2023年04月30日

駐車場、イロハモミジ 若葉広がる(2023.4.30)

軽井沢草花館のイロハモミジは早くも美しい若葉が広がるようになりました。昨夜から今日の10時くらいまで雨が降り、その間に咲いていた花の大半が落ちました。花が咲いているときは遠くから見ると、全体的に赤みがかかったような色に見えますが、花が落ちて、やさしい色合いになったように感じます。

【2023年4月30日】

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2023年4月30日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2023年4月24日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2023年4月18日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 20:11| 草花館日記

緑のカーテン2023(1)ネットを張り替え13年目のシースンに(4/30)

2023年、緑のカーテン日記をはじめます。

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で13年目のシーズンとなります。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが大きいです。

尚、3月には12年間使ってきたネットを新しく張り替えました。
これまではネットの形がひし形でしたが、今回はキュウリのつる用としてホームセンターで売っていた正方形(12a角)のネット。多少の違いはありますが、ツルが絡みついてくれれば良いので、問題はないだろう、と思っています。

まだ、ネットはスケスケですが、木本のチョウセンゴミシとノブドウが芽吹きをはじめていて、草本のウチワドコロが地面からツルを伸ばし始めていて、あと数日でネットに絡みついてきそうです。

下写真:現在の様子です。

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2023年4月30日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2023年4月30日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【チョウセンゴミシ】

木本(樹木)の蔓植物です。
昨年のツルをそのまま残しておいて、ネットを張り替えるときに、いったんネットから外し、新しいネットに張り替えた後に再び絡みつけました。
今年は3月が暖かく、すでに葉っぱが開いています。これから、さらにツルを伸ばしていくでしょう。

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2023年4月30日 軽井沢草花館 緑のカーテン チョウセンゴミシ

【ノブドウ】

ノブドウをプランターで育て、緑のカーテンとして利用しています。蔓の節から芽吹きが始まっています。

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2023年4月30日 軽井沢草花館 緑のカーテン ノブドウ

【ウチワドコロ】

すでに地面から4本のツルが出てきています。一番大きなものは地上65aまで成長して、数日後にはネットに絡んできそうです。3月、4月と気温が高かったこともあり、例年に比べてかなり成長が早いです。

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2023年4月30日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロの蔓

下写真:軒下からツルが出てきます。まだ計4本ですが、最終的には数十本出てくるでしょう。

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2023年4月30日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロの蔓

つづく
posted by kusabanakan at 16:22| 緑のカーテン

2023年04月29日

イヌブナ日記(269)若葉が開き始めました(4/29)

(2012年5月に種から発芽した実生から12年目のイヌブナ成長日記です)

前回4月25日(観察は4月23日)以来の更新です。
4月23日に芽吹きを始めた(実生から12年目の)安さんと檀さんですが、ふわふわの若葉が開いてきました。

以下、本日(4/29)観察の詳細です。

安さんと檀さん共に、木の上部から葉っぱが開きはじめています。
ちなみに一緒に育てているブナの崇さん(実生から10年目)は昨日(4/28)芽吹きを始めたばかりです。
 参考:ブナ日記(2023年4月28日) http://kusabanakan.sblo.jp/article/190315145.html

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2023年4月29日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生12年目の安さん、ブナ実生10年目の崇さん、イヌブナ実生12年目の檀さん

下の写真は前回4月23日の撮影です。芽吹きを始めたものの、まだ葉っぱが開いていません。

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2023年4月23日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生12年目の安さん、ブナ実生10年目の崇さん、イヌブナ実生12年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生12年目】

安さんの樹高は109.5aで前回(4月23日)の110aから0.5a低くなりました。若葉が開き始めて、枝にかかる重量が増したからだと思われます。

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2023年4月29日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん

下は前回4月23日撮影、まだ芽吹き始めの時です。

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2023年4月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん

枝の上部の葉が最も大きくて、一番下の枝の冬芽は、まだ芽吹いたばかりで小さいです。

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2023年4月29 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 若葉が広がる

下写真:葉っぱの大きさは4a前後(上部)です。

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2023年4月29 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 

下写真:葉っぱの裏側です。若葉のころは葉っぱの両面にふわふわの毛が生えていますが、裏面の方がより毛が多くてふわふわです。

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2023年4月29 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 葉っぱの裏側

【イヌブナ檀さん 実生12年目】

壇さんの樹高は56.5aで前回(4月23日)の57aから0.5a低くなりました。若葉が開き始めて、枝にかかる重量が増したからだと思われます。

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2023年4月29日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん

下は前回4月23日撮影、まだ芽吹き始めの時です。

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2023年4月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 檀さん

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2023年4月29日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 檀さん

下写真:葉っぱの大きさは4a前後(上部)で、安さんと同じくらいの大きさです。

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2023年4月29日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 檀さん

以上
posted by kusabanakan at 16:06| イヌブナ日記

2023年04月28日

矢ヶ崎公園(2023.4.28)ヤエザクラが開花を始める G.W.中に満開か?

前回(4/17)から11日ぶりの更新です。

今年は春の訪れが早く、矢ヶ崎公園のオオヤマザクラやシダレザクラはすでに散ってしまいました。
そして、開花の遅い八重ザクラが早くも咲き始めました。
芝生広場・西側トイレ近くに植えられている八重ザクラは現在1分咲きといったところ。
そして、公園の西側にある町営駐車場脇の八重ザクラは3分咲きといったところです。
昨年(2022)に比べると1週間程度開花が早く、天気の崩れがなければ、5月初めには見頃となり、G.W.中に満開をむかえそうです。

【矢ヶ崎公園 芝生広場 ヤエザクラ】

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2023年4月28日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場 ヤエザクラ

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2023年4月28日 軽井沢 矢ヶ崎公園 芝生広場 ヤエザクラ

【矢ヶ崎公園 西側駐車場脇のヤエザクラ】

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2023年4月28日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場からのヤエザクラ

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2023年4月28日 軽井沢 矢ヶ崎公園 西側駐車場からのヤエザクラ

以上
posted by kusabanakan at 19:36| オオヤマザクラ

ブナ日記(232)芽吹きが始まりました(4/28)

(2014年春に種から発芽し、今年で10年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

今年は種から発芽してから10年目のシーズンですが、4月28日に芽吹きが始まったのは今年が最速です。
前回観察した、4月23日の時点で冬芽が22.5_まで大きくなっていたので、もう少し早くに芽吹くのではないかと思っていましたが、4/22〜26の5日間は気温が低く、結果的に28日になったようです。

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2023年4月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 芽吹きの始まり

ブナの崇さん過去の芽吹き
===================
2014 5月4日 実生から発芽して数日後
2015 4月29日
2016 4月29日
2017 5月1日
2018 5月10日
2019 5月11日
2020 5月3日
2021 5月4日
2022 5月5日
2023 4月28日
===================

ブナの崇さんはこれまで成長が不安定で、枯れてしまうのではないかと思う年が何度がありました。
今年は、ほぼすべての冬芽が一斉に芽吹きを始めていて、順調なスタートです。

以下、本日(4/28)観察の詳細です。

下写真:芽吹きが始まって、葉っぱの重みが出てきたため、樹高が前回(4/23)から1a低くなって32aになりました。

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2023年4月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 樹高32a

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2023年4月23日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 樹高33a

下写真:芽吹き始めの葉っぱです。

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2023年4月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 芽吹き

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2023年4月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 

下写真:幹の直径はφ14.0_で、昨年の7月28日に測定した時からの変化は見られませんでした。

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2023年4月28日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 幹直径14.0_

以上
posted by kusabanakan at 16:50| ブナ日記

2023年04月27日

「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」より タチツボスミレ×ツマグロヒョウモン

小さな美術館軽井沢草花館 2023年度展示のご案内

「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」開催中です(11月19日まで)。

軽井沢草花館チラシ1000pix.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 8.1MB)

本展は画家・石川功一の草花図(水彩・油彩)と蝶の観察歴50年目をむかえたネイチャーフォトグラファー・栗岩竜雄の写真とのコラボ展
軽井沢における植物と蝶のつながりを、石川功一の草花図(水彩・油彩)と栗岩竜雄の蝶の写真、計60点余りとエッセーで紹介。期間中不定期に展示替えを行います。※4月27日現在、73点(石川功一32点+栗岩竜雄41点)

下は展示作品の一例、石川功一の描いたタチツボスミレの水彩スケッチ(上)と栗岩竜雄の撮影したツマグロヒョウモンの写真(下)です。タチツボスミレはツマグロヒョウモンの食草の一つとなっており、石川と栗岩のエッセーとともに展示しています。

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2023年4月27日 軽井沢草花館 展示の様子
 上段:石川功一、タチツボスミレ、水彩スケッチ
 下段:栗岩竜雄、ツマグロヒョウモン、写真

その他、以下のような作品を展示しています。(左は石川功一の草花スケッチで蝶の食草になったり吸蜜源となる草花、右は栗岩竜雄の蝶の写真)

1.コマツナギ・・・ミヤマシジミ
2.ヨツバヒヨドリ・・・アサギマダラ
3.コクサギ・・・カラスアゲハ
4.スイカズラ・・・アサマイチモンジ
5.クロマメノキ・・・ミヤマモンキチョウ
6.タチツボスミレ・・・ツマグロヒョウモン
7.ナンテンハギ・・・アサマシジミ
8.ワレモコウ・・・ヒョウモンチョウ
9.ヤマカシュウ・・・ルリタテハ
10.メヒシバ&チヅミザサ・・・ヒメヒカゲ
11.クサコアカソ・・・サカハチチョウ
その他
2023_B1ポスター_1000pix.jpg

開催日 2023年4月22日(土)~2023年11月19日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

2023年の営業カレンダー
2023年4月
      1
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16171819202122
23242526272829
30      
が定休日です。

 

2023年5月
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28293031   
が定休日です。
posted by kusabanakan at 18:42| 展示紹介

篠原良子さんのパンフラワー作品【チヂミザサ】(2023年新作)

今年も篠原良子さんのパンフラワーアート作品を展示しています(11月19日まで展示予定)。
作品数は、今年(2023)の新作「チヂミザサ」、2020年作の「ススキ」、2018年作の「ワレモコウ」の3点です。

軽井沢草花館の企画展「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」に合わせて、蝶の食草となる植物で、展示の草花画や蝶の写真と合わせて展示しています。

・チヂミザサ=ヒメヒカゲ等の食草
・ススキ=ミヤマチャバネセセリ、コキマダラセセリ等の食草
・ワレモコウ=ヒョウモンチョウ等の食草

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篠原良子 チヂミザサ パンフラワーアート 2023年 樹脂粘土

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篠原良子 ススキ パンフラワーアート 2020年 樹脂粘土

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篠原良子 ワレモコウ パンフラワーアート 2018年 樹脂粘土
posted by kusabanakan at 18:37| 草花館日記

三浦由紀先生の草木染ストール 2023年入荷しました

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2023年4月22日撮影 軽井沢草花館 三浦由紀さんの草木染ストール

今年も軽井沢草花館で三浦由紀さんの草木染ストールを入荷しました。
桜、コブナグサ、藍、ワレモコウ、五倍子、紫根、キハダ、ヨモギ、シオジ等を染料としてをシルク生地に染めた様々な色合いの作品です。
シルクなので軽くて暖か、シンプルで使いやすい点、そして色あせしにくい点がとても好評で、リピーターの方が多いです。
写真では色が単一に見えますが、実際には微妙な色のグラデーションがあり、味わい深いです。

価格:税込み4,400円~11,000円(税込)。どれも一点ものですので、売り切れ次第終了となります。
在庫については軽井沢草花館までお問い合わせ下さい。→ https://kusabana..

尚、通販は行っておりません。軽井沢草花館のみでの販売となりますので、あらかじめご了承ください。

三浦さんの詳しいプロフィールや作品については以下のサイトを参照ください。

ホームページ 草木染め 紬樹の雫(ゆきのしずく)

インスタグラム 紬樹の雫(ゆきのしずく)

posted by kusabanakan at 16:36| 草花館日記

大西千里先生の草木染め「麻ひもバッグ」と「蝶柄の型染小物」入荷しました

今年も、大西さんの草木染の「麻ひもバッグ」を入荷しました。
「麻ひもバッグ」は草木染した麻ひもを編んで作ったバッグです。全工程を一人で行い、大変な手間をかけて作り上げた作品は、シンプルでありながら草木染の自然色が引き立ち、しかもとても丈夫です。

そして、今年初めて型染の小物(スマホポーチ、ペンケース、ポーチ)も入荷しました。
型染は今年の軽井沢草花館の企画展「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の蝶展」に合わせて制作していただいた蝶柄の小物3種。
蝶の愛好家はもちろん、普段使いのおしゃれ小物としていかがでしょうか。

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2023年4月22日 軽井沢草花館 大西千里 麻ひも草木染めバッグ
草木染め:左からどんぐり(コナラ)、ソヨゴ、藍
価格:どんぐり、藍=各18,150円(税込)、ソヨゴ=19,600円(税込)

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2023年4月22日 軽井沢草花館 大西千里 草木染 蝶柄の型染小物
左から:ペンケース(茜、ダイミョウセセリ)、20cmポーチ(コブナグサ、コミスジ)、スマホポーチ(藍、コミスジ)
価格:ペンケース、20cmポーチ=各4,180円(税込)、スマホポーチ=4,400円(税込)
 ※他にもイチモンジチョウの柄があります。

注意:いずれも軽井沢草花館の館内のみの販売で、売れ切れ次第終了となります。ご了承ください。

大西さんは、身の回りの植物から、麻ひもを草木染めして、さらにそれを自ら編んでバッグを作っている作家です。
”麻ひもの染め”自体がとても珍しいものですが、大西先生が創案したオリジナルの草木染めです。
色合いは草木染めならではの自然なものですが、シルクのような繊細な色合いとは違い、麻ひものもつ質感が、独特の風合いを生み出しています。
麻ひもを使ったことで、とても丈夫なバッグに仕上がっていて、長く愛用できるところも大きな特徴です。

また、昨年から新たに「草木染の型染め」に取り組まれていて、今年は草花館の展示に合わせて蝶柄の型染小物を制作してくださいました。

大西さんの詳しいプロフィールや作品については下のリンク先にあるブログやインスタグラムをご覧ください。

ブログ「麻ひも草木染め・Shirleys Pot」

インスタグラム
posted by kusabanakan at 16:33| 草花館日記

2023年04月25日

イヌブナ日記(268)芽吹きが始まりました(4/23)

(2012年5月に種から発芽した実生から12年目のイヌブナ成長日記です)

昨年(2022)11月12日以来のイヌブナ日記です。
イヌブナの安さんと檀さんは種から発芽してから12年目のシーズンに入りました。
今年は3月の気温が観測史上最も高く、4月に入ってからも暖かな日が多かったことから、芽吹きが例年よりもだいぶ早くから始まりました。
観察したのは一昨日4月23日で、安さんと檀さんの同時芽吹きとなりました。
ちなみに今まで最も早くに芽吹きが始まったのは2018年4月26日なので、最も早い芽吹きとなりました。

以下、一昨日(4/23)観察の詳細です。

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2023年4月23日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生12年目の安さん、ブナ実生10年目の崇さん、イヌブナ実生12年目の檀さん

下の写真は昨年(2022)11月12日撮影です。葉っぱがまだ残っていました。

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2022年11月12日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生12年目】

安さんの樹高は110aで前回(2022年11月2日)106aから4a高くなりました。

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2023年4月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん

下は前回の2022年11月12日撮影

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2022年11月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん

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2023年4月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 芽吹きはじめ!

【イヌブナ檀さん 実生12年目】

前回(2022.11.23)、57aから変化がありませんでした。

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2023年4月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 檀さん

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2022年11月12日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん

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2023年4月23日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 檀さん 芽吹き

以上
posted by kusabanakan at 22:10| イヌブナ日記

ブナ日記(231)芽吹き前、冬芽膨らむ(4/23)

(2014年春に種から発芽し、今年で10年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

昨年(2022)11月13日以来、今年度最初のブナ日記です。
種から発芽してから10年目のシーズンに入りました。
今年は3月の気温が観測史上最も高く、4月に入ってからも暖かな日が多かったことから、芽吹きが例年よりもだいぶ早くから始まりそうです。
ブナの崇さんの冬芽はだいぶ膨らんできていて、今にも芽吹きが始まりそうな様子です。

以下、一昨日(4/23)観察の詳細です。

下写真:全体の姿は前回(11/13)に比べると、落葉が進み、さっぱりとしています。また、葉っぱが落ちて軽くなった分、樹高が高くなっていました。

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2023年4月23日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 樹高33a

下写真:昨年(2022)11月13日の時の様態

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2022年11月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

下写真:上部の枝に付いた冬芽を撮影したものです。すでに22.5mmの大きさに成長していて、今にも芽吹きが始まりそうです。

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2023年4月23日 軽井沢草花館 ブナの崇さんの冬芽 実生10年目
posted by kusabanakan at 21:16| ブナ日記

2023年04月24日

駐車場、イロハモミジ 芽吹き始まる(2023.4.24)

軽井沢草花館のイロハモミジは早くも若葉が開き、淡い緑色になりました。今年はG.W.の後半くらいには新緑の姿になっているかもしれません。

【2023年4月24日】

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2023年4月24日 軽井沢草花館 イロハモミジ

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2023年4月18日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 22:03| 草花館日記

2023年04月22日

石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展 4/22 OPENしました

小さな美術館軽井沢草花館 2023年度展示のご案内

2023年4月22日(土)より「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」が開催されました。
 ※4月22日(土)から24日(月)の3日間は2023年度オープン記念として入館無料で公開しています。

軽井沢草花館チラシ1000pix.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 8.1MB)

本展は画家・石川功一の草花図(水彩・油彩)と蝶の観察歴50年目をむかえたネイチャーフォトグラファー・栗岩竜雄の写真とのコラボ展
軽井沢における植物と蝶のつながりを、石川功一の草花図(水彩・油彩)と栗岩竜雄の蝶の写真、計60点余りとエッセーで紹介。期間中不定期に展示替えを行います。※4月22日オープニング時は73点(石川功一33点+栗岩竜雄40点)

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2023年4月22日 軽井沢草花館 展示の様子
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開催日 2023年4月22日(土)~2023年11月19日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料
 ※4月22日(土)から24日(月)の3日間は2023年度オープン記念として入館無料で公開しています。

ホームページ https://kusabana.net

2023年の営業カレンダー
2023年4月
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posted by kusabanakan at 10:00| 展示紹介

2023年04月19日

イカリソウ開花

本日、軽井沢草花館の庭でイカリソウの花が咲いていました。
例年に比べると、1週間以上早い開花です。

【イカリソウ】

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2023年4月19日 軽井沢草花館 イカリソウの花
posted by kusabanakan at 20:26| 草花館日記

2023年04月18日

駐車場、イロハモミジ 芽吹き始まる(2023.4.18)

軽井沢草花館のイロハモミジが芽吹きをはじめました。
2006年以降で最も早く、この調子で成長が進めば、G.W.前には若葉が開き、G.W.の後半くらいには新緑の姿になっているかもしれません。

【2023年4月18日】

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2023年4月18日 軽井沢草花館 イロハモミジ

以下、2021年と2022年の同時期(1週間後)に撮影した同じイロハモミジです。
今年は過去2年よりも1週間以上早くに芽吹きが始まっているのが分かります。

【2022年4月24日】

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2022年4月24日 軽井沢草花館 イロハモミジ

【2021年4月25日】

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2021年4月25日 軽井沢草花館 イロハモミジ


posted by kusabanakan at 20:10| 草花館日記

クサボケ&コクサギ開花

本日、軽井沢草花館の庭でクサボケとコクサギが咲いていました。
クサボケは軽井沢では4月終わりころから5月にかけて咲く印象ですが、今年は3月から暖かな気候で、早めの開花となりました。
今日は朝から晴れていましたが、昼前からは雨が降りはじめ、以降降ったり止んだりの午後となりました。気温が上がらず、最高気温が10度。3月下旬並みの寒さとなりました。

【クサボケ】

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2023年4月18日 軽井沢草花館 クサボケの花

【コクサギ】

ミカン科の植物で、葉っぱは柑橘系の香りがします。

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2023年4月18日 軽井沢草花館 コクサギの花
posted by kusabanakan at 19:45| 草花館日記

2023年04月17日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2023.4.16) 7割散るも、シダレザクラは見ごろ続く

2023年、軽井沢・矢ヶ崎公園オオヤマザクラ&シダレザクラの開花情報(昨日4/16日のレポート)です。

公園の北側遊歩道沿いに植えられているオオヤマザクラは4月7日から開花が始まり、12日に7〜8分咲き、そして13日には満開となりました。14日も引き続き満開でしたが、15日は終日の雨、そして16日は風の強い状態が長く続き、オオヤマザクラにおいては、あっという間に8割くらいが散ってしまいました。
大賀ホールの西側にある大きなシダレザクラ3本も散り始めてはいますが、オオヤマザクラに比べて見ごろの状態が長く続いています。

【公園の北側遊歩道沿い オオヤマザクラ】

下の写真は公園の北側遊歩道沿いに植えられているオオヤマザクラの並木を撮影したものです。全体的に花が散ってしまっていました。

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2023年4月16日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

下写真:並木の中の2株だけ、見頃の状態で咲いていました。

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2023年4月16日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

下写真:北側遊歩道沿い(左側)に植栽されているオオヤマザクラの大半が散ってしまいました。

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2023年4月16日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

【公園内 大賀ホールの西側 シダレザクラ その1】

大賀ホールの西側には大きなシダレザクラが3本植えられていて、本日(4/16)3本とも散り始めていますが、まだ見ごろの状態でした。

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2023年4月16日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側 シダレザクラ1

【公園内 大賀ホールの西側 シダレザクラ その2】

大賀ホールの西側にある3本のシダレザクラのうち、真ん中の1本です。こちらも見頃が続きます。

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2023年4月16日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側 シダレザクラ2

【公園内 大賀ホールの西側 シダレザクラ その3】

大賀ホールの西側にある3本のシダレザクラのうち、一番池の近い(南側)1本です。

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2023年4月16日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側 シダレザクラ3
posted by kusabanakan at 20:42| オオヤマザクラ

2023年04月13日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2023.4.13) 満開!

2023年、軽井沢・矢ヶ崎公園オオヤマザクラ&シダレザクラの開花情報です。

公園の北側遊歩道沿いに植えられているオオヤマザクラは4月7日から開花が始まり、昨日7〜8分咲で見ごろとなり、本日(4/13)満開となりました。公園内大賀ホールの西側にある大きなシダレザクラ3本も満開となりました。
明日以降、散り始めるとは思いますが、今週末まで見頃が続くのではないでしょうか。

さて、この矢ヶ崎公園のオオヤマザクラは、正直なところあまり状態の良い株が少なく、咲いているときはとてもきれいですが、テレビで紹介される”桜の名所”と呼ばれているような見事な咲きっぷりは期待できません。
それでも、やはり毎年春に咲くサクラは美しく、軽井沢草花館から徒歩3分と身近に楽しむことができるので、毎年見に来ています。
では、以下に本日撮影の写真で満開の桜をご覧ください。

【公園の北側遊歩道沿い オオヤマザクラ】

下の写真は公園の北側遊歩道沿いに植えられているオオヤマザクラの並木を撮影したものです。4/7の咲き始めから6日で満開になりました。


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2023年4月13日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

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2023年4月13日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

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2023年4月13日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

【公園内 大賀ホールの西側 シダレザクラ その1】

大賀ホールの西側には大きなシダレザクラが3本植えられていて、本日(4/13)3本ともオオヤマザクラと同時に満開をむかえました。下の写真は3本のうち、一番北側の一本です。

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2023年4月13日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側 シダレザクラ1

【公園内 大賀ホールの西側 シダレザクラ その2】

大賀ホールの西側にある3本のシダレザクラのうち、真ん中の1本です。こちらもきれいに満開をむかえました。

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2023年4月13日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側 シダレザクラ1

【公園内 大賀ホールの西側 シダレザクラ その3】

大賀ホールの西側にある3本のシダレザクラのうち、一番池の近い(南側)1本です。

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2023年4月13日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側 シダレザクラ3
posted by kusabanakan at 18:03| オオヤマザクラ

2023年04月12日

矢ヶ崎公園オオヤマザクラ(2023.4.12) 見ごろに(7〜8分咲き)

2023年、軽井沢・矢ヶ崎公園オオヤマザクラの開花情報です。

公園の北側遊歩道沿いに植えられているオオヤマザクラは4月7日から開花が始まり、現在見ごろの状態です。それぞれ個体差がありますが、全体的には7〜8分の咲き具合、今週末には満開になっていそうです。
また、公園内大賀ホールの西側にある大きなシダレザクラも見頃の状態です。

【公園の北側遊歩道沿い オオヤマザクラ】

下の写真は公園の北側遊歩道沿いに植えられているオオヤマザクラの並木を撮影したものです。写真では伝わりにくいですが、現在、全体的には7〜8分咲き

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2023年4月12日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

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2023年4月12日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

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2023年4月12日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

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2023年4月12日 軽井沢 矢ヶ崎公園 オオヤマザクラ

【公園内 大賀ホールの西側 シダレザクラ その1】

大賀ホールの西側にあるシダレザクラも見ごろに近い咲き具合です。6〜7分咲くらいでしょうか?
こちらもオオヤマザクラと同様に今週末には見ごろ/満開になっていそうです。

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2023年4月12日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側 シダレザクラ1

【公園内 大賀ホールの西側 シダレザクラ その3】

下写真:こちらも6〜7分くらいの咲き具合です。

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2023年4月12日 軽井沢 矢ヶ崎公園 大賀ホール西側 シダレザクラ3
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posted by kusabanakan at 21:46| オオヤマザクラ

2023年04月11日

オオヤマカタバミ開花、チゴユリ&ユキザサ&レンゲショウマ芽が出る

本日(4/11)、草花館の庭でオオヤマカタバミが咲き始めていました。
今日は21.8度まで気温が上がり、6月下旬並みの暖かさとなりました。

軽井沢草花館の庭ではオオヤマザクラが開花をはじめ、レンゲショウマ、ユキザサ、チゴユリといった植物の芽吹きが始まりました。例年よりも1週間くらいは早くに花が咲いてきていると感じます。

【オオヤマカタバミ開花】

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2023年4月11日 軽井沢草花館 オオヤマカタバミ 開花が始まりました

【レンゲショウマの芽】

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2023年4月6日 軽井沢草花館 レンゲショウマ 芽が出てきました

【チゴユリの芽】

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2023年4月11日 軽井沢草花館 (おそらく)チゴユリ 芽が出てきました。

【ユキザサの芽】

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2023年4月11日 軽井沢草花館 ユキザサ 芽が出てきました

【サクラソウのつぼみ】

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2023年4月11日 軽井沢草花館 サクラソウ 花のつぼみ

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2023年4月11日 軽井沢草花館 サクラソウ
posted by kusabanakan at 22:11| 草花館日記