2023年09月30日

駐車場、イロハモミジ 紅葉はまだ、わずかな変化(2023.9.30)

軽井沢草花館のイロハモミジは9月に入ってから赤みを帯び始めていますが、前回9月11日から19日間で赤みの変化はごくわずかです。例年10月終わりころ紅葉の色づきが最盛期になっていますが、今年はどうなるでしょうか?
9月の平均気温は、今までの最高値9.3度を大きく上回り、過去最高になりそうです。10月も暖かな日が続くと、紅葉の変化にも
影響が出るかもしれません。

【2023年9月30日】
20230930術館外観01.jpg

【2023年9月11日】
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2023年9月11日 軽井沢草花館 イロハモミジ

【2023年7月1日】
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2023年7月1日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 11:48| 草花館日記

2023年09月29日

中秋の名月 ススキ穂を垂れる(2023.9.29)

今日は中秋の名月。
このブログを書いている14時台までは基本的によく晴れていますが、夕方以降は曇り予報。
お月見できるでしょうか?

さて、軽井沢草花館の庭では、少ないもののススキが生えています。
すでに花の時期は過ぎていて、穂が出て、秋らしいススキの姿になっています。

20230929susuki.jpg
2023年9月29日 軽井沢草花館 ススキ

また、9月中旬からアキノキリンソウ(秋麒麟草)が咲き始めていて、株数は多くありませんが見頃をむかえました。10月に入ってからもしばらく咲いてくれそうです。

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2023年9月29日 軽井沢草花館 アキノキリンソウ
posted by kusabanakan at 14:31| 草花館日記

2023年09月28日

ヒオウギ日記(41)実がしっかり開く(2023.9.28)

今朝の最低気温は17.7度と高く、日中も27.3度まで気温が上がり、真夏を超える厳しい残暑となりました。

さて、ヒオウギ日記は前回(9/26)から2日ぶりの更新です。
前回はヒオウギの実が割れはじめて、中の黒い種子(ぬばたま)が姿を表したところでしたが、今日は実の部分が完全に開いて、種子がよく見えるようになりました。
また、前回実が割れていたのは2つだけでしたが、今日現在7つ割れていました。明日以降さらに増えていきそうです。

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2023年9月28日 軽井沢草花館 ヒオウギ 実が割れて中の黒い種子がしっかり見えるようになる
  プランター:2021年8月25日 14粒種まき

下の写真は前回、2日前の状態

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2023年9月26日 軽井沢草花館 ヒオウギ 実が割れて中の黒い種子が半分くらい見える
  プランター:2021年8月25日 14粒種まき
posted by kusabanakan at 21:58| ヒオウギ日記

2023年09月26日

ヒオウギ日記(40)実が開き、種子(ぬばたま)あらわる(2023.9.26)

8月13日以来、約1か月半ぶりの更新です。

本日、プランターで育てていたヒオウギの実が割れて、中から黒い種子が現れました。

20230926hiougi_planter01.jpg
2023年9月26日 軽井沢草花館 ヒオウギ(実が割れはじめる)
  プランター:2021年8月25日 14粒種まき

8月13日に最後の花を咲かせてから、緑色の実を付けた状態が続いていましたが、数日前から実の色が茶褐色化してきて、本日、実の先端が割れて姿を現しました。

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2023年9月26日 軽井沢草花館 ヒオウギ(実A) 実の先端部分が割れて中の黒い種子が見える
  プランター:2021年8月25日 14粒種まき

20230926hiougi_planter03.jpg
2023年9月26日 軽井沢草花館 ヒオウギ(実B) 実が割れて中の黒い種子が半分くらい見える
  プランター:2021年8月25日 14粒種まき

朝見た時にはまだ実は割れておらず、日中の時間帯に変化があったようです。

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2023年9月26日 軽井沢草花館 ヒオウギ 横からの撮影
  プランター:2021年8月25日 14粒種まき

このヒオウギの実の中から出てきた黒い種子は「ぬばたま」とも呼ばれることがあります。
ぬばたまは、万葉の時代から万葉集などの和歌の中で「夜」や「黒」といった言葉にかかる枕詞として使われているそうです。

以降、もう少し観察を続けます。
posted by kusabanakan at 20:34| ヒオウギ日記

2023年09月25日

リンドウ咲く(2023.9.25)

本日、草花館の小さな庭の片隅で、リンドウの花が咲きました。
残暑の厳しい9月でしたが、昨日(24日)、初めて最低気温が平年値を下回り、そして今朝はさらに冷え込んで、この秋、初めて10度を下回りました(8.6度、平年差-2.1度)。

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2023年9月25日 軽井沢草花館 リンドウ(長野県の花)

彼岸の時期をむかえてようやく秋らしくなり、これから紅葉が進んでいく季節になります。
軽井沢の紅葉の見ごろは、おおむね10月下旬から11月上旬です。
posted by kusabanakan at 14:43| 草花館日記

2023年09月22日

緑のカーテン2023(10)黄色味が増すも、落葉は少なめ(9/22)

前回8月30日以来、23日ぶりの更新です。

軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、今年で13年目のシーズンとなります。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが大きいです。

前回(8/30)の時点ですでに一部の落葉が始まったところでしたが、その後、残暑が続いて、朝晩の冷え込みがほとんどないまま9月下旬になりました。緑のカーテンは、若干黄色味が増しましたが、前回からそれほど状態を変えることなく形をとどめ、しっかりと葉が残っています。

例年であれば、9月になると、気温が下がり続け、最低気温が15度から10度くらいまで下がりますが、今年の9月はまだ一度も15度未満になったことがありません。。9/1から9/21までの最低気温の平均値は17.8度もあって、8月の平均値17.1度を上回っています。緑のカーテンの落葉はこれから冷え込みが厳しくなってきたときに、一気に進むのかも知れません。

下写真:現在(9/22)、及び前回(8/30)の様子です。

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2023年9月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真が前回、8月30日の状態です。

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2023年8月30日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下写真:別角度からの撮影です。

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2023年9月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下の写真が前回、8月30日の状態です。

20230830midori02.jpg
2023年8月30日 軽井沢草花館 緑のカーテン
続きを読む
posted by kusabanakan at 14:24| 緑のカーテン

2023年09月18日

2023(74)ユウスゲ、5度目の種収穫(9/18)

本日、5回目となるユウスゲの実を収穫して、(実と種の)重さを計りました。
残りの実はあと10個前後となり、収穫は次回で最後になりそうです。

下写真:実の数は35個で重さ54cでした。

20230918yusuge01_0918採取計35個.jpg
2023年9月18日 軽井沢草花館 ユウスゲの実(35個) 54c(殻の部分含めて)

下写真:実の殻の部分を取り除き、種だけの重さを計ると、36cありました。

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2023年9月18日 軽井沢草花館 ユウスゲの実(35個から) 重さ36c(種のみ)
posted by kusabanakan at 17:47| ゆうすげ日記

2023年09月17日

ノコンギク咲く、他ホトトギス&アケボノソウ見ごろ(2023.9.17)

本日、軽井沢草花館の小さな庭の各所でノコンギクが咲き始めました。
毎年、この花が咲き始めると、「秋になったなぁ」と思いますが、今年は厳しい残暑が続いていて、感覚としてはまだ夏を引きずっています。

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2023年9月17日 軽井沢草花館 ノコンギク

また、その他の草花では、ホトトギスやアケボノソウ、マツウシソウといった花がひっそりと咲いています。。

【ホトトギス白&紫】

9月4日に咲き始めて約2週間、見ごろをむかえました。ムラサキと白の花がほぼ半々で咲いていて、月末くらいまでは見ごろの状態が続きそうです。

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2023年9月17日 軽井沢草花館 ホトトギス(紫と白)

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2023年9月17日 軽井沢草花館 ホトトギス(紫と白) 駐車場の周辺にたくさん咲きました

【アケボノソウ】

1週間前に咲き始め、現在見ごろとなりました。

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2023年9月17日 軽井沢草花館 アケボノソウ

【マツムシソウ】

咲き始めは7月23日なので、2か月近く咲いています。今月いっぱいくらいまで楽しめそうです。

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2023年9月17日 軽井沢草花館 マツムシソウ
posted by kusabanakan at 14:55| 草花館日記

2023年09月16日

ブナ日記(242)9月に幹直径太くなる(9/15)

(2014年春に種から発芽し、今年で10年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

昨日(9/15)観察したブナ崇さんの記録です。
前回8月29日から17日ぶりの観察です。

今年は9月になっても厳しい残暑が続いています。
冬芽の成長が進み、さらに幹の直径が0.5_太くなっていました。

※崇さんは2018年、芽吹きの時期がだいぶ遅れたこと時があり、その年を境に成長が不安定になっていましたが、今年(2023)はそれらを取り返すかのように成長しています。

*****************
2018年 記録的に暖かな4月でしたが、芽吹き時期が遅く、下方の枝から芽吹きが始まる。
2019年 幹の上部を剪定
2020〜2022年 芽吹きのタイミングが2度あって、成長が不安定
2023年 順調に成長
*****************

以下、昨日(9/15)観察の詳細です。

下写真:樹高は51aで、前回(8/29)と同じでした。
4月23日に33aだった樹高ですが、6月8日に34a、7月2日に37a、8月29日には51aとなり、樹高が飛躍的に伸びた年となりましたが、9月も半ばとなり、樹高の成長は落ち着いたようです。

7月14日:39a
8月6日:47a
8月29日:51a
9月15日:51a

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2023年9月15日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 樹高51a

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2023年8月29日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 樹高51a

下の写真は、約1年前に撮影したブナ(崇さん)です。1年で29.5aから51aと21.5aも高くなり、同じ株とは思えないほどの成長です。

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2022年9月17日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目 樹高29.5a

下写真:上から見た崇さんです。

20230915buna10y_su_01.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 上から見た姿

下写真:冬芽の長さは13.0_で、前回(8/29)の10.0_から3.0_伸びました。

7月14日:4_
8月6日:7_
8月29日:10_
9月15日:13_

20230915buna10y_su_02.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 冬芽13.0_

下写真:幹の直径はφ17.5_で、前回(8/29)から0.5_太くなっていました。
今年は、成長が活発で、幹の直径においては

5月27日:14.0_ → 6月8日:15.0_
6月19日:15.0_ → 7月2日:16.0_
7月2日:16.0_ → 7月14日:16.5_
7月14日:16.5_ → 8月6日:17.0_
8月29日:17.0_ → 9月15日:17.5_

というふうに25%(14から17.5_)太くなりました。

20230915buna10y_su_03.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 幹直径17.5_

【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】

「石川功一×栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」2023年11月19日まで開催中です
火曜日休館
下の画像をクリックすると詳細ページにリンクします。

軽井沢草花館チラシ1000pix.jpg

小さな美術館軽井沢草花館HP https://kusabana.net

以上
posted by kusabanakan at 14:30| ブナ日記

2023年09月15日

イヌブナ日記(279)冬芽の成長続く(9/15)

(2012年5月に種から発芽した実生から12年目のイヌブナ成長日記です)

前回8月29日から17日ぶりの観察です。
9月の半ばとなりましたが、まだ残暑が続いていて、このまま暑さが続けば、9月の平均気温が過去最も高かった1999年の18.6度を上回ってしまいそうです。

イヌブナの安さんと檀さんは、特に大きな変化もなく、順調に成長が進んでいます。

20230915inubuna12y_an_dan_buna10y_su01re.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生12年目の安さん、ブナ実生10年目の崇さん、イヌブナ実生12年目の檀さん

20230829inubuna12y_an_dan_buna10y_su01re.jpg
2023年8月29日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生12年目の安さん、ブナ実生10年目の崇さん、イヌブナ実生12年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生12年目】

安さんの樹高は102aで、前回(8/29)の105aから3a低くなりました。
7月14日測定時の111aをピークに、8月6日=109a→8月29日=105a→9月15日=102aと樹高が低くなってきました。冬芽が大きくなってきて、その分、枝にかかる負担が大きくなっているのかも知れません。

20230915inubuna12y_an_00.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 樹高102a

20230829inubuna12y_an_00.jpg
2023年8月29日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 樹高105a

20230806inubuna12y_an_00.jpg
2023年8月6日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 樹高109a

下写真:斜め上から見た安さんです。全体的にはまだ夏の深い緑色をしていますが、一部黄葉が始まっています。

20230915inubuna12y_an_01.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん

下写真:枝の先端についた冬芽の長さは14.5_で、前回(8/29)の11.0_から17日間で3.5_長くなりました。

20230915inubuna12y_an_02.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 冬芽14.5_

20230829inubuna12y_an_02.jpg
2023年8月29日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 冬芽11.0_

下写真:幹の太さは20.0_で前回(8/29)から変化はありませんでした。

20230915inubuna12y_an_03.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 安さん 幹の太さ20.0_

【イヌブナ檀さん 実生12年目】

壇さんの樹高は61aで、前回(8月29日)と同じでした。

20230915inubuna12y_dan_00.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん 樹高61a

下写真:斜め上から見た壇さんです。前回(8/29)と同様、葉っぱの状態は良好です。

20230915inubuna12y_dan_01.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん

下写真:冬芽の長さは16.0_で、前回(8/29)の12_から4_長くなっていました。

20230915inubuna12y_dan_02.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん 冬芽16_

20230829inubuna12y_dan_02.jpg
2023年8月29日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん 冬芽12_

下写真:幹の太さはφ14_で前回(8/29)と同じでした。

20230915inubuna12y_dan_03.jpg
2023年9月15日 軽井沢草花館 イヌブナ実生12年目 壇さん 幹の太さφ14.0_

【参考】

過去の成長過程は以下のリンク先「イヌブナ日記【記録編】」で見ることができます。


【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】

「石川功一×栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展」2023年11月19日まで開催中です
火曜日休館
下の画像をクリックすると詳細ページにリンクします。

軽井沢草花館チラシ1000pix.jpg

小さな美術館軽井沢草花館HP https://kusabana.net

以上
posted by kusabanakan at 21:19| イヌブナ日記

2023年09月14日

アサマフウロ咲く(2023.9.14)

本日、軽井沢草花館の小さな庭でアサマフウロが咲きました。
毎年、同じ場所で咲いている株からですが、今年は咲き始めが少し遅めとなりました。
咲いているのは一輪だけ。
つぼみがあと3つ付いていまるので、楽しみたいと思います。

20230914asamafuro01.jpg
2023年9月14日 軽井沢草花館 アサマフウロ

下写真:軽井沢草花館の小さな庭では、現在ゲンノショウコが花盛り。白花と紅花の両方が咲いています。
アサマフウロと花の大きさを比べると、アサマフウロの花の方が直径で2倍くらい大きいです。

20230914asamafuro_gen-noshouko01.jpg
2023年9月14日 軽井沢草花館 アサマフウロとゲンノショウコ(白&紅花)
posted by kusabanakan at 11:44| 草花館日記

2023年09月13日

2023(73)ユウスゲ、3&4度目の種収穫(9/13)

9月11日に第3回目、9月13日に第4回目のユウスゲ種収穫を行い、本日9月13日に、まとめて重さを計りました。
今年はユウスゲの開花数が少なかったこともあり、実の収穫は3分の2以上終えた感じです。残りは3分の1くらいですが、昨年(2022)に比べて収穫量は6割くらいになりそうです。

下写真:まだ実が湿っている状態での計測となりましたが、実(48個)の重さ74cでした。
※9月11日に実31個、9月13日に実17個収穫

20230913yusuge01_0911&0913採取計48個.jpg
2023年9月13日 軽井沢草花館 9月11日と13日に収穫のユウスゲの実(計48個) 74c(殻の部分含めて)

下写真:実の殻の部分を取り除き、種だけの重さを計ると、46cありました。

20230913yusuge03_0911&0913採取計48個.jpg
2023年9月13日 軽井沢草花館 9月11日と13日に収穫のユウスゲの実(計48個から) 46c(種のみ)
posted by kusabanakan at 14:22| ゆうすげ日記

2023年09月12日

「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展より アサマフウロ×ギンボシヒョウモン(9/12)

小さな美術館軽井沢草花館 2023年度展示のご案内

本展は画家・石川功一の草花図(水彩・油彩)と蝶の観察歴50年目をむかえたネイチャーフォトグラファー・栗岩竜雄の写真とのコラボ展
軽井沢における植物と蝶のつながりを、石川功一の草花図(水彩・油彩)と栗岩竜雄の蝶の写真、計60点余りとエッセーで紹介。期間中不定期に展示替えを行います。※9月13日現在、74点(石川功一32点+栗岩竜雄42点)

一例ですが、他にも以下のような作品を展示しています。(左は石川功一の草花スケッチで蝶の食草になったり吸蜜源となる草花、右は栗岩竜雄の蝶の写真)

1.コマツナギ・・・ミヤマシジミ
2.ヨツバヒヨドリ・・・アサギマダラ
3.コクサギ・・・カラスアゲハ
4.スイカズラ・・・アサマイチモンジ
5.クロマメノキ・・・ミヤマモンキチョウ
6.ツボスミレ・・・ミドリヒョウモン
7.ナンテンハギ・・・アサマシジミ
8.ワレモコウ・・・ヒョウモンチョウ
9.ヤマカシュウ(実)・・・ルリタテハ
10.メヒシバ&チヅミザサ・・・ヒメヒカゲ
11.クサコアカソ・・・サカハチチョウ
12.ノハラアザミ・・・ヤマキチョウ
その他

軽井沢草花館チラシ1000pix.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 8.1MB)

下の写真は展示作品の一例で、石川功一の描いたアサマフウロの水彩スケッチ(左)と栗岩竜雄の撮影したギンボシヒョウモンの写真です。本日(9/12)、展示替え作業を行い、明日(9/13)から公開します。
このスケッチと写真は、同じ年月日に描かれ、撮影されたものです。石川と栗岩はお互いに面識がなかったものの、1987年8月16日から2006年7月8日までのおよそ20年間に、分かっているだけで62日間、同じ軽井沢町内のどこかで、スケッチを描き、写真の撮影をしていました。

20230912museum_asamafuro_ginboshihyomon.jpg
2023年9月12日 軽井沢草花館 展示の様子(9月13日より公開)
 左:石川功一、アサマフウロ(1987年8月16日スケッチ)
 右:栗岩竜雄、ギンボシヒョウモン(1987年8月16日撮影)

2023_B1ポスター_1000pix.jpg

開催日 2023年4月22日(土)~2023年11月19日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

2023年の営業カレンダー
2023年9月
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が定休日です
2023年10月
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15161718192021
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293031    
が定休日です。
posted by kusabanakan at 20:10| 展示紹介

2023年09月11日

駐車場、イロハモミジ ほんのりと秋の気配(2023.9.11)

軽井沢草花館のイロハモミジが深い夏の緑からわずかながら赤みを帯び始めました。下の写真ではほとんど緑色にしか見えませんが、日当たりのよい枝先の葉っぱは少し赤みを帯びて、季節の変化を感じます。

【2023年9月11日】
20230911術館外観01.jpg
2023年9月11日 軽井沢草花館 イロハモミジ

下写真は7月1日に撮影したもので、上の写真と見て比べても大きな差は感じられません。

【2023年7月1日】
20230701術館外観01.jpg
2023年7月1日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 14:43| 草花館日記

2023年09月10日

アケボノソウ咲く(2023.9.10)

本日、軽井沢草花館の小さな庭でアケボノソウが咲きました。
庭の片隅で最初の一輪だけですが、つぼみがたくさん付いているので、今後少しづつ開花していきそうです。

株数は2つしかなく、たくさんあるわけではないのですが、とてもきれいなので、毎年楽しみにしています。
昨年まで生えていたところには、今年芽が出ず、本日花を咲かせたのは、少し離れた場所。
種が飛んで生えてきたのかも知れません。

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2023年9月10日 軽井沢草花館 アケボノソウ 
posted by kusabanakan at 11:02| 草花館日記

2023年09月09日

ヤマハギ見ごろに(2023.9.9)

軽井沢草花館の小さな庭でヤマハギの花が見ごろとなりました。しばらく、花が楽しめそうです。
毎年、この時期に見頃をむかえていますが、今年は残暑が長く続いていたためなのか、見ごろの時期が数日遅くに訪れました。

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2023年9月9日 軽井沢草花館 ヤマハギ 
posted by kusabanakan at 17:37| 草花館日記

2023年09月08日

2023(72)ユウスゲ、2度目の種収穫(9/8)

今日は台風13号が関東に接近してきた影響で深夜から雨。
15時現在、激しい雨や風にはなっていませんが、日中の最高気温18.1度と肌寒い一日となりそうです。

さて、9月1日の第1回に続き、ユウスゲの種収穫作業2回目を行い、種の重さを計りました。と言っても実際に収穫したのは2日前の9月6日です。
9月6日は前日の夜にまとまった雨が降ったことで、実が濡れていたため、今日までの2日間、実を室内で乾燥させてから重さを測定しました。

下写真:ある程度乾燥させた実(21個)の重さ27cでした。

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2023年9月8日 軽井沢草花館 9月6日収穫のユウスゲの実(21個) 27c(殻の部分含めて)

下写真:実の殻の部分を取り除き、種だけの重さを計ると、21cありました。

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2023年9月8日 軽井沢草花館 9月6日収穫のユウスゲの種(実24個から) 21c(種のみ)

前回(9/1)の時は24個の実31cから19cの種が採れましたが、今回(9/6)は21個の実27cから21cの種が採れました。
今回の方が、一つ一つの実が大きく、種の数もたくさん入っていたようです。
posted by kusabanakan at 15:14| ゆうすげ日記

2023年09月07日

キレンゲショウマ最後の一輪(2023.9.7)

鉢植えで育てているキレンゲショウマ。
最後のつぼみが開きました。

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2023年9月7日 軽井沢草花館 キレンゲショウマ(アジサイ科)

今年は7月24日に最初の一輪が咲いてから、つぼみが少しづつ開いていき、本日9月7日までの約1か月半、長い期間花を楽しむことが出来ました。

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2023年9月7日 軽井沢草花館 キレンゲショウマ(アジサイ科)

5弁の花びらがらせん状にねじれるように咲くのが特徴

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2023年9月7日 軽井沢草花館 キレンゲショウマ(アジサイ科)

下写真:花が終わり、花びらが落ちてしまった状態です。
昨年は実が付きませんでしたが、今年は出来るでしょうか?

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2023年9月7日 軽井沢草花館 キレンゲショウマ(アジサイ科)

このキレンゲショウマは軽井沢には自生していない植物ですが、6年くらい前に(おそらく)軽井沢植物園で苗をいただいたものだと記憶しています。
頂いた当初は、小さなポットに苗が植えられていて、そのままの状態で放置していたため、何年かしてから、このポットの植物が何だったのか? 分からなくなってしまっていました。
それが昨年、つぼみが付き、8月に開花。そのとき「キレンゲショウマだったんだ」と再認識。
今年は少し大きな鉢に植え替えしたところ、昨年よりも株が大きくなって、花もたくさん咲いてくれました。
posted by kusabanakan at 11:39| 草花館日記

2023年09月06日

「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展より コオニユリ×アゲハ(9/6)

小さな美術館軽井沢草花館 2023年度展示のご案内

本展は画家・石川功一の草花図(水彩・油彩)と蝶の観察歴50年目をむかえたネイチャーフォトグラファー・栗岩竜雄の写真とのコラボ展
軽井沢における植物と蝶のつながりを、石川功一の草花図(水彩・油彩)と栗岩竜雄の蝶の写真、計60点余りとエッセーで紹介。期間中不定期に展示替えを行います。※9月6日現在、75点(石川功一32点+栗岩竜雄43点)

一例ですが、他にも以下のような作品を展示しています。(左は石川功一の草花スケッチで蝶の食草になったり吸蜜源となる草花、右は栗岩竜雄の蝶の写真)

1.コマツナギ・・・ミヤマシジミ
2.ヨツバヒヨドリ・・・アサギマダラ
3.コクサギ・・・カラスアゲハ
4.スイカズラ・・・アサマイチモンジ
5.クロマメノキ・・・ミヤマモンキチョウ
6.ツボスミレ・・・ミドリヒョウモン
7.ナンテンハギ・・・アサマシジミ
8.ワレモコウ・・・ヒョウモンチョウ
9.ヤマカシュウ・・・ルリタテハ
10.メヒシバ&チヅミザサ・・・ヒメヒカゲ
11.クサコアカソ・・・サカハチチョウ
12.ノハラアザミ・・・ヤマキチョウ
その他

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チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 8.1MB)

下の写真は展示作品の一例で、石川功一の描いたコオニユリの油彩画(左)と栗岩竜雄の撮影したアゲハ夏型♀の写真です。
写真にはコオニユリの花で吸蜜するアゲハが収められていますが、アゲハの翅にはコオニユリの花粉が!
これは一体どういうことなのか?栗岩氏の詳しいエッセーで解説が添えられています。

20230906museum_koniyuri_ageha.jpg
2023年9月6日 軽井沢草花館 展示の様子
 左:石川功一、コオニユリ、油彩(6F)
 右:栗岩竜雄、コオニユリで吸蜜するアゲハ夏型♀

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開催日 2023年4月22日(土)~2023年11月19日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

2023年の営業カレンダー
2023年9月
     12
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17181920212223
24252627282930
が定休日です
2023年10月
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293031    
が定休日です。
posted by kusabanakan at 16:04| 展示紹介

2023年09月05日

ホトトギス(紫)咲く(2023.9.5)

残暑が続き、今日は軽井沢でも31.1度まで気温が上がり真夏日となりました。
真夏日になったのは今年7回目で、9月は初めてです。

さて、昨日の白いホトトギスに続いて、今日は紫色のホトトギスが咲きました。
毎年、この白と紫色のホトトギスがこの時期から咲き始め、10月の初めくらいまで咲いているでしょうか?
結構長い期間、きれいな花が楽しめます。
花が咲くまでは白いホトトギスなのか紫色のホトトギスなのか分かりません。過去の開花状況を振り返ると、どちらかというと紫色のホトトギスの方が多いようです。

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2023年9月5日 軽井沢草花館 ホトトギス(紫)

下の写真は昨日初開花の白いホトトギスです。

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2023年9月4日 軽井沢草花館 ホトトギス(白)
posted by kusabanakan at 17:06| 草花館日記

2023年09月04日

ホトトギス(白)咲く(2023.9.4)

本日、軽井沢草花館の駐車場の一角で白いホトトギスが一輪だけ咲いていました。
毎年、この時期から咲き始めていて、今後は紫色のホトトギスと一緒に次々花を咲かせそうです。

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2023年9月4日 軽井沢草花館 ホトトギス(白)
posted by kusabanakan at 20:15| 草花館日記

2023年09月03日

「石川功一 × 栗岩竜雄 軽井沢の花と蝶展より ヨツバヒヨドリ×アサギマダラ(9/3)

小さな美術館軽井沢草花館 2023年度展示のご案内

本展は画家・石川功一の草花図(水彩・油彩)と蝶の観察歴50年目をむかえたネイチャーフォトグラファー・栗岩竜雄の写真とのコラボ展
軽井沢における植物と蝶のつながりを、石川功一の草花図(水彩・油彩)と栗岩竜雄の蝶の写真、計60点余りとエッセーで紹介。期間中不定期に展示替えを行います。※9月3日現在、75点(石川功一32点+栗岩竜雄43点)

一例ですが、他にも以下のような作品を展示しています。(左は石川功一の草花スケッチで蝶の食草になったり吸蜜源となる草花、右は栗岩竜雄の蝶の写真)

1.コマツナギ・・・ミヤマシジミ
2.ヨツバヒヨドリ・・・アサギマダラ
3.コクサギ・・・カラスアゲハ
4.スイカズラ・・・アサマイチモンジ
5.クロマメノキ・・・ミヤマモンキチョウ
6.ツボスミレ・・・ミドリヒョウモン
7.ナンテンハギ・・・アサマシジミ
8.ワレモコウ・・・ヒョウモンチョウ
9.ヤマカシュウ・・・ルリタテハ
10.メヒシバ&チヅミザサ・・・ヒメヒカゲ
11.クサコアカソ・・・サカハチチョウ
12.ノハラアザミ・・・ヤマキチョウ
その他

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チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 8.1MB)

下の写真は展示作品の一例で、石川功一の描いたヨツバヒヨドリの水彩スケッチ(左)と栗岩竜雄の撮影したアサギマダラの写真(右2点)です。
ヨツバヒヨドリとアサギマダラとの関係やアサギマダラ♂が持つヘアペンシルという器官について詳しい解説を付けて展示しています。

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2023年9月3日 軽井沢草花館 展示の様子
 左:石川功一、ヨツバヒヨドリ、水彩スケッチ
 右:栗岩竜雄、吸蜜するアサギマダラアザミ&ヘアペンシル

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開催日 2023年4月22日(土)~2023年11月19日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

2023年の営業カレンダー
2023年9月
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posted by kusabanakan at 20:15| 展示紹介

2023年09月02日

ナンバンハコベ日記(27)2023年度、開花するもゲンノショウコに占領(20230902)

2021年からナンバンハコベを種から育てて、成長を観察しています。
1年目(2021年)から花が咲き、実を付けていますが

2021年:8月29日開花
2022年:8月22日開花

そして、今年も花が咲きました。

2023年:9月2日開花

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2023年9月2日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベの花(今年最初の一輪)

実際には数日前から咲き始めていたものと思われますが、今年は観察がおろそかになっていて、今日まで気が付かずにいました。
というのも、「同じプランター内でゲンノショウコが繁殖してしまい、ナンバンハコベの成長が妨げられ、今年は花が咲かないだろう」と、勝手に思い込んでいたからです。
(下写真で)プランター内に生えている植物の割合はゲンノショウコ80%、ナンバンハコベ15%、その他5%といったところ。

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2023年9月2日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベの花

もともと2年前、プランターにナンバンハコベの種だけを撒いて育てていましたが、3年目にもなると、他の植物の種が入り込んで、しっかりと手入れしなければ、様々な植物が芽を出して、競争になってしまいます。
春に時点でゲンノショウコの葉が出ていたのですが、手入れせず、そのまま放置しておいた結果なので、当然の結果です。

現在ナンバンハコベの開花数はわずか2輪。これから咲きそうなつぼみも2つしか確認できていません。

下の写真はプランター内、ナンバンハコベの茎です。
ほとんどの茎は、枯れたように茶褐色化していて、元気がありません。
8月の時点でこのような状態だったので、「今年は咲かないだろう…」と思ってしまいました。

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2023年9月2日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベの茎

下の写真は、プランターをほぼ占有している(ベニバナ)ゲンノショウコです。

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2023年9月2日 軽井沢草花館 プランター (ベニバナ)ゲンノショウコ

下の写真は春先の4月10日に撮影したもので、ナンバンハコベの新芽と共にゲンノショウコの葉(写真の左下)も出てきています。ほぼ同じ時期に芽吹きが始まりましたが、最終的にはゲンノショウコの方がたくましく成長できたようです。

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2023年4月10日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベとゲンノショウコ(左下)
posted by kusabanakan at 15:44| ナンバンハコベ日記

2023年09月01日

2023(71)ユウスゲ、種の初収穫(9/1)

本日、ユウスゲに生った実から種を収穫しました。今年の初収穫です。
まだ一部ではありますが、24の実から正味19gの種が採れました。

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2023年9月1日 軽井沢草花館 ユウスゲの実(24個) 31c(殻の部分含めて)

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2023年9月1日 軽井沢草花館 ユウスゲの種(実24個から) 19c(種のみ)

過去の測定から、収穫直後の種の重さは24粒/cくらいなので、今回収穫した種は

19c×24粒/c=456粒

といったところです。
今年は開花数が少なく、最終的な種の収穫も少ないと思いますが、今回の5倍くらいはありそうなので、2000粒くらいにはなりそうです。
posted by kusabanakan at 16:07| ゆうすげ日記

8月までの気候を振り返って

今年は記録的に暑い夏となりました。

気温変化グラフ2023701-0831.jpg
2023年7月から8月の気温の推移
(赤:日最高気温、緑:日平均気温、青:日最低気温)
※クリックすると大きくなります

気温変化グラフ20230101-0630.jpg
2023年1月から6月の気温の推移
(赤:日最高気温、緑:日平均気温、青:日最低気温)
※クリックすると大きくなります

7月も8月も平均気温を1.7度上回り、
・7月は過去3番目の暑さ(平均気温21.8度)
・8月は過去2番目の暑さ(平均気温22.5度)
で2か月間を通して、暑さが安定していました。
30度を超える真夏日は
・7月:5回
・8月:1回
と、それほど多くはありませんが、朝晩の気温が下がりにくく、一日を通してどんよりとした日が多かったような気がします。
一日の最低気温が20度以上だったのは
・7月:1回
・8月:13回
と、特に8月は朝晩にそれほど涼しくなってくれませんでした。
また、一日の平均気温が20度を超える日が多く
・7月:27日
・8月:31日
と、ほぼ毎日20度を超えていました。
昨日(8/31)まで、一日の平均気温20度以上の日が連続で41日間続いていて、これは2010年に記録した40日を超えて最多記録更新中です。

年間の気温においても、非常に高い状態になっていて、
・3月:過去1番(平年+4.0)
・4月:過去5番目(平年+1.6度)
・6月:過去11番目(平年+1.9度)
・7月:過去3番目(平年+1.7度)
・8月:過去2番目(平年+1.7度)
と各月の平均気温が、軽井沢の気象観測史上99年目の記録で上位を続けています。
軽井沢の年間の平均気温は8.6度(1991-2020の平均)ですが、過去10年(2013-2022)の内6回は平均気温が9.0を超えていて、この10年に限ると平均気温は8.9度。9度台に到達するのも時間の問題となっています。

過去、年間平均気温が最も高かったのは2010年の9.3度ですが、今年(2023)9月から12月までを平年並みの気温だったとしてもそれを上回る9.49度になる計算となり、最終的に今までの記録(9.3度)を上回りそうです。

軽井沢 2023年の旬毎の平均気温、雨量、相対湿度、日照時間
2023気象データ一覧0831.jpg

※クリックすると大きくなります

植物が多く自生する軽井沢ですが、この温暖化で見られなくなるものが増えていくのではないかと心配しています。
また、紅葉シーズンの見ごろの時期は温暖化と共に、色づきのピークが後半にずれ込んでくるかもしれません。今年の紅葉は見ごろがいつ頃になるのか? 春から夏の気温が高かっただけに、注目しています。
posted by kusabanakan at 16:05| 草花館日記