2022年06月29日

2022(17)2日連続で30度超! 花茎合計32本(6/29)

昨日に続いて日中の気温が30度を超えて真夏日に。
しかも、今日は32.1度まで気温が上がり、軽井沢の気象観測史上最も暑い6月となりました。

この暑さではありますが、ユウスゲは元気に成長を続けています。
軽井沢草花館の小さな庭内において、ユウスゲの花茎の本数は32本(地植え30本、プランター2本)です。
一昨日(6/27)は21本だったので、この2日間で11本増となりました。

下の写真は軽井沢草花館の看板脇から伸びてきたユウスゲの花茎です。
花茎の高さは79a、7月半ば過ぎくらいから咲き始めそうです。

20220629美術館ユウスゲ_花茎01.jpg
2022年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ(看板脇)

下の写真は、現時点で最も草丈の高いユウスゲの葉(先端)です。
草丈高さ104aあり、2日前の103aより1a高くなっていました。

20220629美術館ユウスゲ_草丈01.jpg
2022年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ 草丈最大104a
posted by kusabanakan at 16:57| ゆうすげ日記

ヤマホタルブクロ咲く(2022.6.29)

軽井沢草花館の庭ではヤマホタルブクロが開花しました。
毎年、6月の終わりから7月初めにかけて咲き始めていて、今年も例年通りの開花となりました。
これから7月にたくさん咲いて、以降開花数は大幅に減るものの9月くらいまで咲いてくれています。

20220629museum-yamahotarubukuro.jpg
2022年6月29日 軽井沢草花館 ヤマホタルブクロ
posted by kusabanakan at 16:56| 草花館日記

2022年06月28日

涼しげ アカショウマ咲く(2022.6.28)

各地で記録的な暑さを観測していますが、軽井沢でも本日、今年初めて30度を超える暑さとなりました(30.4度)。

そんな中、軽井沢草花館の庭でアカショウマが開花しました。
涼しげな清楚な立ち姿にホッとします。
これから7月にかけて別荘地の道端、山地の山道脇などで見られます。

20220628museum-akashouma.jpg
2022年6月28日 軽井沢草花館 アカショウマ

【お天気データ】

6月下旬の平均気温が記録的な高さになっています。
6月27日までの記録として、6月下旬の平均気温は20.9度(平年+3.4度)です。
27日までの平均値では、2011年6月下旬に記録した21.2度に次ぐ、観測史上2番目の暑さ。
明日以降も、30度前後の気温が続く見通しなので、過去断トツに気温の高かった2011年に匹敵するような暑い6月下旬になりそうです。
5月から6月中旬までは比較的気温が低かったので、6月下旬になってからの急激な気温上昇は体に応えます。

2022気象データ一覧0627.jpg

2022年旬ごと 軽井沢の平均気温、雨量、日照時間、相対湿度
※6月27日までのデータ使用。
posted by kusabanakan at 21:26| 草花館日記

2022年06月27日

2022(16)花茎合計21本、草丈&花茎の最大1mを超える(6/27)

前回6月24日から、3日ぶりのユウスゲ日記です。

本日、気象庁より「関東甲信地域が梅雨明けしたとみられる」との速報値が発表されました。確定されれば、関東甲信地域の梅雨明けとして最早だそうです。

過去との比較では平年(7/19)よりも22日早く、昨年(2021)よりも19日早いそうなので、今年の梅雨の期間(6/6-6-27で22日間)は平年の半分しかなかったということになります。

3日ほど前から全国的に記録的な猛暑となっていて、軽井沢でも連日30度近い気温を記録しています。
今日の最高気温は29.3度(平年+6.5度)、明日以降もこの暑さが続く予報です。

さて、猛暑の6月下旬、ユウスゲの成長は気温の上昇もあって活発です。
今日現在、軽井沢草花館の庭では花茎が21本(地植え19本、プランター2本)生えていて、草丈と花茎高の最大がともに1bを超えました。

【地植えのゆうすげ】

現在、最も高く伸びている花茎は約100aで、今年初めて1bを超えました。
前回(6/24)の最高が78aだったので、この3日間で22a高くなりました。
また、花茎の先についたつぼみがしっかりとした形になり、長さ12_ありました。
7月中頃に開花するのではないかと思っていましたが、このまま記録的な猛暑が続けば、7月上旬に咲き始めるかもしれません。

20220627美術館ユウスゲ_花茎01.jpg
2022年6月27日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 花茎(高さ約100a)

また、最も草丈の高い苗は、地植えのユウスゲで、H=103aでした。
花茎と同様に、草丈も今年初めて1bを超えました。

20220627美術館ユウスゲ_草丈01.jpg
2022年6月27日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大103a
posted by kusabanakan at 19:54| ゆうすげ日記

ナンバンハコベ日記(22)緑のカーテンにもたれかかる(20220627)

前回5/30以来、4週間(28日)ぶりの更新です。

ナンバンハコベは順調に成長が進み、デッキ下の置いたプランターや鉢植えから伸びた茎は緑のカーテンにもたれかかるように伸び始めました。

20220627nanbanhakobe_planter00.jpg
2022年6月27日 軽井沢草花館 プランター&鉢植え×2 ナンバンハコベ(共に20210503種まき)

下は前回5月30日の時の状態です。

20220530nanbanhakobe01.jpg
2022年5月30日 軽井沢草花館 プランター&鉢植え×2 ナンバンハコベ(共に20210503種まき)

※去年の5月3日に小さな鉢に種をまいて発芽させたものですが、あまりにもたくさん芽が出たため、5月28日に鉢植え1つから2つに分散。さらに6月7日にプランタにも分散させ、以降、鉢×2、プランター×1で成長の観察を続けています。

【プランターのナンバンハコベ】

茎が伸びて最大草丈は50aになりました。テラスのデッキに設けている「緑のカーテン」に寄りかかるよう成長していています。蔓性の植物ではありませんが、こうしてほかの植物などにもたれかかったり、地べたを張ったりして、成長していくようです。このまま、緑のカーテンの仲間として、さらに上に伸びていってほしいと期待していますが、どうなるでしょうか?

20220627nanbanhakobe_planter02.jpg
2022年6月27日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベ(共に20210503種まき)

【鉢植え×2のナンバンハコベ】

プランターのナンバンハコベに比べると小さいですが、着実に成長は進んでいます。
鉢植えはA(深緑)とB(白)の2つありますが、成長には差があります。

鉢植えA(深緑)は茎が高さにして38aまで伸びました。前回(5/30)は20aだったので、4週間で約倍の高さにまで成長しました。

20220627nanbanhakobe_planter03.jpg
2022年6月27日 軽井沢草花館 鉢植えA ナンバンハコベ(共に20210503種まき)

鉢植えB(白)の茎は高さにして16a。プランターの50a、鉢植えAの38aに比べると低いですが、前回(5/30)には8aしかなかったので、高さ倍にまで大きくなりました。

20220627nanbanhakobe_planter04.jpg
2022年6月27日 軽井沢草花館 鉢植えB ナンバンハコベ(共に20210503種まき)

つづく
posted by kusabanakan at 17:36| ナンバンハコベ日記

2022年06月26日

シモツケ&オトギリソウ咲く(2022.6.26)

昨日は29.4度、一昨日は29.4度まで気温が上がって、今年一番の暑さを2日続けて更新しました。
今日も26.2度(平年+3.6度)まで気温が上がり、この時期としては暑くなりました。

さて、軽井沢草花館の庭でシモツケとオトギリソウが咲きました。

20220626museum-shimotsuke01.jpg
2022年6月26日 軽井沢草花館 シモツケ

20220626museum-otogiriso01.jpg
2022年6月26日 軽井沢草花館 オトギリソウ
posted by kusabanakan at 16:25| 草花館日記

マツブサ日記(39)今年は開花なしか?(2022.6.26)

4年前(2018)、絡みついていた木の倒木でダメージを受けたマツブサの観察日記です。

6月2日以来、24日ぶりの更新です。
梅雨明けはもう少し先かもしれませんが、森ではガマズミ、エゴノキ、イボタノキなどの花(ブログ後半で写真あり)が咲き、初夏の景色に変わっていました。

しかし、今回も自生地のマツブサに花芽が付いていませんでした。
マツブサの蔓は活発に伸びていて、株が大きく成長しているようなので、7月に入ってからも観察しに行こうと思います。
※去年(2021)は7月に入ってから花芽2つを確認しています。

2019年以降のマツブサ花芽の個数
===========
2022年 ゼロか?
2021年 2つ
2020年 ゼロ
2019年 1つ
2018年 たくさん咲いたが、8月の大雨で倒れる
===========

20220626jisei-matsubusa03.jpg
2022年6月26日 軽井沢 マツブサ 新たなツルが四方に伸びています。

20220626jisei-matsubusa01.jpg
2022年6月26日 軽井沢 マツブサ 花芽は見つからず

20220626jisei-matsubusa02.jpg
2022年6月26日 軽井沢 マツブサ たくさんのツルが伸びていました。

以下は、マツブサの近くで咲いていた花です。

20220626gamazumi.jpg
2022年6月26日 軽井沢 ガマズミ

20220626egonoki.jpg
2022年6月26日 軽井沢 エゴノキ

20220626ibotanoki.jpg
2022年6月26日 軽井沢 イボタノキ
posted by kusabanakan at 11:50| マツブサ日記

カラスvsアスター(227)

カラスvsアスター(227)

カラス&アスター424ブログ済.jpg
第424(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 03:00| カラスvsアスター

2022年06月24日

2022(15)花茎合計10本(プランター14年目にも)、草丈最大は95a(6/24)

前回6月19日から、5日ぶりのユウスゲ日記です。

今日は日中の気温が29.4度(平年差+7.2度)まで上がり、今年一番の暑さとなりました。

さて、この5日間で花茎の数が、1本から10本に増えました。
花茎の内訳は地植えが8本で、プランターが2本。
プランターの2本は今年で14年目をむかえた苗からでした。
また、地植えの中で、草丈が一番高かったのは95aでした。

【プランター14年目のゆうすげ】

花茎が2本出ました。
前回(6/19)のユウスゲ日記でも記したように、この14年目のユウスゲは葉っぱが折れ曲がったり、色が黄ばんでしまったりと
状態が悪くなっていました。そこで、折れ曲がってしまった葉っぱや、黄ばんだ葉っぱを剪定したり、プランターの配置をより日当たりの良い場所に移動するなど、考えられる対策を講じたばかりでした。
このことがよかったのかどうかは不明ですが、2本の花茎が出てきてくれて本当にうれしいです。
種から育てて、14年目。無事に開花してくれますよう、しっかりと世話を続けたいと思います。

20220624プランター14年目_花茎02.jpg
2022年6月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 剪定前

下の写真は6日前の6月18日に傷んだ葉っぱを剪定した直後に撮影した一枚です。

20220618プランター14年目_カット_アフター01.jpg
2022年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 剪定後

【地植えのゆうすげ】

現在、地植えのユウスゲに出ている花茎の本数は8本です。
そのうち、最も高く伸びている花茎は78aで、6/19に最初に確認した株からの花茎と同じものです。
6/19の時は高さ42aだったので、5日間で36a伸びたことになります(78-42)。

20220624美術館ユウスゲ_花茎01.jpg
2022年6月24日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 花茎(高さ78a)

また、最も草丈の高い苗は、地植えのユウスゲで、H=95aでした。
この5日間で7a(95-78a)伸びたことになります。

20220624美術館ユウスゲ地植え_西01.jpg
2022年6月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大95a
posted by kusabanakan at 20:17| ゆうすげ日記

2022年06月23日

緑のカーテン2022(6)ナンバンハコベが寄りかかり始める(6/23)

前回6月13日以来、10日ぶりの更新です。
++++++++++++++++++
軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で12年目のシーズンとなります。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが恩恵を得ています。
++++++++++++++++++

以下、本日の状態です。

下写真:前回(6/13)からネットに絡んだ植物の密度が増して、緑のカーテンらしくなってきました。現在ネットに絡みついている植物はウチワドコロ、ノブドウ、チョウセンゴミシ、ヤマノイモですが、プランターで育てているナンバンハコベがネットに寄りかかるように、伸びてきました。

20220623midori01.jpg
2022年6月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は10日前の状態です。

20220613midori01.jpg
2022年6月13日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は本日撮影で、違う角度からの一枚です。

20220623midori02.jpg
2022年6月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は10日前の状態です。

20220613midori02.jpg
2022年6月13日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【ナンバンハコベが寄りかかり始める?】

去年(2021)の5月3日に種をまいて育てているナンバンハコベのプランターを緑のカーテンのネットを這わしているデッキ下に
設置しておいたところ、伸びた茎がネット方向に寄りかかるようになりました。
これから、どのように成長していくのか? 観察を続けます。

20220623midori03_nanbanhakobe.jpg
2022年6月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン ナンバンハコベ(2021.5.3種まき)
posted by kusabanakan at 20:30| 緑のカーテン

2022年06月22日

駐車場、イロハモミジ、夏の緑に(2022.6.22)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。

前回6月6日から約半月(16日)ぶりの更新です。
色が深みを帯びて、夏の緑へと変わりました。

20220622美術館外観01.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220605美術館外観01.jpg
2022年6月5日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220526美術館外観01b.jpg
2022年5月26日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220520美術館外観b.jpg
2022年5月20日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220512美術館外観.jpg
2022年5月12日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220508museum-irohamomiji01.jpg
2022年5月8日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220428museum-irohamomiji01.jpg
2022年4月28日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220424museum-irohamomiji01.jpg
2022年4月24日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 15:25| 草花館日記

イヌブナ日記(253)冬芽付く

(2012年5月に種から発芽した実生から11年目のイヌブナ成長日記です)

前回6月12日以来、10日ぶりの更新です。
この10日間で、安さん、檀さんともに冬芽が付き始めました。

20220622inubuna11y_an_dan_buna9y_su01.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

樹高は安さんが97aで前回(6/12)からの8a高くなっていましたが、檀さんは50aで、前回から2a低くなりました。

安さんの樹高:5/16=90a → 5/3=93a → 6/12=89a → 6/22=97a
檀さんの樹高:5/16=48a → 5/30=51a → 6/12=52a → 6/22=50a

20220612inubuna11y_an_dan_buna9y_su01.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生11年目】

安さんの樹高は97aで、前回(6/12)の89aから8a高くなりました。

20220622inubuna11y_an_00b.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

20220612inubuna11y_an_00b.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真は上から見た安さんです。

20220622inubuna11y_an_01.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:枝に花芽がついていました。まだ2_くらいの小さなものですが、順調に成長しています。

20220622inubuna11y_an_02.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:幹の直径は18.0_で、7月22日以降変化がありません。

20220622inubuna11y_an_03.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 幹直径18.0_

【イヌブナ檀さん 実生11年目】

壇さんの樹高は50aで前回(6/12)の52aから2a低くなりました。

20220622inubuna11y_dan_00.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

20220612inubuna11y_dan_00b.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真は上から見た壇さんです。

20220622inubuna11y_dan_01.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:安さんと同様に枝に花芽がついていました。1.5_くらいのかなり小さなものですが、順調に成長しています。

20220622inubuna11y_dan_02.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:幹の直径は13.0ミリで、昨年(2021)の7月12日から変化がありません。

20220622inubuna11y_dan_03.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 幹直径13.0_


【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

【姉妹ブログ:ブナ日記】

ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです

以上
posted by kusabanakan at 14:31| イヌブナ日記

2022年06月20日

ヤマオダマキ咲く(2022.6.20)

軽井沢草花館の入口脇で(キバナノ)ヤマオダマキが咲き始めました。
つぼみがたくさんついているので、7月に上旬くらいまで咲いてくれそうです。

20220620museum-yamaodamaki01.jpg
2022年6月20日 軽井沢草花館 (キバナノ)ヤマオダマキ

20220620museum-yamaodamaki02.jpg
2022年6月20日 軽井沢草花館 (キバナノ)ヤマオダマキ
posted by kusabanakan at 22:23| 草花館日記

ヒオウギ日記(12)新たに1つ発芽、2年目苗は草丈17.5a(2022.6.20)

ヒオウギを種から育てて観察しています。

前回(6/9)から11日ぶりの更新です。
この間に新たな芽が一つ出て、合計11の株になりました。

20220620hiougi02.jpg
2022年6月20日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年3月28日 13粒種まき)
新たに出た芽はこのプランターで5つ目の発芽

下写真:鉢×1、プランター×1で育てています。鉢植えには6つ、プランターからは5つの芽が出ています。
最も大きい株は昨年発芽して今年2年目となる株で草丈17.5a、小さいものは新たに発芽した苗で1.5aです。

20220620hiougi01.jpg
2022年6月20日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上:2021年8月25日 14粒種まき 下:2021年3月28日 13粒種まき

【参考:昨年、たった一株だけ発芽したヒオウギ】

下の写真は 昨年プランターから発芽した唯一の株です。この年は草丈が5.6aまでしか成長しませんでした。
2年目となった現在17.5a、3倍以上の草丈になって成長中です。

20210910hiougi03.jpg
2021年9月10日 軽井沢草花館 ヒオウギの葉(5枚)(2021年3月28日に種まき)

つづく

posted by kusabanakan at 22:07| ヒオウギ日記

2022年06月19日

2022(14)今年最初の花茎確認&葉っぱが黄色く(6/19)

前回6月12日から、1週間ぶりのユウスゲ日記です。

本日、ユウスゲに花茎が出ているのを確認しました。今年最初の花茎です。

今年は5月からの気温が平年値よりも低く、ユウスゲの成長も、ここ10年の中ではゆっくりと進んでいるようです。
花茎はすでに42aありました。

20220619美術館ユウスゲ_花茎01.jpg
2022年6月19日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 花茎(42a)

過去、2012年からの花茎を最初に確認した日が以下となります。
年によって多少のばらつきがありますが、おおむね1か月以内に開花しているので、今年の開花は7月中頃になりそうです。

*******************
軽井沢草花館のユウスゲ 各年の花茎&開花 開始日
(※花茎の確認と最初の開花は必ずしも同じ株ではありません)

【2022年】
花茎の確認:6月19日 確認時の高さ42.0a
最初の開花:?
【2021年】
花茎の確認:6月12日 確認時の高さ21.0a
最初の開花:7月10日
【2020年】
花茎の確認:6月18日 確認時の高さ70.0a
最初の開花:7月13日
【2019年】
花茎の確認:6月19日 確認時の高さ20.0a
最初の開花:7月22日
【2018年】
花茎の確認:6月13日 確認時の高さ25.0a
最初の開花:7月7日
【2017年】
花茎の確認:6月21日 確認時の高さ50.0a
最初の開花:7月8日
【2016年】
花茎の確認:6月11日 確認時の高さ31.0a
最初の開花:7月3日
【2015年】
花茎の確認:6月17日 確認時の高さ22.5a
最初の開花:7月15日
【2014年】
花茎の確認:6月27日 確認時の高さ65a
最初の開花:7月14日
【2013年】
花茎の確認:6月24日 確認時の高さ45a
最初の開花:7月14日
【2012年】
花茎の確認:7月2日 確認時の高さ20a
最初の開花:7月25日
※この2012年は5/28にひょう被害、6/19に台風被害があり、ユウスゲたちにとって過酷な年でした。
【2011年】
花茎の確認:?
最初の開花:7月10日

過去のブログ「ユウスゲ日記」より
*******************

【葉っぱが黄色く枯れる症状が再び拡散】

5月20日のブログでも書きましたが、葉っぱが黄色くなって枯れてしまう症状が6月の半ばころになってから再び目立つようになりました。梅雨に入って、ぐずついた天気が多くなっていますが、原因はよくわかりません。

20220619美術館ユウスゲ地植え_葉01.jpg
2022年6月19日 軽井沢草花館 葉っぱが黄色くなって枯れてしまった地植えのユウスゲ

この症状は地植えのユウスゲだけでなく、鉢植えやプランターで育てている苗にも見られます。
日当たりが悪く、風通しの悪い場所のユウスゲに症状が多いことから、周囲の雑草を刈りとり、黄色くなった葉は、ハサミを使って取り除きました。
これ以上、拡大しないよう、注意深く世話していくつもりです。

以下、本日観察した、プランター1年目、2年目、4年目、14年目、鉢植え14年目、地植えのユウスゲです。

【プランター1年目のゆうすげ】

今年の4月に種をまいたユウスゲは、例年に比べると成長の進行が鈍く、発芽率も低くなっています。
4月10日に66粒を種まきし、現在発芽してのは14株。発芽率にして21%です。
しかし、6月8日に観察したときは発芽は6株だけでしたので、この11日間で8株増えています。
夏までにもう少し発芽率が増えてくれることを期待しています。
尚、草丈は最大で10aに達し、前回6/8の7aから3a高くなりました。

20220619美術館ユウスゲ_プランター1年目20220410種まき01.jpg
2022年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ発芽(2022年4月10日に種まき、2021年採取の種)

20220608美術館ユウスゲ_プランター1年目20220410種まき01.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ発芽(2022年4月10日に種まき、2021年採取の種)

【プランター2年目のゆうすげ】

2年目となるユウスゲは草丈の最長が30aになりましたが、葉っぱが黄色くなって枯れてきた個体が目立つようになり、ハサミで剪定しながら育てています。

20220619プランター2年目20210404種まき01.jpg
2022年6月19日 ユウスゲ プランター2年目(2021年4月4日種まき)最大草丈30a

20220608プランター2年目20210404種まき01.jpg
2022年6月8日 ユウスゲ プランター2年目(2021年4月4日種まき)最大草丈25a

【プランター4年目のゆうすげ】

4年目となるユウスゲは草丈の最長が50aになりましたが、上の2年目のユウスゲと同様、葉っぱが黄色くなって枯れてきた個体が出てきたので、ハサミで剪定しながら育てています。下の写真でも一部黄色くなった葉っぱが確認できます。

20220619プランター4年目20190502種まき01.jpg
2022年6月19日 ユウスゲ プランター4年目(2021年4月4日種まき)最大草丈50a

20220608プランター4年目20190502種まき01.jpg
2022年6月8日 ユウスゲ プランター4年目(2021年4月4日種まき)最大草丈45a

【プランター14年目のゆうすげ】

プランターで育てている苗の中で一番古いものですが、状態がよくありません。

昨日の6/18、葉っぱの一部が黄色く枯れてしまったり、折れ曲がってしまったものが目立つようんなったため、思い切って剪定したところです(下写真)。

20220618プランター14年目_カット_ビフォアー01.jpg
2022年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 剪定前

20220618プランター14年目_カット_アフター01.jpg
2022年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 剪定後

本日(6/19)改めて観察したところ、草丈は62aで前回の72aから10a低くなりました(下写真)。

20220619プランター14年目01.jpg
2022年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈62a

下の写真は前回6/8撮影です。この時は状態がよく、葉っぱが上向きに伸びていました。

20220608プランター14年目01.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈72a

症状がさらに悪くならないように、プランターを日当たりがより良い場所に移動してやりました。元気が出るよう、お世話を続けます。

【鉢植え14年目のゆうすげ】

こちらの苗もプランター14年目の苗と同様に、あまり元気がよいとは言えません。
草丈は58aで前回(6/18)の60aから2a低くなりました。葉っぱ自体は伸びているようですが、葉っぱ自体に勢いがなく、下向きにお辞儀してしまっています。
こちらも、日当たりがより良い場所に移動してやりました。

20220619鉢植え14年目01.jpg
2022年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え14年目) 最大草丈58a

20220608鉢植え14年目01.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え14年目) 最大草丈60a

【地植えのゆうすげ】

現時点で最も草丈の高い苗は、地植えのユウスゲで、88aでした。
地植えのユウスゲも所々で葉っぱが黄色くなって枯れてしまうものがみられますが、ほとんどは元気に育っています。

20220619美術館ユウスゲ地植え_西01.jpg
2022年6月19日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大88a

20220608美術館ユウスゲ地植え_西02.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大75a

つづく
posted by kusabanakan at 13:05| ゆうすげ日記

2022年06月18日

ブナ日記(211)葉っぱの色は濃い&薄い(6/18)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

6月8日以来、10日ぶりの更新です。

6月1日に枯れ枝を剪定し、2週間以上が経過しました。
今年は、通常よりもだいぶ遅れて成長が進んでいて、葉っぱの大きさや色が一定しないなど、おかしなところがあります。
それでも、今のところ、枯れてしまうような兆候はなく、頑張って成長し続けています。

以下、本日観察の詳細です。

下写真:少しずつではありますが、着実に成長しています。樹高に変化はありません。

20220618buna_su_9y_00.jpg
2022年6月18日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a

下の写真は前回(6/8)、10日前の状態です。

20220608buna_su_9y_00.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a

下写真:上から見た崇さんです。前回に引き続き、葉っぱの色が濃いものと薄いものが混在していますが、薄い葉っぱが徐々に濃くなってきました。

20220618buna_su_9y_01re.jpg
2022年6月18日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は前回(6/8)撮影です。

20220608buna_su_9y_01.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:斜め上から撮影の一枚

20220618buna_su_9y_02.jpg
2022年6月18日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真は前回6/8撮影です。

20220608buna_su_9y_02.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:上から撮影した一枚です。葉っぱのサイズはまちまちで、枝ごとに大きな差があります。
遅れてから芽吹いた葉っぱは未だに薄い色をしています。

20220618buna_su_9y_03.jpg
2022年6月18日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:幹の直径は昨年(2021)のφ12.5_から変化がありませんでした。

20220618buna_su_9y_04.jpg
2022年6月18日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径12.5_

(参考)下の写真は鉢植えで11年目をむかえたイヌブナの壇さんです。
葉っぱの色が大きく異なります。

20220618inubuna11y_dan_9y_su01.jpg
2022年6月18日 軽井沢草花館 イヌブナ檀さん(実生11年目)とブナ崇さん(実生9年目)

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 21:28| ブナ日記

2022年06月17日

石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展【展示作品よりニッコウキスゲとヤナギラン】

小さな美術館軽井沢草花館 2022年度展示のご案内

「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩草花展」開催中です。
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策として、マスクの着用、検温、チェックシート(緊急連絡先や健康状態のご記入)を入館条件としています。ご協力お願いします。
軽井沢草花館チラシ2022_1412.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

軽井沢の自然を愛し、そこに自生する草花を描き続けた画家の石川功一(1937-2007)。
今年で亡くなってから15年になりました。
本展では、石川功一が描いた水彩スケッチと油彩画の中から、軽井沢でよく見られる花、代表的な花、貴重な花等、約40点を厳選。エッセーや散策メモ等の資料と共に、期間中少しずつ展示替えしながら公開していきます。
軽井沢に多くの植物が自生していることを感じながら、ご覧いただければ幸いです。

【油彩画 ニッコウキスゲとヤナギラン】
20220618nikkokisuge-yanagiran_30F1999.jpg
石川功一 ニッコウキスゲとヤナギラン 油彩30号 1999年
 ※6月17日まで展示していた油彩画「すみれの園 30号」に代わって、6月18日からの展示作品です。11月20日までの期間中に他の作品に展示替えすることがあります。

【展示案内】
開催日 2022年4月23日(土)~2022年11月20日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

2022年6月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
が定休日です。

2022年7月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
が定休日です。
posted by kusabanakan at 21:50| 展示紹介

2022年06月14日

石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展【展示作品よりカイジンドウ】

小さな美術館軽井沢草花館 2022年度展示のご案内

「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩草花展」開催中です。
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策として、マスクの着用、検温、チェックシート(緊急連絡先や健康状態のご記入)を入館条件としています。ご協力お願いします。

軽井沢草花館チラシ2022_1412.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

軽井沢の自然を愛し、そこに自生する草花を描き続けた画家の石川功一(1937-2007)。
今年で亡くなってから15年になりました。
本展では、石川功一が描いた水彩スケッチと油彩画の中から、軽井沢でよく見られる花、代表的な花、貴重な花等、約40点を厳選。エッセーや散策メモ等の資料と共に、期間中少しずつ展示替えしながら公開していきます。
軽井沢に多くの植物が自生していることを感じながら、ご覧いただければ幸いです。

【水彩スケッチ カイジンドウ】
20220623kaijindo19990614.jpg
石川功一 カイジンドウ 1999年6月23日 水彩スケッチ
 ※6月13日まで展示していた水彩スケッチ「ベニサラサドウダン」に代わって、6月15日からの展示作品です。11月20日までの期間中に他の作品に展示替えすることがあります。

【展示案内】
開催日 2022年4月23日(土)~2022年11月20日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

2022年6月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
が定休日です。

2022年7月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
が定休日です。
posted by kusabanakan at 22:15| 展示紹介

2022年06月13日

緑のカーテン2022(5)ヤマノイモがネットに絡み始めました(6/13)

前回6月5日以来、8日ぶりの更新です。
++++++++++++++++++
軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で12年目のシーズンとなります。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが恩恵を得ています。
++++++++++++++++++

以下、本日の状態です。

下写真:前回(6/5)、ネットに絡みついていた植物はウチワドコロ、ノブドウ、チョウセンゴミシの3種でしたが、この8日間で新たにヤマノイモのツルがネットに絡み始めました。

20220613midori01.jpg
2022年6月13日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は8日前の状態です。

20220605midori01.jpg
2022年6月5日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は本日撮影です。

20220613midori02.jpg
2022年6月13日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は8日前の状態です。

20220605midori02.jpg
2022年6月5日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【ウチワドコロ、チョウセンゴミシ、ヤマノイモ】

前回(6/5)までは見られなかったヤマノイモのツルがネットに絡み始めました(下写真)。
ヤマノイモはこれから次々に芽を出してネットに絡んでくるでしょう。成長が早く、緑のカーテンの主力としての活躍が期待されます。

20220613midori03.jpg

2022年6月13日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロ、チョウセンゴミシ、ヤマノイモ
続きを読む
posted by kusabanakan at 21:58| 緑のカーテン

2022年06月12日

2022(13)今年初めてアブラムシ確認(6/12)

今日は午前中曇天だったものの、昼前からは日差しが出て晴れやかでした。

さて、本日、ユウスゲの葉にアブラムシがついているのを今年初めて見つけました。
まだ個体数が少なく、すぐに指で駆除しました。
今後、あちらこちらでアブラムシが出てくると思われますが、毎年のことです。
見た目が悪くなるだけで、ユウスゲの葉やつぼみを食べてしまうような害虫ではないので、できる範囲で駆除しています。

20220612美術館ユウスゲ_アブラムシ01.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 ユウスゲの葉についたアブラムシ

昨年(2021)は、同じ6月12日にユウスゲの花茎(21a)を確認していますが、今年はまだ出ていないようでした。
今年の5月は10年ぶりに平均気温が12度を下回るなど、比較的涼しい気候となりました。
6月に入ってからも平年値を下回る気温が続いており、花茎が出てくるのはあと1週間程度かかりそうです。

【ユウスゲメモ】
地植えのユウスゲの草丈が80aに達しました。4日前の観察では75aでしたので、順調に成長が続いています。
posted by kusabanakan at 15:53| ゆうすげ日記

イヌブナ日記(252)梅雨入り後、順調に成長つづく

(2012年5月に種から発芽した実生から11年目のイヌブナ成長日記です)

前回5月30日以来、約2週間(13日)ぶりの更新です。
この間、6月6日に「関東甲信地方が梅雨入りしたらしい」との発表があり、軽井沢もぐずついた天気の日が多くなりました。
ブナの安さんと檀さんは、前回、葉っぱの一部が虫喰いされましたが、以降被害の拡大はなく、順調に成長を続けています。

20220612inubuna11y_an_dan_buna9y_su01.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

下の写真は前回5月30日に撮影したものです。

安さんの樹高:5月16日=90a → 5月30日=93a → 6月12日=89a
檀さんの樹高:5月16日=48a → 5月30日=51a → 6月12日=52a

安さんは枝がたわんで樹高4a低くなりましたが、檀さんは1a高くなりました。

20220530inubuna11y_an_dan_buna9y_su01.jpg
2022年5月30日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生11年目】

安さんの樹高は89a。前回の93aから4a低くなりました。葉っぱが成長して枝のたわみが大きくなったからだと思われます。

20220612inubuna11y_an_00b.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真は上から見た安さんです。

20220612inubuna11y_an_01.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:葉っぱの長さは各々違いますが、大きなもので9a、小さなもので5aくらいでした。
※檀さんの葉っぱは大きなもので7a、小さなもので3aくらいでした。

20220612inubuna11y_an_02.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:幹の直径は18.0_で、7月22日以降変化がありません。

20220612inubuna11y_an_03.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 幹直径18.0_

【イヌブナ檀さん 実生11年目】

壇さんの樹高は52a。前回の51aから1a高くなりました。

20220612inubuna11y_dan_00b.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真は上から見た壇さんです。

20220612inubuna11y_dan_01.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:葉っぱの長さは各々違いますが、大きなもので7a、小さなもので3aくらいでした。
※安さんの葉っぱは大きなもので9a、小さなもので5aくらいでした。

20220612inubuna11y_dan_02.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:幹の直径は13.0ミリで、昨年(2021)の7月12日から変化がありません。

20220612inubuna11y_dan_03.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 幹直径13.0_

【安さんと檀さんの比較】

下写真:イヌブナ安さんとイヌブナ檀さんを並べて撮影しました。
右が安さん、左が檀さんですが、安さんの方が葉っぱが一回り大きくなっています。
どちらも実生から11年目ですが、鉢の大きさの違いが成長に影響を及ぼしているかもしれません。

20220612inubuna11y_an_dan.jpg

2022年6月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 左:檀さん、 右:崇さん 

【檀さんとブナの崇さんの比較】

下写真:イヌブナ檀さんとブナ崇さんを並べて撮影しました。
葉っぱの色に大きな違いがあります。濃い緑色の葉をつけたブナの崇さんに比べて、イヌブナの段さんの葉っぱは淡い緑です。

20220612inubuna11y_dan_buna9y_su01.jpg
2022年6月12日 軽井沢草花館 左:イヌブナ実生11年目の檀さん、右:ブナ実生9年目の崇さん

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

【姉妹ブログ:ブナ日記】

ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです

以上
posted by kusabanakan at 15:27| イヌブナ日記

カラスvsアスター(226)

カラスvsアスター(226)

カラス&アスター375ブログ済.jpg
第375(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 02:00| カラスvsアスター

2022年06月11日

アヤメ咲く(2022.6.11)

軽井沢草花館のアヤメが本日、咲き始めました。
当館では、おおむね梅雨が始まるころに咲き始めていますが、少なくても2017年以降は6月上旬に最初の一輪が咲いていたので、今年は開花ペースがゆっくりです。

20220611museum-ayame02.jpg
2022年6月11日 軽井沢草花館 アヤメ

開花がゆっくりなのは、気温が低めに推移していることが主な原因だと思われます。
下の表は5月上旬から6月上旬までの平均気温をまとめたものです。
5月の平均気温は11.8度で10年ぶりに12度を下回りました。また6月に入ってからも気温が低く、6月上旬の平均気温は平年値よりも1.5度低くなりました。

2022年5月6月平均気温.jpg

軽井沢の平均気温(5月上旬ー-6月上旬)、データは気象庁HPより

20220611museum-ayame01.jpg
2022年6月11日 軽井沢草花館 アヤメ
(写真下に写っている葉はユウスゲの葉)
posted by kusabanakan at 14:41| 草花館日記

2022年06月09日

ヒオウギ日記(11)新たに1つ発芽、2年目苗は草丈14a(2022.6.9)

ヒオウギを種から育てて観察しています。

前回(5/27)から13日ぶりの更新です。
この間に一つ発芽して、合計10の株になりました。

下写真:新たに出た芽は昨年(2021)の8月25日に種をまいた鉢から出たものです(E番)。

20220609hiougi01.jpg
2022年6月9日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上:2021年8月25日 14粒種まき 下:2021年3月28日 13粒種まき

下は前回13日前撮影の写真です。全体的に一回り大きくなったのがわかります。

20220527hiougi01.jpg
2022年5月27日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上:2021年8月25日 14粒種まき 下:2021年3月28日 13粒種まき

【プランター 2021年3月28日種まき分】

4つの株が育っています。
下の写真で一番大きく成長している株だけは昨年に発芽していて、今年2年目の株です。
草丈は14aで、一番大きく成長しています。

20220609hiougi02.jpg
2022年6月9日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年3月28日 13粒種まき) 草丈最大14a

【鉢植え 2021年8月25日種まき分】

下写真:昨年2021年8月25日に種まきした鉢植えです。
14粒の種を撒き、去年は発芽しませんでしたが、今年5/17に初めて芽が出ているのを確認しました。
前回(5/27)からの13日間で新たに一つ発芽しました(5月31日に確認)。

20220609hiougi03.jpg
2022年6月9日 軽井沢草花館 ヒオウギ(2021年8月25日 14粒種まき)

つづく
posted by kusabanakan at 15:55| ヒオウギ日記

2022年06月08日

2022(12)地植えの苗、草丈最大75a(6/8)

前回5月25日から、2週間ぶりのユウスゲ日記です。
この間、比較的気温の低い日が多く、また、一昨日の6月6日には気象庁から「関東甲信越地方が梅雨入りしたとみられる」との発表がありました。
今日現在、最も草丈の高いユウスゲは地植えのもので75a。小さなものでは、今年1年目の苗で5a前後です。

【プランター1年目のゆうすげ】

今年は、種をまいてから発芽するまでにかかった日数が45日間もあって、記録を残している2012年以降で最長でした。
始めて発芽を確認したのが、前回5月25日でしたが、その後、続けて芽吹いたものが少なく、現在芽が出ているのは6つだけです。比較的気温の低い日が多かったので、発芽が遅くなっているのかもしれませんが、今後に期待です。
草丈は最大で7a、全体では5a前後といったところです。

20220608美術館ユウスゲ_プランター1年目20220410種まき01.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ発芽(2022年4月10日に種まき、2021年採取の種)

【プランター2年目のゆうすげ】

2年目となるユウスゲは草丈の最長が25aになっていました。

20220608プランター2年目20210404種まき01.jpg
2022年6月8日 ユウスゲ プランター2年目(2021年4月4日種まき)最大草丈25a

【プランター4年目のゆうすげ】

4年目となるユウスゲは草丈の最長が45aになっていました。

20220608プランター4年目20190502種まき01.jpg
2022年6月8日 ユウスゲ プランター4年目(2019年5月2日種まき)最大草丈45a

【プランター14年目のゆうすげ】

草丈は72aになりました。葉っぱがおじぎして横や下に向きを変えるようになりましたが、全体的にどっしりと安定感のある姿です。

20220608プランター14年目01.jpg

2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ(プランター14年目) 最大草丈72a

【鉢植えー14年目のゆうすげ】

草丈は60aになりました。去年は5月中に葉っぱの状態が悪くなり、花を咲かすことができませんでしたが、今年は順調に成長を続けています。

20220608鉢植え14年目01.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え14年目) 最大草丈60a

【地植えのゆうすげ】

現時点で最も草丈の高い苗は、地植えのユウスゲです。
大きなもので草丈75aありました。

20220608美術館ユウスゲ地植え_西02.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大75a

20220608美術館ユウスゲ地植え_西01.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え
posted by kusabanakan at 21:50| ゆうすげ日記

ブナ日記(210)枝の剪定から1週間(6/8)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

6月1日以来、1週間ぶりの更新です。

枯れ枝を剪定してから1週間となりました。
剪定後の崇さんは、すっきりとした姿で、少しづつ成長を続けています。
今年は、通常よりもだいぶ遅れ成長していて、芽吹きは終わっているものの、葉っぱの成長は続いていて、前回よりも葉っぱが大きくなっていました。

以下、本日観察の詳細です。

下写真:枝を剪定してから1週間。樹高に変化はありませんが、全体的に葉っぱが大きくなり、ボリュームが増しました。

20220608buna_su_9y_00.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a

下の写真は前回(6/1)、1週間前の状態です。

20220601buna_su_9y_00_after.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a

下の写真は剪定する前(6/1)の状態です。

20220601buna_su_9y_00_before.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

下写真:上から見た崇さんです。葉っぱの色は濃いものと薄いものが混在していて、通常のブナに比べると違和感がありますが、崇さんならではの個性的な成長としてみることにします。

20220608buna_su_9y_01.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は前回(6/1)撮影です。この1週間で葉っぱが大きくなったのと、色が濃くなったことがわかります。

20220601buna_su_9y_08.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:斜め上から撮影の一枚

20220608buna_su_9y_02.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:上から撮影した一枚です。葉っぱのサイズはまちまちで、枝ごとに大きな差があります。
※この写真からは確認できませんが、木の下部に生えた葉っぱが長さ10.5aあって最大です。

20220608buna_su_9y_03.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:幹の直径は昨年(2021)のφ12.5_から変化がありませんでした。

20220608buna_su_9y_04.jpg
2022年6月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径12.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 21:44| ブナ日記

2022年06月05日

駐車場、イロハモミジ、新録から夏の緑へ(2022.6.5)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。

前回5月26日から10日ぶりの更新です。
徐々にではありますが、美しい新緑から夏の緑へ変化してきました。

20220605美術館外観01.jpg
2022年6月5日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220526美術館外観01b.jpg
2022年5月26日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220520美術館外観b.jpg
2022年5月20日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220512美術館外観.jpg
2022年5月12日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220508museum-irohamomiji01.jpg
2022年5月8日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220428museum-irohamomiji01.jpg
2022年4月28日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220424museum-irohamomiji01.jpg
2022年4月24日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 16:21| 草花館日記

石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展【展示作品よりツマトリソウ&ニワトコ実】

小さな美術館軽井沢草花館 2022年度展示のご案内

「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩草花展」開催中です。
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策として、マスクの着用、検温、チェックシート(緊急連絡先や健康状態のご記入)を入館条件としています。ご協力お願いします。
軽井沢草花館チラシ2022_1412.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

軽井沢の自然を愛し、そこに自生する草花を描き続けた画家の石川功一(1937-2007)。
今年で亡くなってから15年になりました。
本展では、石川功一が描いた水彩スケッチと油彩画の中から、軽井沢でよく見られる花、代表的な花、貴重な花等、約40点を厳選。エッセーや散策メモ等の資料と共に、期間中少しずつ展示替えしながら公開していきます。
軽井沢に多くの植物が自生していることを感じながら、ご覧いただければ幸いです。

【水彩スケッチ ツマトリソウ】
20220605tsumatoriso19930617.jpg
石川功一 ツマトリソウ 1993年6月17日 水彩スケッチ
 ※6月4日まで展示していた水彩スケッチ「ニッコウネコノメ」に代わって、6月5日からの展示作品です。11月20日までの期間中に他の作品に展示替えすることがあります。

【水彩スケッチ ニワトコの実】
20220605niwatoko19930716.jpg
石川功一 ニワトコの実 1993年7月16日 水彩スケッチ
 ※6月4日まで展示していた水彩スケッチ「ガマズミ」に代わって6月5日からの展示作品です。11月20日までの期間中に他の作品に展示替えすることがあります。

【展示案内】
開催日 2022年4月23日(土)~2022年11月20日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

2022年6月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
が定休日です。

2022年7月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
が定休日です。
posted by kusabanakan at 15:46| 展示紹介

緑のカーテン2022(4)緑のカーテンらしくなってきました(6/5)

前回5月22日以来、2週間ぶりの更新です。
++++++++++++++++++
軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で12年目のシーズンとなります。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが恩恵を得ています。
++++++++++++++++++

以下、本日の状態です。

下写真:この2週間で、ウチワドコロの蔓が増え、成長が活発になってきました。ネットに絡み始めたものはすごいスピードで蔓を伸ばし、葉っぱを開かせています。
全体的に葉っぱが目立ち始め、緑のカーテンらしくなってきました。
現在、ネットに絡みついている植物はウチワドコロ、ノブドウ、チョウセンゴミシの3種で、占有の割合も多い順で、ウチワドコロ、ノブドウ、チョウセンゴミシとなっています。

20220605midori01.jpg
2022年6月5日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は2週間前の状態です。ネットに絡んでいたツルはまだほんの一部で、目立ちませんでした。

20220522midori01.jpg
2022年5月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン

20220605midori02.jpg
2022年6月5日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【ウチワドコロとノブドウ】

20220605midori04.jpg
2022年6月5日 軽井沢草花館 緑のカーテン ノブドウとウチワドコロ

【一部のウチワドコロを剪定】

20220605midori05.jpg
2022年6月5日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロ

ウチワドコロの成長が勢いを増していますが、一部の葉っぱが粉が吹いたように、斑点がついて状態がよくありません。
そこで、それらの葉っぱをハサミで剪定しました。

写真ではわかりづらいかもしれませんが、少し黄ばんでいて表面に斑点が出ています(下写真)。

20220605midori03.jpg
2022年6月5日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロの剪定した葉っぱ

つづく
posted by kusabanakan at 15:34| 緑のカーテン

2022年06月04日

石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展【展示作品よりヤマボウシ&ナツツバキ】

小さな美術館軽井沢草花館 2022年度展示のご案内

「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩草花展」開催中です。
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策として、マスクの着用、検温、チェックシート(緊急連絡先や健康状態のご記入)を入館条件としています。ご協力お願いします。

軽井沢草花館チラシ2022_1412.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

軽井沢の自然を愛し、そこに自生する草花を描き続けた画家の石川功一(1937-2007)。
今年で亡くなってから15年になりました。
本展では、石川功一が描いた水彩スケッチと油彩画の中から、軽井沢でよく見られる花、代表的な花、貴重な花等、約40点を厳選。エッセーや散策メモ等の資料と共に、期間中少しずつ展示替えしながら公開していきます。
軽井沢に多くの植物が自生していることを感じながら、ご覧いただければ幸いです。

【油彩画 ヤマボウシ】
20220606yamaboushi_8F_2002.jpg
石川功一 ヤマボウシ 油彩8号 2002年
 ※6月4日まで展示していた油彩画「すみれ4種」4号に代わって、6月5日からの展示作品です。11月20日までの期間中に他の作品に展示替えすることがあります。

【油彩画 ナツツバキ】
20220605natsutsubaki_15F2000.jpg
石川功一 ナツツバキ 油彩15号 2000年
 ※6月4日まで展示していた油彩画「チョウセンゴミシと自画像」15号に代わって6月5日からの展示作品です。11月20日までの期間中に他の作品に展示替えすることがあります。

【展示案内】
開催日 2022年4月23日(土)~2022年11月20日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

2022年6月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
が定休日です。

2022年7月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
が定休日です。
posted by kusabanakan at 22:02| 展示紹介

イカリソウのドライフラワー(1)

イカリソウ(メギ科)でドライフラワーを作ってみました。
といっても、そもそもは薬草として使おうと思って乾燥させてみたのですが、予想もしないようなきれいな緑色のドライフラワーになったので、しばらく館内で飾り付けておくことにしました。

20220604ikariso02-1357.jpg
2022年6月4日 軽井沢草花館 入口に飾り付けてみたイカリソウのドライフラワー

何年も前から、庭のイカリソウを薬草として利用してみようと考えていたのですが、毎年タイミングを逃してしまい、梅雨入ってからでは「うまく乾燥しないだろう…」とあきらめていました。

今は梅雨入り前の6月ですが、このところ晴天日が続き、カラッと乾燥してさわやかです。
草花館の庭のイカリソウはG.W.前から咲き始め、5月終わりころまでの約1か月間花を咲かせていました。

以下、ドライフラワー化した手順です。

【5月29日】

庭に生えているイカリソウです。今年もたくさんの葉が茂りました。

20220529museum-ikariso00.jpg
2022年5月29日 イカリソウ 花期はほぼ終わり、最後の花が数輪残っている状態

【6月1日 朝】

イカリソウを茎から刈り取って、花束のようにし、重さをはかりました。
すると75グラムありました。
葉っぱは張りがあり、しっかりとしています。

20220601ikariso01-0839_75g.jpg
2022年6月1日 8:40 イカリソウ 刈り取り直後 75グラム

下写真:束ねたイカリソウをテラスデッキの軒下にひもでぶら下げて、自然乾燥です。
大変すごしやすく、さわやかな一日でした。

最高気温19.0度、最低気温7.4度、平均湿度70%、最低湿度33%、平均風速1.9m/s、日照時間7.0時間、雨量0.0mm

20220601ikariso02-0843.jpg
2022年6月1日 8:40 イカリソウ 屋外での乾燥

【6月2日】

一日たって、午後の4時に重さを測ったところ、刈り取り直後75グラムだったものが27グラムに減っていました。
乾燥して、葉っぱはパリパリになっていました。

最高気温22.5度、最低気温5.9度、平均湿度78%、最低湿度38%、平均風速1.7m/s、日照時間10.9時間、雨量0.0mm

20220602ikariso01-1559_27g.jpg
2022年6月1日 16:00 イカリソウ 乾燥を始めて31時間40分後 27グラム

【6月3日】

最高気温22.6度、最低気温9.6度、平均湿度75%、最低湿度35%、平均風速1.8m/s、日照時間8.4時間、雨量0.5mm

【6月4日】

今日も朝からさわやかな一日。
乾燥から4日目で重さは18グラム。
75グラムから18グラムですので、重さは約4分の1にまで減りました。
葉っぱは薄くてパリパリですが、触ってみても、割れてしまうようなことはなく、しっかりとした弾力があります。
色は刈り取り前の淡い緑色がしっかりと残っていてとてもきれいです。
これならドライフラワーとして使えそうだと思いました。
また、茎の部分の色が、刈り取りから1日後までは茶系色でしたが、いつの間にか葉っぱの色に近い緑色に変わっていました。

20220604ikariso01-1350.jpg
2022年6月4日 13:50 イカリソウ 乾燥を始めて3日と5時間10分後 18グラム

今時点ではきれいですが、今後は色や形の劣化がどの程度進むのか経過を見ていこうと思います。

20220604ikariso02-1357.jpg
2022年6月4日 軽井沢草花館 入口に飾り付けてみたイカリソウのドライフラワー
posted by kusabanakan at 16:07| 草花館日記

2022年06月02日

マツブサ日記(38)花芽見つからず(2022.6.2)

4年前(2018)、絡みついていた木の倒木でダメージを受けたマツブサの観察日記です。

5月19日以来2週間ぶりの更新です。
森は、やわらかだった新緑の緑から、夏の深い緑へと変わりつつあります。

さて、自生地のマツブサはしっかりと葉っぱが成長しましたが、花芽らしきものは一つも見つけることができませんでした。
ただ、去年は7月に入ってから花芽2つを確認しているので、1か月後に期待を持っています。

倒木でダメージを受けてから、花芽がほとんどつかない年が続いています。
復活して、たくさんの花が咲いて、たくさんの実がなる日が戻ってくるのか?
1か月後を楽しみにしています。

2019年以降のマツブサ花芽の個数
===========
2022年 ?
2021年 2つ
2020年 ゼロ
2019年 1つ
2018年 たくさん咲いたが、8月の大雨で倒れる
===========

20220602jisei-matsubusa01.jpg
2022年6月2日 軽井沢 マツブサ

20220602jisei-matsubusa02.jpg
2022年6月2日 軽井沢 マツブサ

20220602jisei-matsubusa03.jpg
2022年6月2日 軽井沢 マツブサ
posted by kusabanakan at 16:28| マツブサ日記

2022年06月01日

ブナ日記(209)枯れ枝の剪定(6/1)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

5月26日以来、6日ぶりの更新です。

通常よりもだいぶ遅れ、ようやく芽吹きが終わったようですが、まだ葉っぱがきれいに開き切っていないものもあり、葉っぱは成長過程です。
去年できた冬芽が残っていますが、今後、芽が出てくるような雰囲気はなく、完全に枯れてしまっているようなので、本日枝を剪定してやりました。これで成長がよくなるように、祈るばかりです。

20220601buna_su_9y_03.jpg
2022年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a(本日、枝を剪定)

以下、本日観察の詳細です。

下写真:枝を剪定した直後に撮影したものです。樹高は29.5aから21aへと低くなりましたが、だいぶすっきりしました。

20220601buna_su_9y_00_after.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a

下の写真は剪定する前の状態です。この時期になっても冬芽から芽吹くことなく、去年の枯葉のついている枝は枯死してしまったようです。

20220601buna_su_9y_00_before.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

下の写真は前回5/26撮影です。6日間で、新たな芽吹きはなかったようですが、上の写真のように、葉っぱが成長して全体的に大きくなりました。

20220526buna_su_9y_00.jpg
2022年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

下写真:上から見た崇さんです(剪定後)。

20220601buna_su_9y_08.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

20220601buna_su_9y_03.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:前回(5/26)に撮影した、剪定前の崇さんです。

20220526buna_su_9y_01.jpg
2022年5月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:本日、葉っぱのサイズは大きなもので長さ10.5a。前回と同じです。

20220601buna_su_9y_07.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:葉っぱの大きさはさまざまです。大きなものは10.5aありますが、まだ芽吹いてから間もないものは2aほどしかありません。全体で統一感がなく、アンバランスな印象。

20220601buna_su_9y_06.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は、剪定した枝の断面です。切断面の直径は最大で3_。

20220601buna_su_9y_04.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は剪定した枝です。まだ昨年の葉っぱがしっかりとついていました。

20220601buna_su_9y_05.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:幹の直径は昨年(2021)のφ12.5_から変化がありませんでした。

20220601buna_su_9y_09.jpg
2022年6月1日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径12.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 15:45| ブナ日記