前回7月15日以来、約1か月ぶりの更新です。
約1か月前に実が付き始めたところでしたが、その後、どうなっているか自生地を訪ね、確認してきました。
※自生地のマツブサが倒れてしまっていました。詳細は最後に
下の写真は約1か月前(7/14)の写真で、ちょうど実が付き始めたところでした。
房にはしっかりと成長した実が付いていました。
まだ熟していないので、緑色をしていますが、これから10月にかけて黒く熟していきます。
2018年8月13日 軽井沢 マツブサ 立派に成長した房(実)
【倒木で地面に伏してしまったマツブサ】
2018年8月13日 軽井沢 マツブサ自生地 途中で折れたナラの木
本日、マツブサの自生地を訪ねたところ、いつものような状態でマツブサはありませんでした。
マツブサが絡みついていたナラの木が途中から折れて、マツブサも一緒に地面に伏していたのです…
ここ数日、雷を伴うにわか雨が降ったりしているので、気象が原因で倒れたのか、あるいは実を食べようとした熊が木に登って
重みで倒れたのか?
はっきりした原因は分かりませんが、葉っぱの状態も良く、ここ数日の間に倒れたのではないかと思いました。
2018年8月13日 軽井沢 マツブサ自生地 倒れた木の枝と一緒に地面に伏してしまったマツブサのツル。
マツブサはツル性の植物ですが、このマツブサは幹の直径が3aくらいあり、とても立派です。
根元から折れてしまったわけではなく、3分の1くらいはまだ他の木に絡みついて生き残っています。
地面に伏してしまった部分はもう枯れてしまうと思いますが、生き残ったツルから、来年以降再生していくことを願うばかりです。
同じマツブサ科のチョウセンゴミシは軽井沢町内で多く自生しますが、このマツブサはほとんど見ることがありません。
もう少し観察したいので、このマツブサが枯れないよう祈るばかりです。