（2012年5月に種から発芽した実生から11年目のイヌブナ成長日記です）
前回7月31日以来、11日ぶりの更新です。
この11日間、残暑が続き、今日も平年値を超える気温（最高気温29.2度、平年差+2.1度）になりました。
昨日は日が暮れてから、まとまった雨。今朝は、葉っぱに雨粒が残る状態で観察を行いました。
イヌブナ安さん、檀さん共に冬芽の成長が活発で、11日間で1.5～2.0㍉長くなっていました。
樹高については安さん、檀さん共に、1㌢低くなっていました。昨夜の雨で葉っぱに雨粒が残り、枝がたわんだためと思われます。下の写真では黄葉がだいぶ進んだように見えますが、撮影時に薄日が差して、光の影響によって黄色く写っています。実際にはわずかに黄葉した程度でした。
2022年8月11日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん
下の写真は前回（7/31）撮影したものです。
2022年7月31日 軽井沢草花館
左から イヌブナ実生11年目の安さん、ブナ実生9年目の崇さん、イヌブナ実生11年目の檀さん
安さんの樹高：5/16＝90㌢→5/3＝93㌢→6/12＝89㌢→6/22＝97㌢→7/2＝101㌢→7/11＝97㌢→7/21＝101㌢→7/31=102㌢→8/11=101㌢
檀さんの樹高：5/16＝48㌢→5/30＝51㌢→6/12＝52㌢→6/22=50㌢→7/2＝52㌢→7/11＝50㌢→7/21：52㌢→7/31=52㌢→8/11=51㌢
【イヌブナ安さん 実生11年目】
下の写真で見ると、だいぶ黄色く見えますが、実際にはもう少し緑系の色でした。
安さんの樹高は101㌢で、前回よりも1㌢低くなりました。昨夜の雨で枝がたわんだためと思われます。（測定は雨粒が葉っぱに残っていた朝に行いました）
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん
下写真は上から見た安さんです。葉っぱの色は横から撮影した上の写真よりも、こちらの上から撮影した写真の方が実際の色に近いです。
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん
下写真：この11日間で冬芽が5.0㍉から7.0㍉へと2.0㍉も長くなっていました。（6/22）2.0㍉→（7/2）2.5㍉→（7/11）3.0㍉→（7/21）4.5㍉→（7/31）5.0㍉→（8/11）7.0㍉]
2022年8月11 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 冬芽7.0㍉
2022年7月31 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 冬芽5.0㍉
下写真：幹の直径は19.0㍉で、前回と同じでした。7/3：18.0㍉→7/11：18.5㍉→7/21：19.0㍉→7/31：19.0㍉→8/11：19.0㍉
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 安さん 幹直径19.0㍉
【イヌブナ檀さん 実生11年目】
壇さんの樹高は51㌢で、前回よりも1㌢低くなりました。昨夜の雨で枝がたわんだためと思われます。（測定は雨粒が葉っぱに残っていた朝に行いました）
また、下の写真で見るとだいぶ黄色く見えますが、実際にはもう少し緑系の色でした。
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん
下写真は上から見た壇さんです。
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん
下写真：冬芽の長さは前回（7/31）の4.5㍉から6.0㍉へと1.5㍉も長くなっていました。
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 冬芽6.0㍉
2022年7月31日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 冬芽4.5㍉
下写真：安さんの幹は7/3～7/21に直径が1.0㍉太くなりましたが、檀さんは昨年（2021）の7月12日から変化がありません。
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ実生11年目 檀さん 幹直径13.0㍉
（参考）下の写真は鉢植えで11年目をむかえたイヌブナの壇さん（左）と9年目のブナの崇さん（右上）です。
葉っぱの色やサイズに大きな違いがみられます。
2022年8月11日 軽井沢草花館 イヌブナ檀さん（実生11年目）とブナ崇さん（実生9年目）
【成長記録】以下のリンク先に移動しました。
【姉妹ブログ：ブナ日記】
ブナの崇さんの成長記録を綴った姉妹ブログです
以上
