(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)
8月4日に一部の枝から季節外れの芽吹きを始めたブナの崇さん。
その後、3枚の葉っぱが成長を続けています。
ただし、葉っぱの形状がブナとは思えないようなところもあり、注意深く成長を観察しているところです。
本日撮影した下の写真で、四角枠の左端、茶色をした葉っぱが、8月4日に芽吹いた葉っぱです。
2021年8月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下の写真は昨日(8/6)状態です。わずか一日ですが、明らかに大きくなっています。
2021年8月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:芽吹いた部分の拡大です。今回冬芽から芽吹いた葉っぱは3枚です。
根元の方から1枚目、2枚目、3枚目とすると、今のところ2枚目の葉っぱが一番大きく、3枚目(枝の先端)が一番小さいです。
本来のブナの葉っぱは写真の右半分に見られるものですが、今回芽吹いた葉っぱ3枚は色、形、葉脈、柄がどこか違っていて、同じブナとは思えない感じがします。
2021年8月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年8月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
芽吹いた葉っぱ3枚を一枚づつ(長さの)測定してみました。
枝の根元側から1枚目、2枚目、3枚目とします。
まずは、一番根元側、1枚目の葉っぱが下の写真です。
長さは30_でした。
この葉っぱは8月4日から測定を記録していて、
8/4:15_→8/6:24_→8/7:30_という風に、急成長を続けています。
2021年8月7日 ブナの崇さん 8月4日に芽吹いた根元から1枚目の葉っぱ
次に2枚目の葉っぱです(下写真)。この2枚目の葉っぱが現時点で最も大きくて長さ34_ありました。
2021年8月7日 ブナの崇さん 8月4日に芽吹いた根元から2枚目の葉っぱ
下写真:2枚目の葉っぱのつけ根からは冬芽のようなものが見えます。まだ芽吹いたばかりですが、もう冬芽が付くのでしょうか? 1_にも満たない小さなものなので、今後の成長経過を観察していこうと思います。
2021年8月7日 ブナの崇さん 2枚目の葉っぱ 冬芽?
最後が3枚目、枝の先端に付いた葉っぱです。長さは22_で一番小さいです。
2021年8月7日 ブナの崇さん 8月4日に芽吹いた根元から3枚目(枝の先端)の葉っぱ
下写真:葉っぱの下から撮影した一枚で、葉脈がよく観察できます。
2021年8月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:上の写真を拡大した一枚です。右側が本来のブナの葉っぱで、左の茶色い葉っぱが、今回(8/4)に芽吹いた葉っぱです。色、形、葉脈、柄の違いがよく分かります。
2021年8月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
つづく
posted by kusabanakan at 16:42|
ブナ日記