2016年07月19日

映り込みを抑えたモスアイ透明版を採用

軽井沢草花館では今年度の展示より、30号以上の大きな油彩画を飾る額に、モスアイ技術を施した透明版を採用しています。

通常、作品保護のために用いられる額縁のガラスやアクリル板は、照明や自然光に反射して鏡のような作用を引き起こし、少なからず透明版に背景を映り込ませます。作品を見るために額縁の前に正面に立つと、自分自身が映り込んでしまうということがよくありますね。
今年から採用している透明版は、アクリル板の両面にモスアイ技術を施した特殊なフィルムを張り合わることで、反射による映り込みを大幅に軽減させています。

下の写真は60号の油彩画を通常のアクリル板で額装したものですが、背景が映り込んでしまっているのがよくわかります。

moseye-yusuge-ishikawa-koichi-before.jpg
一般のアクリル板を使った場合 (石川功一 ゆうすげ 60号 1992年)

一方、下の写真はモスアイ透明版で額装した作品です。

moseye-yusuge-ishikawa-koichi-after.jpg
モスアイ透明版を使った場合 (石川功一 ゆうすげ 60号 1992年)

見比べると、違いは明らかで、モスアイ透明版を使った作品の方にはほとんど映り込みがなく、作品がよく見えています。
7月18日現在、30号から60号まで、11作品の額にこのモスアイ透明版を採用しており、作品をより自然な状態で閲覧していただけるようになりました。
posted by kusabanakan at 12:00| 草花館日記