2017年06月14日

石川功一×おくやまひさし【おいしい山菜】マタタビ

現在開催中の
石川功一 × おくやまひさし
軽井沢のおいしい山菜・木の実展」T−X(4/22-11/23)
より展示作品をご紹介します。

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現在、本企画展の第2期目(5月24日から7月3日)が開催されています。
画家・石川功一が描いた軽井沢の草花図(水彩・油彩)と、植物・昆虫など自然をテーマに数多くの出版物を手掛けるおくやまひさしが描いた水彩画、および山菜レシピの共演です。

 石川功一とおくやまひさしのプロフィールはこちら ↓ をご覧ください。

【マタタビ】

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石川功一 水彩スケッチ マタタビ(花の時) 1987年7月13日

「猫にマタタビ」のマタタビです。
どういうわけか花が咲く時期になると葉っぱの一部が白くなり、遠目からでもマタタビの存在を知ることができます。
2期目で展示しているのはマタタビが花の時を描いた水彩スケッチ(石川功一)。葉の一部が白くなっているところも描かれています。
軽井沢での花期はおおむね7月に入ってから。
白くてきれいな花を咲かせますが、下向きで、しかも葉っぱの下につくため、あまり目立たず、見過ごしてしまいがちです。

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2009年7月5日 軽井沢 マタタビの花

おくやまひさしさんのレシピでは茎葉を乾燥させてつくる「マタタビ茶」、さらに秋に生る実を使った果実酒を紹介しています。

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展示概要と第3期目(7/5-9/4)の予告
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2017年4月22日(土)から11月23日
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、8月は無休)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料
ウェブサイト http://www.kusabana.net

第2期目(5/24から7/3)は、石川功一の油彩画(11点)、水彩スケッチ(28点)、そしておくやまひさしの根や若芽を描いた水彩画(11点)の計50作品を展示しています。
各作品にはおくやまひさしの山菜・木の実のレシピが解説されていて、様々な食べ方を紹介しています。

主な作品は、
・山菜24種:ヤブカンゾウ、クズ、ワラビ、ギョウジャニンニク、オオナルコユリ、ギシギシ、ユウスゲ、ハナイカダなど
・木の実7種:トチノキ、マタタビ、アキグミ、チョウセンゴミシなど
・毒草3種:スズラン、ドウゼリ、レンゲツツジ
・その他(山菜以外):レンゲショウマ、ノハナショウブなど

第3期目は7/5(水)からとなります。
山菜としておなじみのオニグルミ、シオデ、ヤマブドウ等から
ナナカマド、ツユクサ、イワタバコなど、「えっ! 食べられるの?」と思うような山菜までを石川功一とおくやまひさしの作品で紹介予定です。
posted by kusabanakan at 15:43| 展示紹介