2021年05月31日

2021(13)ユウスゲの葉にアブラムシ(5/31)

毎年のことではありますが、ユウスゲの葉にアブラムシが付きはじめました。
5月中の発生で例年よりも少し早いかもしれません。

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2021年5月31日 軽井沢草花館 ユウスゲの葉に付いたアブラムシ

発生したのは葉っぱの裏側です。かぞえたところ全部で79匹(白77、茶色2)いました。
放置しておくと、凄まじいペースで繁殖してしまうので、この撮影の後に駆除しました。

ユウスゲやニッコウキスゲ、ヤブカンゾウなどにこのアブラムシが付くのは「付き物」のようなもので、自生地でもごく当たり前のように見ます。

希釈した木酢液を噴霧すると、多少予防になるようで、過去試してみたこともありますが、劇的に効くということもなく、アブラムシが付いたからと言って花が咲かなくなるようなこともないことから、ここ数年は、気が付いたら駆除する程度の対応をしています。
※基本的に指で取り除いて駆除しています。
posted by kusabanakan at 15:07| ゆうすげ日記

2021年05月28日

2021(12)地植えのユウスゲ草丈60a(5/28)

前回5月24日以来4日ぶりの更新です。
地植えのユウスゲが草丈が(最大で)60aに達しました。
前回は最大で50aだったので、4日で10a伸びたことになり、ぐんぐんと成長しています。

今年種まきした1年目のユウスゲは前回確認した時よりも発芽数が増えました。

また、状態が悪く裁断した鉢植え13年目のユウスゲは、切ったところから葉が伸びてきました。

以下詳細

【鉢植え13年目のユウスゲ 裁断するも成長続く】

前回(5/24)、苗の状態が悪く、思い切って苗を裁断した鉢植え13年目のユウスゲの続報です。
苗の生命力は強く、切ったところから葉が伸びてきました。

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2021年5月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)

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2021年5月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)

下は前回(5/24)、苗をせん断した直後に撮影した写真です。

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)

(参考)下の写真は裁断する前の苗

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)

【プランター13年目のユウスゲ】

前回(5/24)まで軽井沢草花館のユウスゲの中で最も大きく成長していた株でしたが、草丈が高くならず、逆に低くなっていました。
13年目の立派な苗なので、葉っぱが太く重さがあるので、葉っぱがしなって横に伸びているからかもしれません。
※一部の葉っぱが黄色くなっていたので、その部分ははさみで取り除きました。

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2021年5月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター13年目) 最大草丈55a

下の写真は前回(5/24)撮影の一枚

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター13年目) 最大草丈58a 

【プランター1年目のユウスゲ】

今年(2021年)4月4日に種まきした1年目の苗です。

2つのプランターには
1.草花館のユウスゲ苗をいったん軽井沢町大日向の知人宅で数年間育て、その種(2020年産)を再び草花館でまいたもの
2.草花館で昨年収穫した種をまいたもの
の苗を育てています。

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2021年5月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター1年目(2021年4月4日に種まき、2020年採取の種)
 ※上:大日向産の種74粒、下:草花館産の種66粒

どちらも同じ日に種まきし、同じ日に発芽を始めていますが、発芽率に差が生じています。
今のところ、大日向のユウスゲの方が発芽率が高くなっています。

(大日向)
74粒中68発芽:発芽率92%(前回73%)

(草花館)
66粒中39発芽:発芽率59%(前回41%)

【地植えのユウスゲ】

最も大きなもので草丈60aに達しました。
プランター13年目の苗を抜いて、軽井沢草花館の中で最も草丈の高いユウスゲとなりました。

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2021年5月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大60a

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大50a
posted by kusabanakan at 20:22| ゆうすげ日記

ナンバンハコベ日記(3)一部を別鉢に移植(20210528)

前回(5/20)、8日前に発芽を確認したナンバンハコベ。
すくすくと成長しています。
芽の数も増えて、小さな植木鉢が芽で覆われています。

そこで一部の苗を他の植木鉢に植え替えました。
下の写真でいうと、白い鉢に種まきして発芽した一部の苗を黒い鉢に一部移植しました。

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2021年5月28日 軽井沢草花館 ナンバンハコベの芽(2021年5月20日に発芽)

イメージとしては一本ずつ苗を分けて、間隔をあけて移植したかったのですが、密集して苗が生えているので、一本ずつに分けるのは大変で、途中であきらめました…
下の写真は苗をばらしてから移植しようとして掘り出したナンバンハコベの苗ですが、簡単にはばらせませんでした。

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2021年5月28日 軽井沢草花館 ナンバンハコベの芽(2021年5月20日に発芽)

下の写真は前回5月20日に発芽したばかりの状態を収めたものです。

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2021年5月20日 軽井沢草花館 ナンバンハコベの芽(2021年5月3日に種まき)

posted by kusabanakan at 19:35| ナンバンハコベ日記

2021年05月24日

2021(11)13年目のユウスゲ弱る(5/24)

5月の半ばから梅雨入りしたかのような天気が続きます。
今日も朝から曇り時々晴れ、そして夕方一時的に雨も降りました。
日照時間が短く、このままの天気が続くと、ユウスゲを含む植物への影響も心配です。

そんな中、軽井沢草花館のユウスゲの中で13年目をむかえた古い株が弱ってしまったため、裁断しました。
今日のユウスゲ日記は、裁断したユウスゲの詳細と、1年目、2年目、3年目、13年目(共にプランター)、地植えのユウスゲの状況をつづります。

【鉢植え13年目のユウスゲ → 裁断へ】

昨日、軽井沢草花館で育てているユウスゲのなかでも古い株が弱っているのに気が付きました。
鉢植えでは最も古い13年目の苗です。

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)

この株は去年(2020)から状態が悪く、去年は花が咲きませんでした。
今年は、1週間くらい前まではしっかりと葉を茂らせて元気に育っていましたが、
徐々に元気がなくなってきて葉っぱに張りがなく、黄色や茶色に変色したり、折れ曲がったりするようになってしまいました。

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)

下の写真は、黄色くなってしまった葉っぱ。病気なのか?

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)

このまま世話を続けても、改善しないだろうと判断し、思い切って裁断しました。

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目) 下のマットは50センチ角タイル

下の写真は裁断後の鉢植えです。根はそのままなので、土を改良して来年(14年目のシーズン)に備えてみます。
もう長い年月咲いてきた苗なので寿命なのかも知れませんが、確認の意味も含めて今後の成長を見届けたいと思います。

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)

【プランター13年目のユウスゲ】

こちらの苗も13年目をむかえたユウスゲです。

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター13年目) 最大草丈58a

現在、地植えを含めて軽井沢草花館内で最も大きく育っている株となります。
草丈は最大58a。
葉っぱの幅が他に比べて太くて立派だからかも知れませんが、葉の先端が垂れ下がっています。

気になるのは、一部の葉に痛みがあり、黄色く変色したものも見られます。
鉢植えのユウスゲのように弱ってくるかもしれないと、心配にもなります。
去年は花も咲かせている苗ですが、今後の成長を注意深く観察したいと思います。

【プランター3年目のユウスゲ】

3年目のユウスゲは草丈35aに成長しています。前回5月14日に測定したときは最大草丈が23aだったので、10日間で12a伸びました。
現在の芽の数は35。種まきしたときの種の数が56粒だったので、発芽率は63%となります。
3年目としてはまずまずといったところではないでしょうか。

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2021年5月24日 ユウスゲ プランター3年目(2019年5月13日種まき) 最大草丈35a

下の写真は10日前に撮影した写真です。

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2021年5月14日 ユウスゲ プランター3年目(2019年5月13日種まき) 草丈最大23a

【プランター2年目のユウスゲ】

2年目の苗です。草丈最大は20aですが、葉っぱの幅が1a未満と細いため、横に傾いてしまっています。
葉っぱ自体の長さは最大で40aありました。

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2021年5月24日 ユウスゲ プランター2年目(2020年4月22日種まき) 最大草丈20a

【プランター1年目のユウスゲ】

ちょうど1週間前に発芽を始めた1年目の苗です。
2つのプランターに異なる種をまきました。
1.草花館のユウスゲ苗をいったん軽井沢町大日向の知人宅で数年間育て、その種(2020年産)を再び草花館でまいたもの
2.草花館で昨年収穫した種をまいたもの

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター1年目(2021年4月4日に種まき、2020年採取の種)
 ※上:大日向産の種74粒、下:草花館産の種66粒

2つのプランターとも同じ日に種をまき、同じ日に芽が出ていますが、発芽率に差が出ています。

・大日向産の種

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ (2021年4月4日に種まき、2020年大日向産の種)

 74粒中54発芽:発芽率73%
 草丈最大:7.5a

・草花館産の種

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ (2021年4月4日に種まき、2020年草花館産の種)

 66粒中27発芽:発芽率41%
 草丈最大:7.0a

種まきの条件、環境は同じですが、発芽率にかなり差が出ています。
今後、差が縮まっていくのか、それともさらに開いていくのか?
観察を続けます。

【地植えのユウスゲ】

順調に大きくなっています。
草丈40センチ程度のものが多く、最大で50aありました。

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2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大50a

posted by kusabanakan at 20:17| ゆうすげ日記

ブナ日記(175)新緑美しく(5/23)

(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

※昨日(5/23)観察した日記となります。前回5月17日以来6日ぶりの更新です。

実生から8年目にして、一番順調に芽吹き、若葉、そして新緑の時期をむかえています。
イヌブナの実生(イヌブナ日記)と同様で、出始めの若葉の頃は葉っぱが下向きにお辞儀していましたが、それがこのわずか6日で横向きに出るようになりました。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高20.0cm)

下の写真は前回(5/17)の時の状態です。この6日間で向きが下向きから横向きに変わったのが分かります。
また、枝先が伸びて樹高が1a高くなりました(19.0a→20.0a)。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高19.0cm)

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2021年5月23日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:葉っぱのサイズは長さにして6aくらいが主。一番大きなものは幹の下部から出た枝についた葉っぱで約8a。
イヌブナの実生は、この時期、幹上部についた葉っぱの方が大きいですが、ブナの崇さんはその逆です。
また、この春の芽吹で、枝先がぐんぐんと伸びています。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:葉っぱの表面と裏面です。イヌブナのようなふわふわのうぶ毛はなく、しっかりとしています。
また、昨年ついた冬芽が一部芽を出しませんでした。枯死したと思われるので、剪定する予定です。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

(下写真)幹の太さに変化はありませんでした。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径9.5_

【イヌブナとの比較】

下の写真には、実生から10年目、イヌブナの檀さんと一緒に撮影したものです。
成長の違いはありますが、どちらも順調に成長を続けています。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降
posted by kusabanakan at 11:37| ブナ日記

2021年05月23日

イヌブナ日記(227)美しい新緑、葉っぱがしっかりとしてきました(2021.5.23)

(2012年5月に種から発芽した実生から10年目のイヌブナ成長日記です)

5月17日以来、6日ぶりのイヌブナ日記です。
新緑の葉っぱが眩いばかりに美しくなりました。
6日前から変化した点は、ふわふわで下向きに垂れさがるように出ていた葉っぱ(若葉)が、しっかりと横向きに出るように変わりました。

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2021年5月23日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

下の写真は前回(5/17)撮影したものです。樹高に変化はありませんでしたが、葉っぱが横向きに出るようになって、全体の姿が少し変わって見えます。

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2021年5月17日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

以下、安さんと檀さんの詳細です。

【イヌブナ安さん 実生10年目】

葉っぱが横向きに出るようになりましたが、樹高に変化はなく、全体の幅にも変化がありませんでした。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

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2021年5月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

下写真:上から見た安さんです。新緑が本当にきれいです。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

イヌブナの若葉から新緑にかけての葉っぱは、やわらかくて、ふわふわです。
両面にうぶ毛が生えていて、やさしい触り心地です。
下の写真は葉っぱの表面と表面を写したもの。裏面の方が白っぽいです。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さんの葉(裏と表)

葉っぱのサイズ(長さ)は、幹の上の方に付いたものは8a前後のものが多く、最大で10aありました。幹の下の方の枝についた葉っぱは5a前後のものが多く、上部の葉っぱの方が大きいです。
また、一部の葉っぱに虫喰いの跡が見られました(下写真)。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さんの葉

下写真:幹の直径は17.0_で前回(5/17)からの変化はありませんでした。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径17.0_

【イヌブナ檀さん 実生10年目】

安さんもと同様、檀さんの葉っぱも前回の時のように垂れ下がった状態ではなく、横向きにしっかりと出るようになりました。
ただ、安さんほど葉っぱが大きくなっていません。
鉢が小さいので栄養不足? と思ったりもします。大きな鉢に植え替え検討しています。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん

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2021年5月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん

下写真:イヌブナ檀さんとブナの崇さんのツーショットです。
どちらも元気に新緑の葉っぱを付けて順調に成長しています。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

下の写真は前回6日前(5/17)に撮影したもので、同じくイヌブナ檀さんとブナの崇さんのツーショットです。
葉っぱが横向きに変えるようになったため、上から見ると、葉っぱの一枚一枚がよく見えます。
太陽の光もたくさん吸収できそうです。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

下写真:これもブナの崇さんとのツーショットです。
イヌブナ檀さんの葉っぱのサイズは、幹の上の方の枝に付いたもので7~8a、幹の下の方の枝に付いたもので4~5aと、幅がありました。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

下写真:幹の直径は、前回5月17日に測定したときの12.5_から変化がありませんでした。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径12.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓
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カラスvsアスター(200)

カラスvsアスター(200)

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第371(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2021年05月22日

駐車場、イロハモミジ 新緑美しく(2021.5.22)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。
葉の色がやわらかな緑になりました。
現在、軽井沢町では、どこに行っても緑の美しい新緑シーズンをむかえています。
今年は5月の中頃から梅雨入りしたかのような天気が続いていますが、今日は朝から晴/曇。
昨日までの雨でイロハモミジの花びらも大量に落ちました。

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2021年5月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ

下の写真は5月9日に撮影したイロハモミジです。

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2021年5月9日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2021年5月1日 軽井沢草花館 イロハモミジ

下の写真は4月25日に撮影したイロハモミジです。

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2021年4月25日 軽井沢草花館 イロハモミジ

posted by kusabanakan at 15:20| 草花館日記

「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」【ハナヒョウタンボク】

小さな美術館軽井沢草花館 2021年度展示のご案内(5月22日)

「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」を開催中です。

今年度(2021)の企画展では、石川功一の描いた軽井沢の草花図(水彩・油彩)を中心にしながら、記念展示としてマンガ、イラスト、人物画、風景画の作品を数点ずつ公開しています。

本日(5/22)、展示中の草花スケッチ9点の入れ替えを行いました。今年度の企画展は大きな展示替えがありませんが、季節に沿う形で不定期な展示替えを行っていきます。

1.レンプクソウ → ギンリョウソウ
2.アズマイチゲ → ルリソウ
3.アケボノスミレ → ベニバナイチヤクソウ
4.ミミガタテンナンショウ → カルイザワテンナンショウ
5.ミヤマガマズミ → カンボク
6.ウリハダカエデ → ヤマボウシ
7.シラカバ → マタタビ
8.ミツバツツジ → ハナヒョウタンボク
9.カスミザクラ → レンゲツツジ

以下、本日から展示を始めたハナヒョウタンボクの水彩スケッチを紹介します(6月末までの予定)。

【ハナヒョウタンボク(花瓢箪木)】

軽井沢に自生する植物の中でもとりわけ希少な植物の一つです。
日本が大陸と陸続きであったことを証明する木といわれ、氷河期に日本が寒冷であった頃には、東北、関東、中部各地に広く分布していたと考えられています。
現在では気候が清涼な軽井沢を含む限られた地域で自生が確認されていますが、さらなる温暖化と共に絶滅が心配されます。

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石川功一 《ハナヒョウタンボクの花》 1999年6月9日 水彩スケッチ(6月末まで展示予定)

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軽井沢 自生地のハナヒョウタンボク 2010年6月12日

【軽井沢草花館の利用案内】

現在、コロナ感染予防対策として、入館に際して以下の4つの協力をお願いしています。

1.館内でのマスクの着用
2.受付での検温:37.5度以上の方は入館をお断りしています
3.チェックシートの記入:氏名、連絡先、健康状態、渡航歴
4.手指のアルコール消毒

但し、今後のコロナウィルスの感染状況によって、人数制限や日程、営業時間の変更をする可能性がございます。
最新情報はこのページにてお知らせしていきますので、来館予定の方は、事前に確認いただきますようお願いいたします。
軽井沢草花館チラシ2021_1000×708.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

画家・石川功一(1937-2007)の個人美術館として誕生した軽井沢草花館は今年で開館25周年(1997−)をむかえました。
本展では、軽井沢自生の草花図(水彩と油彩画)約40点の他、25年目の記念展示として石川功一のマンガ、イラスト、人物画、風景画等、画業の軌跡を辿る作品を数点ずつ公開します。
マンガ家として出発した20代、画家として本格的な活動を始めた30代、そして軽井沢で草花に出会い、草花図の制作に生涯を捧げた40代以降の作品を一堂に集めました。石川功一の画業変遷や人物像と照らし合わせながらお楽しみ下さい。

開催日 2021年4月24日(土)~2021年11月23日(火・祝)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、11/23は開館)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

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posted by kusabanakan at 11:10| 展示紹介

2021年05月20日

マツブサ日記(25)枝からツルを伸ばして成長(2021.5.20)

3年前(2018)、絡みついていた木の倒木でダメージを受けたマツブサの観察日記です。
前回5月5日以来、15日ぶりの更新です。

森の中は新緑に包まれています。
自生地のマツブサは若葉が広がって、順調に成長しているようでした。

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2021年5月20日 軽井沢 自生地のマツブサ

花芽はまだ付いておらず、花が咲いて、実が生るかどうかは、今の時点では分かりません。

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2021年5月20日 軽井沢 自生地のマツブサ 

下写真:節の部分からは新たな蔓が上向きに出て伸びていました。

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2021年5月20日 軽井沢 自生地のマツブサ 

つづく
posted by kusabanakan at 15:00| マツブサ日記

ナンバンハコベ日記(2)発芽しました!(20210520)

5月3日に種まきしたナンバンハコベに芽が出ました。

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2021年5月20日 軽井沢草花館 ナンバンハコベの芽(2021年5月3日に種まき)

種まきから発芽まで17日間かかりました。
10日ほど前に、誤って鉢を蹴飛ばしてしまい、土を半分くらいこぼしてしまったので、再び土を鉢に戻したことがありました。「大丈夫だろうか…」と心配していましたが、まさかこんなにもたくさんの芽が、しかも一斉に出てくるとは思いませんでした。

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2021年5月20日 軽井沢草花館 ナンバンハコベの芽(2021年5月3日に種まき)

あまりにもたくさんの芽が出たので、近いうちに植え替えしようと思います。

(参考メモ)
最近の天候ですが、15日から雨が降ったり止んだりしながら、梅雨入りしたかのようなどんよりとした天気が続いています。

つづく
posted by kusabanakan at 11:48| ナンバンハコベ日記

2021年05月19日

「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」【人物画 子ども】

小さな美術館軽井沢草花館 2021年度展示のご案内(5月19日)

「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」を開催中です。

今年度(2021)の企画展では、石川功一の描いた軽井沢の草花図(水彩・油彩)を中心にしながら、記念展示としてマンガ、イラスト、人物画、風景画の作品を数点ずつ公開しています。今回は、その中から、人物画「子ども」を紹介します。

【石川功一 30代の頃の油彩人物画】

石川功一が30歳になって間もないころの作品です。

幼い息子を描いたものですが、まだ本格的に画家としての活動をしていない時期で、油彩画らしいタッチです。
後に30代、40代へと画風を変えていきながら、石川功一独特の油彩画の世界を作り上げました。

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石川功一 子ども 1968年頃 油彩 4号(11/23まで展示予定)

【軽井沢草花館の利用案内】

現在、コロナ感染予防対策として、入館に際して以下の4つの協力をお願いしています。

1.館内でのマスクの着用
2.受付での検温:37.5度以上の方は入館をお断りしています
3.チェックシートの記入:氏名、連絡先、健康状態、渡航歴
4.手指のアルコール消毒

但し、今後のコロナウィルスの感染状況によって、人数制限や日程、営業時間の変更をする可能性がございます。
最新情報はこのページにてお知らせしていきますので、来館予定の方は、事前に確認いただきますようお願いいたします。
軽井沢草花館チラシ2021_1000×708.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

画家・石川功一(1937-2007)の個人美術館として誕生した軽井沢草花館は今年で開館25周年(1997−)をむかえました。
本展では、軽井沢自生の草花図(水彩と油彩画)約40点の他、25年目の記念展示として石川功一のマンガ、イラスト、人物画、風景画等、画業の軌跡を辿る作品を数点ずつ公開します。
マンガ家として出発した20代、画家として本格的な活動を始めた30代、そして軽井沢で草花に出会い、草花図の制作に生涯を捧げた40代以降の作品を一堂に集めました。石川功一の画業変遷や人物像と照らし合わせながらお楽しみ下さい。

開催日 2021年4月24日(土)~2021年11月23日(火・祝)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、11/23は開館)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

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posted by kusabanakan at 19:22| 展示紹介

緑のカーテン2021(3)チョウセンゴミシ開花(5/19)

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で11年目のシーズン。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。

前回、5月5日以来、2週間ぶりの更新です。
この間の平均気温はおおむね平年並みといったところですが、5月中頃から梅雨入りしたかのようなすっきりとしない天気が続き、(18日終了時で)日照時間が平年に比べて2~3割短くなっています。

さて、緑のカーテンですが、今年成長の著しいチョウセンゴミシが花を咲かせ始めました。

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2021年5月19日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシ

昨年までは、ウチワドコロとヤマノイモの蔓が、この緑のカーテンの主役となって、葉を広げてくれましたが、今年はチョウセンゴミシがどこまで範囲を広げてくれるか注目です。

全体的には、下の写真のような状況で、まだ緑のカーテンとしての姿にはなっていません。

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2021年5月19日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2021年5月19日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【ノブドウ】

プランタに植えた苗からネットに絡ませるようにしています。成長はゆっくりですが、つるの節から芽吹いた葉が広がってきました(下写真)。

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2021年5月19日 軽井沢草花館 緑のカーテン ノブドウ(プランター)

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2021年5月19日 軽井沢草花館 緑のカーテン ノブドウの若葉

【ウチワドコロ】

地面から次々に芽が出てきています。数本はネットに絡み始めており、これから緑のカーテンを形成するにあたって主役となるウチワドコロです。

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2021年5月19日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロ

【チョウセンゴミシ】

木本(樹木の仲間)なので、昨年ネットに絡んでいた蔓をそのまま残しておきました。
今年になってツルの節から芽がでて、葉が開き、そして早くも花が咲きました。

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2021年5月19日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシ

チョウセンゴミシの蔓は昨年、天井付近まで伸びました。今年は節から芽が出て葉が広がり、さらに蔓が分岐してさらに範囲を広げています(下写真)。

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2021年5月19日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシ

去年もチョウセンゴミシの花が咲いたのですが、地面近くの低いところで咲いたもので、最終的に実はなりませんでした。
今年はネットの上部でも花が咲いているので、実(房)が出来るかどうか? 楽しみです。

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2021年5月19日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシの花

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2021年5月19日 緑のカーテン チョウセンゴミシとウチワドコロ

つづく
posted by kusabanakan at 16:01| 緑のカーテン

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2021.5.19)真っ赤なサクランボ&ヤエザクラはほぼ散る

矢ヶ崎公園の北側遊歩道沿いに植えられているオオヤマザクラ。
すでに花の季節は終わっていますが、美しい新緑の並木道となっています。

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2021年5月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側遊歩道沿いのオオヤマザクラ

そして、枝には赤い実(サクランボ)が付いています。
綿棒の先くらいの大きさですが、今後の成長で、もう少し大きくなっていきます。

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2021年5月19日 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラの実

矢ヶ崎公園の園内では一番最後に咲いていたヤエザクラですが、ほぼ花が散りました。

今年は芝生広場のヤエザクラ(下写真)の状態が悪かったようで、つぼみが少なく、例年のような密度の高い花付きにはなりませんでしたが、来年を楽しみにしたいと思います。

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2021年5月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場の西端(遊具の近く) ヤエザクラ ほとんど散る

公園西側駐車場端のオオヤマザクラは今年もきれいに咲いてくれましたが、花びらがほぼ散ってしまい、花期も終了といたところです(下写真)。

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2021年5月19日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場のヤエザクラ ほとんど散る
posted by kusabanakan at 15:05| オオヤマザクラ

2021年05月18日

篠原良子さんのパンフラワー作品【ニリンソウ】(2021年新作)

篠原良子さんの今年2作目となる作品「ニリンソウ」を5月19日より軽井沢草花館で展示します(11月23日まで展示予定)。※今年の1作目となる「ヤマシャクヤク」はすでに展示中です。

 (参考ブログ)篠原良子さんのパンフラワー作品【ヤマシャクヤク】(2021年新作)

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篠原良子 ニリンソウ パンフラワーアート 2021年

樹脂粘土を素材に制作された作品ですが、とてもやわらかな表情に仕上がっています。
屋外での撮影では、周辺の草花に溶け込んで、しっくりと馴染んでいました(下写真)。

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篠原良子 ニリンソウ パンフラワーアート 2021年
 ※2021年5月17日、屋外にて撮影(サクラソウやチゴユリなどニリンソウ以外は本物の草花)

posted by kusabanakan at 21:48| 草花館日記

ブナ日記(174)ブナの崇さん、元気に成長(5/17)

(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

※昨日(5/17)観察した日記となります。前回5月12日以来5日ぶりの更新です。

種から発芽してから今年で8年目となるブナの崇さんですが、今までで一番元気にこの新緑シーズンをむかえています。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高19.0cm)

下の写真は前回(5/12)の時の状態です。4日間で葉っぱしっかりと開きました。
そして、枝先が伸びたことで樹高が1a高くなっていました(18.0a→19.0a)。

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2021年5月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高18.0cm)

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:葉っぱの長さは6aくらい。立派なサイズになりました。
さらに大きくなるでしょうか。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

(下写真)幹の太さに変化はありませんでした。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径9.5_

【イヌブナとの比較】

下の写真には、実生から10年目、イヌブナの檀さんと一緒に撮影したものです。
イヌブナの葉に比べると色が濃く、ツヤもあります。

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【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降
posted by kusabanakan at 19:58| ブナ日記

2021年05月17日

2021(10)今年まいたユウスゲの種から芽が出ました(5/17)

本日(5/17)、4月4日に種まきしたユウスゲの種から芽が出ました。
種まきから43日間かかりましたが、おおむね順調な成長ぶりではないでしょうか。
1つのプランターには昨年(2020)、軽井沢草花館で育ったユウスゲの種をまきました。
そしてもう一方のプランターには、10年近く前になると思いますが、軽井沢草花館のユウスゲ苗を軽井沢町大日向の知人に株分けして、その苗が育って(2020)収穫した種をいただいて、それをまいたものです。
結果として、本日、2つのプランターから同時(同日)に芽が出ました!

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ユウスゲ種まき(2021年4月4日に種まき、2020年採取の種)

2012〜2021年までのユウスゲ種まき日と発芽日
==========================
左から年、種をまいた日、発芽した日、発芽にかかった日数
2021年 4月4日、5月17日、43日間
2020年 4月22日、5月25日、33日間
2019年 5月2日、6月1日、30日間
2018年 4月15日、5月12日、27日間
2017年 4月14日、5月19日、35日間
2016年 4月12日、5月12日、30日間
2015年 4月14日、5月9日、25日間
2014年 4月11日、5月25日、44日間
2013年 4月23日、5月31日、38日間
2012年 4月18日、5月9日、21日間
--------------------------------------------
芽が出るまでにかかる日数の平均 33日間(10年間の平均)
==========================

【軽井沢草花館のユウスゲ種】

昨年(2020)、軽井沢草花館で咲いたユウスゲにできた種をまいたプランターには2つの芽が出ました(種66粒中)。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽(2021年4月4日に種まき、2020年軽井沢草花館にて採取の種)

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽(2021年4月4日に種まき、2020年軽井沢草花館にて採取の種)

芽が出たばかりなので、まだ1aほどの小さな芽です。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽(2021年4月4日に種まき、2020年軽井沢草花館にて採取の種)

【軽井沢町大日向のユウスゲ種】

昨年(2020)、軽井沢町大日向の知人宅で咲いたユウスゲにできた種をまいたプランターには5つの芽が出ました(種74粒中)。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽(2021年4月4日に種まき、2020年大日向にて採取の種)

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽(2021年4月4日に種まき、2020年大日向にて採取の種)

こちらの芽もまだ1a程度の小さなものです。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽(2021年4月4日に種まき、2020年大日向にて採取の種)
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posted by kusabanakan at 19:34| ゆうすげ日記

イヌブナ日記(226)イヌブナ新緑(2021.5.17)

(2012年5月に種から発芽した実生から10年目のイヌブナ成長日記です)

5月10日以来、1週間ぶりのイヌブナ日記です。
この1週間の間に若葉がさらに大きく成長し、みどり豊かな姿へと変わりました。
葉っぱはまだふわふわで、美しいイヌブナの新緑です。
葉っぱの重量が増したことで安さん、檀さん共樹高が低くなりました。
また、安さんの幹回りが太くなりました。

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2021年5月17日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

下の写真は1週間前(5/10)に撮影したものです。

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2021年5月10日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

以下、詳細です。

【イヌブナ安さん 実生10年目】

若葉が色がって、とてもきれいです。これからイヌブナの新緑シーズンが始まります。
葉っぱの成長で重みが増し、枝がたわんだことで、樹高が前回(5/10)の104aから98.0aへと6センチも低くなりました。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

下写真:夕べの雨で葉っぱが濡れていましたが、イヌブナの葉っぱに産毛がたくさん生えていて、水をきれいにはじいていました。葉っぱの大きさは長さにして7~8aのものが多く、一番大きなもので10aありました。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さんの葉 

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2021年5月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(上部の枝葉)

下写真:幹の直径は、前回(5/10)に測定したときの16.5_から0.5_太くなって17.0_になっていました。
さらにさかのぼると、昨年(2020)の8月23日に16.5_を記録してから変化がなかったので、9か月ぶりに太さが増してことになります。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径17.0_

【イヌブナ檀さん 実生10年目】

檀さんも葉っぱが成長して、ボリュームある姿に変身しました。
樹高は前回(5/10)から変化なく45a。
この1週間で葉っぱが大きくなって重さが増し、枝が多少たわんだようですが、枝先が上方向に伸びたことで、プラスマイナスゼロとなって、前回と同じになりました。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん

下写真:イヌブナ檀さんとブナの崇さんのツーショットです。
どちらも元気に新緑の葉っぱを付けて順調に成長しています。
ブナの葉っぱの方が色が濃く、ツヤがある感じです。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

下写真:幹の直径は、5月10日に測定したときの12.5_から変化がありませんでした。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径12.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓
posted by kusabanakan at 17:39| イヌブナ日記

2021年05月14日

2021(9)ユウスゲ草丈最大で45a(5/14)

軽井沢草花館で育てているユウスゲは順調に成長を続けています。
一番成長の早いもので、草丈45aに達しました。
以下、プランター13年目、鉢植え13年目、プランター5年目、プランター3年目、プランター2年目×2、地植え×2か所の観察記録です。

【プランター13年目のゆうすげ】

現在、軽井沢草花館のユウスゲの中で最も大きく成長している苗です。
今年で(種から)13年目をむかえ、草丈45aになりました。

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2021年5月14日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター 13年目(草丈45a)

下は前回(4/25)測定時で、この時は草丈30aを超えたくらいでした。

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2021年4月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター 13年目(草丈30a)

【鉢植え13年目のゆうすげ】

こちらも今年で13年目をむかえたユウスゲです。
草丈は35aで、プランター13年目の苗ほどではありませんが、立派な成長ぶりです。

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2021年5月14日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え 13年目(草丈35a)

下の写真は前回(4/25)の時の状態です。

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2021年4月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え 13年目(草丈20a)

【プランター5年目のゆうすげ】

5年目の苗では最大草丈30a。順調に成長を続けています。

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2021年5月14日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター5年目(2017年5月4日種まき)

【プランター3年目のゆうすげ】

この苗は、この春、最初に芽の出たユウスゲです。
3月27日に芽が出始めましたが、その後の成長はゆっくりで、現在の最大草丈は23aとなっています。

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2021年5月14日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター3年目(2019年5月13日種まき)

下の写真は、3月27日に今年最初に芽が出た時に撮影したものです。

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2021年3月27日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター3年目(2019年5月13日種まき)

【プランター3年目のゆうすげ】

こちらもプランターで育てて3年目の苗ですが、上で紹介した同じ3年目の苗と比べて、全体的に細くて弱々しい感じです。
最大草丈は17aでした。

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2021年5月14日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター3年目(2019年5月2日種まき)

【プランター2年目のゆうすげ】

昨年(2020年)種まきして、今年2年目の苗ですが、成長がとても良いです。
草丈は最大で27a。2年目にしては太さも立派です。
芽の数は48で、前回(4/25)数えた時の42に比べて、6つ増えていました。
昨年70粒の種を撒いたので、今年の発芽率は7割近く(69%)で、まずますの結果です。

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2021年5月14日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター2年目(2020年4月22日種まき)

下の写真は前回(4/25)撮影したものです。

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2021年4月25日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター2年目(2020年4月22日種まき)

【ユウスゲ プランター1年目】

今年の4月4日にプランターに種まきしたユウスゲですが、本日5月14日現在、まだ芽が出てきていません。
下の写真は昨日5月13日に撮影したものですが、本日も芽は出てきませんでした。

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2021年5月13日 軽井沢草花館 ユウスゲ種まき(2021年4月4日に種まき、2020年採取の種)

【地植えのゆうすげ】

地植えのゆうすげも順調に成長を続けています。
下の写真の苗は草丈が35a程となり、とても元気です。

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2021年5月14日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植えA(草丈35a)

前回(4/25)撮影。上の写真と同じ苗。

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2021年4月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植えA(草丈13a)

下の写真は上とは違う場所のユウスゲです。
草丈は大きなもので35aほど。元気に成長しています。

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2021年5月14日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植えB

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2021年4月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植えB

つづく
posted by kusabanakan at 20:34| ゆうすげ日記

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2021.5.14)ヤエザクラ散り始め

矢ヶ崎公園のオオヤマザクラやシダレザクラは葉が生い茂り、すでに花期を終えています。
現在、ヤエザクラがきれいに咲いていますが、散り始めました。
西側駐車場のヤエザクラがとてもきれいですが、ここ数日で散りはじめていて、ピークを過ぎたようです。葉っぱも成長してきました。また、芝生広場のヤエザクラもピークを過ぎて散り始めました。今年は芝生広場のヤエザクラがつぼみをあまり付けなかったようで、2分咲き程度の開花状態で終わってしまいました。

【ヤエザクラ】

現在、矢ヶ崎公園の西側駐車場のヤエザクラ(八重桜)はピークを過ぎて散り始めました。

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2021年5月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場のヤエザクラ(八重桜) 満開

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2021年5月10日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場のヤエザクラ(八重桜) 満開

下の写真は3日前(5/7)撮影です。このころ見ごろをむかえていました。

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2021年5月7日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場のヤエザクラ(八重桜) みごろ(8分咲きくらい)

もう一本のヤエザクラ(芝生広場の西端)ですが、前回(5/10)2分咲き程度だと思っていましたが、今年はつぼみが少なく、前回の時にほぼ満開の状態だったようです。

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2021年5月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場の西端(遊具の近く) ヤエザクラ

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2021年5月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場の西端(遊具の近く) ヤエザクラ 散り始め

ちなみに下の写真は昨年(2020)の同じ日(5月14日)に撮影した一枚です。この年はつぼみをたくさんつけて花を咲かせました。

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2020年5月14日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場西の(遊具の近く) ヤエザクラ(満開)

posted by kusabanakan at 16:00| オオヤマザクラ