2021年10月28日

「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」【スイカズラ(実)】

小さな美術館軽井沢草花館 2021年度展示のご案内(10/28)
「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」を開催中です。

今年度(2021)の企画展では、石川功一の描いた軽井沢の草花図(水彩・油彩)を中心にしながら、記念展示としてマンガ、イラスト、人物画、風景画の作品を数点ずつ公開しています。
展示作品は不定期に少しづつ入れ替えを行っていますが、今回紹介するのは、10月29日から展示を始めるスイカズラ(水彩スケッチ)です。

【スイカズラの実(忍冬)】
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石川功一 スイカズラの実 1989年10月14日 水彩(10/29~11/23展示予定)

つる性植物で、小木などに絡みついて生えています。半常緑で葉を丸めて寒い冬を越します。
6月に花を、そして10月には上のスケッチのような緑色の実を付けますが、熟していくと実は黒くなります。

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2015年6月21日 軽井沢 スイカズラの花

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2018年10月22日 軽井沢 スイカズラの黒く熟した実

【軽井沢草花館の利用案内】

現在、コロナ感染予防対策として、入館に際して以下の4つの協力をお願いしています。

1.館内でのマスクの着用
2.受付での検温:37.5度以上の方は入館をお断りしています
3.チェックシートの記入:氏名、連絡先、健康状態、渡航歴
4.手指のアルコール消毒

但し、今後のコロナウィルスの感染状況によって、人数制限や日程、営業時間の変更をする可能性がございます。
最新情報はこのページにてお知らせしていきますので、来館予定の方は、事前に確認いただきますようお願いいたします。

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チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

画家・石川功一(1937-2007)の個人美術館として誕生した軽井沢草花館は今年で開館25周年(1997−)をむかえました。
本展では、軽井沢自生の草花図(水彩と油彩画)約40点の他、25年目の記念展示として石川功一のマンガ、イラスト、人物画、風景画等、画業の軌跡を辿る作品を数点ずつ公開します。
マンガ家として出発した20代、画家として本格的な活動を始めた30代、そして軽井沢で草花に出会い、草花図の制作に生涯を捧げた40代以降の作品を一堂に集めました。石川功一の画業変遷や人物像と照らし合わせながらお楽しみ下さい。

開催日 2021年4月24日(土)~2021年11月23日(火・祝)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、11/23は開館)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

・長野県民対象の県民応援前売り割/信州割Specialのクーポン利用できます。

・「信州の安心なお店」認証店に登録されました。お得なクーポン券も販売中です(100部限定、売り切れ次第終了)

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

10月29、30、31日オープン

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11月24日以降、来春G.W.前まで冬期休館
posted by kusabanakan at 20:14| 展示紹介

駐車場、イロハモミジ紅葉、3日でさらに紅葉進む(2021.10.28)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。

例年に比べてゆっくりと進んでいた紅葉ですが、ここ3日ほど好天で、鮮やかな色どりになってきました。

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2021年10月28日 軽井沢草花館 屋内 窓から見たイロハモミジ

まだ、落葉は始まっておらず、今後、月末から11月初旬にかけてさらに彩りを増していきそうです。

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2021年10月28日 軽井沢草花館 イロハモミジ

下写真は3日前の紅葉の状態です。

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2021年10月25日 軽井沢草花館 イロハモミジ

下写真はさらに3日前の紅葉の状態です。

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2021年10月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ
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posted by kusabanakan at 16:32| 草花館日記

ブナ日記(195)黄葉進むも8月芽吹きの葉は緑色のまま&冬芽成長(10/27)

(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

※昨日(10/27)観察した日記となります。前回10月16日以来11日ぶりの更新です。

この11日間で黄葉が進みましたが、8月に芽吹いた3枚の葉っぱだけはまだ緑色のままで、他の5月に芽吹いた葉っぱの色とは大きな差が見られました。また、8月に芽吹いたところから出た冬芽だけ成長が見られました。

以下詳細です。

下写真:現在の全体の姿です。樹高は27aで、前回(10/16)から変化がありませんが、葉っぱが黄葉して秋らしい姿になりました。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a

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2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a

下の写真は8月になって3枚の葉っぱが開き始めた頃の様子です。はじめは赤茶色でした。

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2021年8月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高26a

次は8月に芽吹いた若葉(葉っぱ)についてです。

下写真:上から見た崇さんです。
全体はきれいに黄葉しましたが、8月に芽吹いた左端の3枚の葉はまだ緑色をしています。今年で実生から8年目をむかえる崇さんですが、過去、このように8月に芽吹いたことがなかったので、「こんな風になることがあるのか…」と感心しながらの観察。
5月に芽吹いた葉っぱと8月に芽吹いた3枚の葉っぱとでは、芽吹いてからの期間に3か月もの差があるので、こうした葉っぱの枯れ方に差が出るのでしょうか。
今後、8月に芽吹いた葉っぱ3枚がどのように枯れていくのか大変興味深いところです。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:四角枠の部分を拡大したものです。
8月に入ってから芽吹いたところから伸びた枝は70_で、9/27から変化がありません。
また、枝の先端の冬芽は12.5_で前回(10/16)の12.0_から0.5_伸びました。
黄葉する時期になってからも成長しています。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

次は、6月12日から観察中の冬芽です。

下写真:白い四角で囲った部分のさらに丸で囲った冬芽を6月12日から定期的に観察して長さを測定しています。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(冬芽の測定部分)

下写真:冬芽の長さは9/27の13.0_から変化がありません。
6/12:1.0_ → 6/22:1.5_ → 7/2:2.0_→7/12:3.0_→7/22:4.0_→8/1:5.0_→8/11:7.0→8/21:8.0_→8/30:9.0_→9/8:10.0_→9/17:11.5_→9/27:13.0_と順調に成長が続きましたが、9/27以降変化は見られません。来年の春まで休眠のようです。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ13.0_)

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2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ13.0_)

最後は幹の直径です。

(下写真)幹の直径は前々回(10/7)のφ12.5_から変化がありませんでした。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径12.5_

【イヌブナとの比較】

下の写真には、実生から10年目、イヌブナの檀さんと一緒に撮影したものです。
(右上がブナの崇さんで左はイヌブナの檀さんです)
イヌブナの葉っぱはほとんど枯れて茶褐色化していますが、ブナ崇さんの葉っぱは、まだ緑色です。


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2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降

posted by kusabanakan at 10:02| ブナ日記

2021年10月27日

イヌブナ日記(243)葉っぱ枯れ落葉も進む&檀さんだけ冬芽成長(2021.10.27)

(2012年5月に種から発芽した実生から10年目のイヌブナ成長日記です)

10月16日以来、11日ぶりの更新です。
この11日間でイヌブナ安さんと檀さん共に、すべての葉っぱが枯れて茶褐色化しました。また、落葉も進みました。

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2021年10月27日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

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2021年10月16日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

以下、安さんと檀さんの詳細です。

【イヌブナ安さん 実生10年目】

樹高は101aで前回(10/16)の97.0aから4a高くなりました。葉っぱが枯れ、落葉も進んだことから、枝にかかっていた重みが減って、斜めに伸びていた幹が上方向に立ち上がったからだと思います。
樹高が高くなったことで全体の幅が前回(10/16)の148aから145aへと3a狭くなっていました。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(樹高101.0a、幅145a)

下の写真は前回(10/16)撮影です。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(樹高97.0a、幅148a)

下写真:上から見た安さんです。すべての葉が枯れて茶褐色化しました。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

下写真:冬芽の長さは9/27以来15.0_のまま変化がありません。これまでは6/12:1.0_ → 6/22:1.5_ → 7/2:2.0_→7/12:3.0_→7/22:4.0_→8/1:5.0_→8/11:6.0_→8/21:8.0_→8/30:9.5_→9/8:10.5_→9/17:12.0_→9/27:15_と成長が続いていましたが、9/27以降変化がありません。休眠状態になったようです。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(冬芽の長さ15_)

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(冬芽の長さ15_)

下写真:幹の直径は18.0_で、7月22日以降変化がありません。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径18.0_

【イヌブナ檀さん 実生10年目】

安さんと同様に、葉っぱが枯れ、落葉も進んだことから、重さが軽くなって、斜めに傾いている幹が上方向に立ち上がってきたようです。樹高が2a高くなり、全体の幅は2a狭くなりました。
冬芽の成長は安さんとは異なり、今回(10/27)1か月ぶりに成長を確認しました。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高51a、幅72a)

下の写真は前回(10/16)撮影です。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高49a、幅74a)

下写真:上から見た檀さんです。安さんと同様、この11日間ですべての葉っぱが枯れ、落葉も進みました。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん

下写真:冬芽の長さは前々回(9/27)から1か月ぶりに成長変化が見られました。
6/12:2.0_ → 6/22:2.0_ → 7/2:2.5_→7/12:3.0_→7/22:4.5_→8/1:5.0_、8/11:6.0_→8/21:7.0_→8/30:8.0_→9/8:10.0_→9/17:11.0_→9/27:12.0_→10/7:12.0_→10/16:12.0_→10/27:13.0_

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2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さんの冬芽(13.0_)

下の写真は前回10/16撮影です。9月27日の測定で12_を計測し、その後、10/7、10/16の測定で12._と変化がなかったものの、今回(10/27)の測定で13.0_となりました。1か月ぶりに成長を確認できました。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さんの冬芽(12.0_)

下写真:イヌブナ檀さんとブナ崇さんのツーショットです。
左側の枯れ葉の多い方がイヌブナ檀さんで、右側の緑色の濃い方がブナの崇さんです。
イヌブナは葉っぱが枯れて冬のような姿になりましたが、ブナの葉は黄葉を始めたばかりで、まだしっかりと葉っぱが残っています。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん(左)&ブナ実生8年目崇さん(右上)

下写真:幹の直径は13.0ミリで、7月12日から変化がありません。

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2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径13.0_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

【姉妹ブログ:ブナ日記】

ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです

以上
posted by kusabanakan at 21:22| イヌブナ日記

2021年10月25日

駐車場、イロハモミジ紅葉、3日で紅葉進む(2021.10.25)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。

今年は町内全体に言えることですが、紅葉の色づきが例年に比べてゆっくり進んでます。
軽井沢草花館のイロハモミジも例年にないゆっくりペースで色づいていましたが、ここ3日間で赤みがだいぶ進みました。
それでも、例年に比べると、色づきは遅く、月末から11月初旬にかけてさらに彩りを増していきそうです。

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2021年10月25日 軽井沢草花館 イロハモミジ

下写真は3日前の紅葉の状態です。

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2021年10月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 19:57| 草花館日記

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2021.10.25) シダレとヤエ桜、色づく前に落葉始まる

前回9月29日から、1か月近くが経ちました。

矢ヶ崎公園の北側遊歩道沿いに植栽されているオオヤマザクラは、前回(9/29)の時は僅かに葉っぱが残っていましたが、今回(10/25)は完全に葉っぱが落ちている状態でした。
矢ヶ崎公園内のシダレザクラは赤く色づく前に散り始めました。
また、ヤエザクラも少しくすんだ朱色に色づきましたが、鮮やかな色になる前に散り始めています。

まずは、北側遊歩道沿いに植えられているオオヤマザクラです。完全に落葉しました(下写真)。

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2021年10月25日 軽井沢 矢ヶ崎公園 北側遊歩道沿いのオオヤマザクラ

次は大賀ホールの西側と南西にあるシダレザクラ2本の様子です。

下写真:大賀ホールの西側、南西側のシダレザクラは多少朱色になりかけたものの、鮮やかさが増すことはなく、くすんだ色になって散り始めてしまいました。手前のドウダンツツジは真っ赤に紅葉しました。

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2021年10月25日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール 西側のシダレザクラ

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2021年9月29日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール 西側のシダレザクラ

下は大賀ホールの南西にあるシダレザクラです。
こちらも鮮やかな色になる前に散り始めました。

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2021年10月25日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール 南西側のシダレザクラ

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2021年9月29日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール 南西側のシダレザクラ

下写真:矢ヶ崎公園内西側、遊具広場近くのヤエザクラです。
朱色に色づきましたが、鮮やかさを増す前にこちらも散り始めていました。

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2021年10月25日 軽井沢 矢ヶ崎公園 遊具広場近く ヤエザクラ

下写真は前回(9/29)撮影のヤエザクラです。

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2021年9月29日 軽井沢 矢ヶ崎公園 遊具広場近く ヤエザクラ

最後は芝生広場から離山(はなれやま)方向を眺めた景色です(下写真)。
右奥に見える山は離山(はなれやま)で、さらに右奥の半分雲に隠れているのが浅間山です。左の並木はカツラの木ですが、完全に落葉していました。

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2021年10月25日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場(左は大賀ホール、右はカツラ並木)
posted by kusabanakan at 17:49| オオヤマザクラ

2021年10月24日

カラスvsアスター(210)

カラスvsアスター(210)

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第401(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2021年10月22日

駐車場、イロハモミジ紅葉、例年に比べてゆっくり進む(2021.10.22)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。
日の当たる葉の表面がほんのりと赤みを帯び、ようやく紅葉らしい彩りになってきました。
それでも、例年に比べると紅葉はゆっくり進んでいます。

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2021年10月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ

下の写真は4年前(20017)の同日(10/22)に同じところから撮影したものです。
この年は10月の気温が低く、紅葉が早くに進んだ年。
ゆっくりと進行中の今年(2021)と比べると、違う季節の写真を並べているような違いです。

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2017年10月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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posted by kusabanakan at 14:01| 草花館日記

2021年10月18日

緑のカーテン2021(15)秋深まり、落葉進む(10/18)

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で11年目のシーズン。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。

前回10月6日以来、12日ぶりの更新です。

10月に入ってから暖かな日が続いていましたが、昨日の午後から気温が下がり続け、今朝は0.7度まで気温が下がりました。
昨日は木枯らしかと思うような強い風が吹いて、緑のカーテンの葉がだいぶ落ちてしまい、今季終盤の姿になりました。
残っている葉っぱの内訳はヤマノイモが8割、ウチワドコロが2割、ノブドウの葉っぱは5枚ほど確認できる程度で、イケマはすべて落葉していました。チョウセンゴミシも5月に花を咲かせ、6月に実を付けたものの7月になると元気がなくなってしまい、早々に実が落ちて、葉っぱもいつの間にかなくなっていました。
今年はウチワドコロの成長がいま一つだったようで、全体のボリュームが例年に比べて小さなものとなりました。

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2021年10月18日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は前回(10/6)の時の状態です。

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2021年10月6日 軽井沢草花館 緑のカーテン

さらに下の写真は昨年(2020)の10月15日に撮影したものです。
比較すると、今年の方が落葉する時期が早くに訪れたようです。

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2020年10月15日 軽井沢草花館 緑のカーテン

(下写真)別角度からの一枚です。

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2021年10月18日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は前回(10/6)の時の状態です。

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2021年10月6日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下写真:本日(10/18)撮影、別角度からの一枚です。大半がヤマノイモの葉っぱです。

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2021年10月18日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下写真:ヤマノイモの黄葉です。落葉が進んでカーテンとしての役割は無くなりました。

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2021年10月18日 軽井沢草花館 緑のカーテン ヤマノイモの黄葉

つづく
posted by kusabanakan at 16:35| 緑のカーテン

2021年10月17日

三浦由紀先生 草木染ストール&ネックウォーマー 2021年追加入荷のご案内

三浦由紀先生の草木染ストールとネックウォーマーを追加入荷しました。
ネックウォーマーは今年初入荷。どちらも軽井沢草花館内で販売しております。

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2021年10月17日 軽井沢草花館 三浦由紀先生のストール

ストールとネックウォーマーはすべてシルク製です。
今回新たに入荷したのは、ストール×7点、ネックウォーマー×4点で
染めは藍、カリン、桑の実、ユウスゲ、トチノキ、赤しそ、コブナグサとなっています。
また、今までの在庫分としてサクラ、五倍子(ヌルデ)などのストールもあります。
価格は税込み4,400円~11,000円。どれも一点ものですので、売り切れ次第終了となります。

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2021年10月17日 軽井沢草花館 三浦由紀先生のネックウォーマー(税込み2,750円)

在庫については軽井沢草花館までお問い合わせ下さい。→ https://kusabana.net

三浦先生のプロフィール、またイベント情報につきましては以下のサイト「紬樹の雫(ゆきのしずく)」をご覧ください。

posted by kusabanakan at 13:50| 草花館日記

ブナ日記(194)黄葉わずかに進む(10/16)

(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

※昨日(10/16)観察した日記となります。前回10月7日以来9日ぶりの更新です。

この9日間で樹高や冬芽、幹の直径に変化はありませんでしたが、黄葉がわずかに進みました。

以下詳細です。

下写真:現在の全体の姿です。樹高は27aで、前回(10/7)から変化がありません。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a

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2021年10月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a

次は8月に芽吹いた若葉(葉っぱ)についてです。

下写真:上から見た崇さんです。8月に芽吹き始めた頃、3枚の葉は赤茶色をしていましたが、徐々に赤味が消えていき、今日現在、春に芽吹いた葉っぱとほぼ同じになりました。但し、形や柄の長さが5月に芽吹き始めた葉っぱとは違っていて、違和感は残ります。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:四角枠の部分を拡大したものです。
8月に入ってから芽吹いたところから伸びた枝は70_で、前々回(9/27)から変化がありません。
また、枝の先端の冬芽は12.0_で前回(10/7)から変化がありませんでした。変化がなかったのは、8月に冬芽の観察を開始してからはじめてのことです。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

次は、6月12日から観察中の冬芽です。

下写真:白い四角で囲った部分のさらに丸で囲った冬芽を6月12日から定期的に観察して長さを測定しています。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(冬芽の測定部分)

下写真:冬芽の長さは前々回(9/27)の13.0_から変化がありませんでした。
6/12:1.0_ → 6/22:1.5_ → 7/2:2.0_→7/12:3.0_→7/22:4.0_→8/1:5.0_→8/11:7.0→8/21:8.0_→8/30:9.0_→9/8:10.0_→9/17:11.5_→9/27:13.0_と順調に成長が続きましたが、9/27以降変化は見られません。来年の春まで休眠のようです。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ13.0_)

最後は幹の直径です。

(下写真)幹の直径は前回(10/7)のφ12.5_から変化がありませんでした。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径12.5_

【イヌブナとの比較】

下の写真には、実生から10年目、イヌブナの檀さんと一緒に撮影したものです。
(右上がブナの崇さんで左はイヌブナの檀さんです)
イヌブナの葉っぱはほとんど枯れて茶褐色化していますが、ブナ崇さんの葉っぱは、まだ緑色です。


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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降

posted by kusabanakan at 13:20| ブナ日記

2021年10月16日

イヌブナ日記(242)葉っぱ大半が枯れる、樹高&冬芽に変化なし(2021.10.16)

(2012年5月に種から発芽した実生から10年目のイヌブナ成長日記です)

10月7日以来、9日ぶりの更新です。

この9日間でイヌブナ安さんと檀さん共に、大半の葉っぱが枯れて茶褐色化しましたが、わずかに黄色く色づいたままの葉っぱも残っています。今年(2021)は10月に入ってからの気温が高く、例年よりも葉っぱの枯れる時期が遅いようです。
その他、樹高や冬芽、幹回りの直径に変化はありませんでした。

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2021年10月16日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

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2021年10月7日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

以下、安さんと檀さんの詳細です。

【イヌブナ安さん 実生10年目】

樹高は97.0aで、前回(10/7)と同じでした。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(樹高97.0a、幅148a)

下の写真は前回(10/7)撮影です。

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2021年10月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(樹高97.0a、幅148a)

下写真:上から見た安さんです。ほとんどの葉が枯れて茶褐色化しましたが、一部黄色い状態で残っています。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

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2021年10月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん

下写真:冬芽の長さは前々回(9/27)の15.0_から変化がありませんでした。これまでは6/12:1.0_ → 6/22:1.5_ → 7/2:2.0_→7/12:3.0_→7/22:4.0_→8/1:5.0_→8/11:6.0_→8/21:8.0_→8/30:9.5_→9/8:10.5_→9/17:12.0_→9/27:15_と成長が続いていましたが、9/27以降変化がありません。このまま春の芽吹きまで休眠するのでしょう。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(冬芽の長さ15_)

下の写真は前々回(9/27)撮影。この時から冬芽の長さは15_でした。

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2021年9月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(冬芽の長さ15_)

下写真:幹の直径は18.0_で、7月22日以降変化がありません。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径18.0_

【イヌブナ檀さん 実生10年目】

今回の測定でも樹高の変化はありませんでした。冬芽の成長は安さんと同様、この9日間で成長が見られませんでした。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高49a、幅74a)

下の写真は前回(10/7)撮影です。

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2021年10月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高49a、幅74a)

下写真:上から見た檀さんです。安さんと同様、この9日間で大半の葉っぱが枯れてましたが、一部は黄葉した状態で残っています。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん

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2021年10月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん

下写真:冬芽の長さは前々回(9/27)の12.0_から変化が見られませんでした。
6/12:2.0_ → 6/22:2.0_ → 7/2:2.5_→7/12:3.0_→7/22:4.5_→8/1:5.0_、8/11:6.0_→8/21:7.0_→8/30:8.0_→9/8:10.0_→9/17:11.0_→9/27:12.0_まで成長が続きましたが、安さんと同様、9/27以降変化がありません。このまま春の芽吹きまで休眠するのでしょう。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さんの冬芽(12.0_)

下の写真は前々回(9/27)撮影。この時から冬芽の長さは12_でした。

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2021年9月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さんの冬芽(12.0_)

下写真:イヌブナ檀さんとブナ崇さんのツーショットです。
左側の枯れ葉の多い方がイヌブナ檀さんで、右側の緑色の濃い方がブナの崇さんです。
イヌブナは葉っぱが枯れて冬のような姿になりましたが、ブナの葉はまだしっかりと緑色を保っています。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん(左)&ブナ実生8年目崇さん(右上)

下写真:幹の直径は13.0ミリで、7月12日から変化がありません。

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2021年10月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径13.0_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

【姉妹ブログ:ブナ日記】

ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです

以上
posted by kusabanakan at 20:29| イヌブナ日記

2021年10月15日

「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」【ヤマジノテンナンショウ】

小さな美術館軽井沢草花館 2021年度展示のご案内(10/15)
「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」を開催中です。

今年度(2021)の企画展では、石川功一の描いた軽井沢の草花図(水彩・油彩)を中心にしながら、記念展示としてマンガ、イラスト、人物画、風景画の作品を数点ずつ公開しています。
展示作品は不定期に少しづつ入れ替えを行っていますが、今回紹介するのは、10月6日から展示を始めたヤマジノテンナンショウ(水彩スケッチ)です。

【ヤマジノテンナンショウの実(山路天南星)】

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石川功一 ヤマジノテンナンショウ 1998年10月15日 水彩(10/5~11/23展示予定)

通称マムシグサとも呼ばれ、5月下旬から6月上旬にかけて花を咲かせ、10月に実を付けます。
サトイモ科のテンナンショウ属という仲間に分類されますが、他の仲間との見分けがつきにくく、「マムシグサ」と呼んだり、「テンナンショウ」と呼んだりすることが多いです。
軽井沢に自生するテンナンショウ属の仲間では、他にカルイザワテンナンショウ、オオマムシグサ、ミミガタテンナンショウ、コウライテンナンショウなどがあります。

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2021年10月15日 軽井沢 マムシグサの実

【軽井沢草花館の利用案内】

現在、コロナ感染予防対策として、入館に際して以下の4つの協力をお願いしています。

1.館内でのマスクの着用
2.受付での検温:37.5度以上の方は入館をお断りしています
3.チェックシートの記入:氏名、連絡先、健康状態、渡航歴
4.手指のアルコール消毒

但し、今後のコロナウィルスの感染状況によって、人数制限や日程、営業時間の変更をする可能性がございます。
最新情報はこのページにてお知らせしていきますので、来館予定の方は、事前に確認いただきますようお願いいたします。
軽井沢草花館チラシ2021_1000×708.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

画家・石川功一(1937-2007)の個人美術館として誕生した軽井沢草花館は今年で開館25周年(1997−)をむかえました。
本展では、軽井沢自生の草花図(水彩と油彩画)約40点の他、25年目の記念展示として石川功一のマンガ、イラスト、人物画、風景画等、画業の軌跡を辿る作品を数点ずつ公開します。
マンガ家として出発した20代、画家として本格的な活動を始めた30代、そして軽井沢で草花に出会い、草花図の制作に生涯を捧げた40代以降の作品を一堂に集めました。石川功一の画業変遷や人物像と照らし合わせながらお楽しみ下さい。

開催日 2021年4月24日(土)~2021年11月23日(火・祝)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、11/23は開館)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

・長野県民対象の県民応援前売り割/信州割Specialのクーポン利用できます。

・「信州の安心なお店」認証店に登録されました。お得なクーポン券も販売中です(100部限定、売り切れ次第終了)

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

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posted by kusabanakan at 15:26| 展示紹介

2021年10月14日

マツブサ日記(32)房の実が濃い紫色に(2021.10.14)

3年前(2018)、絡みついていた木の倒木でダメージを受けたマツブサの観察日記です。
前回9月29日以来、16日ぶりの更新です。

9月13日から29日にかけて緑色から紫色に変化した実の色は、さらにこの16日間で濃い紫色へと変化しました。

※マツブサは軽井沢に多く自生するチョウセンゴミシと同じマツブサ科の植物で、チョウセンゴミシの実とよく似ていますが、赤色のチョウセンゴミシに対して、マツブサは濃紫です。

下写真:実の色が巨峰のような濃い紫色になりました。

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2021年10月14日 軽井沢 自生地のマツブサ 実

下の写真は前回9月29日のときの状態です。この時は、まだ薄い紫色でした。

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2021年9月29日 軽井沢 自生地のマツブサ 実

下の写真は前々回9月13日のときの状態です。実の色はシャインマスカットのような薄い緑色でした。

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2021年9月13日 軽井沢 自生地のマツブサ 実

下写真は、全体の様子で、マツブサの房は中央に見えます。今年も花がほとんど咲かなかったようで、観察している実以外は確認できていません。また、一部の葉が黄色くなってきました。

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2021年10月14日 軽井沢 自生地のマツブサ 実
posted by kusabanakan at 17:45| マツブサ日記

2021年10月13日

ダンコウバイに実(2021.10.13)

草花館の庭のダンコウバイにたくさんの実が付きました。
今年は「今までで一番」と言っていいくらいたくさんの実が付きました。

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2021年10月13日 軽井沢草花館 ダンコウバイの実

実ははじめ緑色ですが、その後赤くなり、最終的に黒く熟します。
本日撮影の実は緑、赤、黒が混ざった状態です。
posted by kusabanakan at 16:51| 草花館日記

2021年10月10日

カラスvsアスター(209)

カラスvsアスター(209)

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第384(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2021年10月09日

キイジョウロウホトトギス花期終盤、実が付き始める(2021.10.9)

プランターで育てているキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)
9月22日の開花から2週間以上きれいに咲き続け、楽しませてくれました。
しかし、つぼみも残り僅かとなり、花期終盤。
初期に咲いた花には実が付き始めていました。

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2021年10月9日 軽井沢草花館 キイジョウロウホトトギス

下写真:花が散った後に、実が付き始めました。

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2021年10月9日 軽井沢草花館 キイジョウロウホトトギス実
posted by kusabanakan at 16:59| 草花館日記

駐車場、イロハモミジ赤味増す、リュウノウギク開花(2021.10.9)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。
日当たりのよい木の上部など一部赤みが増してきました。これから10月末にかけて色どりを増していきます。

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2021年10月9日 軽井沢草花館 イロハモミジ

この時期になると、軽井沢草花館の敷地内で咲く花も限られてきますが、その中で菊の花がきれいに咲いていてくれます。ノコンギク、そしてシロヨメナ、アキノキリンソウは9月から咲きはじめていますが、3日ほど前からリュウノウギクが咲きはじめました。

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2021年10月9日 軽井沢草花館 ワレモコウ
posted by kusabanakan at 16:50| 草花館日記

2021年10月08日

ブナ日記(193)冬芽の成長、有りと無し(10/7)

(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

※昨日(10/7)観察した日記となります。前回9月27日以来10日ぶりの更新です。

この10日間で樹高に変化はありませんでしたが、葉っぱがわずかに黄色みを帯び始めました。
そして、冬芽の観察では成長した芽とそうでなかった芽と両方ありました。

以下詳細です。

下写真:現在の全体の姿です。樹高は27aで、前回(9/27)から変化がありません。

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2021年10月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a

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2021年9月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a

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2021年9月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a

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2021年9月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a

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2021年8月30日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a

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2021年8月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高26a

下写真:8月11日撮影の一枚です。この時は8月の若葉(3枚)が成長過程で、色が赤茶色をしていました。

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2021年8月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高26a

下写真:8月1日に撮影の一枚です。8月の若葉が芽吹く直前です。

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2021年8月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高24.0cm)

次は8月に芽吹いた若葉(葉っぱ)についてです。

下写真:上から見た崇さんです。8月に芽吹き始めた頃、3枚の葉は赤茶色をしていましたが、徐々に赤味が消えていき、今日現在、春に芽吹いた葉っぱとほぼ同じになりました。但し、形や柄の長さが5月に芽吹き始めた葉っぱとは違っていて、違和感は残ります。

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2021年10月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年9月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年9月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年9月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年8月30日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年8月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:8月11日撮影の一枚です。3枚の葉っぱは赤茶色をしていました。

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2021年8月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

下写真:四角枠の部分を拡大したものです。

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2021年10月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

8月に入ってから芽吹いたところから伸びた枝は70_で、前回(9/27)から変化がありませんでした。
枝の先端の冬芽は12.0_となり、前回(9/27)の9.5_から2.5_伸びました。
一方、6/12から観察している別(下記)の冬芽は成長が見られず、同じ冬芽でも差が見られました。

20211007ブナの冬芽成長グラフ02.jpg
 2021年6月12日から10月7日 ブナ冬芽の長さの成長グラフ

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2021年9月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年9月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年9月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年8月30日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

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2021年8月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

次は、6月12日から観察中の冬芽です。

下写真:白い四角で囲った部分のさらに丸で囲った冬芽を6月12日から定期的に観察して長さを測定しています。

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2021年10月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(冬芽の測定部分)

20210927buna_su_8y_01b.jpg
2021年9月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(冬芽の測定部分)

下写真:冬芽の長さは前回(9/27)の13.0_から変化がありませんでした。
6/12:1.0_ → 6/22:1.5_ → 7/2:2.0_→7/12:3.0_→7/22:4.0_→8/1:5.0_→8/11:7.0→8/21:8.0_→8/30:9.0_→9/8:10.0_→9/17:11.5_→9/27:13.0_と順調に成長が続きましたが、9/27から10/7の10日間では変化がありませんでした。
10月以降に冬芽の成長が止まってもおかしくないのですが、8月に芽吹いたところから出た冬芽は成長が続いていて面白い結果でした。

20211007ブナの冬芽成長グラフ02.jpg
 2021年6月12日から10月7日 ブナ冬芽の長さの成長グラフ

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2021年10月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ13.0_)

20210927buna_su_8y_03.jpg
2021年9月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ13.0_)

最後は幹の直径です。

(下写真)幹の直径は前回のφ12.5_から変化がありませんでした。

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2021年10月7日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径12.5_

【イヌブナとの比較】

下の写真には、実生から10年目、イヌブナの檀さんと一緒に撮影したものです。
(右上がブナの崇さんで左はイヌブナの檀さんです)
成長の違いはありますが、どちらも順調に成長を続けています。


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2021年10月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

ブナ日記【記録編】 2015年5月1日以降

posted by kusabanakan at 16:31| ブナ日記

ヒオウギ日記(6)葉が枯れ始め(2021.10.7)

ヒオウギを種から育てて観察しています。
今年(2021)の3月28日に小さなプランターに13粒、さらに8月22日に14粒の種を鉢に植えました。

合計27粒の種をまいて、発芽したのはプランターにまいた種からの一株だけですが、その株も秋になり、葉っぱが枯れ始めました。

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2021年10月7日 軽井沢草花館 ヒオウギ
左:2021年8月25日 14粒種まき 右:2021年3月28日 13粒種まき

上写真、8月25日に種まきした鉢植えのヒオウギは最終的に芽が出ませんでした。3月28日に種まきした細長いプランターのヒオウギは8月に1つ発芽しましたが、前回(9/10)測定した草丈56_よりも大きく成ることなく、葉っぱが枯れ始めました。
また、9月10日の時点で5枚あった葉っぱは1枚減って4枚になっています(下写真)。

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2021年10月7日 軽井沢草花館 ヒオウギの葉 草丈56_(2021年3月28日に種まき)

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2021年10月7日 軽井沢草花館 ヒオウギの葉 草丈56_(2021年3月28日に種まき)
posted by kusabanakan at 15:47| ヒオウギ日記