マツブサ日記の4回目。
前回4/30から約3週間ぶりの更新です。
間が空いてしまいましたが、4月3日に撒いた種が未だに発芽してきません。
2018年5月22日 軽井沢草花館 2018年4月3日にマツブサの種まき(2017年11月8日収穫分の種)
種をまいてから2か月近くになろうとしていますが、全く動きがありません。
始めたばかりの「マツブサ日記」危うし! といったところです。
そこで、前回同様、おととい(5/20)山まで出向き、自生のマツブサを観察してきました。
蔓性のマツブサは他の木に巻き付きながら成長します。
見てきたものはかなり立派なマツブサです。
2018年5月20日 軽井沢 マツブサ
下は前回(4/30)のマツブサ日記で紹介した若葉。
葉っぱの色も淡くて、現在の状況とはだいぶ違っていました。
もしかしたら、マツブサの実生が出ているのではないかと林床を探してみましたが、実生を見つけることができませんでした。
しかし、どこからか地下茎でつながった蔓が、地面を這うように広がっているのが確認できました(上写真)。
また、すぐ近くにチョウセンゴミシの葉が出ていました。チョウセンゴミシは軽井沢町内に広く分布していて、同じマツブサ科のつる性木本。軽井沢ではチョウセンゴミシは広い範囲で見ることができますが、マツブサはごく一部にしか見られない少数派。チョウセンゴミシに負けないように、ここはマツブサに頑張ってほしいと思います。