2020年10月31日

【開催中】石川功一の水彩・油彩展「和歌に詠まれた草花たち」−オオモミジ−

小さな美術館軽井沢草花館 2020年度展示のご案内

【営業日程について】

現在、新型コロナウィルス「感染拡大予防ガイドライン」に沿った対策をとりながら「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」開催中です。11月23日まで「火、水曜日休館(祝日は開館)」で営業を続けてまいります。
また、引き続き、来館の皆さまには1.マスクの着用、2.チェックシートの記入(名前、連絡先、健康状態の確認)、3.手指消毒をお願いするとともに、入館者の人数制限(同時に6名まで)を実施いたします。 ご理解・ご協力をお願いいたします。

営業カレンダー(11月)
は休館日 

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は休館日 
【石川功一の水彩・油彩展 「和歌に詠まれた草花たち」】

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今年の企画テーマは「和歌」。日本の和歌と、石川功一の作品で歌の中で詠まれた草花図を並べて展示し、合わせて鑑賞していただこうとするものです。
和歌は、日本最古の歌集である「万葉集」を中心に、勅撰集「古今和歌集」、「拾遺和歌集」、「後拾遺和歌集」など、5世紀から11世紀までに詠まれたものより選出。そして、石川功一の描いた草花図の中からは、和歌の中で詠まれた草花を厳選し、水彩画と油彩画を合わせて40数種を紹介しています。

展示予定の作品(一部)
エゾカワラナデシコ、ウメ、サクラ、ヤマブキ、ハギ、フジ、スミレ、ヤブカンゾウ、カタクリ、ニワトコ、ヌルデの紅葉、ダンコウバイの黄葉、等。

【オオモミジ(大紅葉)】

展示予定の作品(水彩スケッチ)と万葉集の歌をご紹介します。

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石川功一 オオモミジ 1994年10月17日 水彩スケッチ(10/29より展示開始)

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我が宿に  もみつかへるて  見るごとに  妹を懸けつつ  恋ひぬ日はなし
万葉集 巻第8 1623 大伴田村大嬢(おおともの たむらのだいじょう)
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※館内では、現代訳も併記して紹介しています。

開催日:2020年6月13日(土)~2020年11月23日(月)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 11月23日まで:火、水曜日[但し、11/3(火)の祝日は開館]
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料
駐車場 専用の無料駐車場あり(最大5台)

チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

小さな美術館軽井沢草花館 公式ホームページ https://kusabana.net
posted by kusabanakan at 17:57| 展示紹介

2020年10月29日

駐車場、イロハモミジ紅葉最盛期過ぎ、落葉始まる(2020.10.29)

今年も素晴らしい色に紅葉してく駐車場のイロハモミジ。
今日になって散り始めました。下の写真は色どりがピークの状態だった昨日撮影したものです。

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2020年10月28日 軽井沢草花館 イロハモミジの紅葉

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2020年10月26日 軽井沢草花館 イロハモミジの紅葉

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2020年10月18日 軽井沢草花館 イロハモミジの紅葉

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2020年9月19日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 20:11| 草花館日記

緑のカーテン2020(17)カーテンとしての役割ほぼ終了(10/29)

今年で10年目となる軽井沢草花館の緑のカーテン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて観察しています。軽井沢の野に生える蔓性植物を使っているところが特徴です。

前回、10月15日以来、2週間ぶりの更新です。
25日には今季初めて氷点下を記録するなど、この2週間で冷え込みも厳しくなってきました。緑のカーテンを形成していた各種つる植物も落葉が目立つようになりました。今年の緑のカーテンとしての役割はほぼ終了といったところです。

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2020年10月29日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)前回(10/15)撮影です。

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2020年10月15日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)本日(10/29)違う角度からの一枚。

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2020年10月29日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2020年10月15日 軽井沢草花館 緑のカーテン
posted by kusabanakan at 20:00| 緑のカーテン

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2020.10.29) シダレザクラ&八重ザクラ散り始め

前回(10/19)から10日ぶりの更新です。
すでに葉が落ち切ったオオヤマザクラ。
そして、オオヤマザクラ以外に植栽されているシダレザクラ×2とヤエザクラの紅葉状況ですが、シダレザクラは見ごろといえる状態にならないうちに落葉が始まりました。そして、ヤエザクラもいま一つ紅葉しきれないうちに落葉を始めました。

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2020年10月29日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラ

(下写真)大賀ホールの西側にある大きなシダレザクラ。前回(10/19)に比べるとだいぶ黄葉しましたが、ほとんど赤くはならず、散り始めています。写真手前のドウダンツツジや左側のイロハモモジが鮮やかに紅葉しています。

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2020年10月29日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側のシダレザクラ(手前はドウダンツツジの紅葉)

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2020年10月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側のシダレザクラ(手前はドウダンツツジの紅葉)

(下写真)大賀ホールの南側にある大きなシダレザクラです。前回(10/19)に比べると赤みが増していますが、淡い朱色になった段階で、それ以上鮮やかになることなく散り始めました。

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2020年10月29日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

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2020年10月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

(下写真)公園東側のトイレの近くにある八重ザクラです。この10日間で、だいぶ紅葉が進みましたが、落葉も始まっています。

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2020年10月29日 軽井沢 矢ヶ崎公園 八重ザクラ

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2020年10月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 八重ザクラ
posted by kusabanakan at 19:45| オオヤマザクラ

2020年10月26日

駐車場、イロハモミジ紅葉みごろに(2020.10.26)

軽井沢草花館、駐車場のイロハモミジが紅葉の見ごろとなりました。
非常に鮮やかな赤に色づき、遠くからでもきれいに見えます。

今年は10月上旬と中旬は日照不足となりましたが、24日から今日(26日)までの3日間は天気に恵まれて、日もよく当たりました。前回18日から8日間で、紅葉の色が大きく変化しました。

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2020年10月26日 軽井沢草花館 イロハモミジの紅葉

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2020年10月18日 軽井沢草花館 イロハモミジの紅葉

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2020年9月19日 軽井沢草花館 イロハモミジ

下の写真は本日10時ころの撮影で、南東からみたイロハモミジです。日差しを浴びて色鮮やか。

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2020年10月26日 軽井沢草花館 イロハモミジの紅葉
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posted by kusabanakan at 18:55| 草花館日記

2020年10月25日

カラスvsアスター(185)

カラスvsアスター(185)

カラス&アスター299ブログ用.jpg
第299(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2020年10月23日

ブナ日記(164)黄葉進み、冬芽も一部が成長(10/22)

(2014年春に種から発芽し、今年で7年目をむかえたブナの成長記録です)

※昨日(10/22)観察した日記となります。10月13日以来、10日ぶりの更新です。
この10日間において、黄葉がだいぶ進み、冬芽の成長も一部で観察できました。

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2020年10月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目(樹高17.0cm)

下の写真は前回(10/12)撮影の崇さんです。この10日間で黄葉が進み、すっかり秋らしい姿になりました。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目(樹高17.0cm)

(下写真)こちらの冬芽は、崇さんの枝の一番高いところについた冬芽です。長さは14.0_で前回(10/12)から変化がなく、成長は観察できませんでした。

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2020年10月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 冬芽 14.0mm

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2020年10月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 冬芽 14.0mm

(下写真)左下の円で囲んだ部分は7月から出てきた新芽(若葉)の部分です。

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2020年10月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 枝先の新芽

  (参考)季節外れの新芽が出てきた時(7/12)の参考記事:「ブナ日記(154)

(下写真)10日前の撮影です。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 枝先の新芽

(下写真)上の写真の拡大です。冬芽の大きさは長さにして9.5_になっていて、前回(10/12)の9.0_から、この10日間で0.5_伸びていました。枝の一番高いところについた冬芽はこの10日間で長さの変化が見られませんでしたが、遅れて芽吹いたこの枝についた冬芽はわずかながら成長が観察できました。

なお、冬芽の長さの変化をもうすこし前から振り返ると、8/23:3.0_→9/3:4.5_→9/13:5.5_→9/22:7.0_→10/2:8.0_→10/12:9.0_→10/22:9.5_と続いています。この枝の先端だけ、芽吹きが通常よりも2か月近く遅れましたが、10月後半になっても成長が確認できています。

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2020年10月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 枝先に出た冬芽

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2020年10月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 枝先に出た冬芽

(下写真)幹の太さは前回(10/12)から変化がありませんでした。

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2020年10月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 幹直径9.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降
posted by kusabanakan at 11:28| ブナ日記

2020年10月22日

イヌブナ日記(215)完全に冬の姿に、樹高は高く(10/22)

(2012年5月に種から発芽した実生から9年目のイヌブナ成長日記です)

イヌブナ日記、10月12日以来10日ぶりの更新です。
安さんと檀さんの葉っぱは枯れて茶色になり、完全に冬の姿になりました。例年に比べてだいぶ早い冬姿です。
また、冬芽の大きさには変化がありませんでしたが、樹高が高くなっていました。

以下、詳細です。

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2020年10月22日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の安さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の檀さん

(下写真)前回(10/12)撮影したものです。

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2020年10月12日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の安さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生9年目】

前回(10/12)から10日間で樹高が2a高くなっていました(94→96a)。
葉っぱは完全に枯れて、部分的に落葉もして、葉っぱの重量は軽くなっています。
幹や枝が伸びたというよりも、横向きに伸びていた枝が上方向に起きてきたために、樹高が高くなっていると思われます。

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2020年10月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 樹高:96a 巾:150a

(下写真)前回(10/12)撮影の安さんです。見比べてもよく分かりませんが、実際に計測してみると樹高が高くなっています。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 樹高:94a 巾:150a

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2020年10月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 幹直径16.5_

(下写真)冬芽の長さはこの10日間でも変化が見られませんでした。

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2020年10月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 冬芽19.0mm

下の写真は前回10/12撮影したものです。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 冬芽19.0mm

(下写真)上方から見た姿

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2020年10月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん

【イヌブナ檀さん 実生9年目】

安さん同様、檀さんも葉っぱ枯れて冬の姿になりました。
また、、樹高が9/13:41a → 9/22:42a → 10/2:43a → 10/12:44a → 10/22:47aと9月から測定毎に高くなり続けています。
葉っぱが落ちたり、乾燥して軽くなっりした分、枝が軽くなって、上向きに起き上がってきているような気がします。

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2020年10月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 樹高:47a 巾:75a

(下写真)前回(10/12)撮影した檀さんです。この時の樹高は44aでした。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 樹高:44a 巾:75a

(下写真)幹の直径は前回(10/12)の測定から変化がありませんでした。

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2020年10月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 幹直径12.5_

(下写真)枝の節の部分についた冬芽の長さは前回(10/12)の15.0_から変化がありませんでした。また、この10日間で、2枚あった葉っぱがすべて落ちていました…

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2020年10月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん 冬芽 15.0mm

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん 冬芽 15.0mm

(下写真)上方から見た姿

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2020年10月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
posted by kusabanakan at 17:57| イヌブナ日記

2020年10月19日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2020.10.19) 5日間で紅葉わずかに進む

前回(10/14)から5日ぶりの更新です。
すっかりと葉が落ち切ってしまったオオヤマザクラは早くも冬景色。しかし、その他のシダレザクラ×2、ヤエザクラはまだ紅葉が始まったところです。

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2020年10月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラ

(下写真)大賀ホールの西側にある大きなシダレザクラ。前回(10/14)から大きな変化はありませんが、わずかながらも赤みが増していました。

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2020年10月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側のシダレザクラ(手前はドウダンツツジの紅葉)

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2020年10月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側のシダレザクラ(手前はドウダンツツジの紅葉)

(下写真)大賀ホールの南側にある大きなシダレザクラです。前回(10/14)に比べると少し赤みが増してきたようですが、ゆっくりと紅葉が進んでいるようです。今後さらに色どりを増していきそうです。

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2020年10月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

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2020年10月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

(下写真)公園東側のトイレの近くにある八重ザクラです。この5日間で、少し赤みが増しました。

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2020年10月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 八重ザクラ

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2020年10月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 八重ザクラ

(下写真)
10月17日から18日にかけての夜間に浅間山が初冠雪しました。

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2020年10月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場より左:離山(はなれやま)、右:浅間山(雪)

(下写真の左端)池縁カツラ並木は完全に落葉しました。

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2020年10月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 カツラ並木
posted by kusabanakan at 15:24| オオヤマザクラ

2020年10月18日

三浦由紀先生 TV出演&草木染ストール2020年追加入荷のご案内

まずは、毎年草木染ストールを納品していただいている三浦由紀先生が
来週のテレビ番組で紹介されることになりましたのでご案内します。

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2020年10月24日(土)18:00-18:30 テレビ朝日「人生の楽園」
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是非、ご覧ください。

次は三浦由紀先生の草木染ストールを追加入荷のご案内です。

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今回の入荷分はアカネ、藍×2、ヨモギ×2、五倍子、藍+コブナグサの7枚。
媒染をアルミ、鉄、銅で染め上げており、色合いはすべて異なります。
その他、サクラ、ユウスゲ、コブナグサ、カリンの草木染ストールも販売中です。
価格は税込み4,400円~11,000円。どれも一点ものですので、売り切れ次第終了となります。

在庫については軽井沢草花館までお問い合わせ下さい。→ https://kusabana.net

三浦先生のプロフィール、またイベント情報につきましては以下のサイト「紬樹の雫(ゆきのしずく)」をご覧ください。

posted by kusabanakan at 15:26| 草花館日記

駐車場、イロハモミジ紅葉始まる&浅間山初冠雪(2020.10.18)

軽井沢草花館、駐車場のイロハモミジがここ1週間ほどでだいぶ色づいてきました。これから10月末にかけて、ますます赤味を帯びていきそうです。

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2020年10月18日 軽井沢草花館 イロハモミジの紅葉

下の写真は約1か月前に撮影したものです。

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2020年9月19日 軽井沢草花館 イロハモミジ

(下写真)館内の吹き抜け部分から見たイロハモミジです。

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2020年10月18日 軽井沢草花館 吹き抜けから見えるイロハモミジ

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2020年10月18日 軽井沢草花館 吹き抜けから見えるイロハモミジ

【浅間山初冠雪】

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2020年10月18日 16:30 軽井沢草花館の窓より浅間山(初冠雪)

昨夜(10/17)、浅間山で初冠雪していたそうです。
昨日、軽井沢では一日雨。
そして今日も朝からぐずついた天気で午前中は遠くが見えませんでしたが、夕方になって日が差してくると、山頂付近の冬がよく見えました。
前橋地方気象台の発表では、浅間山の初冠雪は、平年より10日早く、昨季より25日早いそうです。
これから気温が上がればすぐにとけてしまうかもしれませんが、紅葉シーズンがきれいになってきた中での雪景色。
季節がまた一つ先に進んだ気分です。
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posted by kusabanakan at 14:26| 草花館日記

2020年10月15日

緑のカーテン2020(16)黄葉進む(10/15)

今年で10年目となる軽井沢草花館の緑のカーテン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて観察しています。軽井沢の野に生える蔓性植物を使っているところが特徴です。

前回、10月4日以来、11日ぶりの更新です。
この11日間、台風の影響を受けたというのもありますが、気候が安定せず、冷え込みがゆるく、日照時間の短い傾向が続いています。緑のカーテンは黄葉が進み、見た目に黄色が目立つようになりました。落葉も進みましたが、まだカーテンとしての役割は果たしてくれています。

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2020年10月15日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)前回(10/4)撮影です。

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2020年10月4日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)本日(10/15)違う角度からの一枚。こちらの角度からのほうが黄葉の進み具合が分かりやすいかもしれません。

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2020年10月15日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2020年10月4日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)ヤマノイモ、ウチワドコロ、ノブドウの順に黄葉の様子です。
※イケマの葉っぱはすべて落ち切ってしまいました。また、チョウセンゴミシの葉っぱはほとんど変化なく緑色のままでした。

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2020年10月15日 軽井沢草花館 緑のカーテン ヤマノイモ

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2020年10月15日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロ

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2020年10月15日 軽井沢草花館 緑のカーテン ノブドウ

つづく
posted by kusabanakan at 11:45| 緑のカーテン

2020年10月14日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2020.10.14)完全に落葉、シダレザクラ&八重はこれから紅葉

前回(10/5)から9日ぶりの更新です。
既に、前回(10/5)の時で9割の葉が落ちてしまっていた北側歩道沿いのオオヤマザクラですが、ほぼ完全に落ち切りました。
しかし、公園内にあるシダレザクラや八重ザクラはようやく紅葉が色付き始めたところです。

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2020年10月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラ

(下写真)9日前の写真です。この時すでに9割葉っぱが落ちていましたが、現在(上写真)はほとんどの葉っぱが落ちています。

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2020年10月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラ

(下写真)反対方向(東から西に向かって)から見たオオヤマザクラ(写真右側)の様子です。オオヤマザクラの葉はなくなりましたが、ドウダンツツジ(写真左側)の紅葉がだいぶ色づいてきました。

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2020年10月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラ(右側)

(下写真)大賀ホールの西側にある大きなシダレザクラは赤みを帯びはじめています。前回から大きな変化がなく、まだこれからといった感じです。

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2020年10月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側のシダレザクラ(手前はドウダンツツジの紅葉)

(下写真)大賀ホールの南側にある大きなシダレザクラです。前回(10/5)に比べると少し赤みが増してきたようですが、大きな変化ではありません。今後さらに色どりを増していきそうです。

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2020年10月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

(下写真)3年前の同時期(10月15日)に撮影した写真です。全体がオレンジ色に染まりきれいでした。

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2017年10月15日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

(下写真)公園東側のトイレの近くにある八重ザクラです。こちらも前回から大きな変化がありません。今後の色づきに期待です。

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2020年10月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 八重ザクラ

(下写真の左端)池縁カツラ並木はほぼすべて落葉しました。

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2020年10月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場より(右端)、離山(はなれやま)、カツラ並木(左端)

posted by kusabanakan at 20:08| オオヤマザクラ

2020年10月13日

ブナ日記(163)黄葉が少し進む、冬芽も成長(10/12)

(2014年春に種から発芽し、今年で7年目をむかえたブナの成長記録です)

※昨日(10/12)観察した日記となります。10月3日以来、10日ぶりの更新です。
この10日間において、黄葉が少し進みました。また、冬芽もわずかながら成長していました。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目(樹高17.0cm)

下の写真は前回(10/2)撮影の崇さんです。この10日間で黄葉がわずかながら進みました。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目(樹高17.0cm)

(下写真)イヌブナの安さんや檀さんと一緒に撮影したものです。
中央がブナの崇さん(実生7年目)で、両サイドが実生から9年目のイヌブナです。
崇さんはようやく黄葉が始まったところですが、イヌブナ安さんと檀さんはすっかり葉っぱが枯れて、茶褐色化しています。

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2020年10月2日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の檀さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の安さん

(下写真)こちらの冬芽は、崇さんの枝の一番高いところについた冬芽です。前回(10/2)は長さ13.5_でしたが、この10日間で0.5_伸びて14.0_になっていました。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 冬芽 14.0mm

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2020年10月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 冬芽 13.5mm

(下写真)左下の円で囲んだ部分は7月から出てきた新芽(若葉)の部分です。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 枝先の新芽
  (参考)季節外れの新芽が出てきた時(7/12)の参考記事:「ブナ日記(154)

(下写真)上の写真の拡大です。冬芽の大きさは長さにして9.0_になっていました。前回(10/2)は8.0_だったので、この10日間で1.0_伸びました。
なお、冬芽の長さの変化をもうすこし前から振り返ると、8/23:3.0_→9/3:4.5_→9/13:5.5_→9/22:7.0_→10/2:8.0_→10/12:9.0_と続いています。この枝の先端だけ、芽吹きが通常よりも2か月近く遅れましたが、順調に成長を続けています。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 枝先に出た冬芽

(下写真)幹の太さは前回(10/2)から変化がありませんでした。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 幹直径9.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降
posted by kusabanakan at 13:00| ブナ日記

2020年10月12日

イヌブナ日記(214)早くも冬の姿に?(10/12)

(2012年5月に種から発芽した実生から9年目のイヌブナ成長日記です)

イヌブナ日記、10月2日以来10日ぶりの更新です。
10月上旬は平均気温こそ平年並みとなりましたが、台風14号の影響もあって、日照時間が短く、日中と朝晩との気温差の小さな日が続きました。
前回から10日しか経っていませんが、イヌブナの安さんと檀さんは黄葉を通り過ぎて、葉っぱが茶褐色化し、早くも冬の姿になっています。

以下、詳細です。

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2020年10月12日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の安さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の檀さん

(下写真)前回(10/2)撮影したものです。比べると一目で葉っぱの色が茶色くなったことが分かります。

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2020年10月2日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の安さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の檀さん

(下写真)2年前の同時期(10/14)に撮影した一枚です。この時はまだ黄葉し始めたばかりで、緑色の葉っぱも多く残っていました。今年(2020)は秋の深まりがとても早いようです。

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2018年10月14日 軽井沢草花館 イヌブナ×2株(共に実生から7年目)

下の写真は、安さん、檀さん、そしてブナの崇さんを並べて撮影したものです。崇さんはようやく黄葉し始めたところです。メモ的に載せておきます。

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2020年10月12日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の檀さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の安さん

【イヌブナ安さん 実生9年目】

前回(10/2)から樹高の変化はありませんが、葉っぱが茶褐色化してしまい、すっかり冬の姿です。
例年に比べて、このような姿になる時期としては大変早く、なぜそんなに早くに秋が深まっていったのかは不明です。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 樹高:94a 巾:150a

(下写真)2年前の同時期(10/14)に撮影した安さんです。今年と比べると、葉っぱの状態が全然違います。

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2018年10月14日 軽井沢草花館 イヌブナ実生7年目 安さん 樹高:約64a 幅:約140a

(下写真)前回10/2に撮影したものです。この時は黄葉して秋らしい姿でした。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 樹高:94a 巾:150a

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 幹直径16.5_

(下写真)冬芽の長さはこの10日間で変化が見られませんでした。周辺の葉っぱが落ちたり、乾燥して丸まったりと、成長が止まってしまったのかと心配になりますが、過去の成長記録をふり返ると、おおむねこの時期くらいから冬芽の成長が止まっているようなので、ちょっと安心しています。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 冬芽19.0mm

下の写真は前回10/2撮影したものです。この時は葉っぱが3枚でした。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 冬芽19.0mm

下の写真は前回9/22撮影したものです。この10日間でさらに葉っぱが減りました。

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2020年9月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 冬芽17.0mm

(下写真)上方から見た姿

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん

【イヌブナ檀さん 実生9年目】

安さん同様、檀さんも葉っぱが茶褐色化し冬の姿になりました。
安さんと違うのは、樹高が9/13:41a → 9/22:42a → 10/2:43a → 10/12:44aと高くなってきたところです。測定誤差も若干あるかもしれませんが、葉っぱが落葉したり、乾燥して軽くなった分枝が上向きに立ち上がってきているのでしょうか? 安さんも葉っぱの状況は似ていますが、樹高の変化は見られません。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 樹高:44a 巾:75a

(下写真)約1か月前に撮影した檀さんです。この時の樹高は41a。1か月で3aの差が出ました。

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2020年9月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 樹高:41a 巾:75a

(下写真)2年前の同時期(10/14)に撮影した檀さんです。今年と比べると、葉っぱの状態が全然違います。

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2018年10月14日 軽井沢草花館 イヌブナ 実生7年目 壇さん 樹高:約27a 幅:約49a

(下写真)幹の直径は前回(10/2)の測定から変化がありませんでした。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 幹直径12.5_

(下写真)枝の節の部分についた冬芽の長さは前回(10/2)の14.5_から15.0_へと0.5_伸びました。安さんの成長が見られなかったのに比べて、わずかではありますが成長しました。

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん 冬芽 15.0mm

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん 冬芽 14.5mm

(下写真)上方から見た姿

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2020年10月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
続きを読む
posted by kusabanakan at 17:00| イヌブナ日記

2020年10月11日

カラスvsアスター(184)

カラスvsアスター(184)

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第292(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2020年10月10日

キイジョウロウホトトギス満開(2020.10.10)

9月24日に咲き始めたキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)。
今年は咲き始めた頃から気温の低い日が多く、花が長持ちしています。

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2020年10月10日 軽井沢草花館 キイジョウロウホトトギス(右端だけホトトギス)

花茎に多数ついたつぼみのうち、先端のつぼみから花が咲いていきますが、現在花茎の中央付近の花が開いたところ。
満開といったところです。

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2020年10月10日 軽井沢草花館 キイジョウロウホトトギス

台風14号の影響で3日前の夕方から雨が続きました。
今日はテラスの軒下部分でも写真を撮影しました(下)。

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2020年10月10日 軽井沢草花館 キイジョウロウホトトギス(右端だけホトトギス)

この様子だと、あと1週間くらい花が楽しめそうです。
posted by kusabanakan at 19:15| 草花館日記

2020年10月09日

【開催中】石川功一の水彩・油彩展「和歌に詠まれた草花たち」−各種クーポン利用のご案内−

小さな美術館軽井沢草花館 2020年度展示のご案内

【各種クーポン券利用のご案内】

現在利用いただけるクーポン券のご案内です。尚、軽井沢草花館での利用期限は11月23日迄となります。また火曜日、水曜日は休館となっておりますので、ご注意ください。

1.GoToトラベル 地域共通クーポン(紙クーポンのみ)
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紙クーポンのみご利用いただけます。尚、軽井沢草花館でのご利用は11月23日までとなります。ご了承ください。

2.軽井沢プレミアムクーポン「ルイザ利用券」

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軽井沢宿泊プレミアムクーポンの特典として付いてくる観光クーポン「ルイザ利用券」のご利用ができます。尚、軽井沢草花館でのご利用は11月23日までとなります。ご了承ください。※宿泊クーポンは利用できません。

3.軽井沢町民向け、「軽井沢ファイト商品券」
軽井沢町民向けの商品券です。軽井沢草花館でのご利用は11月23日までとなります。ご了承ください。
 town.karuizawa.lg.jp/www/contents/1598493470247/index.html 

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2020年10月22日 入口に掲示した各種クーポンの案内

【営業日程について】

現在、新型コロナウィルス「感染拡大予防ガイドライン」に沿った対策をとりながら「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」開催中です。今年度(2020年11月23日迄)は「火、水曜日休館(祝日は開館)」で営業を続けてまいります。但し、今後のコロナ感染状況によって休館日や営業時間を変更する可能性がありますので、来館予定の方におかれましては、事前にホームページ(kusabana.net)で開館日を確認していただきますようお願いします。
また、引き続き、来館の皆さまには1.マスクの着用、2.チェックシートの記入(名前、連絡先、健康状態の確認)、3.手指消毒をお願いするとともに、入館者の人数制限(同時に6名まで)を実施いたします。 ご理解・ご協力をお願いいたします。

営業カレンダー(〜11月23日)※今後の状況によって変更になることがあります。
は休館日 

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は休館日 
【石川功一の水彩・油彩展 「和歌に詠まれた草花たち」】

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今年の企画テーマは「和歌」。日本の和歌と、石川功一の作品で歌の中で詠まれた草花図を並べて展示し、合わせて鑑賞していただこうとするものです。
和歌は、日本最古の歌集である「万葉集」を中心に、勅撰集「古今和歌集」、「拾遺和歌集」、「後拾遺和歌集」など、5世紀から11世紀までに詠まれたものより選出。そして、石川功一の描いた草花図の中からは、和歌の中で詠まれた草花を厳選し、水彩画と油彩画を合わせて40数種を紹介しています。

展示予定の作品(一部)
エゾカワラナデシコ、ウメ、サクラ、ヤマブキ、ハギ、フジ、スミレ、ヤブカンゾウ、カタクリ、ニワトコ、ヌルデの紅葉、ダンコウバイの黄葉、等。

開催日:2020年6月13日(土)~2020年11月23日(月)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 11月23日まで:火、水曜日(但し、祝日は開館)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料
駐車場 専用の無料駐車場あり(最大5台)

チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

小さな美術館軽井沢草花館 公式ホームページ https://kusabana.net

posted by kusabanakan at 15:35| 展示紹介

2020年10月07日

2020(75)ユウスゲの種 今年2度目の収穫(10/7)

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2020年10月7日 軽井沢草花館 ユウスゲの実

前回9月10日に初収穫したユウスゲの種ですが、本日2度目の収穫をしました。
今年は花の数が少なく、実も少ししか生りませんでした。
前回の収穫後に残っていた実は20個ほど。実の中から種を取り除き、ひとまとめにしたものが下の写真です。

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2020年10月7日 軽井沢草花館 ユウスゲの種

数は数えていませんが、総重量は10グラムでした。
2016年に、種と重さの関係を調べた時に、乾燥した種で1グラム当たりで47個(粒)ありました。


それに当てはめて単純に計算すると10グラム×47粒=470粒ということになりますが、まだ種が乾いていないと思うので、少し時間をおいて再度重さを計ってみようと思います。
posted by kusabanakan at 21:25| ゆうすげ日記

2020年10月05日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2020.10.5)ほぼ落葉、シダレザクラ&八重はこれから紅葉

前回(9/21)から2週間日ぶりの更新です。
ここ3日ほど朝晩の冷え込みがゆるい天気が続いていますが、この2週間ではだいぶ秋らしくなってきました。
10月に入ってから町内のカエデ類が色づき始め、10月後半くらいからが本格的な紅葉シーズンとなりますが、矢ヶ崎公園(北側遊歩道沿い)のオオヤマザクラの紅葉は毎年早い時期に訪れていて、すでに9割くらいの葉っぱが落葉しました。

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2020年10月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラ

(下写真)2週間前の写真です。この時すでに半分くらいの葉が落ちていましたが、現在(上写真)は残り1割くらいで、葉っぱの色はオレンジ色です。

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2020年9月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラ

(下写真)木によってはほとんど落葉し、冬のような姿になっている個体もありました。

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2020年10月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側歩道 オオヤマザクラ

(下写真)大賀ホールの西側にある大きなシダレザクラは赤みを帯びはじめています。順調に紅葉が進むと、1〜2週間後にはオレンジ色系に紅葉します。

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2020年10月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側のシダレザクラ(手前はドウダンツツジの紅葉)

(下写真)大賀ホールの南側にある大きなシダレザクラ、前回に比べて赤みが増してきました。1〜2週間後にはオレンジ色系に紅葉します。

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2020年10月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

(下写真)3年前(10月15日)に紅葉したときのものです。全体的にオレンジの色どりでとてもきれいでした。

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2017年10月15日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

(下写真)公園東側のトイレの近くにある八重ザクラです。全体的に黄葉が進み、あと1〜2週間ほどで、オレンジ色系に変化しながら見ごろへと向かいます。

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2020年10月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 八重ザクラ

(下写真の左端)池縁カツラ並木はほとんどの葉っぱが落ちてしまいました。

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2020年10月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場より浅間山(右端)、離山(はなれやま)、カツラ並木(左端)

【遊具のある芝生広場 工事中】

矢ヶ崎公園の西側に広場に遊具のある一角があるのですが、整備工事が始まっていて、しばらく立ち入りが出来ません。
工事の期間など、詳しいことは分かりませんが、新しい遊具も設置されるそうです。

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2020年10月5日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側 遊具のある芝生広場
posted by kusabanakan at 15:41| オオヤマザクラ

2020年10月04日

緑のカーテン2020(15)チョウセンゴミシ蔓伸ばす(10/4)

今年で10年目となる軽井沢草花館の緑のカーテン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて観察しています。軽井沢の野に生える蔓性植物を使っているところが特徴です。

前回、9月17日以来、17日ぶりの更新です。
9月は気温の高い状態が続いていたものの、この17日間で朝晩の気温が5度くらい下がり、秋らしくなってきました。
緑のカーテンは黄葉&落葉が進みましたが、カーテンとしての形はしっかりと残っています。以下詳細です。

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2020年10月4日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)前回(9/17)撮影。この17日間での色の変化と、葉っぱの減り具合が分かりますが、まだ緑のカーテンとして十分な形が残っています。

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2020年9月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)本日(10/4)違う角度からの一枚
写真上部の矢印は、後述するチョウセンゴミシの蔓の先端です。

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2020年10月4日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2020年9月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)緑のカーテンを裏側から見た様子です。左の最上部まで蔓を伸ばしたのがチョウセンゴミシです。9月を過ぎてからも蔓を伸ばし続けたようで、いつの間にか天井近くまで達していました。
チョウセンゴミシは樹木(木本)の蔓なので、蔓をそのまま残しておいて、来年花/実が付くことを期待してみようと思います。(昨年の秋にチョウセンゴミシの蔓を地上付近から切ってしまったので、成長が遅れて花が咲きませんでした)
また、今年はヤマノイモのムカゴがたくさん付きました。先日、一部を収穫して、ご飯と一緒に炊いていただきました。

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2020年10月4日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシの蔓(左)とヤマノイモ

つづく
posted by kusabanakan at 16:14| 緑のカーテン

2020年10月03日

【開催中】石川功一の水彩・油彩展「和歌に詠まれた草花たち」−秋の七草−

小さな美術館軽井沢草花館 2020年度展示のご案内

【営業日程について】

現在、新型コロナウィルス「感染拡大予防ガイドライン」に沿った対策をとりながら「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」開催中です。今年度(2020年11月23日迄)は「火、水曜日休館(祝日は開館)」で営業を続けてまいります。但し、今後のコロナ感染状況によって休館日や営業時間を変更する可能性がありますので、来館予定の方におかれましては、事前にホームページ(kusabana.net)で開館日を確認していただきますようお願いします。
また、引き続き、来館の皆さまには1.マスクの着用、2.チェックシートの記入(名前、連絡先、健康状態の確認)、3.手指消毒をお願いするとともに、入館者の人数制限(同時に6名まで)を実施いたします。 ご理解・ご協力をお願いいたします。

営業カレンダー(〜11月23日)※今後の状況によって変更になることがあります。
は休館日 

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は休館日 
【石川功一の水彩・油彩展 「和歌に詠まれた草花たち」】

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今年の企画テーマは「和歌」。日本の和歌と、石川功一の作品で歌の中で詠まれた草花図を並べて展示し、合わせて鑑賞していただこうとするものです。
和歌は、日本最古の歌集である「万葉集」を中心に、勅撰集「古今和歌集」、「拾遺和歌集」、「後拾遺和歌集」など、5世紀から11世紀までに詠まれたものより選出。そして、石川功一の描いた草花図の中からは、和歌の中で詠まれた草花を厳選し、水彩画と油彩画を合わせて40数種を紹介しています。

展示予定の作品(一部)
エゾカワラナデシコ、ウメ、サクラ、ヤマブキ、ハギ、フジ、スミレ、ヤブカンゾウ、カタクリ、ニワトコ、ヌルデの紅葉、ダンコウバイの黄葉、等。

【秋の七草】

展示予定の作品(水彩スケッチ)と万葉集(秋の七草)の歌をご紹介します。

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石川功一 秋の野(1ヤマハギ、2オミナエシ、3ススキ(おばな)、ツリガネニンジン) 2000年8月21日 水彩スケッチ

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石川功一 4クズの花 1999年8月20日 水彩スケッチ

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石川功一 5エゾカワラナデシコの花(右のピンクの花)とエンビセンノウ 1988年8月22日 水彩スケッチ

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石川功一 6マルバフジバカマの花 1987年10月6日 水彩スケッチ

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石川功一 7キキョウ(あさがほ)の花 1993年8月18日 水彩スケッチ

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秋の雑歌「山上憶良、秋野の花を詠む歌二首」より

秋の野に 咲きたる花を 指折り
   かき数ふれば 七草の花 [其一]
(はぎ)の花 尾花(おばな)葛花(くずはな) 撫子(なでしこ)が花 女郎花(おみなえし)
     また藤袴(ふじばかま) 朝顔(あさがほ)の花 [其二]

万葉集 巻第8 1537、1538 山上憶良(やまのうえのおくら)
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秋の七草は万葉集、山上憶良の歌から今に伝わっています。尾花(おばな)はススキのことで、朝顔(あさがほ)はキキョウのことであろうと言われています。
※軽井沢にはフジバカマの自生がなく作品もないので、石川功一が軽井沢町植物園で描いたマルバフジバカマのスケッチを七草の1種として展示しています。

開催日:2020年6月13日(土)~2020年11月23日(月)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 11月23日まで:火、水曜日(但し、祝日は開館)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料
駐車場 専用の無料駐車場あり(最大5台)

チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

小さな美術館軽井沢草花館 公式ホームページ https://kusabana.net
posted by kusabanakan at 15:20| 展示紹介

ブナ日記(162)黄葉変化少ないものの冬芽は成長(10/2)

(2014年春に種から発芽し、今年で7年目をむかえたブナの成長記録です)

※昨日(10/2)観察した日記となります。9月23日以来、10日ぶりの更新です。
この10日間において、外見上の変化はほとんど見られませんでしたが、冬芽はしっかりと成長を続けていました。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目(樹高17.0cm)

下の写真は前回(9/22)撮影の崇さんです。この10日間でこれといった変化は見られんせんでした。

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2020年9月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目(樹高17.0cm)

(下写真)イヌブナの安さんや檀さんと一緒に撮影したものです。
中央がブナの崇さん(実生7年目)で、両サイドが実生から9年目のイヌブナです。

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2020年10月2日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の安さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の檀さん

(下写真)こちらの冬芽は、崇さんの枝の一番高いところについた冬芽です。前回(9/22)は長さ12.5_でしたが、この10日間で1.0_伸びて13.5_になっていました。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 冬芽 13.5mm

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2020年9月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 冬芽 12.5mm

(下写真)左下の円で囲んだ部分は7月から出てきた新芽(若葉)の部分です。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 枝先の新芽
  (参考)季節外れの新芽が出てきた時(7/12)の参考記事:「ブナ日記(154)

(下写真)上の写真の拡大です。冬芽の大きさは長さにして8.0_になっていました。前回(9/22)は7.0_だったので、この10日間で1.0_伸びました。
また、冬芽の長さの変化をもうすこし前から振り返ると、8/23:3.0_→9/3:4.5_→9/13:5.5_→9/22:7.0_→10/2:8.0_と続いています。この枝の先端だけ、芽吹きが通常よりも2か月近く遅れましたが、順調に成長を続けています。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 枝先に出た冬芽

(下写真)幹の太さは前回(9/22)から変化がありませんでした。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目 幹直径9.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降

posted by kusabanakan at 13:20| ブナ日記

2020年10月02日

イヌブナ日記(213)黄葉&落葉進む(10/2)

(2012年5月に種から発芽した実生から9年目のイヌブナ成長日記です)

イヌブナ日記、9月22日以来10日ぶりの更新です(安さんは一部9/23からの9日ぶり)。
9月28日に今季初めて気温が10度を下回り、以降朝晩の気温が10度未満となっています。
ようやく冷え込むようになり、イヌブナの安さんと檀さんはこの10日間でだいぶ黄葉と落葉が進みました。

以下、詳細です。

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2020年10月2日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の安さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の檀さん

(下写真)前回(9/22)撮影したものです。

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2020年9月22日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の安さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生9年目】

前回(9/23)から樹高の変化はありませんでした。葉っぱの黄葉が進み、落葉も量が増えてきました。前回(9/23)と比べると葉っぱの色やボリュームに変化を感じます。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 樹高:94a 巾:150a

(下写真)前回9/23に撮影したものです(9/22の再測定)。

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2020年9月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 樹高:94a 巾:150a
(下写真)幹の直径は16.5_で、前回(9/22)から変化がありませんでした。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 幹直径16.5_

(下写真)冬芽の長さはこの10日間で2.0_伸びて19.0_になりました。順調に成長を続けていますが、枝に付いた葉っぱが茶褐色化して、一部は落ち始めています。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 冬芽19.0mm

下の写真は前回9/22撮影したものです。この10日間でさらに葉っぱが減りました。

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2020年9月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 冬芽17.0mm

(下写真)上方から見た姿

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん

【イヌブナ檀さん 実生9年目】

(下写真)檀さんの樹高は
9/13:41a → 9/22:42a → 10/2:43a
と約10日間隔で1aずつ樹高が高くなっています。
測定誤差、あるいは落葉して軽くなった分枝が上向きに立ち上がってきたのでしょうか?

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 樹高:43a 巾:75a

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2020年9月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 樹高:42a 巾:75a

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2020年9月13日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 樹高:41a 巾:75a

(下写真)幹の直径は前回(9/22)の測定から変化がありませんでした。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 幹直径12.5_

(下写真)枝の節の部分についた冬芽の長さは前回(9/22)の13.0_から14.5_へと1.5_伸びました。相変わらず小ぶりですが、毎回着実に成長しています。

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん 冬芽 14.5mm

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2020年9月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん 冬芽 13.0mm

(下写真)上方から見た姿

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2020年10月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降

posted by kusabanakan at 15:21| イヌブナ日記

2020年10月01日

草花館の庭の秋の六草

今日は中秋の名月、ススキを飾ったりして秋の気分が高まります。
今朝、たまたまナデシコが咲いているのを見つけ、思いつきで軽井沢草花館の庭で秋の七草を探してみました。

秋の七草は万葉集・山上憶良の歌より
「萩の花 尾花(おばな=ススキ) 葛花 撫子(なでしこ)の花 女郎花 また藤袴 朝顔(あさがお=キキョウ)の花」
となっています。

残念ながら、草花館には七草のうちフジバカマとクズはないので、五草になってしまいますが、フジバカマの代わりにヨツバヒヨドリを充てて何とか六草にしてみました。

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2020年10月1日 軽井沢草花館 ヤマハギ

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2020年10月1日 軽井沢草花館 尾花(おばな=ススキ)

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2020年10月1日 軽井沢草花館 エゾカワラナデシコ

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2020年10月1日 軽井沢草花館 オミナエシ

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2020年10月1日 軽井沢草花館 ヨツバヒヨドリ

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2020年10月1日 軽井沢草花館 あさがお=キキョウ

【その他】

1週間前の9月24日に咲き始めたキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)。
次々につぼみが開き、順調に咲いています。
上記、秋の七草に1つ足りなかったので、この花を足して七草気分になりました。

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2020年10月1日 軽井沢草花館 キイジョウロウホトトギス(右端だけホトトギス)

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2020年10月1日 軽井沢草花館 キイジョウロウホトトギス
posted by kusabanakan at 20:21| 草花館日記