2012年07月28日

イヌブナ日記(7)

イヌブナの実生4株は、それぞれ違った速度で生長を続けているようです。

inubuna0728-01.jpg
2012年7月28日 軽井沢草花館 イヌブナの実生 4株

いちばん生長の早いのが、写真の後列にある大きな鉢の株。
高さ15aほどになっていて、対生の葉っぱ2枚が付いた後に互生の葉っぱが4枚付いています。

前列の3株は、それぞれが個性的に生長しています。

一番右の株は全体的なボリュームとしては一番小さいのですが、互生の葉っぱが3枚ついています。
7月22日の時にはまだ赤茶色をしていた互生の葉っぱは緑色になっています。

前列中央の株は、最初の互生の葉っぱが出てから次の葉が出てきていませんが、これも右の株と同様、7月22日時には赤茶だった葉の色が緑色に変化しています。

前列左の株は、前回から変化があまり見られません。子葉が落ちて、最初の対生の葉が2枚付いたきりです。茎の先端から芽が出てきそうなのですが、まだ出てきていません。

また今日になって新たに気づいたことは、後列の株の葉っぱがイヌブナらしくないということです。

inubuna0728-02.jpg
イヌブナ実生 上部2枚の葉っぱの葉脈数は8?

大人のイヌブナの葉っぱには葉脈(葉っぱについている斜めの筋)が通常、片側11以上付いているはずなのですが、上の写真からもお分かりのように8しかありません。
また、大人のイヌブナは葉っぱの縁が滑らかで波打っていますが、実生の時はギザギザで形も細長い気がします。葉っぱの裏の真ん中の筋に毛が生えているのも特徴のようですが、実生の葉では確認できませんでした。

思いもよらない発見があり、興味深い日々が続きます。

つづく
posted by kusabanakan at 16:11| イヌブナ日記