2014年09月27日

【展示紹介】アブラチャンの実 10月13日まで

軽井沢草花館にて開催中の「石川功一の描き残した軽井沢の草花たち(4)」より展示作品「アブラチャン」を紹介します。(2014年10月13日まで)
軽井沢では自生数が多く、まだ芽吹きの始まる前の4月になると小さな黄色い花をたくさん咲かせます。この花が咲き出すと春が来た実感が得られ、嬉しくなります。
夏ころまでには緑色の実を付け、秋には黄ばみ、熟すと褐色化して果皮がはがれて、中から種子が出てきます。

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石川功一水彩スケッチ アブラチャンの実 1992年10月23日

アブラチャンは漢字で書くと「油瀝青」と書きます。
牧野圖鑑によると、「果実や樹皮に油分が多く、良く燃焼することから」とあり、アブラチャンの油の部分についての解説がされています。
瀝青(れきせい)」については、小学館デジタル大辞典によると、「天然のアスファルト・タール・ピッチなど、黒色の粘着性のある物質の総称」とあります。
確認してみたことはありませんが、アブラチャンの実にはドロドロっとした粘着性があるのかもしれません。

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201310月1日 軽井沢 アブラチャンの実

今回の展示では、木の実・草の実の作品を13点展示しています。
(アブラチャンの他に、ツリバナ、ヤマブドウ、アオハダ、チョウセンゴミシ、ヤマシャクヤク、スズラン等)
来月10月15日から始まる展示ではさらに増えて、25点前後の作品が木の実・草の実となる予定です。
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小さな美術館軽井沢草花館 2014年度 展示スケジュール

1.4/19−5/26 春の草花を中心に
2.5/28−7/7 新緑から初夏の草花を中心に
3.7/9−9/8 盛夏の草花を中心に
4.9/10−10/13 夏から初秋の草花を中心に
5.10/15−11/24 秋の草花・木の実を中心に

入館料 500円、小学生以下無料
休館日 火曜日 
開館時間 10:00−17:00

小さな美術館軽井沢草花館 HP http://www.kusabana.net
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posted by kusabanakan at 16:31| 展示紹介