2022年08月31日

2022(75)残り1つのつぼみ、8月中に開花せず(8/31)

今年、残り一つとなったユウスゲのつぼみは今日も開花せず、最後の開花は9月に入ってからということになりました。
つぼみの長さは70_で、昨日から1.5a長くなり、開花するには十分なサイズになっています。
(8/27:30_→8/28:38_→8/29:45_→8/30:55_→8/31:70_)

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2022年8月31日 15:20 軽井沢草花館 ユウスゲ 残り一つとなったつぼみ

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2022年8月30日 14:05 軽井沢草花館 ユウスゲ 残り一つとなったつぼみ

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2022年8月29日 16:05 軽井沢草花館 ユウスゲ 残り一つとなったつぼみ

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2022年8月28日 16:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 残り一つとなったつぼみ

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2022年8月27日 15:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 残りのつぼみ
posted by kusabanakan at 16:36| ゆうすげ日記

イヌブナ日記(260)冬芽の成長続く

(2012年5月に種から発芽した実生から11年目のイヌブナ成長日記です)

前回8月21日以来、10日ぶりの更新です。
8月21日以降、比較的涼しい日が多く、8月下旬の平均気温は平年値(20.1度)をわずかに下回りそうです。朝晩は14度台まで下がる日があって、秋が近いことを実感します。

イヌブナ安さん、檀さん共に黄葉が若干進み、冬芽の成長もみられました。
樹高は安さんに変化はありませんでしたが、檀さんは1a低くなりました。昨晩雨が降り、今朝写真を撮影した時間帯(9時ころ)、葉っぱが湿っていたため、重みで枝がたわんでいたかも知れません。5/30以降、檀さんの樹高は51a前後(50〜52a)を行ったり来たり変化しています。

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2022年8月31日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

下の写真は前回(8/21)撮影したものです。

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2022年8月21日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

安さんの樹高:5/16=90a→5/3=93a→6/12=89a→6/22=97a→7/2=101a→7/11=97a→7/21=101a→7/31=102a→8/11=101a→8/21=101a→8/31=101a
檀さんの樹高:5/16=48a→5/30=51a→6/12=52a→6/22=50a→7/2=52a→7/11=50a→7/21:52a→7/31=52a→8/11=51a→8/21=52a→8/31=51a

【イヌブナ安さん 実生11年目】

安さんの樹高は101aで、前回と同じでした。写真なので、色がうまく再現出来ていませんが、10日前(8/21)よりも黄葉がわずかに進んだ印象です。

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2022年8月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真は上から見た安さんです。

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2022年8月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:この10日間で冬芽が8.0_から9.5_へと1.5_長くなっていました。(6/22)2.0_→(7/2)2.5_→(7/11)3.0_→(7/21)4.5_→(7/31)5.0_→(8/11)7.0_→(8/21)8.0_→(8/31)9.5_

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2022年8月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 冬芽9.5_

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 冬芽8.0_

下写真:幹の直径は19.0_で、前回と同じでした。7/3:18.0_→7/11:18.5_→7/21:19.0_→7/31:19.0_→8/11:19.0_→8/21:19.0_→8/31:19.0_

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2022年8月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 幹直径19.0_

【イヌブナ檀さん 実生11年目】

檀さんの樹高が前回(8/21)の52aから1a低くなって51aになっていました。昨晩雨が降り、今朝写真を撮影した時間帯(9時ころ)、葉っぱが湿っていたため、重みで枝がたわんでいたかも知れません。5/30以降、檀さんの樹高は51a前後(50〜52a)を行ったり来たり変化しています。

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2022年8月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真は上から見た壇さんです。

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2022年8月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:冬芽の長さは前回(8/21)の7.0_から8.5_へと1.5_長くなっていました。

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2022年8月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 冬芽8.5_

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 冬芽7.0_

下写真:今年は安さんの幹の直径が7/3〜7/21に1.0_太くなりましたが、檀さんは昨年(2021)の7月12日から変化がありません。1年以上も変化がないのは、観察を始めてから初めてのことです。
8月以降に成長するのはあまり期待できませんが、檀さんが実生4年目の時(2015年の9月3日〜9月16日)に幹の直径が0.5_太くなったことがあるので、まだ可能性はありそうです。

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2022年8月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 幹直径13.0_

(参考1)下の写真は安さん(左)と檀さん(右)を並べて撮影したものです。
育てている鉢の大きさが違うので、そのまま比較してはいけないかもしれませんが、安さんと檀さんとでは葉っぱの大きさが違います。安さんは大きなもので長さ8aなのに対し、檀さんは大きなもので7aくらいです。また、葉っぱの色もわずかに違います。

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2022年8月31日 軽井沢草花館 イヌブナ安さんとイヌブナ檀さん(共に実生11年目)

(参考2)下の写真は鉢植えで11年目をむかえたイヌブナの壇さん(左)と9年目のブナの崇さん(右上)です。
葉っぱの色やサイズに大きな違いがみられます。

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2022年8月31日 軽井沢草花館 イヌブナ檀さん(実生11年目)とブナ崇さん(実生9年目)

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

【姉妹ブログ:ブナ日記】

ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです

以上
posted by kusabanakan at 14:34| イヌブナ日記

2022年08月30日

石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展【展示作品よりコブシ】

小さな美術館軽井沢草花館 2022年度展示のご案内

「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩草花展」開催中です。
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策として、マスクの着用、検温、チェックシート(緊急連絡先や健康状態のご記入)を入館条件としています。ご協力お願いします。

軽井沢草花館チラシ2022_1412.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

軽井沢の自然を愛し、そこに自生する草花を描き続けた画家の石川功一(1937-2007)。
今年で亡くなってから15年になりました。
本展では、石川功一が描いた水彩スケッチと油彩画の中から、軽井沢でよく見られる花、代表的な花、貴重な花等、約40点を厳選。エッセーや散策メモ等の資料と共に、期間中少しずつ展示替えしながら公開していきます。
軽井沢に多くの植物が自生していることを感じながら、ご覧いただければ幸いです。

9月1日より、ヤマシャクヤク(花と実)からコブシ(花と実)に作品入れ替えを行います。
また、その他5点の入れ替えも行います[入れ替え後の作品は1.アキノキリンソウ、2.ミズキ(実)、3.ミズタマソウ、4.ヤブマメ(以降水彩)、5.ツリフネソウとキツリフネ(油彩)]

【水彩スケッチ コブシの花と実 9/1より展示予定】
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石川功一 コブシの花 1995年4月30日 水彩スケッチ
 ※9月下旬以降、展示替えを行う可能性があります。予めご了承ください。

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石川功一 コブシの実 1998年10月7日 水彩スケッチ
 ※9月下旬以降、展示替えを行う可能性があります。予めご了承ください。

【展示案内】

開催日 2022年4月23日(土)~2022年11月20日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(8月も火曜日休館です)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)
2022年8月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
が定休日です。
2022年9月
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45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
が定休日です。

2022年10月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
が定休日です。
posted by kusabanakan at 20:40| 展示紹介

2022(74)残り1つのつぼみ、今日も開花せず(8/30)

今年、残り一つとなったユウスゲのつぼみは今日も開花せず、明日以降のお楽しみとなりました。
つぼみの長さは55_で、昨日から1a長くなっています。
(8/27:30_→8/28:38_→8/29:45_→8/30:55_)

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2022年8月30日 14:05 軽井沢草花館 ユウスゲ 残り一つとなったつぼみ

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2022年8月29日 16:05 軽井沢草花館 ユウスゲ 残り一つとなったつぼみ

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2022年8月28日 16:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 残り一つとなったつぼみ

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2022年8月27日 15:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 残りのつぼみ
posted by kusabanakan at 19:32| ゆうすげ日記

2022年08月29日

2022(73)残り1つのつぼみ、今日は開花せず(8/29)

今朝は8月に入ってから初めて15度を切る涼しさとなりました(16時までの最低気温14.4度、平年差‐1.7度)。
さらに日中も気温が上がらず、こちらも8月に入ってから初めて最高気温が20度を下回り、9月下旬並みの気候となりました(16時までの最高気温19.7度、平年差‐5.2度)

さて、今年、残り一つとなったユウスゲのつぼみ。
夕方になっても咲く気配はなく、開花は明日以降のお楽しみとなりました。
つぼみの長さは45_です(8/27:30_→8/28:38_→8/29:45_)

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2022年8月29日 16:05 軽井沢草花館 ユウスゲ 残り一つとなったつぼみ

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2022年8月28日 16:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 残り一つとなったつぼみ

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2022年8月27日 15:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 残りのつぼみ
posted by kusabanakan at 17:49| ゆうすげ日記

2022年08月28日

2022(72)開花1輪、残りのつぼみは1つ(8/28)

午前中は小雨が降ったり止んだりで、午後からは晴れたり曇ったりのはっきりとしない天気の一日でした。
日中の最高気温20.6度までしか上がらず、9月中旬並みの涼しさでした。

夕方にはユウスゲが一輪咲きました。
残りのつぼみは1つだけ。
明日か明後日に見納めの一輪が咲きそうです。

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2022年8月28日 17:10 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月28日 16:30 軽井沢草花館 ユウスゲ 残り一つとなったつぼみ

下写真は昨日撮影したつぼみ

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2022年8月27日 15:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 残りのつぼみ

posted by kusabanakan at 17:44| ゆうすげ日記

カラスvsアスター(231)

カラスvsアスター(231)

カラス&アスター429ブログ済.jpg
第429(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 01:00| カラスvsアスター

2022年08月27日

2022(71)夕立に負けず開花2輪、残りのつぼみは2つ(8/27)

今日はユウスゲの花が開き始めた15時過ぎ、夕立が降りました。小一時間で止みましたが、雨脚はかなり激しいものでした。
雨に打たれたユウスゲが2輪、花びらを傷めながらも美しく咲きました。
この2輪で、今年咲いたユウスゲの総数が700となりました。

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2022年8月27日 16:25 軽井沢草花館 ユウスゲ(雨上がり)

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2022年8月27日 16:25 軽井沢草花館 ユウスゲ(雨上がり)

昨日のユウスゲ日記の続きだと残るつぼみは一つ。のはずでしたが、今まで見落としていたつぼみが一つあり、そのつぼみが本日開花しました。
つまり、昨日の時点で残りのつぼみが3つだと思っていましたが、実際には4つ残っていて、本日2つ開花して、残りのつぼみが2つということです。
残りのつぼみは長さ3aと5a。同時に咲くことはなさそうなので、あと2日、ユウスゲの開花が楽しめそうです。

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2022年8月27日 15:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 残りのつぼみ(1/2) 夕立降り始め

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2022年8月27日 16:45 軽井沢草花館 ユウスゲ 残りのつぼみ(2/2) 雨上がり
posted by kusabanakan at 17:59| ゆうすげ日記

ブナ日記(219)夏の成長続く(8/27)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

8月20日以来、1週間ぶりの更新です。

6月1日に枯れ枝を剪定して、その後は目立った変化がなかったのですが、7/10頃から剪定した枝の切り口付近から新たな芽吹きが始まりました。芽吹いたところからは枝が伸び、現在、枝と葉の成長が落ち着いたようですが、枝についた冬芽の成長が始まっています。

下写真:樹高が1a高くなりました。7月以降に出た枝が、上方向に立ち上がってきたためです。また、7月以降に芽吹いた葉の色が濃さを増し、5月に芽吹いた葉っぱの色に近づいてきました。

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2022年8月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高28.5a

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2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高27.5a

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高27a

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高26a

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高26a

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高25a

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2022年7月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高23a

下の写真は、夏の芽吹きが始まった頃(7/3)の状態です。

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2022年7月3日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a

下写真:上から見た崇さんです。7月以降に芽吹いた上部の葉っぱが、徐々に濃くなってきました。

20220827buna_su_9y_01.jpg
2022年8月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は前回8/20撮影です。

20220820buna_su_9y_01.jpg
2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は7/28撮影です。赤茶色から緑色への変わり目でした。

20220728buna_su_9y_01.jpg
2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は7/21撮影です。新たに芽吹いた葉っぱは赤茶色でした。

20220721buna_su_9y_01.jpg
2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は夏の芽吹きが始まった頃の7/13撮影です。葉っぱが1aにも満たないような小さなもので目立っていません。

20220713buna_su_9y_01.jpg
2022年7月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:斜め上から撮影の一枚です。7月以降に芽吹いた葉っぱ(上部)の色が5月に芽吹いた葉っぱ(下部)の色に近づいてきました。

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2022年8月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:上からの一枚です。

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2022年8月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:5月に芽吹いた枝から出た冬芽は長さが7.5_で前回(8/20)よりも1.0_長くなっていました。

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2022年8月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 冬芽長さ7.5_(5月芽吹き)

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2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 冬芽長さ6.5_(5月芽吹き)

上の写真の冬芽の対象になっているのは、下の写真の5月芽吹きの冬芽です。

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2022年8月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 

一方、7月に芽吹きが始まった枝からも遅れて冬芽が付き、前回(8/20)からの1週間で長さが0.5_伸びて4.5_になりました。上写真の7月芽吹きの部分の拡大が下の写真です。

20220827buna_su_9y_06.jpg
2022年8月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 冬芽長さ4.5_(7月芽吹き)

下写真:幹の直径はφ14.0_で、前回(8/20)と同じでした。

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2022年8月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径14.0_

(参考)下の写真は鉢植えで11年目をむかえたイヌブナの壇さん(左)と9年目のブナの崇さん(右上)です。
葉っぱの色やサイズに大きな違いがみられます。

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2022年8月27日 軽井沢草花館 イヌブナ檀さん(実生11年目)とブナ崇さん(実生9年目)

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 15:57| ブナ日記

2022年08月26日

2022(70)開花3輪、残りのつぼみは3つ(8/26)

昨日は7月8日以来、48日ぶりに開花ゼロとなりましたが、本日は3輪開花しました。
つぼみの数は残り3つ。
一昨日の時点ではつぼみが7つありましたが、そのうちの一つが開花前に折れてしまったため、つぼみが6つの状態で、本日3つが咲きました。
つぼみがあと3つ…
あと数日で今年のユウスゲは見納め、寂しくなります。

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2022年8月26日 16:55 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月26日 16:55 軽井沢草花館 ユウスゲ

下写真:折れてしまったユウスゲのつぼみです。

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2022年8月26日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲつぼみ
posted by kusabanakan at 21:42| ゆうすげ日記

2022年08月25日

2022(69)実が生り、種も収穫時期へ、開花はなし(8/25)

本日、軽井沢草花館の庭のユウスゲは咲きませんでした。
残りのつぼみはあと7個。明日以降、少しづつ開花していくでしょう。

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2022年8月25日 16:25 軽井沢草花館 ユウスゲのつぼみ

今年は7/23を皮切りに2日に一度の割合で、ユウスゲの自家受粉を試みました。
というのも、昨年はユウスゲに実がつく割合がとても低く、収穫量がいつもの年よりも減ってしまったためです。
結果、例年以上にたくさんの実が付きました(下写真)。

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2022年8月25日 軽井沢草花館 ユウスゲの実

尚、付いた実でも早くに咲いた花からの実は、茶褐色化して先端が割れ、中から黒い種子が見えるようになりました(下写真)。そろそろ種の収穫が出来そうです。

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2022年8月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ 熟して先端が割れた実(横から)

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2022年8月25日 軽井沢草花館 ユウスゲ 熟して先端が割れた実(上から)
posted by kusabanakan at 19:45| ゆうすげ日記

2022年08月24日

2022(68)開花1輪、残りのつぼみは7つ(8/24)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは1輪。
つぼみの数は7個となり、残りわずかとなりました。最後の開花は今月末くらいでしょうか?

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2022年8月24日 16:35 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 16:54| ゆうすげ日記

2022年08月23日

2022(67)開花5輪(8/23)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは5輪でした。
昨日の時点で、残りのつぼみは13個だったので、今日の開花で残りのつぼみは8つになりました。

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2022年8月23日 16:50 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月23日 16:50 軽井沢草花館 ユウスゲ

下写真:今年、鉢植えで育てた苗で唯一開花した苗からの一輪です。今日ですべてのつぼみが咲き終わりました。
最初の一輪が7月27日だったので、1本の花茎から1か月近くも花を咲かせ、楽しませてくれました。

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2022年8月23日 16:50 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え(種から育てて5年以上)
posted by kusabanakan at 20:10| ゆうすげ日記

2022年08月22日

2022(66)開花1輪、残りのつぼみ13(8/22)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは1輪。
花期も終盤となりましたが、美しく咲いてくれました。

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2022年8月22日 16:20 軽井沢草花館 ユウスゲ

残りのつぼみを数えたら全部で13ありました。

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2022年8月22日 16:35 軽井沢草花館 ユウスゲのつぼみ

明日以降に、つぼみの数が増えることはなさそうなので最大で13、咲かないつぼみもあるので10くらい咲くでしょうか。
あと1週間くらいで花期が終了しそうです。
posted by kusabanakan at 16:48| ゆうすげ日記

ヒオウギ日記(17)8月の2週間で草丈伸びる(2022.8.22)

ヒオウギを種から育てて観察しています。

前回8月8日から2週間ぶりの更新です。
7月26日に植木鉢(直径20a)→プランター(幅60a)、小さなプランター(24a×11a)→鉢植え(直径20a)というふうに、少し大きなものに植え替えを行い、その後、順調に成長しています。

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2022年8月22日 軽井沢草花館 ヒオウギ

成長に関しては、すべての株の草丈が高くなっていました。

1.プランター(幅60a)
6本の苗はすべて、草丈が高くなっていました(プラス2〜8a)。
最も草丈の高いのはDの38aで、低いのは@とBの29aでした。

2.鉢植え(直径20a)
5本の苗はすべて、草丈が高くなっていました(プラス4〜6a)。
最も草丈の高いのはCの31aで低いのは@とAの19aでした。

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2022年8月8日 軽井沢草花館 植え替えしたヒオウギ
上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき

下の写真は前々回(7/26)撮影です。植え替えしたばかりのヒオウギです。

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2022年7月26日 軽井沢草花館 植え替えしたヒオウギ
上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき
posted by kusabanakan at 15:49| ヒオウギ日記

ナンバンハコベ日記(23)花が咲き始めました(20220822)

前回6/27以来、約2か月ぶりの更新です。

ずいぶん長く、更新しないまま、時間だけが過ぎてしまいました。
その間、ナンバンハコベの生長は見た目に状態が悪く、枯れてしまったのだろうか? と思っていたほどです。
這うように伸びていた茎も、前回以降は思ったほど伸びず、葉っぱは虫に喰われたりして減り、毎日の水やりだけはきちんと行っていましたが、正直花が咲くとは思っていなくて、きちんとした観察をおこたっていました。
今朝、「昨年は今頃花が咲いたはず(2021.8.29に開花)」と思い出して、きちんと観察してみると、なんと花が咲き始めていました。見た目で判断してはいけない… 反省です。

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2022年8月22日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベの花(今年最初の一輪)

下写真:全体の生育状態の確認です。
種をまいたのは昨年(2021)の5月3日。最初に小さな鉢×1に種まきしたところ、多数が発芽、過密な状態だったので、鉢×1から鉢×2に苗を分散。さらに、プランターにも苗を分散させ現在、プランター×1と鉢×2で育てています。
本日、花が咲いたのはプランターから1輪、鉢(A)から2輪の計3輪です。
今年は緑のカーテンにもたれかかるように茎を這わせようとして、プランターと鉢をデッキのすぐ下に配置していますが、現在のところ、最も上に伸びた茎で95a。想像していたよりも低く、全体的に密度が低かったです。

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2022年8月22日 軽井沢草花館 プランター&鉢植え×2 ナンバンハコベ(共に20210503種まき)

下の写真は前回6月27日撮影です。緑がとてもきれいでした。

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2022年6月27日 軽井沢草花館 プランター&鉢植え×2 ナンバンハコベ(共に20210503種まき)

下は前々回5月30日の時の状態です。

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2022年5月30日 軽井沢草花館 プランター&鉢植え×2 ナンバンハコベ(共に20210503種まき)

【3輪の花】

本日開花したナンバンハコベの花3輪です。
とてもユニークな形の花ですが、それぞれ個性があって面白いです。

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2022年8月22日 軽井沢草花館 プランター @ナンバンハコベの花

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2022年8月22日 軽井沢草花館 鉢A Aナンバンハコベの花

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2022年8月22日 軽井沢草花館 鉢B Bナンバンハコベの花

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2022年8月22日 軽井沢草花館 ナンバンハコベ

他にもつぼみがついているので、今後も開花が続きそうです。
posted by kusabanakan at 15:35| ナンバンハコベ日記

2022年08月21日

2022(65)小雨の中、開花4輪(8/21)

ユウスゲの花がきれいに開いた16時過ぎに小雨が降りました。道路が完全にぬれない程度の弱い雨で、17時過ぎになるといつの間にか止んでいました。

本日、軽井沢草花館に庭で咲いたユウスゲは4輪でした。

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2022年8月21日 16:25 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月21日 16:40 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 17:43| ゆうすげ日記

イヌブナ日記(259)冬芽の成長続く

(2012年5月に種から発芽した実生から11年目のイヌブナ成長日記です)

前回8月11日以来、10日ぶりの更新です。
この10日間、30度を超える暑さにはなりませんでしたが、8月中旬の平均気温は21.4度で、平年値を0.4度上回り、残暑が続きました。
イヌブナ安さん、檀さん共に冬芽に成長がみられ、檀さんの樹高が1a高くなっていました。
また、葉っぱが少しづつ黄色味を帯びてきましたが、見た目の印象はまだ夏の葉っぱです。

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2022年8月21日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

下の写真は前回(8/11)撮影したものです。

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2022年8月11日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

安さんの樹高:5/16=90a→5/3=93a→6/12=89a→6/22=97a→7/2=101a→7/11=97a→7/21=101a→7/31=102a→8/11=101a→8/21=101a
檀さんの樹高:5/16=48a→5/30=51a→6/12=52a→6/22=50a→7/2=52a→7/11=50a→7/21:52a→7/31=52a→8/11=51a→8/21=52a

【イヌブナ安さん 実生11年目】

下の写真で見ると、だいぶ黄色く見えますが、実際にはもう少し緑系の色です。安さんの樹高は101aで、前回と同じでした。

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

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2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真は上から見た安さんです。

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

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2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:この10日間で冬芽が7.0_から8.0_へと1.0_長くなっていました。(6/22)2.0_→(7/2)2.5_→(7/11)3.0_→(7/21)4.5_→(7/31)5.0_→(8/11)7.0_→(8/21)8.0_

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2022年8月21 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 冬芽8.0_

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2022年8月11 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 冬芽7.0_

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2022年7月31 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 冬芽5.0_

下写真:幹の直径は19.0_で、前回と同じでした。7/3:18.0_→7/11:18.5_→7/21:19.0_→7/31:19.0_→8/11:19.0_→8/
21:19.0_

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 幹直径19.0_

【イヌブナ檀さん 実生11年目】

安さんと同じでに、下の写真で見るとだいぶ黄色く見えますが、実際にはもう少し緑系の色でした。

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

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2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真は上から見た壇さんです。

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

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2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:冬芽の長さは前回(8/11)の6.0_から7.0_へと1.0_長くなっていました。

20220821inubuna11y_dan_02.jpg
2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 冬芽7.0_

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2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 冬芽6.0_

下写真:今年は安さんの幹の直径が7/3〜7/21に1.0_太くなりましたが、檀さんは昨年(2021)の7月12日から変化がありません。1年以上も変化がないのは、観察を始めてから初めてのことです。
8月以降に成長するのはあまり期待できませんが、檀さんが実生4年目の時(2015年の9月3日〜9月16日)に幹の直径が0.5_太くなったことがあるので、まだ可能性はありそうです。

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2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 幹直径13.0_

(参考)下の写真は鉢植えで11年目をむかえたイヌブナの壇さん(左)と9年目のブナの崇さん(右上)です。
葉っぱの色やサイズに大きな違いがみられます。

20220821buna_su_9y-dan_11y-b.jpg
2022年8月21日 軽井沢草花館 イヌブナ檀さん(実生11年目)とブナ崇さん(実生9年目)

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

【姉妹ブログ:ブナ日記】

ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです

以上
posted by kusabanakan at 14:23| イヌブナ日記

2022年08月20日

2022(64)ユウスゲ日記1000回目、雨の中、開花2輪(8/20)

軽井沢草花館の庭で育てているユウスゲの成長記録をつづっている、本ブログ「ゆうすげ日記」が今日で1000回目となりました。
第1回目は2011年7月1日なので、12年かけての達成です。引き続き、ユウスゲの生長記録として続けます。よろしくお願いします。

ゆうすげ日記 第1回目 「軽井沢草花館のゆうすげ日記始めます 2011年7月1日」


さて、今日は午後から雨が降り始め、ユウスゲの咲く時間帯になっても降り続けました。
雨の中、軽井沢草花館に庭でユウスゲが2輪開花しました。

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2022年8月20日 16:30 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月20日 17:30 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 20:16| ゆうすげ日記

マツヨイグサ咲く(2022.8.20)

早朝、外に出ると、美しい黄色い花が目に留まりました。マツヨイグサでした。
この花は、南米原産で、日本に観賞用として渡来してきた帰化植物です。
夜に咲き、翌日しぼんでしまう一日花。その点では、ユウスゲの花と共通します。

マツヨイグサは他にもメマツヨイグサやオオマツヨイグサ、コマツヨイグサなどの種類がありますが、どれも帰化植物で日本の在来種ではありません。繁殖力が強く、他の在来植物の成長を妨げてしまうものが多いので、人為的に栽培するのは絶対に避けたい植物です。軽井沢町内でもマツヨイグサの仲間が帰化していて、空き地などでよく見かけますが、敷地内を圧倒的に支配していることがあります。今朝見たマツヨイグサは、かわいそうですが実が付く前に駆除します。

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2022年8月20日 5:50 軽井沢草花館 マツヨイグサ(アカネ科)

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2022年8月20日 5:50 軽井沢草花館 マツヨイグサ(アカネ科)

下写真は日中になってしぼんでしまった花(曇/雨の天気で比較的きれいな状態)

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2022年8月20日 15:00 軽井沢草花館 マツヨイグサ(アカネ科)
posted by kusabanakan at 15:58| 草花館日記

ブナ日記(218)夏の芽吹きからの枝にも冬芽(8/20)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

8月12日以来、8日ぶりの更新です。

6月1日に枯れ枝を剪定して、その後は目立った変化がなかったのですが、7/10頃から剪定した枝の切り口付近から新たな芽吹きが始まりました。そして、現在、芽吹いた葉っぱの成長は落ち着いたようですが、枝から冬芽が付くようになりました。

下写真:大きさはこの8日間でほとんど変わりませんが、樹高が27.5aで前回(8/12)より0.5a高くなりました。
また、7月から芽吹いた葉っぱの色が5月に芽吹いた色の違いが大きく異なりますが、徐々に差が小さくなってきています。

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2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高27.5a

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高27a

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高26a

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高26a

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高25a

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2022年7月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高23a

下の写真は、夏の芽吹きが始まった頃(7/3)の状態です。

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2022年7月3日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a

下写真:上から見た崇さんです。7月以降に芽吹いた上部の葉っぱが、徐々に濃くなってきました。

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2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は前回8/12撮影です。

20220812buna_su_9y_01.jpg
2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は7/28撮影です。赤茶色から緑色への変わり目でした。

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は7/21撮影です。新たに芽吹いた葉っぱは赤茶色でした。

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は夏の芽吹きが始まった頃の7/13撮影です。葉っぱが1aにも満たないような小さなもので目立っていません。

20220713buna_su_9y_01.jpg
2022年7月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:斜め上から撮影の一枚です。枝の成長は前回からほとんど動きがなく、落ち着いてきました。

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2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:上からの一枚です。

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2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:5月に芽吹いた枝からでた冬芽は長さが6.5_で前回(8/12)よりも1.0_長くなっていました。

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2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 冬芽長さ6.5_(5月芽吹き)

上の写真の冬芽の対象になっているのは、下の写真の5月芽吹きの冬芽です。

20220820buna_su_9y_01b.jpg
2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 

一方、7月に芽吹きが始まった枝からも冬芽が付き始めました。上写真の7月芽吹きの部分の拡大が下の写真です。長さは4_で、5月芽吹きの冬芽よりも小さいですが、今後年内にどこまで成長するのか興味深いです。

20220820buna_su_9y_06.jpg
2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 冬芽長さ4.0_(7月芽吹き)

下写真:幹の直径はφ14.0_で、前回(8/12)と同じでした。

20220820buna_su_9y_05.jpg
2022年8月20日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径14.0_

(参考)下の写真は鉢植えで11年目をむかえたイヌブナの壇さん(左)と9年目のブナの崇さん(右上)です。
葉っぱの色やサイズに大きな違いがみられます。

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2022年8月20日 軽井沢草花館 イヌブナ檀さん(実生11年目)とブナ崇さん(実生9年目)

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 14:40| ブナ日記

2022年08月19日

2022(63)ユウスゲ開花2輪、朝晩涼しく秋の気配(8/19)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは2輪、昨日と同数でした。
今朝の最低気温は15.3度で、8月に入ってから初めて15度台の朝となりました。日中は26.8度(平年+0.7度)まで気温が上がりましたが、朝の涼しさに秋を感じました。

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2022年8月19日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え(種から育てて5年以上)

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2022年8月19日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲ

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posted by kusabanakan at 19:38| ゆうすげ日記

石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展【展示品より水彩絵の具】

小さな美術館軽井沢草花館 2022年度展示のご案内

「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩草花展」開催中です。
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策として、マスクの着用、検温、チェックシート(緊急連絡先や健康状態のご記入)を入館条件としています。ご協力お願いします。

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チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

軽井沢の自然を愛し、そこに自生する草花を描き続けた画家の石川功一(1937-2007)。
今年で亡くなってから15年になりました。
本展では、石川功一が描いた水彩スケッチと油彩画の中から、軽井沢でよく見られる花、代表的な花、貴重な花等、約40点を厳選。エッセーや散策メモ等の資料と共に、期間中少しずつ展示替えしながら公開していきます。
軽井沢に多くの植物が自生していることを感じながら、ご覧いただければ幸いです。

【石川功一愛用品 水彩絵の具 8月19日より展示中】

石川功一の草花スケッチは自生地で行い、彩色もその場で行っていました。使っていたのは固形(ハーフパン)の顔料水彩絵の具でした。館内では、石川功一本人が出演しているスケッチ講座のビデオを上映しており、実際に水彩絵の具を使ってのスケッチ現場をご覧いただくことができます。

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石川功一が使っていた水彩絵の具 Winsor&Newton製 32色 ※11月20日まで展示予定。

【展示案内】

開催日 2022年4月23日(土)~2022年11月20日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(8月も火曜日休館です)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)
2022年8月
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が定休日です。
2022年9月
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が定休日です。
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2022年08月18日

2022(62)ユウスゲ開花2輪(8/18)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは2輪。
残りのつぼみも少なくなり、花期が終わりに近づいてきました。
来週いっぱいくらいまで咲くかどうか?
といったところです。

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2022年8月18日 16:15 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月18日 17:40 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 19:40| ゆうすげ日記

レンゲショウマ&キレンゲショウマ咲く(2022.8.18)

軽井沢草花館の庭のレンゲショウマ(蓮華升麻)が今週に入ってから見ごろになってます(一部散り始め)。

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2022年8月18日 軽井沢草花館 レンゲショウマ(キンポウゲ科)

そして、草花館で今年初めてキレンゲショウマ(黄蓮華升麻)の花が咲きました。

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2022年8月18日 軽井沢草花館 キレンゲショウマ(アジサイ科)

キレンゲショウマは軽井沢に自生している植物ではありませんが、5年以上は前だったか? 町で配布していた苗をいただき、ポットに入れたまま地面に置いて育てていました。
昨年までは花が咲くことがなかったので、なんの植物だったのかすら分からなくなっていましたが、今年花が咲いたことで、すぐにキレンゲショウマだとわかりました。

キレンゲショウマは花がレンゲショウマに似ていることから命名された植物のようですが、正直、似ているとは思いません。キイジョウロウホトトギスの方がよほど似ていると思いますが、名前が変わることはないでしょう。
分類も異なり、レンゲショウマがキンポウゲの植物であるのに対してキレンゲショウマはなんとアジサイ科! 意外です。

下の写真は2種が並んで咲いているところです。
キレンゲショウマは小さなポットに入れたままですが、根がポットの底を突き破り、土の下に伸びています。しっかりと大地に根付いて、苗を移動できない状態になっていますが、今年度の花期が終わったら、植え替えしようと思います。

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2022年8月18日 軽井沢草花館 キレンゲショウマ(アジサイ科)とレンゲショウマ(キンポウゲ科)
posted by kusabanakan at 19:00| 草花館日記

2022年08月17日

2022(61)小雨の中、ユウスゲ開花3輪(8/17)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは3輪。
朝からどんよりとした空で、午後からは雨が降ったり止んだりしていました。
ユウスゲは花びらに雨粒を付けたまま静かに開花しました。

今日は日中も気温が上がらず、最高気温21.8度と肌寒い一日となりました。
厳しい残暑は嫌ですが、一気に気温が下がりすぎると、暑かった夏が名残惜しく感じてしまいます。

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2022年8月17日 16:35 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 17:43| ゆうすげ日記

2022年08月16日

2022(60)ユウスゲ開花6輪(8/16)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは昨日と同じ6輪でした。
花期は終盤、残りのつぼみが少なくなってきていますが、毎夕きれいに咲いてくれています。

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2022年8月16日 18:15 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月16日 18:15 軽井沢草花館 ユウスゲ 

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2022年8月16日 18:15 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え(種から育てて5年以上)
posted by kusabanakan at 21:39| ゆうすげ日記

マツブサ日記(41)今年は開花せず(2022.8.16)

4年前(2018)、絡みついていた木の倒木でダメージを受けたマツブサの観察日記です。

前回7月11日以来、1か月+5日ぶりの更新です。
ダメもとで自生地を訪ね、もしかしたら、見逃していた花に実でもついているのではないか? と可能性の低い期待を持ちながら、実を探しましたが、見つかりませんでした。
今年(2022)は開花数ゼロということで、一区切りします。

いったい何のためにこのマツブサ日記をつづっているのか、今一度おさらいしておくと、もともとは種子を鉢に植えて発芽させ、その成長を観察しようと思って始めた日記ですが、その試みは早々に失敗し、一つも発芽しませんでした。
しかし、その時の8月にはっきりとした原因は不明ですが、マツブサを支えていた大木が上部だけボキッと折れてしまい、その木に絡みついていたマツブサが大きなダメージを受けてしまいました。
そこで、マツブサ日記の観察内容を発芽+成長観察ではなく、ダメージを受けたマツブサが再び花を咲かせて、実を生らすように回復する様子を記録することに変更して続けています。
結果は下の表のように、ダメージを受けた次の年から、花の開花数は数えるほどで、今年(2022)、そして2年前(2020)は一つも花が咲きませんでした。

2019年以降のマツブサ花芽の個数
===========
2022年 ゼロ
2021年 2つ
2020年 ゼロ
2019年 1つ
2018年 たくさん咲いたが、倒れてダメージを受ける
===========

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2022年8月16日 軽井沢 マツブサ

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2022年8月16日 軽井沢 マツブサ
posted by kusabanakan at 21:29| マツブサ日記

2022年08月15日

2022(59)ユウスゲ開花6輪、ワレモコウが咲き始め(8/15)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは6輪でした。
花期も終盤となり、開花数は減りましたが、とてもきれいに咲いてくれています。
ユウスゲの花期が終わりかけているのと入れ替わるようにワレモコウが咲き始めました。
ワレモコウは、本来、もう少し早くに咲き始めていてもよさそうですが、毎年虫害が激しく、花茎の先端部分を虫に喰われては、節の部分からまた芽が出て再生するということの繰り返しで、ようやく花の季節となりました。

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2022年8月15日 17:15 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月15日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 18:00| ゆうすげ日記

2022年08月14日

2022(58)三度二桁台の開花、ユウスゲ開花10輪(8/14)

昨夜関東に上陸した台風8号、軽井沢ではそれなりに雨は降ったものの、風は強くならず、災害レベルにはならずに過ぎていきました。
さて、本日軽井沢草花館の庭に咲いたユウスゲは10輪。
昨日、一昨日の開花数は共に6輪で、もう二桁台の開花はないだろうと思っていましたが、台風明けに二桁のユウスゲが咲いてくれました。
残りのつぼみの数は現在35。成長中の花茎があって、数日前に比べて増えました。見頃の時期は過ぎ、今後は開花数が減りますが、少しづつ開花していき、あと1〜2週間咲いてくれそうです。

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2022年8月14日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月14日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 18:05| ゆうすげ日記

カラスvsアスター(230)

カラスvsアスター(230)

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第353(ショッパーでの連載番号)

第2、第4日曜日に再連載

※カラスvsアスターは、石川功一がペンネーム”石川エカ”として描いていた4コマ漫画で、1972年10月から1991年2月までの19年半にわたって、東京新聞の週刊地方版「ショッパー」で掲載されました。2013年4月4日より、小さな美術館軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」にて再連載。第2、第4日曜日に更新。
posted by kusabanakan at 00:00| カラスvsアスター

2022年08月13日

2022(57)雨の中、ユウスゲ開花6輪(8/13)

今日は台風8号の影響で朝から曇天、昼に雨となり、その後いったん止んだものの夕方からは再び雨となりました。
雨粒に濡れながらもユウスゲは6輪開花しました。

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2022年8月13日 16:20 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月13日 16:20 軽井沢草花館 ユウスゲ

下写真:鉢植えのユウスゲです。鉢を軒下に置いていたため、雨にぬれずに開花しました。

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2022年8月13日 16:15 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え(種から育てて5年以上)
posted by kusabanakan at 16:53| ゆうすげ日記

秋の5+1草咲く(2022.8.13)

本日、軽井沢草花館の庭でヤマハギが咲き始めました。毎年お盆のころに咲いて、晩夏の印象が強い花ですが、万葉集の中では秋の七草のひとつです。

秋の七草は、万葉集で山上憶良が読んだ歌2首
「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数(かぞ)ふれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花(おばな)葛花(くずばな) なでしこの花 女郎花(おみなえし)また藤袴 朝貌(あさがお)の花」
がもとになっていて

1.ハギ(萩)、2.尾花→ススキ(薄)、3.クズ(葛)、4.ナデシコ(撫子)、5.オミナエシ(女郎花)、6.フジバカマ(藤袴)、7.朝顔→キキョウ(桔梗)の7種の花とされています。

7種の花のうち、軽井沢草花館の庭で5プラス1種がみられます。プラス1はヒヨドリバナで、軽井沢では自生しないフジバカマの代用とします。残りはクズの花ですが、軽井沢草花館の庭では自生がなく、代用できる草花も思いつかないので省略します。

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1.ハギ→ヤマハギ 2022年8月13日 軽井沢草花館 咲き始め

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2.オバナ→ススキ 2022年8月13日 軽井沢草花館 咲く前(まだ穂が出てきていません)

3.クズ:軽井沢草花館では生息しておらず省略。

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4.ナデシコ→エゾカワラナデシコ 2022年8月13日 軽井沢草花館 花期終盤

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5.オミナエシ 2022年8月13日 軽井沢草花館 見頃

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6.フジバカマ→代用でヒヨドリバナ 2022年8月13日 軽井沢草花館 見頃

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7.アサガオ→キキョウ 2022年8月13日 軽井沢草花館 見頃も散り始め
posted by kusabanakan at 14:43| 草花館日記

2022年08月12日

2022(56)ユウスゲ開花6輪、花期終盤(8/12)

今日は晴れている時間帯が少なく、どんよりとした一日でした。

本日、軽井沢草花館で咲いたユウスゲは6輪。昨日の17輪から大幅に少なくなりました。
残りのつぼみの数は今のところ30個台。
まだ成長中の株があるので多少増える可能性もありますが、残り少なくなったユウスゲのつぼみが今後すこしづつ咲いていき、今年のシーズン終了に近づいていきます。

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2022年8月12日 16:40 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月12日 16:40 軽井沢草花館 ユウスゲ(背景、青色の花はキキョウ)

下写真:ユウスゲと一緒に写っているオレンジ色の花はフシグロセンノウです。今年はこのフシグロセンノウがたくさん咲いてくれています。湿地に多いフシグロセンノウが草原の花ユウスゲと一緒に咲くことは、自生地ではないので面白い競演です。

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2022年8月12日 17:15 軽井沢草花館 ユウスゲ(背景、オレンジ色の花はフシグロセンノウ)
posted by kusabanakan at 17:47| ゆうすげ日記

192aのヒヨドリバナ咲く(2022.8.12)

軽井沢草花館の庭のヒヨドリバナが咲き始めました。
毎年、咲いているのですが、今年は花の先端までの高さが192aと、大きく育ちました。

図鑑※で調べてみると「高さ1-2m」となっているので、もともと大きく成長することがあるようですが、自生地のものでも、背丈より大きくなったものは気に留まったことがありませんでした。
※北隆館,スタンダード版APG牧野植物図鑑U,2015

軽井沢草花館では過去に2bを超えるユウスゲ、ワレモコウ、カラマツソウが咲いていて、それらに次ぐような大きさです。

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ヒヨドリバナ

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ヒヨドリバナ(花の部分)
posted by kusabanakan at 14:07| 草花館日記

ブナ日記(217)夏の芽吹き、成長続く(8/12)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

8月4日以来、8日ぶりの更新です。

6月1日に枯れ枝を剪定して、その後は目立った変化がなかったのですが、7/10頃から剪定した枝の切り口付近から新たな芽吹きが始まりました。そして、現在、芽吹いた葉っぱが成長を続けています。
7/10の剪定後に芽吹いた葉っぱは最初赤茶色でしたが、現在ほぼ緑色に変わりました。さらに枝を伸ばしていて、成長が進行中です。

下写真:大きさはこの8日間でさらに大きくなりました。
樹高は27aで前回(8/4)から1a高くなりました。前回(8/4)まで対象として枝先よりも、他の枝(下写真の左側)の方が高くなったので、基準の枝が変わりました。
また、枝が伸びたので、横幅が広くなり、全体の姿も少しづつ変わってきています。

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高27a

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高26a

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高26a

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高25a

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2022年7月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高23a

下の写真は、夏の芽吹きが始まった頃(7/3)の状態です。

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2022年7月3日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a

下写真:上から見た崇さんです。葉っぱの色が前回までよりもさらに緑色で濃くなってきました。

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は前回8/4撮影です。

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は7/28撮影です。赤茶色から緑色への変わり目でした。

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は7/21撮影です。新たに芽吹いた葉っぱは赤茶色でした。

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は夏の芽吹きが始まった頃の7/13撮影です。葉っぱが1aにも満たないような小さなもので目立っていません。

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2022年7月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:斜め上から撮影の一枚です。上部、夏に芽吹いてから出た枝が前回(8/4)よりもさらに伸びて、横幅が広がりました。葉っぱの色は、夏に芽吹いた葉っぱ(上部)が濃くなってきて、春に芽吹いた葉っぱ(下部)に近づいてきました。

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:上からの一枚です。横幅は最も広いところで43aありました。

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:冬芽の長さは5.5_で前回(8/4)よりも1.0_長くなっていました。

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 冬芽長さ5.5_

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 冬芽長さ4.5_

下写真:幹の直径はφ14.0_で、前回(8/4)と同じでした。

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2022年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径14.0_

(参考)下の写真は鉢植えで11年目をむかえたイヌブナの壇さん(左)と9年目のブナの崇さん(右上)です。
葉っぱの色やサイズに大きな違いがみられます。

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2022年8月12日 軽井沢草花館 イヌブナ檀さん(実生11年目)とブナ崇さん(実生9年目)

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 12:22| ブナ日記

2022年08月11日

2022(55)ユウスゲ開花17輪、最後の二桁台か?(8/11)

今日は真夏日にこそなりませんでしたが、平年を1.9度上回る28.7度まで気温が上がり、残暑が続きます。

この暑さの影響なのか、ユウスゲの開花ペースが緩みません。
本日咲いたユウスゲは17輪、花期が終盤であることを考えると多いです。
残りのつぼみを数えたところ、約40個。
二桁で咲くのは今日で最後? かもしれません。

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2022年8月11日 17:15 軽井沢草花館 ユウスゲ

下写真:入口のところに咲いていたユウスゲは今日で最後となりました。いくつか実が付いているので、収穫が楽しみです。

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2022年8月11日 17:00 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月11日 17:15 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 17:57| ゆうすげ日記

石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展【展示作品よりナナカマド】

小さな美術館軽井沢草花館 2022年度展示のご案内

「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩草花展」開催中です。
新型コロナウィルス感染症の感染防止対策として、マスクの着用、検温、チェックシート(緊急連絡先や健康状態のご記入)を入館条件としています。ご協力お願いします。

軽井沢草花館チラシ2022_1412.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)

軽井沢の自然を愛し、そこに自生する草花を描き続けた画家の石川功一(1937-2007)。
今年で亡くなってから15年になりました。
本展では、石川功一が描いた水彩スケッチと油彩画の中から、軽井沢でよく見られる花、代表的な花、貴重な花等、約40点を厳選。エッセーや散策メモ等の資料と共に、期間中少しずつ展示替えしながら公開していきます。
軽井沢に多くの植物が自生していることを感じながら、ご覧いただければ幸いです。

【水彩スケッチ ナナカマドの花と実 展示中】
20220811nanakamado19970610.jpg
石川功一 ナナカマドの花 1997年6月10日 水彩スケッチ
 ※9月以降展示替えを行う可能性があります。予めご了承ください。

20220811nanakamado19971016.jpg
石川功一 ナナカマドの実 1997年10月16日 水彩スケッチ
 ※9月以降展示替えを行う可能性があります。予めご了承ください。

【展示案内】

開催日 2022年4月23日(土)~2022年11月20日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(8月も火曜日休館です)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

以下、営業カレンダー(予定)

2022年8月
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28293031   
が定休日です。

2022年9月
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18192021222324
252627282930
が定休日です。
posted by kusabanakan at 15:57| 展示紹介

イヌブナ日記(258)冬芽は大きく成長

(2012年5月に種から発芽した実生から11年目のイヌブナ成長日記です)

前回7月31日以来、11日ぶりの更新です。
この11日間、残暑が続き、今日も平年値を超える気温(最高気温29.2度、平年差+2.1度)になりました。
昨日は日が暮れてから、まとまった雨。今朝は、葉っぱに雨粒が残る状態で観察を行いました。

イヌブナ安さん、檀さん共に冬芽の成長が活発で、11日間で1.5〜2.0_長くなっていました。
樹高については安さん、檀さん共に、1a低くなっていました。昨夜の雨で葉っぱに雨粒が残り、枝がたわんだためと思われます。下の写真では黄葉がだいぶ進んだように見えますが、撮影時に薄日が差して、光の影響によって黄色く写っています。実際にはわずかに黄葉した程度でした。

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2022年8月11日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

下の写真は前回(7/31)撮影したものです。

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2022年7月31日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

安さんの樹高:5/16=90a→5/3=93a→6/12=89a→6/22=97a→7/2=101a→7/11=97a→7/21=101a→7/31=102a→8/11=101a
檀さんの樹高:5/16=48a→5/30=51a→6/12=52a→6/22=50a→7/2=52a→7/11=50a→7/21:52a→7/31=52a→8/11=51a

【イヌブナ安さん 実生11年目】

下の写真で見ると、だいぶ黄色く見えますが、実際にはもう少し緑系の色でした。
安さんの樹高は101aで、前回よりも1a低くなりました。昨夜の雨で枝がたわんだためと思われます。(測定は雨粒が葉っぱに残っていた朝に行いました)

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2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

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2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真は上から見た安さんです。葉っぱの色は横から撮影した上の写真よりも、こちらの上から撮影した写真の方が実際の色に近いです。

20220811inubuna11y_an_01.jpg
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

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2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

下写真:この11日間で冬芽が5.0_から7.0_へと2.0_も長くなっていました。(6/22)2.0_→(7/2)2.5_→(7/11)3.0_→(7/21)4.5_→(7/31)5.0_→(8/11)7.0_]

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2022年8月11 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 冬芽7.0_

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2022年7月31 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 冬芽5.0_

下写真:幹の直径は19.0_で、前回と同じでした。7/3:18.0_→7/11:18.5_→7/21:19.0_→7/31:19.0_→8/11:19.0_

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2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 幹直径19.0_

【イヌブナ檀さん 実生11年目】

壇さんの樹高は51aで、前回よりも1a低くなりました。昨夜の雨で枝がたわんだためと思われます。(測定は雨粒が葉っぱに残っていた朝に行いました)
また、下の写真で見るとだいぶ黄色く見えますが、実際にはもう少し緑系の色でした。

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2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

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2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真は上から見た壇さんです。

20220811inubuna11y_dan_01.jpg
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

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2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

下写真:冬芽の長さは前回(7/31)の4.5_から6.0_へと1.5_も長くなっていました。

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2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 冬芽6.0_

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2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 冬芽4.5_

下写真:安さんの幹は7/3〜7/21に直径が1.0_太くなりましたが、檀さんは昨年(2021)の7月12日から変化がありません。

20220811inubuna11y_dan_03.jpg
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 幹直径13.0_

(参考)下の写真は鉢植えで11年目をむかえたイヌブナの壇さん(左)と9年目のブナの崇さん(右上)です。
葉っぱの色やサイズに大きな違いがみられます。

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2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ檀さん(実生11年目)とブナ崇さん(実生9年目)

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

イヌブナ日記【記録編】 2014年7月24日以降
 ↓↓↓

【姉妹ブログ:ブナ日記】

ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです

以上
posted by kusabanakan at 14:20| イヌブナ日記

2022年08月10日

2022(54)ユウスゲ開花14輪、再び二桁台に(8/10)

今日も暑くなり、2日続けての真夏日となりました(最高気温30.6度)。
夕方になっても気温の高い状態ですが、ユウスゲは14輪咲きました(17時で26度)。

昨日は8輪で23日ぶりに一桁台の開花数でしたが、再び二桁台となりました。

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2022年8月10日 16:55 軽井沢草花館 ユウスゲ 

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2022年8月10日 16:55 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 18:03| ゆうすげ日記

2022年08月09日

2022(53)ユウスゲ開花8輪、23日ぶりの一桁(8/9)

今日は30.0度まで気温が上がり、今年10度目の真夏日となりました。

残暑厳しい中、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは8輪。
9輪咲いた7月17日以来23日ぶりに一桁台の開花数となりました。
残りのつぼみが少なくなっているので、今後も一日に数輪ずつ開花していって、そのうち花期が終わりそうです。
少なくても8月半ばくらいまでは花期が続きそうですが、その後はわかりません。

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2022年8月9日 19:55 軽井沢草花館 ユウスゲ 

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2022年8月9日 19:55 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 21:40| ゆうすげ日記

2022年08月08日

2022(53)ユウスゲ開花20輪(8/8)

今日は日中29.5度まで気温が上がって、残暑厳しい一日となりました。

軽井沢草花館の庭に咲いたユウスゲは20輪でした。
昨日の時点で残りのつぼみが100くらいだったので、このペースで咲き続けてしまうと早い時期に咲き終わってしまいそうですが、つぼみの状態を見る限りあと1週間くらいは咲き続けそうです。開花数は減っていきそうです。

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2022年8月8日 16:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 

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2022年8月8日 16:15 軽井沢草花館 ユウスゲ 鉢植え(種から育てて5年以上)
posted by kusabanakan at 16:49| ゆうすげ日記

緑のカーテン2022(9)うっすら黄葉(8/8)

前回7月23日以来、16日ぶりの更新です。
++++++++++++++++++
軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で12年目のシーズンとなります。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが恩恵を得ています。
++++++++++++++++++

以下、本日(8/8)、及び(8/1)の様子です。

下写真:8月に入ったころから葉っぱの状態に変化がみられ、うっすら黄葉しはじめました。見た目にもすこし色がくすんだようになって、緑のカーテンは秋に差し掛かったようです。
現在、ヤマノイモがつるを伸ばし続けていますが、その他のウチワドコロ、ヤマブドウ、イケマにおいては成長がみられません。
また、今年花を咲かせたつる植物は、例年通りウチワドコロがたくさん花を咲かせたものの、今のところ雄花ばかりで、実をつける雌花の開花がみられません。
他では、5月〜6月にチョウセンゴミシがわずかに開花したものの。実は付きませんでした。イケマ、ヤマブドウはつぼみを付けることもなく開花しませんでした。

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2022年8月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下写真は1週間前に撮影したものです。

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2022年8月1日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は前回、16日前の状態です。

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2022年7月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は本日撮影で、違う角度からの一枚です。

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2022年8月8日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真は前回、16日前の状態です。

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2022年7月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン
posted by kusabanakan at 16:40| 緑のカーテン

ノハラアザミ&シュロソウ咲く(2022.8.8)

数日前から軽井沢草花館の庭でノハラアザミとシュロソウが咲き始めました。また、すでに咲き始めているレンゲショウマが2分咲程度になりました。こちらは満開になるまであと1週間くらいはかかりそうです。

【ノハラアザミ】

軽井沢の夏を代表する花のひとつかもしれません。山地でも町中でもよく見られます。
おおむね7月終わりころから咲き始め、「晩夏の花」という印象の強い花です。
花期が比較的長く9月に入ってからも咲いています。

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2022年8月8日 軽井沢草花館 ノハラアザミ

【シュロソウ】

気品のある美しい花です。今年もきれいに咲いてくれました。
8月に入ってから咲き始め、今が見ごろの状態です。

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2022年8月8日 軽井沢草花館 シュロソウ

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2022年8月8日 軽井沢草花館 シュロソウ

【レンゲショウマ】

まだ大半がつぼみの状態ですが、次々に花が開いてきました。

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2022年8月8日 軽井沢草花館 レンゲショウマ
posted by kusabanakan at 15:33| 草花館日記

ヒオウギ日記(16)植え替えから約2週間(2022.8.8)

ヒオウギを種から育てて観察しています。

前回(7/26)、植木鉢(直径20a)→プランター(幅60a)、小さなプランター(24a×11a)→鉢植え(直径20a)というふうに、少し大きなものに植え替えてから13日経ちました。
元気がなくなったり、枯れてしまうのではないかと心配しましたが、特に問題らしいところもみられず、植え替えは成功したようです。

20220726hiougi00植え替え.jpg
2022年7月26日 軽井沢草花館 ヒオウギ

成長に関しては、全体的に軽微なものでしたが、唯一2年目となる苗が草丈を3a伸ばしていました。

1.植木鉢(直径20a)→プランター(幅60a)
苗の成長はほとんどみられず。

2.小さなプランター(24a×11a)→鉢植え(直径20a)
5本の苗のうち1本だけ24a→27aと大きな成長がみられました。おそらくその1本は昨年、唯一発芽して、今年2年目となる苗ではないかと思います。

下の写真は、本日撮影です。葉っぱが生き生きと元気です。草丈は前回(7/26)とほとんど変わっていませんでしたが、鉢植えCの1株だけが草丈24a→27aと3a高くなっていました。

20220808hiougi01.jpg
2022年8月8日 軽井沢草花館 植え替えしたヒオウギ
上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき

下の写真は前回(7/26)撮影です。

20220726hiougi02植え替え後.jpg
2022年7月26日 軽井沢草花館 植え替えしたヒオウギ
上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき
posted by kusabanakan at 15:15| ヒオウギ日記

2022年08月07日

2022(53)ユウスゲ開花10輪、花茎終盤へ(8/7)

立秋の今日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは10輪でした。
開花数が昨日今日でだいぶ減少してきました。
今日までに軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは582輪。
残っているつぼみは100前後なので、最終的な開花数は682くらいになりそうです。
8月半ばころまではユウスゲの花がみられそうですが、開花も終盤といったところです。

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2022年8月7日 17:25 軽井沢草花館 ユウスゲ 

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2022年8月7日 17:20 軽井沢草花館 ユウスゲ 
posted by kusabanakan at 19:54| ゆうすげ日記

2022年08月06日

2022(52)ユウスゲ開花14輪、花茎48aで開花(8/6)

日中は雨こそ降りませんでしたが、朝と夕方は霧が出て、時々霧雨が舞うようなぐずついた天気。
3日続けて気温の低い日となり、肌寒さを感じました。

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは14輪でした。

昨日は今年、最も背の低い(花茎の高さ69a)ユウスゲが咲きましたが、今日はさらに低いユウスゲが咲きました。
花茎の高さは48a。昨日の69aよりも21aも低いユウスゲです。
現在71本の花茎が出ていますが、48aよりも背の低いものは他にないので、今年の一番(背の低いユウスゲ)として記載しておきます。

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2022年8月6日 17:15 軽井沢草花館 ユウスゲ 花茎の高さ69a

以下、2本のユウスゲは花茎が1b以上のユウスゲです。

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2022年8月6日 17:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 

20220806yusugeB01_1711.jpg
2022年8月6日 17:10 軽井沢草花館 ユウスゲ 



posted by kusabanakan at 17:52| ゆうすげ日記

2022年08月05日

2022(52)ユウスゲ開花26輪、花茎69aで開花(8/5)

本来、軽井沢で最も暑い日がこの時期に当たりますが、昨日今日と気温が下がり、涼しくなりました。
特に今日の日中は気温が23.7度(平年差‐3.4度)までしか上がらず、半袖では肌寒いくらいでした。

ユウスゲの花は26輪、どんよりとした夕方に咲きました。
そのうちの一輪は花茎の高さが69a。
特別なものではありませんが、軽井沢草花館のユウスゲは比較的花茎が高くなるものが多く、背の低いユウスゲは少数派です。今年でいうと、71本出ている花茎のうち、67本はすでに開花が始まっていて、花茎の高さが1b未満で咲いたユウスゲは11本です。本日咲いた花茎69aのユウスゲが今のところ一番背の低いユウスゲです。

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2022年8月5日 16:45 軽井沢草花館 ユウスゲ 花茎の高さ69a

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2022年8月5日 16:40 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月5日 16:20 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 17:46| ゆうすげ日記

駐車場、イロハモミジ、最も暑い時期(2022.8.5)

軽井沢草花館の駐車場にあるイロハモミジ。

前回7月20日以来、16日ぶりの更新です。
前回から大きな変化は見られませんが、緑の色が最も深くなる時期かもしれません。
軽井沢の気象観測の統計を見ると、昨日(8/4)と今日(8/5)あたりが、一年のうちで最も暑い日に当たりますが、今年(2022)は、昨日、今日と気温が下がり、暑さが一段落しています。
今日の最高気温は23.7度で平年値(27.1度)より3.4度低くなりました。

これから朝晩の気温が下がってくると、イロハモミジの葉の色が変わっていき、紅葉の気配を感じるようになるでしょう。毎年10月下旬から11月初めころにかけて紅葉がきれいに色づいています。


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2022年8月5日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年7月20日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年7月3日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220622美術館外観01.jpg
2022年6月22日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220605美術館外観01.jpg
2022年6月5日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年5月26日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年5月20日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年5月12日 軽井沢草花館 イロハモミジ

20220508museum-irohamomiji01.jpg
2022年5月8日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年4月28日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2022年4月24日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 16:21| 草花館日記

2022年08月04日

2022(51)雨の中、ユウスゲ開花26輪(8/4)

今日は午前10時半ころから降り出した雨が、雨脚を変えながら降り続け、ユウスゲの咲く時間帯になってもなお降り続けました。軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは26輪でした。

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2022年8月4日 16:40 軽井沢草花館 ユウスゲ

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2022年8月4日 16:35 軽井沢草花館 ユウスゲ
posted by kusabanakan at 17:53| ゆうすげ日記

ブナ日記(216)夏芽吹きの葉、赤茶から緑へ(8/4)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

7月28日以来、1週間ぶりの更新です。

6月1日に枯れ枝を剪定して、その後は目立った変化がなかったのですが、7/10頃から剪定した枝の切り口付近から新たな芽吹きが始まりました。そして、現在、芽吹いた葉っぱが成長を続けています。
夏になってから芽吹いた葉っぱは最初(7/21)赤茶色をしていていましたが、前回(7/28)赤茶色から緑色系に変化してきて、今回(8/4)ほぼ緑色になりました。

下写真:大きさはこの1週間でさらに大きくなりました。
樹高は26aで前回(7/28)と変わりませんが、7/31に樹高を測定したときには27aありました。この4日間で枝が伸びて、重みで枝がたわんだために樹高が27aから再び26aに戻ったようです。

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高26a

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高26a

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高25a

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2022年7月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高23a

下の写真は、夏の芽吹きが始まった頃(7/3)の状態です。

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2022年7月3日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高21a

下写真:上から見た崇さんです。赤茶色だった葉っぱがほぼ緑色になりました。しかし、春に芽吹いた下部の葉っぱの色に比べると色が薄く、違いが歴然です。

20220804buna_su_9y_01.jpg
2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は前回(7/28)撮影です。赤茶色から緑色への変わり目でした。

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は前々回(7/21)撮影です。新たに芽吹いた葉っぱは赤茶色でした。

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下の写真は夏の芽吹きが始まった頃の7/13撮影です。葉っぱが1aにも満たないような小さなもので目立っていません。

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2022年7月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:斜め上から撮影の一枚です。上部、夏に芽吹いてから出た枝が伸びて、横幅が広がりました。
枝がたわんで、樹高は前回と同じ26aとなりました。

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:上からの一枚です。枝の伸びはそれほどありませんが、特に枝の先端の葉っぱが大きく成長したようです。

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2022年7月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

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2022年7月21日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:冬芽の長さは4.5_で前回(7/28)よりも0.5_長くなっていました。

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 冬芽長さ4.5_

下写真:幹の直径はφ14.0_で、前回(7/28)と同じでした。

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2022年8月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径14.0_

(参考)下の写真は鉢植えで11年目をむかえたイヌブナの壇さん(左)と9年目のブナの崇さん(右上)です。
葉っぱの色やサイズに大きな違いがみられます。

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2022年8月4日 軽井沢草花館 イヌブナ檀さん(実生11年目)とブナ崇さん(実生9年目)

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。

posted by kusabanakan at 16:53| ブナ日記

タマアジサイ咲く(2022.8.4)

本日、軽井沢草花館の庭でタマアジサイの花が咲き始めました。
ヤマアジサイの花が7月半ばごろで見頃を過ぎ、入れ替わるようにこのタマアジサイが咲いてくれいます。
軽井沢では、ヤマアジサイは梅雨時期に咲き、タマアジサイは夏に咲きます。

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2022年8月4日 軽井沢草花館 タマアジサイ 開花

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2022年8月4日 軽井沢草花館 タマアジサイ 開花前 つぼみが出る前の玉の状態
posted by kusabanakan at 16:03| 草花館日記

2022年08月03日

2022(50)ユウスゲ開花28輪(8/3)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは昨日と同じ28輪でした。
曇っている時間帯が長かったこともあって真夏日にはなりませんでしたが、29.2度(平年+2.2度)まで気温が上がって暑い一日となりました。

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2022年8月3日 17:00 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

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2022年8月3日 17:00 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

posted by kusabanakan at 21:15| ゆうすげ日記

2022年08月02日

2022(49)ユウスゲ開花28輪、連日の真夏日(8/2)

日中の最高気温が30.1度となり、3日連続して真夏日を記録しました。
一年のうちで最も暑い時期ではありますが、平年を上回る厳しい暑さが続いています。

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは28輪でした。

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2022年8月2日 19:45 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

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2022年8月2日 19:40 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え
posted by kusabanakan at 20:57| ゆうすげ日記

2022年08月01日

2022(48)ユウスゲ開花34輪、昨夜プランターで一輪追加(8/1)

本日、軽井沢草花館の庭で咲いたユウスゲは34輪でした。
今日も日中の気温が30度となり、2日連続の真夏日となりました。

昨日のユウスゲ開花数は30でしたが、今朝プランター6年目の苗が一輪咲いていたので、昨日(7/31)の開花数を30から31日訂正します。
昨日の夕方時点では咲いておらず、夜間、あるいは朝方に開花が始まったと思われます。
プランターは建物のひさし(30a程度)がかかっている場所に置いてあるので、昨夜の豪雨の影響を受けにくいとは思いますが、朝咲いていたユウスゲは、咲いたばかりのようなきれいな花びらで、雨にうたれたような形跡は全く見られませんでした。

【本日開花分のユウスゲ】

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2022年8月1日 17:15 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

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2022年8月1日 17:15 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え

【昨夜咲いたと思われるプランター6年目のユウスゲ】

昨日の夕方の時点では咲いていませんでしたが、今朝になって咲いていることに気が付きました。夜咲き始めるのでヤスゲ(夜菅)と呼んでも良さそうです。
プランター6年目の苗で、一本だけ花茎が出ていました。
下の写真が、全体の写真です。

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2022年8月1日 8:55 軽井沢草花館
 ユウスゲ プランター6年目(2017年5月4日種まき)

下の写真は花びらの部分をアップで見た感じです。花びらが雨に打たれた形跡もみられず、咲きたてのような美しさでした。

20220801プランター6年目20170504種まき02-0853_0731開花.jpg
2022年8月1日 8:55 軽井沢草花館
 ユウスゲ プランター6年目(2017年5月4日種まき)

下の写真は夕方になってから撮影したものです。

20220801プランター6年目20170504種まき03-1714_0731開花.jpg
2022年8月1日 17:15 軽井沢草花館
 ユウスゲ プランター6年目(2017年5月4日種まき)

下の写真は花びらの部分のアップです。今日は日中の日差しが強く、また気温も30度まで上がりましたが、きれいな状態をキープしていて驚きました。日差しに弱いユウスゲなのに、不思議です。

20220801プランター6年目20170504種まき04-1714_0731開花.jpg
2022年8月1日 17:15 軽井沢草花館
 ユウスゲ プランター6年目(2017年5月4日種まき)
posted by kusabanakan at 20:42| ゆうすげ日記

レンゲショウマ咲く(2022.8.1)

本日、軽井沢草花館の庭の一角でレンゲショウマの花が咲き始めました。
(実際には2日前に一輪咲いているので、最初の一輪ではありません)

今年は例年以上にたくさんのつぼみが付いているので、これから8月半ばくらいまで次々に開花して、にぎやかに咲きそうです。

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2022年8月1日 軽井沢草花館 レンゲショウマ
posted by kusabanakan at 19:38| 草花館日記