（2014年春に種から発芽したブナの生長記録です）
【ブナ 崇（すう）さん 実生６年目】
ブナ日記は前回8月26日から約2週間（13日）ぶりの更新です。
このブナの崇さんは昨年から今年にかけて、苗の状態がかんばしくなく、今年の5月31日に幹の上半分を剪定したところ。
その後、なんとか順調に育っていましたが、7月30日の観察で葉がうっすらと黄葉をはじめ、前回（8/26）の時点ですでに秋のような姿になってしまいました。
今回、黄葉がさらに少し進みましたが、冬芽の長さはしっかりと成長していたので安心しました。
以下詳細です。
2019年9月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目
黄葉が少し進みました。
下の写真は前回（8/26）撮影したもので、このときからすでに秋のような姿になっています。
2019年8月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目
（下写真）上方からみた姿です。
所々に緑色の部分を残しますが、ほとんど黄葉していて秋のような姿です。
2019年9月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目
下は前回（8/26）撮影の写真です。本日撮影分（上写真）と比べると、この13日間でわずかに黄葉が進んだようです。
2019年8月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目
【冬芽】
（下写真）冬芽の長さは6.5㍉。前回（8/26）から今回（9/8）までの13日間で2.0㍉伸びました。
この1カ月余りの成長は、7/30：3.5㍉→8/12：4.0㍉→8/26：4.5㍉→9/8：6.5㍉。
8/12から8/26までの伸びがわずか0.5㍉しかなく心配していましたが、今回の測定で成長スピードが進んでいたことを確認できてよかったです。
但し、ここ5年間の同時期に測定した冬芽の長さと比べると、今年は成長が遅いと言えそうです。また同様にイヌブナも今年冬芽の成長がのんびりしています（別リンク：「2019年9月７日 イヌブナ日記」参照）。
（ブナの崇さん 冬芽の長さ）
2015年9月5日 11㍉
2016年9月7日 11㍉
2017年9月8日 8㍉
2018年9月10日 9.5㍉
2019年9月8日 6.5㍉
2019年9月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 枝の節についた冬芽（長さ6.5㍉）
2019年8月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 枝の節についた冬芽（長さ4.5㍉）
2019年8月12日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 枝の節についた冬芽（長さ4.0㍉）
下は全開（7/30）撮影したものです。冬芽の成長はわずかですが、葉っぱが黄ばみが大きく変化しました。
2019年7月30日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 枝の節についた冬芽（長さ3.5㍉）
（下写真）幹の直径は9.0㍉で相変わらず、昨年から変化がありません。
毎年この時期（6～8月）に幹が太くなっていますが、今のところ変化が見られません。
2019年9月8日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生6年目 幹直径9.0㍉
【成長記録】
【樹高】2019年8月26日から2019年9月8日までの間、崇さんの樹高に変化はありませんでした。
ブナ（崇さん） 2015.5/1：122㍉、5/9：125㍉、5/28：130㍉、6/12：130㍉、6/28：132㍉、7/12：132㍉、7/22：137㍉、8/10：137㍉、9/5：140㍉、9/18：140㍉、10/5：140㍉、10/24：140㍉、11/12：140㍉、11/29：140㍉、12/30：140㍉、2016.4/1：140㍉、4/23：140㍉、5/1：140㍉、5/8：180㍉、5/20：180㍉、5/29：190㍉、6/5：190㍉、6/22：190㍉、7/4：190㍉、7/17：200㍉、8/5：200㍉、8/25：210㍉、9/7：210㍉、9/24：210㍉、10/13：210㍉、10/27：210㍉、11/15：210㍉、11/28：210㍉、12/25：210㍉、2017.4/26：220㍉、5/31：280㍉、6/28：250㍉（※6/13鉢に植え替えした）、7/7：260㍉、7/30：290㍉、8/11：300㍉、8/22：300㍉、9/8：300㍉、9/23：300㍉、10/26：300㍉、11/15：300㍉、11/26：300㍉、2018.1/8：300㍉、4/1：320㍉（測定誤差か？）、4/23：320㍉、5/10：320㍉、5/16：320㍉、5/20：320㍉、5/26：320㍉、6/14：320㍉、6/30：345㍉、7/14：345㍉、7/23：325㍉、8/6：335㍉、8/13：335㍉、8/20：335㍉、8/27：325㍉（鉢に約1cm分の土補充）、9/3：320㍉、9/10：320㍉、9/17：320㍉、9/24：320㍉、10/1：320㍉、10/8：320㍉、10/15：320㍉、10/22：320㍉、10/29：320㍉、11/5：320㍉、11/12：320㍉、2019.4/1：350㍉、5/5：350㍉、5/11：350㍉、5/15：350㍉、5/25：350㍉、5/31（幹剪定）：140㍉、6/12：140㍉、6/27：145㍉、7/5：145㍉、7/18：145㍉、7/30：145㍉、8/12：145㍉、8/26：145㍉、9/8：145㍉
【冬芽】2019年8月26日から2019年9月8日までの間に冬芽の長さが4.5㍉から6.5㍉へと成長していました。
ブナ（崇さん） 2015.9/5：11㍉、9/18：13㍉、10/5：14㍉、10/24：14㍉、11/12：14㍉、11/29：14㍉、12/30：14㍉、2016.4/1：14㍉、4/23：25㍉、4/29芽吹きはじめ、8/5：5.0㍉、8/25：8.0㍉、9/7：11㍉、9/24：14㍉、10/13：15㍉、10/27：15㍉、11/15：15㍉、11/28：15㍉、12/25：15㍉、2017.4/26：22㍉、8/11：5㍉、8/22：6㍉、9/8：8㍉、9/23：10㍉、10/26：11㍉、11/15：11ミ㍉、11/26：11㍉、2018.1/8：11㍉、4/1：11㍉、4/23：12㍉、5/10芽吹き始め、7/23：3㍉、8/6：5㍉、8/13：6㍉、8/20：7㍉、8/27：8㍉、9/3：8.5㍉、9/10：9.5㍉、9/17：10.5㍉、9/24：11.5㍉、10/1：12.5㍉、10/8：13.0㍉、10/15：13.0㍉、10/22：13.0㍉、10/29：13.0㍉、11/5：13.0㍉、11/12：13.0㍉、2019.4/1：13.0㍉、5/5：13.0㍉、5/11：13.0㍉（ほかの芽吹き始まる）、5/15：13.0㍉（ほかの若葉広がる）、5/25：13.0㍉、5/31（芽吹く前に枝剪定）：13.0㍉、7/5：1.0㍉、7/18：2.5㍉、7/30：3.5㍉、8/12：4.0㍉、8/26：4.5㍉、9/8：6.5㍉
【幹直径】2019年8月26日から2019年9月8日までの間、幹直径に変化はありませんでした。通算では昨年（2018）の6月30日に測定した時から変化がありません。
ブナ（崇さん） 2016.5/1：φ4.5㍉、6/5：φ5.0㍉、7/4：φ5.0㍉、7/17：φ5.0㍉、8/5：φ5.0㍉、8/25：φ5.0㍉、9/7：φ5.5㍉、9/24：φ6.0㍉、10/13：φ6.0㍉、10/27：Φ6.0㍉、11/15：Φ6.0㍉、11/28：Φ6.0㍉、12/25：Φ6.0㍉、2017.4/26：Φ6.0㍉、5/31：Φ6.0㍉、6/28:Φ7.0㍉、7/7：Φ7.0㍉、8/11：Φ8.0㍉、8/22：Φ8.5㍉、9/8:Φ8.5㍉、9/23：Φ8.5㍉、10/26：Φ8.5㍉、11/15：Φ8.5㍉、11/26：Φ8.5㍉、2018.1/8：Φ8.5㍉、4/1：Φ8.5㍉、4/23：Φ8.5㍉、5/16：8.5Φ、5/20：Φ8.5㍉、5/26：Φ8.5㍉、6/14：Φ8.5㍉、6/30：Φ9.0㍉、7/14：Φ9.0㍉、7/23：Φ9.0㍉、8/6：Φ9.0㍉、8/13：Φ9.0㍉、8/20：Φ9.0㍉、8/27：Φ9.5㍉→9.0㍉に訂正、9/3：Φ9.0㍉、9/10：Φ9.0㍉、9/17：Φ9.0㍉、9/24：Φ9.0㍉、10/1：Φ9.0㍉、10/8：Φ9.0㍉、10/15：Φ9.0㍉、10/22：Φ9.0㍉、10/29：Φ9.0㍉、11/5：Φ9.0㍉、11/12：Φ9.0㍉、2019.4/1：Φ9.0㍉、5/5：Φ9.0㍉、5/11：Φ9.0㍉、5/25：Φ9.0㍉、5/31：Φ9.0㍉、6/12：Φ9.0㍉、6/27：Φ9.0㍉、7/5：Φ9.0㍉、7/18：Φ9.0㍉、7/30：Φ9.0㍉、8/12：Φ9.0㍉、8/26：Φ9.0㍉、9/8：Φ9.0㍉
つづく
