(2012年5月に種から発芽した実生から10年目のイヌブナ成長日記です)
10月27日以来、10日ぶりの更新です。
この10日間でイヌブナ安さんと檀さん共に、完全に葉っぱが枯れて茶褐色化し、乾燥で葉が丸まりました。
このまま春の芽吹き前まで葉っぱが付いたまま冬を越しますが、檀さんの方は落葉するものが多く、枝に付いたままの葉っぱが少なくなりました。
今年度のイヌブナ日記は本日で最終とし、来年の芽吹き前から再開します。
2021年11月6日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん
2021年10月27日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん
以下、安さんと檀さんの詳細です。
【イヌブナ安さん 実生10年目】
樹高は101.5aで前回(11/27)の101.0aから0.5a高くなりました。葉っぱが枯れ、落葉も進んだことから、枝にかかっていた重みが減って、斜めに伸びていた幹が上方向に立ち上がったからだと思います。
全体の幅は前回(10/27)と同様145aでした。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(樹高101.5a、幅145a)
下の写真は前回(10/27)撮影です。
2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(樹高101.0a、幅145a)
下写真:上から見た安さんです。茶褐色化した葉っぱが乾燥で丸まりました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん
下写真:冬芽の長さは9/27以来15.0_のまま変化がありません。これまでは6/12:1.0_ → 6/22:1.5_ → 7/2:2.0_→7/12:3.0_→7/22:4.0_→8/1:5.0_→8/11:6.0_→8/21:8.0_→8/30:9.5_→9/8:10.5_→9/17:12.0_→9/27:15_と成長が続いていましたが、9/27以降変化がありません。休眠状態になっているようです。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(冬芽の長さ15_)
2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん(冬芽の長さ15_)
下写真:幹の直径は18.0_で、7月22日以降変化がありません。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 安さん 幹直径18.0_
【イヌブナ檀さん 実生10年目】
安さんと同様に、葉っぱが枯れ、落葉も進んだことから、重さが軽くなって、斜めに傾いている幹が上方向に立ち上がってきたようです。前回(10/27)よりも樹高が1a高くなりました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高52a、幅72a)
下の写真は前回(10/27)撮影です。
2021年10月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん(樹高51a、幅72a)
下写真:上から見た檀さんです。安さんと同様、茶褐色化した葉っぱが乾燥で丸まりました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん
下写真:イヌブナ檀さんとブナ崇さんのツーショットです。
左側の枯れ葉の多い方がイヌブナ檀さんで、右側の葉っぱがたくさん付いている方がブナの崇さんです。
イヌブナとブナとでは、葉っぱの状態が違います。イヌブナの方が葉っぱの枯れる時期が早くに来ました。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目檀さん(左)&ブナ実生8年目崇さん(右上)
下写真:幹の直径は13.0ミリで、7月12日から変化がありません。
2021年11月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径13.0_
【姉妹ブログ:ブナ日記】
ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです
以上