2023年06月30日

ヒオウギ日記(27)プランター2年目の一株が枯れる(2023.6.30)

2021年からヒオウギを種から育てて観察しています。

前回6月13日から17日ぶりの更新です。
この17日間でさらに草丈が伸びましたが、花茎は出てきていません。
この時期に花茎が出ていないので、今年の開花はないのかも知れませんが、観察を続けます。
また、大きな変化としては、プランターに13本出ていた苗のうち1本が枯れてしまったことです。

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2023年6月30日 軽井沢草花館 ヒオウギ
  上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき

下写真:前回6月13日撮影です。参考まで

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2023年6月13日 軽井沢草花館 ヒオウギ
  上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき

以下、観察の詳細です。

【プランターのヒオウギ】

下写真:13本出ていた苗のうち、今年で発芽から2年目となるBの苗が枯れてしまっていました。正直、本日観察するまで気が付きませんでした。

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2023年6月30日 軽井沢草花館 ヒオウギ
  プランター:2021年8月25日 14粒種まき

下写真:枯れてしまったBが生えていた場所です。写真は後ろ側から撮影したもので、右がG、左がHとなっています。

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2023年6月30日 軽井沢草花館 ヒオウギ プランター:2021年8月25日 14粒種まき

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草丈の一番高かったのはCとJの60a。前回(6/13)の時は@の51aが一番高かったので、さらに一回り大きくなった印象です。但し、成長には個体差があって、D、K、Lは前回から1〜3aしか伸びていませんでした。

表 ヒオウギ 草丈の推移(cm)
ヒオウギ草丈20230630表re.jpg

下写真:葉を横から撮影したものです。

20230630hiougi_planter02.jpg
2023年6月13日 軽井沢草花館 ヒオウギ プランター:2021年8月25日 14粒種まき

【鉢植えのヒオウギ】

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2023年6月30日 軽井沢草花館 鉢植えのヒオウギ 2021年3月28日に13粒種まき

芽の数は前回(6/13)と同じ6株です。

20230630ヒオウギ_鉢re.jpg

表 ヒオウギ 草丈の推移(cm)
ヒオウギ草丈20230630表re.jpg

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2023年6月30日 軽井沢草花館 鉢植えのヒオウギ 2021年3月28日に13粒種まき

以上
posted by kusabanakan at 19:46| ヒオウギ日記

2023年06月29日

2023(15)ユウスゲ 花茎20本、最大草丈110a、つぼみ10_(6/29)

前回6月27日に15本出ていたユウスゲの花茎ですが、2日たった本日、20本に増えていました。
草丈で最も高いものは、地植えの110a。
また、20本出ている花茎の中にはつぼみが出てきているものがあり、大きなもので10_でした。
今年の開花は7月10日前後から始まりそうです。

20230629美術館ユウスゲ_草丈01.jpg
2023年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 最大草丈110a

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2023年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え つぼみ約10_
posted by kusabanakan at 20:54| ゆうすげ日記

2023年06月28日

ヤマアジサイ開花(2023.6.28)

本日、軽井沢草花館庭のヤマアジサイが咲き始めました。
毎年、このヤマアジサイとヤマホタルブクロ、シモツケの花がほぼ同じ時期に咲き始めています。
気温が高めの年は6月下旬に、気温が低めの年は7月に入ってから咲き始めていて、その年の気候の影響が色濃く表します。

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2023年6月28日 軽井沢草花館 ヤマアジサイ

※午後13:30を過ぎたあたりから降りはじめた雨は、徐々に雨脚を強め、14:00前には激しい雷雨となりました。
14:20には雨雲が過ぎて、雨はおさまりましたが、上の写真は雨が本降りになる前に急いで撮影したヤマアジサイです。
posted by kusabanakan at 14:04| 草花館日記

2023年06月27日

2023(14)ユウスゲ 鉢植え15年目に花茎(6/27)

現在、軽井沢草花館の庭で成長しているユウスゲには花茎が15本出ています。
その中で、本日確認できた花茎は2本。
2本のうち1本は鉢植えで育てて15年目の苗からでした。

昨年(2022)の同じ6月27日には花茎は19本出ていたので、マイナス4本。
花茎の高さでいうと、昨年(2022)6月27日に一番高かった花茎が97aだったのに対し、今年(2023)の6月27日に一番高かったのは120aもありました。
花茎の本数は昨年(2022)の方が多かったのですが、高さでは今年(2023)の方が高くなっています。
花茎の本数に関しては、今後1か月くらいの期間で増え続け、最終的に70本くらいにはなりそうです。

【鉢植え15年目のゆうすげ】

草丈は82aで前回(6/18)80aから、9日間で2a伸びています。
そして、本日、花茎が1本出ているのを確認しました(17a)。

20230627美術館ユウスゲ_鉢植15年目01.jpg
2023年6月27日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え15年目) 最大草丈82a 花茎17a

20230627美術館ユウスゲ_鉢植15年目02.jpg
2023年6月27日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え15年目) 花茎17a

以上
posted by kusabanakan at 21:16| ゆうすげ日記

2023年06月26日

オトギリソウ開花(2023.6.26)

本日、軽井沢草花館の庭の片隅でオトギリソウが咲きました。
毎年、この時期になると花を咲かせてくれます。どちらかというと地味なお花ですが、黄色い花が良く目立ってきれいです。

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2023年6月26日 軽井沢草花館 オトギリソウ
posted by kusabanakan at 16:13| 草花館日記

2023年06月25日

シモツケ開花(2023.6.25)

本日、軽井沢草花館の庭でシモツケが咲きました。
例年よりもやや早めの開花です。
昨日はヤマホタルブクロが咲き始め、今日はシモツケ。
過去、草花館の庭ではこの2つの花がほぼ同じ時期に咲き始めていて、どちらかが数日早かったり遅かったりしています。
いずれにしろ、梅雨時期に咲いて、軽井沢に夏が近いということを告げてくれます。

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2023年6月25日 軽井沢草花館 シモツケ
posted by kusabanakan at 14:47| 草花館日記

2023年06月24日

ヤマホタルブクロ開花(2023.6.24)

本日、軽井沢草花館の庭でヤマホタルブクロが咲きました。
例年よりもやや早い開花です。
つぼみがたくさんついていて、また比較的たくさん生えていることから、これから8月くらいまで長期間花が楽しめそうです。

下写真:朝、地面にひれ伏した状態で咲いていました。か細い茎にたくさんつぼみが付いたため、重みで茎がたわみ、倒れてしまっていたようです。花びらの先がつぶれてしまっているのはその影響です。
倒れないようにポールで支えておきました。

20230624yamahotarubukuro.jpg
2023年6月24日 軽井沢草花館 ヤマホタルブクロ
posted by kusabanakan at 11:42| 草花館日記

2023(13)ユウスゲ 花茎最大1b(6/24)

6月18日以来、6日ぶりの更新です。
ユウスゲの成長は順調で、例年に比べて早くに進んでいます。
すでに、前回(6/18)には草丈が1bを超え、そして今日(6/24)は花茎が1bを超えました。
花茎の数は今日現在13本(地植え×11本、プランター15年目×2本)です。

今年の開花は、今後の天気も左右されますが、おおむね7月10日前後だろうと思います(例年よりも少し早め)。

20230624美術館ユウスゲ01.jpg
2023年6月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ

【ユウスゲ 地植え 草丈106a】

草丈の最大は106a。毎年、このくらいの高さにまでなると、その後は重みでたわんでしまいます。
今は、上向きにピンと立ち上がっています。

20230624美術館ユウスゲ_地植_草丈106cm01.jpg
2023年6月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ 草丈106a

【ユウスゲ 地植え 花茎100a】

現在、軽井沢草花館の庭では13本の花茎が出ていて、最も高くに伸びたものが100aとなりました。
(花茎:地植え×11本、プランター15年目×2本)

20230624美術館ユウスゲ_地植_花茎100cm01.jpg
2023年6月24日 軽井沢草花館 ユウスゲ 花茎106a
posted by kusabanakan at 11:32| ゆうすげ日記

2023年06月23日

緑のカーテン2023(5)ヤマノイモ&イケマがネットに絡む、ウチワドコロには虫が(6/23)

前回6月10日以来、13日ぶりの更新です。

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、今年で13年目のシーズンとなります。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが大きいです。

約2週間で緑の密度がだいぶ高くなりました。
前回までのウチワドコロとチョウセンゴミシに加え、ヤマノイモとイケマの蔓が新たにネットに絡みはじめました。
また、毎年のことですが、ウチワドコロに虫が付き、傷んだ葉っぱが目立つようになりました。被害が広がらないよう、葉っぱの剪定を行いました。

下写真:現在(6/23)、及び前回(6/10)の様子です。

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2023年6月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真が前回、6月10日の状態です。

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2023年6月10日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2023年6月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2023年6月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロ&チョウセンゴミシ&ヤマノイモ

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2023年6月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン イケマ

下写真:ウチワドコロに虫がついて、葉の一部が喰われていました。

20230623midori03_uchiwadokoro.jpg
2023年6月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下写真:ウチワドコロの葉が病気?になっているのか?
数年前から葉っぱに黄色い斑点が付くようになりました。
また、葉っぱがかじられて、葉脈だけが残っている状態。

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2023年6月23日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロの葉 病気か?

つづく
posted by kusabanakan at 22:38| 緑のカーテン

2023年06月22日

「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」 栗岩さんのお話し会開催

小さな美術館軽井沢草花館 2023年度展示のご案内

ネイチャーフォトグラファーの栗岩さんによる「お話し会」を開催します。現在、開催中の企画展「石川功一×栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」を一緒に観賞しながら軽井沢の花のこと、蝶のことを中心に、解説していただきます。是非ご参加ください。

日 時:7月8日(土)と7月22日(土) 各15:00〜16:30
参加費:軽井沢草花館の入館料(500円)に含まれます。
場 所:小さな美術館軽井沢草花館

参加の申し込みは不要ですが、当日の参加者が多くなった場合、人数制限を行う場合があります。また、状況によっては開館時間を延長し、お話し会を2回行うことも検討しています。1回目に入れなかったお客様は2回目までお待ちいただくことになります。あらかじめご了承ください。小さな美術館ゆえ、一度に観覧いただけるスペースに限界があり、12名/回以下(理想は10名以下)を想定しています。ご理解とご協力をお願いいたします(7/21修正・加筆)。

※当館の駐車スペース(無料)は4台分となります。当日、お車でお越しの方は、満車になっている可能性がありますので、近くの駐車場をご利用の上、ご参加ください。草花館の近くだと、徒歩2〜3分のところにある町営・矢ヶ崎公園駐車場(2時間まで無料)か、徒歩7〜8 分の矢ヶ崎公園東側にある町営・新軽井沢駐車場があります(1時間まで無料)。
  (参考)軽井沢町の公式ホームページ(雲場池周辺の駐車場利用について 2022年11月4日)

栗岩さんお話し会01_20230622.jpg
栗岩さんお話し会02_20230622.jpg

軽井沢草花館チラシ1000pix.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 8.1MB)

本展は画家・石川功一の草花図(水彩・油彩)と蝶の観察歴50年目をむかえたネイチャーフォトグラファー・栗岩竜雄の写真とのコラボ展
軽井沢における植物と蝶のつながりを、石川功一の草花図(水彩・油彩)と栗岩竜雄の蝶の写真、計60点余りとエッセーで紹介。期間中不定期に展示替えを行います。※6月22日現在、74点(石川功一32点+栗岩竜雄42点)

一例ですが、他にも以下のような作品を展示しています。(左は石川功一の草花スケッチで蝶の食草になったり吸蜜源となる草花、右は栗岩竜雄の蝶の写真)

1.コマツナギ・・・ミヤマシジミ
2.ヨツバヒヨドリ・・・アサギマダラ
3.コクサギ・・・カラスアゲハ
4.スイカズラ・・・アサマイチモンジ
5.クロマメノキ・・・ミヤマモンキチョウ
6.タチツボスミレ・・・ツマグロヒョウモン
7.ナンテンハギ・・・アサマシジミ
8.ワレモコウ・・・ヒョウモンチョウ
9.ヤマカシュウ・・・ルリタテハ
10.メヒシバ&チヅミザサ・・・ヒメヒカゲ
11.クサコアカソ・・・サカハチチョウ
その他
2023_B1ポスター_1000pix.jpg

開催日 2023年4月22日(土)~2023年11月19日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

2023年の営業カレンダー
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が定休日です

2023年8月
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が定休日です
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posted by kusabanakan at 13:45| 展示紹介

2023年06月21日

【2023軽井沢の花と蝶展】栗岩さんとの散策日記

昨日の6月20日、ネイチャー・フォトグラファーの栗岩さんと軽井沢の森に草花&昆虫探索に出掛けました。
現在、軽井沢草花館で開催中の展示企画は「石川功一×栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」。栗岩さんには軽井沢町内に生息している蝶の写真を展示させていただいています。
栗岩さんは軽井沢町出身で、小学4年生の時に蝶と出会い、今年で観察歴50年となる蝶のスペシャリストですが、蝶以外の昆虫や植物にも詳しく、3時間ほどの探索で様々な生き物を教えてもらいました。
普段はほぼ花に集中して散策しますが、この日は視点が変わり、発見の多い有意義な時間を過ごすことができました。栗岩さんには感謝です!

ごく一部ではありますが、ご紹介します。※撮影場所は非公開とさせていただきます。

【ミヤマカワトンボ】

水辺で、トンボを発見!
栗岩さんはすぐさまミヤマカワトンボではないかと近づいていき、シシウドの葉に止まったところで撮影開始。少し離れたところでも、胴体のブルーがきれいに輝いています。
どうして逃げていかないんだろう? と不思議に思いますが、1分間近く撮影が続きました。
木漏れ日がスポットライトのようにミヤマカワトンボを照らして、美しい姿が撮れました。

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2023年6月20日 軽井沢 シシウドの葉に止まったミヤマカワトンボ 栗岩竜雄撮影

下の写真:上写真を撮影している栗岩さんです。この姿勢のまま数枚を撮影。私が栗岩さんを撮影している場所と栗岩さんが撮影している場所の間には小川が流れていて、これ以上近くづくことはできませんでしたが、私が下手に近づいていたらトンボも逃げてしまっていたかも知れません。

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2023年6月20日 軽井沢 ミヤマカワトンボを撮影する栗岩さん 撮影:石川 寛

【ウラジャノメ】

タテハチョウ科の蝶で、この日は林縁でひらひらと飛んでいました。たまたま止まったところを撮影。
栗岩さん曰く「軽井沢では特に珍しい蝶ではありませんが、個体数が少ない地域も多いようです」とのこと。

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2023年6月20日 軽井沢 ウラジャノメ 撮影:石川 寛

【イケマの葉に産み付けられたアサギマダラの卵】

栗岩さんが林道端に生えていたイケマの葉をチェックし始めると、すぐにアサギマダラの卵を見つけました。
下の写真のように、葉っぱの裏にポツンと一つ、卵が確認できました。
軽井沢の自然の中では、ヨツバヒヨドリ、ヒヨドリバナ等の花に吸蜜する姿が見られますが、食草はこのイケマやカモメヅルで、卵からかえった幼虫は葉っぱを食べて成虫になってきます。

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2023年6月20日 軽井沢 イケマの葉っぱの裏に産み付けられていたアサギマダラの卵 撮影:石川 寛

下写真:現在、軽井沢草花館で展示中の作品です。右は栗岩さんが撮影したアサギマダラの写真で左は石川功一が描いたヨツバヒヨドリの花です。

20230621museum_yotsubahiyodori_asagimadara.jpg
2023年6月21日 軽井沢草花館 展示の様子
 左:石川功一、ヨツバヒヨドリ)、水彩スケッチ
 右:栗岩竜雄、アサギマダラ、写真2点

以上
posted by kusabanakan at 20:09| 草花館日記

ハナヒョウタンボク日記(9)最後の芽も枯れて、挿し木が失敗に終わる

6/18に続いてのハナヒョウタンボク日記です(6/20の観察)。

わずかに望みをつないでいた最後の芽が枯れてしまいました。
4つの節から4つの芽が出たものの、それからの成長が思わしくなく、最終的にすべて枯れてしまって、挿し木の試みは失敗に終わりました。
今まで挿し木をした経験がなく、わずかな知識と情報をもとに始めたこともあり、やり方そのものが良くなかったのかも知れません。
それでも、4つの芽が出て、うち一つの芽は葉っぱが開いてくれたので、それなりに良いところもありました。
来年以降、チャンスがあれば、再びチャレンジしたいと思います。

以下、昨日のハナヒョウタンボク観察記録となりますが、最後のまとめとしてアップします。

20230620美術館ハナヒョウタンボク01.jpg
2023年6月20日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木

ハナヒョウタンボク観察20230620re.jpg


下写真:最後の一つだった上から3段目に付いた芽です。6月20日朝の時点で枯れていました。

20230620美術館ハナヒョウタンボクC00re.jpg

2023年6月20日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から3段目

下写真:6月18日撮影です。この時はまだ芽の成長を期待したのですが、これ以上の成長はかないませんでした。

20230618美術館ハナヒョウタンボクC00.jpg
2023年6月18日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から3段目 

【参考 ハナヒョウタンボク日記の概要】

下のアドレズが第1回目のハナヒョウタンボク日記、「ハナヒョウタンボク日記(1)始めます」のリンク先です。
ブログを始めるきっかけや概要が書かれています。

posted by kusabanakan at 19:20| ハナヒョウタンボク日記

2023年06月19日

ブナ日記(237)冬芽が出始める(6/19)

前回6月8日から11日ぶりの更新です。
立派な姿に成長したブナの崇さん、枝の節から冬芽が付き始めました。

※崇さんは2018年、芽吹きの時期がだいぶ遅れたこと時があり、その年を境に成長が不安定になっていましたが、今年はそれらを取り返すかのように成長しています。

*****************
2018年 記録的に暖かな4月でしたが、芽吹き時期が遅く、下方の枝から芽吹きが始まる。
2019年 幹の上部を剪定
2020〜2022年 芽吹きのタイミングが2度あって、成長が不安定
2023年 順調に成長
*****************

以下、本日(6/19)観察の詳細です。

下写真:樹高は35aで前回(6/8)の34aから1a高くなりました。

20230619buna10y_su_00.jpg
2023年6月19日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 樹高35a

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2023年6月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 樹高34a

下写真:上から見た崇さんです。

20230619buna10y_su_01.jpg
2023年6月19日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 上から見た姿

下写真:枝の節から冬芽が付き始めました。冬芽の長さは1.5_と小さいですが、来春の芽吹きに向けて準備が始まっています。

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2023年6月19日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 冬芽1.5_

下写真:鉢の土の表面に生えたコケです。自然発生したもので、とてもきれいです。乾燥を防いでくれているような気がします。

20230619buna10y_su_03.jpg
2023年6月19日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 表面のコケ

下写真:幹の直径はφ15.0_で、前回(6/8)と同じでした。

20230619buna10y_su_04.jpg
2023年6月19日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 幹直径15.0_

以上

posted by kusabanakan at 20:55| ブナ日記

イヌブナ日記(274)夏の緑に&冬芽出始める(6/19)

(2012年5月に種から発芽した実生から12年目のイヌブナ成長日記です)

前回6月8日から11日ぶりの観察です。
すっかり夏の緑へと変わり、順調に成長を続けています。
安さん、檀さんとも、樹高が高くなり、また冬芽が出始めました。

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2023年6月19日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生12年目の安さん、ブナ実生10年目の崇さん、イヌブナ実生12年目の檀さん

20230608inubuna12y_an_dan_buna10y_su01.jpg
2023年6月8日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生12年目の安さん、ブナ実生10年目の崇さん、イヌブナ実生12年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生12年目】

安さんの樹高は107aでした。葉っぱの重みで枝がたわみ5/5の110aをMAXに前回6/8までの期間、樹高が低くなり続けていました。しかし、今回は前回6/8の102aから107aへと5a樹高が高くなりました。たわんでいた枝が上に立ち上がってきたようです。

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2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 樹高107a

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2023年6月8日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 樹高102a

下写真:斜め上から見た安さんです。葉っぱがしっかりと生え揃っています。

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2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん

下写真:枝の節から冬芽が出てきました。まだ長さにして1_しかありませんが、来年の芽吹きに向けて、しっかりと準備が始まっています。

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2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 冬芽1.0_

下写真:一部の葉は虫に喰われて穴が開いています。毎年のことで、ひどい状態になったこともないので、特に心配はなく、そのままです。

20230619inubuna12y_an_03.jpg
2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 虫食いの葉

下写真:鉢の土の表面です。自然にコケが生えていて、乾燥を防いでくれているようです。

20230619inubuna12y_an_04.jpg
2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 土の表面のコケ

下写真:幹の太さは19.0_で昨年(2022)から変化がありません。

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2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 幹の太さ19.0_

【イヌブナ檀さん 実生12年目】

壇さんの樹高は55.0aで、前回(6月8日)から1a高くなっていました。

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2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん 樹高55a

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2023年6月8日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん 樹高54a

下写真:斜め上から見た壇さんです。葉っぱの密度が低いものの、しっかりと生え揃っています。

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2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん

下写真:安さんと同様、冬芽が出ていました。長さは2.0_で安さん(1.0_)よりも少し大きかったです。

20230619inubuna12y_dan_02.jpg
2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん 冬芽2.0_


下写真:鉢の土の表面です。安さんと同様、コケが生えていて乾燥を防いでくれているようです。

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2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん 土の表面のコケ

下写真:幹の太さは13.0_で昨年(2022)から変化がありません。

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2023年6月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん 幹の太さ13.0_

【参考】

過去の成長過程は以下のリンク先「イヌブナ日記【記録編】」で見ることができます。


以上
posted by kusabanakan at 19:58| イヌブナ日記

2023年06月18日

2023(13)ユウスゲ 草丈最大1b&プランターからも花茎(6/18)

前回6月13日から5日ぶりのユウスゲ日記です。
ここ3日ほど雨はなく、徐々に気温が上がってきました。
ユウスゲの成長は地植え、プランター、鉢植え共に順調です。
地植えのユウスゲは草丈が最大1bを超え、過去の記録と比べてもだいぶ早い成長ぶりです。
花茎は最初の1本を6月12日に確認していますが、現在4本になっています。
うち、3本は地植えのユウスゲで、残りの1本は本日確認したプランター15年目の苗からです。

以下、1.地植えのゆうすげ、2.プランター1年目のゆうすげ(4月5日種まき分)、3.プランター1年目のゆうすげ(5月19日種まき分)、4.プランター15年目のゆうすげ、5.鉢植え15年目のゆうすげの詳細です。

【1.地植えのゆうすげ】

最大草丈は1bです。6月8日の観察時は85aだったので、10日間で15a伸びたことになります。例年よりも早くに1bを超えています。

20230618美術館ユウスゲ_地植え01.jpg
2023年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え 草丈最大1b

【2.プランター1年目のゆうすげ(4月5日種まき分)】

4月5日に種をまき、5月5日に最初の芽が出た1年目のユウスゲです。
発芽数は前回6月8日よりも3つ増えて52。発芽率は4分の3を超えて78%となりました。草丈は18aで、6/8時の16aから10日間で2a高くなりました。

20230618美術館ユウスゲ_プランター01年目20230405種まき01.jpg
2023年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(2023年4月5日に種まき)最大草丈18a

【3.プランター1年目のゆうすげ(2022年5月19日種まき分)】

5月19日に66粒を種まきし、6月13日に初めて発芽した1年目のユウスゲ。
本日、新たに1つの発芽を確認し、合計2つに。発芽率は3%に上昇しましたが、今後さらに発芽がしてくるでしょう。

20230618美術館ユウスゲ_プランター01年目20230405種まき02.jpg
2023年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(2023年5月19日に種まき)最大草丈4a

20230618美術館ユウスゲ_プランター01年目_20230519種まき02rawPS.jpg
2023年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(2023年5月19日に種まき)

【4.プランター15年目のゆうすげ:花茎1本確認】

今年で15年目をむかえ、プランターで育てている中で最も古い苗です。
本日、花茎を1本確認しました。高さは25aでした。

草丈は最大68aで、前回(6/8)の65aから10日間で3a伸びていました。
葉っぱが重さでしなって、横や下向きに向きを変えるようになったので、今後草丈の変化はあまりなさそうです。

20230618美術館ユウスゲ_プランター15年目01.jpg
2023年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター15年目 最大草丈68a

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2023年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ プランター15年目 花茎25cm

【5.鉢植え15年目のゆうすげ】

草丈は80aでした。前回(6/8)68aから、10日間で12a伸びたことになります。花茎は出ていませんが、、順調に成長しています。

20230618美術館ユウスゲ_鉢植15年目01.jpg
2023年6月18日 軽井沢草花館 ユウスゲ(鉢植え15年目) 最大草丈80a

以上
posted by kusabanakan at 16:10| ゆうすげ日記

ハナヒョウタンボク日記(8)上から4節目の芽も枯れて、残りの芽が一つに

昨日(6/17)に続いてのハナヒョウタンボク日記です。

ここ数日で挿し木の状態が悪化を続け、昨日は上から2段目の節の芽が枯れ、そして今日は上から4段目の節の芽が枯れてしまいました。残りは上から3段目の節に付いた芽が一つ残るだけ。今後、その一つの芽が成長を続けてくれるかどうか? 
可能性は低いと思われますが、観察を続けます。

20230618美術館ハナヒョウタンボクD00.jpg
2023年6月18日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 枯れてしまった上から4段目の節の芽

下写真:全部で5節ありますが、芽が出たのは上から1段目から4段目までの4節です。
うち、枯れてしまったのは上から1段目(6/7)、2段目(6/17)、4段目(6/18)で、残った芽は上から3段目の節です。

20230618美術館ハナヒョウタンボク01.jpg
2023年6月18日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木

下の表は、これまでの流れと、4段の節から芽吹いた芽の大きさ(長さ)を観察して記録したものです。

ハナヒョウタンボク観察20230618.jpg


【上から2段目の節:完全に枯れる】

昨日(6/17)までは一部枯れずに残っている葉があるようにも見えましたが、今朝観察すると、すべての葉が枯れていました。この節から再び芽が出てくる可能性はないでしょう。

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2023年6月18日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から2段目 枯れる

【上から3段目の節:残り一つになった芽】

下写真:成長が遅く、いつ枯れてもおかしくないような小さな芽です。6月3日に初めて芽(0.5_)を出してから15日間が過ぎましたが、現在の芽の長さは6_しかありません。
他の芽がすべて枯れてしまったため、この芽がこの挿し木の生命線です。
今後の成長を観察していきます。

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2023年6月18日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から3段目 

【上から4段目の節:枯れてしまう】

下写真:昨日(6/17)までは何とか芽の状態が保たれていましたが、今朝の観察で枯れているのを確認しました。

20230618美術館ハナヒョウタンボクD00.jpg
2023年6月18日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から4段目 

【余談】今まで挿し木をした経験がなく、わずかな知識と情報をもとに始めたこともあり、この方法が良かったのかどうか、よくわかりません。特に、約半月もの期間、葉っぱをつけたままの状態で挿し木を続けていたことは、もしかすると良くなかったのではないか? と思うところもあります。
しかしながら、”ダメもと”で楽しみながら行っている試みです。この試みをきっかけに、上手な挿し木のやり方を覚えていけたらと思っています。

ハナヒョウタンボク日記の概要

下のアドレズが第1回目のハナヒョウタンボク日記、「ハナヒョウタンボク日記(1)始めます」のリンク先です。
ブログを始めるきっかけや概要が書かれています。

posted by kusabanakan at 14:42| ハナヒョウタンボク日記

2023年06月17日

ハナヒョウタンボク日記(7)開いた葉っぱが一部枯れる

前回(6/15)から2日ぶりの更新です。

6月15日に初めて葉っぱが開き、これからハナヒョウタンボクの挿し木が順調に進むのでは!
と期待が膨らんだのもつかの間、今朝(17日)、観察のため見に行くと、開いたばかり葉っぱがしおれてしまっているではありませんか…
今朝は11.2度台まで気温が下がって、肌寒いくらいでしたが、霜の降りるような冷え込みではなく、寒さで葉っぱがしおれてしまったとは考えにくいです。
では、原因は何だったのでしょうか?
まだ、根が十分に張っていないのかも知れませんが、明確な原因は分かりません。

今日のところは、全ての葉っぱが枯れてしまった訳ではないので、明日以降、希望をもって観察を続けたいと思います。

20230617美術館ハナヒョウタンボクB00.jpg
2023年6月17日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 一部枯れてしまった葉っぱ(上から2段目の節) 

下写真:4段の節の状況です。今朝、葉っぱの一部がしおれていたのは上から2段目の節からです。
3段目、4段目の芽は枯れていませんが、成長が遅く、順調といえるかどうか微妙な状況です。

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2023年6月17日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木

下の表は、これまでの流れと、4段の節から芽吹いた芽の大きさ(長さ)を観察して記録したものです。

ハナヒョウタンボク観察20230617.jpg

【余談】今まで挿し木をした経験がなく、わずかな知識と情報をもとに始めたこともあり、この方法が良かったのかどうか、よくわかりません。特に、約半月もの期間、葉っぱをつけたままの状態で挿し木を続けていたことは、もしかすると良くなかったのではないか? と思うところもあります。
しかしながら、”ダメもと”で楽しみながら行っている試みです。この試みをきっかけに、上手な挿し木のやり方を覚えていけたらと思っています。

以下、今朝一部の葉っぱが枯れてしまったAの詳細です。

【上から2段目の節:一部の葉っぱが枯れる】

下写真:せっかく時間をかけて開いた葉っぱでしたが、2日で一部が枯れてしまいました。

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2023年6月17日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から2段目 一部枯れる

下写真:角度を変えての一枚です。

20230617美術館ハナヒョウタンボクB01re.jpg
2023年6月17日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から2段目 一部枯れる

【参考】

ハナヒョウタンボク日記の概要

下のアドレズが第1回目のハナヒョウタンボク日記、「ハナヒョウタンボク日記(1)始めます」のリンク先です。
ブログを始めるきっかけや概要が書かれています。

posted by kusabanakan at 20:15| ハナヒョウタンボク日記

2023年06月15日

ヤマオダマキ開花(2023.6.15)

本日、軽井沢草花館の入口付近に生えている(キバナノ)ヤマオダマキが咲きました。
昨年(2022)は6月20日に咲き始めているので、今年の方が5日早くに咲きました。
今年は5月の平均気温は平年並みだったものの、3月と4月が記録的な暖かさとなり、多くの草花が早めに開花を始めている印象です。

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2023年6月15日 軽井沢草花館 (キバナノ)ヤマオダマキ

posted by kusabanakan at 16:04| 草花館日記

ハナヒョウタンボク日記(6)初めての葉が開く!

前回(6/12)から3日ぶりの更新です。

昨日(6/14)の時点で芽の長さは31_あり、今朝観察しに行くと、葉っぱが開いていました。
挿し木を始めようとして、親木となるハナヒョウタンボクの枝を分けていただいたのが5月8日のこと。
実際に芽が付き始めたのは6月1日なので、芽吹きから葉が開くまでの期間は約2週間でした。

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2023年6月15日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木の芽(上から2段目の節)から開いた葉 

ハナヒョウタンボクの挿し木は6/14の時点で4段の節から3つ芽が出ていてましたが、本日(6/15)1つの葉が開きました。
残り2つの芽も少しづつではありますが、成長が続いており、今後のさらなる成長が見逃せません。

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2023年6月15日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木

下の表は、これまでの流れと、4段の節から芽吹いた芽の大きさ(長さ)を観察して記録したものです。

ハナヒョウタンボク観察20230615.jpg

【余談】今まで挿し木をした経験がなく、わずかな知識と情報をもとに始めたこともあり、この方法が良かったのかどうか、よくわかりません。特に、約半月もの期間、葉っぱをつけたままの状態で挿し木を続けていたことは、もしかすると良くなかったのではないか? と思うところもあります。
しかしながら、”ダメもと”で楽しみながら行っている試みです。この試みをきっかけに、上手な挿し木のやり方を覚えていけたらと思っています。

以下、枯れてしまった@の芽を除き、AからCの芽の詳細です。

【上から2段目の節:葉っぱが開く】

下写真:挿し木ということでまだ根が十分に張っていないからなのかもしれませんが、芽の成長はとてもゆっくり進んだ印象です。6月1日に出てきた芽が約2週間をかけて、ようやく葉を開かせました。
開いた葉っぱの長さはわずか2aと小さいものです。
これで挿し木が成功したかどうかは、まだ半信半疑。
さらに今後の成長をしっかりと観察していきたいと思います。

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2023年6月15日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から2段目の節の芽

下写真:昨日(6/14)撮影です。葉っぱが開いているようにも見えますが、2枚の葉っぱが貝の殻のように閉じていて完全に開きませんでした。

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2023年6月14日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から2段目の節の芽

下写真:前回3日前(6/12)撮影です。

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2023年6月12日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から2段目の節の芽

【上から3段目の節:芽の長さ6_に】

下写真:上から3段目の節から出た芽で、長さ6_。
とてもゆっくりですが、成長は続いています。前回6/12の5_から1_長くなっています。

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2023年6月15日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から3段目の節の芽

【上から4段目の節:芽の長さ12_に】

下写真:上から4つ目の節から出た芽は、長さ12ミリ。
前回(6/12)の11_から1_長くなっていました。
こちらの芽も成長スピードがゆっくりですが、着実に成長を続けています。

20230615美術館ハナヒョウタンボクD01.jpg
2023年6月15日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木 上から4段目の節の芽

【参考】

ハナヒョウタンボク日記の概要

下のアドレズが第1回目のハナヒョウタンボク日記、「ハナヒョウタンボク日記(1)始めます」のリンク先です。
ブログを始めるきっかけや概要が書かれています。

posted by kusabanakan at 15:35| ハナヒョウタンボク日記

2023年06月13日

ヒオウギ日記(26)新たに芽増える(2023.6.13)

2021年からヒオウギを種から育てて観察しています。

前回5月20日から24日ぶりの更新です。
この間に草丈が伸び、順調に成長を続けていますがが、花茎は出てきていません。
また、鉢植えの苗が1本増えていました。
今まで気が付かなかっただけなのか?
今年出てきた芽ということで、観察していこうと思います。

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2023年6月13日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき

以下、観察の詳細です。

【プランターのヒオウギ】

20230613hiougi_planter-re.jpg
2023年6月13日 軽井沢草花館 ヒオウギ
プランター:2021年8月25日 14粒種まき

20230613ヒオウギ_プランター.jpg

前回(5/20)草丈の一番高かったのはDとJの38aでしたが、今回@の51aが一番でした。すべての草丈が10a前後高くなっていて、一回り大きくなった印象です。

表 ヒオウギ 草丈の推移(cm)
ヒオウギ草丈20230613表re.jpg

【鉢植えのヒオウギ】

20230613hiougi_pot.jpg
2023年6月13日 軽井沢草花館 鉢植えのヒオウギ
(2021年3月28日に13粒種まき→ 芽の数6)

前回(5/20)、芽の数は5つとして観察していましたが、本日の観察で6つ目の芽が確認できました。他の芽と同じような大きさがあり、前回見落としていたのかもしれません。
今年出てきたE番目の芽として観察していきます。
20230613ヒオウギ_鉢.jpg

表 ヒオウギ 草丈の推移(cm)
ヒオウギ草丈20230613表re.jpg

以上
posted by kusabanakan at 22:45| ヒオウギ日記