6月7日以来9日ぶりの更新です。
5月は軽井沢の気象観測史上最も日照時間が長く、ユウスゲの成長も順調でしたが、6月に入り、特に梅雨入りしてからは雨が多く、気温も低く、ぐずついた天気が続きます。
そんな中、今朝、一部のユウスゲの苗が黄ばんで弱っているのに気付きました。
2019年6月16日 軽井沢草花館 ユウスゲ 葉っぱが黄ばんで弱っている
病気なのか、気候の影響なのか?
庭の一角で育っているユウスゲ数株が上の写真のような状態でした。
下の写真は周辺を含めた写真になります。
黄ばみのついた葉っぱは元気なく地面に垂れ下がってしまっています。
2019年6月16日 軽井沢草花館 ユウスゲ 葉っぱが黄ばんで弱っている
過去にも葉っぱが黄ばんでしまったことはありますが、このように短期間に大きなダメージを受けたことはありません。
病気だとすれば、他にうつるかもしれないし、またうつらなかったとしても、この株がこれから回復するとは思えなかったので、すべて刈り取ることにしました(下写真)。
明日以降、他の苗に広がっていかないことを祈るばかりです。
2019年6月16日 軽井沢草花館 刈り込んだユウスゲの黄ばんだ葉っぱ
さて、今日は晴/曇でしたが、風が強い一日となりました。
以下はユウスゲの苗の様子です。
(地植え、プランター11年目、鉢植え11年目、プランター2年目、プランター1年目×4の順)
今日の観察で、花茎の存在は確認できませんでした。毎年この時期になると花茎が出始めて、約1か月弱で(7月10日前後)開花を始めるのが通例。今年は開花の始まりが少し遅くなるかも知れません。
【地植えのユウスゲ】
前回6月5日に草丈の最大が75aでしたが、今回は87aありました。
11日間で12a高くなり、順調に成長しています。
但し、この時期、雨で葉が濡れて重くなり、その重みに耐えられず折れてしまう葉が目立つようになりました。
風の影響もあるかも知れません。葉が折れてしまうと、花茎が出にくくなるので、程度によって折れた葉っぱをハサミで剪定しました。
2019年6月16日 軽井沢草花館 地植え ユウスゲ (草丈:最大で87a)
【11年目、プランターのユウスゲ】
草丈の最大が75aとなりました。前回(6/5)の時は72aだったので、11日間で3a高くなりました。
ここに来て成長のスピードが緩やかになったようにも感じますが、実際には。葉っぱが自重で横に広がってきたことで、上方向の高さに変化が少ないようです。地植えのユウスゲと同様に、一部の葉っぱが折れてしまっていたので、数本を剪定しました。
2019年6月16日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 11年目(草丈:最大で75a)
【11年目、鉢植えのユウスゲ】
草丈は最大で68a。前回(6/5)から11日間で1a高くなりました。
高さ方向では1aですが、葉っぱが横に広がってきているので、葉っぱの長さ自体はもう少し伸びていそうです。
2019年6月16日 軽井沢草花館 鉢植え ユウスゲ 11年目(草丈:最大で68a)
下の写真は前回(6/5)の時の状態ですが、葉っぱがピンと上向きに伸びています。
【2年目、プランターのユウスゲ】
2年目の苗は草丈最大で33a。前回(6/5)から11日間でわずか1a高くなりました。
こちらも、葉っぱが横に広がったり、また折れてしまったりしていて、高さ方向の伸びはわずか1aでした。
地植えや11年目の苗と比べると、葉っぱがすごく細いので、倒れやすいかもしれません。
2019年6月16日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 2年目(草丈:最大で33a)
【1年目、プランターのユウスゲ】
今年は種まきの時期が遅く、5月2日、5月10日、5月13日、5月14日の4回に分けて行いました。
各々のプランターでの発芽状況は下表の通りです。
どのプランターからも芽が出ていますが、発芽率はすべて10%未満と低い数字です。
(2年前に収穫した種からはまだ発芽が確認できていません)
【1年目、プランターのユウスゲ(5月2日種まき分)】
2019年6月16日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月2日種まき分)
【1年目、プランターのユウスゲ(5月14日種まき分)】
2019年6月16日 軽井沢草花館 プランター ユウスゲ 1年目(2019年5月14日種まき分)
以上、つづく