2023年04月27日

「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」より タチツボスミレ×ツマグロヒョウモン

小さな美術館軽井沢草花館 2023年度展示のご案内

「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」開催中です(11月19日まで)。

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チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 8.1MB)

本展は画家・石川功一の草花図(水彩・油彩)と蝶の観察歴50年目をむかえたネイチャーフォトグラファー・栗岩竜雄の写真とのコラボ展
軽井沢における植物と蝶のつながりを、石川功一の草花図(水彩・油彩)と栗岩竜雄の蝶の写真、計60点余りとエッセーで紹介。期間中不定期に展示替えを行います。※4月27日現在、73点(石川功一32点+栗岩竜雄41点)

下は展示作品の一例、石川功一の描いたタチツボスミレの水彩スケッチ(上)と栗岩竜雄の撮影したツマグロヒョウモンの写真(下)です。タチツボスミレはツマグロヒョウモンの食草の一つとなっており、石川と栗岩のエッセーとともに展示しています。

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2023年4月27日 軽井沢草花館 展示の様子
 上段:石川功一、タチツボスミレ、水彩スケッチ
 下段:栗岩竜雄、ツマグロヒョウモン、写真

その他、以下のような作品を展示しています。(左は石川功一の草花スケッチで蝶の食草になったり吸蜜源となる草花、右は栗岩竜雄の蝶の写真)

1.コマツナギ・・・ミヤマシジミ
2.ヨツバヒヨドリ・・・アサギマダラ
3.コクサギ・・・カラスアゲハ
4.スイカズラ・・・アサマイチモンジ
5.クロマメノキ・・・ミヤマモンキチョウ
6.タチツボスミレ・・・ツマグロヒョウモン
7.ナンテンハギ・・・アサマシジミ
8.ワレモコウ・・・ヒョウモンチョウ
9.ヤマカシュウ・・・ルリタテハ
10.メヒシバ&チヅミザサ・・・ヒメヒカゲ
11.クサコアカソ・・・サカハチチョウ
その他
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開催日 2023年4月22日(土)~2023年11月19日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

2023年の営業カレンダー
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2023年5月
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が定休日です。
posted by kusabanakan at 18:42| 展示紹介

篠原良子さんのパンフラワー作品【チヂミザサ】(2023年新作)

今年も篠原良子さんのパンフラワーアート作品を展示しています(11月19日まで展示予定)。
作品数は、今年(2023)の新作「チヂミザサ」、2020年作の「ススキ」、2018年作の「ワレモコウ」の3点です。

軽井沢草花館の企画展「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」に合わせて、蝶の食草となる植物で、展示の草花画や蝶の写真と合わせて展示しています。

・チヂミザサ=ヒメヒカゲ等の食草
・ススキ=ミヤマチャバネセセリ、コキマダラセセリ等の食草
・ワレモコウ=ヒョウモンチョウ等の食草

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篠原良子 チヂミザサ パンフラワーアート 2023年 樹脂粘土

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篠原良子 ススキ パンフラワーアート 2020年 樹脂粘土

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篠原良子 ワレモコウ パンフラワーアート 2018年 樹脂粘土
posted by kusabanakan at 18:37| 草花館日記

三浦由紀先生の草木染ストール 2023年入荷しました

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2023年4月22日撮影 軽井沢草花館 三浦由紀さんの草木染ストール

今年も軽井沢草花館で三浦由紀さんの草木染ストールを入荷しました。
桜、コブナグサ、藍、ワレモコウ、五倍子、紫根、キハダ、ヨモギ、シオジ等を染料としてをシルク生地に染めた様々な色合いの作品です。
シルクなので軽くて暖か、シンプルで使いやすい点、そして色あせしにくい点がとても好評で、リピーターの方が多いです。
写真では色が単一に見えますが、実際には微妙な色のグラデーションがあり、味わい深いです。

価格:税込み4,400円~11,000円(税込)。どれも一点ものですので、売り切れ次第終了となります。
在庫については軽井沢草花館までお問い合わせ下さい。→ https://kusabana..

尚、通販は行っておりません。軽井沢草花館のみでの販売となりますので、あらかじめご了承ください。

三浦さんの詳しいプロフィールや作品については以下のサイトを参照ください。

ホームページ 草木染め 紬樹の雫(ゆきのしずく)

インスタグラム 紬樹の雫(ゆきのしずく)

posted by kusabanakan at 16:36| 草花館日記

大西千里先生の草木染め「麻ひもバッグ」と「蝶柄の型染小物」入荷しました

今年も、大西さんの草木染の「麻ひもバッグ」を入荷しました。
「麻ひもバッグ」は草木染した麻ひもを編んで作ったバッグです。全工程を一人で行い、大変な手間をかけて作り上げた作品は、シンプルでありながら草木染の自然色が引き立ち、しかもとても丈夫です。

そして、今年初めて型染の小物(スマホポーチ、ペンケース、ポーチ)も入荷しました。
型染は今年の軽井沢草花館の企画展「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の蝶展」に合わせて制作していただいた蝶柄の小物3種。
蝶の愛好家はもちろん、普段使いのおしゃれ小物としていかがでしょうか。

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2023年4月22日 軽井沢草花館 大西千里 麻ひも草木染めバッグ
草木染め:左からどんぐり(コナラ)、ソヨゴ、藍
価格:どんぐり、藍=各18,150円(税込)、ソヨゴ=19,600円(税込)

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2023年4月22日 軽井沢草花館 大西千里 草木染 蝶柄の型染小物
左から:ペンケース(茜、ダイミョウセセリ)、20cmポーチ(コブナグサ、コミスジ)、スマホポーチ(藍、コミスジ)
価格:ペンケース、20cmポーチ=各4,180円(税込)、スマホポーチ=4,400円(税込)
 ※他にもイチモンジチョウの柄があります。

注意:いずれも軽井沢草花館の館内のみの販売で、売れ切れ次第終了となります。ご了承ください。

大西さんは、身の回りの植物から、麻ひもを草木染めして、さらにそれを自ら編んでバッグを作っている作家です。
”麻ひもの染め”自体がとても珍しいものですが、大西先生が創案したオリジナルの草木染めです。
色合いは草木染めならではの自然なものですが、シルクのような繊細な色合いとは違い、麻ひものもつ質感が、独特の風合いを生み出しています。
麻ひもを使ったことで、とても丈夫なバッグに仕上がっていて、長く愛用できるところも大きな特徴です。

また、昨年から新たに「草木染の型染め」に取り組まれていて、今年は草花館の展示に合わせて蝶柄の型染小物を制作してくださいました。

大西さんの詳しいプロフィールや作品については下のリンク先にあるブログやインスタグラムをご覧ください。

ブログ「麻ひも草木染め・Shirleys Pot」

インスタグラム
posted by kusabanakan at 16:33| 草花館日記