2021年03月31日

2021(4)鉢植え13年目&地植えのゆうすげに芽が出ました(3/31)

今日も暖かな一日となりました。
朝の気温は4日続けてプラス気温、3月の平均気温(30日までで3.6度)は気象観測史上最も高くなることがほぼ確実となりました。

さて、本日、鉢植え、そして地植えのゆうすげに芽が出ていることを確認しました。
これで、プランター、鉢植え、地植えのすべてで芽が出たことになります。
3月末としては、これまでになかった早い芽吹きです。

【鉢植え13年目のゆうすげ】

鉢植えで13年目をむかえた苗から芽が出ていました。
芽の数は全部で8つ。最大で高さ22ミリでした。
昨日も確認したはずですが、そのときには芽の存在に気がつきませんでした。

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2021年3月31日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え13年目

【地植えのゆうすげ】

地植えのゆうすげも芽を出していました。
地面から出てきたばかりの芽で、高さにして8ミリくらいでした。

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2021年3月31日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

つづく
posted by kusabanakan at 22:09| ゆうすげ日記

2021年03月30日

開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展

小さな美術館軽井沢草花館 2021年度展示のご案内

【2021.3.30 新型コロナウィルス感染拡大への対応、注意点】

2021年4月24日(土)より「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」を開催の予定です。但し、今後、新型コロナウィルスの感染状況によっては、日程を変更する可能性があります。最新情報はこのページにてお知らせしていきますので、来館予定の方は、事前に確認いただきますようお願いいたします。

軽井沢草花館チラシ2021_1000×708.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

画家・石川功一(1937-2007)の個人美術館として誕生した軽井沢草花館は今年で開館25周年(1997−)をむかえました。
本展では、軽井沢自生の草花図(水彩と油彩画)約40点の他、25年目の記念展示として石川功一のマンガ、イラスト、人物画、風景画等、画業の軌跡を辿る作品を数点ずつ公開します。
マンガ家として出発した20代、画家として本格的な活動を始めた30代、そして軽井沢で草花に出会い、草花図の制作に生涯を捧げた40代以降の作品を一堂に集めました。石川功一の画業変遷や人物像と照らし合わせながらお楽しみ下さい。

開催日 2021年4月24日(土)~2021年11月23日(火・祝)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、5/4、11/23は開館)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料
 ※4月24日(土)から26日(月)の3日間は入館無料で公開しています。

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

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posted by kusabanakan at 22:41| 展示紹介

2021(3)プランター13年目のゆうすげ、今年も芽がでました!(3/30)

暖かな3月ですが、月の終盤に来てさらに気温が上がってきました。
昨日(3/29)までの3月の平均気温は3.4度で、3年前(2018)に記録した3月の平均気温記録3.5度を超えていきそうなです。
また、3月は軽井沢の気象観測史上初めての積雪ゼロセンチになる可能性が高くなりました。

さて、こんな暖かな陽気に、ゆうすげの芽が次々と出てきています。
今日は、種から育てて13年目のシーズンを迎えたプランターのゆうすげが芽を出していました。

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2021年3月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター13年目

下写真:さすが13年目の芽。2年目、3年目の芽とは比べると太いです。

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2021年3月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター13年目(約45_)

ゆうすげは多年草ですが、13年も続いて芽を出してくれるとは、本当にうれしく思います。
地植えのゆうすげはまだ見つけられていませんが、そろそろ出てきそうです。

【おまけ】

ゆうすげの咲くプランターでナメクジを見つけました。
暖かくなって、出てきたのでしょう。

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2021年3月30日 軽井沢草花館 なめくじ
posted by kusabanakan at 21:42| ゆうすげ日記

2021年03月28日

ヒオウギ日記(1)ヒオウギ日記を始めます(2021.3.28)

本日よりヒオウギ日記を始めます。

このヒオウギの種を撒き、成長の記録を残していこうと思います。
まずはヒオウギについて基本をまとめ、その後に本日種まきした様子をつづります。

【ヒオウギ(檜扇)とは】

ヒオウギはアヤメ科の多年草で、山野の草地や海岸に自生するとされています。
夏にオレンジ色の花を咲かせ、葉っぱが扇のように生えることからこの名が付いています。

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石川功一 水彩スケッチ ヒオウギの花(檜扇) 1986.8.15

また、秋になる黒い実は、古く万葉集で「ぬばたま」という名で登場し、黒や夜にかかる枕詞として使われました。
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居明かして 君をば待たむ ぬばたまの 我が黒髪に 霜は降るとも
万葉集 巻第2・89 磐姫皇后(いわのひめこうごう)
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石川功一 水彩スケッチ ヒオウギの実(檜扇) 1987.10.5

【軽井沢での自生】

軽井沢での自生は、少なくても近年聞いたことがなく不明です。
「原・佐藤・黒沢,軽井沢の植物,井上書店」によると軽井沢に自生していたとしていますが、(escaped?)とも注意書きされていて、栽培したものが野生化した可能性も示しており、確実に自生していたかどうかは分かりません。

石川功一はこのヒオウギのスケッチ(花と実)を描いていますが、軽井沢町植物園で描いたもので、自生のヒオウギは軽井沢で見たことはなかったようです。

【本日種まきしたヒオウギ】

さて、今回始めた「ヒオウギ日記」はヒオウギの種をまいて、育つかどうか? 芽が出たら、その成長記録を残したいと思って始めたものです。
昨年(2020)、軽井沢草花館の展示企画は「和歌」をテーマにした企画展でした。万葉集を中心に歌の中に詠まれた植物を紹介するものでしたが、その中に上で紹介したようにヒオウギの種(ぬばたま)を詠んだ歌があり、知人からいただいて展示資料として利用していたヒオウギの種を撒くことにしました。

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2021年3月28日 軽井沢草花館 ヒオウギの実

種子の直径は4~5_程度、まずは13粒をプランターに撒きました。
プランターは幅25a程度で、土はホームセンターで購入した園芸用の培養土をつかいました。

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2021年3月28日 軽井沢草花館 ヒオウギ種まき(13粒)

しばらく様子を見ていこうと思います。

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2021年3月28日 軽井沢草花館 ヒオウギ種まき(13粒)

つづく
posted by kusabanakan at 11:11| ヒオウギ日記

カラスvsアスター(196)

カラスvsアスター(196)

カラス&アスター365ブログ用.jpg
第365(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2021年03月27日

ダンコウバイ(壇香梅)が開花しました(2021.3.27)

本日(3/27)、軽井沢草花館のダンコウバイが開花しました。
昨年と同日の開花です。
今年も暖冬となり、特に2月、3月の平均気温は高いです。

【ダンコウバイの花】

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2021年3月27日 軽井沢草花館 ダンコウバイ(壇香梅)の花

以上
posted by kusabanakan at 21:25| 草花館日記

2021(2)プランターから次々に芽が(3/27)

前回(3/16)のブログでは、軽井沢草花館で記録を取り始めた2012年から最も早くに芽が出たことを報告しました。
この時の3年目プランターのその後、そして新たに2年目のプランターからも芽が出ていたので様子をメモします。

【ユウスゲ 3年目プランター】

下の写真は前回(3/16)初めての芽を確認し種から育てて3年目のプランターです。
芽の高さは前回の8_から15_に成長していましたが、まだまだ小さくて、遠目には気が付かないほどです。
それでも、次々に芽が出てきていて、前回は4つしか確認できなかった芽ですが、今回は17個確認できました。

20210327ユウスゲ_プランター3年目20190513種まき01.jpg
2021年3月27日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター3年目(2019年5月13日種まき)

下写真は一番成長の早い芽で、高さにして15_ありました。

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2021年3月27日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター3年目(2019年5月13日種まき) 芽の数17個(最大15_)

【ユウスゲ 2年目プランター】

前回(3/16)の時には、気が付きませんでしたが、こちら2年目のプランターからもたくさんの芽が出ていました。
3年目の芽よりも大きく、最も大きな芽で高さ4a。
芽の数も20あり、3年目のプランターよりも多く出ていました。

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2021年3月27日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター2年目(2020年4月22日種まき)

下の写真は、2年目プランターの中で最も大きな芽で、高さにして最大4aありました。

20210327ユウスゲ_プランター2年目20200422種まき02.jpg
2021年3月27日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター2年目(2020年4月22日種まき) 芽の数20個(最大40_)

以上
posted by kusabanakan at 20:33| ゆうすげ日記

2021年03月21日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2021.3.21)暖かな冬、今年の開花は?

2021年、軽井沢・矢ヶ崎公園オオヤマザクラのつぼみの情況です。

昨年に続いて、今年も記録的な暖冬となっています。
ソメイヨシノの桜前線は、3月11日に広島で最初に開花宣言がされ、東京では14日に宣言するなど、全国的に開花時期の非常に早い年となっています。
【※広島、福岡、京都、東京(昨年と同日)など各地で観測史上最も早い開花を記録】

軽井沢の桜(オオヤマザクラ)は、概ね東京よりも1か月遅れて咲くので、例年であれば4月下旬から5月初旬にかけてG.W.にかかるように開花していますが、このままの暖かさが続けば、4月中旬に咲き始めてG.W.を前に散ってしまう可能性もありそうです。
※矢ヶ崎公園内にはオオヤマザクラの他、数種類の桜があり、オオヤマザクラを皮切りに、シダレザクラ、八重桜と開花が続きます。

ちなみに昨年は、記録的な暖冬だったにも関わらず、4月に入ってから気温の低い日が続き、概ね例年並みくらいの開花となりました(G.W.前半でピークをむかえ、その後あっという間に散ってしまった)。

今年の開花も4月に入ってからの天候(気温)に大きく左右されそうです。

以下、まだ3月ですが、本日21日午前のオオヤマザクラとシダレザクラの状態を紹介します。

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2021年3月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ つぼみ

まだ、開花の気配は感じられず、つぼみの状態です。
上および下の写真のは矢ヶ崎公園北側の歩道沿いに並ぶオオヤマザクラです。
昨年秋に剪定作業で枝がだいぶ切られましたが、もともと状態の良い樹ではなかったので、
こうして手入れがされ、枝ぶりや花付きが良くなっていけばよいと思います。

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2021年3月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

大賀ホールの周りにあるシダレザクラもまだつぼみが固い状態です。

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2021年3月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側のシダレザクラ

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2021年3月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール南側のシダレザクラ

(下写真)芝生広場の様子です。今日は雲に覆われていたため、遠方に見える離山(はなれやま)や浅間山が見えませんでした。

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2021年3月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場

つづく
posted by kusabanakan at 15:32| オオヤマザクラ

ブナ日記(167)実生から8年目のシーズンをむかえました(3/20)

(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナの成長記録です)

※昨日(3/20)観察した日記となります。昨年11月20日以来、約4か月ぶりの更新です。
実生から育てているブナの崇さんですが、この春で8年目のシーズンに入りました。
過去7年間において、順調に成長してきたとは言えず、心配の絶えない苗ですが、その分愛おしく感じます。
5月ころになって、順調に芽吹いてくれるか?
まずは、そこに注目しながら観察を続けたいと思います。
以下、昨日(3/20)に撮影して観察した記録です。

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2021年3月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高18.0cm)

下の写真は昨年(2020年11/19)撮影の崇さんです。ほとんど変わっていませんが、枯れ葉が昨年の時よりも垂れ下がっているでしょうか?
また、樹高が昨年の17.0aから今年18.0aに高くなていましたが、霜で鉢の土が盛り上がったことによる誤差か、あるいは、やや斜めに伸びている上部の細い枝が上向きに立ち上がってきたからかも知れません。
姉妹日記ともいえる「イヌブナ日記(218)」でも同様のことが起こっています。

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2020年11月19日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目(樹高17.0cm)

(下写真)こちらの冬芽は、崇さんの枝の一番高いところについた冬芽です。長さは14.0_で昨年(2020年11/19)から変化がありませんでした。

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2021年3月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 冬芽 14.0mm

(下写真)左下の円で囲んだ部分は昨年の7月に出てきた季節外れの新芽(若葉)の部分です。

20210320buna_su_8y_02.jpg
2021年3月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 枝先の新芽

  (参考)季節外れの新芽が出てきた時(2020年7/12)の参考記事:「ブナ日記(154)

(下写真)上の写真の拡大です。冬芽の大きさは、前回(11/5)の9.5_から変化がありませんでした。

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2021年3月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 枝先に出た冬芽
(下写真)幹の太さは昨年(2020年11/19)から変化がありませんでした。

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2021年3月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径9.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降
posted by kusabanakan at 11:53| ブナ日記

2021年03月20日

イヌブナ日記(218)10年目のシーズン 冬期に樹高変化

(2012年5月に種から発芽した実生から10年目のイヌブナ成長日記です)

イヌブナ日記、11月19日以来、約4か月ぶり、今年に入ってから最初の更新です。
実生から育てているイヌブナの安さんと檀さんはこの春で10年目のシーズンをむかえました。
まだ、芽吹き前ですが、3月20日現在の様子を記録しました。
安さん、そして檀さん共に、樹高に変化が見られました。

(お天気メモ)
今年も暖冬ですが、雪が少ないことも大きな特徴です。
昨年12月からの積雪量は35aしかなく、それもほとんど1月までに記録したもの。
2月は3a、3月はまだゼロ。

以下、詳細です。

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2021年3月20日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

(下写真)前回(昨年11/19)に撮影したものです。

今回の測定で驚いたことは、この4か月で樹高が高くなっていたことです。
(安さん98→107a、檀さん47→49a)

20201119inubuna9y_an_dan_buna7y_su01.jpg
2020年11月19日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の安さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生10年目】

前回(2020年11/19)から4か月で樹高が9aも高くなっていました(98→107a)。
昨年(2020)秋から少しづつ樹高が高くなってきていることを観察していましたが、今回の変化はとても大きなものでした。

2020年10/12(94a)→10/22(96a)→11/5(97a)→11/19(98a)→2021年3/20(107a)

実際には幹や枝が伸びたわけでなく、横向きに伸びていた枝が上方向に起き上がってきたたために、樹高が高くなっていると思われます。
木というものは、まっすぐ天に向かって伸びていくもの。斜めに伸び続けていったら、そのうち重みで倒れてしまうことになります。木はそうならないように、しっかりと自分で調整する力があるのだと、この観察を通して感じます。昨年の秋、葉っぱが枯れて、枝が軽くなったころから、樹高が少しづつ高くなってきました。そして、寒い冬(11月下旬以降)になっても、休眠しているように見えて、実はしっかりと調整を続けていたようです。イヌブナの力強い姿に感動です。

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2021年3月20日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 樹高:107a 巾:120a

(下写真)前回(2020年11/19)撮影の安さんです。見て比べても分かるくらい、枝が立ち上がってきました。この4か月で樹高が9a高くなり、代わりに幅は30aも狭くなっていました。

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2020年11月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 樹高:98a 巾:150a

(下写真)幹の直径は16.5_で前回(2020年11/19)の測定から変化がありませんでした。

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2021年3月20日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径16.5_

(下写真)冬芽の長さはこの4か月間で変化が見られませんでした。

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2021年3月20日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 冬芽19.0mm

下の写真は前回2020年11/19撮影したものです。

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2020年11月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 冬芽19.0mm

(下写真)上方から見た姿

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2021年3月20日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

【イヌブナ檀さん 実生10年目】

安さんと同様に、昨年秋から樹高が9/13:41a→9/22:42a→10/2:43a→10/12:44a→10/22:47a→11/5:48a→11/19:47aと高くなりつづける傾向でしたが、この4か月においても樹高が2a高くなっていました(2021年3/20:49a)。

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2021年3月20日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 壇さん 樹高:49a 巾:70a

(下写真)前回(2020年11/19)撮影の檀さんです。この4か月で樹高が2a高くなり、代わりに幅は5a狭くなっていました。

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2020年11月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 樹高:47a 巾:75a

(下写真)幹の直径は12.5_で前回(2020年11/19)の測定から変化がありませんでした。

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2021年3月20日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 壇さん 幹直径12.5_

(下写真)冬芽の長さはこの4か月間で変化が見られませんでした。

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2021年3月20日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 冬芽 15.0mm

(下写真)上方から見た姿

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2021年3月20日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓
posted by kusabanakan at 11:43| イヌブナ日記

2021年03月16日

2021(1)軽井沢草花館史上最速でユウスゲの芽が出ました(3/16)

本日2021年3月16日、種まきから3年目となるプランターからユウスゲの芽を確認しました。
これは、軽井沢草花館で育てているユウスゲとしては、記録を残し始めた2012年からの10年で最も早いです。
今年も暖冬となりました。2月の平均気温は歴代3位となる暖かさで、3月もこのまま暖かな日が続けば、歴代10位までにランクインしそうです。
また、今シーズンの総積雪量は3月15日までの記録でわずか35aしかなく、現在、雪は完全にない状態です。
ユウスゲはこの暖かさで、例年よりもだいぶ早くに芽を出し始めたようです。

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2021年3月16日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽(×2) プランター3年目(2019年5月13日種まき)

上写真:まだ8_程度の小さなものですが、しっかりと芽が出ています(下写真の右)。

20210316ユウスゲ_プランター3年目20190513種まき01.jpg
2021年3月16日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター3年目(2019年5月13日種まき)

上写真:芽は全部で4つ出ていました。

20210316ユウスゲ_プランター3年目20190513種まき03.jpg
2021年3月16日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽(×2) プランター3年目(2019年5月13日種まき)

上写真:残り2つの芽でこちらは5ミリ程度しかありません。
本日、見つけられたのは同じプランター内の4株だけで、鉢植えや地植えのユウスゲから芽が出てきていませんでした。

(過去、軽井沢草花館のユウスゲの芽ぶき確認日)
2012年3月26日:0.8a
2013年3月20日:1a
2014年3月28日:1a
2015年3月20日:1a
2016年3月26日:3a
2017年4月5日:1a
2018年3月23日:2a
2019年3月22日:1.2a
2020年3月25日:3.2a
2021年3月16日:0.8a

【お天気メモ】

昨年(2020)には及ばないものの、今年も暖冬です。1月こそ平年の平均気温を0.8度上回った程度でしたが、2月は平年よりも+2.8度、3月も丁度半ばで平年を1.6度も上回っています。このまま3月の気温が高いままですと、1月から3月までの3か月平均気温は史上最高値となった昨年のプラス0.6度には遠く及ばないものの、史上2位となる2002年の-0.3度よりも高くなる可能性があります。
また、今年の冬の大きな特徴は雪が少ないこと。昨年12月からの積雪は現時点で35aです。これは過去最低だった2018年の47aよりも少なく、これからの積雪量が12a未満となれば、史上最も雪の少ない年になります。

2020年1月 平均気温 -0.7度(平年差+2.8度)
2020年2月 平均気温 -0.4度(平年差+2.7度)
2020年3月 平均気温 2.5度  (平年差+2.0度)
---------------------------------------------------
2020年1月から3月までの平均気温:0.6度(史上最高値)

2021年1月 平均気温 -2.7度(平年差+0.8度)
2021年2月 平均気温 -0.3度(平年差+2.8度:歴代3番目の暖かさ)
2021年3月15日まで 平均気温 2.1度  (平年差+1.6度)
---------------------------------------------------
2021年1月から3月までの平均気温:?度
posted by kusabanakan at 20:42| ゆうすげ日記

2021年03月14日

カラスvsアスター(195)

カラスvsアスター(195)

カラス&アスター366ブログ用.jpg
第366(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター