2021年11月28日
2021年11月27日
マツブサ日記(34)ひと房4粒を残して実が落ちる(2021.11.27)
3年前(2018)、絡みついていた木の倒木でダメージを受けたマツブサの観察日記です。
前回11月8日以来、19日ぶりの更新です。
今回で、今年度のマツブサ日記を終了します。来年は芽吹きが始めるころに、また再開する予定です。
さて、前回の時に、すでにマツブサの実が完熟していましたが、この19日間で実の数が6粒から4粒へと2粒少なくなっていました。残っている4粒は乾燥してしわしわになっていて、ドライフルーツのようです。
また、前回はまだ葉っぱが残っていましたが、今日は完全に葉が落ち切っていました。周辺の落葉樹も落葉しているので、森の周囲の見通しがよく、冬ならではの景色が広がっていました。
以下、実の様子(成長過程も含む)、幹の状態、冬芽の観察結果へと続きます。
下の写真は本日の実の状態です。残った実4粒はしわしわになってドライフルーツのような状態でした。残念ながら手に届かない高さにあるので、触って確かめることはできませんでした。
2021年11月27日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(4粒)
下の写真は11月8日のときの状態です。この時は6粒の実がありましたが、11月27日は4粒しかありませんでした。
2021年11月8日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(6粒)
下の写真は10月14日のときの状態です。この時は10粒の実がありましたが、11月8日は6粒しかありませんでした。
2021年10月14日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(10粒)
下の写真は前回9月29日のときの状態です。この時は、まだ薄い紫色でした。
2021年9月29日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(11粒)
下の写真は前々回9月13日のときの状態です。実の色はシャインマスカットのような薄い緑色でした。
2021年9月13日 軽井沢 自生地のマツブサ 実
下写真は本日(11/27)撮影で、マツブサが生えているところの根元の部分です。葉っぱが茂っている時期は葉っぱで隠れてしまって分かりづらいですが、この時期は観察しやすいです。つる性で、2株がねじれ合って成長している様子でした。
2021年11月27日 軽井沢 自生地のマツブサ 幹
下写真は、もう少し近づいて撮影したものです。
2021年11月27日 軽井沢 自生地のマツブサ 幹
下の写真は、マツブサの冬芽です。来年の芽吹きにしっかりと備えています。
2021年11月27日 軽井沢 自生地のマツブサ 冬芽
下の写真は冬芽のついたツルの部分を広角に撮影したものです。ツルを伸ばし、他の樹木に絡みつきながら成長しているようです。
2021年11月27日 軽井沢 自生地のマツブサ 冬芽
posted by kusabanakan at 17:12| マツブサ日記
2021年11月26日
ブナ日記(200)冬の休眠へ 今季最終回(11/26)
(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)
11月22日以来、4日ぶりの更新です。
樹高、冬芽の成長に変化はなく、すっかり冬の休眠状態となりました。
今年、ブナの崇さんは実生から8年目にして一番の成長をして、サイズが一回り大きくなりました。
8月になってからは再び芽吹きが始まり、そこから出た3枚の葉っぱだけは、春に芽吹いた葉っぱと異なる部分が多く、観察しがいのある一年でもありました。
次回の更新は、来年春の芽吹き前からを予定しています。
2021年11月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
下写真:上から見た崇さんの全体像で、以下、今までの成長過程です。
2021年11月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

2021年8月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
posted by kusabanakan at 21:09| ブナ日記
2021年11月23日
【ご案内】冬期休館2021-2022
【冬期休館(2021-2022)のご案内】
2021年度 軽井沢草花館 企画展
開館25周年記念 石川功一の草花展(4/24-11/23)は終了しました。
次回の展示は2022年4月下旬からを予定しております。
軽井沢草花館ホームページ https://kusabana.net
posted by kusabanakan at 17:00| 展示紹介
2021年11月22日
ブナ日記(199)8月芽吹きの葉っぱ、丸まったが雨で戻る(11/22)
(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)
11月20日以来、2日ぶりの更新です。
前回(11/20)、8月に芽吹いた3枚の葉っぱだけが乾燥して丸まってしまったところでしたが、今日は朝から霧雨が舞ったり、夕方からは霧が出て雨が降るなど、湿度の高い一日。
明け方の時点でブナの崇さんの丸まっていた3枚の葉っぱは、元のように平らに戻っていました。
秋に葉っぱが枯れてからの冬の期間では、天気(湿度)によって、葉っぱが丸まったり、元に戻ったりを繰り返すこと自体、毎年のことなので、特におかしなことではないのですが、同じ個体から成長してきた葉っぱが、違う成長と反応を続けていることがとても不思議です。
2021年11月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(8月に芽吹いた3枚の葉っぱ、湿気で平らに戻る)
下の写真は前回(11/20)に撮影の一枚。この時は、3枚の葉っぱだけが乾燥で丸まっていました。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(8月に芽吹いた3枚の葉っぱだけ丸まる)
下写真:上から見た崇さんの全体像で、以下、今までの成長過程です。
2021年11月22日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:11月20日と21日は、8月に芽吹いた左端の3枚の葉だけ丸まっていました。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:葉っぱが丸まる前。
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

2021年8月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
posted by kusabanakan at 16:12| ブナ日記
2021年11月20日
ブナ日記(198)8月芽吹きの葉っぱだけが丸まる!(11/20)
(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)
11月16日以来、4日ぶりの更新です。
本来はわずか4日で更新する予定ではありませんでしたが、本日、ブナの崇さんの成長に大きな変化が見られたので、急遽更新することにしました。
前回(11/16)、8月に芽吹いた3枚の葉っぱだけがようやく枯れて、他の葉っぱのように茶褐色化したところでした。
それが、今日(11/20)になって、3枚の葉っぱだけが丸まっているのが観察できました。
「あれ!?」という感じでした。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(8月に芽吹いた3枚の葉っぱだけ丸まる)
上の写真が8月に芽吹いた葉っぱで、下の写真が5月に芽吹いた葉っぱです。状態が異なっているのは一目瞭然ですが、元々の葉っぱの形や大きさ、質感も違っていて、同じブナからでたものとは思えない感じです。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(通常5月に芽吹いた葉っぱは丸まらず)
以下詳細です。
下写真:現在の全体の姿です。樹高は27aで、前回(11/16)から変化ありませんでした。何故か?、上部にある3枚の葉っぱ(8月になってから芽吹いた葉っぱ)だけが丸まっています。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
次は8月に芽吹いた若葉(葉っぱ)についてです。
下写真:上から見た崇さんです。
8月に芽吹いた左端の3枚の葉だけ丸まっていて、ここだけ違う植物のように感じてしまいます。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
以下、今までの成長過程です。
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

2021年8月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:左側四角枠の部分を拡大したものです。
8月に入ってから芽吹いたところから伸びた枝は72_で、前回(11/16)から変化がありませんでした。
また、枝の先端の冬芽も13.5_で前回から変化がありませんでした。
ところが、左端の3枚だけ丸まっています。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:8月に芽吹き始めたところから伸びた枝は、白い四角枠の真ん中付近から出てきました。そこを境として見ると、右と左では枝の質感が違っています。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:上の写真の白い四角枠を拡大したものです。
5月から成長した右側の枝は表面がツルツルして光沢があり、白い小さな斑点があります。一方、8月から成長した左側の枝はザラザラして、表面に産毛が生えていて、白い斑点も細長く、5月からのものとは違います。
まるで別々の植物が合わさっているような感じがしますが、これがどのようなことなのか分からずにいます。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
posted by kusabanakan at 15:51| ブナ日記
2021年11月18日
ヒオウギ日記(7)ほぼ枯れ草状態に(2021.11.18)
ヒオウギを種から育てて観察しています。
今年(2021)の3月28日に小さなプランターに13粒、さらに8月22日に14粒の種を鉢に植えました。
前回10/7以来、42日ぶりの更新です。
合計27粒の種をまいて、発芽したのは3月28日にプランターにまいた種からの一株だけですが、秋も深まって、ほぼ全体の葉っぱが枯れました。以下、3月28日に種まきしたプランターの状態です。
※8月22日に種まきした鉢植えの観察については、発芽もなく今回割愛します。
2021年11月18日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年3月28日 13粒種まき)
下写真:拡大したものです。わずかに緑色の部分を残していますが、ほとんどの部分は枯れていました。

2021年11月18日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年3月28日 13粒種まき)
下写真:16日前(11/2)に撮影した一枚です。この時は、やや黄葉しているものの、2枚の葉っぱは緑色をしていました。
2021年11月2日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年3月28日 13粒種まき)
2021年11月2日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年3月28日 13粒種まき)
下写真:前回(10/7)観察した時の一枚です。
2021年10月7日 軽井沢草花館 ヒオウギ
左:2021年8月25日 14粒種まき 右:2021年3月28日 13粒種まき
2021年10月7日 軽井沢草花館 ヒオウギの葉 草丈56_(2021年3月28日に種まき)
posted by kusabanakan at 20:41| ヒオウギ日記
ナンバンハコベ日記(17)実から種採取(20211118)
前回10月31日以来18日ぶりの更新です。
一部、茎の先端部分に緑色の葉が残るものの、ほとんどの葉が枯れて、茶褐色化しました。
※鉢植えのナンバンハコベについては、今年花が咲かなかったことから実もつかず、今回は割愛します。
2021年11月18日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベ(全体)
下の写真は前回(10/31)の状態です。
2021年10月31日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベ(全体)
下写真:数は少ないものの、先端部分に緑色の葉が残っていました。
2021年11月18日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベの実(濃い黒)
実を一つ収穫し、中から種を採取して見ました。まずは実の大きさを測ってみたところ、長さ8_くらいでした。(下写真)。
2021年11月18日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベの実
次に、実をカッターで2つに割ってみました(下写真)。
すると、中から小さな種がたくさん出てきました。実の内部は水分を含んでいて、出てきた種は濡れていました。
2021年11月18日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベ 実から出てきた種
種だけを取り出して数えたところ、39粒ありました(下写真)。
2021年11月18日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベ 実から出てきた種
posted by kusabanakan at 20:22| ナンバンハコベ日記
2021年11月16日
ブナ日記(197)8月芽吹き部分も葉が枯れる(11/16)
(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)
11月6日以来、10日ぶりの更新です。
前回(11/6)の時は、8月に芽吹いた3枚の葉っぱだけがまだ緑色のままでしたが、この10日間で、ようやく枯れて茶褐色化しました。
以下詳細です。
下写真:現在の全体の姿です。樹高は27aで、前回(11/6)から変化ありませんでした。上部の3枚がようやく枯れて茶褐色化し、すべての葉が同じような色になりました。
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
下の写真は8月になって3枚の葉っぱが開き始めた頃の様子です。はじめは赤茶色でした。
次は8月に芽吹いた若葉(葉っぱ)についてです。
下写真:上から見た崇さんです。
8月に芽吹いた左端の3枚の葉だけ、取り残されたように黄葉が遅れていましたが、ようやくここ数日で完全に枯れ、色が茶褐色化しました。5日前の11/11にはきれいな黄色になりましたが、すぐに茶色くなりました。
この10日間で、緑→黄→茶というように、慌ただしく変化しました。
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:四角枠の部分を拡大したものです。
8月に入ってから芽吹いたところから伸びた枝は72_で、前回(11/6)から変化がありませんでした。
また、枝の先端の冬芽も13.5_で前回から変化がありませんでした。
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
次は、6月12日から観察中の冬芽です。
6/12:1.0_ → 6/22:1.5_ → 7/2:2.0_→7/12:3.0_→7/22:4.0_→8/1:5.0_→8/11:7.0→8/21:8.0_→8/30:9.0_→9/8:10.0_→9/17:11.5_→9/27:13.0_と順調に成長が続きましたが、9/27以降変化は見られません。来年の春まで休眠のようです。
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ13.0_)
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ13.0_)
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ13.0_)
最後は幹の直径です。
(下写真)幹の直径は前々回(10/7)のφ12.5_から変化がありませんでした。
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径12.5_
【イヌブナとの比較】
下の写真には、実生から10年目、イヌブナの檀さんと一緒に撮影したものです。
(右上がブナの崇さんで左はイヌブナの檀さんです)
イヌブナの葉っぱはほとんど枯れて茶褐色化していますが、ブナ崇さんの葉っぱは、まだ緑色です。
2021年11月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん
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posted by kusabanakan at 22:16| ブナ日記
2021年11月14日
2021年11月08日
マツブサ日記(33)房の実が濃い紫色に(2021.11.8)
3年前(2018)、絡みついていた木の倒木でダメージを受けたマツブサの観察日記です。
前回10月14日以来、25日ぶりの更新です。
この25日間で実の色には変化が感じられませんでしたが、粒状の実の数が減っていました。鳥か小動物にでもに食べられたのでしょうか?
また、秋が深まって、葉の色が黄色みを帯びてきました。
※マツブサは軽井沢に多く自生するチョウセンゴミシと同じマツブサ科の植物で、チョウセンゴミシの実とよく似ていますが、赤色のチョウセンゴミシに対して、マツブサは濃紫です。
下写真:前回(10/14)から実そのものに変化は感じられませんでしたが、実の数が減りました。
2021年11月8日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(6粒)
下の写真は前回10月14日のときの状態です。この時は10粒の実がありましたが、11月8日は6粒しかありませんでした。
2021年10月14日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(10粒)
下の写真は前回9月29日のときの状態です。この時は、まだ薄い紫色でした。
2021年9月29日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(11粒)
下の写真は前々回9月13日のときの状態です。実の色はシャインマスカットのような薄い緑色でした。
2021年9月13日 軽井沢 自生地のマツブサ 実
posted by kusabanakan at 16:46| マツブサ日記
駐車場、イロハモミジ紅葉、落葉して赤いじゅうたん(2021.11.8)
軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。
例年に比べてゆっくりと進んでいた紅葉は11月3日頃をピークに散り始め、現在8割くらいの葉が落ちました。
赤く染まった葉が地面に落ちて、赤いじゅうたんを敷いたようになりました。
2021年11月8日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年11月8日 軽井沢草花館 屋内から望むイロハモミジ
下写真:3日前(11/5)撮影です。3日ころから散り始めていましたが、きれいな状態が長く続きました。
以下、11/5からさかのぼって10/22まで2週間における紅葉変化です。
2021年11月5日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年11月3日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年11月2日 軽井沢草花館 イロハモミジ

2021年11月1日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年10月31日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年10月28日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年10月25日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年10月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 16:33| 草花館日記
2021年11月07日
ブナ日記(196)葉が茶褐色化 & 8月芽吹き部分だけ冬芽が成長!?(11/6)
(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)
※昨日(11/6)観察した日記となります。前回10月27日以来10日ぶりの更新です。
この10日間で黄葉していた葉っぱが茶褐色化して枯れ葉状態になりました。ところが、8月に芽吹いた3枚の葉っぱだけはまだ緑色のままで、他の5月に芽吹いた葉っぱとの色の差が開きました。また、8月に芽吹いたところから出た冬芽だけ成長が止まりません。秋も深まって来て朝晩の冷え込みも厳しくなる中で、「植物は成長するのだろうか?」、「計り間違えているのではないか?」と思うほど、不思議でなりません。
以下詳細です。
下写真:現在の全体の姿です。樹高は27aで、前回(10/27)から変化ありませんでした。そして葉っぱは茶褐色化して、上部の3枚を除いて、冬の姿になりました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
下の写真は8月になって3枚の葉っぱが開き始めた頃の様子です。はじめは赤茶色でした。
次は8月に芽吹いた若葉(葉っぱ)についてです。
下写真:上から見た崇さんです。
全体は葉っぱが茶褐色化しましたが、8月に芽吹いた左端の3枚の葉はまだ緑色をしています。
ただ、緑色と言っても、前回(10/27)まで見られた濃い緑色から黄葉してきて、黄緑色へと変化してきました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:四角枠の部分を拡大したものです。
8月に入ってから芽吹いたところから伸びた枝は72_で、なんと10/27からの10日間で2_伸びていました。
何かの間違いではないかと思って、計り直してもみましたが、72_ありました。
さらに、枝の先端の冬芽が13.5_になっていて前回(10/27)の12.5_から1.0_伸びていました。
これも驚きです。今年の観察はそろそろ終わりにしようかと思っていましたが、観察を止めるわけにいかなかくなってしまいました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
次は、6月12日から観察中の冬芽です。
6/12:1.0_ → 6/22:1.5_ → 7/2:2.0_→7/12:3.0_→7/22:4.0_→8/1:5.0_→8/11:7.0→8/21:8.0_→8/30:9.0_→9/8:10.0_→9/17:11.5_→9/27:13.0_と順調に成長が続きましたが、9/27以降変化は見られません。来年の春まで休眠のようです。
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ13.0_)
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽(長さ13.0_)
最後は幹の直径です。
(下写真)幹の直径は前々回(10/7)のφ12.5_から変化がありませんでした。
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 幹直径12.5_
【イヌブナとの比較】
下の写真には、実生から10年目、イヌブナの檀さんと一緒に撮影したものです。
(右上がブナの崇さんで左はイヌブナの檀さんです)
イヌブナの葉っぱはほとんど枯れて茶褐色化していますが、ブナ崇さんの葉っぱは、まだ緑色です。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん&ブナ実生8年目崇さん
posted by kusabanakan at 15:34| ブナ日記
2021年11月06日
イヌブナ日記(244)葉っぱ枯れて冬モードに(2021.11.6)
(2012年5月に種から発芽した実生から10年目のイヌブナ成長日記です)
10月27日以来、10日ぶりの更新です。
この10日間でイヌブナ安さんと檀さん共に、完全に葉っぱが枯れて茶褐色化し、乾燥で葉が丸まりました。
このまま春の芽吹き前まで葉っぱが付いたまま冬を越しますが、檀さんの方は落葉するものが多く、枝に付いたままの葉っぱが少なくなりました。
今年度のイヌブナ日記は本日で最終とし、来年の芽吹き前から再開します。
2021年11月6日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん
2021年10月27日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん
以下、安さんと檀さんの詳細です。
【イヌブナ安さん 実生10年目】
樹高は101.5aで前回(11/27)の101.0aから0.5a高くなりました。葉っぱが枯れ、落葉も進んだことから、枝にかかっていた重みが減って、斜めに伸びていた幹が上方向に立ち上がったからだと思います。
全体の幅は前回(10/27)と同様145aでした。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(樹高101.5a、幅145a)
下の写真は前回(10/27)撮影です。
2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(樹高101.0a、幅145a)
下写真:上から見た安さんです。茶褐色化した葉っぱが乾燥で丸まりました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん
下写真:冬芽の長さは9/27以来15.0_のまま変化がありません。これまでは6/12:1.0_ → 6/22:1.5_ → 7/2:2.0_→7/12:3.0_→7/22:4.0_→8/1:5.0_→8/11:6.0_→8/21:8.0_→8/30:9.5_→9/8:10.5_→9/17:12.0_→9/27:15_と成長が続いていましたが、9/27以降変化がありません。休眠状態になっているようです。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(冬芽の長さ15_)
2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(冬芽の長さ15_)
下写真:幹の直径は18.0_で、7月22日以降変化がありません。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径18.0_
【イヌブナ檀さん 実生10年目】
安さんと同様に、葉っぱが枯れ、落葉も進んだことから、重さが軽くなって、斜めに傾いている幹が上方向に立ち上がってきたようです。前回(10/27)よりも樹高が1a高くなりました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高52a、幅72a)
下の写真は前回(10/27)撮影です。
2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高51a、幅72a)
下写真:上から見た檀さんです。安さんと同様、茶褐色化した葉っぱが乾燥で丸まりました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん
下写真:イヌブナ檀さんとブナ崇さんのツーショットです。
左側の枯れ葉の多い方がイヌブナ檀さんで、右側の葉っぱがたくさん付いている方がブナの崇さんです。
イヌブナとブナとでは、葉っぱの状態が違います。イヌブナの方が葉っぱの枯れる時期が早くに来ました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん(左)&ブナ実生8年目崇さん(右上)
下写真:幹の直径は13.0ミリで、7月12日から変化がありません。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径13.0_
【姉妹ブログ:ブナ日記】
ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです
以上
posted by kusabanakan at 21:39| イヌブナ日記
2021年11月05日
緑のカーテン2021(16)今年の最終回、ほぼ落葉する(11/3)
※一昨日(11/3)観察した日記となります。前回10月18日以来、16日ぶりの更新です。
軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で11年目のシーズン。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
前回10/18の時で、すでに大半の葉が落葉していましたが、現在ほとんどの葉が散っていて、今年の緑のカーテンも終了といったところです。
今年もきれいな緑のカーテンとなりましたが、全体のボリュームは昨年の方が厚みがあったように感じます。
ヤマノイモとウチワドコロの蔓が主力となり、次にノブドウ、イケマ、チョウセンゴミシと続きました。
残念ながら実のものは付きませんでした。チョウセンゴミシの実が付きかけたものの、すぐに枯れてしまい、実も未成熟のまま落ちてしまいました。あえて付いたと言えばヤマノイモのムカゴです。こちらは100個近くできたでしょうか? 収穫できたものは炊き込みご飯で食べました。
今年はこれで最終回となりますが、また来年観察していこうと思っています。
2021年11月3日 軽井沢草花館 緑のカーテン
下の写真は前回(10/18)の時の状態です。
2021年10月18日 軽井沢草花館 緑のカーテン
つづく
posted by kusabanakan at 20:51| 緑のカーテン
2021年11月03日
駐車場、イロハモミジ紅葉、彩り最盛期に(2021.11.3)
軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。
例年に比べてゆっくりと進んでいた紅葉ですが、25日過ぎ位から色づきが進み、月末の10/31には最盛期の彩りとなりました。
そして11月に入ってからもさらに彩りを増してきましたが、本日、落葉が始まりました。
2021年11月3日 軽井沢草花館 イロハモミジ
下写真:屋内の吹き抜け窓から見えるイロハモミジです。真っ赤な葉を間近で見ることが出来ます。
2021年11月3日 軽井沢草花館 屋内から望むイロハモミジ
以下、10/22-11/2までの紅葉の変化です。
2021年11月2日 軽井沢草花館 イロハモミジ

2021年11月1日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年10月31日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年10月28日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年10月25日 軽井沢草花館 イロハモミジ
2021年10月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 22:07| 草花館日記
2021年11月01日
ナンバンハコベ日記(16)黄葉して枯れ草へ(20211031)
※昨日(10/31)観察した日記となります。前回10月4日以来27日ぶりの更新です。
すっかり葉が黄色くなりました。
花の時期は完全に終わり、全体は枯れ草のような状態です。
2021年10月31日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベ(全体)
下は前回(10/4)、27日前に撮影した写真です。
2021年10月4日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベ(全体)
また、鉢植え(×2つ)で育てているナンバンハコベは、最後まで花が咲くことなく、葉が黄色くなりました。
2021年10月31日 軽井沢草花館 鉢植え(×2) ナンバンハコベ
下は前回(10/4)、27日前に撮影した写真です。
下写真:実は真っ黒の状態です。
2021年10月31日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベの実(濃い黒)
posted by kusabanakan at 21:09| ナンバンハコベ日記