

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posted by kusabanakan at 22:01| マツブサ日記

2019年06月12日

ブナ日記(125)ブナの崇さん 剪定後元気に成長!(6/12)

(2014年春に種から発芽したブナの生長記録です)

【ブナ 崇(すう)さん 実生6年目】

前回5月31日から12日ぶりの更新です。
剪定して幹の上部をカットしたブナの崇さん。その後、元気に育っています!

以下に現在の様子を記録します。

20190612buna_su_6y_01.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目

下の写真は前回5月31日撮影したものです。この12日間で樹高に変化はありませんが、葉っぱの枚数が増えて、全体的なボリュームが増しました。

20190531buna_su_6y_02.jpg
2019年5月31日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 剪定直後

(下写真)上方からみた姿です。
幹の高さが低いのに葉っぱが大きいので、全体的にはアンバランスですが、これからどういう風に成長していくのか、楽しみです。

20190612buna_su_6y_02.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目

20190612buna_su_6y_03.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目

20190612buna_su_6y_05.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 剪定した幹の断面

20190612buna_su_6y_06.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 横からの撮影

(下写真)幹の太さは今までと同じ場所を測定しました。幹の直径は9.0_で昨年から変化はありません。

20190612buna_su_6y_07.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 幹直径9.0_

【成長記録】

【樹高】2019年5月31日から2019年6月12日までの間、崇さんの樹高に変化はありませんでした。

ブナ(崇さん) 2015.5/1:122_、5/9:125_、5/28:130_、6/12:130_、6/28:132_、7/12:132_、7/22:137_、8/10:137_、9/5:140_、9/18:140_、10/5:140_、10/24:140_、11/12:140_、11/29:140_、12/30:140_、2016.4/1:140_、4/23:140_、5/1:140_、5/8:180_、5/20:180_、5/29:190_、6/5:190_、6/22:190_、7/4:190_、7/17:200_、8/5:200_、8/25:210_、9/7:210_、9/24:210_、10/13:210_、10/27:210_、11/15:210_、11/28:210_、12/25:210_、2017.4/26:220_、5/31:280_、6/28:250_(※6/13鉢に植え替えした)、7/7:260_、7/30:290_、8/11:300_、8/22:300_、9/8:300_、9/23:300_、10/26:300_、11/15:300_、11/26:300_、2018.1/8:300_、4/1:320_(測定誤差か?)、4/23:320_、5/10:320_、5/16:320_、5/20:320_、5/26:320_、6/14:320_、6/30:345_、7/14:345_、7/23:325_、8/6:335_、8/13:335_、8/20:335_、8/27:325_(鉢に約1cm分の土補充)、9/3:320_、9/10:320_、9/17:320_、9/24:320_、10/1:320_、10/8:320_、10/15:320_、10/22:320_、10/29:320_、11/5:320_、11/12:320_、2019.4/1:350_、5/5:350_、5/11:350_、5/15:350_、5/25:350_、5/31(幹剪定):140_、6/12:140_

【冬芽】2018年から観察を続けていた冬芽は2019年になっても芽吹くことなく、5月31日に剪定のため切り落としました。他の冬芽が最初に芽吹いたのは5月11日となりました。

ブナ(崇さん) 2015.9/5:11_、9/18:13_、10/5:14_、10/24:14_、11/12:14_、11/29:14_、12/30:14_、2016.4/1:14_、4/23:25_、4/29芽吹きはじめ、8/5:5.0_、8/25:8.0_、9/7:11_、9/24:14_、10/13:15_、10/27:15_、11/15:15_、11/28:15_、12/25:15_、2017.4/26:22_、8/11:5_、8/22:6_、9/8:8_、9/23:10_、10/26:11_、11/15:11ミ_、11/26:11_、2018.1/8:11_、4/1:11_、4/23:12_、5/10芽吹き始め、7/23:3_、8/6:5_、8/13:6_、8/20:7_、8/27:8_、9/3:8.5_、9/10:9.5_、9/17:10.5_、9/24:11.5_、10/1:12.5_、10/8:13.0_、10/15:13.0_、10/22:13.0_、10/29:13.0_、11/5:13.0_、11/12:13.0_、2019.4/1:13.0_、5/5:13.0_、5/11:13.0_(ほかの芽吹き始まる)、5/15:13.0_(ほかの若葉広がる)、5/25:13.0_、5/31(幹剪定):13.0_

【幹直径】2019年5月31日から2019年6月12日までの間、幹直径に変化はありませんでした。

ブナ(崇さん) 2016.5/1:φ4.5_、6/5:φ5.0_、7/4:φ5.0_、7/17:φ5.0_、8/5:φ5.0_、8/25:φ5.0_、9/7:φ5.5_、9/24:φ6.0_、10/13:φ6.0_、10/27:Φ6.0_、11/15:Φ6.0_、11/28:Φ6.0_、12/25:Φ6.0_、2017.4/26:Φ6.0_、5/31:Φ6.0_、6/28:Φ7.0_、7/7:Φ7.0_、8/11:Φ8.0_、8/22:Φ8.5_、9/8:Φ8.5_、9/23:Φ8.5_、10/26:Φ8.5_、11/15:Φ8.5_、11/26:Φ8.5_、2018.1/8:Φ8.5_、4/1:Φ8.5_、4/23:Φ8.5_、5/16:8.5Φ、5/20:Φ8.5_、5/26:Φ8.5_、6/14:Φ8.5_、6/30:Φ9.0_、7/14:Φ9.0_、7/23:Φ9.0_、8/6:Φ9.0_、8/13:Φ9.0_、8/20:Φ9.0_、8/27:Φ9.5_→9.0_に訂正、9/3:Φ9.0_、9/10:Φ9.0_、9/17:Φ9.0_、9/24:Φ9.0_、10/1:Φ9.0_、10/8:Φ9.0_、10/15:Φ9.0_、10/22:Φ9.0_、10/29:Φ9.0_、11/5:Φ9.0_、11/12:Φ9.0_、2019.4/1:Φ9.0_、5/5:Φ9.0_、5/11:Φ9.0_、5/25:9.0_、5/31:9.0_、6/12:9.0_

つづく
posted by kusabanakan at 16:38| ブナ日記

緑のカーテン2019(8)ヤマノイモの蔓が伸び始める(6/12)

今年で9年目となる軽井沢草花館の緑のカーテン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて観察しています。軽井沢の野に生える蔓性植物を使っているところが特徴です。

前回6月8日以来、4日ぶりの更新です。この間、梅雨らしい天気が続きました。
日中、曇天か雨の時間帯が多く日照はほとんどありませんが、緑のカーテンの成長は順調に続いています。

前回(6/8)までで、唯一、芽が出ていなかったヤマノイモ(ジネンジョ)が芽を出して、早くもネットに絡み始めました。
全体的にはウチワドコロが緑の面積の8割くらいを占め、残りの2割がノブドウといったところ。チョウセンゴミシ、ツルガシワ、イケマ、ヤマノイモの4種はまだ成長が遅く、すべてを合わせても全体の1%未満です。

20190612midori01.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 緑のカーテン

前回(6/8)、ネットに絡みついていたツル植物はノブドウ、ウチワドコロ、チョウセンゴミシの3種、そしてネットには絡みついていないもののツルガシワとイケマが芽を出していました。
今日は、新たにヤマノイモ(ジネンジョ)の芽がデッキ下から出して、そして早くもネットに絡み始めていました(下写真)。ヤマノイモの蔓は地面から50aを超えています。

20190612midori04yamanoimo.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 緑のカーテン ネットに絡み始めたヤマノイモの蔓と葉

20190612midori03yamanoimo.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 緑のカーテン ネットに絡み始めたヤマノイモ

前回(6/8)確認したイケマはまだデッキ下ですが、前回よりも先が伸びて、もうじきネットに絡んできそうです(下写真)。
※現在、蔓の長さは約30a。前回(6/8)から4日間で倍くらいの長さになっています。

20190612midori06ikema.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 緑のカーテン デッキ下から出てきたイケマ

下の写真は前回(6/8)撮影したもので、蔓の長さは14aでした。

20190608midori_ikema01.jpg
2019年6月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン デッキ下から出てきたイケマ

チョウセンゴミシの蔓は、地面から113aまで立ち上がってきました(下写真)。
※下の写真の葉っぱは、ほとんどがウチワドコロです。

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2019年6月12日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシの蔓の高さ

チョウセンゴミシの蔓の高さ
6月12日:113a ← 6月8日:100a ← 6月2日:90a ← 5月26日:70a

最後はツルガシワ。
葉っぱが4枚出ていますが、蔓が伸びてきません(下写真)。
このまま、成長が止まってしまうのでしょうか? 観察を続けます。

20190612midori05.jpg
2019年6月12日 軽井沢草花館 緑のカーテン プランターのツルガシワ

つづく
posted by kusabanakan at 16:20| 緑のカーテン

2019年06月09日

【軽井沢の薬草展】アオダモ

小さな美術館軽井沢草花館 2019年度展示のご案内

全5期 薬効・薬理をもつ植物 石川功一の描く「軽井沢の薬草展」。
現在、第2期目を開催中です(7月1日まで)。

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画家・石川功一が描いた軽井沢に自生する草花画(油彩画・水彩スケッチ)の中から、薬効、あるいは薬理をもつ植物を紹介する企画展です。
ゲンノショウコ、アケビ、クズなど、日本では古くから漢方薬や民間薬として利用されている植物がたくさんあります。本展では4月20日から11月24日までを5期に分け、展示替えをしながら、各期40点前後の草花画(薬草)を展示します。

第2期目(5月22日から7月1日まで)は45種の薬草(計49作品)を展示しています。

主な展示作品は:ミツバアケビ、クズ、ゲンノショウコ、イカリソウ、オケラ、オシダ、ウスバサイシン、ヤマシャクヤク、クリンソウ、アオダモ、イチヤクソウ、ウツボグサ、オニノヤガラ、ギンリョウソウ、ノアザミ、キキョウ、ワレモコウ等、油彩画と水彩スケッチ合わせて49点(薬草45種類)です。

以下、第2期の展示作品よりアオダモ(苦櫪木)をご紹介します。

【アオダモ】

20190609aodamo19970602.jpg
石川功一 水彩スケッチ アオダモ(2019年5月22日から7月1日まで公開の作品)

生薬名はシンピ(秦皮)
樹皮が生薬となり、下痢止め,消炎,解熱,痛風,洗眼に用いられます。
その他、枝を水に浸けると青っぽく蛍光を帯びる性質があり、材は野球のバット材として使われています。
posted by kusabanakan at 16:02| 展示紹介

カラスvsアスター(151)

カラスvsアスター(151)

カラス&アスター283ブログ用.jpg
第283(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2019年06月08日

緑のカーテン2019(7)イケマの蔓が伸び始める(6/8)

今年で9年目となる軽井沢草花館の緑のカーテン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて観察しています。軽井沢の野に生える蔓性植物を使っているところが特徴です。

前回6月2日以来、6日ぶりの更新です。
昨日は一日中雨となり、軽井沢のある関東甲信地域は梅雨入りとなりました。
たっぷりと雨水を得て、蔓植物もグングンと伸びています。

20190608midori01.jpg
2019年6月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(上写真)ネットに絡みついた緑色の面積が少しづつ増えてきました。
(下写真)下は前回、6日前の状態です。
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2019年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

前回(6/2)、ネットに絡みついていたツル植物はノブドウ、ウチワドコロ、チョウセンゴミシの3種、そしてネットには絡みついていないもののツルガシワが出ていました。
今日は、新たにイケマの芽がデッキ下から出ていました(下写真)。蔓は地面から14aの高さにまで生長しており、これからデッキ上のネットに絡みついてきそうです。
※チョウセンゴミシの蔓はネットに絡みつきながら高さ100aにまで伸びてきました(前回6/2は90a)

20190608midori_ikema01.jpg
2019年6月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン デッキ下から出てきたイケマ
posted by kusabanakan at 11:41| 緑のカーテン

2019年06月07日

2019(16)梅雨入り 今年種まきした(最終)4番目のプランターから芽が出ました(6/7)

3日続けてのユウスゲ日記です。

朝6時ころから降り始めた雨は夕方になっても降りやまず、一日雨となりました。
気象庁からは、「関東甲信と東海、北陸、それに東北南部が梅雨入りしたとみられる」との発表があり、
軽井沢のある関東甲信地域では平年よりも1日早く、昨年よりも1日遅い梅雨入りとなりました。

さて、本日、今年最後に種まきしたユウスゲのプランターから芽が出ました。

20190607yusuge_planter_1y_2018seed_20190514start_01.jpg
2019年6月7日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月14日種まき分)

今年は4日に分けてユウスゲの種まきを行っており、1回目の種まき分は6月1日に発芽、2回目の種まき分は一昨日の6月5日に発芽、3回目に種まきした分のユウスゲは昨日6月6日、そして最後に種まきした4回目の分が本日(6月7日)発芽しました。
まだ芽が出ていないのは2回目(5月10日)に種まきした中の2年前(2017年)に採取した種子(16粒)です。
今まで芽が出たのはすべて昨年(2018年)に採取した種からです。もうしばらく芽が出るのを観察していきます。

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【1回目】
 2019年5月2日 2018年収穫の種:86粒 → 2019年6月1日に発芽
【2回目】
 2019年5月10日 2018年収穫分の種:50粒 → 2019年6月5日発芽
 2019年5月10日 2017年収穫分の種:16粒 → 2019年6月6日現在、芽は出ていない
【3回目】
 2019年5月13日 2018年収穫分の種:56粒 → 2019年6月6日発芽
【4回目】
 2019年5月14日 2018年収穫分の種:56粒 → 2019年6月7日発芽
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本日、確認できた芽の数は1本のみで、草丈は17_でした(下写真)。

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2019年6月7日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月14日種まき分)

種まきした日から発芽するまでの期間は24日間(5/14から6月7日)で、過去の記録と比べて早めの発芽となりました。
今年は種まきした時期がいつもの年よりも遅かったのですが、比較的発芽するまでの期間が短い結果となりました。

2012〜2019年までのユウスゲ種まき日と発芽日
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左から年、種をまいた日、発芽した日、発芽にかかった日数
2019年 5月14日、6月7日、24日間
2019年 5月13日、6月6日、24日間
2019年 5月10日、6月5日、26日間
2019年 5月2日、6月1日、30日間
2018年 4月15日、5月12日、27日間
2017年 4月14日、5月19日、35日間
2016年 4月12日、5月12日、30日間
2015年 4月14日、5月9日、25日間
2014年 4月11日、5月25日、44日間
2013年 4月23日、5月31日、38日間
2012年 4月18日、5月9日、21日間
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つづく
posted by kusabanakan at 17:02| ゆうすげ日記

2019年06月06日

2019(15)今年種まきした3番目のユウスゲに芽が出ました(6/6)

昨日(6/5)に続いての更新です。

本日、今年3番目にまいたユウスゲの種から芽が出ました。

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2019年6月6日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月13日種まき分)

今年は4日に分けてユウスゲの種まきを行っており、1回目の種まき分は6月1日に発芽、2回目の種まき分は昨日6月5日に発芽、そして3回目に種まきした分のユウスゲが本日発芽しました。

========================
【1回目】
 2019年5月2日 2018年収穫の種:86粒 → 2019年6月1日に発芽
【2回目】
 2019年5月10日 2018年収穫分の種:50粒 → 2019年6月5日発芽
 2019年5月10日 2017年収穫分の種:16粒 → 2019年6月6日現在、芽は出ていない
【3回目】
 2019年5月13日 2018年収穫分の種:56粒 → 2019年6月6日発芽
【4回目】
 2019年5月14日 2018年収穫分の種:56粒 → 2019年6月6日現在、芽は出ていない
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本日、確認できた芽の数は3本。
朝、確認した時には芽が出ていませんでしたが、夕方5時半ころ確認したところ、3カ所から芽が出ていました。(下写真)。
草丈はわずか7_でした。

20190606yusuge_planter_1y_2018seed_20190513start_02.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月13日種まき分)

種蒔きした日から発芽するまでの期間は24日間(5/13から6月6日)で、過去の記録と比べて早めの発芽となりました。

2012〜2019年までのユウスゲ種まき日と発芽日
==========================
左から年、種をまいた日、発芽した日、発芽にかかった日数
2019年 5月13日、6月6日、24日間
2019年 5月10日、6月5日、26日間
2019年 5月2日、6月1日、30日間
2018年 4月15日、5月12日、27日間
2017年 4月14日、5月19日、35日間
2016年 4月12日、5月12日、30日間
2015年 4月14日、5月9日、25日間
2014年 4月11日、5月25日、44日間
2013年 4月23日、5月31日、38日間
2012年 4月18日、5月9日、21日間
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つづく
posted by kusabanakan at 20:42| ゆうすげ日記

イヌブナ日記(179) 新緑から夏の緑へ(6/6)

(2012年5月に種から発芽したイヌブナ実生の生長日記です)

前回(5/22)から15日ぶりの更新です。
その間、安さん、檀さん共に、ふわふわしていた新録の葉っぱから、しっかりと弾力ある夏の葉っぱに変化しました。
以下、詳細です。

【イヌブナ安さん(実生8年目)】

20190606inubuna8y_an_01.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 樹高:約67a 巾:約140a

樹高も全体の幅も前回(5/22)と同じでした。
違いを感じたのは葉っぱのやわらかさ。
前回の時はまだ、ふわふわとしていた葉っぱが今回ふわふわ感がなくなって、しっかりと弾力のある葉っぱに変わっていました。また、葉っぱ一枚一枚の大きさが少し増したようです。

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5月からの樹高と巾の変化(安さん)
2019年6月6日 樹高:67cm 巾:140cm
2019年5月22日 樹高:67cm 巾:140cm
2019年5月11日 樹高:72cm 巾:130cm
2019年5月5日 樹高:82cm 巾:120cm
2019年5月1日 樹高:84cm 巾:120cm
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下の写真は真上から見た安さんです。

20190606inubuna8y_an_02.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 樹高:約67a 巾:約140a

下の写真は幹の付け根に生えたキノコです。毎年この時期になると生えてきます。
昨日の夕方から夜にかけて雷雨があり、キノコの生えやすい温湿度になったからでしょう。
イヌブナ安さんの成長を妨げないよう、この写真の撮影後、取り除きました。

20190606inubuna8y_an_03.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 幹の付け根に生えたキノコ

(下写真)葉っぱの裏と表を同時に撮影しました。
部分的に虫に喰われたりしています。
前回とは違って、イヌブナの葉の裏表はふわふわしておらず、硬くなっていました。

20190606inubuna8y_an_05.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん

下の写真は前回(5/22)撮影したもの。
この時は葉っぱの裏表がふわふわしていました。

20190522inubuna8y_an_05.jpg
2019年5月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 葉っぱの裏と表

幹の直径は13.5_で昨年から変化がありません。

20190606inubuna8y_an_04.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 安さん 幹直径13.5_

【イヌブナ壇さん(実生8年目)】

檀さんも安さん同様、新緑から夏の緑へと変化しました。
そして樹高が前回(5/22)からの15日間で2a高くなって30aになりました。

20190606inubuna8y_dan_01.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生8年目 壇さん 樹高:約30a 幅:約68a

5月以降における檀さんの樹高と巾の変化を以下のようにまとめてみました。

****************
5月からの樹高と巾の変化(壇さん)
2019年6月6日 樹高:30cm 巾:68cm
2019年5月22日 樹高:28cm 巾:68cm
2019年5月11日 樹高:28cm 巾:60cm
2019年5月5日 樹高:30cm 巾:55cm
2019年5月1日 樹高:30cm 巾:45cm
****************

20190606inubuna8y_dan_02.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生8年目 壇さん 樹高:約30a 幅:約68a

(下写真)葉っぱの一枚一枚はしっかりと弾力あるものに変わっています。
尚、虫によるものなのか? 部分的に葉っぱが傷んでいます。

20190606inubuna8y_dan_03.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生8年目 壇さん

20190606inubuna8y_dan_05.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生8年目 壇さん 葉っぱの裏と表

幹の直径は10.5_で昨年から変化がありません。

20190606inubuna8y_dan_04.jpg
2019年6月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生8年目 壇さん 幹直径10.5_

【成長記録】

樹高:2019年5月22日から2019年6月6日の間に、安さんは変化がありませんでしたが、檀さんは2a高くなりました。

A:安さん 2015.6/24:24a、7/17:25a、8/10:34a、9/3:37.5a、9/16:38.0a、10/3:38.0a、10/28:40.0a、11/8:40.0a、11/29:40.0a、12/30:40.0a、2016.4/1:47a、4/29:49a、5/7:47a、5/20:47a、6/8:41a、6/20:41a、7/3:41a、8/2:41a、8/25:42.5a、9/5:43a、9/24:40.5a、10/8:42a、10/24:42a、11/13:42a、11/30:42a、12/30:42a、2017年4/16:44a、5/28:38.5a、6/16:42.5a、7/3:46a、7/13:45a、7/24:45a、8/2:48.5a、8/14:52a、8/26:52a、9/11:52a、10/2:54a、11/8:56a、11/25:56a、2018年1/8:59a(土が盛り上がったため、実際には56a)、4/1:60a、4/15:60a、4/22:60a、4/23:60a、4/26:60a、4/28:60a、4/30:55a(枝が葉も重さでたわむ)、5/11:54a(枝が葉の重さでたわむ)、5/30:54a、6/14:54a、6/29:56a、7/13:56a、7/22:64a、8/5:62a、8/12:62a、8/19:62a、8/26:62a、9/2:60a(雨粒の重みで枝がたわむ)、9/9:62a、9/16:62a、9/23:63a、9/30:61a(雨の影響)、10/7:64a、10/14:64a、10/21:64a、10/28:64a、11/4:66a、11/11:66a、2019年4/1:80a、5/1:84a、5/5:82a、5/11:72a、5/22:67a、6/6:67a

 B:壇さん 2015.6/24:12a、7/17:12a、8/10:15a、9/3:16.5_、9/16:16.5a、10/3:16.5a、10/28:16.5a、11/8:16.5a、11/29:16.5a、12/30:16.5a、2016.4/1:17a、5/7:17a、5/20:17a、6/8:16.5a、6/20:20a、7/3:23.5a、8/2:27a、8/25:31a、9/5:29a、9/24:29a、10/8:31.5a、10/24:31.0a、11/13:31.0_、11/30:31a、12/25:31a、2017年4/16:20a(枝が折れたため)、5/28:20a、6/16:20a、7/3:21a、7/13:23a、7/24:23.5a、8/2:24.0a、8/14:24a、8/26:24a、9/11:27a(対象となる枝を変えたことで3a高くなるも、実質変化なし)、10/2:24a(8/26と同じに戻る)、11/8:24a、11/25:24a、2018年1/8:24a、4/1:24a、4/15:24a、4/22:24a、4/26:24a、4/28:24a、4/30:24a、5/11:24.5a、5/30:24.5a、6/14:24.5_、6/29:25a、7/13:27a、7/22:26a、8/5:27a、8/12:27a、8/19:27a、8/26:27a、9/2:27a、9/9:27a、9/16:28a、9/23:27a、9/30:26.5a(雨の影響)、10/7:27a、10/14:27a、10/21:27a、10/28:27a、11/4:27a、11/11:27a、2019年4/1:30a、5/1、30a、5/5:30a、5/11:28a、5/22:28a、6/6:30a

冬芽:一番上の枝の先端についた冬芽の長さを測定しています。2019年5月5日に芽吹きを始めました。

 A:安さん 2015.8/10:10_、9/3:16_、9/16:18_、10/3:20_、10/28:20_、11/8:20_、11/29:20_、12/30:20_、2016年4/29:芽吹き始まる、8/2:7.5_、8/25:11_、9/5:14_、9/24:18_、10/8:20_、10/24:20_、11/13:20_、11/30:20_、12/25:20_、2017年4/16:20_、8/14:10.5_、8/26:13_、9/11:18_、10/2:21_、11/8:23_、11/25:23_、2018年1/8:23_、4/1:23a、4/15:30_、4/22:52_、4/23:52_、4/26:芽吹き始まる、8/5:8_、8/12:9_、8/19:10_、8/26:12_、9/2:14_、9/9:15_、9/16:15.5_、9/23:15.5_、9/30:16.5_、10/7:16.5_、10/14:16.5_、10/21:16.5_、10/28:16.5_、11/4:16.5_、11/11:16.5_、2019年4/1:16.5_、5/1:25_、5/5:芽吹き始まる

 B:壇さん 2015.8/10:10_、9/3:17_、9/16:20_、10/3:23_、10/28:25_、11/8:25_、11/29:25_、12/30:25_、2016.4/1:25_、2016年4/29:芽吹き始まる、8/2:10.0_、8/25:16_、9/5:19_、9/24:23_、10/8:25_、10/24:25_、11/13:25_、11/30:25_、12/25:25_、2017年4/16:17_、8/14:10.5_、8/26:13_、9/11:18_、10/2:21_、11/8:21_、11/25:21_、2018年1/8:21_、4/1:21_、4/15:23_、4/22:32_、4/26:46_、4/28:芽吹き始まる、8/5:10_、8/12:12_、8/19:13_、8/26:14_、9/2:16_、9/9:20_、9/16:20.5_、9/23:22.0_、9/30:23_、10/7:23_、10/14:23_、10/21:23_、10/28:23_、11/4:23_、11/11:23_、2019年4/1:23_、5/1:60_、5/5:芽吹き始まる

幹サイズ(直径):2019年5月22日から2019年6月6日の間、安さんと檀さんの幹サイズ(直径)に変化はありませんでした。

 A:安さん 7.5_(2014.7/24)→8.0_(2015.6/5)→8.5_(6/24)→9.0_(9/3)→9.0_(9/16)→9.0_(10/3)→9.0_(10/28)→9.0_(11/8)→9.0_(11/29)→9.0_(12/30)→9.5_(2016.4/1)→10.0_(5/7)→10.0_(5/20)→10.0_(6/8)→10.0_(6/20)→10.5_(7/3)→10.5a(8/2)→11.0_(8/25)→11.0_(9/5)→11.0_(9/24)→11.0_(10/8)→11.0_(10/24)→11.0_(11/13)→11.0_(11/30)→11.0_(12/25)→11.0_(2017年4/16)→11.0_(5/28)→11.5_(6/16)→12.0_(7/3)→12.0_(7/13)→12.0_(7/24)→12.0_(8/2)→12.0_(8/14)→12.0_(8/26)、12.0_(9/11)、12.0_(10/2)、12.0_(11/8)、12.0_(11/25)、12.0_(2018年1/8)、12.0_(4/1)、12.0_(4/15)、12.0_(4/23)、12.0_(4/30)、12.0_(5/30)、12.5_(6/14)、12.5_(6/29)、13.0_(7/13)、13.5_(7/22)、13.5_(8/5)、13.5_(8/12)、13.5_(8/19)、13.5_(8/26)、13.5_(9/2)、13.5(9/9)、13.5_(9/16)、13.5_(9/23)、13.5_(9/30)、13.5_(10/7)、13.5_(10/14)、13.5_(10/21)、13.5_(10/28)、13.5_(11/4)、13.5_(11/11)、13.5_(2019年4/1)、13.5_(5/5)、13.5_(5/11)、13.5_(5/22)、13.5_(6/6)

 B:壇さん 3.0_(2014.7/24)→4.2_(2015.6/5)→4.5_(6/24)→5.5_(9/3)→6.0_(9/16)→6.0_(10/3)→6.0_(10/28)→6.0_(11/8)→6.0_(11/29)→6.0_(12/30)→6.0_(2016.4/1)→6.0_(5/7)→6.0_(5/20)→7.0_(6/8)→7.0_(6/20)→7.0_(7/3)→7.0_(8/2)→8.0_(8/25)→8.0_(9/5)→8.0_(9/24)→8.0_(10/8)→8.0_(10/24)→8.0_(11/13)→8.0_(11/30)→8.0_(12/25)→8.0_(2017年4/16)→8.0_(5/28)→9.0_(6/16)→9.0_(7/3)→9.0_(7/13)→9.5_(7/24)→9.5_(8/2)→9.5_(8/14)→9.5_(8/26)、9.5_(9/11)、9.5_(10/2)、9.5_(11/8)、9.5_(11/25)、9.5_(2018年1/8)、9.5_(4/1)、9.5_(4/15)、9.5_(4/30)、9.5_(5/30)、10.0_(6/14)、10.0_(6/29)、10.0_(7/13)、10.5_(7/22)、10.5(8/5)、10.5_(8/12)、10.5_(8/19)、10.5_(8/26)、10.5_(9/2)、11.0_→10.5_に訂正(9/9)、10.5_(9/16)、10.5_(9/23)、10.5_(9/30)、10.5_(10/7)、10.5_(10/14)、10.5_(10/21)、10.5_(10/28)、10.5_(11/4)、10.5_(11/11)、10.5_(2019年4/1)、10.5_(5/5)、10.5_(5/11)、10.5_(5/22)、10.5_(6/6)

以上
posted by kusabanakan at 19:47| イヌブナ日記

2019年06月05日

矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ緑美しく 遊具は撤去され、新設のため7/24まで立入禁止(2019.6.5)

5月27日以来、9日ぶりの更新です。

矢ヶ崎公園の北側歩道沿いに並んだオオヤマザクラ。
美しい葉桜の季節から、夏の緑へと変わっていきそうです。
前回(5/27)の時から実(サクランボ)が付いていましたが、9日経過した本日も同じような状態で、赤い実が見られました。

20190605yagasaki-sakura01.jpg
2019年6月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラ(深い緑へ)

(下写真)実のサクランボも前回(5/27)と同じような状態でついています。たくさん付いているわけではありませんが、美しい葉っぱの隙間から赤い実がよく目立ちます。
実の状態は、まだ赤くなりきれていない若い実から、すでに熟した真っ赤な実まで、様々です。

20190605yagasaki-sakura02.jpg
2019年6月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラの実(さくらんぼ)

20190605yagasaki-sakura03.jpg
2019年6月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラの実(さくらんぼ)

(下写真)大賀ホールの西側に植栽されているシダレザクラは緑が濃くなって、ボリュームがあります。この木の下の木陰がとても気持ちよさそうです。

20190605yagasaki-shidare-sakuraA01.jpg
2019年6月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側のシダレザクラ

(下写真)大賀ホールの西側に植栽されている別のシダレザクラも緑豊かです。

20190605yagasaki-shidare-sakuraB.jpg
2019年6月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

(下写真)ヤエザクラはすっかり花びらが散り、葉桜状態です。

20190605yagasaki-yae-sakuraA01.jpg
2019年6月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場西の八重桜

【矢ヶ崎公園 遊具取り換え工事のため7/24まで一部立ち入り禁止】

公園内の遊具は撤去されました。
そして、今後新たに遊具が設置される旨の工事看板が立っていました。
「ゆうぐをあたらしくしています。」とひらがなで書かれ、
それに伴う立入禁止期間は”7月24日まで”となっていました。

20190605yagasaki-yugu01.jpg
2019年6月5日 矢ヶ崎公園 東側芝生広場 遊具設置のお知らせ看板

下の写真は本日撮影したもので、すでに遊具が撤去されていました。

20190605yagasaki-yugu02.jpg
2019年6月5日 矢ヶ崎公園 東側芝生広場 全景 遊具撤去後

下の写真は前回(5/27)9日前に撮影したもので、遊具を撤去する前の状態です。

20190527yagasaki-yugu02.jpg
2019年5月27日 矢ヶ崎公園 東側芝生広場 全景 遊具撤去前

つづく
posted by kusabanakan at 20:58| オオヤマザクラ

2019(14)今年種まきした2番目のユウスゲに芽が出ました(6/5)

前回(6/1)以来、4日ぶりの更新です。

本日、今年2番目にまいたユウスゲの種から芽が出ました。

20190605yusuge_planter_1y_2018seed_20190510start_01.jpg
2019年6月5日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月10日種まき分)

今年は4日に分けてユウスゲの種まきを行っており、1回目の種まき分は6月1日に発芽、今回発芽したのは2回目に種まきした分のプランターからです。

【1回目】
 2019年5月2日 2018年収穫の種:86粒 → 2019年6月1日に発芽
【2回目】
 2019年5月10日 2018年収穫分の種:50粒 → 2019年6月5日発芽
 2019年5月10日 2017年収穫分の種:16粒
【3回目】
 2019年5月13日 2018年収穫分の種:56粒 → 2019年6月5日現在、芽は出ていない
【4回目】
 2019年5月14日 2018年収穫分の種:56粒 → 2019年6月5日現在、芽は出ていない

確認できたのは1本だけですが、すでに34_の草丈です(下写真)。
もしかしたら昨日発芽していたのかもしれませんが、気が付きませんでした。

20190605yusuge_planter_1y_2018seed_20190510start_02.jpg
2019年6月5日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月10日種まき分)

種蒔きした日から発芽するまでの期間は26日間(5/10から6月5日)で、過去の記録と比べてやや早めでした。

2012〜2019年までのユウスゲ種まき日と発芽日
==========================
左から年、種をまいた日、発芽した日、発芽にかかった日数
2019年 5月10日、6月5日、26日間
2019年 5月2日、6月1日、30日間
2018年 4月15日、5月12日、27日間
2017年 4月14日、5月19日、35日間
2016年 4月12日、5月12日、30日間
2015年 4月14日、5月9日、25日間
2014年 4月11日、5月25日、44日間
2013年 4月23日、5月31日、38日間
2012年 4月18日、5月9日、21日間
==========================

その他、地植え、プランター、鉢植えともに大きく育っています。
以下に、11年目(プランターと鉢植え)、5年目(プランター)、2年目(プランター)、1年目(プランター5月2日種まき分)、および地植えのユウスゲの現況を以下に報告します。

【11年目、プランターのユウスゲ】

前回(6/1)まで、軽井沢草花館のユウスゲの中で最も草丈の高いユウスゲがこのプランター11年目の苗でしたが、本日の測定で地植えのユウスゲに草丈一番となりました。それでも、草丈は最大で72aとなり、前回から4日間で2a伸びました。

20190605yusuge_planter_11y.jpg
2019年6月5日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 11年目(草丈:最大で72a)

【11年目、鉢植えのユウスゲ】

鉢植えのユウスゲも順調に成長しています。草丈は最大で67a。
前回(6/1)から4日間で2a高くなりました。

20190605yusuge_pot_11y.jpg
2019年6月5日 軽井沢草花館 鉢植え ユウスゲ 11年目(草丈:最大で67a)

【5年目、プランターのユウスゲ】

5年目の苗は草丈最大で53a。前回(5/26)から10日間で13a高くなりました。

20190605yusuge_planter_5y_2014seed_20150510start.jpg
2019年6月5日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 5年目(草丈:最大で53a)

下の写真は前回5月26日の時の状態です。

20190526yusuge_planter_5y_2014seed_20150511start.jpg
2019年5月26日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 5年目(草丈:最大で40a)

【2年目、プランターのユウスゲ】

2年目の苗は草丈最大で31a。前回(6/1)から4日間で7a高くなりました。
今回測定した苗の中で草丈の伸びが、地植えのユウスゲに続いて2番目となりました。今までよりも成長のペースが上がってきました。

20190605yusuge_planter_2y_2017seed_20180415start.jpg
2019年6月5日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 2年目(草丈:最大で32a)

【1年目、プランターのユウスゲ(5月2日種まき分)】

前回(6/1)に発芽したばかりの1年目ユウスゲ。
本日2本目の芽が出ていました(草丈3_)。
それでも、86粒まいた種のうち、まだ2本しか芽が出ておらずちょっと心配ですが、気長に待ちましょう。

20190605yusuge_planter_1y_2018seed_20190502start_01.jpg
2019年6月5日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月2日種まき分)

(下写真)本日芽を出したユウスゲは草丈わずか3_でした。
前回(6/1)発芽した芽は草丈48_で、この4日間で4aちかく伸びました(9から48_)。

20190605yusuge_planter_1y_2018seed_20190502start_02.jpg
2019年6月5日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月2日種まき分)

【地植えのユウスゲ】

地植えのユウスゲがだいぶ大きくなりました。
最大の草丈は約75aで前回(6/1)から4日間で10aも伸びました。
これで、プランター11年目の苗の草丈を抜いて、軽井沢草花館のユウスゲの中で最も大きな株となりました。

20190605yusuge_jiueA01.jpg
2019年6月5日 軽井沢草花館 地植え ユウスゲ (草丈:最大で75a)

つづく
posted by kusabanakan at 17:07| ゆうすげ日記

2019年06月02日

緑のカーテン2019(6)デッキ下から蔓が続々! ゴミシは90cm (6/2)

今年で9年目となる軽井沢草花館の緑のカーテン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて観察しています。軽井沢の野に生える蔓性植物を使っているところが特徴です。

前回5月26日以来、1週間ぶりの更新です。
わずか7日間ですが、植物の成長が活発でした。
現在、ネットに絡みついている植物はウチワドコロ、ノブドウ、チョウセンゴミシの3種。
ツルガシワは芽が出ているものの、まだネットに絡むに至っておらず、ヤマノイモ、イケマに至ってはまだ芽自体が出てきていません。これからです。

20190602midori01.jpg
2019年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(上写真)ネットの下部が部分的に緑色を帯びてきました。
手前の花壇のユウスゲもだいぶ草丈が高くなりました。
(下写真)下は前回、1週間前の状態です。

20190526midori01.jpg
2019年5月26日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)まだまだ部分的にですが、葉っぱのカーテンが形成されてきました。

20190602midori02.jpg
2019年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(上写真)プランターにはノブドウの苗を植えてあって、すでに蔓がネットに絡みついています。
5月に入ってから新芽が出て、そこからさらに蔓を伸ばしています。
ネットに絡みついているのは、そのノブドウとウチワドコロです。

20190602midori03.jpg
2019年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)プランターから出たツルガシワは、今のところネットのところまで蔓が伸びてきません。

20190602midori04_tsurugashiwa.jpg
2019年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン プランターのツルガシワ

(下写真)チョウセンゴミシは前回(5/26)、地面から高さ70aにまで蔓を伸ばしてネットに絡みついていましたが、今日はさらに20a伸びて、高さ90aのところまで伸びてきました。

20190602midori05_chosengomishi.jpg
2019年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【デッキ下から伸びてくる蔓のお世話について】

蔓植物がネットに絡みつきやすいように、軒下の日当たりの良い場所で蔓植物を育てていましたが、
年月がたつにつれ、デッキの奥のほうから芽を出すウチワドコロが増えてきました。

20190602midori06_under.jpg

2019年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン デッキ下から芽を出したウチワドコロ

(下写真)デッキ下から出た芽はそのまま上に伸びようとして、床の隙間からツルが通過してくることがあります。
放っておくと、踏まれて折れてしまうため、それを再びデッキ下に戻し、さらにネットの外側に移動する必要が出てきます。

20190602midori07_under.jpg

2019年5月27日 軽井沢草花館 緑のカーテン 床の隙間から出てきたウチワドコロ

そこで活躍しているのが下の写真のマジックハンドです。
デッキ下で伸びているウチワドコロの蔓を手前に引き出すのに欠かせない用具となっています。
それ以外でも、冷蔵庫の横の隙間に落としてしまった布巾や洗濯機の裏に落としてしまった靴下などを拾うのに、このマジックハンドに助けてもらっています。
たしか100円ショップで購入したと記憶していますが、大変優れたグッズなので一家に一台? お勧めです。

20190602midori00_hand01.jpg

デッキ下の蔓を手前に引き出すのに役立っているマジックハンド

つづく
posted by kusabanakan at 20:55| 緑のカーテン

2019年06月01日

マツブサ日記(16)自生地 つぼみ付き始める(6/1)

マツブサ日記、5月24日以来、8日ぶりの更新です。

自生地で3か所に自生するマツブサの観察です。
※1か所はまだマツブサかどうか未確定

【自生地での観察】

1.マツブサA(昨年から観察しているマツブサ)

20190601jisei-matsubusaA02.jpg
2019年6月1日 軽井沢 マツブサA

(上写真)前回(5/24)とは比べて、緑が少し濃くなりました。
(下写真)花のつぼみが付き始めていました。

20190601jisei-matsubusaA01.jpg
2019年6月1日 軽井沢 マツブサA 花のつぼみ

尚、つぼみの数は数える程度しか見つけられませんでした。

2.マツブサB(5/10新たに見つけた個体)

マツブサBもマツブサAのように花のつぼみが付き始めていました。このつぼみはマツブサAのつぼみと同じなので、この株がマツブサであると確認出来ました。

20190601jisei-matsubusaB01.jpg
2019年6月1日 軽井沢 マツブサB

下の写真で矢印が指しているものがマツブサのつぼみです。

20190601jisei-matsubusaB02.jpg
2019年6月1日 軽井沢 マツブサB

3.マツブサC(5/10新たに見つけた個体)

マツブサAやマツブサBにはつぼみが付き始めていますが、このマツブサCにはまだ付いていません。

20190601jisei-matsubusaC01.jpg
2019年6月1日 軽井沢 マツブサC?

(上写真)マツブサCの蔓です。
(下写真)マツブサCの隣(左)で、サルナシ?らしき蔓植物が生えています。この2つの植物は共に蔓性の植物で、似ています。

20190601jisei-matsubusaC04_sarunashi.jpg
2019年6月1日 軽井沢 マツブサC?

(下写真)尚、マツブサらしき植物にイモムシが付いて葉っぱを食べようとしていました。

20190601jisei-matsubusaC02imomushi.jpg
2019年6月1日 軽井沢 マツブサC?

(下の写真)よく観察すると、葉っぱの一部がすでに喰われていました。

20190601jisei-matsubusaC03imomushi.jpg
2019年6月1日 軽井沢 マツブサC? 葉っぱが虫に喰われる。

以上

posted by kusabanakan at 23:14| マツブサ日記

2019(13)今年種まきしたユウスゲが芽を出しました!(6/1)

前回(5/26)以来、6日ぶりの更新です。

本日、5月2日にまいたユウスゲの種から最初の芽が出ました。

20190601yusuge_planter_1y_2018seed_20190502start_02.jpg
2019年6月1日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月2日種まき分)

プランター内に86粒まいた種のうち、芽が出たのは今日現在1つだけですが、これから順次芽が出てくるものと思われます。

20190601yusuge_planter_1y_2018seed_20190502start.jpg
2019年6月1日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月2日種まき分)

今年は種まきの時期が今までで最も遅く、5月に入ってからでした。
種蒔きから芽が出るまでの日数は30日。
過去の例から比べても平均的な日数となりました。

2012〜2019年までのユウスゲ種まき日と発芽日
==========================
左から年、種をまいた日、発芽した日、発芽にかかった日数
2019年 5月2日、6月1日、30日間
2018年 4月15日、5月12日、27日間
2017年 4月14日、5月19日、35日間
2016年 4月12日、5月12日、30日間
2015年 4月14日、5月9日、25日間
2014年 4月11日、5月25日、44日間
2013年 4月23日、5月31日、38日間
2012年 4月18日、5月9日、21日間
==========================

今年は時期をずらしながら4つのプランターに種をまいたので、残り3つのプランターからもそのうち芽が出てくるでしょう。楽しみです。

2019年のユウスゲ種まき日と種の数
==========================
【1回目】2019年5月2日 2018年収穫の種:86粒
【2回目】2019年5月10日 2018年収穫分の種:50粒 2017年収穫分の種:16粒 計66粒
【3回目】2019年5月13日 2018年収穫分の種:56粒
【4回目】2019年5月14日 2018年収穫分の種:56粒
==========================

その他、地植え、プランター、鉢植えともに大きく育っています。
以下に、11年目(プランターと鉢植え)、2年目(プランター)、および地植えのユウスゲの現況を以下に報告します。

【11年目、プランターのユウスゲ】

前回(5/26)と同様、現在、軽井沢草花館のユウスゲの中で最も草丈の高いユウスゲがプランターで11年目の苗です。
草丈は最大で70aに達し、前回から6日間で10a伸びました。

20190601yusuge_planter_11y.jpg
2019年6月1日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 11年目(草丈:最大で70a)

【11年目、鉢植えのユウスゲ】

鉢植えのユウスゲも順調に成長しています。草丈は最大で65a。
プランター11年目の苗と同様に、前回(5/26)から6日間で10a高くなりました。

20190601yusuge_pot_11y.jpg
2019年6月1日 軽井沢草花館 鉢植え ユウスゲ 11年目(草丈:最大で65a)

【2年目、プランターのユウスゲ】

2年目の苗は草丈最大で25a。前回(5/26)から6日間で3a高くなりました。
上の11年目の苗に比べると成長の度合いが緩やかですが、順調に大きく育っています。

20190601yusuge_planter_2y_2017seed_20180415start.jpg
2019年6月1日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 2年目(草丈:最大で25a)

【地植えのユウスゲ】

地植えのユウスゲが勢いを増して大きくなってきました。
最大の草丈は約65aで前回(5/26)から6日間で15a伸びました。
プランター(11年目)のユウスゲに迫る大きさになってきました。

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2019年6月1日 軽井沢草花館 地植え ユウスゲ (草丈:最大で65a)

つづく
posted by kusabanakan at 16:51| ゆうすげ日記