2024年06月30日

2024(17)ユウスゲ つぼみ18_、花茎の本数29本(6/30)

軽井沢草花館の庭のユウスゲは花茎の本数が29本(昨日+5)となりました。
昨年(2023)は6/29に20本出ていたので、今年は昨年よりもやや多い本数が出ています。

本日のつぼみの状況ですが、長さにして18_でした。
昨日は20_としましたが、昨日までのつぼみの測り方を改め、ここで修正します。
昨年、最初に開花したのは7月6日でしたが、今年も同じような時期に開花しそうです。

20240630ユウスゲ_地植_つぼみ18ミリ.jpg
2024年6月30日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え つぼみ18_(測り方修正)

下写真:昨日の時点のつぼみの状態です。この時のつぼみの測り方を改め、上のような測り方にしました。

20240629ユウスゲ_地植_つぼみ20ミリ.jpg
2024年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え つぼみ約20_

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オカトラノオ開花(2024.6.30)

軽井沢草花館の庭でオカトラノオが咲きました。
毎年、この梅雨時期に咲いてくれていて、もうすぐ夏本番!
という気分にさせてくれます。
姿がクガイソウやヒメトラノオに似ていますが、オカトラノオだけサクラソウ科で違う仲間のようです。

・クガイソウ:オオバコ科
・ヒメトラノオ:オオバコ科
・オカトラノオ:サクラソウ科

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2024年6月30日 軽井沢草花館 オカトラノオ

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2024年6月30日 軽井沢草花館 オカトラノオ

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緑のカーテン2024(5)ウチワドコロに花穂、イケマに芽(6/30)

6月17日以来、13日ぶりの更新です。
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軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で14年目のシーズンをむかえました。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ=今年は芽が出ず、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが大きいです。
**********************

緑のカーテンはこの13日間でつる植物の成長が進み、厚み(遮蔽性)を増しました。
つる植物の成長は活発で、毎日欠かさず手入れをしています。でないと、すぐに天井方向に蔓が伸びていってしまうからです。

現在、ウチワドコロにヤマノイモの成長も活発で、共に競い合いながら伸びています。
また、ウチワドコロに花穂が付き始めました。
そして、イケマの芽がようやく出てきました。

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2024年6月30日 軽井沢草花館 ウチワドコロ 花穂

下写真:軒下デッキ下のイケマの根からようやく芽が出てきました。
軒下にプランターを置いていることで日当たりが悪くなっているので、成長が悪いのかもしれません。
何とかネットまでつるが伸びてくれると、成長が進むと思います。

20240630midori04_ikema.jpg
2024年6月30日 軽井沢草花館 軒下イケマの芽

下写真:全体の様子です。

20240630midori01.jpg
2024年6月30日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2024年6月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2024年6月30日 軽井沢草花館 緑のカーテン

20240617midori02.jpg
2024年6月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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ハナヒョウタンボク日記(19)今季の挿し木挑戦、観察終了(6/30)

前回(6/20)から10日ぶりの更新です。

前回の時点で、今年試みた挿し木6本すべてが失敗に終わっていました。
内2本には、かろうじて葉っぱを残していましたが、今回それらもほとんどが枯れてしまいました。
今日の状態の観察記録を残し、今年のハナヒョウタンボク日記を締めくくりたいと思います。

今までの経過
・4月16日:ハナヒョウタンボクの枝6本を地面に挿し木
・4月29日:すべての挿し木から芽が出る
・5月5日:順調に芽が大きくなる
・5月15日:葉っぱのサイズ最大で25_、枝の長さ最大38_
・5月23日:AとDが枯れる。
      葉っぱのサイズ最大38_、枝の長さ最大45_
・5月30日:Bが枯れる。
      葉っぱのサイズ最大40_、枝の長さ最大45_
・6月12日:Fが枯れる。残るCとEも元気なく
      葉っぱのサイズ最大40_、枝の長さ最大45_
・6月20日:CとEが枯れる。
以下、C,Eの様子です。

【挿し木C】

前回(6/20)はまだ、しおれた状態の葉っぱが残っていましたが、それらの葉っぱもすべて枯れて、茶褐色化してしまいました。

20240630ハナヒョウタンボク挿し木C01.jpg
2024年6月30日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木C

下写真:幹右側の枝に付いた葉っぱは、しおれた状態とはいえ、緑色をしていました。

20240620ハナヒョウタンボク挿し木C01.jpg
2024年6月20日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木C

【挿し木E】

前回(6/20)、幹右側の枝についていた葉っぱはまだ緑色をしていて、落葉していませんでしたが、今日の観察では、緑色の葉っぱ2枚だけ残して、他はすべて落葉していました。

 葉長:5/9=20_→5/15=25_→5/23= 38_→5/30=40_→6/12=40_→6/20=40_→6/30=40_
 枝の長さ:5/9=23_→5/15=38_→5/23=45_→5/30=45_→6/12=45_→6/20=45_→6/30=45_

20240630ハナヒョウタンボク挿し木E01.jpg
2024年6月30日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木E

20240620ハナヒョウタンボク挿し木E01.jpg
2024年6月20日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木E

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2024年06月29日

2024(16)ユウスゲ つぼみ20_、花茎の本数24本(6/29)

(地植え)ユウスゲのつぼみが長さ20_になりました。
開花に向けて順調に成長しています。
このまま成長が進めば、開花は昨年並みかやや早めになりそうです。(2023年は7月6日が最初の開花)

20240629ユウスゲ_地植_つぼみ20ミリ.jpg
2024年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え つぼみ約20_

さて、6月13日にプランター等で育てているユウスゲの草丈を観察して以来、16日ぶりに同様の観察を行いました。
(プランタ1年目、2年目、16年目、鉢植え16年目、地植え)
全体では地植えのユウスゲの草丈が最大で116a。
花茎の本数は合計24本(地植え20本+プランター4本)。

【プランター1年目 2024年4月7日種まき】

草丈16aから27aへと、この16日間で11a高くなり、成長がやや良くなってきました。
芽の数は15本から27本へと12本増えましたが、まいた種の数は76粒なので、開花率は32%とあまりよくありません。
今後、さらに発芽数が増えていくのか? 観察を続けます。

20240629美術館ユウスゲ_プランター1年目20240407種まき01.jpg
2024年6月29日 軽井沢草花館 プランター1年目(2024年4月7日種まき)草丈最大27a 発芽数24/76

20240613美術館ユウスゲ_プランター1年目20240407種まき01.jpg
2024年6月13日 軽井沢草花館 プランター1年目(2024年4月7日種まき)草丈最大16a 発芽数15/76

【プランター2年目 2023年4月5日種まき】

プランターで2年目のユウスゲは草丈最大62a。芽の数は63本。
まだ2年目なので、花茎は出てきていませんが、順調に成長を続けています。

20240629美術館ユウスゲ_プランター02年目20230405種まき01.jpg
2024年6月29日 軽井沢草花館 プランター2年目(2023年4月5日種まき) 草丈最大62a

20240613美術館ユウスゲ_プランター02年目20230405種まき01.jpg
2024年6月13日 軽井沢草花館 プランター2年目(2023年4月5日種まき) 草丈最大53a

【プランター16年目】

草丈は前回6/13の68aから85aへと、16日間で17a高くなりました。
5月半ばの強風で葉っぱが折れて、一時どうなることかと思いましたが、葉っぱが折れながらも力強く成長し、今日現在の草丈は最大で85a。地植えのユウスゲ以外では最大です。
また、花茎が4本出て、順調に成長を続けています。
16年目の苗から、今年も花が咲きそうです。

20240629美術館ユウスゲ_プランター16年目02.jpg
2024年6月29日 軽井沢草花館 プランター16年目  花茎が4本

20240629美術館ユウスゲ_プランター16年目01.jpg
2024年6月29日 軽井沢草花館 プランター16年目  草丈最大85a

20240613美術館ユウスゲ_プランター16年目.jpg
2024年6月13日 軽井沢草花館 プランター16年目  草丈最大68a

【鉢植え16年目】

この16日間で草丈が85aから80aへと5a低くなりました。
葉っぱが重みで折れてしまったからです。
まだ、花茎が出てきていません。今後の成長に注目したいです。

20240629美術館ユウスゲ_鉢植16年目.jpg
2024年6月29日 軽井沢草花館 鉢植え16年目  草丈最大80a

20240613美術館ユウスゲ_鉢植16年目.jpg
2024年6月13日 軽井沢草花館 鉢植え16年目  草丈最大85a

【地植え】

地植えのユウスゲは草丈の最大が116a。
この16日間で20a高くなりました。
軽井沢草花館で一番の高さをキープしています。

20240629ユウスゲ_地植_花茎116cm.jpg
2024年6月13日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ  草丈最大116a

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2024年6月13日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ  草丈最大96a

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2024年06月28日

2024(15)ユウスゲ つぼみ最大で19_に(6/28)

今日は朝から雨、梅雨らしい一日とも言えましょう。
軽井沢草花館の庭のユウスゲは花茎の本数が20本となり、本数が増えてきました。
花茎が最も高いのは1b。
3本の花茎からはつぼみが出てきていて、大きなもので長さ18_
2日前は5_だったので、2日で4_長くなっています。
このまま順調に成長すれば、開花は7月5日前後になるのではないかと思います。

20240628ユウスゲ_地植_つぼみ19ミリ.jpg
2024年6月28日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え つぼみ約19_

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2024年6月26日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え つぼみ約15_

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2024年06月27日

ヤマアジサイ開花(2024.6.27)

軽井沢草花館の庭でヤマアジサイが咲き始めました。
昨年(2023)は6月28日に咲き始めていて、ほぼ同時期の開花となりました。

20240627museum-yama_ajisai.jpg
2024年6月27日 軽井沢草花館 ヤマアジサイ
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ブナ日記(253)幹太く、冬芽成長、枝先も伸びる(6/27)

(2014年春に種から発芽し、この春11年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

6月9日以来、18日ぶりの更新です。
この期間中、成長が活発でした。
まず、新たに枝先が伸びてきて、樹高が高くなりました。
そして、前回(6/9)確認した冬芽が成長、さらに幹が太くなりました。

この時期に枝先が伸びて、樹高が前回(6/9)の57aから60aへと3a高くなりました。
4/26=54a→4/29=56a→5/3=55a→5/12=56a→5/27=57a→6/9=57a→6/27=60a(枝先伸びる)

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2024年6月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 樹高60a

下写真:前回(6/9)の崇さんです。

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2024年6月9日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 樹高57a

下写真:上から見た崇さんです。葉っぱの小ささは、前回と同じです。

20240627buna11y_su_01.jpg
2024年6月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 

下写真:まず、枝の先端やその下の節(計3か所)から新たに枝が伸びてきました。そして、冬芽は前回(6/9)の長さ1_から4_へと、4倍の長さに成長していました。
全体的な姿を見ると、葉っぱが小さくて、か弱い感じですが、観察していると、力強さを感じます。

20240627buna11y_su_02.jpg
2024年6月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 冬芽 4.0_

下写真:前回(6/9)撮影で、この時は枝の先端から新たな枝は伸びていませんでした。

20240609buna11y_su_02.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 冬芽 1.0_

下写真:前回(5/27)撮影で、この時は冬芽が出ていませんでした。

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2024年5月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 葉長 最長5cm
下写真:幹の直径はφ19.0_で、前回(6/9)よりも1.0_太くなっていました。

この1か月間で5/27:φ17.5_→6/9:18.0_→6/27:19.0_ 
と急成長です。

20240627buna11y_su_03.jpg
2024年6月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 幹の直径φ19.0_

20240609buna11y_su_03.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 幹の直径φ18.0_

20240527buna11y_su_02.jpg
2024年5月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 幹の直径φ17.5_

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【ブナの崇さん、成長メモ】
2018年 記録的に暖かな4月でしたが、芽吹き時期が遅く、下方の枝から芽吹きが始まる。
2019年 幹の上部を剪定
2020〜2022年 芽吹きのタイミングが2度あって、成長が不安定
2023年 順調に成長
2024年 過去最速の芽吹き
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【ブナ日記 記録編のご案内】

過去の樹高、冬芽、幹の太さを見ることができます。
軽井沢草花館 ゆうすげ日記>ブナ日記 記録編

【姉妹ブログ イヌブナ日記のご案内】

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イヌブナ日記(290)檀さん幹太くなる、冬芽は成長(6/27)

(2012年5月に種から発芽した実生から13年目のイヌブナ成長日記です)

6月9日以来、18日ぶりの更新です。
安さん、檀さんともにすっかり夏の緑へと成長しました。
前回確認した冬芽は、両者とも成長が見られました。
また、檀さんは幹の直径が太くなっていました。

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2024年6月27日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生13年目の安さん、ブナ実生11年目の崇さん、イヌブナ実生13年目の檀さん

下の写真は前回(6月9日)撮影。

20240609inubuna13y_an_dan_buna11y_su01.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生13年目の安さん、ブナ実生11年目の崇さん、イヌブナ実生13年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生13年目】

安さんの樹高は前回から2a高くなって、100a(110aは誤)でした。
正:4/26=105a→4/29=104.5a→5/3=103a→5/12=100a→5/27=100a→6/9=98a→6/27=100a
誤:4/26=115a→4/29=114.5a→5/3=113a→5/12=110a→5/27=110a→6/9=108a→6/27=110a
4月26日の105a以降、葉っぱの重みで樹高が低くなっていきましたが、今回再び高くなっていました。

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2024年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん 樹高100a(110aは誤)

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2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん 樹高98a(108aは誤り)

下写真:上から見た安さんです。夏の緑になりました。

20240627inubuna13y_an_01.jpg
2024年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん

下写真:冬芽の長さが前回(6/9)の1.0_から2.5_へと、1.5_長くなっていました。

20240627inubuna13y_an_02.jpg
2024年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん 冬芽2.5_

20240609inubuna13y_an_02.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん 冬芽1_

下写真:幹の直径はφ20_で前回から変化はありませんでした。

20240627inubuna13y_an_03.jpg
2024年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん 幹の太さ20.0_

【イヌブナ檀さん 実生13年目】

樹高は59aで前回(6/9)から1a低くなりました。
4/26=63.5a→4/29=62a→5/3=63.5a→5/12=58a→5/27=58a→6/9=60a→6/27=59a

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2024年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん 樹高59a

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2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん 樹高60a

下写真:上から見た壇さんです。安さんと同様、夏の緑になりました。

20240627inubuna13y_dan_01.jpg
2024年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん

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2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん

下写真:冬芽の長さが前回(6/9の)の1.5_から18日間で3.0_へと倍の長さになりました。

20240627inubuna13y_dan_02.jpg
2024年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん 冬芽3.0_

20240609inubuna13y_dan_02.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん 冬芽1.5_

下写真:幹の直径はφ15_で前回(6/9)のφ14_よりも1_太くなっていました。
これは去年(2023)の7月14日にφ14_を記録してから約1年ぶりの変化です。
しかも、この短期間に1_増は大きな変化です。

20240627inubuna13y_dan_03.jpg
2024年6月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん 幹直径φ15_

20240609inubuna13y_dan_03.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん 幹直径φ14_

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過去の成長過程は以下のリンク先「イヌブナ日記【記録編】」で見ることができます。


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2024年06月26日

2024(15)ユウスゲ つぼみ最大で15_に(6/26)

現在、軽井沢草花館のユウスゲは花茎の総数が15本(昨日+3本)です。
内訳は地植えが14本で、プランター(16年目)が1本。
昨年と同じくらいのペースで花茎が出てきています。

そして、その花茎から、つぼみが付き始めていて、大きいもので長さ約15_。

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2024年6月26日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え つぼみ約15_

昨年(2023)は6月29日の時点で長さ10_だったので、今年の方がつぼみの成長は早いようです(下写真)。
昨年の最初の開花は7月6日だったので、今年はそれよりも少し早くなるかもしれません。

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2023年6月29日 軽井沢草花館 ユウスゲ 地植え つぼみ約10_

【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】

「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」2024年11月10日まで開催中です
火曜日休館
下の画像をクリックすると詳細ページにリンクします。

2024軽井沢草花館チラシB5表_630.jpg
小さな美術館軽井沢草花館HP https://kusabana.net
posted by kusabanakan at 18:03| ゆうすげ日記

2024年06月25日

2024(14)ユウスゲ プランター16年目に花茎(6/25)

プランターで種から育てて16年目のユウスゲ苗から花茎が1本出てきました。
花茎の高さはまだ20aですが、このまま成長して開花してくれたらうれしいです。

尚、全体の花茎総本数は3日前(6/22)の8本から4本増えて12本となっています。
これからさらに増えていくでしょう。

【プランター16年目】

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2024年6月25日 軽井沢草花館 プランター16年目  

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2024年6月25日 軽井沢草花館 プランター16年目 花茎の高さ20cm
posted by kusabanakan at 22:58| ゆうすげ日記

2024年06月23日

【2024】石川功一の水彩・油彩展「和歌に詠まれた草花たち」ノイバラ(野茨)(6/23)

小さな美術館軽井沢草花館 2024年度展示のご案内
「石川功一の水彩油彩展 和歌に詠まれた草花たち」開催中です。

2024軽井沢草花館チラシB5表_1000.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 3.7MB)

今年の企画テーマは「和歌」。日本の和歌と、画家・石川功一の描いた草花図(水彩・油彩)を並べて展示し、合わせて鑑賞していただこうとするものです。
紹介する和歌は、日本最古の歌集である「万葉集」を中心に、勅撰和歌集の「古今和歌集」、「拾遺和歌集」、「後拾遺和歌集」など、5〜11世紀に詠まれた歌とします。
和歌に詠まれた植物は、万葉集だけでも150種以上あるとされますが、本展では石川功一が描いた草花と合うものを76種厳選しました(内、万葉集52種)。展示している草花は常時約40種ですが、会期中に少しずつ、作品や歌の入れ替えを行います。

※この企画展は4年前(2020年)にも開催しましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で期間短縮や入館規制を余儀なくされ、皆さんに見ていただく機会が減ってしまいました。そこで、4年越しのリバイバル展となります。
開催日 2024年4月20日(土)~2024年11月10日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

2024年の営業カレンダー

2024年6月
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が定休日です。

2024年7月
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が定休日です。

2024年8月
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が定休日です。※8月も火曜日休館です。

【展示作品よりノイバラ(野茨)】

以下、展示中の作品よりノイバラ(野茨)の水彩スケッチと古今和歌集より紀貫之の一首です。

 古今和歌集 巻第十 四三六 紀 貫之
 我は今朝 初にぞ見つる 花の色を あだなる物と いふべかりけり

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2024年6月23日撮影 軽井沢草花館 展示の様子 ノイバラの水彩スケッチ
posted by kusabanakan at 14:12| 展示紹介

ヒオウギ日記(49)草丈60a超になりました(2024.6.23)

2021年に種から育てて4年目のヒオウギ観察日記です。

6月6日以来、17日ぶりの更新です。
プランター、鉢植え共に順調に成長を続けていて、最大草丈は

プランター:5/12=32a → 6/6=53a → 6/23=63a
鉢植え:5/12=31a → 6/6=50a → 6/23=60a

と17日間で10a高くなり、プランターと鉢植え共に60aに達しました。
昨年の開花は7月26日なので、順調に成長が進めば、約1か月後に開花が始まります。
花茎はまだ出てきていませんが、ヒオウギの花茎は確認が難しく、葉っぱに包まれたような形で伸びていくので、もうすでに出ている可能性もあります。

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2024年6月23日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき

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2024年6月6日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき

【プランターのヒオウギ】

草丈の最大は63a。株数は26本で、前回(6/6)と同じでした。

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2024年6月23日 軽井沢草花館 ヒオウギ(プランター) 株数26本
※2021年8月25日に14粒種まき

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2024年6月6日 軽井沢草花館 ヒオウギ(プランター) 株数26本
※2021年8月25日に14粒種まき

【鉢植えのヒオウギ】

草丈の最大は60a。株数は7本で、前回(6/6)と同じでした。

20240623hiougi02.jpg
2024年6月23日 軽井沢草花館 ヒオウギ(鉢植え) 株数7本
 ※2021年3月28日 13粒種まき

20240606hiougi01.jpg
2024年6月6日 軽井沢草花館 ヒオウギ(鉢植え) 株数7本
 ※2021年3月28日 13粒種まき

【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】

「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」2024年11月10日まで開催中です
火曜日休館
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小さな美術館軽井沢草花館HP https://kusabana.net
posted by kusabanakan at 11:58| ヒオウギ日記

2024年06月22日

ヤマホタルブクロ開花(2024.6.22)

軽井沢草花館の庭でヤマホタルブクロが咲きました。
プランターから生えていた株からの一輪です。

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2024年6月22日 軽井沢草花館 ヤマホタルブクロ

他にも地植えの株から多数のつぼみが出ているので、これから夏の期間、順次咲いてくれそうです。
花の旬は7月終わり頃までですが、それ以降も9月くらいポツリポツリと咲いてくれるので花期の長い花です。
ちなみに2023年は6月24日、2022年は6月29日、2021年は7月1日とここ数年、花期が早くなっています。
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posted by kusabanakan at 19:51| 草花館日記

2024(13)ユウスゲにアブラムシ、花茎は8本、草丈最大112a(6/22)

昨日、軽井沢のある関東甲信地方が「梅雨入りしたらしい」と発表されました。平年よりも2週間遅く、過去3番目に遅い梅雨入りとなりました。

梅雨入りは遅かったものの、ユウスゲの成長は順調に進んでいます。
現在、地植えの苗で草丈(最大)112aに達していました。昨年は6月29日に110aを記録しているので、株の大きさは昨年以上かもしれません。

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2024年6月22日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 花茎112a(現時点の最大高さ)

花茎の本数は8本、昨年は6月24日時点で11本観察しているので、今年もほぼ同じような本数が出ています。
そして、朝、ユウスゲを観察していたときに、花茎にアブラムシを見つけました。今年初めてです。

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2024年6月22日 軽井沢草花館 ユウスゲの花茎についたアブラムシ

「ユウスゲにはアブラムシ」と自然の組み合わせだと認識しているので、驚くわけではないのですが、アブラムシは一体どこからやってくるのでしょうか?
ユウスゲに花茎が付き始めるころになると必ずやってくるので、それまでは近くで隠れているのか? 羽があるわけでもなく、遠くからはやってこれないでしょう。それまでどうやって暮らしているのか? 
と、いろいろ考えるところはありますが、放っておくと、あっという間に増えてしまうので、撮影後に駆除しました。

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2024年6月22日 軽井沢草花館 ユウスゲの花茎についたアブラムシ

posted by kusabanakan at 13:17| ゆうすげ日記

2024年06月20日

ドクダミ、シモツケ開花(2024.6.20)

今年はまだ、梅雨入りしていません。

さて、軽井沢草花館の庭でドクダミ(ドクダミ科)が咲くようになりました。また、3日前に咲き始めたシモツケが(まだ一部ですが)満開になりました。

【ドクダミ】

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2024年6月20日 軽井沢草花館 ドクダミ

もうずいぶん前から咲くようになっているのですが、もともと軽井沢に自生はなく、どこからか種が紛れ込んで生えているようです。
古くから薬草としてよく知られ、お茶にすると、便秘やむくみの改善に効果があるとされています。
草花館の庭では、現在15株程度生えていています。
ドクダミは全国各地で自生していて、群生することもしばしばですが、軽井沢のような寒冷地では、それほど増えないのかもしれません。

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2024年6月20日 軽井沢草花館 ドクダミの花 よく見ると、とてもきれいです。

【シモツケ】

3日前に咲き始めたシモツケ(下野、バラ科)が見ごろとなりました。
他の株はまだつぼみの状態で、これから順次開花が始まります。
7月上旬にかけて、きれいな花が楽しめそうです。

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2024年6月20日 軽井沢草花館 シモツケ 満開

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2024年6月17日 軽井沢草花館 シモツケ 咲き始め
posted by kusabanakan at 17:04| 草花館日記

ハナヒョウタンボク日記(18)6本の挿し木、すべて枯れる(6/20)

前回(6/12)から8日ぶりの更新です。

今年の4月16日から始めたハナヒョウタンボクの6本の挿し木ですが、すべて枯れてしまいました。
前回(6/12)まで何とか2本が残っていましたが、その後、新たな芽が出ることはなく、徐々に元気がなくなっていって、ほぼ枯れた状態になりました。
とても楽しみに観察を続けていたのですが、今年の挿し木も根を張ることなく、失敗です…
残念ではありますが、また来年以降チャンスがあれば、チャレンジしたいと思います。

今までの経過
・4月16日:ハナヒョウタンボクの枝6本を地面に挿し木
・4月29日:すべての挿し木から芽が出る
・5月5日:順調に芽が大きくなる
・5月15日:葉っぱのサイズ最大で25_、枝の長さ最大38_
・5月23日:AとDが枯れる。
      葉っぱのサイズ最大38_、枝の長さ最大45_
・5月30日:Bが枯れる。
      葉っぱのサイズ最大40_、枝の長さ最大45_
・6月12日:Fが枯れる。残るCとEも元気なく
      葉っぱのサイズ最大40_、枝の長さ最大45_
・6月20日:CとEが枯れる。

以下、C,E,Fの様子です。

【挿し木C】

葉っぱのサイズも枝の長さも前回と変わらず。
葉っぱは完全に枯れたものと、しおれてしまったものだけになりました。
新たに出てきた芽も確認できませんでした。

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2024年6月20日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木C

20240612ハナヒョウタンボク挿し木C01re.jpg
2024年6月12日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木C

【挿し木E】

幹の左側についていた枝の葉っぱが枯れて落ちてしまいました。
もう一方の右側の枝についた葉っぱは黄ばみが広がって、枯れてしまっているようです。前回から枝葉の大きさは変わりません。

 葉長:5/9=20_→5/15=25_→5/23= 38_→5/30=40_→6/12=40_→6/20=40_
 枝の長さ:5/9=23_→5/15=38_→5/23=45_→5/30=45_→6/12=45_→6/20=45_

20240620ハナヒョウタンボク挿し木E01.jpg
2024年6月20日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木E

20240612ハナヒョウタンボク挿し木E01re.jpg
2024年6月12日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木E

【挿し木F】

前回(6/12)の時点でほぼ枯れてしまっていましたが、その後、新たな芽が出るわけでもなく、葉っぱが茶色くなって、完全に枯れてしまいました。

20240620ハナヒョウタンボク挿し木F01.jpg
2024年6月20日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木F

20240612ハナヒョウタンボク挿し木F01.jpg
2024年6月12日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木F

【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】

「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」2024年11月10日まで開催中です
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posted by kusabanakan at 16:29| ハナヒョウタンボク日記

2024年06月18日

イカリソウのドライ

イカリソウのドライを作りました。

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2024年6月18日 軽井沢草花館 イカリソウのドライ
左から2024年6月10日制作、2023年6月制作、2024年6月18日制作(刈取6月17日)

イカリソウは草花館の庭で毎年春に咲く花で、花が終わった後でも夏くらいまでは青々とした葉っぱが残り、「強い草だなぁ」と思っていました。

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2024年4月25日 軽井沢草花館 イカリソウの花

2年前に、この草でドライが作れないかと試してみると、なかなかきれいなドライができ、それがきっかけで毎年作るようになりました。
イカリソウの葉っぱはとても張りがあって、丈夫です。
これをドライにするために、乾燥させても、葉っぱが枯れることはなく、乾燥してパリパリになります。
色は鮮やかなままの状態が数か月続き、次第に色落ちしていきますが、十分楽しませてくれます。

20240618museum-ikariso01.jpg
2024年6月18日 軽井沢草花館 イカリソウのドライ
左から2024年6月10日制作、2023年6月制作、2024年6月18日制作(刈取6月17日)
posted by kusabanakan at 21:42| 草花館日記

2024年06月17日

緑のカーテン2024(4)カーテンらしくなってきました(6/17)

6月6日以来、11日ぶりの更新です。
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軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で14年目のシーズンをむかえました。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ=今年は芽が出ず、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが大きいです。
**********************

6月上旬は比較的涼しく過ごしていましたが、中旬に入ると気温が上がり、初夏のような暑さとなっています。
緑のカーテンはこの11日間で、だいぶ成長しました。
現在、ウチワドコロを中心にウチワドコロやチョウセンゴミシが蔓を伸ばしていて、さらにヤマノイモの蔓が勢いよく出てきました。
また、毎日の手入れが大変になってきました。
手入れというのは、ネットに絡みついた蔓を、ある程度低い位置に戻す作業です。
放置しておくと、あっという間に蔓が軒まで上がってしまうのです。

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2024年6月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2024年6月6日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下写真:本日(6/17)、違う角度からの撮影

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2024年6月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン

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2024年6月6日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【ウチワドコロ&ノブドウ】

現在、全体の9割近くがウチワドコロの蔓となっています。
この11日間は順調に成長を続け、ネットに絡んだ蔓が、緑のカーテンらしく面になってきました。
ノブドウも順調に蔓を伸ばしていますが、葉っぱの面積はまだ全体の1割未満です。

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2024年6月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロ&ノブドウ

【ウチワドコロ&チョウセンゴミシ&ヤマノイモ】

すでにウチワドコロとチョウセンゴミシはネットに絡みついていますが、ここ1週間ほど前からヤマノイモが蔓を伸ばし始めています。成長が早く、今後、さらに増えていきそうです。

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2024年6月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロ&チョウセンゴミシ&ヤマノイモ
posted by kusabanakan at 16:13| 緑のカーテン

シモツケ開花(2024.6.17)

ようやく「九州北部が梅雨入りしたとみられる」と発表されました。平年よりも13日遅いそうです。
軽井沢のエリア(関東甲信地方)でも、そろそろ梅雨入りの知らせが届きそうです。

さて、軽井沢草花館の庭でシモツケ(下野、バラ科)が咲き始めました。
まだ、満開ではなく3分咲程度ではありますが、例年6月下旬から咲き始めているので、今年の開花はすこし早いです。
この1週間は気温の高い状態が続いていたので、つぼみの状態から短い期間での開花です。

20240617museum-shimotsuke01.jpg
2024年6月17日 軽井沢草花館 シモツケ
posted by kusabanakan at 15:33| 草花館日記

2024年06月16日

2024(12)ユウスゲ花茎出始める 草丈は最大103a(6/16)

本日、ユウスゲの花茎1本を確認しました。
昨年(2023、6/12)よりも4日遅いですが、2011年からの記録を振り返ると、おおむね平年並みか、やや早めといったところです。

また、地植えの苗は草丈が最大で103aになりました。
昨年(2023)は1bを超えたのが6月18日なので、昨年よりも2日早く、例年に比べても早いです。
6月中旬になってから、気温の高い日が続いていて、6/11から6/15までの平均気温は18.8度で6月中旬の平均気温の平年値16.1度よりも2.7度高くなっています。

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2024年6月16日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 花茎(24a)

20240616ユウスゲ_地植_看板01.jpg
2024年6月16日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 花茎(24a) 草丈は66a

下写真:3日前に撮影したものです。この時はまだ花茎を確認することができていませんでした。
3日間で24aも伸びるのですから、成長が早いです。

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2024年6月13日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ 花茎はまだ確認できず

以下は、過去の花茎の出始め、及び開花日のメモです。

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軽井沢草花館のユウスゲ 各年の花茎&開花 開始日
(※花茎の確認と最初の開花は必ずしも同じ株ではありません)

【2024年】
花茎の確認:6月16日 確認時の高さ24.0a
最初の開花:?
【2023年】
花茎の確認:6月12日 確認時の高さ25.0a
最初の開花:7月6日
【2022年】
花茎の確認:6月19日 確認時の高さ42.0a
最初の開花:7月7日
【2021年】
花茎の確認:6月12日 確認時の高さ21.0a
最初の開花:7月10日
【2020年】
花茎の確認:6月18日 確認時の高さ70.0a
最初の開花:7月13日
【2019年】
花茎の確認:6月19日 確認時の高さ20.0a
最初の開花:7月22日
【2018年】
花茎の確認:6月13日 確認時の高さ25.0a
最初の開花:7月7日
【2017年】
花茎の確認:6月21日 確認時の高さ50.0a
最初の開花:7月8日
【2016年】
花茎の確認:6月11日 確認時の高さ31.0a
最初の開花:7月3日
【2015年】
花茎の確認:6月17日 確認時の高さ22.5a
最初の開花:7月15日
【2014年】
花茎の確認:6月27日 確認時の高さ65a
最初の開花:7月14日
【2013年】
花茎の確認:6月24日 確認時の高さ45a
最初の開花:7月14日
【2012年】
花茎の確認:7月2日 確認時の高さ20a
最初の開花:7月25日
※この2012年は5/28にひょう被害、6/19に台風被害があり、ユウスゲたちにとって過酷な年でした。
【2011年】
花茎の確認:?
最初の開花:7月10日

過去のブログ「ユウスゲ日記」より
*******************

【地植え】

地植えのユウスゲが草丈103aとなり、1bを超えました。
前回(6/13)、96aから3日間で7a高くなり、軽井沢草花館で一番の高さです。
今年はまだ梅雨入りしていませんが、これから雨が多くなり、暑さも厳しくなるころ。
次は花茎が伸びてくる季節です。
葉っぱの成長はそろそろ止まり、次第に葉っぱが垂れ下がるようになるので、1bを超えることもなくなっていきます。

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2024年6月16日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ  草丈最大103a
posted by kusabanakan at 14:54| ゆうすげ日記

2024年06月15日

ツルガシワ開花(2024.6.15)

軽井沢草花館の庭でツルガシワ(蔓柏)が咲きました。

すでに3〜4日前から咲き始めていて、レンゲショウマの生えているエリアに点々と3か所から生えて花を咲かせています。
つる性なので、先端から蔓を伸ばし、蔓の途中にも花を咲かせるのですが、現時点では蔓はまだ伸びておらず、最初に出てきた大きな葉っぱのすぐ上に花を咲かせています。
毎年花を咲かせているのですが、とても地味な花なのでつい見過ごしてしまいます。
株は年々移動しているのか? 昨年までは比較的奥まったところにひっそりと生えていましたが、今年は比較的目立つ場所に生えていて、葉っぱが大きいので目立ちます。
これから蔓を伸ばして、さらに花を咲かせるのか?
また、実が付くか?
今後も、注意して観察しようと思います。

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2024年6月15日 軽井沢草花館 ツルガシワ

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2024年6月15日 軽井沢草花館 ツルガシワ(先端から伸びる蔓はまだ出ていない)
posted by kusabanakan at 15:08| 草花館日記

2024年06月14日

キバナノヤマオダマキ開花(2024.6.14)

軽井沢草花館の駐車場スペースにキバナノヤマオダマキ(黄花山苧環)が咲き始めました。
昨年(2023)の開花日6月15日とほぼ同じですが、例年に比べると早い開花です。

今日は気温が28.3度(平年差+7.2度)まで上がり、今年一番の暑さ。
軽井沢では真夏の一番暑い時期よりも高い気温です。
ここ4日間連続で気温が高く、開花が早まったかもしれません。

【6月11日から6月14日までの日中の最高気温】
 6/11=25.0度→6/12=24.3度→6/13=24.5度→6/14=28.3度
 ※この時期の平年値は21度くらい

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2024年6月14日 軽井沢草花館 (キバナノ)ヤマオダマキ

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2024年6月14日 軽井沢草花館 (キバナノ)ヤマオダマキ
posted by kusabanakan at 16:37| 草花館日記

2024年06月13日

2024(11)ユウスゲ 草丈最大96a、花茎はまだ(6/13)

前回(6/4)から9日ぶりの更新です。
ここ3日間は日中の気温が25度前後まで上がり、ひと月先くらいの暑さとなりました。
今年はまだ梅雨入りしておらず、梅雨を通り越して夏になってしまったかのようです。
ユウスゲはこの9日間でだいぶ成長しました。

特に地植えのユウスゲは草丈が90aを超えるものが出てきて、最も高いもので96a。
1bにあとちょっとです。

昨年(2023)は6月12日に花茎を確認しているのですが、今年はまだ確認できていません。
明日以降、花茎の存在を丹念に探していこうと思います。

前回同様、1年目、2年目、16年目の鉢植え&プランター苗、地植えの草丈を測定しました。
以下詳細

【プランター1年目 2024年4月7日種まき】

草丈15aから16aへと、この9日間での伸びはわずか1aでした。
相変わらず、成長がゆっくりです。
芽の数は13本から15本へと2本増えました。

20240613美術館ユウスゲ_プランター1年目20240407種まき01.jpg
2024年6月13日 軽井沢草花館 プランター1年目(2024年4月7日種まき)草丈最大16a 発芽数15

20240604美術館ユウスゲ_プランター1年目20240407種まき01.jpg
2024年6月4日 軽井沢草花館 プランター1年目(2024年4月7日種まき)草丈最大15a 発芽数13

【プランター2年目 2023年4月5日種まき】

プランターで2年目のユウスゲは草丈最大53a。
この9日間で7a高くなりました。

20240613美術館ユウスゲ_プランター02年目20230405種まき01.jpg
2024年6月13日 軽井沢草花館 プランター2年目(2023年4月5日種まき) 草丈最大53a

20240604美術館ユウスゲ_プランター02年目20230405種まき01.jpg
2024年6月4日 軽井沢草花館 プランター2年目(2023年4月5日種まき) 草丈最大46a

【プランター16年目】

草丈は前回6/4の60aから68aへと、9日間で6a高くなりました。
長い葉っぱが重さもあって折れてしまっているので、垂直方向の高さはそれほど伸びていないようです。

20240613美術館ユウスゲ_プランター16年目.jpg
2024年6月13日 軽井沢草花館 プランター16年目  草丈最大68a

20240604美術館ユウスゲ_プランター16年目.jpg
2024年6月4日 軽井沢草花館 プランター16年目  草丈最大60a

【鉢植え16年目】

鉢植えで種から育てて16年目のユウスゲ
この9日間で草丈が72aから85aへと13a高くなりました。
葉っぱが折れずに、伸び続けていて、地植えのユウスゲと同じくらいの高さで成長を続けています。

20240613美術館ユウスゲ_鉢植16年目.jpg
2024年6月13日 軽井沢草花館 鉢植え16年目  草丈最大85a

20240604美術館ユウスゲ_鉢植16年目.jpg
2024年6月4日 軽井沢草花館 鉢植え16年目  草丈最大72a

【地植え】

地植えのユウスゲは草丈の最大が96a。
この9日間で16aも高くなりました。
軽井沢草花館で一番の高さです。

20240613ユウスゲ_地植A01.jpg
2024年6月13日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ  草丈最大96a

20240604ユウスゲ_地植01.jpg
2024年6月4日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ  草丈最大80a

【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】

「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」2024年11月10日まで開催中です
火曜日休館
下の画像をクリックすると詳細ページにリンクします。

2024軽井沢草花館チラシB5表_630.jpg
小さな美術館軽井沢草花館HP https://kusabana.net
posted by kusabanakan at 20:31| ゆうすげ日記

2024年06月12日

ハナヒョウタンボク日記(17)6本の挿し木のうち4本目も枯れる(6/12)

前回(6/3)から9日ぶり、そして成長観察としては5月30日以来、13日ぶりの更新です。

5月30日の観察では、6本のうち3本(C,E,F)が成長を続けていましたが、この13日間でFが枯れてしまい、残りはCとEの2本だけとなってしまいました。しかし、CとEはこの10日間で葉っぱが黄ばんできてしまい、成長がほぼ止まっています。

 ・A、B、D、F:枯れる
 ・C、E:成長止まる

今までの経過
・4月16日:ハナヒョウタンボクの枝6本を地面に挿し木
・4月29日:すべての挿し木から芽が出る
・5月5日:順調に芽が大きくなる
・5月15日:葉っぱのサイズ最大で25_、枝の長さ最大38_
・5月23日:AとDが枯れる。
      葉っぱのサイズ最大38_、枝の長さ最大45_
・5月30日:Bが枯れる。
      葉っぱのサイズ最大40_、枝の長さ最大45_
・6月12日:Fが枯れる。残るCとEも元気なく
      葉っぱのサイズ最大40_、枝の長さ最大45_

以下、C,E,Fの様子です。

【挿し木C】

葉っぱのサイズは最大38_→40_でわずかに成長しましたが、枝の長さは最大40_のまま。
葉っぱの色も黄ばんできてしまい、成長が止まってしまったようです。

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2024年6月12日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木C

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2024年5月30日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木C

【挿し木E】

この13日間で、枝の長さや葉っぱのサイズに変化がなく、成長が止まってしまったようです。葉っぱの色も黄ばんできました。

 葉長:5/9=20_→5/15=25_→5/23= 38_→5/30=40_→6/12=40_
 枝の長さ:5/9=23_→5/15=38_→5/23=45_→5/30=45_→6/12=45_

20240612ハナヒョウタンボク挿し木E01re.jpg
2024年6月12日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木E

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2024年5月30日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木E

【挿し木F】

前回(5/30)からの13日間で葉っぱがしおれてきてしまい、ほぼ枯れたような状態です。

20240612ハナヒョウタンボク挿し木F01.jpg
2024年6月12日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木F

20240530ハナヒョウタンボク挿し木F01.jpg
2024年5月30日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木F

【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】

「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」2024年11月10日まで開催中です
火曜日休館
下の画像をクリックすると詳細ページにリンクします。

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小さな美術館軽井沢草花館HP https://kusabana.net
posted by kusabanakan at 20:44| ハナヒョウタンボク日記

2024年06月11日

【2024】石川功一の水彩・油彩展「和歌に詠まれた草花たち」クリ(栗)(6/11)

小さな美術館軽井沢草花館 2024年度展示のご案内
「石川功一の水彩油彩展 和歌に詠まれた草花たち」開催中です。

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チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 3.7MB)

今年の企画テーマは「和歌」。日本の和歌と、画家・石川功一の描いた草花図(水彩・油彩)を並べて展示し、合わせて鑑賞していただこうとするものです。
紹介する和歌は、日本最古の歌集である「万葉集」を中心に、勅撰和歌集の「古今和歌集」、「拾遺和歌集」、「後拾遺和歌集」など、5〜11世紀に詠まれた歌とします。
和歌に詠まれた植物は、万葉集だけでも150種以上あるとされますが、本展では石川功一が描いた草花と合うものを76種厳選しました(内、万葉集52種)。展示している草花は常時約40種ですが、会期中に少しずつ、作品や歌の入れ替えを行います。

※この企画展は4年前(2020年)にも開催しましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で期間短縮や入館規制を余儀なくされ、皆さんに見ていただく機会が減ってしまいました。そこで、4年越しのリバイバル展となります。

開催日 2024年4月20日(土)~2024年11月10日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

2024年の営業カレンダー

2024年6月
      1
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9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
が定休日です。

2024年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
が定休日です。

2024年8月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
が定休日です。※8月も火曜日休館です。

【展示作品よりクリ(栗)】

以下、展示中の作品よりクリ(栗)の水彩スケッチと万葉集より山上憶良の「子等を思ふ歌一首 併せて短歌」です。
ここで紹介している和歌は現代の日本人にも共感できるとても良い歌です。
※石川功一のスケッチは、クリは花を描いたものを展示しています。このスケッチと和歌は途中で展示替えすることなく、今年度最終日(11月10日)まで展示を続けます。

 万葉集 巻第五 八〇二 山上憶良
 瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば
 まして偲はゆ いづくより
 来たりしものそ 眼交に
 もとなかかりて 安眠し寝さぬ

 万葉集 巻第五 八〇三 山上憶良
(反歌)銀も 金も玉も なにせむに 優れる宝 子に及かめやも

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2024年6月11日撮影 軽井沢草花館 展示の様子 クリの花(栗)の水彩スケッチ

※6月12日より6作品(水彩スケッチ)が入れ替わります。

1.アズマシャクナゲ→ノイバラ
2.ミツバツツジ→レンゲツツジ
3.ハハコグサ→サンカクイ
4.オキナグサ→クサソテツ(コゴミ)
5.オケラ→ウツギ
6.アカマツ→エゴノキ
posted by kusabanakan at 21:31| 展示紹介

2024年06月10日

駐車場、イロハモミジ 新緑から初夏の緑へ(2024.6.10)

軽井沢草花館のイロハモミジは新緑の緑から初夏の緑へと深みを増してきました。
新緑のようなやわらかさはなくなってきましたが、まだ盛夏のような濃い緑ではなく、鮮やかな緑です。
あと1週間くらいで梅雨入りとなりそうですが、雨に濡れた時の緑はとてもきれいです。

【2024年6月10日】

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2024年6月10日 軽井沢草花館 イロハモミジ

【2024年5月19日】

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2024年5月19日 軽井沢草花館 イロハモミジ

【2024年5月12日】

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2024年5月12日 軽井沢草花館 イロハモミジ

【2024年5月8日】

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2024年5月8日 軽井沢草花館 イロハモミジ

【2024年5月4日】

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2024年5月4日 軽井沢草花館 イロハモミジ

【2024年5月1日】

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2024年5月1日 軽井沢草花館 イロハモミジ

【2024年4月29日】

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2024年4月29日 軽井沢草花館 イロハモミジ

【2024年4月26日】

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2024年4月26日 軽井沢草花館 イロハモミジ
posted by kusabanakan at 16:48| 草花館日記

2024年06月09日

ブナ日記(252)冬芽出て、幹太く(6/9)

(2014年春に種から発芽し、この春11年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

5月27日以来、13日ぶりの更新です。
この期間で樹高の変化はありませんでしたが、冬芽が付き始め、さらに幹が太くなっていました。

樹高は57aで前回と同じでした。
春から芽吹き始めの4月26日以降では3a高くなっています。
4/26=54a→4/29=56a→5/3=55a→5/12=56a→5/27=57a→6/9=57a

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2024年6月9日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 樹高57a

下写真:前回(5/27)の崇さんです。

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2024年5月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 樹高57a

下写真:上から見た崇さんです。今年の葉っぱはとても小さく、前回から大きさの変化は見られません。

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2024年6月9日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 

下写真:枝の節から冬芽が出てきました。長さにして1.0_くらいしかありませんが、来年の準備が始まっています。

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2024年6月9日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 冬芽 1.0_

下写真:前回(5/27)撮影で、この時は冬芽が出ていませんでした。

20240527buna11y_su_01.jpg
2024年5月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 葉長 最長5cm

下写真:幹の直径はφ18.0_で、前回(5/27)よりも0.5_太くなっていました。

20240609buna11y_su_03.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 幹の直径φ18.0_

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2024年5月27日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 幹の直径φ17.5_

下写真:参考まで、イヌブナ壇さんと並べての撮影です。

20240609buna11y_su-inubuna13y_dan_00.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館
左:イヌブナ実生13年目 壇さん、右:ブナ実生11年目 崇さん

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2024年6月9日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生13年目の安さん、ブナ実生11年目の崇さん、イヌブナ実生13年目の檀さん

===================
【ブナの崇さん、成長メモ】
2018年 記録的に暖かな4月でしたが、芽吹き時期が遅く、下方の枝から芽吹きが始まる。
2019年 幹の上部を剪定
2020〜2022年 芽吹きのタイミングが2度あって、成長が不安定
2023年 順調に成長
2024年 過去最速の芽吹き
===================

【ブナ日記 記録編のご案内】

過去の樹高、冬芽、幹の太さを見ることができます。
軽井沢草花館 ゆうすげ日記>ブナ日記 記録編

【姉妹ブログ イヌブナ日記のご案内】

軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」の中において、この「ブナ日記」と並行して「イヌブナ日記」も配信しています。ブナ日記よりも2年早くから成長を観察していて、今年(2024)で13年目のシーズンとなります。以下のリンク先からご覧ください。

軽井沢草花館 ゆうすげ日記>イヌブナ日記

【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】

「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」2024年11月10日まで開催中です
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下の画像をクリックすると詳細ページにリンクします。

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小さな美術館軽井沢草花館HP https://kusabana.net
posted by kusabanakan at 15:19| ブナ日記

イヌブナ日記(289)冬芽が出始める(6/9)

(2012年5月に種から発芽した実生から13年目のイヌブナ成長日記です)

5月27日以来、13日ぶりの更新です。
安さん、檀さんともに順調に成長を続けています。
芽吹きから新緑にかけての期間はふわふわと柔らかかった葉っぱですが、
夏のしっかりとした葉っぱに変わりました。
手で触っても、ふわふわ感はありません。
そして、大きな変化として冬芽が出てきました。
冬芽は、長さにして1〜1.5_という小さなものですが、来年春の芽吹きの準備が始まりました。

20240609inubuna13y_an_dan_buna11y_su01.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生13年目の安さん、ブナ実生11年目の崇さん、イヌブナ実生13年目の檀さん

下の写真は前回(5月27日)撮影。

20240527inubuna13y_an_dan_buna11y_su01.jpg
2024年5月27日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生13年目の安さん、ブナ実生11年目の崇さん、イヌブナ実生13年目の檀さん

【イヌブナ安さん 実生13年目】

安さんの樹高は前回から2a低くなって、98aでした。
正:4/26=105a→4/29=104.5a→5/3=103a→5/12=100a→5/27=100a→6/9=98a
誤:4/26=115a→4/29=114.5a→5/3=113a→5/12=110a→5/27=110a→6/9=108a
4月26日測定時の105aからは7a低くなりました。葉っぱの成長で重みが増してきて、枝がたわんだためと思われます。

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2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん 樹高98a(108aは誤り)

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2024年5月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん 樹高100a(110aは誤り)

下写真:上から見た安さんです。青々と葉が茂りました。

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2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん

下写真:枝の節から冬芽が出てきました。長さにして1.0_くらいしかありませんが、来年の準備が始まっています。

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2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん 冬芽1_

下写真:幹の直径はφ20_で前回から変化はありませんでした。

20240609inubuna13y_an_03.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 安さん 幹の太さ20.0_

【イヌブナ檀さん 実生13年目】

樹高は60aで前回(5/27)から2a高くなりました。
4/26=63.5a→4/29=62a→5/3=63.5a→5/12=58a→5/27=58a→6/9=60a
若葉−新緑のころには、枝のたわみで樹高が低くなりましたが、ここにきて樹高が高くなりました。

20240609inubuna13y_dan_00.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん 樹高60a

20240527inubuna13y_dan_00.jpg
2024年5月27日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん 樹高58a

下写真:上から見た壇さんです。安さんと同様、青々と葉が茂りました。

20240609inubuna13y_dan_01.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん

下写真:安さん同様、枝の節から冬芽が出てきました。長さにして1.5_くらいしかありませんが、来年の準備が始まっています。

20240609inubuna13y_dan_02.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん 冬芽1.5_

下写真:幹の直径はφ14_で前回から変化はありませんでした。

20240609inubuna13y_dan_03.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館 イヌブナ実生13年目 壇さん 幹直径φ14_

【イヌブナ&ブナの比較】

鉢で育てて11年目のブナとの比較です。
葉っぱの色、大きさがだいぶ違います。

20240609buna11y_su-inubuna13y_dan_00.jpg
2024年6月9日 軽井沢草花館
左:イヌブナ実生13年目 壇さん、右:ブナ実生11年目 崇さん

【イヌブナ日記 記録編のご案内】

過去の成長過程は以下のリンク先「イヌブナ日記【記録編】」で見ることができます。


【姉妹ブログ ブナ日記のご案内】

軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」の中において、この「イヌブナ日記」と並行して「ブナ日記」も配信しています。イヌブナ日記よりも2年あとから成長を観察していて、今年(2024)で11年目のシーズンとなります。以下のリンク先からご覧ください。

軽井沢草花館 ゆうすげ日記>ブナ日記

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2024軽井沢草花館チラシB5表_630.jpg

小さな美術館軽井沢草花館HP https://kusabana.net
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2024年06月08日

アヤメ開花(2024.6.8)

軽井沢草花館の庭のアヤメが咲き始めました。
毎年6月上旬に咲き始めていて、ここ10年での比較ではほぼ平年並みといったところです。
今年は4月までの気温が記録的に高かったものの、5月はほぼ平年並み(平年差+0.3度)、6月に入ってからは平年値よりもやや低い気温が続いています。

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2024年6月8日 軽井沢草花館 アヤメ
posted by kusabanakan at 14:38| 草花館日記

2024年06月06日

ヒオウギ日記(48)草丈50aになりました(2024.6.6)

2021年に種から育てて4年目のヒオウギ観察日記です。

5月12日以来、25日ぶりの更新です。
プランター、鉢植え共に順調に成長を続けていて、最大草丈は

プランター:5/12=32a → 6/6=53a
鉢植え:5/12=31a → 6/6=50a

と25日間で約20a高くなりました。

20240606hiougi00.jpg
2024年6月6日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき

20240512hiougi00.jpg
2024年5月12日 軽井沢草花館 ヒオウギ
上プランター:2021年8月25日 14粒種まき 下鉢:2021年3月28日 13粒種まき

【プランターのヒオウギ】

草丈の最大は53a。株数は26本で、前回(5/12)と同じでした。

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2024年6月6日 軽井沢草花館 ヒオウギ(プランター) 株数26本
※2021年8月25日に14粒種まき

【鉢植えのヒオウギ】

草丈の最大は50a。株数は7本で、前回(5/12)と同じでした。

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2024年6月6日 軽井沢草花館 ヒオウギ(鉢植え) 株数7本
 ※2021年3月28日 13粒種まき
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posted by kusabanakan at 20:14| ヒオウギ日記

緑のカーテン2024(3)ネットに高さ2メートルまで絡みつく(6/6)

5月18日以来、17日ぶりの更新です。
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軽井沢草花館の緑のカーテンは2011年から始めて、この春で14年目のシーズンをむかえました。
テラスの軒にネットを這わせ、軽井沢に自生するつる性植物(ノブドウ、ウチワドコロ、ヤマノイモ、ツルガシワ、チョウセンゴミシ、イケマ)を緑のカーテンとして利用して、楽しんでいます。
草花館の場合、緑のカーテンとして熱や日射を遮る効果よりも、ガーデニングとしての楽しみや、視覚的な癒しの効果のほうが大きいです。
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6月に入ってから比較的気温の低い日が続いて、朝晩はまだ暖房を入れたりする日々。
まだ梅雨入り前ですが、6月に入ってからの総雨量は57.5_で、まとまった降水量です。

さて、緑のカーテンは6月に入ってから成長が活発になってきました。
現在、ウチワドコロを中心にウチワドコロやチョウセンゴミシが蔓を伸ばしていて、一部ヤマノイモの蔓も地面から出てきました。
これから、「日々お手入れ」が必要です。というのも、蔓の成長は早いので、3〜4日放ったらかしにしていると、あっという間に天井まで蔓が伸びてしまうからです。蔓か天井に伸びないうちに、蔓の這うルートを人の手で下向きにしたら、横向きに這わしてみたりしてコントロールしています。

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2024年6月6日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下写真:前回(5/18)

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2024年5月18日 軽井沢草花館 緑のカーテン

下写真:本日(6/6)、違う角度からの撮影
ネットに絡みついたウチワドコロの蔓は地面から高さ2メートルに達しました。

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2024年6月6日 軽井沢草花館 緑のカーテン

【ウチワドコロ】

たくさんの蔓が地面から出てきていて、ネットに絡み始めています。
ウチワドコロの蔓は地面から2bに達しました。
前回(5/18)の時は82aだったので、この17日間で1.18b高くまで伸びています。
実際には、蔓が天井まで登らないように人工的に下に戻したりしているので、何も手を加えなければ3bくらいになっているかも知れません。

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2024年6月6日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロの蔓(高さ2b)

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2024年5月18日 軽井沢草花館 緑のカーテン ウチワドコロの蔓(高さ82a)

posted by kusabanakan at 15:57| 緑のカーテン

レンゲショウマ&キレンゲショウマにつぼみ(2024.6.6)

軽井沢草花館の庭のレンゲショウマ(蓮華升麻)とキレンゲショウマ(黄蓮華升麻)につぼみが付き始めました。
どちらのつぼみも、まだ直径2_くらいの小さなもので、開花するのは7月の終わり頃からです。
昨年(2023)は7月24日に2種が同時に開花を始めています。
開花まで、まだ1か月半くらいかかりますが、楽しみです。

【レンゲショウマ(キンポウゲ科)】

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2024年6月6日 軽井沢草花館 (地植え)レンゲショウマのつぼみ (キンポウゲ科)

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2024年6月6日 軽井沢草花館 (地植え)レンゲショウマのつぼみ 拡大

【キレンゲショウマ(アジサイ科)】

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2024年6月6日 軽井沢草花館 (鉢植え)キレンゲショウマのつぼみ

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2024年6月6日 軽井沢草花館 (鉢植え)キレンゲショウマのつぼみ 拡大
posted by kusabanakan at 15:10| 草花館日記

2024年06月04日

2024(10)ユウスゲ 草丈最大80aに(6/4)

前回(5/29)から6日ぶりの更新です。
昨日(6/3)は午後の時間帯に雷が鳴ったり、強弱の雨が降ったりして、天気が不安定でした。軽井沢町内の一部ではヒョウが降り、農作物に被害が出てしまったようです。
軽井沢草花館では雨が強まる時間帯もありましたが、幸いヒョウが降ることはなく、ユウスゲに被害はありませんでした。

さて、軽井沢草花館のユウスゲは地植えの苗が草丈80aに達し、順調に成長を続けています。
5月17日の強風で一部の苗が倒れたり、折れたりしましたが、その痕跡がわからなくなるほどの成長ぶりです。

前回同様、1年目、2年目、16年目の鉢植え&プランター苗、地植えの草丈を測定しました。
草丈最大は地植えのユウスゲで80a、この6日間で10a高くなりました。
また、鉢植えで16年になる苗は5/17の強風で葉が折れるなど被害が大きかったのですが、この6日間で急成長して、草丈が50aから72aへと22aも高くなりました。

以下詳細

【プランター1年目 2024年4月7日種まき】

草丈13aから15aへと、この6日間での伸びは、わずか2aにとどまりました。
芽の数も13本で変わらず、発芽率が低いままです。

20240604美術館ユウスゲ_プランター1年目20240407種まき01.jpg
2024年6月4日 軽井沢草花館 プランター1年目(2024年4月7日種まき)草丈最大15a 発芽数13

20240529美術館ユウスゲ_プランター1年目20240407種まき01.jpg
2024年5月29日 軽井沢草花館 プランター1年目(2024年4月7日種まき)草丈最大13a 発芽数13

【プランター2年目 2023年4月5日種まき】

プランターで2年目のユウスゲは草丈最大46a。
この6日間で6a高くなりました。
4/25に確認した芽の数は63本で、プランター内で過密な状態です。

20240604美術館ユウスゲ_プランター02年目20230405種まき01.jpg
2024年6月4日 軽井沢草花館 プランター2年目(2023年4月5日種まき) 草丈最大46a

20240529美術館ユウスゲ_プランター02年目20230405種まき01.jpg
2024年5月29日 軽井沢草花館 プランター2年目(2023年4月5日種まき) 草丈最大40a

【プランター16年目】

プランター16年目のユウスゲは5/17の強風で葉っぱが折れたり倒れてしまいましたが、その後は順調に成長しています。
草丈は前回5/29の45aから60aへと、6日間で15aも高くなりました。

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2024年6月4日 軽井沢草花館 プランター16年目  草丈最大60a

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2024年5月29日 軽井沢草花館 プランター16年目  草丈最大45a

【鉢植え16年目】

鉢植えで種から育てて16年目のユウスゲ
この6日間で草丈が50aから72aへと22aも高くなりました。
5/17の強風で葉っぱが傾いたり折れたりして心配しましたが、その後はしっかりと成長しています。

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2024年6月4日 軽井沢草花館 鉢植え16年目  草丈最大72a

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2024年5月29日 軽井沢草花館 鉢植え16年目  草丈最大50a

【地植え】

地植えのユウスゲは草丈の最大が80a。
この6日間で10a高くなり、前回同様、軽井沢草花館で一番大きく成長しています。
5/17の強風で折れたり、倒れたりした苗もありましたが、全体的にはとても状態よく成長を続けています。

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2024年6月4日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ  草丈最大80a

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2024年5月29日 軽井沢草花館 地植えのユウスゲ  草丈最大70a

【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】

「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」2024年11月10日まで開催中です
火曜日休館
下の画像をクリックすると詳細ページにリンクします。

2024軽井沢草花館チラシB5表_630.jpg
小さな美術館軽井沢草花館HP https://kusabana.net
posted by kusabanakan at 21:54| ゆうすげ日記

2024年06月03日

ハナヒョウタンボク日記(16)親木の切り花(6/3)

昨日、ハナヒョウタンボクの切り花をいただきました。
現在、挿し木をしているハナヒョウタンボクの親となる木から咲いた花です。

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2024年6月3日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボクの生け花(挿し木の枝の親木)

この木の所有者であるYさんが、昨日の雨降る中、剪定して持ってきてくださいました。
親木はとても立派な個体で、ハナヒョウタンボクとしては大木。
樹高を測ったことはありませんが、5〜6bはあるのではないでしょうか。
切り花は花瓶に活けて、キャプションをつけ、お客様に見ていただけるようしています。

20240603ハナヒョウタンボクY02.jpg
2024年6月3日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボクの生け花(挿し木の枝の親木)

下の写真は、現在、挑戦している挿し木のうちの一つで、親木の子として育てようとしているものです。

20240603ハナヒョウタンボク挿し木E01.jpg
2024年6月3日 軽井沢草花館 ハナヒョウタンボク 挿し木E

この挿し木がうまく育っていく可能性はまだまだ低いと思いますが、もしうまく育ってくれて、将来花が咲くようになるとうれしいです。ここ半月位は成長が鈍化しているので、ちょっと心配… でも、希望をもって世話していこうと思います。
posted by kusabanakan at 14:03| ハナヒョウタンボク日記

2024年06月01日

【2024】石川功一の水彩・油彩展「和歌に詠まれた草花たち」ワラビ(蕨)(6/1)

小さな美術館軽井沢草花館 2024年度展示のご案内
「石川功一の水彩油彩展 和歌に詠まれた草花たち」開催中です。

2024軽井沢草花館チラシB5表_1000.jpg
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 3.7MB)

今年の企画テーマは「和歌」。日本の和歌と、画家・石川功一の描いた草花図(水彩・油彩)を並べて展示し、合わせて鑑賞していただこうとするものです。
紹介する和歌は、日本最古の歌集である「万葉集」を中心に、勅撰和歌集の「古今和歌集」、「拾遺和歌集」、「後拾遺和歌集」など、5〜11世紀に詠まれた歌とします。
和歌に詠まれた植物は、万葉集だけでも150種以上あるとされますが、本展では石川功一が描いた草花と合うものを76種厳選しました(内、万葉集52種)。展示している草花は常時約40種ですが、会期中に少しずつ、作品や歌の入れ替えを行います。

※この企画展は4年前(2020年)にも開催しましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で期間短縮や入館規制を余儀なくされ、皆さんに見ていただく機会が減ってしまいました。そこで、4年越しのリバイバル展となります。
開催日 2024年4月20日(土)~2024年11月10日(日)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料

ホームページ https://kusabana.net

2024年の営業カレンダー

2024年6月
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30      
が定休日です。

2024年7月
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28293031   
が定休日です。

2024年8月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
が定休日です。※8月も火曜日休館です。

【展示作品よりワラビ(蕨)】

以下、展示中の作品よりワラビ(蕨)の水彩スケッチと万葉集の一首です。

 万葉集 巻第八 一四一八 志貴 皇子
 石走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも

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2024年6月1日撮影 軽井沢草花館 展示の様子 ワラビ(蕨)の水彩スケッチ
posted by kusabanakan at 19:57| 展示紹介