3年前(2018)、絡みついていた木の倒木でダメージを受けたマツブサの観察日記です。
前回11月8日以来、19日ぶりの更新です。
今回で、今年度のマツブサ日記を終了します。来年は芽吹きが始めるころに、また再開する予定です。
さて、前回の時に、すでにマツブサの実が完熟していましたが、この19日間で実の数が6粒から4粒へと2粒少なくなっていました。残っている4粒は乾燥してしわしわになっていて、ドライフルーツのようです。
また、前回はまだ葉っぱが残っていましたが、今日は完全に葉が落ち切っていました。周辺の落葉樹も落葉しているので、森の周囲の見通しがよく、冬ならではの景色が広がっていました。
以下、実の様子(成長過程も含む)、幹の状態、冬芽の観察結果へと続きます。
下の写真は本日の実の状態です。残った実4粒はしわしわになってドライフルーツのような状態でした。残念ながら手に届かない高さにあるので、触って確かめることはできませんでした。
2021年11月27日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(4粒)
下の写真は11月8日のときの状態です。この時は6粒の実がありましたが、11月27日は4粒しかありませんでした。
2021年11月8日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(6粒)
下の写真は10月14日のときの状態です。この時は10粒の実がありましたが、11月8日は6粒しかありませんでした。
2021年10月14日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(10粒)
下の写真は前回9月29日のときの状態です。この時は、まだ薄い紫色でした。
2021年9月29日 軽井沢 自生地のマツブサ 実(11粒)
下の写真は前々回9月13日のときの状態です。実の色はシャインマスカットのような薄い緑色でした。
2021年9月13日 軽井沢 自生地のマツブサ 実
下写真は本日(11/27)撮影で、マツブサが生えているところの根元の部分です。葉っぱが茂っている時期は葉っぱで隠れてしまって分かりづらいですが、この時期は観察しやすいです。つる性で、2株がねじれ合って成長している様子でした。
2021年11月27日 軽井沢 自生地のマツブサ 幹
下写真は、もう少し近づいて撮影したものです。
2021年11月27日 軽井沢 自生地のマツブサ 幹
下の写真は、マツブサの冬芽です。来年の芽吹きにしっかりと備えています。
2021年11月27日 軽井沢 自生地のマツブサ 冬芽
下の写真は冬芽のついたツルの部分を広角に撮影したものです。ツルを伸ばし、他の樹木に絡みつきながら成長しているようです。
2021年11月27日 軽井沢 自生地のマツブサ 冬芽