2022年05月30日

イヌブナ日記(251)葉っぱしっかりと固く&虫喰い

(2012年5月に種から発芽した実生から11年目のイヌブナ成長日記です)

前回5月16日以来、2週間ぶりの更新です。
この2週間で、やわらかかった新緑の葉っぱがしっかりと固い葉っぱへと変化しました。
ただ、葉っぱの色はまだうす緑色をしていてやさしい印象です。
また、一部の葉っぱが虫に喰われましたが、今日現在深刻な状態ではなく、毎年のことなので、あまり心配していません。

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2022年5月30日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

下の写真は前回5月16日に撮影したものです。葉っぱのボリュームはそれほど変わっていないように見えますが、安さん、檀さんともに、斜めに傾いている枝が上方向に立ち上がってきていて、樹高が3a高くなっていました。

安さんの樹高:5月16日=90a → 5月30日=93a
檀さんの樹高:5月16日=48a → 5月30日=51a

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2022年5月16日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

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2022年5月7日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生11年目】

下写真は上から見た安さんです。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下の写真は前回5月16日に撮影です。こうやって比べると、この2週間で、葉っぱがしっかりと開いて、密度が高くなっています。

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2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

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2022年5月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:一部の葉っぱが虫に喰われました。
虫の喰われ方にもいくつかのパターンがあって、下のパターンは小さな穴が開くもの。
※葉っぱのサイズは前回と同様、大きなもので長さ8セaくらい。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 虫喰い(その1)

下写真:葉っぱがかじられて、半分だけなくなってしまったもの。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 虫喰い(その2)

下写真:幹の直径は18.0_で、7月22日以降変化がありません。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 幹直径18.0_

【イヌブナ檀さん 実生11年目】

下写真は上から見た壇さんです。
前回(5/16)に比べると、葉っぱが開いて全体のボリュームが増しましたが、安さんに比べると葉っぱのサイズは小ぶりです。
鉢のサイスが小さいので、栄養不足の面もあるかもしれません。水やりは毎日欠かさず行っています。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真は前回(5/16)撮影です。

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2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

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2022年5月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:安さんと同様、一部の葉っぱが虫に喰われました。
この葉っぱの喰われ方は、細長い穴が開いていて、安さんの喰われ方と少し違うような気がします。
「犯人は誰だ!」と葉っぱの両面を探してみたりしますが、すでに逃げてしまっていてわかりません…
※葉っぱのサイズは前回と同様、大きなもので長さ6セaくらいで、安さんに比べて全体的に小ぶりです。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 虫喰い 

下写真:幹の直径は13.0ミリで、昨年(2021)の7月12日から変化がありません。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径13.0_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

【姉妹ブログ:ブナ日記】

ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです

以上
posted by kusabanakan at 21:14| イヌブナ日記

ナンバンハコベ日記(21)まっすぐ上に31a(20220530)

前回5/3以来23日ぶりの更新です。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 プランター&鉢植え×2 ナンバンハコベ(共に20210503種まき)

去年(2021)の5月3日に種まきしてから2年目をむかえているナンバンハコベですが、昨年以上にすくすくと成長しています。
ただし、小さな鉢で育っているものは成長が遅く、環境によって成長に大きな差が出ています。

※去年の5月3日に小さな鉢に種をまいて発芽させたものですが、あまりにもたくさん芽が出たため、5月28日に鉢植え1つから2つに分散。さらに6月7日にプランタにも分散させ、以降、鉢×2、プランター×1で成長の観察を続けています。

【プランターのナンバンハコベ】

上に向かって茎が伸び、最大草丈は31aです。去年はこれほど上に伸びることはなく、20aを超えたくらいで横に伸び始めていました。他の植物に寄りかかって伸びていくような性質の植物なので、今後の変化が楽しみです。
うまくいくかどうかはわかりませんが、テラスのデッキに設けている「緑のカーテンに寄りかかって成長してくれたらいいな」とも思っています。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベ(共に20210503種まき)

【鉢植え×2のナンバンハコベ】

鉢植えで育てて2年目のナンバンハコベはプランターで2年目の苗よりも成長がだいぶ遅れています。
草丈では、プランターは最大31aなのに対して、鉢植えでは深緑の鉢で20a、白い鉢で8aです。
鉢だと小さすぎるのか? あるいは密度が高すぎるのか? 理由ははっきりとわかりませんが、成長にかなりの差が出ています。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 鉢植え×2 ナンバンハコベ(共に20210503種まき)
posted by kusabanakan at 14:24| ナンバンハコベ日記

2022年05月29日

石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展【展示作品よりノイバラ】

小さな美術館軽井沢草花館 2022年度展示のご案内

「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩草花展」開催中です。
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策として、マスクの着用、検温、チェックシートを入館条件としています。ご協力お願いします。

軽井沢草花館チラシ2022_1412.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

軽井沢の自然を愛し、そこに自生する草花を描き続けた画家の石川功一(1937-2007)。
今年で亡くなってから15年になりました。
本展では、石川功一が描いた水彩スケッチと油彩画の中から、軽井沢でよく見られる花、代表的な花、貴重な花等、約40点を厳選。エッセーや散策メモ等の資料と共に、期間中少しずつ展示替えしながら公開していきます。
軽井沢に多くの植物が自生していることを感じながら、ご覧いただければ幸いです。

【水彩スケッチ ノイバラの花と実】
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石川功一 ノイバラの花 1987年6月23日 水彩スケッチ
 ※6月末までの展示予定です。以降、他の作品に入れ替えします。

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石川功一 ノイバラの実 1994年10月13日 水彩スケッチ
 ※6月末までの展示予定です。以降、他の作品に入れ替えします。

【展示案内】
開催日 2022年4月23日(土)~2022年11月20日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)
 ※新型コロナウィルス等の影響で予定が変更になることもあります。

2022年5月
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が定休日です。

2022年6月
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が定休日です。
posted by kusabanakan at 15:27| 展示紹介

2022年05月27日

ヒオウギ日記(10)新たに2つ発芽、2年目苗は草丈11a(2022.5.27)

ヒオウギを種から育てて観察しています。

前回(5/17)、新たに6つの芽が出て、計7つの株が育っていましたが、今回は新たに2つの芽を確認し、合計9つの株となりました。

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2022年5月27日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上:2021年8月25日 14粒種まき 下:2021年3月28日 13粒種まき

【プランター 2021年3月28日種まき分】

新たに1つ芽が出て、合計4つの株となりました。

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2022年5月27日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年3月28日 13粒種まき) 草丈最大11a

このプランターでは、今年2年目となる一株@が草丈11a、前回5/17に初めて芽吹いた1年目のAとBはともに3.5a。
さらに、新たに芽吹いた一株Cは1.5aでした。

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2022年5月27日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年3月28日 13粒種まき) 草丈最大11a

【鉢植え 2021年8月25日種まき分】

下写真:昨年2021年8月25日に種まきした鉢植えです。
14粒の種を撒き、去年は発芽しませんでしたが、今年になってから、前回5/17に初めて芽が出ているのを確認(@〜C)し、本日、さらに1つの芽(D)を確認しました。※Dの芽は実際には5/18に確認しています。
草丈は最大で5aでした。

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2022年5月27日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年8月25日 14粒種まき) 
つづく
posted by kusabanakan at 16:24| ヒオウギ日記

2022年05月26日

駐車場、イロハモミジ、新録(2022.5.26)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。

前回5月20日から6日ぶりの更新です。
新緑がとてもきれいです。

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2022年5月26日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年5月20日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年5月12日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年5月8日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年4月28日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年4月24日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 20:12| 草花館日記

ブナ日記(208)芽吹きまだ続く(5/26)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

5月21日以来、5日ぶりの更新です。
通常であれば、芽吹きの時期は終わっていて、葉っぱがきれいに開き切っている時期ですが、少し遅れて芽吹きが進んでいる今年の崇さん。
現在もなお、芽吹きが続いていて、大きくなっています。

以下、本日観察の詳細です。

下写真:下部では葉っぱが大きく開き、密度が高くなっています。
また、芽吹いたところから枝が伸び、全体的に大きくなってきました。

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2022年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

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2022年5月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

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2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

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2022年5月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

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2022年5月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

下写真:上から見た崇さんです。
枝先が伸びて横幅が広くなりました。

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2022年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年5月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:違う角度からの撮影です。
幹の上部のほうにはまだ小さな葉っぱがあり、まだ芽吹きが続いています。

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2022年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年5月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:葉っぱのサイズは大きなもので長さ10.5a。
前回も一番大きな葉っぱは長さ10.5aでした。

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2022年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:幹最上の枝です。枝の付け根から芽吹きが始まっていますが、先端の冬芽は枯れてしまっているようで、芽吹く気配がありません。

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2022年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:幹の直径は昨年(2021)のφ12.5_から変化がありませんでした。

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2022年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径12.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 20:03| ブナ日記

2022(11)今年まいたユウスゲの種から芽が出ました(5/25)

昨日5月25日、この春(4/10)プランターにまいたユウスゲの種が芽を出しました。


【プランター1年目のゆうすげ】

「ようやく出てきた」という感じです。種をまいてから発芽するまでにかかった日数は45日間で、記録を残している2012年以降で最長でした。

20220525美術館ユウスゲ_プランター1年目20220410種まき02.jpg
2022年5月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ発芽(2022年4月10日に種まき、2021年採取の種)

芽の大きさは昨日(5/25)の状態で20_で、芽の数は2つです。

20220525美術館ユウスゲ_プランター1年目20220410種まき01a.jpg
2022年5月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ発芽(2022年4月10日に種まき、2021年採取の種)

早めに種まきしたものの、芽が出てくる時期は思いのほか遅く、種まきから芽が出るまでに45日かかりました。

2012〜2022年までのユウスゲ種まき日と発芽日
==========================
左から年、種をまいた日、発芽した日、発芽にかかった日数
2022年 4月10日、5月25日、45日間
2021年 4月4日、5月17日、43日間
2020年 4月22日、5月25日、33日間
2019年 5月2日、6月1日、30日間
2018年 4月15日、5月12日、27日間
2017年 4月14日、5月19日、35日間
2016年 4月12日、5月12日、30日間
2015年 4月14日、5月9日、25日間
2014年 4月11日、5月25日、44日間
2013年 4月23日、5月31日、38日間
2012年 4月18日、5月9日、21日間
--------------------------------------------
芽が出るまでにかかる日数の平均 33日間(10年間の平均)
==========================

【プランター2年目のゆうすげ】

2年目となるユウスゲは草丈の最長が20aになっていました。

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2022年5月25日 ユウスゲ プランター2年目(2021年4月4日種まき)最大草丈20a

下の写真は23日前の撮影です。この時の草丈は最大で9aでした。

20220502プランター2年目20210404種まき01.jpg
2022年5月2日 ユウスゲ プランター2年目(2021年4月4日種まき)最大草丈9a

【プランター14年目のゆうすげ】

草丈は70aに達しました。葉っぱが上向きにシャキッと立っています。
現在、草花館で育てている苗の中で、最も大きく成長しています。

20220525プランター14年目01.jpg
2022年5月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈70a

下写真:10日前の5/15は草丈最大で50aでした。10日間で20a高くなっているので、一日あたり約2a伸びていることになります。

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2022年5月15日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈50a

【地植えのゆうすげ】

順調に育っています。草丈は大きなもので約50a。

20220525美術館ユウスゲ地植え_西01.jpg
2022年5月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

posted by kusabanakan at 19:36| ゆうすげ日記

2022年05月22日

緑のカーテン2022(3)ウチワドコロ背丈の高さまで伸びる(5/22)

前回5月8日以来、2週間ぶりの更新です。
++++++++++++++++++
軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で12年目のシーズンとなります。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが恩恵を得ています。
++++++++++++++++++

以下、今日の様子です。

下写真:前回2週間前と同様、まだカーテンとしての役割は果たしていませんが、ウチワドコロ、ノブドウ、チョウセンゴミシのツルがじわりじわりと範囲を拡大していて、6月以降、緑のカーテンらしくなっていきそうです。

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2022年5月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は2週間前の状態です。緑のカーテンとしてみるとほとんど変わっていないように見えますが、庭の植物を比較すると、2週間で緑が豊かになったことがわかります。

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2022年5月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2022年5月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【チョウセンゴミシ】

現時点ではもっとも成長しているのがチョウセンゴミシです。葉っぱが広がって、さらにツルを伸ばし始めています。今年は花が一輪だけ咲いていますが、実がつくようなことはなさそうです。
ウチワドコロのツルも追いかけるようにツルの範囲を広げています。

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2022年5月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシとウチワドコロ

【ウチワドコロ】

現在、テラスのデッキ下からたくさんのウチワドコロが生えてきています。
ここ1週間ほどで成長が進んで、次々にネットに絡み始めています。

最も高くまで伸びたツルで1b70a。
人の背丈くらいになりました。

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2022年5月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロ

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2022年5月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロ

【ノブドウ】

しっかりと葉っぱが開きました。枝先からは新たなツルがたくさん出てきており、さらに範囲を拡大していきそうです。

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2022年5月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン ノブドウ

【ツルガシワ】

プランターから芽が出てきました。毎年、芽を出すものの、他の植物との競争に勝てず、控えめに成長して終わってしまっています。ネットに絡みつくくらいまで成長してくれたらうれしいのですが、期待は高くありません。

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2022年5月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン ツルガシワ

つづく

posted by kusabanakan at 14:14| 緑のカーテン

カラスvsアスター(225)

カラスvsアスター(225)

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第293(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2022年05月21日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2022.5.21)ヤエザクラほぼ散り終わり

5/12以来、9日ぶりの更新です。
すでにオオヤマザクラは完全に咲き終わっており、本日の観察は公園内のヤエザクラについてです。

前回(5/12)、すでにヤエザクラは散り始めていましたが、今日現在、ほぼ散り終わの状態です。
今年は子供の日(5/5)あたりから咲き始め、5/8〜5/12くらいまで満開となり、その後、散り始めて本日(5/21)ほぼ終了といったところです。
今年は5月の気温が低く、ヤエザクラの花期が比較的長く楽しめました。

【芝生広場 西側トイレの横 ヤエザクラ(八重桜)】

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2022年5月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場 ヤエザクラ(八重桜)

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2022年5月12日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場 ヤエザクラ

【西側駐車場脇 ヤエザクラ】

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2022年5月21日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場からのヤエザクラ

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2022年5月12日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場からのヤエザクラ
posted by kusabanakan at 14:30| オオヤマザクラ

ブナ日記(207)芽吹き続く(5/21)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

5月16日以来、5日ぶりの更新です。
通常であれば、芽吹きの時期は終わっていて、葉っぱがきれいに開き切っている時期ですが、少し遅れて芽吹きが進んでいる今年の崇さん。
幹の一番下の枝から芽吹きが始まりましたが、徐々に上の枝からも芽吹きが始まっています。

以下、本日観察の詳細です。

下写真:下部では葉っぱが大きく開き、美しい新緑となっていますが、骨格(幹)の大きさからすると、葉っぱが大きくなりすぎていて、アンバランスな印象です。

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2022年5月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

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2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

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2022年5月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

20220504buna_su_9y_00.jpg
2022年5月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

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(参考)下の写真は2年前の崇さんです。
ほぼ同じ時期に撮影していますが、葉っぱはしっかりと生えそろい、昨年の枯葉も完全に落ちています。また、葉っぱの大きさは幹の大きさに似合ったサイズです。

20200524buna_su_7y_02.jpg
2020年5月24日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生7年目

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下写真:上から見た崇さんです。
葉っぱの密度が高くなってきました。

20220521buna_su_9y_01.jpg
2022年5月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

20220516buna_su_9y_01.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:違う角度からの撮影です。
幹の上部のほうには小さな葉っぱがたくさんあり、新たに芽吹きが始まっているのがわかります。

20220521buna_su_9y_02.jpg
2022年5月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

20220516buna_su_9y_02.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:葉っぱのサイズは大きなもので長さ10.5a。
幹のサイズを考えると、大きすぎるように見えますが、成長しようとしている証拠なので、見守りたいと思います。

20220521buna_su_9y_03.jpg
2022年5月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:幹最上の枝です。こちらは枯れてしまったのではないかと思っていましたが、枝の付け根から芽吹きが始まっていました。もうしばらく様子を観察したいと思います。

20220521buna_su_9y_04.jpg
2022年5月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:幹の直径は昨年(2021)のφ12.5_から変化がありませんでした。

20220521buna_su_9y_05.jpg
2022年5月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径12.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 13:18| ブナ日記

2022年05月20日

2022(10)ゆうすげ 3年目の苗、病気で一部剪定駆除(5/20)

前回5月15日以来約5日ぶりのユウスゲ日記です。
今日は、プランターで育てている3年目の苗のおいて、一部の葉っぱが黄色くなっているのを発見。

20220520プランター3年目20200422種まきA01.jpg
2022年5月20日 ユウスゲ プランター3年目(2020年4月22日種まき)最大草丈45a

よく見ると、病気になっているようでした。

20220520プランター3年目20200422種まきA02.jpg
2022年5月20日 ユウスゲ プランター3年目(2020年4月22日種まき) 病気で黄色くなってしまった葉っぱ

そこで、黄色くなっているところをハサミで剪定駆除しました。

20220520プランター3年目20200422種まきA03.jpg
2022年5月20日 ユウスゲ プランター3年目(2020年4月22日種まき) 剪定した葉っぱ

下の写真は、剪定した後のプランターです。
このまま元気に成長してくれたらうれしいです。

20220520プランター3年目20200422種まきA04.jpg
2022年5月20日 ユウスゲ プランター3年目(2020年4月22日種まき) 剪定後

ここ数年は、この5月半ばを過ぎたころから、ユウスゲが病気で弱ってしまうことが起こっています。
注意深く観察しながら、しばらく様子を見ていくことにしました。
posted by kusabanakan at 16:53| ゆうすげ日記

大西千里先生の草木染め「麻ひもバッグ」販売を始めました

草花館で、新たな作品の販売を始めました。
埼玉県で制作活動されている大西千里さんの作品で、草木染した麻ひもを編んで作ったバッグです。
全工程を一人で行い、大変な手間をかけて作り上げた作品は、シンプルでありながら草木染の自然色が引き立ち、しかもとても丈夫です。

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2022年5月20日 軽井沢草花館 大西千里先生の麻ひも草木染めバッグ
(染め:シラカバ、ソヨゴ、キブシ、藍、桐、スズメノエンドウ、等)

大西先生は、身の回りの植物から、麻ひもを草木染めして、さらにそれを自ら編んでバッグを作っている作家です。

”麻ひもの染め”自体がとても珍しいものですが、大西先生が創案したオリジナルの草木染めです。
色合いは草木染めならではの自然なものですが、シルクのような繊細な色合いとは違い、麻ひものもつ質感が、独特の風合いを生み出しています。
また、麻ひもを使ったことで、とても丈夫なバッグに仕上がっていて、長く愛用できるところも大きな特徴です。

今回軽井沢草花館で入荷した作品は7点です。
売り切れ次第、終了です。ご了承ください。※通販は行っておりません。すべて軽井沢草花館の館内での販売となります。

中サイズ12,000円(税込)×6点、大サイズ20,000円(税込)×1点
※中サイズはA5、大サイズはA4が入る大きさです。

20220520kusabanakan_oonishi02.jpg

大西先生の詳しいプロフィールや作品については下のリンク先にあるブログやインスタグラムをご覧ください。

ブログ「麻ひも草木染め・Shirleys Pot」

インスタグラム
posted by kusabanakan at 15:10| 草花館日記

駐車場、イロハモミジ、新録(2022.5.20)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。

前回5月12日から8日ぶりの更新です。
葉っぱ自体がしっかりと生えそろい、まさに新緑の姿となりました。
今後、月末から6月初めころにかけて、さらに夏の濃い緑へと変化を続けます。

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2022年5月20日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220512美術館外観.jpg
2022年5月12日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年5月8日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年4月28日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220424museum-irohamomiji01.jpg
2022年4月24日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 14:08| 草花館日記

2022年05月19日

マツブサ日記(37)新緑(2022.5.19)

4年前(2018)、絡みついていた木の倒木でダメージを受けたマツブサの観察日記です。

5月7日以来12日ぶりの更新です。
若葉から新緑の季節に変わり、山地は美しい緑に包まれています。

マツブサの葉っぱは、若葉色から若葉色へと少し濃くなりました。
そして、厚みが増し、順調に成長しているように見えました。
ただし、今回もマツブサの花芽は確認できませんでした。

20220519jisei-matsubusa01.jpg

2022年5月19日 軽井沢 マツブサの新緑

下の写真は前回(5/12)、12日前の撮影です。

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2022年5月7日 軽井沢 マツブサの若葉

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2022年5月19日 軽井沢 マツブサの新緑

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2022年5月19日 軽井沢 マツブサの新緑
posted by kusabanakan at 21:49| マツブサ日記

2022年05月17日

ヒオウギ日記(9)新たに6つ発芽、2年目苗は草丈7a(2022.5.17)

ヒオウギを種から育てて観察しています。

昨年の(2021)の3月28日に小さなプランターに13粒、さらに8月25日に14粒の種を鉢に植えました。
昨年、発芽したのは3月28日に撒いた13粒のうちの1株。8月に芽が出ているのを確認し、その後、草丈が56_になるまで成長を観察することが出来ました。

本日、昨年発芽した2年目の苗の成長、そして、新たな発芽を観察できました。

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2022年5月17日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上:2021年8月25日 14粒種まき 下:2021年3月28日 13粒種まき

【プランター 2021年3月28日種まき分】

このプランターでは、今年2年目となる一株が草丈70_になっていて、前回4/30の時の32_から倍以上の高さに成長していました。
さらに、新たに2つの発芽を確認しました(どちらも草丈1aほど)。去年まいた種なので、種の収穫は2年前。
2年たってから、発芽するとは予想外で驚きです。しかも、2つ同時に芽が出るとは、不思議です。

20220517hiougi03.jpg
2022年5月17日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年3月28日 13粒種まき) 草丈最大70_

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2022年5月17日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年3月28日 13粒種まき) 2年目苗の草丈最大70_

【鉢植え 2021年8月25日種まき分】

下写真:昨年2021年8月25日に種まきした鉢植えです。
14粒の種を撒き、去年は発芽しませんでしたが、本日、4つの芽が出ているのを確認しました。
草丈は最大で1aでした。

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2022年5月17日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年8月25日 14粒種まき) 

つづく
posted by kusabanakan at 22:06| ヒオウギ日記

2022年05月16日

ブナ日記(206)木の下の方から芽吹き続く(5/16)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

5月11日以来、5日ぶりの更新です。
前回、幹の一番下の枝から芽吹いた葉っぱが広がってきたところでしたが、その後、中段の枝からも次々と芽吹きが始まり、葉っぱの密度が高くなってきました。上部の枝からは芽吹きがなく、枯れてしまった可能性が高そうです。

以下、本日観察の詳細です。

下写真:全体的に少し不格好な印象もありますが、下の枝から芽吹いた葉っぱが成長して大きくなり、中段の枝からも芽吹きが始まりました。

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2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

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2022年5月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

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2022年5月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

下写真:上から見た崇さんです。
前回(5/11)から5日しかたっていませんが、緑がだいぶ増えました。

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2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:葉っぱのサイズは大きなもので長さ10aに達していました。
前回(5/11)は最大で5aだったので、1日1aのペースで大きく成長したことになります。
この小さなブナの木に対して大きすぎると感じるくらいの成長です。

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2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は、同時に育てているイヌブナの安さんと檀さん(ともに実生から11年目)と一緒に撮影したブナの崇さん(中央)です。ブナとイヌブナで葉っぱの色がだいぶ違います。

20220516inubuna11y_an_dan_buna9y_su02.jpg
2022年5月11日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:幹の直径は昨年(2021)のφ12.5_から変化がありませんでした。

20220516buna_su_9y_04.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径12.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 19:34| ブナ日記

イヌブナ日記(250)新緑となりました

(2012年5月に種から発芽した実生から11年目のイヌブナ成長日記です)

前回5月7日以来、9日ぶりの更新です。
ふわふわした若葉がこの9日間でしっかりとした新緑に変わりました。
今日は写真の撮影中(午前)、霧雨が降っていて、葉っぱがぬれた状態での観察となりました。

安さんと檀さんともに、葉っぱが一回り大きく成長して、立派な木の姿になりました。
今後さらに、葉っぱの成長がみられそうです。

20220516inubuna11y_an_dan_buna9y_su01.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

20220507inubuna11y_an_dan_buna9y_su01.jpg
2022年5月7日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生11年目】

下写真:葉っぱの成長で重みが増し、木の幹がたわんで樹高が5a低くなりました。
霧雨で葉っぱが濡れていたこともあり、なおさら重みが増していたのでしょう。
樹高は90aで、前回(5/7)の95aから5a低くなりました。
芽吹き始めたころの4/27から比べると11a低くなっています。

20220516inubuna11y_an_00.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん(樹高90a)

20220507inubuna11y_an_00.jpg
2022年5月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん(樹高95a)

下写真:今年(2022)は二股に分かれていた幹のうち、細い方は冬芽が膨らまず、芽吹きませんでした。
そこで、本日、芽吹きしなくなった枯れ枝を剪定しました(下写真の白枠内)。

20220516inubuna11y_an_00b.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 芽吹きのない枝

下写真:芽吹きのない枝の部分の拡大です。この部分を剪定しました。

20220516inubuna11y_an_01.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 芽吹きのない枝

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2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 剪定した枝

下写真:上から見た安さんです。下方の枯れ枝を剪定した後の状態です。

20220516inubuna11y_an_03jpg.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

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2022年5月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

葉っぱのサイズは大きなもので長さ8セa。芽吹いた直後のような、葉っぱの裏表についていた産毛が少なくなりました。

20220516inubuna11y_an_04.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 大きなもので長さ8a

下写真:前回(5/7)の時は葉っぱのサイズが大きなもので6a弱でした。

20220507inubuna11y_an_05.jpg
2022年5月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:幹の直径は18.0_で、7月22日以降変化がありません。
幹の下方についていた枝は剪定しました。

20220516inubuna11y_an_05.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 幹直径18.0_

【イヌブナ檀さん 実生11年目】

安さんと同様、新緑姿になりました。
樹高は48aで、前回(5/7)の53aから5a低くなりました。
成長した葉っぱの重みで幹がしなったためです。

20220516inubuna11y_dan_00.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん(樹高48a)

20220507inubuna11y_dan_00.jpg
2022年5月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん(樹高53a)

下写真:上から撮影した写真です。若葉が広がって、葉っぱの密度が高くなってきました。今後さらに成長しそうです。

20220516inubuna11y_dan_01.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

20220507inubuna11y_dan_01.jpg
2022年5月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:安さんと同様に、前回(5/7)のふわふわした葉っぱからしっかりとした新緑の葉っぱに変わりました。葉っぱのサイズは大きなもので6a程度でした。前回から大きな成長とは言えませんが、着実に成長を続けています。

20220516inubuna11y_dan_02.jpg
2022年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

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2022年5月7日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 

20220427inubuna11y_dan_02.jpg
2022年4月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 

下写真:幹の直径は13.0ミリで、昨年(2021)の7月12日から変化がありません。

20220516inubuna11y_dan_03.jpg
2021年5月16日 軽井沢草花館 イヌブナ実生10年目 檀さん 幹直径13.0_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

【姉妹ブログ:ブナ日記】

ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです

以上
posted by kusabanakan at 16:47| イヌブナ日記

2022年05月15日

レンゲツツジ&コンロンソウ咲く(2022.5.15)

軽井沢草花館の庭の一角でレンゲツツジが咲き始めました。
新緑の軽井沢で咲き、上品なオレンジ色の花が新緑によく映えます。

20220515museum-rengetsutsuji.jpg
2022年5月15日 軽井沢草花館 レンゲツツジ

下はコンロンソウです。
毎年、G.W.が終わるころから咲き始めますが、今年も1週間くらい前から咲き始めています。
湿った環境を好む草花で、草花館の庭では毎年増加傾向。
清楚な佇まいです。

20220515museum-konronso.jpg
2022年5月15日 軽井沢草花館 コンロンソウ
posted by kusabanakan at 16:44| 草花館日記

2022(9)ゆうすげ苗の一部植え替え&最大草丈50a(5/15)

前回5月3日(観察は5/2)以来約2週間ぶりのユウスゲ日記です。
今日は、プランターで育てていた苗のうち3年目、および7年目のものを地植えに植え替えしました。
全体では、地植え、プランター、鉢植えのユウスゲは順調に成長を続けていますが、特にプランター14年目の苗が草丈50aに達していて、現在最も大きく成長しています。

【プランターから地植えに】

プランター3年目と7年目の苗をプランターから取り出して、庭の各所に植え替えしました。
下の写真は植え替えしたところの一部分で、去年まではギボウシを植えていたところですが、ギボウシが増えすぎて、他にもたくさん出てきているので、ギボウシに代わってユウスゲを植えることにしました。
毎年、種まきして育てたユウスゲの苗は、少しづつ地植えにしていき更新するようにしています。

20220515ユウスゲ_プランターから地植えに.jpg
2022年5月15日 ユウスゲ プランタから地植えに植え替え

以下植え替えした3年目、7年目の苗です(植え替え前)。

20220515プランター3年目20200422種まき-地植えに.jpg
2022年5月15日 ユウスゲ プランター3年目(2020年4月22日種まき)最大草丈36a(植え替え前)

20220515プランター7年目20160412種まき-地植えに.jpg
2022年5月15日 ユウスゲ プランター7年目(2016年4月12日種まき)最大草丈33a(植え替え前)

【地植えのユウスゲ】

地植えのユウスゲは30aくらいのものが多く、最大で40aでした。
5月上旬は比較的気温が低かったものの、順調に成長を続けています。

20220515美術館ユウスゲ地植え_西01.jpg
2022年5月15日 ユウスゲ 地植え 最大草丈40a

20220515美術館ユウスゲ地植え_西02.jpg
2022年5月15日 ユウスゲ 地植え

【プランター1年目(2022年種まき)】

今年の4月4日に種まきしたユウスゲは、まだ芽が出てきません。
早い年であれば、この時期すでに発芽していますが、今年は5月に入ってから気温の低い日が多く、少し遅れ気味なのかもしれません。

20220515美術館ユウスゲ_プランター1年目20220410種まき01.jpg
2022年5月15日 ユウスゲ プランター1年目(2022年4月10日種まき)

【プランター14年目のゆうすげ】

今年で14年目をむかえ、プランターの苗で最も古いものです。草丈は50aに達し、現在、草花館で育てている苗の中で、最も大きく成長しています。

20220515プランター14年目01.jpg
2022年5月15日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈50a

下写真:13日前の5/2は草丈最大で32aでした。

20220502プランター14年目01.jpg
2022年5月2日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈32a

【鉢植え14年目のゆうすげ】

今年で14年目をむかえ、鉢植えの苗で最も古いものです。最大草丈で30aありました。去年は5月後半になって葉っぱが枯れてしまいましたが、今年は5月半ばをむかえて、特に枯れた葉っぱはありません。このまま順調の育って花を咲かせてほしいと思います。
ただ、上のプランター14年目の苗に比べると、葉っぱが下向きに垂れ下がるようになってきました。
ここ1週間ほどで周辺の樹木(イロハモミジ)の葉がきれいに開き切り、日当たりが悪くなってきたところ。
鉢を日当たりの良い場所に移動しました。

20220515鉢植え14年目01.jpg
2022年5月15日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈30a

下写真:13日前の5月2日は草丈最大で23aでした。

20220502鉢植え14年目01.jpg
2022年5月2日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈23a

以上
posted by kusabanakan at 16:26| ゆうすげ日記