(2012年5月に種から発芽した実生から9年目のイヌブナ成長日記です)
イヌブナ日記、11月5日以来、2週間(14日)ぶりの更新です。
カラマツの葉もほとんどが落葉して、軽井沢における紅葉シーズンもほぼ終わり、この2週間で冬の景色へとずいぶん近づいてきました。安さんも檀さんも、この2週間で大きな変化もなく、来年の芽吹きまで休眠といったところです。
以下、詳細です。
2020年11月19日 軽井沢草花館
2020年11月5日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生9年目の安さん、ブナ実生7年目の崇さん、イヌブナ実生9年目の檀さん
【イヌブナ安さん 実生9年目】
前回(11/5)から14日間で樹高が1a高くなっていました(97→98a)。
これまでも、10/12(94a)→10/22(96a)→11/5(97a)という風に、少しづつ樹高が高くなっていますが、幹や枝が伸びたというよりも、横向きに伸びていた枝が上方向に起きてきたために、樹高が高くなっていると思われます。この冬の期間でさらに立ち上がってくるでしょうか? 興味深いです。
2020年11月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 樹高:98a 巾:150a
(下写真)前回(11/5)撮影の安さんです。見比べてもよく分かりませんが、実際に計測してみると樹高が高くなっています。
2020年11月5日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 樹高:97a 巾:150a
(下写真)冬芽の長さもこの14日間でも変化が見られませんでした。
2020年11月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 冬芽19.0mm
下の写真は前回11/5撮影したものです。
2020年11月5日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん 冬芽19.0mm
(下写真)上方から見た姿
2020年11月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 安さん
【イヌブナ檀さん 実生9年目】
今まで、樹高が9/13:41a → 9/22:42a → 10/2:43a → 10/12:44a → 10/22:47a →11/5:48aと9月から測定毎に高くなり続けましたが、この14日間では逆に樹高が1a低くなりました(11/19:47a)。測定誤差なのか? あるいはここ3日ほどとても気温が高く、朝晩の冷え込みもないので、植木鉢に霜も降りず、土の状態が違うのかもしれません。※土に霜が降りたり凍結したりすると膨張して多少なりとも盛り上がり、逆に溶けると下に沈むような気がします。
2020年11月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 樹高:47a 巾:75a
(下写真)前回(11/5)撮影した檀さんです。この時の樹高は48aでした。
2020年11月5日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 樹高:48a 巾:75a
(下写真)幹の直径は前回(11/5)の測定から変化がありませんでした。
2020年11月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 壇さん 幹直径12.5_
(下写真)枝の節の部分についた冬芽の長さは前回(10/22)の15.0_から変化がありませんでした。
2020年11月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん 冬芽 15.0mm
(下写真)上方から見た姿
2020年11月19日 軽井沢草花館 イヌブナ実生9年目 檀さん