2019年06月30日

【軽井沢の薬草展】マタタビ

小さな美術館軽井沢草花館 2019年度展示のご案内

全5期 薬効・薬理をもつ植物 石川功一の描く「軽井沢の薬草展」開催中。
現在開催中の2期目の展示も、明日7月1日(月)までとなりました。
明後日7月2日(火)は定休(展示替)で、7月3日からは第3期目の展示に変わります。

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画家・石川功一が描いた軽井沢に自生する草花画(油彩画・水彩スケッチ)の中から、薬効、あるいは薬理をもつ植物を紹介する企画展です。
ゲンノショウコ、アケビ、クズなど、日本では古くから漢方薬や民間薬として利用されている植物がたくさんあります。本展では4月20日から11月24日までを5期に分け、展示替えをしながら、各期40点前後の草花画(薬草)を展示します。

第3期目(7月3日から9月2日まで)は43種の薬草(計48作品)を展示する予定です。

主な展示作品は:ミツバアケビ、クズ、ゲンノショウコ、イカリソウ、ワレモコウ、マタタビ、リンドウ、トチバニンジン、ツチアケビ、ウワミズザクラ、オトギリソウ、メギ、ヒルガオ、ヤマトリカブト等、油彩画と水彩スケッチ合わせて48点(薬草43種類)です。

以下、第3期に展示予定している作品よりマタタビをご紹介します。

【マタタビ】
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石川功一 水彩スケッチ マタタビの花(2019年7月3日から9月2日まで公開予定)

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軽井沢 2012年6月26日撮影 白くなったマタタビの葉

軽井沢ではこの時期、葉っぱの一部が白くなり、遠くからでもこの木があることが分かります。
生薬名をモクテンリョウ(木天蓼)といい、鎮痛、強壮薬として、リウマチ、神経痛、冷え症、腰痛に煎剤や薬酒にして用いますが、ネコ科動物(ネコ、トラ、ライオンなど)を興奮させる作用があり、ネコの病気にも用いられます。
生薬にはマタタビアブラムシの産卵で異常発育した果実(虫こぶ)を使います。正常な果実は塩漬けなどにして食用にしますが、これといった薬効はないようです。
posted by kusabanakan at 15:55| 展示紹介