前回6月12日から、1週間ぶりのユウスゲ日記です。
本日、ユウスゲに花茎が出ているのを確認しました。今年最初の花茎です。
今年は5月からの気温が平年値よりも低く、ユウスゲの成長も、ここ10年の中ではゆっくりと進んでいるようです。
花茎はすでに42aありました。
2022年6月19日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 花茎(42a)
過去、2012年からの花茎を最初に確認した日が以下となります。
年によって多少のばらつきがありますが、おおむね1か月以内に開花しているので、今年の開花は7月中頃になりそうです。
*******************
軽井沢草花館のユウスゲ 各年の花茎&開花 開始日
(※花茎の確認と最初の開花は必ずしも同じ株ではありません)
花茎の確認:6月19日 確認時の高さ42.0a
最初の開花:?
花茎の確認:6月12日 確認時の高さ21.0a
最初の開花:7月10日
【2020年】
花茎の確認:6月18日 確認時の高さ70.0a
最初の開花:7月13日
【2019年】
花茎の確認:6月19日 確認時の高さ20.0a
最初の開花:7月22日
【2018年】
花茎の確認:6月13日 確認時の高さ25.0a
最初の開花:7月7日
【2017年】
花茎の確認:6月21日 確認時の高さ50.0a
最初の開花:7月8日
【2016年】
花茎の確認:6月11日 確認時の高さ31.0a
最初の開花:7月3日
【2015年】
花茎の確認:6月17日 確認時の高さ22.5a
最初の開花:7月15日
【2014年】
花茎の確認:6月27日 確認時の高さ65a
最初の開花:7月14日
【2013年】
花茎の確認:6月24日 確認時の高さ45a
最初の開花:7月14日
【2012年】
花茎の確認:7月2日 確認時の高さ20a
最初の開花:7月25日
※この2012年は5/28にひょう被害、6/19に台風被害があり、ユウスゲたちにとって過酷な年でした。
【2011年】
花茎の確認:?
最初の開花:7月10日
過去のブログ「ユウスゲ日記」より
*******************
【葉っぱが黄色く枯れる症状が再び拡散】
5月20日のブログでも書きましたが、葉っぱが黄色くなって枯れてしまう症状が6月の半ばころになってから再び目立つようになりました。梅雨に入って、ぐずついた天気が多くなっていますが、原因はよくわかりません。 2022年6月19日 軽井沢草花館 葉っぱが黄色くなって枯れてしまった地植えのユウスゲ
この症状は地植えのユウスゲだけでなく、鉢植えやプランターで育てている苗にも見られます。
日当たりが悪く、風通しの悪い場所のユウスゲに症状が多いことから、周囲の雑草を刈りとり、黄色くなった葉は、ハサミを使って取り除きました。
これ以上、拡大しないよう、注意深く世話していくつもりです。
以下、本日観察した、プランター1年目、2年目、4年目、14年目、鉢植え14年目、地植えのユウスゲです。
【プランター1年目のゆうすげ】
今年の4月に種をまいたユウスゲは、例年に比べると成長の進行が鈍く、発芽率も低くなっています。
4月10日に66粒を種まきし、現在発芽してのは14株。発芽率にして21%です。
しかし、6月8日に観察したときは発芽は6株だけでしたので、この11日間で8株増えています。
夏までにもう少し発芽率が増えてくれることを期待しています。
尚、草丈は最大で10aに達し、前回6/8の7aから3a高くなりました。
2022年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ発芽(2022年4月10日に種まき、2021年採取の種)
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ発芽(2022年4月10日に種まき、2021年採取の種)
【プランター2年目のゆうすげ】
2年目となるユウスゲは草丈の最長が30aになりましたが、葉っぱが黄色くなって枯れてきた個体が目立つようになり、ハサミで剪定しながら育てています。
2022年6月19日 ユウスゲ プランター2年目(2021年4月4日種まき)最大草丈30a
2022年6月8日 ユウスゲ プランター2年目(2021年4月4日種まき)最大草丈25a
【プランター4年目のゆうすげ】
4年目となるユウスゲは草丈の最長が50aになりましたが、上の2年目のユウスゲと同様、葉っぱが黄色くなって枯れてきた個体が出てきたので、ハサミで剪定しながら育てています。下の写真でも一部黄色くなった葉っぱが確認できます。
2022年6月19日 ユウスゲ プランター4年目(2021年4月4日種まき)最大草丈50a
2022年6月8日 ユウスゲ プランター4年目(2021年4月4日種まき)最大草丈45a
【プランター14年目のゆうすげ】
プランターで育てている苗の中で一番古いものですが、状態がよくありません。
昨日の6/18、葉っぱの一部が黄色く枯れてしまったり、折れ曲がってしまったものが目立つようんなったため、思い切って剪定したところです(下写真)。
2022年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 剪定前
2022年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 剪定後
本日(6/19)改めて観察したところ、草丈は62aで前回の72aから10a低くなりました(下写真)。
2022年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈62a
下の写真は前回6/8撮影です。この時は状態がよく、葉っぱが上向きに伸びていました。
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈72a
症状がさらに悪くならないように、プランターを日当たりがより良い場所に移動してやりました。元気が出るよう、お世話を続けます。
【鉢植え14年目のゆうすげ】
こちらの苗もプランター14年目の苗と同様に、あまり元気がよいとは言えません。草丈は58aで前回(6/18)の60aから2a低くなりました。葉っぱ自体は伸びているようですが、葉っぱ自体に勢いがなく、下向きにお辞儀してしまっています。
こちらも、日当たりがより良い場所に移動してやりました。
2022年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え14年目) 最大草丈58a
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え14年目) 最大草丈60a
【地植えのゆうすげ】
現時点で最も草丈の高い苗は、地植えのユウスゲで、88aでした。
地植えのユウスゲも所々で葉っぱが黄色くなって枯れてしまうものがみられますが、ほとんどは元気に育っています。
2022年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大88a
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大75a
つづく
posted by kusabanakan at 13:05|
ゆうすげ日記