毎年恒例になってきましたが、軽井沢草花館の庭の一角で背の高いカラマツソウが咲きました(実際には2日前が咲き始め)。
花茎の高さで230a超! 花の天辺までなら240aあり、今までで一番の高さです。
2021年7月8日 軽井沢草花館 カラマツソウ(花茎約230a、天辺まで約240a)
2021年7月8日 軽井沢草花館 カラマツソウ(花茎約230a、天辺まで約240a)
下の写真は昨年(2020)の同日に撮影した同じ株のカラマツソウです。
花の天辺までの高さは220cmでした。
2020年7月8日 軽井沢草花館 カラマツソウ
一般的なカラマツソウは1b前後のものが多いように感じますが(牧野図鑑では90aくらいと説明)、
このカラマツソウは少なくても記録を残している2016年以降、花茎を2b以上の高さに成長させ、花が咲いています。
植えたものではなく自然に生えてきたもので、肥料を与えることもなく、自然に任せて成長を見守っています。
ただ、6月に入るころになると花茎が高く伸びすぎて、まっすぐに立っていられなくなってくるので、支柱を立てて、倒れないようにだけはしています。
軽井沢草花館の庭の植物は普通よりも大きなサイズになる植物が少なくなく、ユウスゲやワレモコウも毎年のように2bを超える丈になっています。
明確な理由は分かっていませんが、一つの要素としては、地下水位が低いので地面が乾いたり、水不足になることはありません。
以下、2019年、2018年、2016年に撮影したカラマツソウです。参考まで
【参考】
下写真:2019年は7月上旬に気温が低く日が続き、咲き始めが遅かったようです。
2019年7月15日 軽井沢草花館 カラマツソウ
2018年7月6日 軽井沢草花館 カラマツソウ
2016年7月2日 軽井沢草花館 カラマツソウ 高さ208a
posted by kusabanakan at 11:45|
草花館日記