(2014年春に種から発芽し、今年で8年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)
11月16日以来、4日ぶりの更新です。
本来はわずか4日で更新する予定ではありませんでしたが、本日、ブナの崇さんの成長に大きな変化が見られたので、急遽更新することにしました。
前回(11/16)、8月に芽吹いた3枚の葉っぱだけがようやく枯れて、他の葉っぱのように茶褐色化したところでした。
それが、今日(11/20)になって、3枚の葉っぱだけが丸まっているのが観察できました。
「あれ!?」という感じでした。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(8月に芽吹いた3枚の葉っぱだけ丸まる)
上の写真が8月に芽吹いた葉っぱで、下の写真が5月に芽吹いた葉っぱです。状態が異なっているのは一目瞭然ですが、元々の葉っぱの形や大きさ、質感も違っていて、同じブナからでたものとは思えない感じです。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(通常5月に芽吹いた葉っぱは丸まらず)
以下詳細です。
下写真:現在の全体の姿です。樹高は27aで、前回(11/16)から変化ありませんでした。何故か?、上部にある3枚の葉っぱ(8月になってから芽吹いた葉っぱ)だけが丸まっています。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目 樹高27a
次は8月に芽吹いた若葉(葉っぱ)についてです。
下写真:上から見た崇さんです。
8月に芽吹いた左端の3枚の葉だけ丸まっていて、ここだけ違う植物のように感じてしまいます。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
以下、今までの成長過程です。
2021年11月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年11月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
2021年10月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目

2021年8月6日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:左側四角枠の部分を拡大したものです。
8月に入ってから芽吹いたところから伸びた枝は72_で、前回(11/16)から変化がありませんでした。
また、枝の先端の冬芽も13.5_で前回から変化がありませんでした。
ところが、左端の3枚だけ丸まっています。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:8月に芽吹き始めたところから伸びた枝は、白い四角枠の真ん中付近から出てきました。そこを境として見ると、右と左では枝の質感が違っています。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目
下写真:上の写真の白い四角枠を拡大したものです。
5月から成長した右側の枝は表面がツルツルして光沢があり、白い小さな斑点があります。一方、8月から成長した左側の枝はザラザラして、表面に産毛が生えていて、白い斑点も細長く、5月からのものとは違います。
まるで別々の植物が合わさっているような感じがしますが、これがどのようなことなのか分からずにいます。
2021年11月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目