(2014年春に種から発芽し、この春11年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)
9月16日以来、2週間ぶりの更新です。
2年ぶりに春につづく夏の成長が続いています。
この2週間で樹高の変化はわずか0.5a高くなっただけ。冬芽の成長は前回(9月前半)と同じで、緩やかに進みました。
2024年9月30日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 樹高79.5a
下写真:前回(9/16)の崇さんです。
2024年9月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 樹高79a
下写真:上から見た崇さんです。下部の濃い緑の葉っぱは春(4〜5月)に出たもので、上部の黄緑色の葉っぱは6月27日以降に伸びた枝から出た葉っぱです。9月末になっても、その違いははっきり分かります。
下写真:この2週間で、わずかではありますが、冬芽が成長していました。
春(4〜5月)に出た枝についた冬芽は前回(9/16)の10_から今回(9/30)の11_へと1_増。
6月27日以降に出た枝に付いた冬芽は前回(9/16)の4_から今回(9/30)の5_へと1_増となりました。
9月前半とほぼ同じように成長が続いています。
2024年9月30日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目
左:夏成長の冬芽=5.0_、右:春成長の冬芽=11.0_
下写真:前回(9/16)撮影
2024年9月16日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目
左:夏成長の冬芽=4.0_、右:春成長の冬芽=10.0_
下写真:幹の直径はφ19.0_で、6月27日以降、0.5_単位での変化はありません。
5/27:φ17.5_→6/9:18.0_→6/27:19.0_→7/5:19.0_→7/10:19.0_→7/21:19.0_→8/8:19.0_→9/1:19.0_→9/16:19.0_→9/30:19.0_
2024年9月30日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 幹の直径φ19.0_
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【ブナの崇さん、成長メモ】
2018年 記録的に暖かな4月でしたが、芽吹き時期が遅く、下方の枝から芽吹きが始まる。
2019年 幹の上部を剪定
2020〜2022年 芽吹きのタイミングが2度あって、成長が不安定
2023年 順調に成長
2024年 過去最速の芽吹き
2024年 7月より今年2度目の芽吹き
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軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」の中において、この「ブナ日記」と並行して「イヌブナ日記」も配信しています。ブナ日記よりも2年早くから成長を観察していて、今年(2024)で13年目のシーズンとなります。以下のリンク先からご覧ください。
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【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】
「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」2024年11月10日まで開催中です。
火曜日休館
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