2012年06月17日

緑のカーテン2012(5)ノブドウ

梅雨入りしてからというもの、梅雨らしい天気が続いています。

軽井沢草花館では軽井沢らしい緑のカーテンを目標に、テラスでカーテン作りを実施中です。
今日現在の様子ですが、下写真のように下から徐々に葉が過密になってきています。

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2012年6月17日 軽井沢草花館 緑のカーテン

今回は、カーテンの一端を担っているノブドウについて詳しく観察してみました。
ノブドウ(野葡萄)はブドウ科の落葉つる性植物で、秋になると下の写真のような実を付けます。

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ノブドウの実 2003年9月26日

果実は白、薄いグリーン、ブルー、パープルと様々な色になりカラフルですが、通常は昆虫が入った虫えいとなり、食べられません。※牧野圖鑑参照
ゴーヤのように食べられる実が付くと、カーテンづくりにかける意気込みが違ってくるのかも知れませんが、ここは軽井沢に自生する植物にこだわりを持っていきたいと思います…

※同じぶどう科には食べられる実を付けるヤマブドウがありますが、ヤマブドウの蔓は絡み付く力が強力で、樹木の幹を縛り上げて、なぎ倒してしまうほど太く生長するので、緑のカーテンには適さないようです。

軽井沢草花館でカーテン用として育てているノブドウの苗は、敷地の隅に(勝手に)生えてきたものをプランターに移植し、育てているものです。

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ウチワドコロとジネンジョはデッキ下に路地植え、ノブドウはプランターで育てています。
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ノブドウはウチワドコロやジネンジョといった草よりも茎が太く、蔓も頑丈です。苗は1株ですが、枝分かれして広がっていくので、広い範囲に葉っぱが広がります。
丈夫で茎も固いことから、株が地下茎で増えていくのは困るかな… そんな思いもあってノブドウはプランターで育てています。

また、忘れてはいけない特徴として”巻きひげ”と呼ばれるものを茎から出し、対象物に絡み付く補助を行います(下写真参考)。
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ノブドウの巻きひげ

これが見事な能力で、しっかりと蔓を固定させるための仕事をしていることが見て分かります。

全体的にまだウチワドコロの生長には追い付いていませんが、これから夏に向かっての生長が楽しみです。

つづく

posted by kusabanakan at 11:30| 緑のカーテン