今年で10年目となる軽井沢草花館の緑のカーテン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて観察しています。軽井沢の野に生える蔓性植物を使っているところが特徴です。
前回、8月26日以来、10日ぶりの更新です。
9月に入ってから30度を超える暑さにならなくなりましたが、それでも厳しい残暑が続きます。特に朝晩の気温がそれほど下がらず、平年値を4度前後上回る最低気温(17度〜20度)となっています。
さて、緑のカーテンですが、イケマの葉っぱが黄葉をはじめ、少しづつ葉を落とし始めました。ウチワドコロの葉も少しづつ黄色みを帯びてきましたが、全体の見栄えとしては、前回とほとんど変わらないように感じます(下写真)。
2020年9月5日 軽井沢草花館 緑のカーテン
(下写真)前回(8/26)撮影。全体で見るとほとんど変わっていないようにみえますが、実際にはイケマやウチワドコロの葉が落ち始めていて、全体的にやや薄くなっています。
前回ヤマノイモにムカゴが付き始めたことを紹介しましたが、その後次々にムカゴが増え続けています。
(下写真)ヤマノイモの蔓についたムカゴ。前回(8/26)よりも一回り大きくなり、直径1a前後です。
2020年9月5日 軽井沢草花館 緑のカーテン ヤマノイモのムカゴ
(下写真)ムカゴの数も増え続けています。現在、全部で100個以上のムカゴが付いています。今年はムカゴが豊作です。
2020年9月5日 軽井沢草花館 緑のカーテン ヤマノイモのムカゴ
つづく