(2014年春に種から発芽し、今年で10年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)
昨日(9/15)観察したブナ崇さんの記録です。
前回8月29日から17日ぶりの観察です。
今年は9月になっても厳しい残暑が続いています。
冬芽の成長が進み、さらに幹の直径が0.5_太くなっていました。
※崇さんは2018年、芽吹きの時期がだいぶ遅れたこと時があり、その年を境に成長が不安定になっていましたが、今年(2023)はそれらを取り返すかのように成長しています。
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2018年 記録的に暖かな4月でしたが、芽吹き時期が遅く、下方の枝から芽吹きが始まる。
2019年 幹の上部を剪定
2020〜2022年 芽吹きのタイミングが2度あって、成長が不安定
2023年 順調に成長
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以下、昨日(9/15)観察の詳細です。
下写真:樹高は51aで、前回(8/29)と同じでした。
4月23日に33aだった樹高ですが、6月8日に34a、7月2日に37a、8月29日には51aとなり、樹高が飛躍的に伸びた年となりましたが、9月も半ばとなり、樹高の成長は落ち着いたようです。
7月14日:39a
8月6日:47a
8月29日:51a
9月15日:51a
2023年9月15日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 樹高51a
2023年8月29日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 樹高51a
下の写真は、約1年前に撮影したブナ(崇さん)です。1年で29.5aから51aと21.5aも高くなり、同じ株とは思えないほどの成長です。
下写真:上から見た崇さんです。
2023年9月15日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 上から見た姿
下写真:冬芽の長さは13.0_で、前回(8/29)の10.0_から3.0_伸びました。
下写真:幹の直径はφ17.5_で、前回(8/29)から0.5_太くなっていました。
今年は、成長が活発で、幹の直径においては
5月27日:14.0_ → 6月8日:15.0_
6月19日:15.0_ → 7月2日:16.0_
7月2日:16.0_ → 7月14日:16.5_
7月14日:16.5_ → 8月6日:17.0_
8月29日:17.0_ → 9月15日:17.5_
というふうに25%(14から17.5_)太くなりました。
2023年9月15日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生10年目 幹直径17.5_
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以上