2022年07月31日

2022(47)ユウスゲ開花30輪→31輪、夕方以降に激しい雨(7/31)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは30輪でした。(1輪追加して31輪に訂正します、8/1)
今日は日中真夏日(31.0度、平年比+4.1度)となり、暑くなりました。
ユウスゲが咲く夕方になると、空が暗くなり、今にも降り出しそうな天気に。
少し早めの16:15頃からユウスゲの写真を撮ると、16:30頃になって雨が降り始めました。
以降、大雨警報が出るなど、激しい雨&雷となりました。

【雨が降る前のユウスゲ】

まだ、完全に花びらが開き切っていませんが、とてもきれいに咲きました。

20220731yusugeA01_1622.jpg
2022年7月31日 16:20 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

【雨が降った後のユウスゲ】

16:30頃から降り始めた本降りの雨、咲いたばかりのユウスゲもさすがに耐え切れず、花びらが傷んでしまいました。下の写真は一時的に雨が止んだ時に撮影したものです。

20220731yusugeA02_1726.jpg
2022年7月31日 17:25 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え
posted by kusabanakan at 21:47| ゆうすげ日記

イヌブナ日記(257)葉っぱが、かすかに黄色み帯びる

(2012年5月に種から発芽した実生から11年目のイヌブナ成長日記です)

前回7月21日以来、10日ぶりの更新です。
この10日間、暑い日が続きました。
イヌブナ安さんは樹高と冬芽に成長がみられ、檀さんは冬芽の成長がみられました。
また、葉っぱの色がわずかながら、黄色みを帯びてきました。

20220731inubuna11y_an_dan_buna9y_su01.jpg
2022年7月31日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

下の写真は前回(7/21)撮影したものです。

20220721inubuna11y_an_dan_buna9y_su01.jpg
2022年7月21日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

安さんの樹高:5/16=90a→5/3=93a→6/12=89a→6/22=97a→7/2=101a→7/11=97a→7/21=101a→7/31=102cm
檀さんの樹高:5/16=48a→5/30=51a→6/12=52a→6/22=50a→7/2=52a→7/11=50a→7/21:52a→7/31=52cm

【イヌブナ安さん 実生11年目】

安さんの樹高は102aで、前回よりも1a高くなりました。

20220731inubuna11y_an_00b.jpg
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

20220721inubuna11y_an_00b.jpg
2022年7月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真は上から見た安さんです。
前回(7/21)と比べると、葉っぱの色がわずかに黄色味を帯びてきたように思います。

20220731inubuna11y_an_01.jpg
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

20220721inubuna11y_an_01.jpg
2022年7月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:この10日間で冬芽が4.5_から5.0_へと0.5_長くなっていました。(6/22)2.0_→(7/2)2.5_→(7/11)3.0_→(7/21)4.5_→(7/31)5.0_。

20220731inubuna11y_an_02.jpg
2022年7月31 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

20220721inubuna11y_an_02.jpg
2022年7月21 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:幹の直径は19.0_で、前回と同じでした。7/3:18.0_→7/11:18.5_→7/21:19.0_→7/31:19.0_。

20220731inubuna11y_an_03.jpg
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 幹直径19.0_

【イヌブナ檀さん 実生11年目】

壇さんの樹高は52aで前回(7/21)と同じでした。

20220731inubuna11y_dan_00b.jpg
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

20220721inubuna11y_dan_00b.jpg
2022年7月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真は上から見た壇さんです。

20220731inubuna11y_dan_01.jpg
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:冬芽の長さは前回(7/21)の4.0_から4.5_へと0.5_長くなっていました。

20220731inubuna11y_dan_02.jpg
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:安さんの幹は7/3〜7/21に直径が1.0_太くなりましたが、檀さんは昨年(2021)の7月12日から変化がありません。

20220731inubuna11y_dan_03.jpg
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 幹直径13.0_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

【姉妹ブログ:ブナ日記】

ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです

以上
posted by kusabanakan at 21:29| イヌブナ日記

オオバギボウシ咲く(2022.7.31)

本日、軽井沢草花館の駐車場の隅でオオバギボウシが咲きました。

この花はここの環境があっているのか、年々増加傾向。
増えすぎたので、この春に少し駆除しましたが、実生の葉っぱがあちらこちらから出てきていて、なくなることはなさそうです。

20220731oobagiboushi01.jpg
2022年7月31日 軽井沢草花館 オオバギボウシ
posted by kusabanakan at 20:50| 草花館日記

2022年07月30日

石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展【オタカラコウ&散策メモ】

小さな美術館軽井沢草花館 2022年度展示のご案内

「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩草花展」開催中です。
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策として、マスクの着用、検温、チェックシート(緊急連絡先や健康状態のご記入)を入館条件としています。ご協力お願いします。

軽井沢草花館チラシ2022_1412.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

軽井沢の自然を愛し、そこに自生する草花を描き続けた画家の石川功一(1937-2007)。
今年で亡くなってから15年になりました。
本展では、石川功一が描いた水彩スケッチと油彩画の中から、軽井沢でよく見られる花、代表的な花、貴重な花等、約40点を厳選。エッセーや散策メモ等の資料と共に、期間中少しずつ展示替えしながら公開していきます。
軽井沢に多くの植物が自生していることを感じながら、ご覧いただければ幸いです。

【オタカラコウ スケッチ&油彩画&散策メモ&写真】

8月1日より一部展示替えを行います。
7月31日まで展示する油彩画「ナツツバキ」、水彩スケッチ「シモツケ」に代わって、オタカラコウを描いた水彩&油彩&散策メモ、及び石川功一写真の展示をはじめます。

下のメモは、石川功一が手帳に記載した散策メモです。

20220730otakarako19970819memo.jpg
石川功一散策メモ 軽井沢・大平山国有林 1997年8月19日

20220730otakarako19970819.jpg

石川功一スケッチ(彩色なし) オタカラコウ 1997年8月19日
※館内では上のスケッチをしている石川功一の写真も同時に展示します。

20220730otakarako12F_2000.jpg
石川功一 オタカラコウ 油彩12号 2000年頃

【展示案内】

開催日 2022年4月23日(土)~2022年11月20日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)
2022年7月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
が定休日です。
2022年8月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
が定休日です。
posted by kusabanakan at 20:28| 展示紹介

2022(46)ユウスゲ開花27輪(7/30)

天気予報通り真夏日(30度)にはなりませんでしたが、日中は28.0度まで気温が上がり、平年以上(平年+1.2度)の暑さとなりました。それでも、ユウスゲの花が開き始めた夕方16:00ころから雷が鳴り始め、17:30過ぎにはにわか雨。ユウスゲがきれいに咲いたころには、気温も一気に下がり、心地よい風が流れました。

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは27輪でした。

27日:45輪→28日:34輪→29日:36輪ときて本日30日:27輪

開花数は27日をピークにして減少に転じたようです。残りのつぼみを数えたら250くらいありました。
少しづつ開花していって、8月中頃までは咲いてくれるのではないかと思います。

20220730yusugeA01_1633.jpg
2022年7月30日 16:35 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

20220730yusuge_planter_y14_1635.jpg
2022年7月30日 16:35 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター14年目
posted by kusabanakan at 17:48| ゆうすげ日記

マツムシソウ咲く(2022.7.30)

本日、軽井沢草花館の駐車場の一角でマツムシソウが咲きました。
現在、季節は大暑(7/23-8/6)のほぼ真ん中、一年で最も暑いとされる時期です。
しかし、8/7には立秋(8/7-8/22)をむかえて、暑さが徐々に和らいでいく季節になります。
マツムシソウの咲くのは晩夏の印象が強く、節季でいうと、立秋の時期あたりといったところでしょうか。
軽井沢草花館のマツムシソウは毎年7月終わりころから9月上旬くらいまで咲いています。

20220730museum-matsumushiso.jpg
2022年7月30日 軽井沢草花館 マツムシソウ(松虫草)
posted by kusabanakan at 14:22| 草花館日記

ワレモコウにエダナナフシ

エダナナフシ(枝七節)という虫が軽井沢草花館に生えている(同じ)ワレモコウの茎や葉に7月22日から居続けています。今日で9日目になるわけですが、いつ見ても同じワレモコウの茎か茎でジイっとしています。
初めて見たときは、エダナナフシのことを知らず、カマキリかバッタの仲間だと思っていました。
ところが、次の日もその次の日も同じようなところにいて、気になって調べてみました。
ナナフシは「節足動物門昆虫綱ナナフシ目に属する昆虫の総称」だそうで、木の枝に似せた姿が特徴的です。
ほとんどがメスで、両性生殖といって、メスだけでも卵を産んで、子孫を残すことができるのだそうです!

今回、軽井沢草花館で滞在中のナナフシはエダナナフシ(枝七節)という種類で、触角が長いのが特徴。他に触角の短い「ナナフシモドキ」をはじめ日本では15〜20種のナナフシが生息しているとされています。

食性はサクラ、ノイバラ、カシ、コナラなど樹木(落葉広葉樹)の葉とされていますが、今回、軽井沢草花館に滞在中のエダナナフシは草本・ワレモコウの茎葉に9日間も滞在中。
よく観察してみると、ワレモコウの葉っぱが喰われています。ワレモコウはバラ科の植物なので、同じバラ科のサクラやノイバラと似ていて食べるのでしょう?

【2022.7.22 初見】

下の写真は7月22日、初見で撮影したものです。この時はカマキリかバッタの仲間だと思っていました。
色はワレモコウの葉っぱに近い淡い緑色でした。

20220722museum-waremoko-edananafushi.jpg
2022年7月22日 軽井沢草花館 ワレモコウの葉につかまるエダナナフシ

【2022.7.30 体の色が変化】

初見の7月22日から9日後、本日撮影の一枚です。色が緑色から茶褐色化してきました。また、ワレモコウの葉に食痕がみられます。食べているところを確認できていませんが、おそらく、このエダナナフシが食べたのではないかと思います。


20220730museum-waremoko-edananafushi02.jpg
2022年7月30日 軽井沢草花館 ワレモコウの葉につかまるエダナナフシ
posted by kusabanakan at 11:55| 草花館日記

2022年07月29日

2022(45)ユウスゲ開花36輪、花期は後半へ(7/29)

今日は、7月2日以来27日ぶりに気温が30度を超えて真夏日となりました(最高気温30.1度)。
日差しも非常に強く、暑い一日となりましたが、夕方になって気温が下がってきたころにユウスゲが咲きました。
本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは36輪でした。

7月7日に最初のユウスゲが咲き始めてから、約3週間が過ぎ、ユウスゲの花期は後半に入っているようです。
これから開花数も少しづつ減っていくと思われますが、8月半ばくらいまでは咲いてくれるのではないかと期待しています。

20220729yusugeA01_1720.jpg
2022年7月29日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

20220729yusugeB01_1721.jpg
2022年7月29日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え
posted by kusabanakan at 18:02| ゆうすげ日記

2022年07月28日

2022(44)夕方から雨、ユウスゲ開花34輪(7/28)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは34輪でした。
朝から空の大部分が雲で覆われていたものの、雲を突き破るようにして強い日差しが照り付けて、夕方までは概ね晴れ。暑い一日となりました。
夕方、ユウスゲのつぼみが開き始める15時過ぎから雨が降り始め、16時以降本格的な雨となりました。
雨の中でユウスゲが咲きましたが、空気はひんやりとして、気持ちよく鑑賞できました。

20220728yusugeA01_1710.jpg
2022年7月28日 17:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

20220728yusugeB01_1712.jpg
2022年7月28日 17:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え
posted by kusabanakan at 20:03| ゆうすげ日記

ブナ日記(215)夏の芽がぐんぐん伸びる(7/28)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

7月21日以来、1週間ぶりの更新です。

6月1日に枯れ枝を剪定して、その後は目立った変化がなかったのですが、7/10頃から剪定した枝の切り口付近から新たな芽吹きが始まりました。そして、現在、芽吹いた葉っぱが成長を続けています。
前回から1週間しか経っていませんが、夏になってから芽吹いた葉っぱや枝がぐんぐんと伸びて、育ち盛りといったところです。幹の直径にも変化がありました。
また、前回赤茶色だった葉っぱが、緑系の色に多少落ち着いてきました。

下写真:この1週間で全体が一回り大きくなりました。
樹高は25aから26aへと1a高くなっただけですが、枝が横に広がって、ボリュームがだいぶ増しました。
下半分は春に芽吹いた葉っぱ、上半分は7月にんってから芽吹いた葉っぱ
葉っぱの色が明らかに異なるので、一目でわかりますが、とても妙な感じです。
苗に接ぎ木をしたとか、他の植物が寄生しているように見えてしまいます。

20220728buna_su_9y_00b.jpg
2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高26a

20220721buna_su_9y_00a.jpg
2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高25a

20220713buna_su_9y_00aa.jpg
2022年7月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高23a

下の写真は、夏の芽吹きが始まった頃(7/3)の状態です。

20220703buna_su_9y_00.jpg
2022年7月3日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a

下写真:上から見た崇さんです。前回(7/21)まで赤茶色だった葉っぱが緑系の色に変化してきました。

20220728buna_su_9y_01.jpg
2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は前回(7/21)撮影です。葉っぱは赤茶色でした。

20220721buna_su_9y_01.jpg
2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は前回(7/13)撮影です。

20220713buna_su_9y_01.jpg
2022年7月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:斜め上から撮影の一枚です。

20220728buna_su_9y_02.jpg
2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は前回(7/21)撮影です。

20220721buna_su_9y_02.jpg
2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:上からの一枚です。最大幅40a近くになっていました。

20220728buna_su_9y_03.jpg
2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 全体の幅40a弱(葉っぱの先端から葉っぱの先端)

下写真:この1週間で、冬芽は3.5_から0.5_長くなって、4.0_となりました。

20220728buna_su_9y_04.jpg
2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 冬芽長さ4.0_

下写真:幹の直径はφ14.0_で、前回(7/21)から0.5_太くなっていました。
今年は6/18から7/3の間に幹直径が0.5_、さらに7/3から7/21の間に0.5_太くなっているので、今回と合わせると合計1.5_も太くなりました(6/18から7/28の40日間)。

20220728buna_su_9y_05.jpg
2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径14.0_

20220721buna_su_9y_05.jpg
2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径13.5_

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 17:50| ブナ日記

ヤマユリ咲く(2022.7.28)

本日、軽井沢草花館の庭のヤマユリが咲きました。
敷地内で合計5本の花茎が出ていて、そのうちの1本から最初の一輪です。
今年は7月20日ごろから町内各所で開花が始まり、例年よりもたくさん咲いているような印象です。
草花館のヤマユリは8月の第1週まで花期が続きそうです。

20220728museum-yamayuri01.jpg
2022年7月28日 軽井沢草花館 ヤマユリ(山百合翁)
posted by kusabanakan at 16:34| 草花館日記

2022年07月27日

2022(43)ユウスゲ開花45輪、今年最多(7/27)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは45輪で昨日(7/26)の開花数(39)を上回り、今期最多。とても美しく咲いてくれました。
その中の一輪は、唯一鉢植えから出た花茎から咲いたものです。
全体で花茎の本数は昨日と変わらず71本でした(地植え×65、プランター×5、鉢植え×1)。

【鉢植えのゆうすげ(年数不明)】

鉢植えから唯一花茎の出た苗から一輪咲きました。花茎の高さが123aあり、小さな鉢で育てた割には大きく成長してくれました。
この鉢のユウスゲは4〜5年前に、プランターで育てていた苗を移植したもので、種から育てて何年のものかは不明です。(少なくても5年以上は経過しているはずです)

20220727ユウスゲ_鉢_寄せ植01-1721.jpg
2022年7月27日 17:15 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え

下の写真は7/6撮影で、この時初めて、花茎が出ていることに気づきました。
38aだった花茎も3週間を経た本日(7/27)、123aあります。

20220706ユウスゲ_鉢_寄せ植01.jpg
2022年7月6日 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え(年数不明)

【地植えのユウスゲ】

20220727yusugeB02_1729.jpg
2022年7月27日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

20220727yusugeB01_1724.jpg
2022年7月27日 17:25 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

20220727yusugeA01_1726.jpg
2022年7月27日 17:25 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え
posted by kusabanakan at 20:05| ゆうすげ日記

2022年07月26日

2022(42)ユウスゲ開花39輪、群馬県・榛名湖のユウスゲ(7/26)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは39輪で一昨日(7/24)の開花数(32)を上回り、今期最多となりました。
今年は、5月、6月と比較的気温が低かったので、成長が少し遅いのではないかと思っていました。
ところが、6月終わりころから30度をこえる猛暑が続き、成長が早まったのでしょうか? まだ7月ですが、ピークの時のような咲き方になっています。
花茎の本数は昨日と変わらず71本でした(地植え×65、プランター×5、鉢植え×1)。

20220726yusugeA01_2053.jpg
2022年7月26日 20:55 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

20220726yusugeB01_2054.jpg
2022年7月26日 20:55 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

【群馬県・榛名湖「ゆうすげの道」】

今日は群馬県榛名湖の近くにある、ユウスゲ群生地「ゆうすげの道」に行ってきました。
「ゆうすげの道」は榛名湖畔から車で5分ほどの場所にあります。大草原の中に遊歩道(木道)が整備されていて、自生するユウスゲ等、様々な野草を見ながら散策することができます。

毎年のように訪れているところですが、今年はユウスゲの開花数が例年に比べて少ないように感じました。
ユウスゲ以外で咲いていた草花ではチダケサシがよく目立っていましたが、マツムシソウやギボウシなどが、全体的に少なく感じました。

20220726harunako_yusuge01_1640.jpg
2022年7月26日 16:40 榛名湖 ゆうすげの道 木道入口

下写真:場所によってはたくさん咲いているところもあります(道路側)。

20220726harunako_yusuge02_1703.jpg
2022年7月26日 17:05 榛名湖 ゆうすげの道 ユウスゲ

下写真:木道脇には、除草した草や木の枝が所々で積まれていました。

20220726harunako_yusuge03_1644.jpg
2022年7月26日 16:45 榛名湖 ゆうすげの道 木道脇

今年は木道から近い場所ではユウスゲがほとんど咲いておらず、これから咲くような花茎もあまり見られませんでした。
遠くで咲いているユウスゲを見る感じになっていました。

20220726harunako_yusuge04_1644.jpg
2022年7月26日 16:45 榛名湖 ゆうすげの道 木道脇
posted by kusabanakan at 23:20| ゆうすげ日記

ヒオウギ日記(15)鉢&プランター植え替え、最大草丈は1年目苗の33a(2022.7.26)

ヒオウギを種から育てて観察しています。

前回(7/17)から9日ぶりの更新です。
この9日間で草丈が数a高くなったものの、成長の度合いは6月以降7月17日までの期間と比べると、だいぶ鈍化しました。
とはいえ、わずかでも成長が進み株が大きくなって、現在の鉢やプランターでは窮屈になってきました。
そこで、本日、植木鉢(直径20a)→プランター(幅60a)、小さなプランター(24a×11a)→鉢植え(直径20a)というふうに、少し大きなものに植え替えしました。

20220726hiougi00植え替え.jpg
2022年7月26日 軽井沢草花館 ヒオウギ

【植え替え前のヒオウギ】

前回(7/17)と比べても、見た目に大きな変化は感じられませんが、測定してみると、この9日間で1〜4a草丈が高くなっていました。一番大きなものは、去年(2021)の8月に種まきして、今年発芽した1年目の苗で草丈33aになりました(前回29aから4aアップ)。
ちなみに、昨年(2021)の3月に種まきして、昨年発芽し、今年2年目となった苗は草丈24aになりました(前回7/17は22a)。

20220726hiougi01植え替え前.jpg
2022年7月26日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上:2021年8月25日 14粒種まき 下:2021年3月28日 13粒種まき

下写真:前回(7/17)撮影の一枚です。

20220717hiougi01.jpg
2022年7月17日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上:2021年8月25日 14粒種まき 下:2021年3月28日 13粒種まき

【植え替え後のヒオウギ】

下の写真が植え替え後の様子です。
上段プランターは昨年(2021)8月25日に種まきした苗を植え替えしたものです。種から発芽した苗が7本あったのですが、1本は小さくて植え替えの際にダメにしてしまいました…
残り6株を植えてありますが、下の写真で見ると5本にしか見えません。
一番左は2株がほぼ同じところから生えているので、1株に見えるだけです。植え替えの際にうまく分離できず、ほぼ隣に並んで生えている状態のまま植え替えしました。

20220726hiougi02植え替え後.jpg
2022年7月26日 軽井沢草花館 植え替えしたヒオウギ
上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき

【ヒオウギの根】

植え替えの際に根の部分を見ることができました。とても繊細な根でした。

20220726hiougi03根.jpg
2022年7月26日 軽井沢草花館 ヒオウギの根

つづく
posted by kusabanakan at 14:41| ヒオウギ日記

2022年07月25日

2022(41)ユウスゲ開花25輪、訪花昆虫(7/25)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは25輪でした。
また、全体の花茎の本数は昨日よりも1本増えて71本になりました(地植え×65、プランター×5、鉢植え×1)。

20220725yusugeB01_1710.jpg
2022年7月25日 17:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

20220725yusugeD01_1709.jpg
2022年7月25日 17:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

【アキアカネ】

ユウスゲの花びらにトンボが止まっていました。密を吸いに来たわけではなさそうで、すぐにどこかへ飛んで行ってしまいました。

20220725yusugeC01_1707.jpg
2022年7月25日 17:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

【訪花昆虫】

朝6時40分に撮影したもので、ユウスゲは昨日の夕方咲いたものです。
虫がユウスゲのシベにつかまって密を吸っているのか?なめているのかしていました。ユウスゲの訪花昆虫としてはこのタイプの虫が多いように感じていますが、未だに蜂なのか? ハエなのか? すら判かっていません…

20220725yusugeA01_0641_0724kaika.jpg
2022年7月25日 6:40 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え
posted by kusabanakan at 18:07| ゆうすげ日記

フシグロセンノウ咲く(2022.7.25)

本日、鉢植えで育てているフシグロセンノウが咲きました。
まだ一輪だけですが、明日以降、他のつぼみが順次咲きそうです。

20220725museum-fushigurosen_no01.jpg
2022年7月25日 軽井沢草花館 フシグロセンノウ(節黒仙翁)

20220725museum-fushigurosen_no02.jpg
2022年7月25日 軽井沢草花館 フシグロセンノウ(節黒仙翁)
posted by kusabanakan at 16:14| 草花館日記

2022年07月24日

2022(40)ユウスゲ開花32輪(7/24)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは32輪、一昨日の21輪を大きく上回って、今期最多となりました。
昨日、8弁のユウスゲが一輪咲きましたが、今日は同じ株から2輪が開花しました。花は2輪とも6弁で普通のユウスゲでした。
また、全体の花茎の本数は一昨日から変化なく70本でした(地植え×64、プランター×5、鉢植え×1)。

20220724yusugeA01_1711.jpg
2022年7月24日 17:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

20220724yusugeA02_1714.jpg
2022年7月24日 17:15 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

下写真:昨日咲いた8弁のユウスゲと同じ株から、本日2輪咲きました。
本日の2輪は8弁ではなく6弁でした。

20220724yusuge_6ben_01_1716.jpg
2022年7月24日 17:15 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

下の写真は昨日撮影した8弁のユウスゲです。

20220723yusuge_8ben_02_1724.jpg
2022年7月23日 17:25 軽井沢草花館 8弁のユウスゲ 地植え
posted by kusabanakan at 20:35| ゆうすげ日記

カラスvsアスター(229)

カラスvsアスター(229)

カラス&アスター406ブログ済.jpg
第406(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 05:00| カラスvsアスター

2022年07月23日

石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展【ヤマユリ】

小さな美術館軽井沢草花館 2022年度展示のご案内

「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩草花展」開催中です。
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策として、マスクの着用、検温、チェックシート(緊急連絡先や健康状態のご記入)を入館条件としています。ご協力お願いします。
軽井沢草花館チラシ2022_1412.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

軽井沢の自然を愛し、そこに自生する草花を描き続けた画家の石川功一(1937-2007)。
今年で亡くなってから15年になりました。
本展では、石川功一が描いた水彩スケッチと油彩画の中から、軽井沢でよく見られる花、代表的な花、貴重な花等、約40点を厳選。エッセーや散策メモ等の資料と共に、期間中少しずつ展示替えしながら公開していきます。
軽井沢に多くの植物が自生していることを感じながら、ご覧いただければ幸いです。

【ヤマユリ】

本日、油彩画ヤマシャクヤクに代わって水彩スケッチのヤマユリを展示しました。
篠原良子さんのパンフラワーアート作品「ヤマユリ」と並べて展示していますので、合わせてご覧ください。
20220723yamayuri19910810.jpg
石川功一 ヤマユリ 1991年8月10日 水彩スケッチ

20220723yamayuri00.jpg
篠原良子 ヤマユリ パンフラワーアート 2022年

篠原さんの作品はこのほか「ルリソウ」も展示されています。
詳しくは、以下リンク先のブログをご覧ください

 2022年4月26日

【展示案内】

開催日 2022年4月23日(土)~2022年11月20日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)
2022年7月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
が定休日です。
2022年8月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
が定休日です。
posted by kusabanakan at 20:29| 展示紹介

2022(39)ユウスゲ開花15輪、8弁のユウスゲ(7/23)

本日、軽井沢草花館の庭でユウスゲが15輪咲きました。
その中で、8弁のユウスゲが一輪咲いていて、驚きました。

20220723yusuge_8ben_02_1724.jpg
2022年7月23日 17:25 軽井沢草花館 8弁のユウスゲ 地植え

20220723yusuge_8ben_03_1725.jpg
2022年7月23日 17:25 軽井沢草花館 8弁のユウスゲ 地植え

ここ何年かは、ユウスゲの実の付き具合が悪い状況が続いています。
もしかすると、受粉のための昆虫が少ないのではないかと思い、本日、綿棒を使って人工授粉を試みました。
そして、写真を撮っていて、「あれっ? なんか違う?」と、8弁であることに気が付いたのです(下写真)。
また、雌しべ1本、雄しべ8本で通常のユウスゲ(雄しべ1本、雌しべ6本)と異なっていました。

20220723yusuge_8ben_01_1721.jpg
2022年7月23日 17:20 軽井沢草花館 8弁のユウスゲ 地植え

軽井沢草花館では5年前(2017)に、10弁のユウスゲが咲いた時があります(下写真)。
この時は雌しべ1本、雄しべ9本でした。

20170718yusuge_jiue01-10ben-1716.jpg
2017年7月18日 17:15 軽井沢草花館 花びらが10枚のユウスゲ(地植え)

下は、本日8弁のユウスゲのすぐ隣で咲いていた別株のユウスゲです。こちらは通常みられる6弁のユウスゲです。

20220723yusugeA01_1725.jpg
2022年7月23日 17:25 軽井沢草花館 通常6弁のユウスゲ 地植え

20220723yusugeB01_1656.jpg
2022年7月23日 16:55 軽井沢草花館 地植え
posted by kusabanakan at 18:20| ゆうすげ日記