2021年06月30日

ナンバンハコベ日記(6)草丈最大で10aに(20210628)

2日前(6/28)に観察したナンバンハコベ日記です。
前回6月21日以来、1週間ぶりの更新となります。

最初に発芽を確認したのが5月20日で、その後、順調に育っています。
現在、苗はプランター×1、植木鉢×2の3か所に分けて育てています。

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2021年6月28日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(2021年5月20日に発芽)

下の写真は1週間前(6/21)の状態です。この1週間で急成長しました。

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2021年6月21日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(2021年5月20日に発芽)

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2021年6月7日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(2021年5月20日に発芽)

【プランタの苗】

前回よりもだいぶ緑の面積が増しました。成長が早いです。

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2021年6月28日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(プランター)

草丈は6~8aの苗がほとんどですが、一株だけ草丈10aに成長したものがありました。

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2021年6月28日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(プランター)

【鉢植えの苗】

こちらも、順調な成長ぶりです。

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2021年6月28日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(鉢植え×2)

草丈は7~8aのものが大半です。
また、苗は元々白い鉢で発芽したものですが、密集してきたので5月28日にもう一つの深緑の鉢に植え替えしています。
植替えしてちょうど1か月経ちましたが、葉っぱの色や葉っぱのサイズに若干の違いが見られます。
土の違いが影響しているのでしょうか? 

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2021年6月28日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(鉢植え×2)

下の写真は前回(6/21)、1週間前の状態です。

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2021年6月21日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(鉢植え1)

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2021年6月21日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(鉢植え2)

つづく
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posted by kusabanakan at 16:48| ナンバンハコベ日記

2021年06月28日

2021(24)ユウスゲ草丈が最大114aに(6/28)

現在、ユウスゲの花茎の本数は合計16本(地植え14本、プランター2本)
16本の花茎の中で一番伸びたもので115aでした。

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2021年6月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え) 花茎115a

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2021年6月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)のつぼみ

また、地植えの苗で一番高い草丈は114aでした(下写真)。

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2021年6月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)
posted by kusabanakan at 16:35| ゆうすげ日記

「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」【ナツツバキ】

小さな美術館軽井沢草花館 2021年度展示のご案内(5月22日)
「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」を開催中です。

今年度(2021)の企画展では、石川功一の描いた軽井沢の草花図(水彩・油彩)を中心にしながら、記念展示としてマンガ、イラスト、人物画、風景画の作品を数点ずつ公開しています。今回は、その中から、草花スケッチ「ナツツバキ(夏椿)」を紹介します。

【ナツツバキ(夏椿)】

軽井沢では7月の上旬ころになると咲きはじめます。
木肌が独特の班模様ですべすべしており、リョウブの木肌に似ていますが、花や実が付いていれば、違いが一目瞭然なので区別できます。

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石川功一 《ナツツバキの花》 1988年7月8日 水彩スケッチ(6月30日から展示予定)

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2009年10月21日撮影 軽井沢 ナツツバキの木肌

【軽井沢草花館の利用案内】

現在、コロナ感染予防対策として、入館に際して以下の4つの協力をお願いしています。

1.館内でのマスクの着用
2.受付での検温:37.5度以上の方は入館をお断りしています
3.チェックシートの記入:氏名、連絡先、健康状態、渡航歴
4.手指のアルコール消毒

但し、今後のコロナウィルスの感染状況によって、人数制限や日程、営業時間の変更をする可能性がございます。
最新情報はこのページにてお知らせしていきますので、来館予定の方は、事前に確認いただきますようお願いいたします。

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チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

画家・石川功一(1937-2007)の個人美術館として誕生した軽井沢草花館は今年で開館25周年(1997−)をむかえました。
本展では、軽井沢自生の草花図(水彩と油彩画)約40点の他、25年目の記念展示として石川功一のマンガ、イラスト、人物画、風景画等、画業の軌跡を辿る作品を数点ずつ公開します。
マンガ家として出発した20代、画家として本格的な活動を始めた30代、そして軽井沢で草花に出会い、草花図の制作に生涯を捧げた40代以降の作品を一堂に集めました。石川功一の画業変遷や人物像と照らし合わせながらお楽しみ下さい。

開催日 2021年4月24日(土)~2021年11月23日(火・祝)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、11/23は開館)
 ※8月も火曜日休館となります
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

長野県民対象の県民応援前売り割/信州割Specialのクーポン利用できます。

「信州の安心なお店」認証店に登録され、クーポン館内にて販売(6/30より)

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

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posted by kusabanakan at 12:26| 展示紹介

【ご案内】「信州の安心なお店」認証店&お得なクーポン販売(2021.6.28→9.14更新)

2点のご案内です。

1.「信州の安心なお店」認証店に登録されました(2021年6月16日)。
2.認証店限定の「プレミアム付きクーポン券(以下。クーポン券)」の販売(9/15−11月23日)
※長野県全域でコロナ感染警戒レベル5が発出された影響で、信州の安心なお店のプレミアム付きクーポンの新規販売を一時的に自粛しておりましたが、9月15日より販売を再開します。是非ご利用ください(9/14)。

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詳細は以下をご覧ください。

【1.「信州の安心なお店」認証店】

長野県では利用者が安心して飲食や各種サービス等を利用できる環境をつくるため、しっかりとコロナ感染対策を行っているお店を「信州の安心なお店」として認証しています。

 信州の安心なお店 公式ホームページ

軽井沢草花館は認定員の審査を受け、6月16日付で「信州の安心なお店」認証店として登録されました。

当館では以下の新型コロナウィルス感染対策を講じ、来館のお客様に安心して利用していただけるよう取り組みを続けています。
ご理解と、ご協力をお願いいたします。

・マスクの着用
・手指消毒(入口、受付、展示室内の3か所に消毒アルコールを配備しています)
・チェックシートのご記入(氏名、連絡先、健康状態)
・非接触型体温計での検温(体温が37.5度以上の方は入館をお断りしています)
・館内では人と人との間隔を1m以上空けて、密にならないようご協力をお願いします。
・来館者が同時に10名以上になった場合、人数制限を行います。
・機械換気による換気を常時行っています。

【プレミアム付きクーポン券(以下。クーポン券)の販売】

5,000分を3,000円で購入でき、2,000円分お得にご利用いただけます。

このクーポンは信州の安心なお店の認証店ごとに発行されるもので
軽井沢草花館で販売するクーポンは軽井沢草花館のみで利用することが出来ます。

100部限定(1人1部まで)で売り切れ次第終了です。

 クーポンの販売・利用期間は11月23日(火・祝)まで

クーポン利用の詳細は公式ホームページでご確認ください。

 信州の安心なお店 公式ホームページ
posted by kusabanakan at 11:01| 草花館日記

2021年06月27日

カラスvsアスター(202)

カラスvsアスター(202)

カラス&アスター377ブログ用.jpg
第377(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2021年06月26日

2021(23)5月に裁断したユウスゲが草丈43aに(6/26)

現在、ユウスゲの花茎の本数は合計13本(地植え12本、プランター1本)
順調に本数が増えてきています。

【鉢植え13年目のゆうすげ】

今年で13年目をむかえる鉢植えのユウスゲです。
5月になって苗に元気がなく、病気なのか? あるいはもう13年目の古い株だからなのか?
と考えて末、5月24日に、思い切って苗を根元から裁断しました。
来年また芽を出すだろうと考えていましたが、裁断してすぐに草が伸びてきて、今では下の写真のような立派な姿になっています。
裁断前は葉っぱが黄ばんだりして弱々しい感じでしたが、現在、葉っぱの色つやが良くなっています。
このまま、花茎が出て花を咲かしてくれるのでは?
と淡い期待をしています。

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2021年6月26日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)※5月24日に裁断 草丈43a

下の写真は13日前の状態です。

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2021年6月13日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)※5月24日に裁断 草丈35a

【地植えのユウスゲ】

現在、地植えのユウスゲの花茎は全部で12本出ていますが、その中で最も高く伸びているのが下の写真の苗です。
つぼみも出て、7月中頃には開花しそうです。

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2021年6月26日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え) 花茎107a

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2021年6月26日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)のつぼみ

posted by kusabanakan at 20:39| ゆうすげ日記

駐車場、イロハモミジ緑深く&アカショウマ咲き、ホタルブクロにつぼみ(2021.6.26)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。
夏の深い緑へと変わってきました。
梅雨真っ只中ではありますが、軽井沢草花館に庭にアカショウマが咲きはじめ、ヤマホタルブクロがつぼみを付け始めました。

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2021年6月26日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2021年6月6日 軽井沢草花館 イロハモミジ

下の写真は5月22日に撮影したイロハモミジです。

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2021年5月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ

また、軽井沢草花館の庭ではアカショウマが咲きはじめました。

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2021年6月26日 軽井沢草花館 アカショウマ開花

ヤマホタルブクロにはつぼみが付き始め、おそらく6月中に開花を始めそうです。

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2021年6月26日 軽井沢草花館 ヤマホタルブクロ(つぼみ)
posted by kusabanakan at 20:18| 草花館日記

緑のカーテン2021(7)イケマがネットに絡み始める(6/26)

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で11年目のシーズン。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。

前回、6月16日以来、10日間ぶりの更新です。

順調に育っている緑のカーテンの各ツル植物。
毎年緑のカーテンとしてツルを伸ばしてくれているイケマがようやくこの時期になってネットに絡み始めました。

まず、全体は下の写真のような状態です。

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2021年6月26日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は前回(6/16)10日前の状態です。
この10日間で、着実に密度が高くなっています。

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2021年6月26日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)別角度からの一枚です。

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2021年6月26日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下写真:新たにネットに絡み始めたイケマのツル。まだ1本だけですが、80cmくらいの高さにまで成長しています。
今後、どれだけ範囲を広げるのか? また、花が咲くかどうかも気になるところです。

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2021年6月26日 軽井沢草花館 緑のカーテン イケマのツル

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2021年6月26日 軽井沢草花館 緑のカーテン イケマのツル

つづく
posted by kusabanakan at 20:09| 緑のカーテン

2021年06月25日

シモツケ(下野)咲きはじめました(2021.6.25)

梅雨の最中、日中はほとんど曇天の空模様でしたが、日中雨は降らず、時々日差しがでて過ごしやすい一日でした。
軽井沢草花館の庭ではシモツケのピンク色の花が咲きはじめました。
この花が咲きはじめると、夏がすぐ近くまで来ているような気にさせてくれます。
これから7月にかけてヤマアジサイ、アカバナシモツケソウ、ヤマホタルブクロなどが咲きはじめます。

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2021年6月25日 軽井沢草花館 シモツケ(下野)

posted by kusabanakan at 16:44| 草花館日記

2021年06月24日

2021(22)ユウスゲにつぼみ&13年目プランターにも花茎(6/24)

昨日までにユウスゲの花茎を7本確認していますが、本日新たに4本見つけ、合計11本になりました。
その内10本は地植えのユウスゲですが、1本だけプランターの苗から出てきました。
今年で13年目をむかえた苗からです(下写真)

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2021年6月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター 13年目(草丈85a)

下写真:花茎の高さは19aしかなく、葉っぱに隠れてしまって分かりづらいですが、下の写真がプランター13年目のユウスゲに出た花茎です。

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2021年6月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター 13年目(花茎19a)

また、地植えのユウスゲにつぼみが付き始めました(下写真)。
花茎の高さは98aで1b直前。
昨年(2020)軽井沢草花館で最初に咲いたユウスゲと同じ株(昨年は7月13日に開花)。
今年の成長の進み具合は昨年と似ているので、開花もおおむね7月中頃くらいになるのではないかと思います。

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2021年6月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え) 花茎98a

それで、ユウスゲのつぼみですが、下の写真のような状態です。
まだ、長さにして1aほどの小さなものです。

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2021年6月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)のつぼみ

posted by kusabanakan at 15:12| ゆうすげ日記

2021年06月23日

2021(21)草丈最大で1b超え、花茎は94aに(6/23)

梅雨のこの時期、毎年ユウスゲの成長が活発です。
地植えしているユウスゲの草丈が1bを超えるようになり、今日測定したものでは、最大103aでした。

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2021年6月23日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)

また、花茎の本数は前回(6/20)6本でしたが、1本増えて計7本になりました。
最も高く伸びた花茎で94a。
明日当たり1bを超えるかも知れません。

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2021年6月23日 軽井沢草花館 花茎の出たユウスゲ 地植え

posted by kusabanakan at 20:19| ゆうすげ日記

ブナ日記(178)幹回り太く&冬芽も成長(6/22)

(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

※昨日(6/22)観察した日記となります。前回6月12日以来10日ぶりの更新です。

前回(6/12)から樹高の変化はありませんが、約1年ぶりに幹回りの直径が太くなっていました。
また、冬芽の長さにも成長が見られました。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高20.5cm)

下写真:上から見た崇さんです。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:左下の色の薄い葉っぱは5月23日以降に開いた若葉です。
他の葉っぱとの色の違いが徐々になくなりつつあります。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:前回(6/12)初めて確認した冬芽です。前回は長さ1.0_でしたが、今回1.5_あって、0.5_長くなりました。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ1.5_)

(下写真)幹の太さに大きな変化がありました。
前回(6/12)の測定では幹回りの直径が9.5_でしたが、今回(6/22)10.5_になっていました。
10日間で1_も太くなり、急激な成長です。
前回、幹の太さに変化があったのは、昨年(2020)の7月3日なので、約1年ぶりの変化です。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径10.5_

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2021年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径9.5_

【イヌブナとの比較】

下の写真には、実生から10年目、イヌブナの檀さんと一緒に撮影したものです。
(右上がブナの崇さんで左はイヌブナの檀さんです)
成長の違いはありますが、どちらも順調に成長を続けています。


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2021年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降

つづく
posted by kusabanakan at 19:59| ブナ日記

イヌブナ日記(230)冬芽少し大きく&幹回り太く(2021.6.22)

(2012年5月に種から発芽した実生から10年目のイヌブナ成長日記です)

※昨日(6/22)観察した日記となります。前回6月12日以来10日ぶりの更新です。

葉っぱの重みで安さん、檀さん共に樹高が低くなっていました。
そして、前回(6/12)初めて確認した冬芽ですが、安さんの冬芽がこの10日で少し成長していました。
また、安さんの幹回りの直径が太くなっていました。
成長が盛んな季節のようです。

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2021年6月22日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

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2021年6月12日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

以下、安さんと檀さんの詳細です。

【イヌブナ安さん 実生10年目】

今回も葉っぱの重みで枝がたわみ、樹高が96aから94aへと2a低くなっていました。
4月16日には樹高が108aありましたが、その後→芽吹き→若葉→新緑→現在と、この2か月ほどで樹高は14a低くなっています。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(樹高94a、幅145a)

下写真:上から見た安さんです。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

下写真:前回(6/12)初めて確認した冬芽ですが、長さ1.0_(6/12)から1.5_(6/22)へと、この10日間で0.5_長くなりました。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(冬芽の長さ1.5_)

下写真:幹の直径は17.5_で、昨年2020年5月17日に17.0_を記録して以来約1年+1か月ぶりに0.5_成長しました。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径17.5_

下の写真は前回(6/12)撮影で、この時は幹の直径が17.0_でした

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2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径17.0_

【イヌブナ檀さん 実生10年目】

樹高が前回(6/12)よりも1a低くなっていました。葉っぱの重み枝がたわんだようです。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高44a、幅74a)

下写真:上から見た檀さんです。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高44a、幅74a)

下写真:前回(6/12)初めて確認した冬芽ですが、2.0_あった冬芽が今回も2.0_で、変化はありませんでした。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さんの冬芽(2_)

下写真:イヌブナ檀さんとブナ崇さんのツーショットです。
イヌブナの葉はやさしい緑、ブナの葉っぱは色が濃くて、つややかです。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん(左)&ブナ実生8年目崇さん(右上)

下写真:幹の直径は、前回6月12日に測定したときの12.5_から変化がありませんでした。

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2021年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径12.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

以上
posted by kusabanakan at 19:09| イヌブナ日記

2021年06月21日

ナンバンハコベ日記(5)草丈7aに(20210621)

ナンバンハコベ日記は前回6月7日以来、2週間ぶりの更新です。

5月20日に発芽を確認してから約1か月、順調に育っています。
前回(6/7)、鉢2つで育てていたナンバンハコベの苗を、一部プランターに植え替えし、全部で3つ(鉢×2、プランター×1)に分けて育てています。

現在の様子が下の写真です。
植え替えしたプランターの苗も、すべて根付いたようで元気です。

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2021年6月21日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(2021年5月20日に発芽)

下は2週間前(6/7)の状態です。だいぶ成長が進んだことが分かります。

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2021年6月7日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(2021年5月20日に発芽)

(下写真)一番大きく成長したものはプランターの苗で、草丈にして高さ7a。
また、成長と共に対生の葉っぱが2枚づつ増えていて、
現在、子葉(2枚)+2+2+2+2の葉っぱが付いています。
よく見ると茎には産毛がついています。

20210621nanbanhakobe02.jpg
2021年6月21日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(プランター)

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2021年6月21日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(プランター)

下写真:鉢植え(×2)の苗です。
密集が激しくなってきました。

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2021年6月21日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(鉢植え1)

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2021年6月7日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(鉢植え1)

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2021年6月21日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(鉢植え2)

20210607nanbanhakobe02.jpg
2021年6月7日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ(鉢植え2)

この苗が成長を続けていった先のこと考えると、一つは軽井沢草花館のテラスに設けている緑のカーテンのネットに伸びた苗をもたれ掛けさせる。というアイデアがありますが、もう少し観察を続けてみます。

つづく
posted by kusabanakan at 14:18| ナンバンハコベ日記

2021年06月20日

2021(20)花茎77a、種まき1年目、新たに発芽(6/20)

軽井沢草花館の庭のユウスゲは順調に成長を続けています。
地植えのユウスゲでは草丈の最大高さが97aで、もう少しで1bに達しそうです。

【地植えのゆうすげ 花茎77a】

8日前(6/12)に今年初めて確認した花茎は、現在77aの高さになりました(下写真)。
花茎の本数は敷地内全体で計6本です。

20210620ユウスゲ_地植A01花茎.jpg
2021年6月20日 軽井沢草花館 花茎の出たユウスゲ 地植え

【ユウスゲ プランター1年目】

今年の4月4日にプランターに種まきしたユウスゲです。

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2021年6月20日 軽井沢草花館 ユウスゲ(2021年4月4日に種まき) 白丸は新たな発芽

2つのプランターには異なる種がまかれています。
1.草花館のユウスゲ苗をいったん軽井沢町大日向の知人宅で数年間育て、その種(2020年産)を再び草花館でまいたもの
2.草花館で昨年収穫した種をまいたもの

現時点(6/20)での発芽率は
 1.大日向採取の種:74/74=100%(最大草丈20a)※前回(6/13)74/74=100%
 2.草花館採取の種:56/66=85%(最大草丈20a)※前回(6/13)55/66=83%

前回(6/13)、草花館で採取した種の発芽率は55/66でしたが、この1週間でさらに1つ発芽して85%(56/66)になりました。
下の写真(ピンクで囲った部分)は、新たに発芽した芽です。4月4日にまいた種なので、2か月半経過してようやく発芽したことになります。

20210620yusuge_planter_1y_20210404_02.jpg
2021年6月20日 軽井沢草花館 ユウスゲの発芽(2021年4月4日に種まき)
posted by kusabanakan at 15:16| ゆうすげ日記

2021年06月18日

2021(19)地植えのユウスゲ、草丈最大95aに(6/18)

地植えしているユウスゲの草丈が最大で95aになりました。
4日前の6/14に90aに達しているので、ペースが少し落ちていますが、順調な成長ぶりです。

20210618ユウスゲ_地植全体01.jpg
2021年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ

花茎の本数は2日前と変わらず計5本です(花茎の最大高さ66a)。
あまり早くに花茎が出始めると、早くに咲きはじめ、ユウスゲの花期も早くに終わってしまいます。
8月終わりころまでは花を見ていたいので、正直なところ、7月に入ってから花茎が出てきてほしいと思っていますが… そんな都合の良いことにはなかなかなりません。
posted by kusabanakan at 16:56| ゆうすげ日記

2021年06月17日

マツブサ日記(26)今年も花芽見られず(2021.6.17)

3年前(2018)、絡みついていた木の倒木でダメージを受けたマツブサの観察日記です。
前回5月20日以来、約1か月ぶりの更新です。

すっかり緑が深くなって、うっそうとした森の中でマツブサが自生しています。
マツブサ自体はしっかりと成長しているようですが、この時期になっても花芽が付いていません。

20210617jisei-matsubusa02.jpg
2021年6月17日 軽井沢 自生地のマツブサ

頭上はるか上にまでツルが伸びているので、全部を確認することはできないのですが、目視できる範囲では花芽が一つも見られませんでした。

20210617jisei-matsubusa01.jpg
2021年6月17日 軽井沢 自生地のマツブサ

今年(2021)も昨年同様、花が咲かない可能性が高くなってきました…
7月に入ってから、再度確認をするつもりです。

【参考】台風で倒れる前、2018年6月9日に撮影したマツブサのつぼみです(下写真)。

20180609matsubusa_jisei02.jpg
2018年6月9日 軽井沢 マツブサ(つぼみ)

つづく
posted by kusabanakan at 20:15| マツブサ日記

【長野県民対象】県民応援前売割&信州割SPECIALの対象店となりました。

この度、長野県民を対象とした観光クーポン事業(2事業)の対象店となりました。
軽井沢草花館において、以下のクーポンが利用できますので、是非お使いください。

1.信州の宿 県民応援前売割 観光クーポン:2021年6月11から11月23日

2.県民支えあい 信州割SPECIAL 観光クーポン:2021年6月18日から11月23日
 ※期間終了の日付は共に軽井沢草花館での利用期間(11月24日以降冬期休館)です。

クーポンの利用方法など詳細は長野県の公式ホームページをご覧ください。

 公式ホームページ http://tabi-susume.com/

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2021年6月11日から2022年1月1日(予定)※草花館での利用は11月23日まで
2021信州割SPECIALポスターブログ用.jpg
2021年6月18日から2021年12月29日(予定)※草花館での利用は11月23日まで

軽井沢草花館で利用可能な商品一例(税込価格)
・入館料:500円(中学生以上)
・絵はがきセット(6枚):396円
・草花館会員(いちげクラブ)年間費:2,000円(2022年7月31日まで入館料が無料、他特典あり)
・書籍:軽井沢花だより:2,420円
・草木染ストール(三浦由紀先生):4,400円から
・その他、一筆箋(330円)、クリアファイル(264円)、その他の書籍、等
※おつりは出ませんので、合計500円以上でご利用下さい。

【軽井沢草花館 概要】
企画展「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」
会期:4月24日から11月23日
入館料:500円(中学生以上)、小学生以下無料
休館日:火曜日、11月24日以降は冬期休館
営業時間:10:00から17:00
場所:googleMAP (新しいタブでリンク先が開きます)
ホームページ::https://kusabana.net
posted by kusabanakan at 16:27| 草花館日記

2021年06月16日

2021(18)地植えのユウスゲ花茎が計5本に(6/16)

6月12日に最初の花茎を確認し、14日にもう一本、そして本日新たに3本確認。
花茎の数は合計5本となりました。すべて地植えの苗から出たもので、プランターや鉢の苗からはまだ確認できていません。

下写真のユウスゲは、最初(6/12)に花茎を確認した苗で、花茎の高さは55aになりました。写真には写っていませんが、本日、下の方からもう一本の花茎を確認しました(30a)。

20210616ユウスゲ_地植A01花茎.jpg
2021年6月16日 軽井沢草花館 花茎の出たユウスゲ 地植え

下の写真の苗からは本日2本の花茎を確認し、計3本。
大きなもので高さ55aありました。
(小さなものは29a)

20210616ユウスゲ_地植B01花.jpg
2021年6月16日 軽井沢草花館 花茎の出たユウスゲ 地植え
posted by kusabanakan at 22:28| ゆうすげ日記

緑のカーテン2021(6)1週間の成長早く、カーテンらしく(6/16)

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で11年目のシーズン。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。

前回、6月9日以来、1週間ぶりの更新です。
一昨日(6/14)、梅雨入りしました。今日は15時過ぎから雨となり、一時激しくも降りました。

緑のカーテンの植物はこの時期成長が早く、1週間でだいぶ緑のカーテンらしい姿になりました。
放っておくと、あっという間に天井までツルが伸びてしまうので、ネットに絡みついたツルを少しほどいて、また下に戻す作業が毎日欠かせなくなってきました。
また、ウチワドコロの葉っぱは密度が高くなりすぎるので、早めに開いた葉っぱで痛みを出始めてものなど、取り除いてあげることで、後から出てきた葉っぱが成長しやすくしています。

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2021年6月16日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は前回(6/9)1週間前の状態です。
この1週間で、だいぶ緑のカーテンらしくなってきました。

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2021年6月9日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)再び本日撮影で別角度からの一枚です。

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2021年6月16日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は前回(6/9)1週間前の状態です。

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2021年6月9日 軽井沢草花館 緑のカーテン
posted by kusabanakan at 22:15| 緑のカーテン

2021年06月14日

2021(17)梅雨入り、ユウスゲ草丈最大90cmに(6/14)

本日(6/14)、関東甲信地域が梅雨入りしたらしいと発表されました。
昨年よりも3日、平年よりも7日遅いそうです。
5月中旬に梅雨のような天気が続いていたので、今年は2回に分けて梅雨が訪れたような感じがしますが、「梅雨」を明確に区切ることはとても難しいことなんだろうと思います。
願うことは、この時期らしい雨量と日照があって、農作物や草花の生育に大きな影響が出ずに夏をむかえたいということです。

さて、ユウスゲの状況です。
2日前(6/12)に今季初めての花茎を確認したところ。今日も新たに1本の花茎を確認しました。
他の苗も順調に成長を続けていて、地植えのユウスゲは最大の草丈が90aに達しました。

以下、プランター13年目、鉢植え13年目、プランター5年目、3年目、2年目、1年目、地植えの順に詳細です。※写真はほとんどが昨日(6/13)撮影したものですが、測定値は本日行ったものです。

【プランター13年目のゆうすげ】

今年で13年目をむかたプランター最長老の苗です。
葉っぱが太く、シダレザクラのように先端が下向きにお辞儀している状態です。
折れ曲がってしまったものもあり、少しづつ剪定しているような状況ですが、今のところなんとか元気に成長を続けています。
現在(6/14)の草丈は最大で75a。
そろそろ花茎が出る時期なので、この苗も花茎を出して13年目の花を咲かせてほしいと願っています。

20210613ユウスゲ_プランター13年目01.jpg
2021年6月13日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター 13年目(草丈75a)

【鉢植え13年目のゆうすげ】

5月24日、苗の状態が悪かったので、葉のつけ根から裁断したユウスゲです。
現在(6/14)、最大草丈35aになりました。
6月3日の時は21aだったので、11日間で14a伸びていて、だんだん他のユウスゲに負けないくらい立派な葉っぱになってきました。

20210613ユウスゲ_鉢植13年目01.jpg
2021年6月13日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)※5月24日に裁断 草丈35a

【プランター5年目のゆうすげ】

5年目の苗は草丈最大で現在(6/14)50aでした。
前回(6/3)も50aだったので変化がありませんが、葉っぱが細く伸びて横に広がってしまったためだと思われます。
プランター内に苗が密集しすぎていることも原因かもしれません。

20210613ユウスゲ_プランター5年目20170504種まき01.jpg
2021年6月13日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター5年目(2017年5月4日種まき)草丈50a

【プランター3年目のゆうすげ】

この苗は、この春、最初に芽の出たユウスゲです。
現在(6/14)の草丈は最大で45a。
前回(6/3)の時は38aだったので。11日間で7a高くなりました。
こちらの苗も、成長して葉っぱが横に広がってきたので、高さ方向の計測値は思ったほど伸びていません。

20210613ユウスゲ_プランター3年目20190513種まき01.jpg
2021年6月13日 ユウスゲの芽 プランター3年目(2019年5月13日種まき)最大草丈45a

【プランター2年目のゆうすげ】

昨年(2020年)種まきして、今年2年目の苗です。
(6/14)草丈の最大は45a。前回(6/3)は33aだったので、この11日間で12a高くなりました。
苗が若くて葉っぱが細い割には、折れ曲がったり、横にたわむことも少なく、立派なサイズに成長しています。

20210613ユウスゲ_プランター2年目20200422種まき01.jpg
2021年6月13日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター2年目(2020年4月22日種まき)草丈45a

【ユウスゲ プランター1年目】

今年の4月4日にプランターに種まきしたユウスゲです。
5月17日に最初の発芽を確認し、その後y順調に成長しています。
6月6日付けのユウスゲ日記でも記載したように、2つの内、1つのプランターで発芽率100%を達成していますが、もう一方のプランターの発芽率もわずかながら上がっています。

20210613yusuge_planter_1y_20210404_01.jpg
2021年6月13日 軽井沢草花館 ユウスゲ種まき(2021年4月4日に種まき、2020年採取の種)

2つのプランターには異なる種がまかれています。
1.草花館のユウスゲ苗をいったん軽井沢町大日向の知人宅で数年間育て、その種(2020年産)を再び草花館でまいたもの
2.草花館で昨年収穫した種をまいたもの

現時点(6/14)での発芽率は
 1.大日向採取の種:74/74=100%(最大草丈16a)
 2.草花館採取の種:55/66=83%(最大草丈15a)

と極めて良好です。草花館で採取した種の発芽率は6月6日の82%から1%上がって83%になりました。

【地植えのゆうすげ】

地植えのゆうすげもまずまず順調に成長を続けています。
草丈最大で90aとなり、現在軽井沢草花館のユウスゲの中で最も大きな苗となっています。

20210613ユウスゲ_地植01.jpg
2021年6月13日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え(草丈65a)

20210614ユウスゲ_地植B02花茎.jpg
2021年6月14日 軽井沢草花館 花茎の出たユウスゲ 地植え

下写真:上の写真の拡大です。花茎の高さは42aです。
※一昨日(6/12)最初に見つけた花茎は、(6/12)21a、(6/13)29a、(6/14)40aと成長しています。

20210614ユウスゲ_地植B03花茎.jpg
2021年6月14日 軽井沢草花館 花茎の出たユウスゲ 地植え (花茎の高さ42a)

つづく
posted by kusabanakan at 11:53| ゆうすげ日記

2021年06月13日

ブナ日記(177)冬芽出始める(6/12)

(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

※昨日(6/12)観察した日記となります。前回6月2日以来10日ぶりの更新です。

すっかり夏の姿になったブナの崇さん、見た目の上では前回(6/2)から大きな差は見られませんが、樹高が5_伸びていました。
また、枝の節から冬芽が付いているのを確認しました。

20210612buna_su_8y_00.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高20.5cm)

下写真:上から見た崇さんです。艶があり、元気に育っています。
一番大きなサイズで長さ8a。5~6aのものが中心、前回とほとんど同じです。

20210612buna_su_8y_01.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:前回(6/2)撮影です。上の写真と比べて大きさはほとんど同じです。

20210602buna_su_8y_01.jpg
2021年6月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:左下の色の薄い葉っぱは5月23日以降に開いた若葉です。

20210612buna_su_8y_02.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:前回(6/2)の状態です。5月23日以降に遅れて出てきた葉っぱ(薄い色)は、この10日で少し大きくなったことが分かります。

20210602buna_su_8y_02.jpg
2021年6月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下の写真は、今年芽吹いた部分の葉っぱで、節(白丸)には冬芽が付いています。

20210612buna_su_8y_03.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(節に出始めた冬芽)

下の写真は冬芽の部分を拡大したものです。長さにして1_程度です。

20210612buna_su_8y_04.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(節に出始めた冬芽の拡大)

(下写真)幹の太さに変化はありませんでした。

20210612buna_su_8y_05.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径9.5_

【イヌブナとの比較】

下の写真には、実生から10年目、イヌブナの檀さんと一緒に撮影したものです。
(右上がブナの崇さんで左はイヌブナの檀さんです)
成長の違いはありますが、どちらも順調に成長を続けています。

20210612inubuna10y_dan_buna8y_su_01.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降
posted by kusabanakan at 10:07| ブナ日記

カラスvsアスター(201)

カラスvsアスター(201)

カラス&アスター374ブログ用.jpg
第374(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 01:00| カラスvsアスター

2021年06月12日

2021(16)今期最初、ユウスゲの花茎確認(6/12)

本日(6/12)、ユウスゲの花茎を1本確認しました。
軽井沢草花館の庭のユウスゲとしては例年よりもすこし早めで、このまま順調に成長すると7月上旬から花が咲きはじめそうです。

20210612ユウスゲ_地植A02花茎.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)の花茎(21cm)

下の写真は株全体です。草丈は75a。順調に成長しています。

20210612ユウスゲ_地植A03花茎.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲ(地植え)草丈75a

*******************
軽井沢草花館のユウスゲ 各年の花茎&開花 開始日
(※花茎の確認と最初の開花は必ずしも同じ株ではありません)

【2021年】
花茎の確認:6月12日 確認時の高さ21.0a
最初の開花:?
【2020年】
花茎の確認:6月18日 確認時の高さ70.0a
最初の開花:7月13日
【2019年】
花茎の確認:6月19日 確認時の高さ20.0a
最初の開花:7月22日
【2018年】
花茎の確認:6月13日 確認時の高さ25.0a
最初の開花:7月7日
【2017年】
花茎の確認:6月21日 確認時の高さ50.0a
最初の開花:7月8日
【2016年】
花茎の確認:6月11日 確認時の高さ31.0a
最初の開花:7月3日
【2015年】
花茎の確認:6月17日 確認時の高さ22.5a
最初の開花:7月15日
【2014年】
花茎の確認:6月27日 確認時の高さ65a
最初の開花:7月14日
【2013年】
花茎の確認:6月24日 確認時の高さ45a
最初の開花:7月14日
【2012年】
花茎の確認:7月2日 確認時の高さ20a
最初の開花:7月25日
※この2012年は5/28にひょう被害、6/19に台風被害があり、ユウスゲたちにとって過酷な年でした。
【2011年】
花茎の確認:?
最初の開花:7月10日

過去のブログ「ユウスゲ日記」より
*******************
posted by kusabanakan at 20:07| ゆうすげ日記

イヌブナ日記(229)夏の葉になって、冬芽が付き始める(2021.6.12)

(2012年5月に種から発芽した実生から10年目のイヌブナ成長日記です)

6月2日以来、10日ぶりのイヌブナ日記です。
見た目に大きな変化は見られませんが、葉っぱがしっかりと生えそろい、夏の姿に成長しています。
細かなところに目をやると、実生10年目の安さん、そして8年目の檀さんに、冬芽が付いていました。

20210612inubuna10y_an_dan_buna8y_su01_re.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

以下、安さんと檀さんの詳細です。

【イヌブナ安さん 実生10年目】

今回も全体的に葉っぱの重量が増したのか、枝がたわみ、樹高が97aから96aへと1a低くなっていました。
また、枝先が伸びて、全体の幅が140aから145aへと5aも長くなりました。

20210612inubuna10y_an_00.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(樹高96a、幅145a)

下写真:上から見た安さんです。
前回(6/2)と同様、葉っぱの大きさは長さ7~8aのものが大半を占めていて、一番大きな葉っぱで長さ10aです。

20210612inubuna10y_an_01.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

下写真:今回、枝の節の部分に冬芽が付いているのに気が付きました。

20210612inubuna10y_an_02.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(白丸は冬芽)

下写真:上の写真を部分的に拡大したものです。節からは小さな冬芽が付いていて、長さにして約1.0_。
来年の春に備えて、今からしっかりと芽を付けています。

20210612inubuna10y_an_03.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さんの冬芽

下写真:幹の直径は17.0_で前回(6/2)からの変化はありませんでした。

20210612inubuna10y_an_04.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径17.0_

【イヌブナ檀さん 実生10年目】

樹高も全体の幅も前回(6/2)から変化が見られませんでしたが、安さんと同様に小さな冬芽が付きいました。

20210612inubuna10y_dan_00.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高45a、幅74a)

20210612inubuna10y_dan_01.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高45a、幅74a)

下写真:安さんと同様に、枝の節の部分から冬芽が出ていました。

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2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(白丸は冬芽)

冬芽の長さは最大で2_でした。

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2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さんの冬芽(2_)

下写真:さらに拡大したものです。

20210612inubuna10y_dan_04.jpg
2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さんの冬芽(2_)

下写真:イヌブナ檀さんとブナの崇さんのツーショットです。
イヌブナの葉はやさしい緑、ブナの葉っぱは色が濃くて、つややかです。

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2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん(左)&ブナ実生8年目崇さん(右上)

下写真:幹の直径は、前回6月2日に測定したときの12.5_から変化がありませんでした。

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2021年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径12.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
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posted by kusabanakan at 19:32| イヌブナ日記

2021年06月09日

緑のカーテン2021(5)チョウセンゴミシに実(6/9)

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で11年目のシーズン。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。

前回、6月2日以来、1週間ぶりの更新です。
6月に入ってから、比較的気温の高い日が続いています。緑のカーテンのつる性植物も成長が早くなっていて、日々、世話が欠かせなくなっています。
この1週間ではチョウセンゴミシに実が付き始めたこと、そしてヤマノイモがつるを伸ばしてネットに絡みつき始めたこと。
この2点が大きな話題です。

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2021年6月9日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は前回(6/2)1週間前の状態です。1週間でネット部分の緑色の面積が増えました。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)再び本日撮影です。

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2021年6月9日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【チョウセンゴミシに実が付きました

今年、一番の成長を続けているチョウセンゴミシ。
春に花が咲きましたが、その後順調に成長して実が付き始めました(下写真)。

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2021年6月9日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシの実

【チョウセンゴミシ、ウチワドコロ、そしてヤマノイモが仲間入り

(下写真)前回(6/2)の時は、まだツルがネットに絡みついていなかったのですが、ヤマノイモのツルがあっという間に緑のカーテンの仲間入りしてきました。
尚、地面からはチョウセンゴミシやウチワドコロのツルも含めて、それぞれの葉っぱが次々と出てきています。そのまま放っておいても良いのですが、今年は適度に葉っぱを剪定しながら、葉っぱ同士が過密になり過ぎないよう調整しています。

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年6月9日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロとチョウセンゴミシ

【ノブドウ&ウチワドコロ

現在、大きなノブドウの葉っぱがよく目立っています。

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2021年6月9日 軽井沢草花館 緑のカーテン ノブドウとウチワドコロ

つづく
posted by kusabanakan at 20:39| 緑のカーテン

2021年06月07日

ナンバンハコベ日記(4)発芽から順調に成長、一部をプランターに(20210607)

ナンバンハコベ日記は前回5月28日以来、10日ぶりの更新です。

5月20日に発芽を確認してから、今のところ順調に育っています。
小さな鉢2つにたくさんの芽が出ていたため、今回は一つの(白い)鉢の苗を一部プランターに移植しました(下写真)。
うまく育ってくれるか分かりませんが、2つの鉢植を一緒に様子を観察していこうと思います。

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2021年6月7日 軽井沢草花館 ナンバンハコベの芽(2021年5月20日に発芽)

下は前回(5/28)2つの鉢だった時の写真です。この10日間でだいぶ緑の密度が高くなりました。

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2021年5月28日 軽井沢草花館 ナンバンハコベの芽(2021年5月20日に発芽)

本日(6/7)、鉢を一つずつ拡大して見ると下のような状態です。
前回(5/28)10日前は、最初の2枚葉しか出ていませんでしたが、今回はさらに2枚の葉が出ていました。

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2021年6月7日 軽井沢草花館 (白い鉢)ナンバンハコベの芽(2021年5月20日に発芽)

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2021年6月7日 軽井沢草花館 (グレーの鉢)ナンバンハコベの芽(2021年5月20日に発芽)

下写真:大きな苗で草丈2aほどになっていました。

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2021年6月7日 軽井沢草花館 (グレーの鉢)ナンバンハコベの芽(2021年5月20日に発芽)

つづく
posted by kusabanakan at 16:52| ナンバンハコベ日記

2021年06月06日

2021(15)1年目のユウスゲ発芽率100%達成!草丈最大は地植え70a(6/6)

前回6/3から3日ぶりのユウスゲ日記です。

まず、今年(2021)種まきしたプランター2つの内の1つのプランターで発芽率100%を達成しました。撒いた種がすべて発芽したことが今まで一度もなかったので、大変驚いていると同時にうれしいです。
もう一つのプランターも前回(6/3)52/66=79%だった発芽率が54/66=82%となり、こちらも優秀な発芽率となっています。

そして、状態が悪く、5月24日に裁断した鉢植え13年目のユウスゲですが、その後の成長が著しく、前回(6/3)最大草丈21aでしたが、今回(6/6)26aになっていました。3日間で5aの伸びたことになり、ハイペースでの成長を続けています。

その他のユウスゲでは
・プランター13年目のユウスゲ:草丈最大65a
・地植え:草丈最大70a(現在、軽井沢草花館の庭の中で最大)
といったところで、順調に成長しています。

以下、プランター1年目、鉢植え13年目(裁断後)の詳細です。

【ユウスゲ プランター1年目】

今年の4月4日、2つのプランターに種まきしたユウスゲです。

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2021年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ種まき(2021年4月4日に種まき、2020年採取の種)

2つのプランターには異なる種がまかれています。
1.草花館のユウスゲ苗をいったん軽井沢町大日向の知人宅で数年間育て、その種(2020年産)を再び草花館でまいたもの
2.草花館で昨年収穫した種をまいたもの

現時点(6/6)での発芽率は
 1.大日向採取の種:74/74=100%(最大草丈13a)
 2.草花館採取の種:54/66=82%(最大草丈10a)

大日向で育てた苗から採取した種の発芽率が100%となりました!
草花館で採取した種からの発芽率は80%を超えました。大日向産と比べると低いものの、優秀な発芽率と言えそうです。今後さらなる発芽も期待できそうです。
今回、大日向産と草花館産の種とでは種まき日と最初の発芽日は同時ですが、発芽率と成長スピードに差が出ています。大日向産の種は以前、草花館で育てた苗を知人に差し上げたもので、同じ町内の大日向で10年近く育っているものです。
日当たりも良く、毎年賑やかに花を咲かせているようで、苗としての状態が良いものです。草花館産の種は、ここ数年で開花数が減ってきていて全体的に状態がよいとは言えません。

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2021年6月6日 軽井沢草花館 ユウスゲ種まき(2021年4月4日に種まき、2020年採取の種)

【鉢植え13年目のゆうすげ】

5月24日、苗の状態が悪かったので、葉のつけ根から裁断したユウスゲですが、その後、ハイペースで葉が伸びてきて、以下の写真のような姿になっています。
前回(6/3)の時点で最大草丈21aでしたが、本日(6/6)26aになっていました。花が咲くようなことがあるでしょうか?

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2021年6月6日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)※5月24日に裁断

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2021年6月6日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)※5月24日に裁断

つづく
posted by kusabanakan at 16:38| ゆうすげ日記

駐車場、イロハモミジ初夏の緑に&アヤメ咲く(2021.6.6)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。
淡い新緑から初夏の緑へと葉っぱの色がしっかりと濃くなってきました。
アヤメも咲きはじめ、夏が近づいています。

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2021年6月6日 軽井沢草花館 イロハモミジ

下の写真は5月22日に撮影したイロハモミジです。

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2021年5月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ

また、敷地内のアヤメが咲きはじめました。

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2021年6月6日 軽井沢草花館 アヤメ

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2021年6月6日 軽井沢草花館 アヤメ
posted by kusabanakan at 14:00| 草花館日記

2021年06月03日

2021(14)1年目のユウスゲ発芽率99%!草丈最大は地植え65a(6/3)

6月に入りました。
例年、6月の半ば過ぎくらいからユウスゲに花茎が出始めて、早ければ7月上旬、通常7月半ばくらいから開花が始まっています。今年はおおむね平年並みに成長を続けていますが、今後の成長が楽しみです。

今回の観察で興味深いのは、5月24日に裁断したユウスゲがすごい勢いで葉を伸ばしてきたことです。復活してからの開花があるのか?と期待してしまいます。また、今年種まきしたユウスゲの発芽率が過去最高の成績です。
以下、プランター13年目、鉢植え13年目、プランター5年目、3年目、2年目、1年目、地植えの順に詳細です。

【プランター13年目のゆうすげ】

葉っぱが垂れ下がって、少し元気のないところが気がかりな苗です。
葉が黄色く変色するものもあり、見つけた時に、はさみでその部分だけ取り除いています。
今年で13年目をむかえ、老化があるのでしょうか?
それでも、草丈は60aになり、5/28に測定したときの55aより高くなっていました。
成長は続いています。

20210603ユウスゲ_プランター13年目02.jpg
2021年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター 13年目(草丈60a)

【鉢植え13年目のゆうすげ】

5月24日、苗の状態が悪かったので、葉のつけ根から裁断したユウスゲですが、その後、すごいペースで葉が伸びてきて、以下の写真のような姿になっています。
裁断してから今日で10日目となりますが、一番成長したもので草丈21a。一日当たり2a以上伸びていることになります。

20210603ユウスゲ_鉢植13年目01.jpg
2021年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)※5月24日に裁断

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2021年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)※5月24日に裁断

下の写真は5月24日に裁断した直後に撮影したものです。

20210524ユウスゲ_鉢植13年目05.jpg
2021年5月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え13年目)※裁断直後

【プランター5年目のゆうすげ】

5年目の苗は草丈最大で50aになりました。5月14日に測定したときは30aだったので、20日間で20a伸びたことになります。

20210603ユウスゲ_プランター5年目20170504種まき01.jpg
2021年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター5年目(2017年5月4日種まき)

【プランター3年目のゆうすげ】

この苗は、この春、最初に芽の出たユウスゲです。
現在の草丈は最大で38a。5月24日の測定では35aだったので、10日間でわずか3a高くなっただけでした。
しかし、高さでは3aしか変わっていませんが、まだ3年目のか細い葉っぱなので、傾いてしまったり、折れ曲がったりしてしまったりで、高さとしては増えていないだけで、葉っぱ自体の長さは成長していると思います。

20210603ユウスゲ_プランター3年目20190513種まき01.jpg
2021年6月3日 ユウスゲの芽 プランター3年目(2019年5月13日種まき)最大草丈38a

下の写真は前回5月24日に撮影したものです。

20210524ユウスゲ_プランター3年目20190513種まき01.jpg
2021年5月24日 ユウスゲ プランター3年目(2019年5月13日種まき) 最大草丈35a

【プランター2年目のゆうすげ】

昨年(2020年)種まきして、今年2年目の苗です。
草丈の最大は33a。前回(5/24)の20aから13a高くなりました。順調に成長しています。

20210603ユウスゲ_プランター2年目20200422種まき01.jpg
2021年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲの芽 プランター2年目(2020年4月22日種まき)

【ユウスゲ プランター1年目】

今年の4月4日にプランターに種まきしたユウスゲです。
5月17日に最初の発芽を確認し、その後とてもよく成長しています。

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2021年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ種まき(2021年4月4日に種まき、2020年採取の種)

2つのプランターには異なる種がまかれています。
1.草花館のユウスゲ苗をいったん軽井沢町大日向の知人宅で数年間育て、その種(2020年産)を再び草花館でまいたもの
2.草花館で昨年収穫した種をまいたもの

現時点(6/3)での発芽率は
 1.大日向採取の種:73/74=99%(最大草丈12a)
 2.草花館採取の種:52/66=79%(最大草丈9a)

と極めて良好です。特に大日向で育てた苗から採取した種の発芽率はほぼ100%となっていて、過去最高です。今後、草花館で採取した種からの発芽率がどこまで上がるのか楽しみです。

【地植えのゆうすげ】

地植えのゆうすげもまずまず順調に成長を続けています。
草丈最大で65aとなり、現在軽井沢草花館のユウスゲの中で最も大きな苗となっています。

20210603ユウスゲ_地植01.jpg
2021年6月3日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え(草丈65a)

つづく
posted by kusabanakan at 20:00| ゆうすげ日記

ブナ日記(176)少し遅れて若葉(6/2)

(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

※昨日(6/2)観察した日記となります。前回5月23日以来10日ぶりの更新です。

前回の時よりも葉っぱが横向きになり、さらにたくましい姿になりました。
樹高は前回と変わらず20a。写真では高くなったように見えますが、枝が上に伸びたのではなくて、葉っぱが上向きに反り返ったため、高く見えるだけです。
また、少し遅れて芽吹いた葉っぱが開きました。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高20.0cm)

下の写真は前回(5/23)の時の状態です。この10日間で葉っぱがさらに横向きになって、全体的にたくましい姿になりました(上写真)。
また、上下の写真を見比べて大きく変わったのが、左下から伸びた枝。前回芽吹き始めたものが、この10日間で枝を伸ばしました。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高20.0cm)

下の写真は前々回(5/17)の時の状態です。この時はまだ若葉が開いたばかりで、葉っぱが下向きにお辞儀していました。

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2021年5月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高19.0cm)

下写真:上から見た崇さんです。
葉っぱはかなりしっかりとした硬さになっていて、手触りとしてはゴワゴワした感じ。
一番大きなサイズで長さ8a。5~6aのものが中心です。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年5月23日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:左下の色の薄い葉っぱは前回5月23日以降に開いた若葉です。
昨年(2020)ほどではありませんが、通常とは違うタイミングで芽吹く葉っぱが一部ありました。
※昨年2020年は7月半ばに芽がでました。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

(下写真)幹の太さに変化はありませんでした。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径9.5_

【イヌブナとの比較】

下の写真には、実生から10年目、イヌブナの檀さんと一緒に撮影したものです。
(右がブナの崇さんで左はイヌブナの檀さんです)
成長の違いはありますが、どちらも順調に成長を続けています。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降
posted by kusabanakan at 13:46| ブナ日記

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2021.6.3)緑美しく

各種サクラの花はすでに散ってしまいますが、緑の美しい季節になっています。
オオヤマザクには実が生っていますが、今年は開花数が少なかったこともあり、数える程度しかなく、探して見つけなければいけないような状況です。

下の写真は矢ヶ崎公園の北側遊歩道沿いに植えられているオオヤマザクラです。
緑がたいへんきれいです。

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2021年6月3日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側遊歩道沿いのオオヤマザクラ

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2021年6月3日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側遊歩道沿い オオヤマザクラの実

下写真:大賀ホールの西側、南側のシダレザクラも緑がたいへんきれいです。

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2021年6月3日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール 西側のシダレザクラ

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2021年6月3日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール 南側のシダレザクラ

下写真:ヤエザクラもすでに花びらが散り終わっています。

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2021年6月3日 軽井沢 矢ヶ崎公園 ヤエザクラ

下写真:公園内芝生広場から大賀ホールを見た景色。右側に並ぶ並木はカツラで、新緑がとてもきれいです。

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2021年6月3日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場(左は大賀ホール、右はカツラ並木)
posted by kusabanakan at 13:16| オオヤマザクラ

2021年06月02日

緑のカーテン2021(4)成長が加速(6/2)

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で11年目のシーズン。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。

前回、5月19日以来、2週間ぶりの更新です。
5月中頃から梅雨入りしたかのようなすっきりとしない天気が続きましたが、結局梅雨入りすることなく6月に入りました。
5月全体では日照時間がやや少なかったものの、気温は平年をやや上回るくらいの天候でした。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

緑のカーテンは、ここ1週間でチョウセンゴミシ、ウチワドコロ、そしてノブドウの蔓が急成長しています。
一日10センチくらい蔓を伸ばすようになり、毎日の世話が必須になってきました。
というのも、蔓は上の方に伸びていくので、放っておくとすぐに天井に達してしまうのです。
そのため、ある程度ネットの上の方まで伸びた蔓を、ある程度ほどいて、少し下の方に移動するように補正するのです。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【ノブドウ&ウチワドコロ&チョウセンゴミシ

前回に比べると、だいぶ葉っぱの面積が増えてきました。ノブドウは蔓を分岐させ、葉っぱも次々に開いてきました。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン ノブドウとウチワドコロ

下の写真は今年急成長&急拡大しているチョウセンゴミシとウチワドコロです。
まだ、部分的ではありますが、密度が濃くなってきました。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロとチョウセンゴミシ

つづく
posted by kusabanakan at 20:54| 緑のカーテン

イヌブナ日記(228)新緑から夏の葉っぱに(2021.6.2)

(2012年5月に種から発芽した実生から10年目のイヌブナ成長日記です)

5月23日以来、10日ぶりのイヌブナ日記です。
すっかり葉っぱが生えそろいました。
ふわふわしていた葉っぱもしっかり弾力のある葉っぱへと変わり、新緑から夏の緑へと成長を続けています。

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2021年6月2日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

下の写真は前回(5/23)撮影したものですが、この時よりも葉っぱの重みが増したのか、枝がたわみ、樹高がそれぞれ1a低くなっていました。また、葉っぱの色がだいぶ違って見えますが、光の違いで今回だいぶ黄色っぽく見えています。

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2021年5月23日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

以下、安さんと檀さんの詳細です。

【イヌブナ安さん 実生10年目】

一枚一枚の葉っぱが前回よりもさらに横向きになりました。
全体的に葉っぱの重量が増したのか、枝がたわみ、樹高が1a低くなっていました。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

下写真:上から見た安さんです。夏を前にした若々しい緑できれいです。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

今までやわらかくてふわふわしていた葉っぱがしっかりと弾力のある葉っぱへと変わりました。
出始めの若葉は、葉っぱが下向きに垂れさがっていましたが、今は真横に伸びています。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さんの葉(裏と表)しっかりとごわごわした手触り

下の写真は前回(5/23)撮影です。
今回とほとんど同じに見えますが、葉っぱのやわらかさに大きな差があります。

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さんの葉(裏と表)やわらかくふわふわの手触り

葉っぱのサイズ(長さ)は、前回とほぼ同じで、最大で10a、多くの葉っぱが7~8aといったところ。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さんの葉

下写真:幹の直径は17.0_で前回(5/23)からの変化はありませんでした。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径17.0_

【イヌブナ檀さん 実生10年目】

安さんと同様、檀さんの葉っぱも前回よりもさらに横向きにしっかりと出るようになりました。
葉っぱの重量が増したのか、枝がたわみ、樹高が1a低くなっていました。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高45a)

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2021年5月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高46a)

下写真:イヌブナ檀さんとブナの崇さんのツーショットです。
どちらも元気に成長しています。
イヌブナ檀さんの葉っぱは長さにして7~8aで、前期と同じような感じです。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

下写真:幹の直径は、前回5月23日に測定したときの12.5_から変化がありませんでした。

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2021年6月2日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径12.5_

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イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
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posted by kusabanakan at 19:18| イヌブナ日記