2022年05月05日

ブナ日記(204)予想外の冬芽が芽吹き始めました(5/5)

(2014年春に種から発芽し、今年で9年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)

昨日(5月4日)に続けての更新です。
今朝、ブナの崇さんが芽吹きを始めていました。
それが、昨日の観察で「芽吹き始めたかもしれない?」と思われた冬芽ではなく、今まで全く気に留めていなかった、幹の一番下から出た枝の冬芽でした。
ブナの崇さんは、毎年のように成長に難があり、常に心配が付きまとう苗です。
きちんと成長してくれるかどうか、ハラハラしながらも大切に育てています。

以下、本日観察の詳細です。

まずは、芽吹きの状況です(下写真)。
幹の一番下のついた枝から芽吹きが始まっていました。

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2022年5月5日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:芽吹いた冬芽の部分を少し拡大したものです。
小さなものまで含めると4つの冬芽が芽吹きを始めていました。

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2022年5月5日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:芽吹いた冬芽のうち、最も大きなものは長さにして29_ありました。

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2022年5月5日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

下写真:昨年から観察を続けてきた上からの全体像です。
しかし、本日、芽吹きを始めた冬芽は、反対側の、しかも一番下の枝についた冬芽なので、この方向から撮影した写真には全く写っていません。
「去年の8月から、いったい何を観察してきたんだろう?」とも思ってしまいますが、こうした予想していなかった結果も「ブナ日記」として大変貴重な記録として残せることなので、良かったこととして考えます。

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2022年5月5日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

思い起こすと、昨年(2021)も、同様のことが起こっていました。
下の===内は昨年5月4日のブナ日記(171)からの抜粋ですが、この時は今年と同様に一番下の枝についた冬芽が芽吹き始め、一番上の枝についた冬芽は春になっても成長せず、結局枯れてしまいました。

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 2021年5月4日 ユウスゲ日記内「ブナ日記(171)」より抜粋

@昨年から観察の冬芽は、春になっても大きさに変化がなく、枯れてしまったようです。
A成長を続けている冬芽の一つは現在長さ23.0_(前回4/25は14.5_)
B現在最も大きな冬芽は長さ26.0_
C今季最初に芽吹いた冬芽(冬芽の長さ13.5_の時)

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2021年5月4日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生8年目(樹高18.0cm)

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ちなみに、同時に育てているイヌブナの苗は一番上の方の枝についた冬芽から芽吹きが始まっています。
下の写真は昨年2021年5月7日に撮影したイヌブナ×2(両脇)とブナの崇さん(中央)です。
イヌブナは木の上の方から芽吹いているのが分かります。
ブナの崇さんは木の下の方から芽吹くようですが、これが普通なのかどうか? 今後の検証課題です。

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2021年5月7日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生10年目の安さん、ブナ実生8年目の崇さん、イヌブナ実生10年目の檀さん

尚、昨年から観察を続けてきた幹上部の枝についた冬芽は昨日から変化がありませんでした。
芽吹き始めたかに見えた冬芽も変化がなく、芽吹く気配が見られません。

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2022年5月5日 軽井沢草花館 ブナの崇さ

下写真は、昨年(2021)6月12日から観察中の冬芽です。
こちらも昨日から変化がなく、芽吹く気配も感じられません。

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2022年5月5日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生9年目

【成長記録】以下のリンク先に移動しました。


posted by kusabanakan at 17:50| ブナ日記